JP2000000702A - スローアウェイチップのクランプ機構 - Google Patents

スローアウェイチップのクランプ機構

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JP2000000702A
JP2000000702A JP16391098A JP16391098A JP2000000702A JP 2000000702 A JP2000000702 A JP 2000000702A JP 16391098 A JP16391098 A JP 16391098A JP 16391098 A JP16391098 A JP 16391098A JP 2000000702 A JP2000000702 A JP 2000000702A
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pin
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throw
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Masayuki Okawa
昌之 大川
Kazuya Yamazaki
和哉 山崎
Shoichiro Watanabe
彰一郎 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ取付時にクランプピンを積極的に傾斜
させることによって、チップを確実に取り付けることが
できるスローアウェイチップのクランプ機構を提供す
る。 【解決手段】 スローアウェイチップ15の挿通孔22
とチップ取付座13の本体挿通孔23にクランプピン2
5が挿入され、固定ネジ30でクランプピン25を押圧
して、クランプピン25を傾斜させスローアウェイチッ
プ15をチップ取付座13の押圧固定するクランプ機構
において、本体挿通孔23の内周壁であって、ネジ孔2
9とチップ取付座13とで挟まれる部位に、固定ネジ3
0にオフセットする方向から工具本体11にピン24を
挿入して、このピン24を本体挿通孔23の内周壁から
突出させ、このピン24の先端部がクランプピン25の
周壁に設けられた係止孔27Aに挿入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動盤用小型バ
イト等のスローアウェイ式切削工具に装着されるスロー
アウェイチップのクランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、精密自動盤等に用いられる小型バ
イトでは、複数種類のバイトが櫛刃状に配列され、複数
種類のバイトのいずれかを選択的に用いてワークについ
て異なる種類または異なる部位の切削加工を連続して行
うようにしたものがある。この種の小型バイトにおいて
は、通常スローアウェイ式バイトが用いられ、切刃の磨
耗に応じてチップ交換する。この場合、バイトの配列方
向によってスローアウェイチップを着脱交換するために
レンチ等の挿入可能方向が限定されており、そのため
に、例えば、実開平6−83206号公報に開示されて
いるようなスローアウェイチップのクランプ機構が採用
されている。
【0003】このスローアウェイチップのクランプ機構
においては、図10に示すように、バイト1のバイト本
体2の先端角部に凹状のチップ取付座3が形成され、こ
のチップ取付座3に、例えば、略平行四辺形板状のスロ
ーアウェイ式のチップ4が装着されている。このチップ
4の上下面間の中央孔4aを貫通してチップ取付座3の
孔3aにアンカーピン5が挿入されており、このアンカ
ーピン5はこれに略直交する方向にバイト本体2に螺合
された固定用ネジ6で押圧されて固定されている。
【0004】しかも、アンカーピン5には中途部にくび
れた形状の係合部7が形成されており、この係合部7に
は固定用ネジ6の略ドーム状の頭部8が当接して自転す
ることで、その回転摩擦力によってアンカーピン5が下
方向に引き込まれる。同時に押圧されることで、アンカ
ーピン5はその頭部5aがチップ4のチップ取付座3の
側壁3bを押圧する方向に傾斜する。これによって、チ
ップ4はチップ取付座3の底面3cおよび側壁3bに押
圧固定されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスローアウェイチップのクランプ機構にあっては、
上記係合部7によりアンカーピン5を下方向に引き込む
力は十分に確保できるものの、アンカーピン5の頭部5
aを傾斜させる方向への力を十分に発揮させることがで
きないという問題がある。また、チップ4を取り外す場
合には、アンカーピン5を取り外す必要があり、チップ
交換作業が面倒なものとなっている。そこで、この発明
は、チップ取付時にアンカーピンを積極的に傾倒させる
ことによって、チップを確実に取り付けることができる
とともに、チップを簡単に着脱できるスローアウェイチ
ップのクランプ機構を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスローア
ウェイチップのクランプ機構は、工具本体のチップ取付
座に載置されたスローアウェイチップの第一挿通孔とチ
ップ取付座に形成された第二挿通孔にクランプピンが挿
通され、固定ネジで前記クランプピンを押圧すること
で、前記クランプピンを傾斜させて前記スローアウェイ
チップを前記チップ取付座に押圧固定してなるスローア
ウェイチップのクランプ機構において、固定ネジ挿通部
とチップ取付座とで挟まれる部位に、固定ネジにオフセ
ットする方向から工具本体にピンを挿入して、このピン
を第二挿通孔の内周壁から突出させ、このピンの先端部
がクランプピンの周壁に設けられた係止孔に挿入されて
いることを特徴とする。
【0007】固定ネジを回転させて前進させると、固定
ネジはクランプピンを押圧するため、クランプピンは第
二挿通孔の内周壁から突出するピン先端部を支点として
積極的に傾斜し、これによりクランプピンの頭部はスロ
ーアウェイチップをチップ取付座に押圧する。また、固
定ネジを回転させて後退させると、固定ネジによるクラ
ンプピンの押圧が解除され、チップを取り外すことが可
能となる。ここで、クランプピンの係止孔にはピン先端
部が挿入されたままになっているため、クランプピンは
抜け止めされ、このクランプピンを抜かなくてもチップ
を取り外せる。
【0008】上記ピンに代えて、ネジピンを用いた場合
には、クランプピンを積極的に傾斜させ、かつ、クラン
プピンの抜け止めを行うと共にネジピンの先端に取り付
けたスプリングにより、常にクランプピンが付勢された
状態となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面と共に説明する。図1乃至図5に示すのはこの発明の
第一実施形態である。図1乃至図3において、バイト1
0の工具本体11は、四角柱状に形成され、先端が斜め
にカットされ、一面(これを上面とする)12aの先端
角部に、略平行四辺形状の凹部として形成されたチップ
取付座13が設けられている。このチップ取付座13は
略平行四辺形状の底面13aと鋭角をもって交差する2
つの側壁13b,13bとで形成されている。また、2
つの側壁13b,13bの交差部には平面視円形状のぬ
すみ部14が形成され、底面13aはぬすみ部14まで
延在する平面とされている。
【0010】チップ取付座13には略平行四辺形状のス
ローアウェイチップ15(以下チップ15という)が装
着されている。このチップ15は着座面をなす下面16
に対向して上面17が形成され、側面18は下面16か
ら上面17に向けて漸次外側に傾斜するポジチップとさ
れている(ネガチップでもよい)。チップ15の上面1
7の稜線部には工具本体11から突出する前切刃20A
と横切刃20Bとが設けられている。そして、チップ1
5にはその上下面17,16の中央部を貫通して挿通孔
22(第一挿通孔)が形成され、挿通孔22は下面16
においてはほぼストレート状の小径部22aであって上
面17側にゆくにしたがって漸次拡径した湾曲面22b
を備えたものである。
【0011】また、工具本体11にはチップ取付座13
の底面13aの中央に、装着状態のチップ15の挿通孔
22とほぼ同軸に本体挿通孔23(第二挿通孔)が形成
されている。本体挿通孔23はチップ取付座13の近傍
においては挿通孔22とほぼ同様の直径に形成された小
径部23aと、この小径部23aの下方に形成された大
径部23bとからなっている。そして、上記本体挿通孔
23の小径部23aには、工具本体11のチップ15寄
りの側面12dから基部側、具体的には後述する固定ネ
ジ30に対して、図1の平面視で同軸で、図2の側面視
において、クランプピン25上で上にずれたオフセット
する方向にピン24が打ち込んで挿入されている。この
ピン24の先端部は本体挿通孔23の小径部23aの内
周壁から突出した状態となっている。
【0012】そして、チップ取付座13にチップ15が
装着された状態で、チップ15の挿通孔22を貫通して
工具本体11の本体挿通孔23にクランプピン25が挿
通されている。クランプピン25は、図5に示すよう
に、拡径された頭部26と、円柱状の軸部27と、軸部
27の下半部に面取りされた受圧部28とを備えたもの
で、軸部27の周壁の上記ピン24の突出部に対応する
位置には係止孔27Aが形成されている。ここで、上記
クランプピン25の頭部26はチップ15の挿通孔22
の小径部22aよりも小径とされており、その下面は挿
通孔22の湾曲面22bに面接触するテーパ面26aと
されている。また、本体挿通孔23と挿通孔22の小径
部22aとが同軸状態のときに、クランプピン25の軸
部27と本体挿通孔23の大径部23bとの間には全周
に渡って隙間が確保され(図2参照)、上記ピン24を
支点としてクランプピン25が支障なく傾斜できるよう
になっている。
【0013】そして、図1に示すように、工具本体11
の2つの側面12c,12dのうちチップ取付座13か
ら離反する一方の側面12cには、本体挿通孔23に略
直交する方向に延びて、本体挿通孔23に連通するネジ
孔29(固定ネジ挿通部)が形成され、ここに固定ネジ
30が螺合されている。よって、この固定ネジ30によ
ってクランプピン25の受圧部28を押圧して傾斜させ
ることにより、チップ15を固定するようになってい
る。
【0014】ここで、固定ネジ30は、図4に示すよう
に、略円筒形状であって無頭のもので、先端には球面状
の押圧部31が形成され、基部にはレンチを挿入する六
角穴31Aが形成されている。また、上記固定ネジ30
の挿入方向は、本体挿通孔23の軸心に対して直交する
ように配置され、図1において前記ピン24の軸心と一
致するように配置されている。なお、上記固定ネジ30
の及びピン24の挿入方向は、工具本体11の側面12
cに対して、鋭角θ(例えば、53度)に設定するのが
望ましい。
【0015】上記第一実施形態によれば、工具本体11
にチップ15を装着するにあたっては、チップ取付座1
3にチップ15を載置した状態で、チップ15の挿通孔
22と工具本体11の本体挿通孔23にクランプピン2
5を挿入する。次いで、工具本体11の側面12cのネ
ジ孔29に固定ネジ30をねじ込んで前進させると、そ
の先端の押圧部31がクランプピン25の軸部27の受
圧部28を押圧するため、クランプピン25は、当初ピ
ン24の先端部を支点としてその頭部26がチップ取付
座13のぬすみ部14側に傾斜し、さらに、傾斜するク
ランプピンによって、クランプピン25はその頭部26
でチップ15をチップ取付座13の底面13a及び2つ
の側壁13b,13bに確実に押圧する。したがって、
チップ15はチップ取付座13に対して正確、かつ、強
固に固定されることとなる。
【0016】すなわち、図3に具体的に示すように、傾
斜したクランプピン25は最終的には、固定ネジ30の
押圧部31とクランプピン25の軸部27の受圧部28
との接触部分が力点Aとなり、軸部27と、本体挿通孔
23の小径部23aと大径部23bの段差部分との接触
部分を支点Cとして、クランプピン25の頭部26のテ
ーパ面26aとチップ15の挿通孔22の湾曲面22b
との接触部分である作用点Bに押圧力を印加するのであ
る。
【0017】なお、上記ピン24はクランプピン25の
傾斜動作を促すのみであり、最終的には、本体挿通孔2
3の大径部23bの段差部分が支点として機能している
が、強度的に問題なければこのピン24自体を支点とし
て設定してもよい。また、固定ネジ30の押圧部31が
球面状に形成されているため、固定ネジ30によるクラ
ンプピン25の押圧はスムーズになされる。ここで、上
記クランプピン25が本体挿通孔23に挿通された状態
で、クランプピン25の軸部27と本体挿通孔23の大
径部23bとの間に隙間が設けられているため、クラン
プピン25は支障なく傾斜できる。
【0018】次に、チップ15を取り外す際には、固定
ネジ30を回転させて後退させると、固定ネジ30によ
るクランプピン25への押圧が解除され、前述とは逆に
チップ15を取り外すことができる。このとき、図2に
示すように、クランプピン25の頭部26よりもチップ
15の挿通孔22の小径部22aの方が大きいため、ク
ランプピン25を外さなくても、クランプピン25から
チップ15を簡単に外すことができる。このとき、クラ
ンプピン25は外す必要はない。ここで、クランプピン
25は図2に示すアンクランプ状態では、そのまま下に
抜け落ちようとするが、ピン24がクランプピン25の
係止孔27Aに係合しているため、抜け落ちは確実に防
止される。
【0019】次に、この発明の第二実施形態について図
6乃至図9によって説明する。なお、以下の説明におい
て前記実施形態と同一部分については同一符号を付して
説明する。この実施形態は基本的に前記第一実施形態と
同様の構成であるが、前記実施形態におけるピン24に
代えて、先端に図9に示すコイル型のスプリング32が
固定された、ネジピン33を採用したものである。ネジ
ピン33は、図8に示すように、無頭の雄ネジで、先端
に上記スプリング32が固定され、基部にはレンチ挿入
用の六角穴33Aが形成されている。この実施形態では
スプリング32が上記クランプピン25の軸部27の係
止孔27Aに挿入され、このスプリング32によって、
クランプピン25には常に固定ネジ30に向かう方向に
付勢力が作用している。
【0020】この実施形態によれば、図7に示すよう
に、固定ネジ30をねじ込んで前進させると、第一実施
形態と同様に、スプリング32によって、クランプピン
25の初期傾斜動作をスムーズに行わせることができる
上、固定ネジ30とクランプピン25との接触部分が力
点Aとなり、軸部27と本体挿通孔23との接触部分を
支点Cとして、クランプピン25とチップ15の挿通孔
22との接触部分である作用点Bに押圧力を印加するこ
とができるため、確実にクランプピン25を固定でき
る。ここで、固定ネジ30の押圧を解除した場合に、ク
ランプピン25は、図6に示すように、ネジピン33の
スプリング32により抜け止めされるが、この場合にク
ランプピン25はスプリング32によって工具本体11
の基部側に向かって付勢された状態となっている。した
がって、チップ15を取り付ける場合に、クランプピン
25を工具本体11の基部側に向かって押さえながらク
ランプピン25を締め付けるというような補助的な作業
が必要なくなり、チップ15の取付作業がさらに簡単に
なる。
【0021】なお、この発明は上記実施形態に限られる
ものではなく、例えば、固定ネジ30の先端部とクラン
プピン25の受圧部28との間にスプリングを介在させ
ることで、クランプピン25の傾斜方向に付勢力を作用
させて、クランプピン25の傾斜をよりスムーズに行わ
せることもできる。
【0022】
【発明の効果】上述のように、この発明に係るスローア
ウェイチップのクランプ機構によれば、固定ネジ挿通部
とチップ取付座とで挟まれる部位に、固定ネジにオフセ
ットする方向から工具本体にピンを挿入して、このピン
を第二挿通孔の内周壁から突出させ、このピンの先端部
がクランプピンの周壁に設けられた係止孔に挿入されて
いるため、固定ネジでクランプピンを押圧することで、
クランプピンを上記ピンの先端部を支点として積極的に
傾斜させることができ、したがって、スローアウェイチ
ップをチップ取付座に強固に固定できる効果がある。ま
た、上記ピンによってクランプピンが抜け止めされるた
め、クランプピンのアンクランプ時においてクランプピ
ンの落下を防止でき、クランプピンを押さえておく等の
補助的な作業が必要なくなり、したがって、チップ交換
作業がより簡単になるという効果がある。
【0023】固定ネジ挿通部とチップ取付座とで挟まれ
る部位に、固定ネジに略対向する方向から工具本体にネ
ジピンを挿入して、このネジピンの先端に取り付けられ
たスプリングを第二挿通孔の内周壁から突出させ、この
スプリングの先端部がクランプピンの周壁に設けられた
係止孔に挿入されている場合には、上記効果に加えて、
さらに、スプリングによってクランプピンが常に付勢さ
れた状態となるため、チップ取付時において固定ネジを
締め込む際に、スローアウェイチップを押さえるという
ような補助的作業が必要なくなり、作業をより簡素化で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第一実施形態の平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】 図2の作動状況を示す断面図である。
【図4】 固定ネジの斜視図である。
【図5】 クランプピンの斜視図である。
【図6】 この発明の第二実施形態の図2に相当する断
面図である。
【図7】 図6の作動状況を示す断面図である。
【図8】 ピンの斜視図である。
【図9】 スプリングの斜視図である。
【図10】 従来技術の断面図である。
【符号の説明】
11 工具本体 13 チップ取付座 15 スローアウェイチップ 22 挿通孔(第一挿通孔) 23 本体挿通孔(第二挿通孔) 24 ピン 27A 係止孔 25 クランプピン 29 ネジ孔(固定ネジ挿通部) 30 固定ネジ 32 スプリング 33 ネジピン
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 彰一郎 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 Fターム(参考) 3C046 EE06 EE17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体のチップ取付座に載置されたス
    ローアウェイチップの第一挿通孔とチップ取付座に形成
    された第二挿通孔にクランプピンが挿通され、固定ネジ
    で前記クランプピンを押圧することで、前記クランプピ
    ンを傾斜させて前記スローアウェイチップを前記チップ
    取付座に押圧固定してなるスローアウェイチップのクラ
    ンプ機構において、固定ネジ挿通部とチップ取付座とで
    挟まれる部位に、固定ネジにオフセットする方向から工
    具本体にピンを挿入して、このピンを第二挿通孔の内周
    壁から突出させ、このピンの先端部がクランプピンの周
    壁に設けられた係止孔に挿入されていることを特徴とす
    るスローアウェイチップのクランプ機構。
  2. 【請求項2】 工具本体のチップ取付座に載置されたス
    ローアウェイチップの第一挿通孔とチップ取付座に形成
    された第二挿通孔にクランプピンが挿通され、固定ネジ
    で前記クランプピンを押圧することで、前記クランプピ
    ンを傾斜させて前記スローアウェイチップを前記チップ
    取付座に押圧固定してなるスローアウェイチップのクラ
    ンプ機構において、固定ネジ挿通部とチップ取付座とで
    挟まれる部位に、固定ネジにオフセットする方向から工
    具本体にネジピンを挿入して、このネジピンの先端に取
    り付けられたスプリングを第二挿通孔の内周壁から突出
    させ、このスプリングの先端部がクランプピンの周壁に
    設けられた係止孔に挿入されていることを特徴とするの
    スローアウェイチップのクランプ機構。
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