JPH0521323Y2 - - Google Patents

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JPH0521323Y2
JPH0521323Y2 JP1985086691U JP8669185U JPH0521323Y2 JP H0521323 Y2 JPH0521323 Y2 JP H0521323Y2 JP 1985086691 U JP1985086691 U JP 1985086691U JP 8669185 U JP8669185 U JP 8669185U JP H0521323 Y2 JPH0521323 Y2 JP H0521323Y2
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JP
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gear cover
stopper
groove
screw
diameter
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JP1985086691U
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JPS61201770U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はビツト突出量を調整してねじ締め作業
を行なうスクリユードライバ等の締結工具におい
て、締結工具内に入り込んでしまつた切粉の排出
を容易にする切粉排出機構に関するものである。
〔考案の背景〕
以下スクリユードライバを例に取り説明する。
比較的やわらかい材料へねじを締め付ける場
合、締め付け完了時のねじ締め付けトルクがあま
り変化しないため、一定トルクに達した時にクラ
ツチを外す方式のドライバを使用することができ
なかつた。
このことに鑑み、従来ねじの締め付け深さが所
定深さになつた時にクラツチを外す方式のスクリ
ユードライバが提案されていた。この所定深さの
位置は、スクリユードライバのビツトを覆うよう
に構成されたストツパをビツトの軸心方向に移動
させることにより決定しており、ストツパのビツ
ト軸心方向の移動は、ストツパ内側に設けられた
ねじ部とギヤカバの周囲に設けられたねじ部とを
螺合させ、ストツパを回転することにより成され
ている。
また、一般的に携帯用スクリユードライバの使
用能力はビスサイズ3.5mmから6.0mmであるが、ス
トツパをビスサイズに関係なく共用できるように
するためストツパ先端部の内径寸法はビス頭部の
外径寸法が最大である6.0mmねじを基準にして決
定されている。従つて、3.5mmもしくは4.0mm等細
径のねじ締め作業において粉塵が多量に発生し易
い作業、例えばドライウオールねじ等で軽量鉄骨
に石膏ボードを取付ける作業などの場合は天井や
壁のような上向き、横向きの作業が大部分である
が、従来技術では前述した理由により、ビス頭部
外径とストツパ内径とのスキマが大きくなるため
発生した粉塵が容易にギヤカバ側へ侵入してしま
う。この状態で長時間工具を使用すると粉塵はギ
ヤカバのねじ部に入り込んでしまい排出場所がな
いため目づまり状態となつて、ストツパを軸方向
に移動するための回転動作ができなくなつてしま
い、ねじの締め付け深さの変更ができなくなると
いう欠点を有していた。
〔考案の目的〕 本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、長時間工具を使用してもねじの締め付け深
さが容易に変更することのできる締結工具を提供
することである。
〔考案の概要〕
本考案は、切粉がギヤカバねじ部に侵入してし
まつても、ねじ外周部に外部との貫通路を設けて
やれば容易にねじ部から排出できる点に着目し、
ギヤカバねじ外周部の形状を工夫したものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下本考案による一実施例を述べる。
本実施例には本考案になる切粉排出機構の他に
ギヤカバ1側へ侵入する粉塵の量を極力減らすた
めの防塵機構をも開示してある。
本実施例による防塵機構は、第1図乃至第4図
に示すように、動力伝達部を収納するギヤカバ
1、このギヤカバ1の先端に形成されたねじ部1
a、及び溝1b、ギヤカバ1と螺合し軸方向に移
動できるストツパ2、このストツパ2の先端に取
付けられるゴムリング3、このゴムリング3に設
けられた内径部3a及び3b、ビツト4により構
成されている。
ストツパ2の先端部に端面と密着させて装着さ
れたゴムリング3は、弾性力を有し且つストツパ
2の先端部外径に対して適度の締代が与えられて
いる。これはねじ締め作業の振動等で緩み外れる
ことがなく、且つねじサイズによつて取付け、取
外しが容易に行なえるよう寸法決定されている。
また内径部3aの内径寸法はドライウオールね
じ等の頭部外径寸法に対して、また内径部3bの
内径寸法はビツト4の外径寸法に対して各々スキ
マが極力小さくなるよう決定している。
このような構成により、ギヤカバ1側へ侵入す
る粉塵の量を減らすことはできるが、内径部3a
及び3bとドライウオールねじ及びビツト4の
各々のスキマを常に完全になくすことは困難であ
る。
そこで本考案では上記の防塵機構の他に切粉排
出機構を設けている。
以下本考案になる切粉排出機構について述べ
る。
ギヤカバねじ部1aに形成した溝1bは、溝径
寸法Dをギヤカバ1のねじ谷径寸法Eより必ず小
さくなる様寸法決定されている。これにより、万
一粉塵がギヤカバ1のねじ山部に入りこんでも、
ストツパ2を回すことにより、粉塵はねじのリー
ドに沿つて移動し溝1b内に排出させることがで
きる。更に溝1bはギヤカバ1の先端部まで形成
されておりねじ部1aが外部と貫通状態になるた
め溝1b内に排出された粉塵は、ギヤカバの外側
に確実に排出されることになる。
そしてゴムリング3を一旦取り外し、本体を下
向きにすれば、すでにギヤカバの外側に排出され
てある粉塵は、ストツパ2の内径部を通つて外部
に排出することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、簡便な方法でねじ部に入り込
んだ粉塵を確実に排出することができるので、常
にねじの締め付け深さを容易に変更することので
きる操作性の良い締結工具を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による締付工具の切粉排出機構
の一実施例を示す縦断側面図、第2図は第1図に
おけるストツパ先端部の詳細縦断側面図、第3図
は本考案のギヤカバねじ部に形成した溝形状を示
す正面図、第4図は第3図の側面図である。 図において、1はギヤカバ、1aはねじ部、1
bは溝、2はストツパ、3はゴムリング、3a,
3bは内径部、4はビツト、5はドライウオール
ねじ、Dは溝径寸法、Eはねじ谷径寸法である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力伝達部を収納するギヤカバと、該ギヤカバ
    外周に配設されるねじ部と、該ねじ部と噛合して
    回転することによりビツト軸心方向に進退可能で
    あるストツパとを有した締結工具において、前記
    ギヤカバに配設した前記ねじ部には、ビツト軸心
    平行方向に伸びる溝を有し、且つ該溝の溝径寸法
    を前記ねじ部の谷径寸法より小さくして成ること
    を特徴とする締結工具の切粉排出機構。
JP1985086691U 1985-06-07 1985-06-07 Expired - Lifetime JPH0521323Y2 (ja)

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JP1985086691U JPH0521323Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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JP1985086691U JPH0521323Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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Publication Number Publication Date
JPS61201770U JPS61201770U (ja) 1986-12-18
JPH0521323Y2 true JPH0521323Y2 (ja) 1993-06-01

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JP6405513B2 (ja) * 2014-09-04 2018-10-17 多摩川精機株式会社 ナットランナー装置におけるソケットカバー構造

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JPS61201770U (ja) 1986-12-18

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