JP2549869B2 - 歩行型除雪機の安全装置 - Google Patents

歩行型除雪機の安全装置

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JP2549869B2 JP62227642A JP22764287A JP2549869B2 JP 2549869 B2 JP2549869 B2 JP 2549869B2 JP 62227642 A JP62227642 A JP 62227642A JP 22764287 A JP22764287 A JP 22764287A JP 2549869 B2 JP2549869 B2 JP 2549869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本発明は、歩行型の小型除雪機における安全装置に関
し、特に機体の後退時に作業者が転倒した場合の緊急時
に機体の走行を停止する安全装置に関するものである。
【従来の技術】
この種の除雪機において、その操縦部の近傍に設けら
れ、機体走行時における緊急事態発生時に押動するよう
に操作して機体の走行を停止するようにした安全装置が
知られている。この安全装置は、一般に操向ハンドルの
下部に設けられ、例えば機体後退時に作業者が転倒して
ひかれそうになったり、あるいは作業者が背後のものと
機体との間に挾まれそうになった緊急事態発生時に、と
っさに操作して機体の走行を停止するようにしている。
また、ハンドルの下部と共に上部にも、下部とは別に安
全装置を設けたものもある。
【発明が解決しようとする問題点】 ところで、安全装置が操向ハンドルの下部に設けられ
ている場合、安全装置が機体と障害物との間に挾って操
作できない場合があった。 また、下部と上部に安全装置を設けた場合には、緊急
時にその一方を選択的に操作できる利点はあるが、安全
装置を上下別々に設けることによる機構の複雑化、ま
た、コスト面で高価となる問題点があった。
【問題点を解決するための手段】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、歩行型除雪機の操縦部の近傍に設けられ、機体走行
時における緊急事態発生時に操作して機体の走行を停止
するようにした安全装置において、上記安全装置は、上
部安全枠と下部安全枠とを一体的に連結してその中間部
を中心に上下回動可能に枢支すると共に、上下安全枠の
枢支部近傍に、枢支部の回動に連動して入状態の走行ク
ラッチを切状態にするクラッチ作動機構を設け、上記上
部安全枠または下部安全枠を、前後いずれに操作しても
クラッチ作動機構が作動するように構成したことを特徴
とするものである。
【作用】
上記の構成によって本発明の安全装置は、緊急事態発
生時に操縦部の上部または下部のいずれにおいても、安
全装置を押すか、引くかして機体の走行を確実に停止す
ることができる。
【実 施 例】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。 第1図および第2図において、符号1で示す除雪機本
体は、走行型の小型のもので、その後部に操縦部2が設
けられている。操縦部2は、操向ハンドル3の前側に操
作パネル4が設けられ、この操作パネル4の一部に走行
クラッチレバー5が、軸6を介して前後方向に回動可能
に枢支されている。この走行クラッチレバー5の前後回
動範囲は操作パネル4に前後方向に穿設したシフト孔7
の長さ範囲であり、第1図の状態で走行クラッチが
「入」の状態で、反対方向(図面で手前)に回動すると
走行クラッチが「切」の状態になるようになっている。 上記操縦部2のやや下方には、安全装置8が設けられ
ている。この安全装置8は、上部安全枠9と下部安全枠
10とを一体的に連結してループ状に形成し、連結部分で
側面形状がく字状に屈曲している。この屈曲位置の前側
は枢支ピン11,11を介して本体1側に枢支され、さらに
屈曲位置の一側には、枢支ピンを間に上部カム12と下部
カム13とが一体的に形成されている。この上部カム12ま
たは下部カム13とカム接触するカム面14を有する作動ア
ーム15の一端が、スリット16をピン17により前後方向に
摺動可能に本体1に支持されている。作動アーム15の他
端は、上記軸6に嵌挿されたリング18から突設したアー
ム19の先端に枢着されている。作動アーム15と本体1と
の間には引張りばね20が介挿されており、作動アーム15
を常時上部カム9および下部カム10側に付勢してカム面
14が両カム9,10の中間の凹部に当接するようにしてあ
る。また、上記リング18には作動片21が設けられてあっ
て、上記走行クラッチレバー5が「入」状態のときにそ
の側部に接している。 このような構成の歩行型除雪機においては、機体走行
時に走行クラッチレバー5は「入」状態になっている。
そして、機体後退時に、作業者が転倒して車体にひかれ
そうになったり、また、背後の障害物との間に挾まれそ
うになったときは、下部安全枠10または上部安全枠9
を、押すか引張るかすると、上部カム12または下部カム
13のいずれかがカム面14と接触して作動アーム15をばね
20の張力に抗して前方に押し、アーム19、リング18を介
して作動片21を時計方向に回動させ、走行クラッチレバ
ー5を時計方向に回動させてクラッチを「切」状態にし
て機体の走行を迅速に停止させ、危険を回避する。 なお、下部安全枠10が上部安全枠9より前方に位置し
ている方が、操作性がよい。 第3図に示す本発明の別の実施例においては、上記第
1の実施例におけるカムによる作動をリンクにより作動
させるようにしたものである。 即ち、ピン11を挾んでその上方と下方に上部リンク22
と下部リンク23の一端を上部安全枠9および下部安全枠
10に枢支し、両リンク22,23の他端をスリット22a,23aを
介して作動アーム15aの一端に設けたピン24に摺動可能
に挿通してある。作動アーム15aの他端は、第2図に示
すアーム19に枢着している。上記上部リンク22および下
部リンク23は、そのスリット22a,23aの所定位置にピン2
4を位置させるよう、図示しないがばね等で支持してい
る。 この実施例の場合においても、機体走行時に緊急事態
が発生したときは、上部安全枠9または下部安全枠10を
押すか引くかすることにより、上部リンク22または下部
リンク23を介してピン24を前方に押し、作動アーム15a
を移動させて走行クラッチレバー15を回動させ機体走行
を停止させる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の走行型除雪機の安全装
置によれば、上部安全枠または下部安全枠のいずれを操
作しても機体走行を停止することができるので、あらゆ
る緊急事態に対処することができる。また、上部安全枠
または下部安全枠を押しても引いても同様に機体走行を
停止することができ、操作性がよく、安全性が高い。さ
らに、上部安全枠および下部安全枠は一体的に連結させ
て操縦部近傍に設けられているので、安全カバー、安全
フレームの働きもする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す歩行型除雪機の部
分斜視図、第2図は要部の側面図、第3図は本発明の第
2の実施例を示す要部の側面図である。 1……除雪機本体、2……操縦部、3……操向ハンド
ル、4……操作パネル、5……走行クラッチレバー、6
……軸、7……シフト孔、8……安全装置、9……上部
安全枠、10……下部安全枠、11,17,24……ピン、12……
上部カム、13……下部カム、14……カム面、15,15a……
作動アーム、16,22a,23a……スリット、18……リング、
19……アーム、21……作動片、22……上部リンク、23…
…下部リンク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歩行型除雪機の操縦部の近傍に設けられ、
    機体走行時における緊急事態発生時に操作して機体の走
    行を停止するようにした安全装置において、 上記安全装置は、上部安全枠と下部安全枠とを一体的に
    連結してその中間部を中心に上下回動可能に枢支すると
    共に、 上下安全枠の枢支部近傍に、枢支部の回動に連動して入
    状態の走行クラッチを切状態にするクラッチ作動機構を
    設け、 上記上部安全枠または下部安全枠を、前後いずれに操作
    してもクラッチ作動機構が作動するように構成したこと
    を特徴とする歩行型除雪機の安全装置。
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