JP2549681Y2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP2549681Y2
JP2549681Y2 JP1991066140U JP6614091U JP2549681Y2 JP 2549681 Y2 JP2549681 Y2 JP 2549681Y2 JP 1991066140 U JP1991066140 U JP 1991066140U JP 6614091 U JP6614091 U JP 6614091U JP 2549681 Y2 JP2549681 Y2 JP 2549681Y2
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JP
Japan
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bass
speaker
frame body
television receiver
speaker box
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雅眞 向出
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テレビジョン受像機に
スピーカ装置を取り付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオソフトの普及に伴い、テレ
ビジョン受像機でも臨場感をより高めるために、迫力の
ある音を出すように低音用スピーカを内蔵したものが開
発されている。
【0003】本出願人も、例えば実開平2−12847
9号公報(H04N5/64)に示されるようにテレビ
ジョン受像機の底面部に低音再生用スピーカを取り付け
るための構造を提案している。
【0004】しかしながら、このものはテレビジョン受
像機の底面部に取り付ける構造のため取り付けの部品点
数が多く、取り付け作業工程が多く面倒なものであると
いう欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述した欠
点を解決するためのもので、取り付け作業が簡単で、取
り付け部品点数の少ないテレビジョン受像機へのスピー
カ取り付け構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、低音用音声放
出部が設けられた前キャビネットと、低音用音声放出部
が設けられた後キャビネットと、低音再生用スピーカが
内蔵されスピーカからの音声出力を放出する第1低音再
生放出孔と第2低音再生放出孔とを有するスピーカボッ
クスとからなるテレビジョン受像機において、前記スピ
ーカボックスは、前記前キャビネットの低音用音声放出
部に前記第1低音再生放出孔を挿入するとともに前記前
キャビネットのボスにネジ穴を有する舌片を嵌合し、前
記後キャビネットの低音用音声放出部を前記第2低音再
生放出孔に挿入するとともに前記後キャビネットを前記
前キャビネットにネジ止めすることにより挟持し、固定
する。
【0007】
【作用】本考案は、上述した構成とすることで、スピー
カの取り付けのための作業や部品点数を削減できる。
【0008】
【実施例】以下、図1、図2、図3、図4、図5、図
6、図7の図面を参照しながら本考案の実施例を説明す
る。
【0009】まず、本考案のスピーカボックスの構造を
説明する。図5に本考案で取り付ける低音再生用のスピ
ーカボックスの斜視図、図6にスピーカボックスの断面
図、図7にスピーカボックスの断面斜視図を示す。
【0010】図において、3はスピーカボックスで、4
は低音用スピーカ、3aはスピーカ4から再生された音
声を放音するバスレフポート、3bは空気室、3cはス
ピーカボックス3を後述するテレビジョン受像機の前キ
ャビネット1に仮固定するためのネジ穴3fを有した舌
片、3dは後述するテレビジョン受像機の後キャビネッ
ト2と嵌合するための開口部で、3eは位置規制用のリ
ブである。
【0011】一方、テレビジョン受像機のキャビネット
構造について述べる。図2はスピーカボックス3を内蔵
した場合の斜視図を示し、図3はテレビジョン受像機の
前キャビネットの正面図、図4はテレビジョン受像機の
後キャビネットの後部正面図を示す。
【0012】スピーカボックス3は図2に示すようにテ
レビジョン受像機の端に配置される。そして、前キャビ
ネット1には図3に示すように、スピーカボックス3の
バスレフポート3aが挿入される開口部1aが設けられ
ている。また、後キャビネット2には図4に示すよう
に、スピーカ4からの音を放出する開口部2aが設けら
れている。そして、前キャビネット1とネジで嵌合する
ためのネジ穴2bが複数設けられている。
【0013】次に、スピーカボックス3の取り付け方法
について図1を用いて説明する。図1はテレビジョン受
像機の上部からみた図である。まず、スピーカボックス
3のバスレフポート3aを前キャビネット1の内側に設
けたリブ7に沿って挿入し、前キャビネット1に設けら
れたボス1bと舌片3cのネジ穴3fとを嵌合させネジ
で固定する。
【0014】そして、後キャビネット2に設けられたリ
ブ8をスピーカボックス3の開口部3dに挿入して、前
キャビネット1と後キャビネッツト2とをネジ止めする
ことでスピーカボックス3が前キャビネット1と後キャ
ビネット2との間で挟みこまれて強固に固定できる。
【0015】
【考案の効果】以上、本考案は上述した構成とすること
で、スピーカボックスは、第1低音再生放出孔が前キャ
ビネットの低音用音声放出部に挿着され、第2低音再生
放出孔が後キャビネットの低音用音声放出部に挿着さ
れ、前キャビネットのボスにネジ穴を有する舌片を嵌合
することにより位置決めされるとともに後キャビネット
を前記前キャビネットにネジ止めすることにより挟持さ
れるので、キャビネットへの取り付けを簡単に、かつ部
品点数を増加することなく固定することができ、低音用
スピーカをテレビジョン受像機に内蔵することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の断面図。
【図2】本考案のテレビジョン受像機の斜視図。
【図3】前キャビネットの正面図。
【図4】後キャビネットの後部正面図。
【図5】本考案のスピーカボックスの斜視図。
【図6】スピーカボックスの断面図。
【図7】スピーカボックスの断面分解図。
【符号の説明】
1 前キャビネット 1a 開口部 2 後キャビネット 2a 開口部 3 スピーカボックス 3a バスレフポート 4 スピーカ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管が取り付けられ低音用音声放出部
    が設けられた前枠本体と、低音用音声放出部が設けられ
    た後枠本体と、低音再生用スピーカが内蔵されスピーカ
    からの音声出力を放出する第1低音再生放出孔と第2低
    音再生放出孔とを有するスピーカボックスとからなるテ
    レビジョン受像機において、前記スピーカボックスは、
    前記前枠本体の低音用音声放出部に前記第1低音再生放
    出孔を挿入するとともに前記前枠本体のボスにネジ穴を
    有する舌片を嵌合し、前記後枠本体の低音用音声放出部
    を前記第2低音再生放出孔に挿入するとともに前記後枠
    本体を前記前枠本体にネジ止めすることにより挟持した
    ことを特徴とするテレビジョン受像機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715247Y2 (ja) * 1989-03-15 1995-04-10 シャープ株式会社 テレビジョン受像機
JP3059782U (ja) * 1998-12-10 1999-07-13 貞雄 籾山 積み木式矢印電光看板

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