JPH0715247Y2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH0715247Y2
JPH0715247Y2 JP1989030197U JP3019789U JPH0715247Y2 JP H0715247 Y2 JPH0715247 Y2 JP H0715247Y2 JP 1989030197 U JP1989030197 U JP 1989030197U JP 3019789 U JP3019789 U JP 3019789U JP H0715247 Y2 JPH0715247 Y2 JP H0715247Y2
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JP
Japan
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speaker
horn
box unit
speaker box
range
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JPH02120976U (ja
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信 高橋
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、受像機本体にスピーカボックスユニットを内
蔵したテレビジョン受像機に関するものである。
〈考案の概要〉 本考案は、受像機本体にスピーカボックスユニットを内
蔵したものであり、スピーカボックスユニット内の低音
域用スピーカの音響変圧部の先を上下2つのホーンに分
岐し、かつ低音域用スピーカの前方に高音域用スピーカ
を配設し、更にスピーカボックスユニットの構造は、ホ
ーン開口の水平方向巾が前記低音域用スピーカの巾より
も小さい構造とすると共に、上下対称構造とし、スピー
カボックスユニットを上下反転することにより、陰極線
管の左右どちらにでも共通使用可能にしたものである。
〈従来の技術〉 本考案に最も近いと思われる従来技術として、「Nation
al Technical Report,Vol,34 No.5,OCT.1988」の第76ペ
ージから第82ページに示すようなものがある。
この従来技術を第5図乃至第7図に基づいて説明する。
第5図に示すごとく受像機本体23の陰極線管24の両側の
空き空間部にスピーカボックスユニット25を内蔵したも
ので、受像機本体23の体積を有効に利用しつつ、音響効
果を改善しようとしたものである。
第6図、第7図において、26は前キヤビネット、27は後
キヤビネット、3は低音域用スピーカ、4は高音域用ス
ピーカ、28は低音域用ホーン、29は高音域用ホーン、30
は仕切り板、31はスリット、32はバスレフポート、33は
高音域吸音材、34は低音域吸音材である。低音域用ホー
ン28は変則的な断面形状をしており、断面積変化が等価
的なことからストレートな音響管に近い。このため低音
域用ホーン28で共振が発生する。この共振を制動するた
めに低音域用ホーン28の一部に高音域吸音材33を配設す
る。更に高音域吸音材33により中高音が必要以上に吸音
されるのを防ぐために仕切り板30を配設する。高音域用
スピーカホーン29についても同様であり、共振を防ぐた
めに低音域吸音材34を配設し、吸音効果をスリット31の
幅を変えることにより調整する。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来技術においては、低音域用スピーカ3と高音域用ス
ピーカ4が受像機本体23の前面から見て上下方向に並ん
でいるため、スピーカボックスユニット25の体積がその
分大きくなるという問題があった。又、左右のスピーカ
ボックスユニット25が共通に使用出来ないため金型代や
部品コストが高くなるという問題があった。
〈課題を解決するための手段〉 本考案では、受像機本体にスピーカボックスユニットを
内蔵するテレビジョン受像機において、スピーカボック
スユニット内に低音域用スピーカと高音域用スピーカと
を配設し、前記低音域用スピーカの音響変圧部の先を上
下2つに分岐して第1ホーンと第2ホーンとを設け、前
記低音域用スピーカの前方であって第1ホーン開口と第
2ホーン開口の略中央に高音域用スピーカを配設すると
共に、該スピーカボックスユニットの陰極線管側の側面
形状を該陰極線管曲面に沿った形状とし、かつその内部
に形成されたホーン開口の水平方向巾が前記低音域用ス
ピーカの巾よりも小さい構造とすると共に、該スピーカ
ボックスユニットを上下対称の構造として、該スピーカ
ボックスユニットを上下反転することにより、陰極線管
の左右どちらにも共通使用可能としたものである。
〈作用〉 本考案によれば、低音域用スピーカと高音域用スピーカ
はスピーカボックスの側面から見た場合同軸上に配設さ
れ、かつ、スピーカボックスの構造は、その陰極線管側
形状が該陰極線管曲面に沿った形状となっていると共
に、その内部に形成されたホーン開口の水平方向巾が内
蔵されるスピーカより小さく形成されるため、スピーカ
ボックスユニットが小型になり、また、上下対称のため
ステレオ用スピーカを構成する場合にも、左右別個のス
ピーカキャビネットを製作する必要がない。
〈実施例〉 本考案の1実施例を図面に基づいて詳細に説明する。第
1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第1図は第3
図のA−A断面図(側断面図)、第2図は第3図のB−
B断面図(平断面図)、第3図はスピーカボックスユニ
ット2の外観斜視図、第4図は受像機本体1にスピーカ
ボックスユニット2を装着した説明図である。
第1図及び第2図において、スピーカボックス11は前キ
ャビネット12と後キャビネット13からなり、前キャビネ
ット12には低音域用スピーカ3がビス(図示せず)止め
等の方法で取り付けられる。低音域用スピーカ3の前に
は低音域用スピーカ3の音響変圧部5が設けられ、音響
変圧部の先は2つに分岐されて第1ホーン6と第2ホー
ン7が形成される。第1ホーン6と第2ホーンの間には
イコライザ14が設けられ、イコライザ14の先端でかつ第
1ホーン開口8と第2ホーン開口の略中央には高音域用
スピーカ4がビス(図示せず)等により取り付けられ
る。第1ホーン6と第2ホーン7には吸音室15が設けら
れる。吸音室15内には吸音材16が配設される。吸音室15
の外側にはバスレフポート17が設けられる。バスレフポ
ート17は内部バスレフダクト18により内部ボックス19に
連絡される。尚スピーカボックスユニット2の構造は上
下対称に構成される。第4図はスピーカボックスユニッ
ト2を受像機本体1に装着した状態を示す。陰極線管10
及びスピーカボックスユニット2はビス(図示せず)等
により受像機本体1の前筺体20に取り付けられ、前筺体
20と後筺体21はビス(図示せず)によって締結される。
このように構成されたテレビジョン受像機において、低
音域用スピーカ3で発生された音波は音響変圧部5に到
達し、ここで2つに分岐され第1ホーン6と第2ホーン
7に沿って進行する。この途中でイコライザ14によって
音の位相差が修正される。又吸音材16によって高音域成
分が除去される。一方低音域用スピーカ3から後方に出
た音波は内部ボックス19から内部バスレフダクト18、バ
スレフポート17を経てダクト35から外部に放射される。
この途中内部バスレフダクト18において低音域用スピー
カ3から前へ出る音波と略同位相になるように調整され
る。イコライザ14の先端には高音域用スピーカ4がビス
(図示せず)により取り付けられる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、低音域用スピーカと高音域用スピーカ
がスピーカボックスの側面から見た場合同軸上に配設さ
れ、かつ、スピーカボックスの構造は、その陰極線管側
の側面形状が該陰極線管曲面に沿った形状となっている
と共に、その内部に形成されたホーン開口の水平方向巾
が内蔵されるスピーカよりも小さく形成されるため、ス
ピーカボックスユニットが小さくなり、従ってテレビジ
ョン受像機もコンパクトに設計することができる。ま
た、スピーカボックスは左右共通なため金型費用等が節
約でき、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第1図は第
3図のA−A断面図(側断面図)、第2図は第3図のB
−B断面図(平断面図)、第3図はスピーカボックスユ
ニットの外観斜視図、第4図はテレビジョン受像機にス
ピーカボックスユニットを内蔵した状態を示す平断面図
であり、第5図乃至第7図は従来技術を示し、第5図は
テレビジョン受像機にスピーカボックスユニットを内蔵
した状態を示す平断面図、第6図はスピーカボックスユ
ニットの平断面図、第7図はスピーカボックスユニット
の側断面図を示す。 1…受像機本体、2…スピーカボックスユニット、3…
低音域用スピーカ、4…高音域用スピーカ、5…音響変
圧部、6…第1ホーン、7…第2ホーン、8…第1ホー
ン開口、9…第2ホーン開口、10…陰極線管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受像機本体(1)にスピーカボックスユニ
    ット(2)を内蔵するテレビジョン受像機であって、 前記スピーカボックスユニット(2)内に低音域用スピ
    ーカ(3)と高音域用スピーカ(4)とを配設し、前記
    低音域用スピーカ(3)の音響変圧部(5)の先を上下
    2つに分岐して第1ホーン(6)と第2ホーン(7)を
    設け、前記低音域用スピーカ(3)の前方であって第1
    ホーン開口(8)と第2ホーン開口(9)の略中央に高
    音域用スピーカ(4)を配設すると共に、 該スピーカボックスユニット(2)の陰極線管側の側面
    形状を該陰極線管曲面に沿った形状とし、かつその内部
    に形成されたホーン開口(8)、(9)の水平方向巾を
    前記低音域用スピーカ(3)の巾よりも小さくすると共
    に、該スピーカボックスユニットを上下対称の構造とし
    て、該スピーカボックスユニットの上下を反転すること
    により、陰極線管(10)の左右どちらにも共通使用可能
    としたことを特徴とするテレビジョン受像機。
JP1989030197U 1989-03-15 1989-03-15 テレビジョン受像機 Expired - Lifetime JPH0715247Y2 (ja)

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JPH02120976U JPH02120976U (ja) 1990-10-01
JPH0715247Y2 true JPH0715247Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=31255051

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