JPH079484Y2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH079484Y2
JPH079484Y2 JP6779190U JP6779190U JPH079484Y2 JP H079484 Y2 JPH079484 Y2 JP H079484Y2 JP 6779190 U JP6779190 U JP 6779190U JP 6779190 U JP6779190 U JP 6779190U JP H079484 Y2 JPH079484 Y2 JP H079484Y2
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JP
Japan
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low
recess
speaker
cabinet
television receiver
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6779190U
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English (en)
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JPH0425380U (ja
Inventor
祐一 中野
俊之 羽賀
三郎 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は低域再生用のスピーカ装置を備えるテレビジョ
ン受像機に関するものである。
(ロ)従来の技術 近年、テレビジョン受像機においては、高音質化が図ら
れており、従来、あまり重要視されていなかった低温
(重低温)を強調する低音再生用のスピーカ装置を備え
るものが種々開発されている。
本出願人は、実願平2−11229号にて、この種低域再生
用スピーカ装置を備えるテレビジョン受像機を提案し
た。この低域再生用スピーカ装置は、キャビネットの後
部に設けられた凹所に、低域再生用スピーカを取りつけ
たバッフル板を凹所を塞ぐようにして配設して構成され
る。
この低域再生用のスピーカ装置では、低域再生用スピー
カの放音方向はテレビジョン受像機本体の後方を向いて
いた。また、バッフル板にはバスレフポートが設けられ
ており、このバスレフポートからも低域再生用スピーカ
の背圧により、後方に低音が放音されるように為されて
いる。
このため、通常、テレビジョン受像機は壁面を背にして
設置されるので、壁面の影響で低音域が損なわれるとい
う問題がある。
また、中高域再生用スピーカはキャビネットの前面に配
設されており、この中高域再生用スピーカからの中高音
は前方に向かって放音されるが、低音は後方に向かって
放音されるため、中高音と低音との音のつながりがあま
り良くない。
さらに、後部キャビネットに設けられた凹所は、ブラウ
ン管の配置スペースとの関係からテレビジョン受像機の
後面中央部から水平方向にずれた位置において縦方向に
長く設けられている。このため、凹所の容量は底面シャ
ーシに配設された部品等のために大容量化が困難であ
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は、上述のような従来のスピーカ装置の欠点を解
消したスピーカ装置を備えるテレビジョン受像機を提供
することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の点に鑑み、本考案のテレビジョン受像機は、高域
再生用スピーカと、低域再生用スピーカと前面部に前記
中高域再生用スピーカが配設され、且つ後面上部に水平
方向に拡がる凹所が設けられる合成樹脂製のキャビネッ
トと、前記凹所の奥に設けられ且つ前方に伸びると共に
上方に開口するポートと、ホーン形ポート出口を備える
と共に該ホーン形ポート出口後端が前記ポートの開口に
近接して配されるようキャビネットの天面に配設される
パネルと、前記低域再生用スピーカが取り付けられると
共に前記低域再生用スピーカが前記凹所に収納され、且
つ前記凹所を塞ぐようにして配設されるバッフル板とを
備えるものである。
(ホ)作用 上記構成により、後部キャビネットの凹所からキャビネ
ットの天面に導かれるバスレフポートが形成され、この
バスレフポートを介して低域再生用スピーカの背圧によ
る低音が放音される。
(ヘ)実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案のテレビジョン受像機の外観を示す斜視
図、第2図はその天面図、第3図はその後面図、第4図
は第3図におけるX−X線断面図、第5図は第3図にお
けるY−Y線断面図、第6図は後方から見た要部の分解
斜視図である。
図において、(1)は合成樹脂製のキャビネットであ
り、前部キャビネット(2)及び後部キャビネット
(3)からなる。後部キャビネット(3)の上部には低
域再生用スピーカ(4)が収納される凹所(3A)が横方
向に広がって設けられている。
(5)はブラウン管である。(6)(7)は中高域再生
用スピーカであり、前部キャビネット(2)前面のブラ
ウン管(5)の両側に配設されている。
(8)はバッフル板であり低域再生用スピーカ(4)が
取り付けられている。このバッフル板(8)は低域再生
用スピーカ(4)が取り付けられた状態で後部キャビネ
ット(3)の凹所(3A)を塞ぐようにして取り付けら
れ、ネジ(図示せず)等にて固定される。こうして、後
部キャビネット(3)の上部に低域再生用スピーカ
(4)のキャビティが形成される。
また、後部キャビネット(3)の凹所(3A)には上面に
連接して前方に伸びるポート(9)が一体的に設けられ
ている。ポート(9)は上方に開口している。(10)は
ホーン形ポート出口(10A)が設けられた合成樹脂製の
パネルである。このパネル(10)は、第7図(ホーン部
分のみ図示)に示されるようにホーン形ポート出口(10
A)の後端がポート(9)の開口(9A)に近接して配設
されるようにして後部キャビネット(3)の天面に取り
付けられる。
このようにして、低域再生用スピーカ(4)のキャビテ
ィからキャビネット(1)の天面へと導かれたバスレフ
ポート(11)が形成される。従って、低域再生用スピー
カ(4)が駆動されることによって背圧により、バスレ
フポート(11)を介してホーン形ポート出口(10A)か
ら放音される。このとき、放音される音声は、第8図に
示すようにホーンに沿って広がる。第1図に本考案のテ
レビジョン受像機の各スピーカによる音の拡がりの様子
を矢印で示す。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、ホーン型ポート
出口をキャビネットの天面に設けたので、テレビジョン
受像機本体後方の壁面の影響がなくなり低音感が損なわ
れることがなく、また、前面の中高域再生用スピーカと
のバランスがとれ、音のつながりが良好となる。
また、バスレフポート出口をホーン形状にしたので、広
範囲に低音再生エリアが得られる。
さらに、凹所は後部キャビネットの後面上方部に横方向
に拡がって設けられるので、その容量を大きくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテレビジョン受像機の外観を示す斜視
図、第2図はその天面図、第3図はその後面図、第4図
は第3図におけるX−X線断面図、第5図は第3図にお
けるY−Y線断面図、第6図は後方から見た要部の分解
斜視図、第7図及び第8図はホーン形ポート出口を示す
図である。 (1)(2)(3)…キャビネット、 (4)…低域再生用スピーカ、 (6)(7)…中高域再生用スピーカ、 (8)…バッフル板、 (9)…ポート、 (10)…パネル、 (10A)…ホーン形ポート出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中高域再生用スピーカと、低域再生用スピ
    ーカと、前面部に前記中高域再生用スピーカが配設さ
    れ、且つ後面上部に水平方向に拡がる凹所が設けられる
    合成樹脂製のキャビネットと、前記凹所の奥に設けられ
    且つ前方に伸びると共に上方に開口するポートと、ホー
    ン形ポート出口を備えると共に該ホーン形ポート出口後
    端が前記ポートの開口に近接して配されるようキャビネ
    ットの天面に配設されるパネルと、前記低域再生用スピ
    ーカが取り付けられると共に前記低域再生用スピーカが
    前記凹所に収納され、且つ前記凹所を塞ぐようにして配
    設されるバッフル板とを備えるテレビジョン受像機。
JP6779190U 1990-06-26 1990-06-26 テレビジョン受像機 Expired - Lifetime JPH079484Y2 (ja)

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JP6779190U JPH079484Y2 (ja) 1990-06-26 1990-06-26 テレビジョン受像機

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JPH0425380U JPH0425380U (ja) 1992-02-28
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