JP2549298B2 - 旋回装置付垂直循環式駐車装置の搬器 - Google Patents
旋回装置付垂直循環式駐車装置の搬器Info
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- JP2549298B2 JP2549298B2 JP63002214A JP221488A JP2549298B2 JP 2549298 B2 JP2549298 B2 JP 2549298B2 JP 63002214 A JP63002214 A JP 63002214A JP 221488 A JP221488 A JP 221488A JP 2549298 B2 JP2549298 B2 JP 2549298B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、機械式駐車装置のうち、特に旋回装置付垂
直循環式駐車装置において、従来の設備より車長の長い
自動車を収容可能とした搬器乃至搬器の構造に関する。
直循環式駐車装置において、従来の設備より車長の長い
自動車を収容可能とした搬器乃至搬器の構造に関する。
[従来の技術] 垂直循環式駐車装置は上下の固定位置に枢設されたス
プロケット車間に無端状のチェーンを連鎖循環させ、該
チェーンよりアームを所定間隔毎に延出させ、これにそ
れぞれ搬器を懸垂し、チェーンの循環と共に搬器を循環
移動させ、これら搬器に自動車を収容するようにしたも
ので、都市における駐車難の解消のために、著しく多用
されていることは、汎く周知のとおりである。
プロケット車間に無端状のチェーンを連鎖循環させ、該
チェーンよりアームを所定間隔毎に延出させ、これにそ
れぞれ搬器を懸垂し、チェーンの循環と共に搬器を循環
移動させ、これら搬器に自動車を収容するようにしたも
ので、都市における駐車難の解消のために、著しく多用
されていることは、汎く周知のとおりである。
このような駐車装置は、都市における狭少な敷地条件
乃至、空間条件の中に如何に多数の自動車を効率よく収
容するかが、最大の課題であり、しかも該駐車装置設置
のために取得可能の敷地寸法の制約や、駐車装置への入
出庫口設置に対して街路条件等を勘案した法規的制限等
の、多様な制約条件があり、このような条件にそれぞれ
対応した装置が多種、提案されている。
乃至、空間条件の中に如何に多数の自動車を効率よく収
容するかが、最大の課題であり、しかも該駐車装置設置
のために取得可能の敷地寸法の制約や、駐車装置への入
出庫口設置に対して街路条件等を勘案した法規的制限等
の、多様な制約条件があり、このような条件にそれぞれ
対応した装置が多種、提案されている。
このような対応を行なった装置の一群にターンテーブ
ル付、又は、旋回装置付の垂直循環式駐車装置がある。
ル付、又は、旋回装置付の垂直循環式駐車装置がある。
垂直循環式駐車装置の一般的な構成では、敷地の間口
寸法より奥行寸法が長く、これと同方向に入出庫口を定
めるのが望ましく、また標準的であるが、このような方
向に入出庫口を設けられない場合には出入庫口を直角乃
至ほぼ直角方向とし、収容自動車は旋回装置を用いて転
向して収容する装置が公知である。
寸法より奥行寸法が長く、これと同方向に入出庫口を定
めるのが望ましく、また標準的であるが、このような方
向に入出庫口を設けられない場合には出入庫口を直角乃
至ほぼ直角方向とし、収容自動車は旋回装置を用いて転
向して収容する装置が公知である。
即ち、第7図は、従来の直角方向入出庫方式の旋回装
置付の垂直循環駐車装置101を示す。上下の位置に枢設
されたスプロケット車102,102及び103,103との間にそれ
ぞれ無端状のチェーン104,104が循環可能に連鎖張架さ
れている。該チェーン104と104との間にはチェーンアー
ム116,116…(第7図には図示省略)を介して搬器110,1
10…が複数箇懸垂されている。搬器110にはそれぞれ懸
垂フレーム120,120でトレイ130が脱着可能に支承係合さ
れている。入出庫口105は装置の下方に配設され、該入
出庫口105附近にある搬器110のトレイ130はピット106内
に配設された旋回装置140により図示の如く、収容すべ
き自動車108の進行方向に転向されている。
置付の垂直循環駐車装置101を示す。上下の位置に枢設
されたスプロケット車102,102及び103,103との間にそれ
ぞれ無端状のチェーン104,104が循環可能に連鎖張架さ
れている。該チェーン104と104との間にはチェーンアー
ム116,116…(第7図には図示省略)を介して搬器110,1
10…が複数箇懸垂されている。搬器110にはそれぞれ懸
垂フレーム120,120でトレイ130が脱着可能に支承係合さ
れている。入出庫口105は装置の下方に配設され、該入
出庫口105附近にある搬器110のトレイ130はピット106内
に配設された旋回装置140により図示の如く、収容すべ
き自動車108の進行方向に転向されている。
第8図〜第10図には旋回装置140の動作を時系列順に
説明したもので、前記第7図の入出庫口105及び旋回装
置140附近のみを示している。旋回装置140はピット106
内に装備されたもので、ベースフレーム141上に複数の
昇降手段142,142…を具え該昇降手段142,142…上に支持
フレーム143が支持されている。ここで該、昇降手段14
2,142…としては油圧シリンダー、電動式ねじジャッキ
等の公知の機器が利用可能であり、かつ複数の昇降手段
142,142…が同調乃至揃速して昇降動作するようになさ
れる。次に、支持フレーム143には旋回手段144が具えら
れており、該旋回手段144には、例えば、クレーン車や
砲台等に用いる公知の旋回台軸受等が利用可能である。
更に、該旋回手段144の上部には、旋回フレーム145,145
が具えられており、該旋回フレーム145,145は、搬器110
のトレイ130を支承可能となされている。
説明したもので、前記第7図の入出庫口105及び旋回装
置140附近のみを示している。旋回装置140はピット106
内に装備されたもので、ベースフレーム141上に複数の
昇降手段142,142…を具え該昇降手段142,142…上に支持
フレーム143が支持されている。ここで該、昇降手段14
2,142…としては油圧シリンダー、電動式ねじジャッキ
等の公知の機器が利用可能であり、かつ複数の昇降手段
142,142…が同調乃至揃速して昇降動作するようになさ
れる。次に、支持フレーム143には旋回手段144が具えら
れており、該旋回手段144には、例えば、クレーン車や
砲台等に用いる公知の旋回台軸受等が利用可能である。
更に、該旋回手段144の上部には、旋回フレーム145,145
が具えられており、該旋回フレーム145,145は、搬器110
のトレイ130を支承可能となされている。
第8図(ア)(イ)において昇降手段142,142…は上
昇位置をとり、従って支持フレーム143、旋回手段144、
旋回フレーム145,145は上昇位置にあり、かつ該旋回フ
レーム145,145上に支承されたトレイ130は搬器110のケ
ージ111の連結梁126,126から空隙146を保って浮上して
おり、かつ、前記旋回手段144及び旋回フレーム145,145
は入出庫口105方向に回動しており、従ってトレイ130も
入出庫口105方向に転向している。従って第8図(ア)
の状態は前記第7図の状態から自動車108が入出庫口105
からトレイ130内に進入した状態に相当する。
昇位置をとり、従って支持フレーム143、旋回手段144、
旋回フレーム145,145は上昇位置にあり、かつ該旋回フ
レーム145,145上に支承されたトレイ130は搬器110のケ
ージ111の連結梁126,126から空隙146を保って浮上して
おり、かつ、前記旋回手段144及び旋回フレーム145,145
は入出庫口105方向に回動しており、従ってトレイ130も
入出庫口105方向に転向している。従って第8図(ア)
の状態は前記第7図の状態から自動車108が入出庫口105
からトレイ130内に進入した状態に相当する。
第9図(ア)(イ)は、第8図(ア)(イ)の状態か
らひき続き推移する継起の状態を示す。ここでは入出庫
口105の扉107を閉じてのち、昇降手段142,142…は上昇
位置をとったまま旋回手段144をほぼ直角方向に転向す
ると、旋回フレーム145,145及びトレイ130は懸垂フレー
ム120と120との内側範囲内を回動してトレイ130とケー
ジ111との方向を一致せしめる。このとき、ケージ111の
連結梁126,126とトレイ130との間には空隙146が維持さ
れたままとなっている。
らひき続き推移する継起の状態を示す。ここでは入出庫
口105の扉107を閉じてのち、昇降手段142,142…は上昇
位置をとったまま旋回手段144をほぼ直角方向に転向す
ると、旋回フレーム145,145及びトレイ130は懸垂フレー
ム120と120との内側範囲内を回動してトレイ130とケー
ジ111との方向を一致せしめる。このとき、ケージ111の
連結梁126,126とトレイ130との間には空隙146が維持さ
れたままとなっている。
次に、第10図(ア)(イ)には、更に次の推移を示
す。前記の状態より昇降手段142,142…を下限に達する
まで下降させる。この下降動作の途中において旋回フレ
ーム145,145上に載置されたトレイ130はケージ111の連
結梁126乃至支持板127上に係合支承されると共に、昇降
手段142,142…は更に下降を継続し下限に到って停止す
る。
す。前記の状態より昇降手段142,142…を下限に達する
まで下降させる。この下降動作の途中において旋回フレ
ーム145,145上に載置されたトレイ130はケージ111の連
結梁126乃至支持板127上に係合支承されると共に、昇降
手段142,142…は更に下降を継続し下限に到って停止す
る。
この状態で、旋回フレーム145,145は、ケージ111の連
結梁126,126との間は空隙147を有して離隔待避してお
り、トレイ130及び自動車108は搬器110上の正規位置に
支承されるので、この後、通常の垂直循環式駐車装置と
同様に、チェーン104,104を循環させて装置を運転する
ことができる。
結梁126,126との間は空隙147を有して離隔待避してお
り、トレイ130及び自動車108は搬器110上の正規位置に
支承されるので、この後、通常の垂直循環式駐車装置と
同様に、チェーン104,104を循環させて装置を運転する
ことができる。
前記は、駐車装置101の搬器110長手方向と、該駐車装
置101の入出庫口105を直角方向としたいわゆる直角入出
庫方式のものであるが、この他に、駐車装置の搬器の長
手方向と、入出庫口の方向とは一致しているが、旋回装
置を前記の場合と同様に装備して、入庫の際は前進入庫
し、その後格納に先だちまたは出庫に先だって自動車の
方向を180度転向して、自動車が前進運転で退出できる
ようにし、利用者の利便をはかり、または、退出時間の
短縮をはかり利用効率を高めようとする装置にも用いら
れている。
置101の入出庫口105を直角方向としたいわゆる直角入出
庫方式のものであるが、この他に、駐車装置の搬器の長
手方向と、入出庫口の方向とは一致しているが、旋回装
置を前記の場合と同様に装備して、入庫の際は前進入庫
し、その後格納に先だちまたは出庫に先だって自動車の
方向を180度転向して、自動車が前進運転で退出できる
ようにし、利用者の利便をはかり、または、退出時間の
短縮をはかり利用効率を高めようとする装置にも用いら
れている。
[発明が解決しようとする問題点] このような旋回装置付垂直循環式駐車装置101には次
のような改善を要する問題点が存する。
のような改善を要する問題点が存する。
先づ、前記の如き、ケージ111内で旋回動作を行なう
ものであるため、第11図(イ)に示すとおり、収容する
自動車108は前記旋回動作の際に少くとも懸垂フレーム1
20,120と当接しないように、自動車108の前後に空隙14
8,148を確保しておく必要がある(本図において自動車1
08後部の空隙148は図示省略)しかるに、旋回装置140を
設けない一般の垂直循環式駐車装置の場合であれば、通
常は、懸垂フレーム120と120の間の長さとほぼ均等の長
さの自動車を収納可能であるから、従って、旋回装置付
垂直循環式駐車装置101では、旋回装置付でない垂直循
環式駐車装置と同一長さのケージを用いても、全長の短
かい自動車しか収容できないという制約、乃至問題点が
ある。
ものであるため、第11図(イ)に示すとおり、収容する
自動車108は前記旋回動作の際に少くとも懸垂フレーム1
20,120と当接しないように、自動車108の前後に空隙14
8,148を確保しておく必要がある(本図において自動車1
08後部の空隙148は図示省略)しかるに、旋回装置140を
設けない一般の垂直循環式駐車装置の場合であれば、通
常は、懸垂フレーム120と120の間の長さとほぼ均等の長
さの自動車を収納可能であるから、従って、旋回装置付
垂直循環式駐車装置101では、旋回装置付でない垂直循
環式駐車装置と同一長さのケージを用いても、全長の短
かい自動車しか収容できないという制約、乃至問題点が
ある。
次に、垂直循環式駐車装置一般に通有な、次のような
現象乃至は問題点がある。
現象乃至は問題点がある。
第11図(ア)(イ)は、一の搬器110a(110)と、こ
れに隣り合って同一チェーン104連鎖中に懸垂されてい
る他の搬器110b(110)とが、例えばスプロケット車103
附近を周回する場合の相互の干渉の状態を示したもので
ある。
れに隣り合って同一チェーン104連鎖中に懸垂されてい
る他の搬器110b(110)とが、例えばスプロケット車103
附近を周回する場合の相互の干渉の状態を示したもので
ある。
一般の垂直循環式駐車装置または、搬器110の長手方
向と平行に自動車の入出庫を行なう装置即ち平行入庫方
式のものでは搬器110に自動車108を乗り入れる場合には
懸垂フレーム120の閉ループに囲繞された内側を、くぐ
ってトレイ130上に進入する。従って懸垂フレーム120に
自動車108の入出庫に対して充分に餘祐のある寸度と
し、即ちほぼ四辺形状に形成されている。このような搬
器110が、スプロケット車103附近を周回する場合には第
11図(ア)の如く、一の搬器110aの懸垂フレーム120の
肩部128と、他の搬器110bの懸垂フレー120とは図示の如
く相互に干渉を生ずる。これは、一の搬器110aと他の搬
器110bとがスプロケット車103を周回移動するに伴って
前記干渉の範囲は次第に変化し、結局一の搬器110aに対
しては斜線を施した干渉領域115乃至干渉線に沿って漸
次、推移する。もう一方の肩部128についても同様であ
る。
向と平行に自動車の入出庫を行なう装置即ち平行入庫方
式のものでは搬器110に自動車108を乗り入れる場合には
懸垂フレーム120の閉ループに囲繞された内側を、くぐ
ってトレイ130上に進入する。従って懸垂フレーム120に
自動車108の入出庫に対して充分に餘祐のある寸度と
し、即ちほぼ四辺形状に形成されている。このような搬
器110が、スプロケット車103附近を周回する場合には第
11図(ア)の如く、一の搬器110aの懸垂フレーム120の
肩部128と、他の搬器110bの懸垂フレー120とは図示の如
く相互に干渉を生ずる。これは、一の搬器110aと他の搬
器110bとがスプロケット車103を周回移動するに伴って
前記干渉の範囲は次第に変化し、結局一の搬器110aに対
しては斜線を施した干渉領域115乃至干渉線に沿って漸
次、推移する。もう一方の肩部128についても同様であ
る。
このような干渉による相互の当接を避けるために、第
11図(イ)に示すように、懸垂フレーム120には側面視
αの角度を付して形成し、一の搬器110aの懸垂フレーム
120の肩部128と、他の搬器110bの懸垂フレーム120との
間には空隙117が保有され、相互に離隔して衝突を生じ
ないようにする設計が一般的に行なわれている。第11図
(イ)には自動車108後部の図示が省略されているが、
後部についても同様である。
11図(イ)に示すように、懸垂フレーム120には側面視
αの角度を付して形成し、一の搬器110aの懸垂フレーム
120の肩部128と、他の搬器110bの懸垂フレーム120との
間には空隙117が保有され、相互に離隔して衝突を生じ
ないようにする設計が一般的に行なわれている。第11図
(イ)には自動車108後部の図示が省略されているが、
後部についても同様である。
そこで前記のように、旋回装置付垂直循環式駐車装置
101では同一長さの搬器に対して車長の短い自動車しか
収容できない事情に加えて、前記、干渉の現象を避ける
ための懸垂フレーム120には傾斜αが付され、自動車108
の収容可能長さを制限する事情が相加されるというも問
題があった。従って、旋回装置付循環式駐車装置におい
ても、更に車長の長い自動車が収容可能となり空間の利
用効率を高めた装置の開発が希求されていた。
101では同一長さの搬器に対して車長の短い自動車しか
収容できない事情に加えて、前記、干渉の現象を避ける
ための懸垂フレーム120には傾斜αが付され、自動車108
の収容可能長さを制限する事情が相加されるというも問
題があった。従って、旋回装置付循環式駐車装置におい
ても、更に車長の長い自動車が収容可能となり空間の利
用効率を高めた装置の開発が希求されていた。
(ロ)発明の構成 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上記の如き事情を改善するためになされた
もので、上下の位置に枢設されたスプロケット車間に無
端状に連鎖循環する2条のチェーンの間に所定の間隔毎
に渡設懸垂された複数の搬器と、自動車入出庫口附近に
配設された旋回装置とを用いて、自動車を旋回可能に駐
車せしめる旋回装置付垂直循環式駐車装置において、前
記搬器は、前記2条のチェーンの間に渡架されたシャフ
トと、前記シャフトに懸架された前記搬器の前記シャフ
トの中心線方向の両端に対向して配置されている2ヶの
懸垂フレームと、前記2ヶの懸垂フレームの間に着脱可
能に支承されるトレイとよりなり、前記2ヶの懸垂フレ
ームのうち当該懸垂フレームの形成する囲繞領域内を自
動車が通過しない少なくとも一方、または両方の前記懸
垂フレームだけは前記シャフトの中心線方向視では上端
部両側の肩部が隅切り状に前記チェーンに所定の間隔毎
に隣り合い懸垂された他の搬器との間の干渉領域外に待
避して形成されたものであり、かつ前記シャフトの中心
線に垂直な方向視ではほぼ垂直に懸垂されたものであ
る、旋回装置付垂直循環式駐車装置の搬器、として構成
されたものである。
もので、上下の位置に枢設されたスプロケット車間に無
端状に連鎖循環する2条のチェーンの間に所定の間隔毎
に渡設懸垂された複数の搬器と、自動車入出庫口附近に
配設された旋回装置とを用いて、自動車を旋回可能に駐
車せしめる旋回装置付垂直循環式駐車装置において、前
記搬器は、前記2条のチェーンの間に渡架されたシャフ
トと、前記シャフトに懸架された前記搬器の前記シャフ
トの中心線方向の両端に対向して配置されている2ヶの
懸垂フレームと、前記2ヶの懸垂フレームの間に着脱可
能に支承されるトレイとよりなり、前記2ヶの懸垂フレ
ームのうち当該懸垂フレームの形成する囲繞領域内を自
動車が通過しない少なくとも一方、または両方の前記懸
垂フレームだけは前記シャフトの中心線方向視では上端
部両側の肩部が隅切り状に前記チェーンに所定の間隔毎
に隣り合い懸垂された他の搬器との間の干渉領域外に待
避して形成されたものであり、かつ前記シャフトの中心
線に垂直な方向視ではほぼ垂直に懸垂されたものであ
る、旋回装置付垂直循環式駐車装置の搬器、として構成
されたものである。
即ち、旋回装置付の垂直循環駐車装置のうち、直角入
出庫方式の場合は、2つの懸垂フレームの両側共該懸垂
フレーム内を自動車が通り抜ける必要がなく、また平行
入出庫方式の場合においても、少くとも一方の懸垂フレ
ームは自動車が通り抜ける必要がないので、自動車の通
り抜けない懸垂フレームは前記干渉領域を避けた形状と
することが可能であり、またこのようにすることによっ
て該懸垂フレームは側面視傾斜を附することなく、垂直
またはほぼ垂直に懸垂することが可能となり、更にこれ
に伴って搬器の有効長さが長くなり、従って旋回装置付
の装置においても、従来より車長の長い自動車を収容可
能とするように企図したものである。
出庫方式の場合は、2つの懸垂フレームの両側共該懸垂
フレーム内を自動車が通り抜ける必要がなく、また平行
入出庫方式の場合においても、少くとも一方の懸垂フレ
ームは自動車が通り抜ける必要がないので、自動車の通
り抜けない懸垂フレームは前記干渉領域を避けた形状と
することが可能であり、またこのようにすることによっ
て該懸垂フレームは側面視傾斜を附することなく、垂直
またはほぼ垂直に懸垂することが可能となり、更にこれ
に伴って搬器の有効長さが長くなり、従って旋回装置付
の装置においても、従来より車長の長い自動車を収容可
能とするように企図したものである。
以下、図面により本装置の構成を説明する。
第1図は本発明のうち、直角入出庫方式の場合の全体
配設関係を示したものである。
配設関係を示したものである。
上下の位置に枢設されたスプロケット車2,2及び3,3と
の間に、それぞれ無端状のチェーン4,4が循環可能に連
鎖張架されている。該チェーン4,4にはそれぞれ、チェ
ーンアーム(第1図には図示せず)を介して搬器10,10
…が複数箇懸垂されている。該搬器10には、それぞれケ
ージ11の懸垂フレーム20,20を介してトレイ30が脱着可
能に係合、支承されている。
の間に、それぞれ無端状のチェーン4,4が循環可能に連
鎖張架されている。該チェーン4,4にはそれぞれ、チェ
ーンアーム(第1図には図示せず)を介して搬器10,10
…が複数箇懸垂されている。該搬器10には、それぞれケ
ージ11の懸垂フレーム20,20を介してトレイ30が脱着可
能に係合、支承されている。
次に入出庫口5は装置の下方に配設され、また装置の
最下部にはピット6が掘設され、該ピット6内には旋回
装置40が装備されている。
最下部にはピット6が掘設され、該ピット6内には旋回
装置40が装備されている。
ここで該旋回装置40はベースフレーム41上に複数の昇
降手段42,42…を具え、該昇降手段42,42…上には支持フ
レーム43が支持されている。更に該支持フレーム43上に
は旋回手段44及び旋回フレーム45,45が具えられてい
る。
降手段42,42…を具え、該昇降手段42,42…上には支持フ
レーム43が支持されている。更に該支持フレーム43上に
は旋回手段44及び旋回フレーム45,45が具えられてい
る。
このような旋回装置40の構成及び動作は第8図〜第10
図に示した従来の装置の場合と均等で、昇降手段42,42
…により旋回フレーム45,45を介してトレイ30を懸垂フ
レーム20,20から上昇離隔させ、旋回手段44により旋回
を行ない、搬器10の方向とトレイ30の方向とを一致せし
めたら、昇降手段42,42…を下降させ、懸垂フレーム20,
20の間にトレイ30を載置係合させ、更に旋回フレーム4
5,45を下降待避させてのち、搬器10,10の垂直循環運行
を行なわせるもので、以下述べたような基本的構成に関
する限りは従来の旋回装置付垂直循環式駐車装置101の
構成と均等である。
図に示した従来の装置の場合と均等で、昇降手段42,42
…により旋回フレーム45,45を介してトレイ30を懸垂フ
レーム20,20から上昇離隔させ、旋回手段44により旋回
を行ない、搬器10の方向とトレイ30の方向とを一致せし
めたら、昇降手段42,42…を下降させ、懸垂フレーム20,
20の間にトレイ30を載置係合させ、更に旋回フレーム4
5,45を下降待避させてのち、搬器10,10の垂直循環運行
を行なわせるもので、以下述べたような基本的構成に関
する限りは従来の旋回装置付垂直循環式駐車装置101の
構成と均等である。
次に、搬器10について説明する。
第2図(ア)(イ)及び第3図(ア)(イ)に示すと
おり搬器10は、ケージ11及びトレイ30よりなっている。
おり搬器10は、ケージ11及びトレイ30よりなっている。
ケージ11のシャフト12は両端の軸端部13,13附近が前
記チェーン4,4のアーム16,16(第2図(ア)には図示し
ていない)に嵌着して連結されるべき部位で、該軸端部
13,13のやや内方より位置に懸垂フレーム20,20が軸受部
14,14を介して枢着されている。
記チェーン4,4のアーム16,16(第2図(ア)には図示し
ていない)に嵌着して連結されるべき部位で、該軸端部
13,13のやや内方より位置に懸垂フレーム20,20が軸受部
14,14を介して枢着されている。
懸垂フレーム20は例えば円筒管材または角形管材を用
いて正面視多角形状のループに形成されたものである。
即ち水平部材21の両側は肩に相当する部位を隅切り状に
形成した傾斜部材22,22に連らなり更に下方においては
それぞれ屈曲して縦部材23,23に連らなっており、更に
該縦部材23,23の下方においては小屈曲を経て水平部材2
4に連らなって相互に連結され、このようにして閉ルー
プをなし一体的固定関係となされている。また前記水平
部材21の下方に沿っては補強部材25が固着されており、
該補強部材25に設けた前記軸受部14は前記シャフト12と
の枢着点となっている。またこのような構成は、他の一
の懸垂フレーム20についても均等である。
いて正面視多角形状のループに形成されたものである。
即ち水平部材21の両側は肩に相当する部位を隅切り状に
形成した傾斜部材22,22に連らなり更に下方においては
それぞれ屈曲して縦部材23,23に連らなっており、更に
該縦部材23,23の下方においては小屈曲を経て水平部材2
4に連らなって相互に連結され、このようにして閉ルー
プをなし一体的固定関係となされている。また前記水平
部材21の下方に沿っては補強部材25が固着されており、
該補強部材25に設けた前記軸受部14は前記シャフト12と
の枢着点となっている。またこのような構成は、他の一
の懸垂フレーム20についても均等である。
次に、懸垂フレーム20及び20の水平部材24,24を結ん
で連結梁26,26が渡設固着されており、これにより前記
懸垂フレーム20及び20とを一体的固着関係を形成すると
共に、後記するトレイ30の側縁部32,32附近を支承す
る。また懸垂フレーム20の水平部材24に沿って、及び前
記連結梁26,26とを結んで支持板27が水平位置に固着さ
れ、また他の懸垂フレーム20にも同様に支持板27が水平
位置に固着されている。該支持板27,27は後記のトレイ3
0の端部34,34附近をそれぞれ支承するためのもので前記
支承を行なった時、トレイ30下面に突設されたピン35,3
5と係合して相互関係を保全するための孔28,28がそれぞ
れ穿孔されている。
で連結梁26,26が渡設固着されており、これにより前記
懸垂フレーム20及び20とを一体的固着関係を形成すると
共に、後記するトレイ30の側縁部32,32附近を支承す
る。また懸垂フレーム20の水平部材24に沿って、及び前
記連結梁26,26とを結んで支持板27が水平位置に固着さ
れ、また他の懸垂フレーム20にも同様に支持板27が水平
位置に固着されている。該支持板27,27は後記のトレイ3
0の端部34,34附近をそれぞれ支承するためのもので前記
支承を行なった時、トレイ30下面に突設されたピン35,3
5と係合して相互関係を保全するための孔28,28がそれぞ
れ穿孔されている。
前記、懸垂フレーム20、において特に必要なことは該
懸垂フレーム20の肩の部分に隅切り状に傾斜部をなす傾
斜部材22,22が形成されており、該傾斜部材22,22の形状
を定めるに当っては、当該駐車装置のチェーン4,4の連
鎖中に隣り合って懸垂される他の搬器との間の斜線を施
した干渉領域15,15よりに少くとも範囲外に形成するこ
とを要する。かつ、このようにすることにより、該懸垂
フレーム20は第3図(ア)に示すように側面視、シャフ
ト12から垂直に垂下して懸垂したものとしても、隣り合
う他の搬器10b(10)との干渉を生じない。
懸垂フレーム20の肩の部分に隅切り状に傾斜部をなす傾
斜部材22,22が形成されており、該傾斜部材22,22の形状
を定めるに当っては、当該駐車装置のチェーン4,4の連
鎖中に隣り合って懸垂される他の搬器との間の斜線を施
した干渉領域15,15よりに少くとも範囲外に形成するこ
とを要する。かつ、このようにすることにより、該懸垂
フレーム20は第3図(ア)に示すように側面視、シャフ
ト12から垂直に垂下して懸垂したものとしても、隣り合
う他の搬器10b(10)との干渉を生じない。
他の一の懸垂フレーム20についても全く同様に定め
る。
る。
次に第2図(イ)に示したトレイ30について説明す
る。トレイ30は前記ケージ11とは係脱可能のもので、収
容すべき自動車8を積載してケージ11から旋回装置40に
より浮上支持されて回動転向され、またはケージ11に係
合支承されて駐車格納を行なうためのものである。
る。トレイ30は前記ケージ11とは係脱可能のもので、収
容すべき自動車8を積載してケージ11から旋回装置40に
より浮上支持されて回動転向され、またはケージ11に係
合支承されて駐車格納を行なうためのものである。
即ち、トレイ30は自動車8の車輪の踏面となるべき踏
面部31,31と自動車の車輪を誘導しかつ当該トレイ30の
補剛のために段付嵩上せしめた側縁部32,32と中間部33
とを一体的に構成したものである。かつ、トレイ30の端
部34,34附近は、該トレイ30が前記ケージ11に支承され
る際に、支持板27,27にそれぞれ支承されるべき部位で
あり、該トレイ30の端部34,34附近の下面に突設したピ
ン35,35はそれぞれ前記孔28,28に挿入係合して相互の位
置関係が確保される。
面部31,31と自動車の車輪を誘導しかつ当該トレイ30の
補剛のために段付嵩上せしめた側縁部32,32と中間部33
とを一体的に構成したものである。かつ、トレイ30の端
部34,34附近は、該トレイ30が前記ケージ11に支承され
る際に、支持板27,27にそれぞれ支承されるべき部位で
あり、該トレイ30の端部34,34附近の下面に突設したピ
ン35,35はそれぞれ前記孔28,28に挿入係合して相互の位
置関係が確保される。
また、トレイ30端部34、附近において中間部33から踏
面部31,31及び側縁部32,32方向に角度θ,θをなした隅
切りした形状をなし、また他の端部34についても同様に
なされているが、これによって該トレイ30が旋回装置40
によって回動させられる時に懸垂フレーム20,20の縦部
材23,23及び23,23と接触することなく回動可能である。
面部31,31及び側縁部32,32方向に角度θ,θをなした隅
切りした形状をなし、また他の端部34についても同様に
なされているが、これによって該トレイ30が旋回装置40
によって回動させられる時に懸垂フレーム20,20の縦部
材23,23及び23,23と接触することなく回動可能である。
[実施例] 次に本発明の他の実施例である平行入出庫方式の場合
に用いる搬器60について説明する。
に用いる搬器60について説明する。
第5図は平行入庫方式の場合の旋回装置付垂直循環式
駐車装置51の全体の配設関係を示している。
駐車装置51の全体の配設関係を示している。
ここでは、スプロケット車52,52及び53,53間を循環す
るチェーン54,54に複数の搬器60,60…が懸垂され、下部
のピット56内には旋回装置90を具えた基本的構成につい
ては、前記直角入出庫方式の場合と均等である。
るチェーン54,54に複数の搬器60,60…が懸垂され、下部
のピット56内には旋回装置90を具えた基本的構成につい
ては、前記直角入出庫方式の場合と均等である。
ここで入出庫口55は鎖線で示した如く図示のの紙面手
前側に開口して配設されており、従って入庫すべき自動
車(図示していない)は紙表方向から入出庫口55を経て
トレイ80に進入する。旋回装置90は、前記の実施例の場
合と同様にトレイ80を昇降手段92,92…により上昇させ
てのち、旋回手段94により180゜転向させて、再び昇降
手段92,92…を下降させて、ケージ61に下降支承させ
る。これは自動車の前後の方向を反転させることによ
り、出庫の場合にそのまま入出庫口55から前進で退出で
きる便宜を得るためであり、この旋回操作は、自動車が
入庫した直後に行なってのち格納しても、よく、または
格納後退出する直前に行なってもよく、管理者の判断に
委ねられる。
前側に開口して配設されており、従って入庫すべき自動
車(図示していない)は紙表方向から入出庫口55を経て
トレイ80に進入する。旋回装置90は、前記の実施例の場
合と同様にトレイ80を昇降手段92,92…により上昇させ
てのち、旋回手段94により180゜転向させて、再び昇降
手段92,92…を下降させて、ケージ61に下降支承させ
る。これは自動車の前後の方向を反転させることによ
り、出庫の場合にそのまま入出庫口55から前進で退出で
きる便宜を得るためであり、この旋回操作は、自動車が
入庫した直後に行なってのち格納しても、よく、または
格納後退出する直前に行なってもよく、管理者の判断に
委ねられる。
かつ、このような平行入庫方式の装置は、その基本構
成に関する限りは従来の装置と均等である。
成に関する限りは従来の装置と均等である。
ここで、搬器60は、第5図に示されたとおり、自動車
の通過すべき手前側の懸垂フレーム70bは、ほぼ四辺形
状をなし、自動車の通過しない奥側の懸垂フレーム70a
は肩に相当する部位を隅切りした多角形状をなしてい
る。
の通過すべき手前側の懸垂フレーム70bは、ほぼ四辺形
状をなし、自動車の通過しない奥側の懸垂フレーム70a
は肩に相当する部位を隅切りした多角形状をなしてい
る。
第6図には、本実施例の場合に用いる搬器60のケージ
61の骨格図で示した略図である。シャフト62に枢着され
た2ヶの懸垂フレーム70b,70aのうち、入出庫口55側に
位置すべき懸垂フレーム70bは、水平部材71b、縦部材73
b,73b及び水平部材74bとで形成されたほぼ四辺形の閉ル
ープの内側は入出庫する自動車の通過が可能乃至餘祐を
もって容易となされている。従って該、搬器フレーム70
bは第11図(ア)(イ)に示した従来の装置の場合と同
様に隣り合う他の搬器との間に干渉を生ずるので、側面
視、角度θをなす傾斜が附与され干渉衝突を避けるよう
になっている。
61の骨格図で示した略図である。シャフト62に枢着され
た2ヶの懸垂フレーム70b,70aのうち、入出庫口55側に
位置すべき懸垂フレーム70bは、水平部材71b、縦部材73
b,73b及び水平部材74bとで形成されたほぼ四辺形の閉ル
ープの内側は入出庫する自動車の通過が可能乃至餘祐を
もって容易となされている。従って該、搬器フレーム70
bは第11図(ア)(イ)に示した従来の装置の場合と同
様に隣り合う他の搬器との間に干渉を生ずるので、側面
視、角度θをなす傾斜が附与され干渉衝突を避けるよう
になっている。
一方、入出庫口55から見て奥側の懸垂フレーム70a
は、水平部材71a、隅切り部をなす傾斜部材72a,72a、縦
部材73a,73a及び水平部材74aとで多角形状に閉ループを
形成したもので、かつ側面視は垂直乃至ほぼ垂直に垂下
されたものであり、第2図(ア)に示された前記実施例
における懸垂フレーム20の構成と均等である。
は、水平部材71a、隅切り部をなす傾斜部材72a,72a、縦
部材73a,73a及び水平部材74aとで多角形状に閉ループを
形成したもので、かつ側面視は垂直乃至ほぼ垂直に垂下
されたものであり、第2図(ア)に示された前記実施例
における懸垂フレーム20の構成と均等である。
その他、連結梁76,76が2ヶの懸垂フレーム70b,70aを
連結した構成など、も前記実施例の場合と同様である。
連結した構成など、も前記実施例の場合と同様である。
また、該搬器60に用いるトレイも第2図(イ)に示し
たものと均等形状であり、ただ2ヶの懸垂フレーム70a
と70bとの間に所在して旋回可能な寸度に定められたも
のを用いる。
たものと均等形状であり、ただ2ヶの懸垂フレーム70a
と70bとの間に所在して旋回可能な寸度に定められたも
のを用いる。
[作用] 次に本発明の装置の作用について、先づ前記直角入出
庫方式の装置の場合について説明する。
庫方式の装置の場合について説明する。
第1図の如く、旋回装置付垂直循環式駐車装置1の入
出庫口5は側面方向に配設されており、最下位に所在す
る搬器10のトレイ30は、旋回装置40に支承されて嵩上さ
れ、かつ入出庫口5方向に転向されて自動車8の入庫待
ちとなっている。
出庫口5は側面方向に配設されており、最下位に所在す
る搬器10のトレイ30は、旋回装置40に支承されて嵩上さ
れ、かつ入出庫口5方向に転向されて自動車8の入庫待
ちとなっている。
次に自動車8がトレイ30に進入するときは懸垂フレー
ム20または20内を通過する必要はなく進入する。次には
旋回装置40の旋回を行ないトレイ30及び自動車8をケー
ジ10の長手方向乃至はシャフト12の長軸方向と一致させ
昇降手段42,42…を下降させて、前記2ヶの懸垂フレー
ム20,20の間の位置においてケージ11に載置係合せしめ
る。この間の動作は第8図〜第10図に示した動作と基本
的に均等である。この後チェーン4,4を運転して自動車
の格納を行なう。出庫の際は希望の搬器10を入出庫口5
附近である装置の下方に呼び出し、前記旋回の逆手順に
よりトレイ30を入出庫口5方向に転向し、かつこの際は
自動車8が前進で出庫できる方向に転向して、自動車8
を退出せしめて動作を完了する。
ム20または20内を通過する必要はなく進入する。次には
旋回装置40の旋回を行ないトレイ30及び自動車8をケー
ジ10の長手方向乃至はシャフト12の長軸方向と一致させ
昇降手段42,42…を下降させて、前記2ヶの懸垂フレー
ム20,20の間の位置においてケージ11に載置係合せしめ
る。この間の動作は第8図〜第10図に示した動作と基本
的に均等である。この後チェーン4,4を運転して自動車
の格納を行なう。出庫の際は希望の搬器10を入出庫口5
附近である装置の下方に呼び出し、前記旋回の逆手順に
よりトレイ30を入出庫口5方向に転向し、かつこの際は
自動車8が前進で出庫できる方向に転向して、自動車8
を退出せしめて動作を完了する。
このような入出庫に伴なう旋回動作の際に、本発明の
搬器10の構成においては、懸垂フレーム20,20は自動車
8の通過を必要としないので干渉領域15,15を避けた多
角形状としてよいのであって、これにより干渉当接を生
じないので、該懸垂フレーム20,20は側面視、垂直乃至
ほぼ垂直に形成できるようになっている。従って、側面
視で懸垂フレーム20,20が軸受部14,14附近からθ,θの
角度をもって相互に内方に傾斜が付されている従来の搬
器110よりも有効長が大となり、より車長の長い自動車
が収容可能である。
搬器10の構成においては、懸垂フレーム20,20は自動車
8の通過を必要としないので干渉領域15,15を避けた多
角形状としてよいのであって、これにより干渉当接を生
じないので、該懸垂フレーム20,20は側面視、垂直乃至
ほぼ垂直に形成できるようになっている。従って、側面
視で懸垂フレーム20,20が軸受部14,14附近からθ,θの
角度をもって相互に内方に傾斜が付されている従来の搬
器110よりも有効長が大となり、より車長の長い自動車
が収容可能である。
次に、他の実施例である平行入出庫方式の装置の場合
の作用について述べる。
の作用について述べる。
第5図の如く本方式の旋回装置付垂直循環方式駐車装
置51の入出庫口55は正面方向に配設されており、最下位
に所在する搬器60のトレイ80はこの場合、該搬器60乃至
シャフト62の長軸方向と同方向に位置し、かつ懸垂フレ
ーム70a,70bに支承載置されて、自動車の入庫待ちとな
っている。かつ、この場合は、ピット56内に装備された
旋回装置90は下降位置をとっており、旋回フレーム95,9
5はトレイ80との間に空隙97を維持して離隔している。
次に自動車は入出庫口55から懸垂フレーム70bを通り抜
けてトレイ80内に進入するが、該懸垂フレーム70bはほ
ぼ四辺形のループをなしており自動車は餘祐をもって通
り抜け自由である。次に、旋回動作は入場後でも出場前
でも何れに行なってもよいが、この場合は、入場後に行
なうものとすれば、昇降手段92,92…を上昇させること
によって、旋回フレーム95,95でトレイ80を持ちあげ浮
上させたのち、旋回手段94を動作させてトレイ80乃至自
動車を180゜回動させて前後の方向を逆転させる。この
後に、昇降手段92,92…を下降させ、トレイ80を懸垂フ
レーム70a,70bに定置係合させると共に、旋回フレーム9
5,95は更に下降、退避するので、以後は駐車装置51の循
環運転が可能となり、格納が行なわれる。
置51の入出庫口55は正面方向に配設されており、最下位
に所在する搬器60のトレイ80はこの場合、該搬器60乃至
シャフト62の長軸方向と同方向に位置し、かつ懸垂フレ
ーム70a,70bに支承載置されて、自動車の入庫待ちとな
っている。かつ、この場合は、ピット56内に装備された
旋回装置90は下降位置をとっており、旋回フレーム95,9
5はトレイ80との間に空隙97を維持して離隔している。
次に自動車は入出庫口55から懸垂フレーム70bを通り抜
けてトレイ80内に進入するが、該懸垂フレーム70bはほ
ぼ四辺形のループをなしており自動車は餘祐をもって通
り抜け自由である。次に、旋回動作は入場後でも出場前
でも何れに行なってもよいが、この場合は、入場後に行
なうものとすれば、昇降手段92,92…を上昇させること
によって、旋回フレーム95,95でトレイ80を持ちあげ浮
上させたのち、旋回手段94を動作させてトレイ80乃至自
動車を180゜回動させて前後の方向を逆転させる。この
後に、昇降手段92,92…を下降させ、トレイ80を懸垂フ
レーム70a,70bに定置係合させると共に、旋回フレーム9
5,95は更に下降、退避するので、以後は駐車装置51の循
環運転が可能となり、格納が行なわれる。
次に出庫の場合は、所要の自動車を収容した搬器10を
入出庫口55位置に呼び出せば、自動車の方向は既に入場
直後に転向されているので、そのまま前進運転で退出
し、これを以って一連の動作を完了する。
入出庫口55位置に呼び出せば、自動車の方向は既に入場
直後に転向されているので、そのまま前進運転で退出
し、これを以って一連の動作を完了する。
この平行入出庫方式の装置において、懸垂フレーム70
bは側面視θの傾斜が附され、従来の懸垂フレーム120と
同じであるが、奥側にある懸垂フレーム70aは、常に自
動車の通過の必要がないので、側面視垂直乃至ほぼ垂直
に下垂されており、従って少くとも一方の懸垂フレーム
70aは、収容自動車の長さを制限する条件となっていな
い。
bは側面視θの傾斜が附され、従来の懸垂フレーム120と
同じであるが、奥側にある懸垂フレーム70aは、常に自
動車の通過の必要がないので、側面視垂直乃至ほぼ垂直
に下垂されており、従って少くとも一方の懸垂フレーム
70aは、収容自動車の長さを制限する条件となっていな
い。
よって、前記実施例の直角入出庫方式の場合より、有
効長さ増加の程度は劣るものの、少くとも従来の装置よ
り車長の長い自動車を収容可能とすることができるので
ある。
効長さ増加の程度は劣るものの、少くとも従来の装置よ
り車長の長い自動車を収容可能とすることができるので
ある。
(ハ)発明の効果 以上、詳細に説明した通り本発明により旋回装置付垂
直循環式駐車装置において、従来と同一敷地、または設
置条件に建設される装置において、従来より車長の長い
自動車が収容可能である。これは標準的設計における数
値例で述べれば直角入出庫方式の場合において従来より
20cm乃至30cm長い自動車が収容可能となり、平行入出庫
方式の場合においても従来より10cm乃至15cm長い自動車
が収容可能である。
直循環式駐車装置において、従来と同一敷地、または設
置条件に建設される装置において、従来より車長の長い
自動車が収容可能である。これは標準的設計における数
値例で述べれば直角入出庫方式の場合において従来より
20cm乃至30cm長い自動車が収容可能となり、平行入出庫
方式の場合においても従来より10cm乃至15cm長い自動車
が収容可能である。
立体式駐車装置、そのものが本来都市における寸分を
争う用地条件を克服して空間の利用効率を高めることが
課題であったが、本発明は、この課題乃至、要請に対応
したものである。更に、自動車の寸度等の仕様は社会的
諸条件、例えば所得の増加、流行等により漸次変化し、
大型化する傾向もあるので、駐車装置の如き社会的資本
財を、自動車仕様の変化に対して、長期的に陳腐化、廃
物化せずに利用できるようにすることのできる本発明の
効果は大である。
争う用地条件を克服して空間の利用効率を高めることが
課題であったが、本発明は、この課題乃至、要請に対応
したものである。更に、自動車の寸度等の仕様は社会的
諸条件、例えば所得の増加、流行等により漸次変化し、
大型化する傾向もあるので、駐車装置の如き社会的資本
財を、自動車仕様の変化に対して、長期的に陳腐化、廃
物化せずに利用できるようにすることのできる本発明の
効果は大である。
(ニ)他の実施態様 なお、この発明は次の実施態様をなすことができる。
(1)前記2ヶの懸垂フレームは何れも前記干渉領域外
に待避して形成されたものであり、前記入出庫口は前記
搬器の前記シャフトと直角の方向に配設された直角入出
庫方式である前記特許請求の範囲第1項記載の旋回装置
付垂直循環式駐車装置の搬器。
に待避して形成されたものであり、前記入出庫口は前記
搬器の前記シャフトと直角の方向に配設された直角入出
庫方式である前記特許請求の範囲第1項記載の旋回装置
付垂直循環式駐車装置の搬器。
(2)前記2ヶの懸垂フレームの1ヶは、前記干渉領域
外に待避して形成されたものであり、前記入出庫口は前
記搬器の前記シャフトと平行の方向に配設された平行入
出庫方式である前記特許請求の範囲第1項記載の旋回装
置付垂直循環式駐車装置の搬器。
外に待避して形成されたものであり、前記入出庫口は前
記搬器の前記シャフトと平行の方向に配設された平行入
出庫方式である前記特許請求の範囲第1項記載の旋回装
置付垂直循環式駐車装置の搬器。
第1図 本発明の搬器を用いた直角入出庫方式の旋回装
置付垂直循環式駐車装置の全体構成を示す正面図 第2図(ア)本発明の搬器のケージを示す斜視図 第2図(イ)本発明の搬器のトレイを示す斜視図 第3図(ア)本発明の搬器を示す側面図 第3図(イ)本発明の搬器を示す正面図 第4図(ア)本発明における一の搬器と隣り合う他の搬
器との関係を示す正面図 第4図(イ)本発明における一の搬器と隣り合う他の搬
器との関係を示す側面図 第5図 本発明の他の実施例における搬器を用いた平行
入出庫方式の旋回装置付垂直循環式駐車装置の全体構成
を示す正面図 第6図 本発明の他の実施例におけるケージを略図で示
す斜視図 第7図 従来の直角入出庫の旋回装置付垂直循環式駐車
装置の全体構成を示す正面図 第8図(ア)従来より用いられている旋回装置を示す正
面図 第8図(イ)従来より用いられている旋回装置を示す側
面図 第9図(ア)従来より用いられている旋回装置の旋回動
作を示す正面図 第9図(イ)従来より用いられている旋回装置の旋回動
作を示す側面図 第10図(ア)従来より用いられている旋回装置の昇降動
作を示す正面図 第10図(イ)従来より用いられている旋回装置の昇降動
作を示す側面図 第11図(ア)従来の装置における一の搬器と隣り合う他
の搬器との関係を示す正面図 第11図(イ)従来の装置における一の搬器と隣り合う他
の搬器との関係を示す側面図 1……旋回装置付垂直循環式駐車装置、2……スプロケ
ット車、3……スプロケット車、4……チェーン、5…
…入出庫口、6……ピット、8……自動車、10……搬
器、10a……当該搬器、10b……他の搬器、11……ケー
ジ、12……シャフト、13……軸端部、14……軸受部、15
……干渉領域、16……チェーンアーム、20……懸垂フレ
ーム、21……水平部材、22……傾斜部材、23……縦部
材、24……水平部材、25……補強部材、26……連結梁、
27……支持板、28……孔、30……トレイ、31……踏面
部、32……側縁部、33……中間部、34……端部、35……
ピン、40……旋回装置、41……ベースフレーム、42……
昇降手段、43……支持フレーム、44……旋回手段、45…
…旋回フレーム、48……空隙、51……旋回装置付垂直循
環式駐車装置、52……スプロケット車、53……スプロケ
ット車、54……チェーン、55……入出庫口、56……ピッ
ト、60……搬器、61……ケージ、62……シャフト、63…
…軸端部、64……軸受部、70a,70b……懸垂フレーム、7
1a,71b……水平部材、72a……傾斜部材、73a,73b……縦
部材、74a,74b……水平部材、75a,75b……補強部材、76
……連結梁、77……支持板、80……トレイ、90……旋回
装置、91……ベースフレーム、92……昇降手段、93……
支持フレーム、94……旋回手段、95……旋回フレーム、
97……空隙、101……旋回装置付垂直循環式駐車装置、1
02……スプロケット車、103……スプロケット車、104…
…チェーン、105……入出庫口、106……ピット、107…
…扉、108……自動車、110……搬器、110a……一の搬
器、110b……他の搬器、111……ケージ、115……干渉領
域、117……空隙、120……懸垂フレーム、126……連結
梁、127……支持板、128……肩部、130……トレイ、140
……旋回装置、141……ベースフレーム、142……昇降手
段、143……支持フレーム、144……旋回手段、145……
旋回フレーム、146……空隙、147……空隙、148……空
隙、α……角度、θ……角度
置付垂直循環式駐車装置の全体構成を示す正面図 第2図(ア)本発明の搬器のケージを示す斜視図 第2図(イ)本発明の搬器のトレイを示す斜視図 第3図(ア)本発明の搬器を示す側面図 第3図(イ)本発明の搬器を示す正面図 第4図(ア)本発明における一の搬器と隣り合う他の搬
器との関係を示す正面図 第4図(イ)本発明における一の搬器と隣り合う他の搬
器との関係を示す側面図 第5図 本発明の他の実施例における搬器を用いた平行
入出庫方式の旋回装置付垂直循環式駐車装置の全体構成
を示す正面図 第6図 本発明の他の実施例におけるケージを略図で示
す斜視図 第7図 従来の直角入出庫の旋回装置付垂直循環式駐車
装置の全体構成を示す正面図 第8図(ア)従来より用いられている旋回装置を示す正
面図 第8図(イ)従来より用いられている旋回装置を示す側
面図 第9図(ア)従来より用いられている旋回装置の旋回動
作を示す正面図 第9図(イ)従来より用いられている旋回装置の旋回動
作を示す側面図 第10図(ア)従来より用いられている旋回装置の昇降動
作を示す正面図 第10図(イ)従来より用いられている旋回装置の昇降動
作を示す側面図 第11図(ア)従来の装置における一の搬器と隣り合う他
の搬器との関係を示す正面図 第11図(イ)従来の装置における一の搬器と隣り合う他
の搬器との関係を示す側面図 1……旋回装置付垂直循環式駐車装置、2……スプロケ
ット車、3……スプロケット車、4……チェーン、5…
…入出庫口、6……ピット、8……自動車、10……搬
器、10a……当該搬器、10b……他の搬器、11……ケー
ジ、12……シャフト、13……軸端部、14……軸受部、15
……干渉領域、16……チェーンアーム、20……懸垂フレ
ーム、21……水平部材、22……傾斜部材、23……縦部
材、24……水平部材、25……補強部材、26……連結梁、
27……支持板、28……孔、30……トレイ、31……踏面
部、32……側縁部、33……中間部、34……端部、35……
ピン、40……旋回装置、41……ベースフレーム、42……
昇降手段、43……支持フレーム、44……旋回手段、45…
…旋回フレーム、48……空隙、51……旋回装置付垂直循
環式駐車装置、52……スプロケット車、53……スプロケ
ット車、54……チェーン、55……入出庫口、56……ピッ
ト、60……搬器、61……ケージ、62……シャフト、63…
…軸端部、64……軸受部、70a,70b……懸垂フレーム、7
1a,71b……水平部材、72a……傾斜部材、73a,73b……縦
部材、74a,74b……水平部材、75a,75b……補強部材、76
……連結梁、77……支持板、80……トレイ、90……旋回
装置、91……ベースフレーム、92……昇降手段、93……
支持フレーム、94……旋回手段、95……旋回フレーム、
97……空隙、101……旋回装置付垂直循環式駐車装置、1
02……スプロケット車、103……スプロケット車、104…
…チェーン、105……入出庫口、106……ピット、107…
…扉、108……自動車、110……搬器、110a……一の搬
器、110b……他の搬器、111……ケージ、115……干渉領
域、117……空隙、120……懸垂フレーム、126……連結
梁、127……支持板、128……肩部、130……トレイ、140
……旋回装置、141……ベースフレーム、142……昇降手
段、143……支持フレーム、144……旋回手段、145……
旋回フレーム、146……空隙、147……空隙、148……空
隙、α……角度、θ……角度
Claims (1)
- 【請求項1】上下の位置に枢設されたスプロケット車間
に無端状に連鎖循環する2条のチェーンの間に所定の間
隔毎に渡設懸垂された複数の搬器と、自動車入出庫口附
近に配設された旋回装置とを用いて、自動車を旋回可能
に駐車せしめる旋回装置付垂直循環式駐車装置におい
て、前記搬器は、前記2条のチェーンの間に渡架された
シャフトと、前記シャフトに懸架された前記搬器の前記
シャフトの中心線方向の両端に対向して配置されている
2ヶの懸垂フレームと、前記2ヶの懸垂フレームの間に
着脱可能に支承されるトレイとよりなり、前記2ヶの懸
垂フレームのうち当該懸垂フレームの形成する囲繞領域
内を自動車が通過しない少なくとも一方、または両方の
前記懸垂フレームだけは前記シャフトの中心線方向視で
は上端部両側の肩部が隅切り状に前記チェーンに所定の
間隔毎に隣り合い懸垂された他の搬器との間の干渉領域
外に待避して形成されたものであり、かつ前記シャフト
の中心線に垂直な方向視ではほぼ垂直に懸垂されたもの
である、旋回装置付垂直循環式駐車装置の搬器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002214A JP2549298B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 旋回装置付垂直循環式駐車装置の搬器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002214A JP2549298B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 旋回装置付垂直循環式駐車装置の搬器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178678A JPH01178678A (ja) | 1989-07-14 |
JP2549298B2 true JP2549298B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=11523102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002214A Expired - Fee Related JP2549298B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 旋回装置付垂直循環式駐車装置の搬器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549298B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108999440A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-12-14 | 杭州科技职业技术学院 | 一种可拓展立体循环停车系统 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6048155A (en) * | 1997-09-04 | 2000-04-11 | Irish; John T. | Containerized vehicle storage system |
JP2009249912A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 垂直循環式駐車装置の改造方法及びその垂直循環式駐車装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551270Y2 (ja) * | 1975-09-20 | 1980-01-14 | ||
JPS603368A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-09 | 日精株式会社 | 垂直循環式駐車装置 |
-
1988
- 1988-01-08 JP JP63002214A patent/JP2549298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108999440A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-12-14 | 杭州科技职业技术学院 | 一种可拓展立体循环停车系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01178678A (ja) | 1989-07-14 |
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