JP2548470Y2 - 管体接続具 - Google Patents

管体接続具

Info

Publication number
JP2548470Y2
JP2548470Y2 JP1993018483U JP1848393U JP2548470Y2 JP 2548470 Y2 JP2548470 Y2 JP 2548470Y2 JP 1993018483 U JP1993018483 U JP 1993018483U JP 1848393 U JP1848393 U JP 1848393U JP 2548470 Y2 JP2548470 Y2 JP 2548470Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claw
pipe
connector
tube
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993018483U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0669585U (ja
Inventor
裕朗 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP1993018483U priority Critical patent/JP2548470Y2/ja
Publication of JPH0669585U publication Critical patent/JPH0669585U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2548470Y2 publication Critical patent/JP2548470Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/10Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using a rotary external sleeve or ring on one part
    • F16L37/101Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using a rotary external sleeve or ring on one part in which the coupling is coaxial with the pipe
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L25/00Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
    • F16L25/0036Joints for corrugated pipes
    • F16L25/0045Joints for corrugated pipes of the quick-acting type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主に、電線管・給排水
湯管やガス管等の流体管・前記流体管の保護管等の管体
を配線・配管ボックスや工場等の各種機械設備等に接続
したり、又、該管体同志を接続したりする際に使用され
る管体接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図13に示されるように、
軟質合成樹脂製の管本体41の内面に硬質線材42が螺
旋状に巻設されて形成される管体40を各種機械設備に
接続する接続具として、接続具50が使用されている。
この接続具50は、一方に機械設備に接続するための雄
ネジ56が形成される本体51と、内面に該本体51に
螺着される雌ネジを有し管体40が挿入される受口57
を構成する筒体52と、該本体51と筒体52とが螺着
された際その内部に収納されるインナースリーブ53、
拡開係止リング54及び止水リング55とから構成され
ている。この接続具50に前記管体40を接続するに
は、まず、本体51から筒体52を取外し、管体40の
接続端に該筒体52、拡開係止リング54及び止水リン
グ55を外装させると共に、インナースリーブ53外面
の螺旋突状58を管体40内面の硬質線材42に螺合さ
せてインナースリーブ53を管端に螺着した後、筒体5
2を本体51に螺着して管体40を接続具50に接続し
ていた。また、前記接続具50による管体40の接続を
解除するには、本体51から筒体52を取外し、管端に
外装又は螺着された筒体52、拡開係止リング54、止
水リング55及びインナースリーブ53を該管端から取
り外すことにより行なわれていた。
【0003】しかしながら前記従来の接続具50にあっ
ては、管体40の接続及び解除作業において、筒体52
を本体51から取外し、筒体52、拡開係止リング5
4、止水リング55及びインナースリーブ53を管体4
0の端部に装着したり又は取り外したりしなければなら
ず、管体の接続及び解除が極めて面倒であるという問題
が生じていた。また、前記接続具50にあっては、その
構成部品点数が多くコスト高であるため、簡単な構造で
安価に提供できる接続具が切望されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、このような
従来技術の問題点に着目してなされたものであって、そ
の目的とするところは、電線管、給排水湯管・ガス管等
の流体管、前記流体管を保護する保護管等の管体を配線
・配管ボックスや工場等の各種機械設備等に接続した
り、又、該管体同志を接続したりする際に使用する管体
接続具であって、極めて簡単な構造をもって管体の接続
及び解除作業を簡単且つ確実に行なうことができる管体
接続具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】上記課題を解決するた
めの手段として、本考案は、「内部に管体が挿入される
外筒と、該外筒内に挿入された管体の内面に配置される
内筒とを一体に備えた受口を有し、該管体を係止する爪
体が弾性変形により受口の半径方向に進退自在に設けら
れた接続具本体と、前記接続具本体に外嵌されると共
に、受口内に挿入された管体を係止すべく爪体を押圧し
て受口内方に変形させる係止部と、受口内への管体の出
入りを妨げない位置に爪体を後退させるべく該爪体の変
形を復帰させる非係止部とを備えた外嵌部材とからな
り、外嵌部材は、接続具本体に外嵌された状態で、爪体
外側に係止部を配置させる位置と非係止部を配置させる
位置間において接続具本体周方向に回動自在とされてな
ることを特徴とする管体接続具」をその要旨としてい
る。
【0006】
【作用】前記構成からなる本考案の管体接続具に管体を
接続するには、接続具本体の爪体外側に該本体に外嵌さ
れた外嵌部材の非係止部を配置させた状態で管体を受口
内に挿入した後、外嵌部材の係止部が爪体外側に配置さ
れる位置まで該本体周方向に外嵌部材を回動させること
により、爪体を受口内方に弾性変形させて管体外面に係
合させ、管体を抜止状態に接続することができる。ま
た、本考案の接続具による管体の接続を解除するには、
爪体外側に係止部を配置させた外嵌部材を、爪体外側に
非係止部を配置させる位置まで該本体の周方向に回動さ
せることにより、爪体の弾性変形を復帰させて受口内か
らの管体の抜脱を妨げない位置まで爪体を後退させ、爪
体による管体の係止を解除して管体を接続具から抜脱す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案についての実施例を図面に基づ
いて説明する。図1及至図3は、本考案の管体接続具の
第一実施例を示す斜視図及び断面図であり、この管体接
続具1は、一方にボックスや機械設備等に接続固定する
ために形成される雄ネジ部21を有し、他方に管体が挿
入される受口22を有する接続具本体2と、この接続具
本体2に外嵌される外嵌部材としてのスリーブ体3とか
ら構成されている。
【0008】接続具本体2は、受口22を構成する外筒
26を有し、その内側に受口22内に挿入された管体の
内面に配置される内筒27が該外筒26と所定間隔を隔
てて一体に設けられている。また、外筒26周上の相対
峙する位置にはコ字状の切欠23が形成され、これによ
り、切欠23に囲まれた爪体24が弾性変形により受口
22の半径方向に進退自在に設けられている。この爪体
24は、受口22内に挿入される管体の外面に喰い込ん
で該管体を係止する爪28を内面側に有し、その外面側
には外筒26外面より外方に膨出して形成される膨出部
29が形成されている。また爪体24は、弾性変形をし
ていない状態において、図2に示すように、爪28が受
口22内面からほとんど突出することなく、受口22内
への管体の出入りを妨げない位置に後退して設けられて
いる。この爪体24は、外面側から外力により押圧され
て弾性変形し、図2において点線で示されるように、爪
28を受口22内面から内方に大きく突出させると共
に、該外力による押圧が取り除かれた際には自身の弾性
により原形状に復帰して再び受口22内面から突出しな
い状態となるように設けられている。また接続具本体2
には、爪体24から周方向に90゜ずれた外筒26外面
に一対の突条25が相対峙して形成されている。
【0009】次にスリーブ体3は、図1又は図3に示さ
れるように、その内面に接続具本体2の突条25に対応
する溝31が一方端から奥方に向けて切り欠かれ、該溝
31は、さらに連続して周方向に所定距離切り欠かれて
形成されている。従って、溝31に突条25を対応させ
て接続具本体2をスリーブ体3内に挿入することによ
り、スリーブ体3を接続具本体2に外嵌でき、さらにこ
の状態において突条25が溝31に沿って周方向に移動
することができるため、スリーブ体3は接続具本体2に
外嵌された状態で該本体2の周方向に所定距離間の回動
が可能とされている。
【0010】またスリーブ体3には、溝31と突条25
とを対応させてスリーブ体3を本体2に外嵌させた際、
爪体24が配置される相対峙する内面に、爪体24を押
圧することなく収容する非係止部としての凹所32が形
成されている。以下、この凹所32が爪体24を収容し
た状態にスリーブ体3が接続具本体2に外嵌される位置
を第一位置と称して説明する。この第一位置において
は、図4に示されるように、爪体24は凹所32内に収
容されることにより、爪体24の膨出部29がスリーブ
体3から押圧を受けないようになっている。この結果、
爪体24は受口22内方に弾性変形することなく原形状
を維持し、爪28を受口22内面から突出させることな
く、受口22内への管体の出入りを妨げない位置に後退
している。尚、本実施例にあっては図4に示すように、
第一位置において膨出部29がスリーブ体3の凹所32
内に配置されるため、接続具本体2に外嵌されたスリー
ブ体3が該本体2から抜け外れることはないが、これに
限らず、スリーブ体3の溝31内に該溝31から突条2
5が抜脱するのを防止する突起を形成する等、スリーブ
体3が接続具本体2から抜け外れるのを防止する機構は
適宜設けることができる。
【0011】また第一位置に配置されたスリーブ体3
は、前述した通り、接続具本体2に対し周方向に所定距
離回動自在に外嵌される。ここで、第一位置に配置され
たスリーブ体3を該本体2の周方向に所定距離回動させ
た位置を第二位置と称して以下に説明する。この第二位
置においては、図6に示されるように、爪体24の外側
に配置されるスリーブ体3の内面33には凹所は形成さ
れていない。従って、第一位置において原形状を維持し
ていた爪体は、スリーブ体3が回動され第二位置に配置
されることにより、爪体24の膨出部29がスリーブ体
3の係止部としての内面33により押圧され、爪体24
が受口22内方に向けて弾性変形し、爪28が受口22
内面から突出するようになっている。さらに、第二位置
に配置されたスリーブ体3を回動させ、再び第一位置に
配置させると、爪体24は、図4に示されるように、外
側に凹所32が配置されることにより、スリーブ体3の
内面33による押圧が解除されて原形状に復帰し、受口
22内への管体の出入りを妨げない位置に後退する。こ
のように管体接続具1は、接続具本体2に外嵌されたス
リーブ体3を第一位置と第二位置との間で回動させるこ
とにより、爪体24が受口22の内方に向けて進退自在
となるように形成されている。尚、本実施例において
は、膨出部29へのスリーブ体3の内面33による押圧
及び解除がスムーズに行なえるよう凹所32又は膨出部
29の周方向の端面を曲面に形成しておくとよい。
【0012】この管体接続具1に、図4に示される軟質
合成樹脂製の管本体41の内面に硬質線材42が巻設さ
れた管体40を接続する方法について以下に説明する。
まず図4に示されるように、接続具本体2に外嵌された
スリーブ体3を第一位置に配置させた状態で、図5に示
されるように、管体40を受口22内に挿入する。この
ようにスリーブ体3を第一位置に配置させた状態におい
ては、前述した通り、接続具本体2の爪体24が、受口
22内への管体の出入りを妨げない位置に後退している
ため、何等抵抗を受けることなく容易に管体40を受口
22内に挿入することができる。また管体40を受口2
2内に挿入する際、管体40の接続端に断面略L字状の
環状止水リング5を嵌着して挿入することにより、受口
22内への止水効果を必要に応じて向上させることがで
きる。この止水リング5は、止水機能を備えた軟質材料
で形成されるものであればこれに限らず、単なる断面円
形状の止水リングを管体40の接続端部に外嵌させても
よい。次いで図6に示されるように、スリーブ体3を接
続具本体2に対し回動させて第二位置に配置させる。こ
のようにスリーブ体3を第二位置に配置させた状態にお
いては、前述した通り、接続具本体2の爪体24がスリ
ーブ体3の内面33により押圧されて受口22内方に弾
性変形し、爪28が受口22内の管体40の軟質合成樹
脂製の管本体41外面に喰い込んで管体40を管体接続
具1に抜止状態に接続することができる。
【0013】次に、管体接続具1に接続された管体40
を該接続具1から抜脱するには、上記接続作業と全く逆
の手順により行うことができる。すなわち、図6に示す
ように管体40が管体接続具1に接続された状態でスリ
ーブ体3を回動させて第一位置に配置させる。スリーブ
体3を第一位置に配置させた状態においては、図5に示
されるように、爪体24の外側にスリーブ体3の凹所3
2が配置されるため、スリーブ体3の内面33による押
圧は解除され、爪体24は原形状に復帰し受口22内か
ら管体40が抜脱するのを妨げない位置まで後退する。
これにより爪体24による管体の係止が解除されて、図
4に示すように管体40を受口22から抜脱させること
ができる。
【0014】尚、本実施例の管体接続具1にあっては、
受口22内に挿入された管体40の内面に配置される内
筒27を有しているため、爪体24による管体40の係
止を確実に行なうことができ、又、従来のように別体の
インナースリーブを用意する必要もない。
【0015】次に、本考案の管体接続具の第2実施例を
説明する。この管体接続具6は、図7及至図9に示され
るように、第一実施例の接続具と同様、雄ネジ部71、
受口72、外筒76、内筒77、切欠73及び爪78を
内面に有する爪体74を備えた接続具本体7と、該本体
7の周方向に所定距離回動可能に外嵌される外嵌部材と
してのスリーブ体8とから構成されている。接続具本体
7の爪体74は、第一実施例の爪体24同様に、弾性変
形により受口72の半径方向に進退自在に設けられ、弾
性変形をしない状態においては図8に示すように爪78
が受口72内面からほとんど突出することなく、受口7
2内への管体の出入りを妨げない位置に後退している。
そして爪体74は、外面側から外力により押圧されて弾
性変形し、図8において点線で示されるように、爪78
を受口72内面から内方に大きく突出させると共に、該
外力による押圧が取り除かれた際には、自身の弾性によ
り原形状に復帰し再び爪78を受口72内面から突出さ
せない状態となるように設けられている。また爪体74
は、その外面に膨出部は有していない。
【0016】スリーブ体8には、内周面の相対峙する位
置に一対の突条81が形成されており、接続具本体7の
外筒76外面には、前記突条81に対応する一対の溝7
9が爪体74から外筒76周方向に90゜ずれた位置に
おいて、受口72の開口端から奥方に向けて切り欠かか
れて形成され、該溝79は、さらに連続して周方向に所
定距離切り欠かれて切欠73に達するよう設けられてい
る。従って、該溝79に突条81を対応させて接続具本
体7をスリーブ体8内に挿入することによりスリーブ体
8を接続具本体7に外嵌でき、さらにこの状態において
突条81が溝79に沿って周方向に移動することができ
るため、スリーブ体8を接続具本体7の周方向に所定距
離回動自在とすることができる。
【0017】ここで、溝78と突条81とを対応させて
接続具本体7をスリーブ体8内に挿入して、スリーブ体
8が接続具本体7に外嵌される位置を第三位置と称して
以下に説明する。この第三位置においては、図10に示
すように、爪体74はスリーブ体8の非係止部としての
内面82から押圧を受けることなく原形状を維持するよ
うになっている。従って、爪体74の爪78が受口72
内面から突出することなく、受口72内への管体の出入
りを妨げないようになっている。
【0018】また、第三位置に配置されたスリーブ体8
を接続具本体7に対し周方向に所定距離回動させると、
スリーブ体8の突条81は接続具本体7の溝79内を移
動して爪体74の外面側に配置される。以下、この突条
81が爪体74の外面側に配置されるようにスリーブ体
8が接続具本体7に外嵌される位置を第四位置と称して
説明する。この第四位置においては、第三位置において
現状を維持していた爪体74は、図12に示されるよう
に、外面側に配置された係止部としての突条81により
押圧されて受口72内方に弾性変形し、爪78が受口7
2内面から突出するようになっている。そして第四位置
に配置されたスリーブ体8を回動させ、再び第三位置に
配置させると、図10に示されるように、爪体74は突
条81による押圧が解除されて原形状に復帰し、受口7
2の内への管体の出入りを妨げない位置に後退する。こ
のように管体接続具6は、接続具本体7に外嵌されたス
リーブ体8を第三位置と第四位置との間で回動させるこ
とにより、爪体74が受口72の内方に向けて進退自在
となるように形成されている。尚、本実施例の管体接続
具6は、第四位置においては、図12に示すように、突
条81が爪体74と係合することにより、又、第三位置
においては、接続具本体7の溝79内に形成された突起
70により突条81が溝79から抜け止めされて、接続
具本体7に外嵌されたスリーブ体8が該本体7から抜け
外れるのを防止するものであるが、これに限らず、スリ
ーブ体8の抜け止め機構は適宜設けることができる。ま
た本実施例においては、スリーブ体8の突条81による
爪体74への押圧及びその解除がスムーズに行なえるよ
うに、スリーブ体8又は爪体74の周方向の端面を曲面
で形成しておくとよい。
【0019】この管体接続具6に、図10に示される外
面に長手方向に連続して凹凸が形成される硬質合成樹脂
製の管体9を接続する方法について以下に説明する。ま
ず図10に示されるように、接続具本体7に対しスリー
ブ体8を第三位置に配置させた状態で、図11に示され
るように、管体9を受口72内に挿入する。このように
スリーブ体8を第三位置に配置させた状態においては、
前述した通り、接続具本体7の爪体74が受口72内へ
の管体9の出入りを妨げない位置に後退しているため、
何等抵抗を受けることなく容易に受口72内へ管体9を
挿入することができる。また管体9を受口72内へ挿入
する際、図10に示されるように、管体9の接続端の凹
部に断面円形状の止水リング10を嵌着して挿入するこ
とにより、受口72内への止水効果を必要に応じて向上
させることができる。次いで、図12に示されるよう
に、スリーブ体8を接続具本体7に対し回動させて第四
位置に配置させる。このようにスリーブ体8を第四位置
に配置させた状態においては、前述した通り、接続具本
体7の爪体74がスリーブ体8の係止部としての突状8
1に押圧されて受口72内方に弾性変形し、爪78が受
口72内の管体9の外面凹部に係合して管体9を接続具
6に抜止状態に接続することができる。
【0020】次に、管体接続具6に接続された管体9を
該接続具6から抜脱するには、上記接続作業と全く逆の
手順により行うことができる。すなわち、図12に示す
ように管体9が管体接続具1に接続された状態でスリー
ブ体8を回動させて第三位置に配置させる。スリーブ体
8を第三位置に配置させた状態においては、図11に示
されるように、スリーブ体8の突条81による爪体74
への押圧は解除され、爪体74は原形状に復帰し受口7
2内から管体9が抜脱するのを妨げない位置まで後退す
る。この状態で爪体74による管体9の係止が解除され
るため、図10に示すように管体9を受口72から抜脱
することができる。
【0021】本実施例の管体接続具6にあっては、第一
実施例の管体接続具1同様、受口72内に挿入された管
体9の内面に配置される内筒77を有しているため、爪
体74による管体9の係止を確実に行なうことができ、
又、従来のように別体のインナースリーブを用意する必
要もない。
【0022】尚、前記第一実施例及び第二実施例におい
て、外嵌部材の外周をローレット状の凹凸面に形成して
おけば、接続具本体に対して外嵌部材を容易に回動させ
ることができる。また前記第一実施例及び第二実施例に
おいては、外嵌部材として接続具本体の外面全周を覆う
円筒状のスリーブ体で説明をしたが、これに限らず、外
嵌部材として、接続具本体の外面の一部を覆う円弧状の
ものを使用してもよい。さらに、前記第一実施例及び第
二実施例においては、一方にのみ管体の受口を有する管
体接続具により説明をしたが、本考案にあってはこれに
限らず、管体同志を接続するため対向する二方に向けて
受口を有する管体接続具として実施する等、用途に応じ
てその構成を適宜変更することができる。
【0023】
【考案の効果】以上に説明したように本考案の管体接続
具においては、接続具本体の爪体外側に該本体に外嵌さ
れた外嵌部材の非係止部を配置させた状態で、管体を受
口内に挿入し、外嵌部材を爪体外側に係止部を配置させ
る位置まで該本体周方向に回動させることにより、管体
を抜止め状態に接続することができ、又、再び爪体外側
に非係止部が配置される位置に外嵌部材を回動させるこ
とにより、管体を抜脱可能とすることができるため、簡
単な構造をもつて管体の接続及び抜脱を簡単且つ確実に
行なうことができる。また本考案の管体接続具接続にあ
っては、外嵌部材による爪体への押圧及びその解除によ
り管体の接続及び抜脱を行なうことができる。従って、
爪体による管体の係止形態を、管体外面への喰い込みに
よるものや管体外面の凹所への嵌入によるもの等適宜実
施でき、その結果、接続の対象となる管体が限定されな
いという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る管体接続具の一実施例を示す分
解斜視図である。
【図2】 図1に示す管体接続具の接続具本体の中央縦
断面図である。
【図3】 図1に示す管体接続具の外嵌部材としてのス
リーブ体の中央縦断面図である。
【図4】 図1に示す管体接続具に管体を接続又は抜脱
する方法を示す断面図である。
【図5】 図1に示す管体接続具に管体を接続又は抜脱
する方法を示す断面図である。
【図6】 図1に示す管体接続具に管体を接続又は抜脱
する方法を示す断面図である。
【図7】 本考案に係る管体接続具の別の実施例を示す
分解斜視図である。
【図8】 図7に示す管体接続具の接続具本体の中央縦
断面図である。
【図9】 図7に示す管体接続具の外嵌部材としてのス
リーブ体の中央縦断面図である。
【図10】 図7に示す管体接続具に管体を接続又は抜
脱する方法を示す断面図である。
【図11】 図7に示す管体接続具に管体を接続又は抜
脱する方法を示す断面図である。
【図12】 図7に示す管体接続具に管体を接続又は抜
脱する方法を示す断面図である。
【図13】 従来の管体接続具を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 管体接続具 2 接続具本体 3 外嵌部材としてのスリーブ体 6 管体接続具 7 接続具本体 8 外嵌部材としてのスリーブ体 22 受口 24 爪体 32 スリーブ体の非係止部としての凹所 33 スリーブ体の係止部としての内面 72 受口 74 爪体 81 スリーブ体の係止部としての突条 82 スリーブ体の非係止部としての内面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に管体が挿入される外筒と、該外筒
    内に挿入された管体の内面に配置される内筒とを一体に
    備えた受口を有し、該管体を係止する爪体が弾性変形に
    より受口の半径方向に進退自在に設けられた接続具本体
    と、 前記接続具本体に外嵌されると共に、受口内に挿入され
    た管体を係止すべく爪体を押圧して受口内方に変形させ
    る係止部と、受口内への管体の出入りを妨げない位置に
    爪体を後退させるべく該爪体の変形を復帰させる非係止
    部とを備えた外嵌部材とからなり、 外嵌部材は、接続具本体に外嵌された状態で、爪体外側
    に係止部を配置させる位置と非係止部を配置させる位置
    間において接続具本体周方向に回動自在とされてなるこ
    とを特徴とする管体接続具。
JP1993018483U 1993-03-18 1993-03-18 管体接続具 Expired - Lifetime JP2548470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993018483U JP2548470Y2 (ja) 1993-03-18 1993-03-18 管体接続具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993018483U JP2548470Y2 (ja) 1993-03-18 1993-03-18 管体接続具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0669585U JPH0669585U (ja) 1994-09-30
JP2548470Y2 true JP2548470Y2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=11972889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993018483U Expired - Lifetime JP2548470Y2 (ja) 1993-03-18 1993-03-18 管体接続具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2548470Y2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5185166B2 (ja) * 2009-03-12 2013-04-17 未来工業株式会社 管接続具
DE102011085398A1 (de) * 2011-10-28 2013-05-02 Fränkische Industrial Pipes GmbH & Co. KG Verbindungseinheit
JP5965227B2 (ja) * 2012-07-05 2016-08-03 未来工業株式会社 電線管連結具、配線ボックス、電線管端末キャップ、屈曲配線経路形成具、および電線管の配管装置
JP6826465B2 (ja) * 2017-03-03 2021-02-03 未来工業株式会社 管継手、排水構造及び排水管接続部構造
JP7141985B2 (ja) * 2018-10-05 2022-09-26 因幡電機産業株式会社 波形管接続具
JP7209252B2 (ja) * 2018-11-30 2023-01-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 継手

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0669585U (ja) 1994-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5080405A (en) Corrugated pipe coupling
US5200575A (en) Connector assembly for conduit
US6435567B2 (en) Coupling structure for tube
US20200227899A1 (en) Quick lock system for joining and aligning tubes, conduits and junction boxes
JP2548470Y2 (ja) 管体接続具
JPH03282086A (ja) 管継手
US20060082144A1 (en) Dustroof cap for quick connector and quick conector
JP2006170379A (ja) 継手
US5037324A (en) Plug and socket retainer
JPH05266947A (ja) 接続器の結合及び同解除装置
JP3151432B2 (ja) リテーナ
JP2606959Y2 (ja) 電線管接続具
JPH0724714Y2 (ja) 係止構造を有する波付管
JP4475770B2 (ja) コルゲート管継手
JPS60208689A (ja) 管継手
JP3653662B2 (ja) 管端末接続具
JP2003083488A (ja) 波付管及び同波付管の連結具並びに波付管と連結具とを備えた被挿通体保護装置
JPH06709Y2 (ja) 螺旋管
JPH0514660Y2 (ja)
JP3337933B2 (ja) 波付可撓管用継手
JP3669859B2 (ja) 管継手
JP2005020921A (ja) 接続用継手
JP2008095897A (ja) 補強具およびそれを使用した管接続構造
JP3032690B2 (ja) フレキシブルチューブ用継手
JPH07233889A (ja) 継 手

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term