JP5185166B2 - 管接続具 - Google Patents

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Description

本発明は、電線、ケーブル等の配線材を収容して保護する波付電線管や給水管、給湯管等の配管材を収容して保護する鞘管等の管体を配線・配管用ボックスの壁面に接続するために用いられる管接続具に関するものである。
建物の壁裏面に取付けられる配線・配管用ボックスには、前記波付電線管や前記鞘管等の管体が管接続具を用いて接続され、波付電線管内に挿通されたケーブルや鞘管内に挿通された給水管等は配線・配管用ボックスの壁面に設けられた貫通孔を貫通して配線・配管用ボックス内に引き出されている。この種の電線管を配線用ボックスに接続するために取付けられる管接続具として、例えば、実公平4−48091号公報に記載されたものが開示されている。図7は前記公報に記載された管接続具を示す。図7において、管接続具61は、筒状の周壁62の一端に電線管が挿入される開口63を有するとともに他端に底壁64を有し、底壁64には配線用ボックス51の壁面52に設けられた貫通孔53と連通して配線材が挿通される連通空間65が形成されている。そして、この連通空間65の周縁に係止突起等からなる取着部66が設けられ、この取着部66が配線用ボックス51の壁面52の貫通孔53に挿入、係止されることにより管接続具61は配線用ボックス51に取着されるようになっている。更に、周壁62には底壁64から開口63に向けて自身の弾性変形により取着部66を縮径させる切欠溝67が形成されている。電線管は、先端部が管接続具61内に挿入され、周壁62に設けられた係止爪68により抜止状態に保持されて管接続具61に接続され、配線用ボックス51の壁面52に接続される。
ところで、図7では、電線管は管接続具61を介して配線用ボックス51の底壁面に接続されるものを示しているが、電線管が管接続具61を介して配線用ボックス51の側壁面に取着されるものであって、しかも、電線管が配線用ボックス51の側壁面の高さより大きい管径を有するものであるときは、管接続具61は、配線用ボックス51の貫通孔53に取着される取着部66の大きさは変わらないものの、電線管が挿入される周壁62は電線管に対応して大径に形成される。このとき、管接続具61が配線用ボックス51の側壁面の貫通孔53に同心に取付けられる通常の形態の管接続具である場合は、管接続具61の周壁62の一部が配線用ボックス51の側壁面から外方にはみ出し、配線用ボックス51の開口54の外側に飛び出してしまう。すると、配線用ボックス51の開口54と当接する壁材は管接続具61のはみ出し部と干渉するから、壁材の裏面に配線用ボックス51の開口54を当接させることができず、配線用ボックス51を壁材に取付けることができなくなってしまう。そこで、管径の大きい電線管を接続するときは、筒状体に形成された管接続具の周壁の軸芯を配線用ボックス51の貫通孔53の中心から開口54と反対側にずらし、周壁の軸芯と取着部の中心とが互いに異なる偏心位置に形成された管接続具が使用される。この管接続具を用いた場合は、管接続具における配線用ボックス51の開口54側となる部分が反開口54側に後退し、配線用ボックス51の開口54側へのはみ出しが解消されるので、配線用ボックス51を支障なく壁材に当接させて設置することができる。
但し、この場合、筒状体に形成された管接続具の周壁の内径は底壁に設けられた連通空間より相当大きく、かつ、連通空間の中心は通常取着部に対応して周壁の軸芯つまり底壁の中心から偏心した位置に設けられる。このため、管接続具の底壁の内面には連通空間の外周側に偏心によるはみ出し面がケーブルを連通空間に挿通させる際の障壁面となって存在する。その結果、電線管内のケーブルを管接続具の底壁の連通空間から配線用ボックス51の貫通孔53に挿通させる際に、ケーブルの先端が底壁の障壁面につかえたりしてこのケーブルを円滑に連通空間内に挿通させることができず、その挿通に手間がかかっていた。
これに対しては、例えば、図8に示すように、波付電線管41を接続するための管接続具71の底壁73における障壁面となる部分を連通空間74に収束するように傾斜面75とすることにより、連通空間74への挿通時に、ケーブルの先端が傾斜面75の内面に沿って連通空間74に導かれるようにする、即ち、傾斜面75を案内として連通空間74に挿入できるようにすることが考えられる。このようにすれば、ケーブルを円滑に連通空間74に挿通させることができる。
ここで、この場合においても、図8に示すように、管接続具71の底壁73から傾斜面75に渡って径方向に細長に切欠した切欠溝76を設ければ、周壁72を外方から挟圧し取着部77を弾性的に縮径させて配線用ボックス51の側壁面の貫通孔53に挿入し、挿入後は、取着部77を弾性復帰により拡開させて配線用ボックス51の貫通孔53に係止させることができるから、簡単に配線用ボックス51に取着することができる。
実公平4−48091号公報
しかし、図8に示した管接続具71は、切欠溝76が設けられていると、傾斜面75に形成された部分が弾性変形し、取着部77が縮径可能となるから、配線用ボックス51の貫通孔53に取着された後に、波付電線管41に、図5(a)の白抜き矢印で示すように、端部周辺を屈曲させるような曲げの力が加わったりすると、切欠溝76の開口幅が収縮して狭められ、取着部77は、同図の二点鎖線矢印で示すように、縮径する。このため、取着部77の係止が外れて管接続具71が配線用ボックス51から脱落してしまう虞がある。なお、これについては、図7の管接続具61についても、同様に、切欠溝67が収縮し、取着部66が縮径して配線用ボックス51の貫通孔53との係止が解除され、配線用ボックス51から脱落してしまう虞がある。
このように、従来の管接続具は、何らかの不具合を生じていた。即ち、従来の管接続具においては、周壁の軸芯と取着部の中心とを偏心位置に形成することにより大径の電線管の接続においても管接続具の一部を配線用ボックス51の開口54側に飛び出させることなく取着でき、電線管内のケーブルを円滑に連通空間に挿通させて配線用ボックス51内に引き出すことができ、切欠溝を利用することにより配線用ボックス51の貫通孔53への取着及び解除が容易であり、配線用ボックス51の貫通孔53に管接続具を取着し、電線管を接続した後は、取着部が縮径して配線用ボックス51から脱落してしまうのを防止できるというこれら全ての要件を具備するものは存在しなかった。
そこで、本発明は、大径の管体の接続においても配線・配管用ボックスの開口側に飛び出させることなく配線・配管用ボックスに取着できるとともに、管体内の配線材または配管材を円滑に連通空間に挿通させることができ、かつ、配線・配管用ボックスへの取着及び解除が容易であって、配線・配管用ボックスに取着した後は、安定して配線・配管用ボックスの貫通孔に保持させることができる管接続具の提供を課題とするものである。
請求項1の管接続具は、内部に配線材または配管材が挿通される管体を配線・配管用ボックスの壁面に接続するためのものであって、筒状の周壁の一端に前記管体が挿入される開口を有するとともに他端に底壁を有し、前記底壁に前記配線・配管用ボックスの壁面に設けられた貫通孔と連通する連通空間が形成された本体と、前記底壁において前記本体の軸芯と偏心する位置に設けられ、前記配線・配管用ボックスの貫通孔に取着される取着部と、前記底壁から周壁に渡って設けられ、該周壁の弾性変形により前記取着部を縮径させて前記配線・配管用ボックスの貫通孔への挿入、係止を可能とする切欠溝と、前記底壁において前記本体内に挿入される管体の内部側に設けられ、前記配線材または配管材の前記連通空間への挿入を案内する案内部とを備えている。そして、前記本体は、前記管体が前記周壁内に挿入されたときに該周壁における切欠溝が該管体の外面によって塞がれるよう形成されている。
この構成により、この管接続具は、底壁に形成された連通空間が本体の軸芯に対して偏心位置に形成されているので、管体の外径に比して側壁面の高さが大きい厚めの配線・配管用ボックスの場合は勿論のこと、側壁面の高さが小さい薄めの配線・配管用ボックスの場合であっても、本体の一部を配線・配管用ボックスの開口側にはみ出させることなく配線・配管用ボックスの貫通孔に取着することができる。
また、管体の内部の配線材または配管材を管接続具の底部から配線・配管用ボックスの貫通孔に挿通させる際、取着部を本体の軸芯からずれた偏心位置に設けたことによって底壁の内面には連通空間の外周側の部分に、配線材または配管材の先端が突き当たって円滑な挿通を妨げる障害ともなる障壁面が存在するものの、底壁において本体内に挿入される管体の内部側に配線材または配管材の連通空間への挿入を案内する案内部が設けられているので、底壁の障壁面につかえることなく配線材または配管材を円滑に連通空間内に挿通させることができる。
更に、本体の周壁に切欠溝が設けられているから、周壁を外方から挟圧して弾性変形させるだけで取着部を弾性的に縮径させ、簡単に配線・配管用ボックスの貫通孔に挿入し係止させて管接続具を取着することができる。また、同様に周壁を弾性変形させて配線・配管用ボックスの貫通孔との係止を解除させ、簡単に管接続具を取り外すこともできる。
そして、特に、管体が前記周壁内に挿入されたときに該周壁における切欠溝が該管体の外面によって塞がれるよう本体が形成されているので、一旦、管接続具が配線・配管用ボックスに取着された後においては、管体にその端部周辺を屈曲させるような曲げの力が加わったりして切欠溝の開口幅が収縮して狭められ取着部が縮径しようとしても、本体の内部に挿入された管体が周壁の内面と当接して支持材として機能し、周壁が弾性変形するのを阻止するから、取着部が弾性的に縮径するのが防止される。ここで、前記切欠溝が管体の外面によって塞がれるとは、切欠溝の全てが塞がれるものでなくてもよく、要するとこり、管体が周壁内に挿入されることによって取着部の縮径が防止され管接続具が脱落するのが防止されるように塞がれることを意味する。なお、本体は、管体の先端が底壁まで挿入可能に形成されていると、管体の支持材としての機能が十分発揮されるから望ましいが、本発明を実施する場合は、必ずしもこれに限られるものではなく、管体の先端が底壁から僅かに離間した位置まで挿入されるものであってもよい。
請求項2の管接続具は、本体が、管体の先端が底壁まで挿入可能に形成されている。これにより、切欠溝は底壁の厚さ部分を除いた全てが管体の外面によって塞がれることとなる。
請求項3の管接続具は、取着部が、配線・配管用ボックスの貫通孔に係止する係止突起で形成されている。係止突起は先端に係止爪を形成することにより管接続具の抜脱を防止できる。
請求項4の管接続具は、案内部が、底壁から開口に向けて立ち上がり配線材または配管材を連通空間に案内する傾斜面を備えた突設部で形成されている。この構成において、管体は管接続具の周壁と突設部との間に挿入される。
請求項5の管接続具は、周壁において突設部と対応する位置に、本体内に挿入された管体の外面に弾性的に係止するとともに突設部とで管体の外壁を挟持する係止部を備える。
請求項1の発明は、大径の管体の接続においても配線・配管用ボックスの開口側に飛び出させることなく配線・配管用ボックスに取着できるとともに、管体内の配線材または配管材を円滑に連通空間に挿通させることができ、かつ、配線・配管用ボックスへの取着及び解除を簡単に行なうことができる。更に、管接続具が配線・配管用ボックスに取着された後において、管体の端部周辺を屈曲させるような曲げの力が加わったりしても、本体の内部に挿入された管体が周壁の内面と当接して周壁が弾性変形するのを阻止するから、取着部が弾性的に縮径するのを防止して管接続具が配線・配管用ボックスから脱落するのを防止でき、安定して配線・配管用ボックスの貫通孔に保持させることができる。
請求項2の発明は、本体が、管体の先端が底壁まで挿入可能に形成されているので、管体の支持材としての機能が十分に発揮される結果、周壁の弾性変形を防止し、切欠溝の収縮を防止する効果が高まり、管接続具をより安定して配線・配管用ボックスの壁面の貫通孔に保持させることができる。
請求項3の発明は、取着部が、配線・配管用ボックスの貫通孔に係止する係止突起で形成されているから、取着部を簡易な構成で形成でき、かつ、切欠溝を利用した取着部の縮径及び拡径によりこの取着部を簡単に前記貫通孔に係止させ、また、解除することができる。
請求項4の発明は、案内部が、底壁から開口に向けて立ち上がり傾斜面を備えた突設部で形成されているから、簡易な構造で案内部を形成できる。
請求項5の発明は、周壁において突設部と対応する位置に係止部を備えているから、周壁に形成された係止部が管体の外面に弾性的に係止することに加え、管体の内面が突設部と当接することにより、管体が長手方向に強く引張られたりしたときに、管体の端部が撓んで内方に凹み変形するのを防止できる。その結果、係止部との係止が外れて管体が管接続具から抜脱するのを防止できる。即ち、管体に対する保持力が増し、管接続具からの管体の抜脱防止効果が高まる。
本発明の実施形態の管接続具を配線用ボックスに取着する前の状態を示す正面図である。 図1の管接続具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。 図2(a)のA−A切断線による断面図である。 本発明の実施形態の管接続具を使用して配線用ボックスに波付電線管を接続した状態を示す断面図である。 本発明の実施形態の管接続具と従来の管接続具とについて取着部の縮径状態を比較する対比図である。 本発明の実施形態の管接続具と従来の管接続具とについて配線用ボックスとの当接面積を比較する対比図である。 従来の管接続具を示す断面図である。 従来の別の管接続具を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1乃至図3において、管接続具1は大径の管体を配線用ボックス51の壁面52に設けられた貫通孔53に接続するために使用されるものである。管接続具1は合成樹脂等を使用して筒状体に形成され、管体としての波付電線管41を内部に収容する周壁3と、周壁3の一端に形成され波付電線管41が挿入される開口4と、周壁3の他端に形成された底壁5とを有している。前記周壁3は、波付電線管41の先端が底壁5まで挿入可能に形成されている。前記底壁5から周壁3に渡っては、後述の取着部21を弾性的に縮径して配線用ボックス51の貫通孔53に挿入し係止せしめるための切欠溝11が設けられている。また、周壁3は、波付電線管41の外面に係止する係止部12を備えている。前記底壁5には配線用ボックス51の壁面52の貫通孔53と連通する連通空間6が形成されているとともに、配線用ボックス51の貫通孔53に取着される取着部21と、波付電線管41の内部に挿通された配線材としてのケーブル44を前記連通空間6に円滑に挿入させるべく案内する案内部31とが形成されている。前記連通空間6は、本体2の軸芯O1に対して偏心位置に形成されている。以下、各構成部材について詳細に説明する。
まず、管接続具1の本体2の周壁3は、波付電線管41の外径より僅かに大きい内径を有する円筒状に形成され、開口4から底壁5に至るまで同一径に形成されている。これにより、開口4から挿入された波付電線管41はその先端が底壁5まで挿入できるようになっている。また、底壁5から周壁3に渡っては、軸方向に細長の切り込みを設けてなる切欠溝11が対向位置に一対設けられている。この切欠溝11は取着部21の偏心方向と直交する方向に設けられており、切欠溝11から90度周方向に離間した対向する2箇所において周壁3における底壁5側の部分を外方から挟圧することにより周壁3を弾性変形させて取着部21を縮径し配線用ボックス51の貫通孔53に挿入させることができるようになっている。
更に、周壁3は切欠溝11から90度周方向に離間した対向する2箇所に波付電線管41の外面に係止する係止部12を備えている。この係止部12は、周壁3の一部を開口4側の一辺を残してコ字状に切欠することにより内外に弾性的に撓む弾性片13を形成し、その先端に波付電線管41の外面の凹部43に弾性的に係止する弾性爪14を形成してなる。更に、一方の弾性片13の外面には、ペンチ、プライヤ等の工具を使用して掴持可能な掴持突起15が突設されている。この掴持突起15は係止部12を波付電線管41の凹部43に係止させた後に、工具で掴持して引張ることにより弾性片13を外方に拡げて波付電線管41の凹部43との係止を解除させるためのものであり、これにより、波付電線管41を管接続具1から取り外すことができるようになっている。なお、掴持突起15は、図4に示す室内側壁材55との干渉を回避すべく一対の弾性片13のうちの片側のみに突設されている。
次に、本体2の底壁5には、配線用ボックス51の貫通孔53と対応して本体2の軸芯O1から一側に所定距離ずらした偏心位置に配線用ボックス51の貫通孔53と連通する連通空間6が形成されている。
そして、底壁5の下面即ち配線用ボックス51の壁面52と対向する面において連通空間6の周縁には、配線用ボックス51の貫通孔53に取着される取着部21が設けられている。この取着部21は、一対の切欠溝11から90度離間した位相上で連通空間6を挟んで対向する位置において配線用ボックス51の貫通孔53に向けて底壁5の下面から垂直下方に突出する一対の係止突起22で形成されている。各係止突起22は配線用ボックス51の貫通孔53と対応する円弧状に形成され、所定の円弧長を有している。そして、各係止突起22は先端に配線用ボックス51の貫通孔53の周縁に係止する係止爪23が形成されている。
底壁5の取着部21の中心O2は連通空間6の中心とも一致しており、配線用ボックス51の貫通孔53と対応して本体2の軸芯O1から所定距離ずらした偏心位置に形成されている。本実施形態で配線用ボックス51に接続される波付電線管41は大径のものが使用されるところ、本体の軸芯と取着部の中心とが同心に形成されている通常の管接続具が配線用ボックス51の貫通孔53に接続されると、管接続具の一部が配線用ボックス51の開口54から外側にはみ出して図4に示す室内側壁材55と干渉し、配線用ボックス51の開口54を室内側壁材55に当接させた状態で取付けることができなくなるから、それを回避すべく取着部21及び連通空間6を偏心位置に形成したものである。この連通空間6の偏心距離は、管接続具1を配線用ボックス51に取着したときに、周壁3が配線用ボックス51の開口54側に設けられている室内側壁材55と干渉するのを回避し得る距離であり、配線用ボックス51の貫通孔53及び波付電線管41の大きさに対応して設定される。
底壁5の反対側の上面即ち本体2の内面である底面5aであって、図2(a)などに示すように、連通空間6の外周側において取着部21の中心O2から偏心して周壁3との間に広く形成された部位即ち通線時にケーブル44の先端が突き当たりケーブル44の円滑な挿入が妨げられる連通障壁面5bには、本体2内に挿入される波付電線管41の内部側の位置に、波付電線管41の内部に挿通されたケーブル44を円滑に連通空間6に挿入させるべく案内する案内部31が設けられている。この案内部31は底壁5の底面5aに開口4側に向けて突設された突設部32で形成されている。更に、この突設部32は、底面5aから垂直に立設壁33が立ち上がり、その内部側の面に、ケーブル44の先端を円滑に連通空間6に案内するように傾斜した円弧面状の傾斜面34が形成されたものとなっている。ここで、突設部32は、底面5aにおいて立設壁33の外部側の面と周壁3の内面との幅が、この間に挿入される波付電線管41の凸部42及び凹部43からなる外壁の厚さと同程度または僅かに大きい距離だけ周壁3の内面から離間した位置に立設されている。これにより、案内部31が設けられている箇所において、波付電線管41の先端部の外壁は立設壁33の外部側の面と周壁3の内面との間にほとんどがたつくことなく収容される。
次に、配線用ボックス51の貫通孔53に接続される波付電線管41は、図4に示すように、外面に凸部42と凹部43とが交互に連続して形成された樹脂管であり、内部にケーブル44を収容して保護する。波付電線管41は可撓性を有する反面、外壁が凹凸に形成されおり、所定の剛性、形状安定性も備えている。
配線用ボックス51は合成樹脂、金属板等で一面に開口54を有する箱体に形成されている。配線用ボックス51の壁面52には波付電線管41が接続される貫通孔53が複数個形成されており、貫通孔53は予め穿設されているものの他、ノックの打ち抜きにより形成されるものがある。配線用ボックス51は、図4に示すように、室内側壁材55と室外側壁材56との空間において室内側壁材55の裏面に取付けられ、波付電線管41内に挿通されたケーブル44が貫通孔53を挿通して配線用ボックス51の内部に引き出されるようになっている。
次に、上記のように構成された管接続具1の配線用ボックス51への取着、波付電線管41の配線用ボックス51への接続及び配線用ボックス51内へのケーブル44の引き出しについて説明する。
まず、管接続具1を配線用ボックス51の壁面52の貫通孔53に取着する。それには、管接続具1を周壁3が室内側壁材55と干渉しない向きにした上で、周壁3において対向する一対の切欠溝11と直交する2箇所を外方から挟圧し、周壁3を弾性変形させて切欠溝11の開口幅を狭め、対向する一対の係止突起22からなる取着部21を縮径させつつ管接続具1を押し込み、取着部21を配線用ボックス51の貫通孔53内に挿入する。次いで、周壁3の挟圧を開放し係止突起22の弾性復帰力により取着部21を拡径させて係止突起22の先端の係止爪23を配線用ボックス51の貫通孔53に係止させる。これにより、管接続具1は、周壁3を挟圧し弾性変形させて取着部21を縮径させつつ配線用ボックス51の貫通孔53に向けて押し込むだけで管接続具1を弾性的に係止させて取着することができる。なお、取着後に管接続具1を取り外したい場合は、同様にして周壁3を挟圧し、取着部21を縮径させて配線用ボックス51の貫通孔53との係止を解除させて取り外すことができる。
次に、管接続具1を配線用ボックス51の貫通孔53に取着したら、管接続具1の開口4から波付電線管41を挿入し、その先端が底壁5に当接するまで押し込む。ここで、波付電線管41の挿入前は、周壁3に設けられた係止部12の弾性片13は本体2の内部側に僅かに傾斜し、先端の弾性爪14は周壁3の内部側に突設しているが、波付電線管41の挿入に伴い、その外壁に押圧されて外側に拡開し、波付電線管41の挿通を許容する。そして、波付電線管41の先端が底壁5に当接した時点で弾性爪14が弾性的に波付電線管41の凹部43に嵌入、係止し、波付電線管41が抜脱するのを阻止する。挿入後、波付電線管41の先端の外壁の一部は管接続具1の周壁3と案内部31との隙間内に収容される。
そして、波付電線管41を接続したら、その内部に挿通されているケーブル44の先端部を管接続具1の底壁5の連通空間6内に挿通し、更に配線用ボックス51の貫通孔53内を挿通させて配線用ボックス51内に引き出す。ここで、ケーブル44を連通空間6に挿入する際に、ケーブル44の先端が管接続具1の底壁5の連通空間6の上方でなく周壁3の方向にずれた連通障壁面5bの上方に位置していても、底壁5に突設部32からなる案内部31が設けられおり、ケーブル44は突設部32の傾斜面34に沿って案内されるので、ケーブル44を円滑に連通空間6に導くことができる。
以上により、配線用ボックス51への管接続具1の取着、波付電線管41の接続及び配線用ボックス51内へのケーブル44の引き出しが完了する。なお、管接続具1は先に内部に波付電線管41を収容してから配線用ボックス51の貫通孔53に取着することもできる。
次に、管接続具1の作用を説明する。
管接続具1は、波付電線管41が周壁3における切欠溝11の形成部分の内側まで挿入されるから、以下の作用を奏する。即ち、管接続具1を配線用ボックス51の貫通孔53に取着した後に、波付電線管41に、図5(b)の白抜き矢印で示す、端部周辺を屈曲させるような曲げの力が加わったりすると、取着部21には同図の実線矢印で示す力が発生し、周壁3は管接続具1の切欠溝11の開口幅が収縮して狭められるように弾性変形し、取着部21は縮径しようとする。この場合、従来の管接続具71であると、図5(a)に示すように、傾斜面75の内側には何ら支持するものが存在しないので、波付電線管41に図5(a)の白抜き矢印で示す曲げの力が加わったりすると、取着部77は二点鎖線矢印のように縮径し、管接続具71は配線用ボックス51から脱落してしまう虞がある。しかし、本実施形態の管接続具1は、切欠溝11の内側まで波付電線管41が挿入され、切欠溝11は底壁5の厚さ部分を除いて全体的に塞がれているから、波付電線管41に曲げの力が加わったりしても、周壁3の内面が波付電線管41の外面に当接し、この波付電線管41によって支持される。よって、周壁3が弾性変形し、切欠溝11の開口幅が収縮して狭まって取着部21が縮径するのが阻止される。その結果、管接続具1が配線用ボックス51から脱落してしまうのが防止される。
ここで、付言すれば、仮に、波付電線管41が柔軟で変形し易いものであると、周壁3の弾性変形を阻止して切欠溝11の収縮を阻止する支持材として機能しないこととなる。しかし、波付電線管41は可撓性を有するものではあるが、外面が凹凸面に形成され、所定の剛性も有している。加えて、管接続具1の周壁3は波付電線管41の外径より僅かに大きい内径を有し、波付電線管41の外面は周壁3によって規制されて一定の円形状に維持される。したがって、波付電線管41は所定の強度、剛性、形状維持性を備えているから、周壁3が弾性変形するのを阻止する支持材として機能し、切欠溝11の収縮を阻止して取着部21が縮径するのを阻止する。
また、周壁3の対向する位置に一対の係止部12が設けられていることに加え、図4に示すように、一対の係止部12のうちの掴持突起15が設けられている側は、案内部31である突設部32と対応する同位相上に設けられている。このため、一対の係止部12が波付電線管41の凹部43に弾性的に係止することに加え、波付電線管41の内面が突設部32と当接するから、波付電線管41が長手方向に強く引張られたりしたときに、波付電線管41の端部が撓んで内方に凹み変形するのが防止される。その結果、係止部12との係止が外れて波付電線管41が管接続具1から抜脱するのが防止される。
なお、管接続具1の本体2は、波付電線管41の先端が底壁5まで挿入可能に形成されているから、その結果として、従来の管接続具71に傾斜面75を形成した場合と異なり、管接続具1の底壁5と配線用ボックス51の壁面52との当接面積を大きくすることができる。即ち、図6(a)に示す従来の管接続具71のように、ケーブル44の挿入時にその先端が突き当たり連通空間74への円滑な挿通に障壁となる底壁73の連通障壁面を傾斜面75に形成し、この傾斜面75をケーブル44の円滑な挿入の案内部とした場合は、傾斜面75を形成した分、配線用ボックス51の壁面52と当接する底壁73の当接面積S1は小さいものとなっている。これに対して、本実施形態の管接続具1は、図6(b)に示すように、周壁3の径が本体2の高さ方向において一定であり、配線用ボックス51の壁面52と当接する底壁5の当接面積S2は、図6(a)の場合の当接面積S1と比較して相当大きい。このため、従来の管接続具71は配線用ボックス51に対する保持状態が不安定で、取着部77ががたついたりぐらつく虞があり、その程度によっては取着部77が破損する虞もあるのに対し、本実施形態の管接続具1は配線用ボックス51に安定して保持されるので、従来の管接続具71のような不具合を生じない。
ところで、上記実施形態の本体2は、波付電線管41の先端が底壁5まで挿入可能に形成され、切欠溝11は波付電線管41の外面によって底壁5の厚さ部分を除いて全体的に塞がれているが、本発明を実施する場合は、必ずしもこれに限られるものではなく、本体2内に挿入された波付電線管41が支持材としての機能を発揮して本体2の弾性変形を抑え、取着部21の縮径を防止して管接続具1の脱落を防止できれば、波付電線管41の先端は、底壁5から僅かに離間した位置まで挿入されるものであってもよい。具体的には、本体2は、例えば、底壁5の周縁に小さいリブが立設されて緩い小さな傾斜面が形成されていて、このリブの上端と当接することにより、波付電線管41の先端は、底壁5から僅かに離間した位置まで挿入されるものであってもよい。なお、波付電線管41の先端が底壁5まで挿入可能に形成された本体2は、請求項1及び請求項2の態様に相当する。
また、上記実施形態においては、周壁3の切欠溝11は、周壁3において対向する2箇所に、本体2の管軸方向に細長の切れ込みを入れることにより形成されているが、その設置数、設置位置、形状はこれらに限定されるものではない。
更に、上記実施形態の取着部21は、一対の係止突起22で形成されているが、係止突起22は2個に限られず、1個或いは3個以上設けてもよい。また、取着部21は係止突起22に限られるものではなく、配線用ボックス51の貫通孔53に係止し管接続具1を取着し得るものであればよい。
なお、上記実施形態において、取着部21の中心O2は連通空間6の中心と一致しており、通常はこの形態となるが、両者の中心は必ずしも一致している必要はない。
加えて、上記実施形態の底壁5に設けられた案内部31は、図1等に示した突設部32に限られるものでもなく、ケーブル44を連通空間6に案内してその内部に円滑に挿入させ得る形態のものであればよい。
そして、上記実施形態では、周壁3に、その一部をコ字状に切欠して弾性片13を形成することにより、この先端の弾性爪14を波付電線管41の凹部43に係止させて波付電線管41の抜脱を防止しているが、弾性片13を設けることなく、例えば、図示しないが、管接続具1内に波付電線管41を挿入した後、管接続具1の開口4の端部に波付電線管41の凹部43に係止する一対の半円弧状の係止部材を別途に外嵌して波付電線管41の抜脱を防止するようにしてもよい。
上記実施形態の管接続具1は、管体として断面円形の波付電線管41を使用しこれを接続するものであるが、本発明の管接続具1はこれに限られず、管体が外面平滑な直管である場合の接続などにも適用することができる。また、本発明の管接続具1は断面が四角形状等の多角形状の管体の接続にも同様に適用できる。その場合、管接続具1は管体の形状に対応して周壁3の断面が多角形状となる。
なお、上記実施形態の管体にはケーブル44が挿通されたものを示しているが、他の配線材を挿通させることもできる。
加えて、上記実施形態の管接続具1は、内部にケーブル44等の配線材が引き出される配線用ボックス51に取着されるものを示しているが、これに限られるものではなく、内部に給水管、給湯管などの配管材が引き出される配管用ボックスに取着するものにも適用し得る。その場合、管体としては、鞘管などが用いられる。
1 管接続具
2 本体
3 周壁
4 開口
5 底壁
6 連通空間
11 切欠溝
12 係止部
21 取着部
31 案内部
32 突設部
41 波付電線管(管体)
44 ケーブル(電線材)
51 配線用ボックス
52 壁面
53 貫通孔

Claims (5)

  1. 内部に配線材または配管材が挿通される管体を配線・配管用ボックスの壁面に接続するための管接続具であって、
    筒状の周壁の一端に前記管体が挿入される開口を有するとともに他端に底壁を有し、前記底壁に前記配線・配管用ボックスの壁面に設けられた貫通孔と連通する連通空間が形成された本体と、
    前記底壁において前記本体の軸芯と偏心する位置に設けられ、前記配線・配管用ボックスの貫通孔に取着される取着部と、
    前記底壁から前記周壁に渡って設けられ、該周壁の弾性変形により前記取着部を縮径させて前記配線・配管用ボックスの貫通孔への挿入、係止を可能とする切欠溝と、
    前記底壁において前記本体内に挿入される管体の内部側に設けられ、前記配線材または配管材の前記連通空間への挿入を案内する案内部と
    を備え、
    前記本体は、前記管体が前記周壁内に挿入されたときに該周壁における切欠溝が該管体の外面によって塞がれるよう形成されたことを特徴とする管接続具。
  2. 前記本体は、前記管体の先端が前記底壁まで挿入可能に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の管接続具。
  3. 前記取着部は、前記配線・配管用ボックスの貫通孔に係止する係止突起で形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管接続具。
  4. 前記案内部は、前記底壁から前記開口に向けて立ち上がり前記配線材または配管材を前記連通空間に案内する傾斜面を備えた突設部で形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の管接続具。
  5. 前記周壁において前記突設部と対応する位置に、前記本体内に挿入された前記管体の外面に弾性的に係止するとともに前記突設部とで前記管体の外壁を挟持する係止部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の管接続具。
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