JP2548328B2 - 製パン機 - Google Patents

製パン機

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JP2548328B2
JP2548328B2 JP63235204A JP23520488A JP2548328B2 JP 2548328 B2 JP2548328 B2 JP 2548328B2 JP 63235204 A JP63235204 A JP 63235204A JP 23520488 A JP23520488 A JP 23520488A JP 2548328 B2 JP2548328 B2 JP 2548328B2
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JP
Japan
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cake
baking
bread
temperature
output
Prior art date
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JPH0282914A (ja
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周史 佐藤
勝 川邉
雅文 石川
正則 松田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パン材料を入れるだけで自動的にパンもし
くはケーキを焼き上げることができる製パン機に関する
ものである。
従来の技術 近年、容器にパン材料を入れて運転を開始すると自動
的にパンを焼き上げる製パン機が普及している。しか
も、食パンだけでなく、フランスパンや皮のやわらかい
市販の食パン等、多様なパンが焼ける製パン機が要望さ
れている。
従来の製パン機では、一般の食パンの焼き色を変えた
り、練り工程・発酵工程・焼成工程からなる製パン工程
を変え、またパン材料を変えることによって、フランス
パン等の多様な製パンを実現しているものであった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成においては、パンを作
るという目的だけであるため、調理工程もあらかじめ設
定されただけのものとなり、その結果、パンとともに一
般に広く食されているケーキを焼くことは不可能であっ
た。
本発明はこのような課題を解決した製パン機を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の製パン機は、パ
ン材料を収納する容器とこの容器を加熱する加熱手段と
前記パン材料を混練する混練手段とからなる製パン手段
と、前記容器の温度を検知する温度検知手段と、練り工
程・発酵工程・焼成工程からなる、食パン,フランスパ
ン等所定の複数の製パン工程を記憶する製パン工程記憶
手段と、加熱工程と、前記温度検知手段の出力による所
定温度での温度調節工程からなり、ケーキを焼き上げる
工程を記憶したケーキ焼成工程記憶手段と、ケーキ焼成
終了後、前記温度検知手段の出力による温度が所定温度
以上であるとき、再び続けてケーキの焼成を行なうと、
前記ケーキ焼成工程記憶手段の出力を受けて記憶された
ケーキ焼成工程のうち、温度調節工程からケーキの焼成
を開始するケーキ追い焼き手段と、前記複数の製パン工
程と前記ケーキ焼成工程のうち、いずれか一つを選択す
るメニュー入力手段と、タイマー製パンを行なうために
タイマー時間を入力し、かつ前記メニュー入力手段で、
前記ケーキ焼成工程を選択した場合には、ケーキの焼成
時間を入力するタイマー入力手段と、製パンもしくはケ
ーキの焼成を開始するスタート手段と、前記スタート手
段の出力を受けて、前記メニュー入力手段,タイマー入
力手段,製パン工程記憶手段,ケーキ焼成工程手段の出
力に応じて、前記温度検知手段の出力に従って、前記製
パン手段を制御する制御手段と、この制御手段の出力を
受けて、製パン工程と製パンもしくはケーキメニュー
と、調理残時間を表示する表示手段とを備えたものであ
る。
作用 上記構成によれば、多様な製パンを楽しむことができ
るとともに、同じ製パン機を用いてケーキを焼き上げる
ことができるため、ケーキ作りに必要なオーブン等を用
いなくても、かつまた難しい温度設定も必要とせずにケ
ーキ作りが楽しめるものである。
さらに、一度ケーキを焼き上げたにもかかわらず、ケ
ーキ生地が生焼けであった際にも、ケーキ焼成に最適な
温度で温度調節しながら適度な焼成具合まで焼き上げる
ことができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図は本発明の一実施例における製パン機のブ
ロック図を示したもので、この第1図において、1はパ
ン材料を収納する容器とこの容器を加熱するヒータより
なる加熱手段と、パン材料を混練するための羽根および
モータで構成された混練手段とからなる製パン手段であ
る。2は前記容器の温度を検知し、その温度によって前
記ヒータやモータを制御するための温度検知手段であ
る。3はフランスパンや食パン等の複数のパンのそれぞ
れの製パン工程を記憶している製パン工程記憶手段であ
る。4は加熱工程と温度調節工程からなるケーキの焼成
工程と焼き上げ温度を記憶しているケーキ焼成工程記憶
手段である。5はケーキを一度焼いた後、充分に火が通
らず生焼けであったときに、温度検知手段2の検知温度
が所定温度θ以上であれば、加熱工程を行なわずに所
定温度θにおける温度調節工程から再びケーキの焼成
を開始させるケーキ追い焼き手段である。6は食パン,
フランスパン等のパンメニューやケーキを選択し、かつ
また、パンの焼き色や、パンを焼き上げるか、パン生地
づくりのため発酵工程までで製パン工程を止めるかを選
択するメニュー選択手段である。7はタイマー製パンの
ためにタイマー時間を入力し、かつまた、ケーキのとき
には、焼成の時間を入力するタイマー入力手段である。
8は製パンあるいは、ケーキ焼成を開始するスタート手
段である。9はメニュー入力手段5で入力されたメニュ
ーによって製パン工程記憶手段3、もしくはケーキ焼成
工程記憶手段4に記憶されている工程通りに、温度検知
手段2の入力に従って、製パン手段1であるヒータやモ
ータを制御し、かつまた、タイマー入力手段7から出力
があった場合には、その設定時間で調理が終了するよう
に制御する制御手段である。10は制御手段9の出力を受
けて、その時点のメニューと、調理終了までの残りの時
間を表示する表示手段で、この表示手段10は液晶表示素
子(LCD)により構成されている。
第2図は一段のケーキ焼成工程、第3図は繰り返して
ケーキを焼く追い焼きを行なった場合のケーキの焼成工
程を示したものである。
本発明の実施例でケーキを焼く場合、第2図に示すよ
うに、加熱工程で、所定の温度θまで一気に加熱した
後、温度調節工程でθで維持し、ケーキを焼き上げ
る。
そして、タイマー入力手段7で設定した時間でケーキ
がまだ充分焼けていない場合には、メニュー入力手段6
で、もう一度ケーキを選択し、スタート手段8でケーキ
の焼成を開始する。このとき、第3図に示すように、温
度検知手段2の出力が所定のθ以上であると、加熱工
程で温度を上げることを省略し、温度調節工程からケー
キの焼成を開始し、ケーキを充分に焼き上げるものであ
る。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明の製パ
ン機は、困難な温度管理も必要とせずに手軽にケーキ作
りが行なえるものである。
また、一度ケーキを焼き上げた後、ケーキが充分に焼
けていなかった場合には、ケーキの焼成に最適な温度で
温度調節しながら適度な焼け具合まで焼き上げることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す製パン機のブロック
図、第2図は同製パン機でケーキを焼き上げるときの温
度特性図、第3図は追い焼きを含むケーキの焼成工程に
おける温度特性図である。 1……製パン手段、2……温度検知手段、3……製パン
工程記憶手段、4……ケーキ焼成工程記憶手段、5……
ケーキ追い焼き手段、6……メニュー入力手段、7……
タイマー入力手段、8……スタート手段、9……制御手
段、10……表示手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 正則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−82919(JP,A) 特開 平2−82917(JP,A) 特開 平2−82913(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パン材料を収納する容器とこの容器を加熱
    する加熱手段と前記パン材料を混練する混練手段とから
    なる製パン手段と、前記容器の温度を検知する温度検知
    手段と、練り工程・発酵工程・焼成工程からなる、食パ
    ン,フランスパン等所定の複数の製パン工程を記憶する
    製パン工程記憶手段と、加熱工程と、前記温度検知手段
    の出力による所定温度での温度調節工程からなり、ケー
    キを焼き上げる工程を記憶したケーキ焼成工程記憶手段
    と、ケーキ焼成終了後、前記温度検知手段の出力による
    温度が所定温度以上であるとき、再び続けてケーキの焼
    成を行なうと、前記ケーキ焼成工程記憶手段の出力を受
    けて記憶されたケーキ焼成工程のうち、温度調節工程か
    らケーキの焼成を開始するケーキ追い焼き手段と、前記
    複数の製パン工程と前記ケーキ焼成工程のうち、いずれ
    か一つを選択するメニュー入力手段と、タイマー製パン
    を行なうためにタイマー時間を入力し、かつ前記メニュ
    ー入力手段で、前記ケーキ焼成工程を選択した場合に
    は、ケーキの焼成時間を入力するタイマー入力手段と、
    製パンもしくはケーキの焼成を開始するスタート手段
    と、前記スタート手段の出力を受けて、前記メニュー入
    力手段,タイマー入力手段,製パン工程記憶手段,ケー
    キ焼成工程手段の出力に応じて、前記温度検知手段の出
    力に従って、前記製パン手段を制御する制御手段と、こ
    の制御手段の出力を受けて、製パン工程と製パンもしく
    はケーキメニューと、調理残時間を表示する表示手段と
    を備えた製パン機。
JP63235204A 1988-09-20 1988-09-20 製パン機 Expired - Lifetime JP2548328B2 (ja)

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