JP2547086Y2 - 基板実装用の高周波同軸レセプタクルコネクタ - Google Patents

基板実装用の高周波同軸レセプタクルコネクタ

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JP2547086Y2
JP2547086Y2 JP1990116673U JP11667390U JP2547086Y2 JP 2547086 Y2 JP2547086 Y2 JP 2547086Y2 JP 1990116673 U JP1990116673 U JP 1990116673U JP 11667390 U JP11667390 U JP 11667390U JP 2547086 Y2 JP2547086 Y2 JP 2547086Y2
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JP
Japan
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shell
insulator
receptacle connector
frequency coaxial
center contact
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JP1990116673U
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JPH0474875U (ja
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勇次郎 菅谷
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Iriso Electronics Co Ltd
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Iriso Electronics Co Ltd
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、高周波同軸レセプタクルコネクタ、殊に
プリント基板のプリント回路に高周波同軸ケーブルを直
接的に接続させるために、プリント基板に実装せしめら
れる高周波同軸レセプタクルコネクタに関する。
〔従来の技術〕
最近はプリント基板の実装密度がますます高密度化す
ると共に、プリント基板を積み重ねて使用する場合が多
くなっている。その結果、プリント基板の実装部品に対
しますます小型化が要求され、基板実装用の高周波同軸
レセプタクルコネクタについても数ミリ単位のサイズが
要求されるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このようなサイズの小型化に伴っては種々の課題が生
じるが、なかでも十分な接続性能の確保と加工し易さを
両立させるという課題である。そして、加工性の点は特
に小型で単価が安い関係から大きな比重を占めることに
なる。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題は、高周波同軸レセプタクルコネクタ
を、円筒状のシェル、シェル内に嵌合・装着されたイン
シュレータ、及びインシュレータに立設された中心コン
タクトにより形成する一方で、円筒状のシェルに継ぎ目
を設け、この継ぎ目において一端に形成したT字状雄部
を他端のT字状雌部に嵌合させて係止させるようにする
ことにより達成され、またシェル及び中心コンタクトの
それぞれに軸線に対し直交する方向で延設したリードを
それぞれ設け、そして各リードを基端部が先端部より細
くなるようにするとともに、インシュレータの底部に押
接突起を形成し、この押接突起で中心コンタクトのリー
ドを押圧するようにすることにより達成される。
〔作用〕
すなわち、円筒状のシェルに継ぎ目を設け且つこの継
ぎ目をT字状の雄部・雌部の接続構造とすることによ
り、インシュレータのシェルへの嵌合作業が行い易くな
って組立作業性がよくなり、しかも強圧状態でインシュ
レータの嵌合がなされるので、インシュレータに立設す
る中心コンタクトの機械的安定性がよくなり、その接続
相手であるプラグコネクタの接続性が安定化する。
また、シェル及び中心コンタクトからの各リードを基
端部が先端部より細くなるようにしたことにより、広い
半田付け面積を確保して基板への固定をより確実なもの
とできると同時に、シェル及び中心コンタクトへの半田
付け時の熱の影響を小さくすることができ、ひいては接
続性能の安定化を図れる。
さらに、インシュレータの底部に設けた押接突起によ
り中心コンタクトのリードを押圧するようにしたことに
より、基板面に対するリードの平行度を正確に出すこと
ができ、基板への接続の正確性を確保することができ
る。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を説明する。
この考案による高周波同軸レセプタクルコネクタ1
は、第1図及び第2図に示すように、プリント基板Bに
実装して使用され、接続相手方のプラグコネクタ30が接
続されるもので、シェル2、インシュレータ3、及び中
心コンタクト4を主な要素としている。
シェル2は、同軸ケーブルCの外部導体Nが接続した
プラグコネクタ30の外周コンタクト31を嵌合させる部分
で、円筒状に形成されている。そして、円筒状のシェル
2は、第5図に示すように、継ぎ目6を有しており、こ
の継ぎ目6は、その一端に形成したT字状雄部7と他端
に形成したT字状雌部8との引っ掛けによりやや遊びを
持ってつながっている。また、シェル2の側面にはプラ
グコネクタ30の外周コンタクト31の嵌合を確実にするた
めの凸条9がリング状に形成されている。さらに、シェ
ル2の下端からはその軸線に対し直交する方向で4本の
リード10、10、……が延設されている。このリード10
は、第4図に示すように、基端部10aが細く先端部10bが
幅広であるT字状に形成されているが、これは、幅広の
先端部10bで十分な半田付け面積を確保する一方で、半
田付けの際の熱のシェル2の本体側への影響を細い基端
部10aでより少なくするためである。
インシュレータ3は、シェル2と中心コンタクト4の
間に介在して両者の絶縁をなすためのもので、第7図及
び第8図に示すように、円筒状のシェル2の内側形状に
対応する円筒状の外部形状を持った有底円筒体状とされ
ており、その側面にはシェル2の凸条9の内側凹部に係
止する突起11が形成され、また底部には中心コンタクト
4を立設するための嵌合孔12が設けられている。このイ
ンシュレータ3はシェル2の内部にきっちりと嵌合する
ことになるが、この嵌合は、シェル2の継ぎ目6とそこ
の遊びを持ったT字状雄部・雌部接続構造により助けら
れる。つまり、T字状雄部・雌部接続構造により強固な
接続がなされた継ぎ目6の遊びが弾性力を与えることに
より、嵌合作業性がよくなり、またインシュレータ3が
シェル2内部で回ったりがたがたすることのないような
確実な嵌合が得られることになる。この結果、組立作業
性がよくなり、しかもインシュレータ3に立設する中心
コンタクト4の機械的安定性がよくなり、その接続相手
側プラグコネクタ30の接続性が安定化する。さらに、イ
ンシュレータ3の下面には押接突起13が形成されてお
り、この押接突起13により後述の中心コンタクト4のリ
ード14を下方に押し下げ付勢するようになっている(第
2図)。これは、シェル2がリード10を4本も持ってお
り、それぞれのリード10について基板への半田付けに多
少のばらつきが許容されるのに対し、1本のリード14し
か持たない中心コンタクト4の場合にはこの1本のリー
ド14の基板への半田付けが常に確実であることが要求さ
れるという関係から、この要求を満足させるためであ
る。すなわち、このようにすることにより、リード14の
水平度を正確に出すことができ、リード14の基板への半
田付けを正確になし得ることになる。
中心コンタクト4は、同軸ケーブルCの中心導体Mを
接続したプラグコネクタ30の中心コンタクト32が接続す
る部分で、第9図に示すように、円筒状とされており、
プラグコネクタ30の中心コンタクト32の嵌合に対する弾
性力を与えるためにすり割り15が形成されている。ま
た、中心コンタクト4にはシェル2と同様に軸線に対し
直交する方向で1本のリード14が延設されており、この
リード14もシェル2のリード10と同様にT字状とされて
いる。
〔考案の効果〕
この考案による高周波同軸レセプタクルコネクタは、
以上説明してきた如きものなので以下の如き効果を有す
る。
(a).円筒状のシェルに継ぎ目を設け且つこの継ぎ目
をT字状の雄部・雌部の接続構造としたことにより、組
立作業性がよくなると共に中心コンタクトの接続安定性
がよりよくなる。
(b).中心コンタクトを円筒状とし且つこの円筒状中
心コンタクトにすり割りを設けたことにより、接続性が
より安定的なものになる。
(c).半田付け用のリードを基端部が先端部より細く
なるようにしたことにより、基板への固定がより確実な
ものとなると共に、本体側への半田付け時の熱の影響を
小さくすることができ、ひいては接続性能の安定化を図
れる。
(d).インシュレータの底部に設けた押接突起により
中心コンタクトのリードを押圧するようにしたことによ
り、リードの基板への接続の正確性を安定して確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、プラグコネクタに接続させた状態の高周波同
軸レセプタクルコネクタの概略断面図、 第2図は、第1図中の矢示II−II線に沿う概略断面図、 第3図は、高周波同軸レセプタクルコネクタの概略平面
図、 第4図は、シェルの概略平面図、 第5図は、シェルの概略側面図、 第6図は、第4図中の矢示VI−VI線に沿う概略断面図、 第7図は、インシュレータの概略平面図、 第8図は、第7図中の矢示VIII−VIII線に沿う概略断面
図、そして 第9図は、中心コンタクトの概略斜視図である。 1……高周波同軸レセプタクルコネクタ 2……シェル 3……インシュレータ 4……中心コンタクト 6……継ぎ目 7……T字状雄部 8……T字状雌部 10……リード 13……押接突起 14……リード 15……すり割り

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状のシェル、シェル内に嵌合・装着さ
    れたインシュレータ、及びインシュレータに立設された
    中心コンタクトを備えてなる基板実装用の高周波同軸レ
    セプタクルコネクタであって、 円筒状のシェルは、継ぎ目を有しており、この継ぎ目に
    おいて一端に形成したT字状雄部が他端のT字状雌部に
    嵌合して係止するようにされていることを特徴とする基
    板実装用の高周波同軸レセプタクルコネクタ。
  2. 【請求項2】円筒状のシェル、シェル内に嵌合・装着さ
    れたインシュレータ、及びインシュレータに立設された
    中心コンタクトを備えてなる基板実装用の高周波同軸レ
    セプタクルコネクタであって、 シェル及び中心コンタクトは、それぞれの軸線に対し直
    交する方向に延設されたリードをそれぞれ有しており、
    そして各リードは、基端部が先端部より細くされてお
    り、またインシュレータの底部に押接突起が形成されて
    おり、この押接突起が中心コンタクトのリードを押圧す
    るようになっていることを特徴とする基板実装用の高周
    波同軸レセプタクルコネクタ。
JP1990116673U 1990-11-08 1990-11-08 基板実装用の高周波同軸レセプタクルコネクタ Expired - Lifetime JP2547086Y2 (ja)

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