JP5849784B2 - 同軸型電気コネクタ - Google Patents
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Description
図1〜図14に示された本発明の一実施形態にかかる同軸型電気コネクタ10は、例えば携帯電話等の電子機器内に配置された印刷配線基板P上に半田付けにより実装されるものであって、当該同軸型電気コネクタ10が、作業者の手で把持されながら相手コネクタとしての他の同軸型電気コネクタ20の図示上方側に同軸状に配置され(図7参照)、その後に、図示下方の同軸型電気コネクタ20に向かって適宜の力で押し込まれることによって、両コネクタ10,20同士が嵌合された状態になされる。また、それらの両コネクタ10,20の嵌合状態から、本発明の一実施形態にかかる同軸型電気コネクタ10を把持して、図示上方側に適宜の力で引き上げることで、相手側の同軸型電気コネクタ20から、本発明の一実施形態にかかる同軸型電気コネクタ10が、図示上方側に離脱するようにして抜去が行われる。
上述した同軸型電気コネクタ10の本体部を構成している絶縁ハウジング11は、プラスチック等の樹脂材を用いて例えばモールド成形されたものであって、印刷配線基板P上に載置されるベース枠体11aと、そのベース枠体11aの中心側部分から上方に向かって突出する略円筒状の中空体からなる中央枠体11bと、を一体的に有している。そのうちの中央枠体11bは、その下半側部分が略円筒形状をなすように形成されているとともに、当該中央枠体11bの上半側部分は、上方に向かって内径が連続的に減じられる円錐形状の一部をなすように形成されている。
信号コンタクト12は、所定の薄厚金属板の折り曲げ部材から形成されており、印刷配線基板P上に形成された図示しない信号導電路に半田接合される接続脚部12aを有している。その接続脚部12aは、絶縁ハウジング11の外方側から内方側に向かって帯板状をなすように延在しており、当該接続脚部12aの内端部分から略直角に折れ曲がって絶縁ハウジング11の内壁面に沿うようにして上方側に延出している。そして、その上端部分に、側面略U字形状をなす嵌合接触部12bが一体的に連接されている。
一方、本発明における円環状コンタクトに相当するグランドコンタクト13も、所定の薄厚金属板の折り曲げ部材から形成されており、略円筒状の中空形状をなすように形成されたグランド本体部13aの外周下縁部の複数箇所(3箇所)から、半径外方側に向かって一体的に延出する複数(3体)の接続脚部13bが、印刷配線基板P上に形成されたグランド導電路P1に半田接合されるようになっている。
このような構成を有する本発明の一実施形態にかかる円筒型コネクタ10は、図7及び図8に示されているように、相手コネクタとしての他の同軸型電気コネクタ20に対して上方側から嵌合され、又は上方側に向かって抜出される構成になされている。そのときの相手コネクタ20も、概略同様な構成になされているため、同様な構成を有する部材については十の位の「1」を「2」に代えて表し、異なる構成についての説明を以下行うこととする。
信号コンタクト22は、所定の薄厚金属板の折り曲げ部材から形成されており、印刷配線基板Q上に形成された信号導電路(図示省略)に半田接合される接続脚部22aを有している。その接続脚部22aは、絶縁ハウジング21の中心側に延出しており、中心部分において略直角に折れ曲がって上方に立ち上がるように突出する中空のピン形状をなす嵌合接触部22bが一体的に連接されている。この嵌合接触部22bには、前述した本発明にかかる円筒型コネクタ10に設けられた嵌合接触部12bが外方側から覆うように嵌め込まれる構成(図8参照)になされている。
また、この同軸型電気コネクタ20に設けられたグランドコンタクト23も、所定の薄厚金属板の折り曲げ部材から形成されており、略円筒状の中空形状をなすように形成されたグランド本体部23aの外周部から、半径外方側に向かって一体的に延出する複数の接続脚部23bが、印刷配線基板Q上に形成されたグランド導電路(図示省略)に半田接合されるようになっている。このグランド本体部23aの外周上縁部分には、環状溝からなる円環状係止部23cが成形されている。当該円環状係止部23cに対しては、前述した本発明にかかる円筒型コネクタ10の円環状係合部13cが、外方側から被さるようにして弾性的な嵌合状態(図8参照)になされる。
11 絶縁ハウジング
11a ベース枠体
11b 中央枠体
11c 固定爪部
12 信号コンタクト
12a 接続脚部
12b 嵌合接触部
13 グランドコンタクト(円環状コンタクト)
13a グランド本体部
13b 接続脚部
13c 円環状係合部
13d スリット
13e,13f 分割端面
13g 調整凸部
13g1 挟幅突部
13g2 拡大突部
13g3 凸側傾斜ガイド部
13h 調整凹部
13h1 係合片
13h2 凹側傾斜ガイド部
13i 固定突起部
P 印刷配線基板
P1 グランド導電路
S1,S2 端面同士の間隔
20 他の同軸型電気コネクタ(相手コネクタ)
21 絶縁ハウジング
22 信号コンタクト
22a 接続脚部
22b 嵌合接触部
23 グランドコンタクト
23a グランド本体部
23b 接続脚部
23c 円環状係止部
Q 印刷配線基板
Claims (3)
- 円環状をなすように形成されたコンタクトが、当該コンタクトの一部に設けられたスリットを介して円周方向に分割され、
そのスリットを介して円周方向に対面する前記コンタクトの分割端面同士が、相手コネクタの嵌合時に円周方向に離間するようにして、前記コンタクトの弾性変位が行われる構成になされた円筒型コネクタにおいて、
前記コンタクトの分割端面の一方に、円周方向に突出するようにして調整凸部が設けられているとともに、前記コンタクトの分割端面の他方に、円周方向に窪むようにして調整凹部が設けられ、前記調整凸部が、前記調整凹部の内部に円周方向に移動可能に収容されたものであって、
前記調整凸部及び調整凹部の外周面には、円周方向に対して適宜の傾斜角度をなして延在する凸側傾斜ガイド部及び凹側傾斜ガイド部が設けられ、
それらの凸側傾斜ガイド部及び凹側傾斜ガイド部は、前記相手コネクタの嵌合による前記コンタクトの弾性変位時に当接して、前記調整凹部の開口部分を前記円周方向と直交する軸方向に押し広げるように弾性変位させる構成になされていることを特徴とする同軸型電気コネクタ。 - 前記凸側傾斜ガイド部が、前記調整凹部の円周方向の開口部分に設けられていることを特徴とする請求項1記載の同軸型電気コネクタ。
- 前記調整凸部は、前記コンタクトの一方側の分割端面から円周方向に細幅状をなして突出する挟幅突部と、その挟幅突部の突出側に前記円周方向と直交する軸方向に拡大されるように連設された拡大突部とを有し、
前記拡大突部と挟幅突部との連結境界部分に、前記凸側傾斜ガイド部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の同軸型電気コネクタ。
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