JP2547070B2 - 球体の塗装方法及び装置 - Google Patents

球体の塗装方法及び装置

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JP2547070B2 JP63121124A JP12112488A JP2547070B2 JP 2547070 B2 JP2547070 B2 JP 2547070B2 JP 63121124 A JP63121124 A JP 63121124A JP 12112488 A JP12112488 A JP 12112488A JP 2547070 B2 JP2547070 B2 JP 2547070B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、球形をなす被塗装物の表面に未塗装部分を
生じさせないように均一に塗装を施すことができる球体
の塗装方法及び装置に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 例えばゴルフボールのような球体の表面に塗装を施す
手段として、従来、球体を下方から複数本の極く細い支
持ピンの先端で支えた状態で鉛直軸回りに回転させると
ともに、スプレイガンを球体の中心を指向させつつ鉛直
面内で円弧を描くように揺動させながら塗料を噴出する
ことにより、球体の表面に塗料を塗布する方法が用いら
れていたが、このように方法を用いた場合には、球体の
表面の支持ピンの先端が当接した複数箇所には塗料が塗
布されず、これらの未塗装部分が、塗装後に塗膜の厚さ
分だけピンホール状に凹んだ状態で残るという欠点があ
つた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための手段として、第1発明の
方法は、球形の被塗装物を上向きの加圧空気流によつて
支承しつつその加圧空気流中に霧化した塗料を噴出する
ことにより、被塗装物の表面に塗料を塗布する構成と
し、また、第2発明は第1発明を実施するための装置で
あつて、塗料噴出口と加圧空気噴出口とを形成したノズ
ルが上端に装着された1基または複数基のスプレイガン
を、両噴出口が鉛直方向上方または斜め上方の共通の一
点を指向するように設置し、球形の被塗装物を加圧空気
噴出口から噴出する加圧空気流によつてノズルの上方に
浮かせて支承しつつ、塗料噴出口から塗料を噴出させる
ようにした構成とした。
なお、塗料の塗布後は、側方から移送用空気吐出ガン
から吐出する加圧空気によって吹き飛ばしたり、塗布中
に支承されていた加圧空気流によつて吹き飛ばしたりす
る等の手段により、加圧空気流中の塗布済みの被塗装物
をドライヤから噴出する加圧温風流中に乗り移らせて、
この加圧温風流によつて支承しつつ乾燥するようにして
もよく、また、塗布後にスプレイガンからの加圧空気流
の噴出を停止すると同時に塗布中に被塗装物が支承され
ていた位置を指向してドライヤから加圧温風流を噴出し
たり、塗布後にスプレイガンからの加圧空気流を停止す
ると同時に同じスプレイガンから加圧温風流を同じ向き
に噴出させたりする等の手段により、塗布済みの被塗装
物を同じ位置で支承しつつ乾燥するようにしてもよい。
発明の作用及び効果 第1発明方法を第2発明装置を用いて実施すると、加
圧空気噴出口から上向きに噴出する加圧空気流中におい
てノズルの上方に浮いた状態で支承された被塗装物は、
加圧空気流との間で生じる摩擦抵抗によつて不特定の方
向に自転しており、この状態で塗料噴出口から塗料を霧
化して噴出させると、塗料が回転する被塗装物に向けて
吹き付けられることによりその表面に均一な塗膜が形成
されるのであつて、被塗装物をノズルの上方に浮かせた
状態で支承するようにしたから、被塗装物を支持ピンの
先端で支持した従来の場合のようにピンホール状に凹ん
だ未塗装部分を生じさせることなく、被塗装物の全表面
に均一に塗装を施すことができるという効果がある。
なお、塗料を塗布済みの被塗装物を乾燥する際には、
移送用空気吐出ガンから加圧空気を被塗装物に向けて吐
出したり、塗布中に被塗装物を支承する加圧空気流の向
きを傾けたりすることにより、被塗装物を、スプレイガ
ンの加圧空気流中から吹き飛ばしてドライヤから噴出す
る加圧温風流中に乗り移らせ、ここで浮かせた状態で支
承しつつ加圧温風流の熱により乾燥することができるの
であり、また、ドライヤをその温風噴出口が塗布中の被
塗装物の位置を指向するように設置して、塗布後に、ス
プレイガンからの加圧空気流の噴出を停止すると同時に
温風噴出口から加圧温風流を噴出したり、スプレイガン
のノズルに温風噴出口を形成して、塗布後に、加圧空気
流の噴出を停止すると同時に加圧温風流を噴出したりす
ることにより、塗布済みの被塗装物をノズルの上方の同
じ位置に支承したままで乾燥することができるのであつ
て、上記の手段を用いた場合には、被塗装物をフインガ
で挟持することによつて塗布工程から乾燥工程へ移行さ
せたり、乾燥工程の間、支持ピンの先端を突き当てるこ
とによつて被塗装物を支持するようにした場合のよう
に、未乾燥の塗料がフインガや支持ピンに付着したり塗
装面が凹んだりすることがなく、塗膜の厚さが均一な円
滑な塗装面を保つことができる。
実施例 以下、本発明を、ゴルフボールの表面に2層の塗膜を
形成することによつて塗装を施す方法及び装置に適用し
た一実施例を第1図に基ついて説明する。
図において、1は、基台であつて、その上面には、2
基ずつの上下方向のスプレイガン2a、2bとドライヤ3a、
3bとが、交互に、かつ、ジグザグ状に配置されて立設さ
れ、各スプレイガン2a、2bの上端部には、上端面の中央
に塗料噴出口5とその周囲に環形の加圧空気噴出口6と
を形成したノズル4が装着されていて、塗装中において
は、加圧空気噴出口6から小角度の広がりをもつ加圧空
気流Aが、常時、鉛直方向上向きに噴出するようになつ
ているとともに、塗料噴出口5からは霧化された塗料が
所定の時間毎に一定時間ずつ同じく鉛直方向上向きに噴
出するようになつており、また、各ドライヤ3a、3bの上
端部には、上端面に温風噴出口9を形成したノズル8が
スプレイガン2a、2bのノズル4と同じ高さに装着されて
いて、塗装中においては、温風噴出口9から約50〜60度
の加圧温風流Bが、常時、小角度の広がりをもつて鉛直
方向上向きに噴出されるようになつている。
第1図の最も右側位置に配置された第1のスプレイガ
ン2aの斜め上方には、僅かに傾斜して設けられた樋状の
供給路10の先端部が位置していて、図示しない供給装置
から所定の時間毎に1個ずつ供給されたゴルフボールa
が供給路10を通ることによつて、第1のスプレイガン2a
のノズル4のほぼ真上に供給されるようになつており、
また、各スプレイガン2a、2b及びドライヤ3a、3bのノズ
ル4、8よりも上方に側方位置には、第1乃至第3の略
水平方向の移送用空気吐出ガン12a、12b、12cが、その
先端面に加圧空気吐出口14を形成したノズル13を、夫
々、第1のスプレイガン2aから第1のドライヤ3aに向
け、第1のドライヤ3aから第2のスプレイガン2bに向
け、第2のスプレイガン2bから第2のドライヤ3bに向け
て設けられているとともに、第4の移送用空気吐出ガン
12dが、そのノズル13を第2のドライヤ3bから第2のス
プレイガン2bに対して直交する方向に向けて設けられて
おり、さらに、第2のドライヤ3bの側方には、僅かに傾
斜して設けられた樋状の排出路16の一端部が、第2のド
ライヤ3bを挟んで第4の移送用空気吐出ガン12dと対応
するように位置していて、この排出路16の図示しない他
端が、焼付け工程の近傍に位置している。
本実施例は上記構成になり、各スプレイガン2a、2bか
ら加圧空気流Aを噴出させるとともにドライヤ3a、3bか
ら加圧温風流Bを噴出させて、ゴルフボールaを第1の
スプレイガン2aの上方の加圧空気流A中に供給すると、
このゴルフボールaは、自重による下向きの力と加圧空
気流Aの流れにより上向きに持ち上げようとする力とが
釣り合うことにより上下方向に大きく移動することな
く、かつ、加圧空気流A中においては流れの内側で流速
が速くて圧力が低いのに対して外側で流速が遅くて圧力
が高いことから、その圧力差により、ゴルフボールaを
外側に移動させようとする力が作用しても中心側に吸引
されて水平方向にも大きく移動することなく、加圧空気
流Aとの摩擦により不特定の方向に自転しつつノズル4
から浮いた状態でほぼ一定の位置に支承され、これが図
示しないセンサ等で検知されると、塗料が、第1のスプ
レイガン2aの塗料噴出口5から霧化された状態でゴルフ
ボールaの下面に向けて噴出されて、このあらゆる方向
に回転しているゴルフボールaの表面に万遍なく塗布さ
れることにより、均一な厚さの塗膜が形成され、塗料の
噴出が開始してから一定の時間が経過した後に塗料の噴
出が停止するとともに、第1の移送用空気吐出ガン12a
から加圧空気Cが水平方向に高圧で吐出することによ
り、ゴルフボールaが第1のスプレイガン2aの加圧空気
流A内から第1のドライヤ3a側に吹き飛ばされて、その
ノズル8から上方へ噴出する加圧温風流B中に乗り移つ
て、第1のスプレイガン2aの加圧空気流Aで支持された
のと同様に、不特定方向に回転しつつノズル8から略一
定の高さに浮いた状態に支承され、これによつて、ゴル
フボールaが指で触つても塗料が指に付着しない程度に
乾燥される。
次に、この乾燥されたゴルフボールaは、第2の移送
用空気吐出ガン12bから高圧で吐出した加圧空気Cによ
り第1のドライヤ3aから第2のスプレイガン2bに向けて
吹き飛ばされてそのノズル4から噴出する加圧空気流A
に乗り移つて浮いた状態で支承され、これが検知される
と、第2のスプレイガン2bから塗料が噴出して前記と同
様にゴルフボールaの表面に塗布されて一定時間経過後
に塗料の噴出が停止し、この後、第3の移送用空気吐出
ガン12cにより第2のドライヤ3bに移送されて乾燥され
たゴルフボールaは、第4の移送用空気吐出ガン12dに
より第2のドライヤ3bから吹き飛ばされて排出路16の上
に落下し、この排出路16に沿つて排出された後に焼付け
処理が施されるのであつて、上記の作用が繰り返される
ことにより、ゴルフボールaが1個ずつ塗装を施され
る。
本実施例においては、塗料が未乾燥の状態のゴルフボ
ールaを、移送用空気吐出ガン12a、12cから高圧で吐出
する加圧空気Cで吹き飛ばすことによつてドライヤ3a、
3bの加圧温風流Bに乗り移らせるとともに、ゴルフボー
ルaの乾燥中はこの加圧温風流Bによつて浮かせた状態
で支承するようにしたから、ゴルフボールaをフインガ
等で把持してドライヤ3a、3bへ移送したり支持ピンの上
端に当接させて支持した場合のように、塗装面が凹んで
フインガや支持ピンの跡がついたり塗料がゴルフボール
aの表面から剥がれてフインガや支持ピンに付着したり
するのが防止され、塗膜の厚さが均一で表面に凹凸のな
い滑らかな塗装面が得られる。
同じく、本実施例では、各スプレイガン2a、2bにおい
て、塗料の塗布されたゴルフボールaがドライヤ3a、3b
に移送されてから次のゴルフボールaが供給されるまで
の間は、塗料の噴出を停止するようにしたから、塗料が
無駄に放出されるのが防止されている。
なお、上記実施例においては、ゴルフボールaを1基
のスプレイガン2または1基のドライヤ3によつて支承
するようにしたが、これに替えて、複数基のスプレイガ
ン2または複数基のドライヤ3を、複数の加圧空気噴出
口6または噴出の温風噴出口9が、夫々、斜め上方に位
置する共通の一点を指向するように傾倒姿勢に設置し
て、ゴルフボールaを、複数の加圧空気流Aまたは複数
の加圧温風流Bが合流する位置で浮かせて支承するよう
にしてもよい。
本発明は、上記実施例のように2度塗りする場合に限
らず、1度塗り、または、3回以上重ね塗りするように
した場合にも適用することができるとともに、ゴルフボ
ールa以外の他の球体に塗装を施す場合にも適用するこ
とができる。
本発明の他の実施例としては、各スプレイガン2a、2b
をドライヤ3a、3b側への傾倒可能に、ドライヤ3a、3b
を、夫々、第2のスプレイガン2b側と排出路16側への傾
倒を可能とし、塗料の塗布後または乾燥後にスプレイガ
ン2a、2bまたはドライヤ3a、3bを傾倒させるとともに加
圧空気流Aまたは加圧温風流Bの噴出圧力を高めること
により、ゴルフボールaを支承する均衡状態が破られ
て、加圧空気流A中または加圧温風流B中のゴルフボー
ルaを斜め上方に吹き飛ばして加圧温風流B、加圧空気
流Aまたは排出路16に乗り移らせるようにしてもよく、
また、ゴルフボールaを複数基のスプレイガン2または
複数基のドライヤ3によつて支承する場合には、ゴルフ
ボールaへの塗布後に、少なくとも1基を残して加圧空
気流Aまたは加圧温風流Bの噴出を停止し、噴出し続け
る加圧空気流Aまたは加圧温風流Bの斜め上向きの噴出
力によつてゴルフボールaを吹き飛ばすようにしてもよ
い。
さらに他の実施例としては、上方に位置する共通の一
点を指向して、1基のスプレイガン2またはドライヤ3
を鉛直方向上向きに設置するとともにそのスプレイガン
2またはドライヤ3を囲むように複数基のドライヤ3ま
たはスプレイガン2を傾倒姿勢に設置し、あるいは、共
に複数基のスプレイガン2とドライヤ3を傾倒姿勢に設
置する構成とし、塗布中においては加圧空気流Aのみを
噴出させてゴルフボールaを支承し、塗布後に、加圧空
気流Aの噴出を停止すると同時に加圧温風流Bを噴出す
ることにより、塗布済みのゴルフボールaを塗布中と同
じ位置で支承しつつ乾燥するようにしてもよいのであ
り、また、ドライヤ3を用いない実施例としては、スプ
レイガン2内の加圧空気の流路の途中にヒーターを設け
て、塗布中はヒーターを停止することにより低温の加圧
空気流Aを噴出するとともに、塗布後にはヒーターを作
動して加圧空気流Aの温度を高めることにより、これを
加圧温風流Bに変化させてゴルフボールaを乾燥するよ
うにしたり、あるいは、スプレイガン2の塗料噴出口5
と加圧空気噴出口6とが形成されたノズル4に温風噴出
口を形成して、塗布後に、加圧空気流Aの噴出を停止す
ると同時に加圧温風流Bを噴出するようにしてもよいの
であつて、上記3実施例の場合には、ゴルフボールaへ
の塗料の塗布と乾燥とが同一の支承位置で行われるた
め、重ね塗りを行う手段としては、1つの支承位置にお
いて塗料の塗布と乾燥とを1回ずつ行つた後にゴルフボ
ールAを他の支承位置に乗り移らせて、ここで塗布と乾
燥を1回ずつ行うという工程を順次に繰り返す方法の他
に、同一の支承位置において、塗料の塗布と乾燥とを複
数回ずつ繰り返すという方法も用いることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は本発明の一実施例の外観斜視図であ
る。 2、2a、2b:スプレイガン、3、3a、3b:ドライヤ、4:ノ
ズル、5:塗料噴出口、6:加圧空気噴出口、9:温風噴出
口、12a、12b、12c、12d:移送用空気吐出ガン、14:加圧
空気吐出口、A:加圧空気流、B:加圧温風流、C:加圧空
気、a:ゴルフボール

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球形の被塗装物を上向きの加圧空気流によ
    つて支承しつつ該加圧空気流中に霧化した塗料を噴出す
    ることにより、被塗装物の表面に塗料を塗布することを
    特徴とする球体の塗装方法
  2. 【請求項2】被塗装物を、1基のスプレイガンのノズル
    に形成した加圧空気噴出口から鉛直方向上向きに噴出す
    る1つの加圧空気流によつて支承するとともに、前記塗
    料を該ノズルに形成した塗料噴出口から前記加圧空気流
    と同方向に噴出することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の球体の塗装方法
  3. 【請求項3】被塗装物を、複数基の前記スプレイガンか
    ら共通の一点を指向して噴出する複数の加圧空気流によ
    つて支承することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の球体の塗装方法
  4. 【請求項4】塗料を塗布済みの被塗装物を、上向きの加
    圧温風流によつて支承しつつ該加圧温風流の熱により乾
    燥することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項
    または第3項記載の球体の塗装方法
  5. 【請求項5】前記加圧空気流中の塗布済みの被塗装物
    を、横向きの移送用空気吐出ガンから吐出する加圧空気
    で吹き飛ばすことにより、ドライヤの温風噴出口から上
    向きに噴出する加圧温風流中に乗り移らせることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の球体の塗装方法
  6. 【請求項6】1基の前記スプレイガンを傾動させて鉛直
    方向上向きの前記加圧空気流の噴出方向を傾倒させるこ
    とにより、該加圧空気流中の塗布済みの被塗装物を斜め
    上方に吹き飛ばしてドライヤから上向きに噴出する加圧
    温風流中に乗り移らせることを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載の球体の塗装方法
  7. 【請求項7】塗布中の被塗装物を支承する複数の前記加
    圧空気流の噴出を少なくとも1つの加圧空気流を残して
    停止し、残りの少なくとも1つの該加圧空気流により、
    塗布済みの被塗装物を斜め上方に吹き飛ばしてドライヤ
    から上向きに噴出する加圧温風流中に乗り移らせること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の球体の塗装方
  8. 【請求項8】塗布済みの被塗装物を、1基の前記ドライ
    ヤから鉛直方向上向きに噴出する1つの加圧温風流によ
    つて支承することを特徴とする特許請求の範囲第5項、
    第6項または第7項記載の球体の塗装方法
  9. 【請求項9】塗布済みの被塗装物を、複数基の前記ドラ
    イヤから共通の一点を指向して噴出する複数の加圧温風
    流によつて支承することを特徴とする特許請求の範囲第
    5項、第6項または第7項記載の球体の塗装方法
  10. 【請求項10】前記スプレイガンから噴出する前記加圧
    空気流中における塗料の塗布後に、該加圧空気流の噴出
    を停止すると同時に、ドライヤから加圧温風流を被塗装
    物の塗布位置を指向して噴出し、該加圧温風流によって
    塗布済みの被塗装物を支承しつつ乾燥することを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の球体の塗装方法
  11. 【請求項11】前記スプレイガンから噴出する前記加圧
    空気流中における塗料の塗布後に、該加圧空気流の噴出
    を停止すると同時に、該スプレイガンに形成した温風噴
    出口から前記加圧空気流と同じ向きに加圧温風流を噴出
    し、該加圧温風流によつて塗布済みの被塗装物を支承す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の球体の
    塗装方法
  12. 【請求項12】前記スプレイガンから噴出する前記加圧
    空気流中における塗料の塗布後に、該加圧空気流を該温
    度を上昇させることにより加圧温風流に変化させ、該加
    圧温風流によつて塗布済みの被塗装物を支承しつつ乾燥
    することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の球体
    の塗装方法
  13. 【請求項13】塗料噴出口と加圧空気噴出口とを形成し
    たノズルが上端に装着された1基または複数基のスプレ
    イガンを、前記両噴出口が鉛直方向上方または斜め上方
    の共通の一点を指向するように設置し、球形の被塗装物
    を前記加圧空気噴出口から噴出する加圧空気流によつて
    前記ノズルの上方に浮かせて支承しつつ、前記塗料噴出
    口から塗料を噴出させるようにしたことを特徴とする球
    体の塗装装置
  14. 【請求項14】上端に形成した温風噴出口から鉛直方向
    上方または斜め上方の共通の一点を指向して加圧温風流
    を噴出するようにした1基または複数基のドライヤを、
    前記スプレイガンの近傍に設置し、前記加圧空気流中に
    おいて塗料を塗布された被塗装物を、前記温風噴出口か
    ら噴出する加圧温風流によつて浮かせた状態で支承しつ
    つ乾燥するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第13項記載の球体の塗装装置
  15. 【請求項15】先端に加圧空気吐出口を形成した移送用
    空気吐出ガンを、前記スプレイガンの前記加圧空気流に
    よつて支承される被塗装物に側方から対応させたことを
    特徴とする特許請求の範囲第14項記載の球体の塗装装置
  16. 【請求項16】前記ドライヤを1基の前記スプレイガン
    の近傍に設置するとともに、該スプレイガンを前記ドラ
    イヤ側への傾動可能としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第14項記載の球体の塗装装置
  17. 【請求項17】前記ドライヤを、前記加圧空気噴出口が
    共通の一点を指向する複数基の前記スプレイガンの近傍
    に設置し、塗料の塗布後に、少なくとも1基の前記スプ
    レイガンを残して前記加圧空気流の噴出を停止するよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の球
    体の塗装装置
  18. 【請求項18】前記スプレイガンと前記ドライヤを、前
    記加圧空気噴出口と前記温風噴出口とが共通の一点を指
    向する向きに設置し、前記加圧空気流中における被塗装
    物への塗料の塗布後に、該加圧空気流の噴出を停止する
    と同時に、前記温風噴出口から加圧温風流を噴出するよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の
    球体の塗装装置
  19. 【請求項19】前記スプレイガンの前記ノズルに、温風
    噴出口を前記加圧空気噴出口と同じ向きに形成し、前記
    加圧空気流中における被塗装物への塗料の塗布後に、該
    加圧空気流の噴出を停止すると同時に、前記温風噴出口
    から加圧温風流を噴出して、該加圧温風流中によつて塗
    布済みの被塗装物を支承しつつ乾燥するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第13項記載の球体の塗装装
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