JP2545916B2 - 機器コントロールシステム - Google Patents

機器コントロールシステム

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JP2545916B2 JP63037849A JP3784988A JP2545916B2 JP 2545916 B2 JP2545916 B2 JP 2545916B2 JP 63037849 A JP63037849 A JP 63037849A JP 3784988 A JP3784988 A JP 3784988A JP 2545916 B2 JP2545916 B2 JP 2545916B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1.第1の実施例の構成と作用 G2.第2の実施例の構成と作用 H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、オーディオ機器やビデオ機器などを集中的
に制御するのに好適な機器コントロールシステムに関す
るものである。
B.発明の概要 本発明は、機器と、コントローラとを有し、上記機器
を上記コントローラにより集中的に制御する機器コント
ロールシステムにおいて、 上記コントローラに上記機器のモード遷移データを記
憶するメモリを設け、通信手段を介して上記機器からモ
ード遷移データを上記メモリに記憶し、その記憶したモ
ード遷移データに基づいて上記機器の任意の動作モード
から他の任意の動作モードに移行させるコマンドを上記
コントローラが自動的に作成し上記機器を制御すること
により、 自動的に動作モードを変更できるようにして、コント
ローラから自動動作やリモートコントロール等を行う場
合において、操作性が良く、有機的なシステムが組める
ようにしたものである。
C.従来の技術 従来より、例えばカセットデッキ,アンプ等のオーデ
ィオ機器およびビデオテープレコーダ,テレビチュー
ナ,モニターテレビジョン等のビデオ機器を1個のコン
トローラにより集中的に制御して各種操作を行うように
した機器コントロールシステムが知られており、本出願
人は、先に特開昭62−40843号公報において、各機器か
らその機能を示すデータを転送して記憶し、その機能を
表示してその表示に基づいてコントローラから各機器を
制御することを提案した。
D.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の技術における機器コントロ
ールシステムでは、コントローラにより自動動作やリモ
ートコントロール等を行う場合において、操作性の良い
有機的なシステムが組めないことが問題点となってい
た。その原因は、例えば、ビデオテープレコーダにおい
て、ある動作モードから別な所望の動作モードに移行す
るとき、一旦中間的に他のモードにした後でないと目的
の動作モードに移行することができない場合があるが、
コントローラ側ではそのことがわからないためである。
この解決策として制御のための標準的なコマンド等の規
格化が行われているが、既存のものや多様な機器の全て
に対して対応することは不可能で、実用上、上記問題点
の解決策とはなっていない。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたも
ので、各機器の動作モードの遷移を把握して、自動的に
ある動作モードから所望の動作モードへ移行できるよう
にし、コントローラにより自動動作やリモートコントロ
ール等を行う場合において、操作性が良く、有機的なシ
ステムが組めるようにした機器コントロールシステムを
提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 上記の目的を達成するための本発明の機器コントロー
ルシステムの構成は、 機器と、コントローラとを有し、上記機器を上記コン
トローラにより集中的に制御する機器コントロールシス
テムにおいて、 上記コントローラに上記機器のモード遷移データを記
憶するメモリを設け、 通信手段を介して上記機器からモード遷移データを上
記メモリに記憶し、 その記憶したモード遷移データに基づいて上記機器の
任意の動作モードから他の任意の動作モードに移行させ
るコマンドを上記コントローラが自動的に作成し上記機
器を制御することを特徴とする。
F.作用 本発明は、コントローラが、制御を行う周辺機器から
モード遷移データ即ちある任意の動作モードから他の動
作モードに移行可能なコマンドを示すデータを受け取
り、それをメモリに記憶しておいて、所望の動作モード
に移行する制御を行う際、必要な場合中間の動作モード
のコマンドを含めて自動的にコマンドの作成を行ってそ
の機器を制御し、操作回数を少なくして操作性を向上さ
せるとともに、各機器のフィーチャーを把握して有機的
な自動動作を可能にする。
G.実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
G1.第1の実施例の構成と作用 第1図は本発明の第1の実施例を示す基本構成図であ
る。本実施例は、ビデオ機器やオーディオ機器などの各
種の周辺機器1,2,3をホームバス4によってコントロー
ラ5に双方向通信可能に接続して構成される。コントロ
ーラ5側には通信手段51を有し、また各周辺機器1,2,3
側にもそれぞれ通信手段11,21,31を設けてあって、周辺
機器1,2,3側からは動作モード遷移データをコントロー
ラ5側の指令に基づいてコントローラ5側に送出し、コ
ントローラ5側からは動作モードを制御するコマンドが
周辺機器1,2,3側に送出される。コントローラ5には、
メモリ52が備えられ、上記転送された動作モード遷移デ
ータを記憶する。コントローラ5には、パーソナルコン
ピュータ等が使用できる。
動作モード遷移データとはモード遷移表を構成するデ
ータである。第2図は、周辺機器1が例えばビデオテー
プレコーダである場合のモード遷移表の構成例である。
Aグループのデータは現在のモードであるSTOP(ストッ
プ),PB(プレイバック),FF(早送り),REW(リワイン
ド)を示し、Bグループのデータは次に遷移させたいモ
ードを示し、Cグループは遷移させたいときに与えるコ
マンドを示している。モード遷移表中の斜線部は、遷移
できない場合を示しておりデータ上では例えばNULLを割
り当てる。AグループとBグループとは同じ順に配列す
るので、転送するデータは1つのグループだけで良い。
従って上記の例において周辺機器1から転送する動作モ
ード遷移データは、“STOP,PB,FF,REW"、“NULL,PB,FF,
REW"、“STOP,NULL,NULL,NULL"、“STOP,PB,NULL,NUL
L"、“STOP,PB,NULL,NULL"となる。即ち、一般的には、
転送データはその周辺機器のモードの全て(n個)とコ
マンドの全て(n×n=n2個)の和n+n2=(n+1)
n個となる。
以上のように構成した第1の実施例の作用を述べる。
第3図はそのための説明図でビデオテープレコーダの早
送り(FF)中にCUE(キュー)再生をするときのコマン
ドとモード遷移の対応の例を示している。ビデオテープ
レコーダにおいてFF中にCUE再生をする場合、STOP KEY
を押して一旦STOPモードとし、次にPB KEYを押してPB
(PLAY BACK)モードとした後、FF KEYを押し続ける
という3回の操作が必要である。ここで、注意すべきこ
とは、同じFF KEY操作がFF(早送り)モードにする場
合とCUE再生モードにする場合と異なる動作を生じさせ
ることである。このため、上記のビデオテープレコーダ
をコントローラ側から自動動作させる場合、コマンドだ
けでは不可能となる。この点を従来の技術の拡張で解決
するには、ビデオテープレコーダの全てのモードに対応
するコマンドを設定するしかない。例えば、CUE,REW,1/
5SLOW,1/10SLOW,1/30SLOW,SLOW PAUSE,PB PAUSE,REC
PAUSE等々である。さらに加えるに、全てのモードか
ら全てのモードへの移行を完全に保証する必要があり、
非常に複雑な構成になるとともに、A社のビデオテープ
レコーダに適用できてもB社の製品には適用できないな
ど汎用性がない。
そこで本実施例のコントローラは接続した周辺機器側
よりモード遷移表を受け取って記憶し、その表に従っ
て、例えば第3図の例でCUEコマンドをSTOP,PB,FFのコ
マンドに分解し、ビデオテープレコーダへ送出してそれ
を制御する。このことにより、ユーザーは3回のKEY操
作がコントローラ側からの1回の操作で済むようにな
り、操作性が向上する。
自動動作を考えた場合、今までのホームバスの規定で
は、ビデオテープレコーダがFF状態のとき、REW(リワ
インド)するためには、コントローラはREWのコマンド
しか送ることができなかった。このコマンドの送出だけ
では機種によって、FFモードからREWモードに直接動作
させることが不可能な場合がある。しかし、本実施例の
ようにコントローラ側にモード遷移表が存在すれば、FF
モードからREWするには、一度STOP状態にしてからREWモ
ードにすれば良い事がわかり、STOP,REWという2つのコ
マンドを送信し、その機種に対応して確実に制御するこ
とができるようになる。このようにして自動動作が可能
になることにより、関連する周辺機器同士を連係させて
自動的に制御し、有機的なシステムを構成することが可
能になる。ビデオテープレコーダの操作パネルはスペー
ス上の制約などから、すべてのKEY(コマンド)を物理
的に配置できないが、本実施例では、コントローラとし
てパーソナルコンピュータ等が使用できるなど、普通の
KEYではなくマウス,メニュー方式等多様な入力方法が
考えられ、上記制約から開放されて操作性が向上する。
G2.第2の実施例の構成と作用 第4図は本発明の第2の実施例を示すシステムの構成
図である。本実施例は、より具体的にかつ詳細に構成し
たものである。本実施例は、例えばビデオ機器としてビ
デオテープレコーダ1、テレビチューナ2及びモニター
テレビジョン3を備え、オーディオ機器としてFM・AMチ
ューナ6、コンパクトディスクプレーヤ7,カセットテー
プデッキ8、アンプ装置9及びこのアンプ装置9に接続
してある左右一組のスピーカ9R,9Lを備え、夫々の周辺
機器の操作を行うコントローラ5を備える。これらの各
周辺機器は、コントローラ5とスピーカ9R,9Lを除いて
夫々データテーブル12,22,32,62,72,82及び92を備え、
夫々のデータテーブルが夫々の機器の前述したモード遷
移表を記憶している。FM・AMチューナ6、コンパクトデ
ィスクプレーヤ7、カセットテープデッキ8、ビデオテ
ープレコーダ1及びテレビチューナ2は、夫々オーディ
オバス90によりアンプ装置9と接続してあり、ビデオテ
ープレコーダ1及びテレビチューナ2は、夫々ビデオバ
ス30によりモニターテレビジョン3と接続してある。ま
た、FM・AMチューナ6、コンパクトディスクプレーヤ
7、カセットテープデッキ8、アンプ装置9、ビデオテ
ープレコーダ1、テレビチューナ2及びモニターテレビ
ジョン3は、夫々ホームバス4によりコントローラ5と
接続してある。
これらのバスライン4,30,90は、例えばケーブル上は
直列に接続されるものの、電気的には並列になるように
配線される。ホームバス4と各周辺機器とのインターフ
ェース即ち通信手段の構成は、例えば第5図に示すよう
に、各機器のマイクロコンピュータ100の出力ポート100
a及び入力ポート100bとホームバス4の入出力端子4a,4b
との間に、トランジスタ101,102等によりなるスイッチ
機構が構成されて、コントロールバス4からの信号ある
いはマイクロコンピュータ100からの信号によりノーマ
ルハイ,アクティブローで信号の入出力が行われる。ま
た、オーディオバス90及びビデオバス30と各機器との接
続部、即ちオーディオバス90及びビデオバス30のインタ
ーフェースの構成は、第6図に示すように、オーディオ
バス90の双方の入出力端子90a,90b間又はビデオバス30
の双方の入出力端子30a,30b間を接続し、オーディオバ
ス90の入出力端子90a,90b又はビデオバス30の入出力端
子30a,30bと、オーディオ信号出力端子103或はビデオ信
号出力端子103′との間にマイクロコンピュータ100から
の指令により開閉するスイッチ103aを接続すると共に、
オーディオバス90の入出力端子90a,90b又はビデオバス3
0の入出力端子30a,30bと、オーディオ信号入力端子104
或はビデオ信号入力端子104′との間にマイクロコンピ
ュータ100からの指令により開閉するスイッチ104aを接
続する。なお、機器によってオーディオ信号あるいはビ
デオ信号の入力端子,出力端子は、一方だけが設けてあ
るものもあり、この場合スイッチ103a,104aも一方だけ
を設ければよい。
次にコントローラ5の構成を説明する。第7図はコン
トローラ5の構成を示した図で、マイクロコンピュータ
53の入出力ポート51がホームバス入出力端子4cと接続し
てある。このマイクロコンピュータ53は、液晶表示パネ
ル(LCD)54,キー55,RAM52a及びROM52bと夫々データバ
スにより接続してあり、そのデータバスを通して液晶表
示パネル54の表示を制御し、キー55の操作指示が入力さ
れる。RAM52a及びROM52bとマイクロコンピュータ53との
間はデータの交信が可能になっていて、ROM52bはコント
ローラ5を動かす命令が記憶してあると共にタイマー機
能を有し、RAM52aの一部には各機器から転送されるモー
ド遷移データを記憶するエリアが設けられる。マイクロ
コンピュータ53は、キー55の操作指示(コマンド)と現
在の該当機器の動作モードにより、上記モード遷移デー
タを基にして、現在の動作モードから上記コマンドで要
求された動作モードに移行するのに必要なコマンドを自
動的に作成し、この作成したコマンドを入出力ポート51
を介し、ホームバスを通して該当機器に送出する。
コントローラの液晶表示パネル54は、例えば第8図に
示すように、縦5×横10の50アドレスに分割され、夫々
のアドレスが縦24×横24のドットで構成される。なお、
第8図中の各アドレスに示した00〜49のアドレスを示す
数字は説明のために示したもので、実際には書かれてい
ない。また、キー55は例えば略透明なフラットキーボー
ドからなり、液晶表示パネル54の表面を覆うようにして
配置され、液晶表示パネル54の各アドレスに対応して分
割した複数のスイッチを配置したものである。このよう
に構成された液晶表示パネル54には、マイクロコンピュ
ータ53からの指令により、例えば第9図に示すように、
各アドレスに各種文字,図形等の記号を表示することが
出来る。この表示記号は、例えば第12図に示すように複
数種の文字,図形等の記号のパターンがマイクロコンピ
ュータのROM52bに記憶され、夫々の信号に2桁の数(本
実施例では各桁が0〜9及びA〜Fの16個により形成さ
れる4ビットにて表示可能な所謂ヘキサ表示である)か
らなる特定のコード番号が与えられていて、このコード
によりマイクロコンピュータ53での表示の処理が行われ
る。また、ホームバスを介して行われる各機器との通信
のコード番号としては、例えば第13図に示すように、接
続された機器を示すものや、第14図に示すように、指令
の意味を示すもの等がある。なお、各コードの末尾のH
はヘキサ表示であることを示す。
上述したオーディオ機器及びビデオ機器のデータテー
ブルには、コントローラ5に転送するモード遷移表の他
に各機器のコマンドを記憶してあるが、このコマンドと
しては、例えばアンプ装置9の場合には、第15図に示す
ように電源投入、ボリューム,ミュート等があり、これ
らのコマンドごとに10H,11H,12H…とコントロールコー
ドが付けられている。さらに、夫々のコントロールコー
ドごとに、電源及びミュートの場合にはオン,オフ、ボ
リュームの場合にはアップ,ダウン等の様に、操作ごと
にオペレーションコードが40H,41Hというように付けて
あり、これらのコマンド及びコードがアンプ装置9のデ
ータテーブル92に記憶してあって、ホームバス4を介し
てコントローラ5から送出されるこのコード信号のアン
プ装置9への入力によりコマンドに該当する操作が行わ
れる。また、テープデッキ8の場合には、コマンドとし
て第16図に示す如く、電源投入、テープ走行、録音か再
生かの切替、オーディオ信号出力の有無等があり、これ
らのコマンドごとに10H,11H,12H,13H…とコントロール
コードが付けられている。さらに、夫々のコントロール
コードの示すコマンドごとに例えば電源のオン,オフ、
テープ走行の切替等の操作ごとのオペレーションコード
が40H,41H……と付けてあり、これらのコマンド及びコ
ードがテープデッキ8のデータテーブル82に記憶してあ
って、ホームバス4を介してコントローラ5から送出さ
れるこのコード信号のテープデッキ8への入力によりコ
マンドに該当する操作が行われる。チューナ6、コンパ
クトディスクプレーヤ7、ビデオテープレコーダ1、テ
レビチューナ2及びモニターテレビジョン3等、データ
テーブルを備える他の機器の場合にも上記と同様に、デ
ータテーブルに夫々のモード遷移表とコマンドに対応し
たコントロールコード及びオペレーションコードが記憶
してあり、モード遷移表の送出にもこのコード信号が使
用できる。
以上のようにして記憶してあるコード信号をホームバ
ス4を通じて通信する際のフォーマットとしては、例え
ば第17図に示すように、初めから順に自己アドレスSA,
相手アドレスDA,データバイト数(データ長さ)BCとし
た後にデータを送り、最後にフレームチェックコードFC
Cを送るものが考えられる。
以上のように構成された第2の実施例により各機器を
操作する際の動作について説明する。第10図は電源投入
時のフローチャートで、まず、コントローラ5の電源投
入を行うと、コントローラ5のマイクロコンピュータ53
からホームバス4を介して接続された全てのオーディオ
機器及びビデオ機器に、電源投入コードを出力する。こ
の電源投入コードは、例えば第18図(a)に示すよう
に、コントローラ(自己アドレス08H)から全セット
(相手アドレスFFH)に対し、電源(コントロールコー
ド10H)のオン(オペレーションコード40H)を指示する
ものである。この指示を行って全セットの電源をオンに
した後、接続された全セットのセット名およびモード遷
移データを夫々のセットから出力させる。このコントロ
ーラ5からセット名およびモード遷移データを問うコー
ドは、例えば第18図(b)に示すように、コントローラ
(自己アドレス08H)から全セット(相手アドレスFFH
に対し、セット名およびモード遷移データ(コード2
1H)の出力を指示するものである。この指示を行った
後、コントローラ5のROM52bが機能を有するタイマーの
リセットを行い、その後順次各セットからセット名とモ
ード遷移データを示す信号をホームバス4を介してコン
トローラ5のRAM52aに取込み記憶する。このセット名を
示す信号は、例えばテープデッキからの信号の場合、第
18図(c)に示すように、テープデッキ(自己アドレス
04H)からコントローラ(相手アドレス08H)に対し、セ
ット名を示すと共に、モード遷移データを第1の実施例
で示した順序で送出する。(コード21H)。なお、所定
時間経過後このモード遷移データの取込が終了しない場
合にはエラー処理を行った後、再度データの取込を行わ
せる。コントローラ5の液晶表示パネル54に表示するコ
マンド等のグラフィックデータは、コントローラ5が上
記モード遷移データを基に作成可能である。この様にし
て全てのセットのセット名とモード遷移表をコントロー
ラ5側が記憶した後、上述のタイマーリセットから所定
時間が経過した後に液晶表示パネル54に全セットのコマ
ンド表示を行うと共に、マイクロコンピュータ53からの
指令により表示したアドレスの液晶表示パネル54の上の
部分のキー55がこの表示した機器の選択スイッチとなる
ようにする。次にコントローラ5は各機器を選択して制
御が行えるようにする所謂ポーリングを行う。
以上のようにして接続した全セットの表示を液晶表示
パネル54に表示した後、使用者がコントローラ5から使
用する機器を選択操作する際には、選択する機器の表示
部の上のキー55を押して機器を選択する。第11図は、こ
の選択時のフローチャートで、まず、キー55を押して選
択し、この選択した機器に対応するコマンドを前述した
モード遷移表から判断して液晶表示パネル54に表示する
と共に、マイクロコンピュータ53からの指令により表示
したアドレスの液晶表示パネル54の上の部分のキー55が
この表示したコマンドの操作スイッチとなるようにす
る。ここで、使用者がこの操作スイッチにより例えば第
3図のモード遷移表を有するVTR1に対し所望の操作コマ
ンド(例えばキュー再生)を指令すると、コントローラ
5は、選択した機器(VTR1)に対しポーリング等を行っ
て現在の動作モード(例えばFF)を調べ(完全にコント
ローラ5側でのみ各機器をコントロールする場合であれ
ばコントローラ5側の管理データを用いて調べることが
できる)、この現在の動作モード(FF)から、操作コマ
ンドで指令された所望の動作モード(CUE再生)に移行
するために必要な中間のコマンド等(STOP→PLAY→FF)
をモード遷移表から判断し、これらを第18図(d)に示
すフォーマットでコントローラ5(自己アドレス08H
からVTR1(相手アドレス07H)に対し、送出データがコ
マンド(コード20H)であることを示して、走行のコン
トロールコード(11H)とオペレーションコード(42H,4
0H,43H)を送出する。VTR1のマイクロコンピュータはこ
れを受けてSTOP→PLAY→FFというように制御をし、CUE
再生を行うことができる。
このようにモード遷移表のやりとりを行うことによ
り、周辺機器の持つ特有の機能までもコントローラ5側
から操作可能になる。また新たな機能を有する機器を後
から追加して接続した場合にもデータテーブルのモード
遷移データに基づいて操作が可能になり、システムアッ
プに対応することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その主旨に沿って種々に応用され、種々の実施態様
を取り得るものである。
H.発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明の機器コントロ
ールシステムによれば、モード遷移の異なるあらゆる周
辺機器に対応して制御ができるようになり、自動動作や
リモートコントロール等を行う場合において、操作性を
向上させ、有機的なシステムを組むことができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す基本構成図、第2
図はモード遷移表の構成例を示す図、第3図は第1の実
施例の作用の説明図、第4図は本発明の第2の実施例を
示した構成図、第5図は本発明の第2実施例によるホー
ムバスのインターフェースの一例を示した回路図、第6
図は第2の実施例によるオーディオバス及びビデオバス
のインターフェースの一例を示した構成図、第7図は第
2の実施例によるコントローラを示した構成図、第8図
及び第9図は第2の実施例による表示部の例を示した線
図、第10図及び第11図は第2の実施例の動作説明用のフ
ローチャート、第12図は第2の実施例による表示記号の
例を示した線図、第13図,第14図,第15図及び第16図は
第2の実施例によるコードを示した線図、第17図は第2
の実施例による通信データのフォーマットを示した線
図、第18図(a),(b),(c),(d)は第2の実
施例による通信データを示した線図である。 1,2,3……周辺機器(機器)、4……ホームバス、5…
…コントローラ、11,21,31,51……通信手段、52……メ
モリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器と、コントローラとを有し、上記機器
    を上記コントローラにより集中的に制御する機器コント
    ロールシステムにおいて、 上記コントローラに上記機器のモード遷移データを記憶
    するメモリを設け、 通信手段を介して上記機器から転送したモード遷移デー
    タを上記メモリに記憶し、 その記憶したモード遷移データに基づいて上記機器の任
    意の動作モードから他の任意の動作モードに移行させる
    コマンドを上記コントローラが自動的に作成し上記機器
    を制御することを特徴とする機器コントロールシステ
    ム。
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