JP3104266B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JP3104266B2
JP3104266B2 JP03046884A JP4688491A JP3104266B2 JP 3104266 B2 JP3104266 B2 JP 3104266B2 JP 03046884 A JP03046884 A JP 03046884A JP 4688491 A JP4688491 A JP 4688491A JP 3104266 B2 JP3104266 B2 JP 3104266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
key
commander
function
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03046884A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04282997A (ja
Inventor
泰子 六川
隆夫 板橋
雅之 宮川
義雄 刑部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP03046884A priority Critical patent/JP3104266B2/ja
Publication of JPH04282997A publication Critical patent/JPH04282997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3104266B2 publication Critical patent/JP3104266B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バスシステムに使用
して好適な電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホームバスシステム(HBS)と
称されるものが提案されている。すなわち、ホームバス
ラインに複数の機器が接続され、このバスラインを介し
て各機器を関連して制御できるようにしたものである。
【0003】ホームバスシステムの1つとしてのAVシ
ステムは、テレビジョン受像機(TV)、ビデオテープ
レコーダ(VTR)、ビデオディスクプレーヤ(VD
P)等がバスラインに接続されて構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ホームバスシステムに
おいて、複数メーカーの機器が混在するようなシステム
では、各メーカー毎に制御コードが異なっているため、
システム操作には複数のコマンダが必要となるが、各メ
ーカーのコマンダは、形状やキー配置が統一されておら
ず、使い勝手も悪く、操作もわかりずらい。
【0005】そこで、1つのコマンダで操作することが
考えられる。この場合、コントローラとなる機器が各機
器の機能等を認識する必要があるが、そのためには、こ
れらのデータをユーザーがマニュアルで設定し、しかも
覚えておく必要がある。さらに、コントローラと接続す
る機器を追加、変更するたびに、この作業を繰り返す必
要があり、非常に面倒である。
【0006】例えば、AVシステムの場合で考える。こ
の場合、学習コマンダやプリプログラマブルコマンダを
用いれば、1つのコマンダで操作することができる。し
かし、前者は、使用前に制御コードを1つずつ覚えさせ
る必要がある。また、その数が増えれば、どのキーに何
を割り当てたか忘れてしまう可能性が大となる。一方後
者は、複数の制御コードを予め記憶しておく必要がある
ため、かなり大容量のROMを持たなくてはならない。
これは、コマンダの大型化やコストの増大にもつなが
り、しかも機能が増えた場合には対応できない。
【0007】また、ホームバスシステムでは、コントロ
ーラを通して各機器の接続状態や各機器の動作状態を確
認することが難しい。
【0008】例えば、TVをコントローラとし、その複
数の入出力端子にいろいろなAV機器を接続したAVシ
ステムの場合を考える。ホームバスラインに接続されて
いるVTRの画を見ようとすると、TVの入力をVTR
に切り換える必要がある。しかし、どの端子につながっ
ているか覚えていないと、1つずつ入力を切り換えてみ
るか、あるいはケーブルをたどってみるという大変煩わ
しい作業をしなくてはならない。また実際に、接続を行
ったユーザーにしか接続状態がわからないことが多く、
使い勝手もよくない。
【0009】また、同一メーカーの機器のみのシステム
の場合でも、同一種類の機器が数台あるような場合に
は、それぞれ別々のカテゴリーコードを割り付ける必要
があり、しかもこれをユーザーは覚えておかなければな
らない。
【0010】例えば、AVシステムの場合、同一種類の
VTRを数台接続しようと思うと、VTRの本体および
これらの操作に使用するコマンダにそれぞれカテゴリー
コードを対応して割り付ける必要がある。
【0011】以上の点に鑑み、この発明では、使い勝手
のよいバスシステムを実現するための電子機器を提供す
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
は、バスラインを介してコントローラに接続されてなる
電子機器であって、自己がバスラインに接続されると
き、自己の機器アドレスを付加したセットアップ要求を
バスラインに送出する手段と、コントローラからの、自
己の機器アドレスが付加された制御コードの転送要求を
バスラインより受信する手段と、受信された制御コード
の転送要求に対応して、自己の制御コードをバスライン
に送出する手段と、コントローラからの、自己の機器ア
ドレスが付加された自己の制御コードをバスラインより
受信する手段と、受信された自己の制御コードに基づい
て自己の動作を制御する制御手段とを備えるものであ
る。
【0013】
【作用】コントローラが接続されたバスラインに接続さ
れるとき、自己の機器アドレスを付加したセットアップ
要求をバスラインを介してコントローラに供給する。ま
た、これに応じて、コントローラよりバスラインを介し
て制御コードの転送要求が転送されてくるときは、自己
の制御コードをバスラインを介してコントローラに供給
する。これにより、コントローラが接続されたバスライ
ンに接続されるとき、コントローラに自己の制御コード
を自動的に設定できるので、ユーザーはコントローラに
制御コードをマニュアルで格納する必要がなくなる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例はAVシステムに適用した
例である。
【0015】図1は、本例のAVシステムの全体を示し
ており、1はテレビジョン受像機(TV)、2〜4はビ
デオテープレコーダ(VTR)である。VTR2〜4の
ビデオ・オーディオの入出力端子は、TV1の3系統の
ビデオ・オーディオの入出力端子に信号ラインを介して
それぞれ接続される。
【0016】また、TV1とVTR2〜4との間にはホ
ームバスライン(HBライン)5が接続される。VTR
2〜4に対してTV1はコントローラとして組み込ま
れ、VTR2〜4の動作はTV1を介して制御される。
【0017】6はコマンダであり、このコマンダ6から
のリモコン信号(赤外線信号)SRMはTV1の受光部1
aに供給され、これによりTV1、VTR2〜4の動作
が制御される。
【0018】TV1を介してVTR2〜4の動作を制御
するため、TV1のRAMには、コマンダ6の操作に基
づき、VTR2〜4よりメーカー名、モデル名、動作可
能なファンクションコードのデータが転送されて格納さ
れる。
【0019】図2は、このデータ格納動作(以下、「セ
ットアップ動作」という)に係るTV1の構成を示して
いる。同図において、リモコン信号SRMが供給される受
光部1aの出力信号は、マイコンを有してなるコントロ
ーラ1bに供給される。
【0020】また、HBライン5はバスインターフェー
ス(バスI/F)1cを介してRAM1dおよびコント
ローラ1bに接続される。RAM1dの書き込み、読み
出しはコントローラ1bによって制御される。
【0021】また、表示回路1eの動作はコントローラ
1bによって制御され、受像管1fには所定の表示がさ
れる。
【0022】図3は、セットアップ動作に係るVTR2
〜4の構成を示している。同図において、HBライン5
はバスI/F2bを介してRAM2cおよびマイコンを
有してなるコントローラ2aに接続される。RAM2c
の書き込み、読み出しはコントローラ2aによって制御
される。
【0023】RAM2cには、予めメーカー名、モデル
名および動作可能なファンクションコードのデータが格
納されている。
【0024】図4は、コマンダ6上の操作キーの一部を
示したものである。セットアップ動作は、パワーキー6
aを押してTV1をパワーオン状態とした後にセットア
ップキー6bを押すことで行なわれる。
【0025】ここで、6cはカテゴリーの選択用のスラ
イドスイッチ、6dはスライドスイッチ6cで選択され
たカテゴリーコードにおけるファンクションを表示させ
るためのファンクションキー、6eは受像管1fの表示
状態を切り換える表示切換キー、6fはその他の操作キ
ーである。
【0026】図5、図6を使用して、セットアップ動作
を説明する。
【0027】図5は、TV1側の動作を示すものであ
る。同図において、コマンダ6のパワキー6aが押され
てTV1がパワーオン状態となると、ステップ101
で、コマンダ6のセットアップキー6bが押されたか否
か判断される。セットアップキー6bが押されないとき
は、ステップ102で、セットアップ動作以外の通常の
処理が行なわれる。
【0028】セットアップキー6bが押されるときは、
ステップ103で、コントローラ1bによって表示回路
1eが制御され、受像管1fに“START!”の文字
が表示される。その後、ステップ104で、コントロー
ラ1bによって表示回路1eが制御され、TV1とVT
R2〜4との間のHBライン5の接続、並びにVTR2
〜4のパワーオンを促す表示が受像管1fにされる。つ
まり、図1におけるTV1とVTR2〜4との間のHB
ライン5の接続は、この表示後に行なわれる。
【0029】次に、ステップ105で、VTR2〜4よ
りHBライン5を介してセットアップ要求の転送がある
か否か判断される。セットアップ要求の転送があるとき
は、ステップ106で、セットアップ要求に付加されて
転送される機器アドレスが認識され、この機器アドレス
がRAM1dのアドレス領域に格納される。この場合、
コマンダ6で使用されるカテゴリーコードと機器アドレ
スとが対応付けて格納される。
【0030】次に、ステップ107で、セットアップ要
求をしたVTR(機器)にファンクション要求が転送さ
れる。つまり、ファンクション要求に、ステップ106
で格納された機器アドレスが付加された後、HBライン
5を介して転送される。
【0031】次に、ステップ108で、メーカー名、モ
デル名、ファンクションコード等のデータの転送がある
か否か判断される。データの転送があるときは、ステッ
プ109で、そのデータがRAM1dのファンクション
領域で、かつステップ106で格納された機器アドレス
に対応した領域に格納される。
【0032】次に、ステップ110で、ステップ106
で格納された機器アドレスに係るVTRに対するTV1
の入出力端子の割り付けが行なわれた後、ステップ10
5に戻る。
【0033】そして、上述のステップ105〜110が
繰り返され、VTR2〜4の機器アドレス、ファンクシ
ョンコード等がRAM1dの所定領域に格納される。
【0034】ステップ105で、セットアップ要求の転
送がないときは、ステップ111で、所定時間、例えば
30秒経過したか否か判断される。経過していないとき
は、ステップ105に戻る。一方、所定時間が経過した
ときは、ステップ112で、コントローラ1bによって
表示回路1eが制御され、受像管1fに“FINISH
ED!”の文字が表示される。
【0035】そして、ステップ113で、コントローラ
1bによって表示回路1eが制御され、受像管1fに、
図7Aに示すように接続状態が表示された後、ステップ
101に戻る。図7AのAA−△△、AA−××、BB
−○○は、それぞれVTR2〜4のモデル名である。図
1におけるTV1の入出力端子とVTR2〜4の入出力
端子との間の信号ラインの接続は、この接続状態を見な
がら行なわれる。
【0036】なお、図7Aの表示状態で、コマンダ6の
表示切換キー6eが押されると、同図Bに示すようにコ
マンダ6のカテゴリーコードとモデル名との対応が表示
される。そして、表示切換キー6eが押される毎に、A
またはBの表示状態にトグル的に切り換えられる。
【0037】図6は、VTR2〜4側の動作を示すもの
である。同図において、TV1側のステップ104によ
る表示に基づいてパワーオン状態とされると、ステップ
201で、バスラインに接続されたか否か判断される。
バスラインに接続されているときは、ステップ202
で、自己の機器アドレスが決定される。この機器アドレ
スは、RAM2cのアドレス領域に格納される。
【0038】この場合、00H、01H、02H、・・
・というように、アドレス(16進数)を付加してHB
ライン5に応答要求を出し、これに対する応答をチェッ
クする。そして、応答なきときは、そのアドレスを空き
アドレスと認識して、自己の機器アドレスとする。な
お、VTR2〜4では、機器アドレスが決定された後
に、HBライン5を介して自己の機器アドレスが転送さ
れてきたときは、応答をHBライン5に出すようにされ
ている。
【0039】次に、ステップ203で、HBライン5を
介してセットアップ要求が転送される。このセットアッ
プ要求には機器アドレスが付加される。
【0040】次に、ステップ204で、自己に対するフ
ァンクション要求があったか否か判断される。自己のも
のか否かは、ファンクション要求に付加されてくる機器
アドレスによって判断される。
【0041】ステップ204で、ファンクション要求が
転送されたと判断されるときは、ステップ205で、R
AM2cのファンクション領域に予め格納されているメ
ーカー名、モデル名、動作可能なファンクションコード
等のデータが読み出され、HBライン5を介して転送さ
れる。
【0042】このデータの転送が終了すると、ステップ
206で、通常の処理状態に入る。ステップ201で、
バスラインに接続されていないときも、ステップ206
に進み、通常の処理状態となる。
【0043】また、ステップ204で、ファンクション
要求がないときは、ステップ207で、所定時間、例え
ば30秒経過したか否か判断される。経過していないと
きは、ステップ204に戻る。経過したときは、ステッ
プ206に進んで、通常の処理状態となる。
【0044】このように図5のTV1側の動作と図6の
VTR2〜4側の動作とが互いに関連して行なわれ、セ
ットアップ動作が実行される。
【0045】なお、TV1に接続する機器を追加または
変更する場合にも、上述したと同様の手順でセットアッ
プ動作が実行される。すなわち、コマンダ6のセットア
ップキー6bを押し、受像管1fの画面にバスライン接
続およびパワーオンを促す表示がされたら追加または変
更する機器をHBライン5に接続し、パワーオン状態と
すればよい。
【0046】このようにセットアップ動作によって、T
V1のRAM1dにVTR2〜4の動作可能なファンク
ションコードが格納されるので、TV1をコントローラ
としてVTR2〜4の動作を制御することが可能とな
る。
【0047】例えば、TV1にVTR2の再生画を表示
する場合について説明する。
【0048】まず、図7Bのカテゴリーコードとモデル
名との表示を参照して、コマンダ6のスライドスイッチ
6cをVTR2に割り当てられたカテゴリーコードに切
り換える。
【0049】次に、コマンダ6のプレイ(PLAY)キ
ーを押す。
【0050】このとき、コマンダ6からは、カテゴリー
コードが付加されたプレイ操作を示すリモコン信号SRM
が出力され、TV1の受光部1aを介してコントローラ
1bに供給される。
【0051】コントローラ1bでは、リモコン信号SRM
に付加されたカテゴリーコードより対応する機器アドレ
ス(VTR2の機器アドレス)を認識する。そして、こ
の機器アドレスに対応するRAM1dのファンクション
領域よりプレイ操作に対応するファンクションコードが
読み出され、機器アドレスが付加されてHBライン5に
出される。
【0052】そして、VTR2のコントローラ2aは、
ファンクションコードに付加された機器アドレスが自己
の機器アドレスであることを認識する。そのため、コン
トローラ2aは、転送されたファンクションコードに基
づき、VTR2を再生状態とする。
【0053】VTR2で再生されるビデオ信号、オーデ
ィオ信号はTV1に供給される。TV1では、リモコン
信号SRMに付加されたカテゴリーコードに基づいて信号
ラインが切り換えられる。したがって、受像管1fにV
TR2で再生されるビデオ信号による画像が表示され、
スピーカ(図示せず)よりVTR2で再生されるオーデ
ィオ信号による音声が出力される。
【0054】次に、TV1のRAM1dに格納されたデ
ータの他の利用例について説明する。 [利用例1]システム状態(接続状態、カテゴリーコー
ドとモデル名の対応関係)の確認をする。
【0055】コマンダ6の表示切換キー6eを押すと、
受像管1fには、接続状態と、カテゴリーコードとモデ
ル名の対応関係とがトグル的に表示される。図8A、B
は接続状態の表示例を示している。図9A、Bはカテゴ
リーコードとモデル名の対応関係の表示例を示してい
る。 [利用例2]各機器毎のファンクションを一覧表示す
る。
【0056】コマンダ6のファンクションキー6dを押
すと、スライドスイッチ6cで選択されたカテゴリーコ
ード(機器アドレス)の機器のファンクションの一覧が
受像管1fに表示される。図10A、B、Cはファンク
ションの一覧の表示例である。
【0057】このようにファンクションの一覧表示が可
能であるときは、画面上でカーソル等を用いてファンク
ションを選択し、実行させることができる。図11は、
画面上でカーソル8を用いてファンクションを選択して
いる図である。
【0058】例えば、TV1にVTR2の再生画を表示
する場合について説明する。
【0059】まず、コマンダ6のスライドスイッチ6c
をVTR2に割り当てられたカテゴリーコードに切り換
える。
【0060】ファンクションキー6dを押して、受像管
1fにVTR2のファンクションを一覧表示する。そし
て、カーソル8を上、下キーでPLAY位置に移動させ
たのち、実行キーを押す。
【0061】これにより、コマンダ6からはカテゴリー
コードが付加されたプレイ操作を示すリモコン信号SRM
が出力されて、TV1の受光部1aを介してコントロー
ラ1bに供給される。
【0062】以下は、上述したコマンダ6のプレイキー
を押した場合と同様に動作し、VTR2が再生状態とな
ってTV1の受像管1fに再生画面が表示される。
【0063】この場合、カーソル8の上下および実行だ
けでシステム操作できるため、図12に示すようにパワ
ーキー6aの他に、メニューキー6g、実行キー6h、
カーソル8を上下に移動させるためのローラー6iを備
えるだけの簡単なコマンダ6でも対応することができ
る。
【0064】ここで、メニューキー6gの役割は、例え
ば次の(a)、(b)のいずれかとされる。
【0065】(a) メニューキー6gを押す毎に、各
機器ごとのファンクションをトグル的に一覧表示する。
【0066】(b) メニューキー6gを押して、図1
3に示すようなメニュー画面を表示する。このメニュー
画面よりカーソルで機器を選択することでファンクショ
ンが一覧表示される。
【0067】画面上のカーソル移動のみで操作できるよ
うにすることで、画面を見ながら操作でき、操作が容易
となる。なお、カーソル移動で操作する代わりに、画面
上にタッチパネルを配して、画面上の対応位置を押すこ
とで操作するようにもできる。 [利用例3]格納されたファンクションを自由に組み合
わせた一連の動作を設定できる。
【0068】例えば、VTR2からVTR3にダビング
する場合の一連の動作として、以下の〜が考えられ
る。
【0069】 VTR2をパワーオン VTR3をパワーオン VTR2を巻き戻し VTR3を巻き戻し VTR3を記録状態 VTR2を再生状態 この一連の動作は、以下のようにコマンダ6を操作する
ことで設定される。この操作には、図4には図示せず
も、編集キー、実行キー、テンキー、カーソル移動キー
が使用される。
【0070】(1)コマンダ6の編集キーを押した後、
「1」のキーを押す。このとき、受像管1fには図14
Aに示す画面が表示される。
【0071】(2)スライドスイッチ6cで、VTR2
に対応するカテゴリーコードを選択した後、ファンクシ
ョンキー6dを押す。このとき、受像管1fには図14
Bに示す画面が表示される。
【0072】(3)カーソル移動キーでカーソルを「O
N」の位置に移動する。
【0073】(4)実行キーを押して確定する。このと
き、受像管1fには図14Cに示す画面が表示される。
【0074】(5)上述した(2)〜(4)の操作を繰
り返し、〜を設定する。を設定したとき、受像管
1fには図14Dに示す画面が表示される。
【0075】(6)実行キーを押して、設定を完了す
る。このとき、受像管1fには、図14Eに示す画面が
表示される。この表示は実行キーを押すことで消える。
【0076】このようにして設定される一連の動作は、
TV1のRAM1dのプログラム領域に書き込まれる。
そして、実行する場合には、コマンダ6のプログラムキ
ー(図4には図示せず)を押した後、「1」の数字キー
を押す。これにより、コントローラ1bの制御により、
各ファンクションが順次実行されて、VTR2からVT
R3へのダビングが行なわれる。
【0077】なお、一連の動作として複数個の設定が可
能であり、編集キーを押した後、数字キー2、3、・・
・を押して順次設定することができる。設定された内容
は、編集キーを押した後、プログラムキーを押すこと
で、受像管1fに順に表示される。
【0078】このように本例によれば、コマンダ6を操
作してセットアップ動作をさせるだけで、TV1のRA
M1dにはVTR2〜4の機器アドレスやファンクショ
ンコード等のデータが自動的に転送されて格納される。
したがって、ユーザーはこれらのデータをマニュアルで
設定する必要がなくなる。
【0079】また、TV1のRAM1dにはVTR2〜
4の機器アドレスやファンクションコードのデータが格
納され、コマンダ6よりTV1にカテゴリーコードを付
加したリモコン信号を供給するだけで、VTR2〜4を
個別に操作できる。つまり、1つのコマンダ6だけでT
V1、VTR2〜4を操作することができる。学習コマ
ンダのようにコントロールコードを1つずつ覚えさせる
必要がなく、またプリプログラマブルコマンダのように
コントロールコードを予め記録した大容量のROMを持
つ必要もなくなる。
【0080】また、TV1のRAM1dにVTR2〜4
の機器アドレスやファンクションコードのデータが格納
されるので、各機器を対象とするファンクションコード
を組み合わせた一連の動作を設定し、実行させることが
できる。
【0081】また、TV1のRAM1dにVTR2〜4
の機器アドレスやファンクションコードのデータが格納
されるので、コマンダ6を操作して、各機器の接続状
態、ファンクションの一覧を受像管1fに表示すること
ができる。これにより、各ファンクションを画面上のカ
ーソルで選択する等、システムの使い勝手を向上させる
ことができる。
【0082】また、VTR2〜4では、セットアップ動
作時に、それぞれ異なる機器アドレスが自動的に設定さ
れるため、ユーザーがマニュアル操作で機器アドレスを
一々設定しなくてもよくなる。
【0083】なお、上述実施例においては、TV1をコ
ントローラとして組み立てたものであるが、VTR2〜
4のいずれかをコントローラとして組み立ててもよい。
その場合、コントローラとなる機器に、他の機器の機器
アドレス、ファンクションコード等のデータが自動的に
格納されることになる。
【0084】また、上述実施例においては、TV1をコ
ントローラとするものであるが、コントローラとしては
テレビジョン受像機やビデオテープレコーダ等の機能を
除いたものとしてもよい。
【0085】また、上述実施例においては、TV1に接
続される機器としてVTR2〜4を示したが、ビデオデ
ィスクプレーヤ(VDP)等、その他の機器であっても
よい。
【0086】さらに、上述実施例は、AVシステムに適
用したものであるが、機器としてその他の家電製品等を
含めた、一般のホームバスシステムにも同様に適用する
ことができる。
【0087】
【発明の効果】この発明に係る電子機器によれば、コン
トローラが接続されたバスラインに接続されるとき、コ
ントローラにセットアップ要求を転送し、さらにコント
ローラより制御コードの転送要求が転送されてくるとき
は、自己の制御コードをコントローラに転送するもので
あり、バスラインへの接続時にコントローラに自己の制
御コード自動的に設定でき、ユーザーはコントローラに
制御コードをマニュアルで格納する必要がなくなる。し
たがって、使い勝手のよいバスシステムの実現に寄与で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】AVシステムの構成を示す構成図である。
【図2】テレビジョン受像機の要部の構成図である。
【図3】ビデオテープレコーダの要部の構成図である。
【図4】コマンダの一例を示す図である。
【図5】テレビジョン受像機側の処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】ビデオテープレコーダ側の処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】セットアップ操作時の画面表示を示す図であ
る。
【図8】接続状態の画面表示を示す図である。
【図9】カテゴリーコードとモデル名の画面表示を示す
図である。
【図10】ファンクションの一覧の画面表示を示す図で
ある。
【図11】カーソルによる選択の説明のための図であ
る。
【図12】コマンダの他の例を示す図である。
【図13】メニュー表示の説明のための図である。
【図14】連続動作設定時の画面表示を示す図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 1a 受光部 1b コントローラ 1c バスインターフェース 1d RAM 1e 表示回路 1f 受像管 2〜4 ビデオテープレコーダ 2a コントローラ 2b バスインターフェース 2c RAM 5 ホームバスライン 6 コマンダ 6a パワーキー 6b セットアップキー 6c スライドスイッチ 6d ファンクションキー 6e 表示切換キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 刑部 義雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−40843(JP,A) 特開 昭64−21753(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 H04N 5/00 H04N 5/44 H04N 5/765 H04L 12/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスラインを介してコントローラに接続
    される電子機器であって、 自己がバスラインに接続されるとき、自己の機器アドレ
    スを付加したセットアップ要求を上記バスラインに送出
    する手段と、 上記コントローラからの、上記自己の機器アドレスが付
    加された制御コードの転送要求を上記バスラインより受
    信する手段と、 上記受信された制御コードの転送要求に対応して、自己
    の制御コードを上記バスラインに送出する手段と、 上記コントローラからの、上記自己の機器アドレスが付
    加された自己の制御コードを上記バスラインより受信す
    る手段と、 上記受信された自己の制御コードに基づいて自己の動作
    を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子機
    器。
JP03046884A 1991-03-12 1991-03-12 電子機器 Expired - Fee Related JP3104266B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03046884A JP3104266B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03046884A JP3104266B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04282997A JPH04282997A (ja) 1992-10-08
JP3104266B2 true JP3104266B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=12759790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03046884A Expired - Fee Related JP3104266B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3104266B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3275499B2 (ja) * 1993-12-22 2002-04-15 松下電器産業株式会社 大形映像表示システムとテレビジョン受信装置
JP4894880B2 (ja) * 1996-12-26 2012-03-14 株式会社日立製作所 情報機器及び情報機器の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04282997A (ja) 1992-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7310087B2 (en) Method of controlling universal remote control
JPH06261372A (ja) 双方向リモートコントロールシステム
JPH10240666A (ja) 情報機器、情報機器システム制御方法及び情報機器システム
JPH0879847A (ja) 情報システム及び該システムを構成するav機器及びリモコン操作装置
JP2002345050A (ja) リモートコントロール装置
US7136910B2 (en) Information device, information device system control method, and information device system
JPH07123326A (ja) 1台以上のvtrの録画予約集中管理システム
JP3104266B2 (ja) 電子機器
JP3063191B2 (ja) コントローラ
JP3063190B2 (ja) バスシステム
JP3627770B2 (ja) 携帯用テレビ受像機
JP3567139B2 (ja) 情報機器、情報機器システム制御方法及び情報機器システム
JPH0652664A (ja) 制御装置
JP3289703B2 (ja) 家電機器のリモートコントロール方法及び家電機器
JP2707635B2 (ja) Vtr
JPH0233436Y2 (ja)
JPH04267696A (ja) リモコンプリセット方法及びプリセットリモコンユニット
JP2662614B2 (ja) オーディオビジュアル装置
JPH06335064A (ja) 遠隔操作装置
JP3982163B2 (ja) 情報機器、情報機器システム制御方法及び情報機器システム
JP2563553Y2 (ja) リモートコントロール送信機
JP2001025075A (ja) 家電機器のリモートコントロール方法
JPS5936076Y2 (ja) リモ−トコントロ−ル装置
JP5035451B2 (ja) 情報機器及び情報機器の制御方法
JPH02283177A (ja) ソース名称設定表示機能付映像機器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080901

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees