JP3289703B2 - 家電機器のリモートコントロール方法及び家電機器 - Google Patents

家電機器のリモートコントロール方法及び家電機器

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JP3289703B2
JP3289703B2 JP14942199A JP14942199A JP3289703B2 JP 3289703 B2 JP3289703 B2 JP 3289703B2 JP 14942199 A JP14942199 A JP 14942199A JP 14942199 A JP14942199 A JP 14942199A JP 3289703 B2 JP3289703 B2 JP 3289703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家電機器のリモート
コントロール方法に係り、特に、複数の家電機器に相互
通信機能を具備させてネットワークを構成し、入力手段
を用いて操作入力インターフェイスを表示した家電機器
から他の家電機器を制御する家電機器のリモートコント
ロール方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、家電機器はそれぞれが固有の機
能を有し、独立に使用されていることが多いが、最近で
は多種の家電機器が内部にマイクロコンピュータ(以下
「マイコン」という)を搭載しており、インテリジェント
化が進むにつれて各機器間を何等かの通信手段で接続
し、相互の制御を図ることで利便性を高める方式が採用
されつつある。
【0003】例えば、AV(Audio-Visual)コンピュリン
クはその代表的なものであり、テレビジョン受像機(T
V)やビデオテープレコーダ(VTR)等の各機器を通信
用ケーブルで接続しておくと共に、電源のオン/オフ、
チャンネルの変更、テープの再生/停止、音量の変更等
の各種の制御に対して1対1に対応するコマンドコード
を予め定めておき、そのコマンドを機器相互間で転送し
合うことによりネットワーク全体で統一された制御を実
現している。
【0004】また、最近のTVやVTRやオーディオシ
ステム等の家電機器は、その殆どが変調赤外光を媒介と
したリモートコントロールによって制御可能な構成が採
用されており、リモートコントロールユニット(以下「リ
モコンユニット」という)の操作によって制御されること
が多い。しかし、制御アイテムが多岐にわたるとリモコ
ンユニットの操作キーが多数になってそのユニットサイ
ズが大きくなり過ぎるため、操作入力インターフェイス
(以下、「インターフェイス」を「I/F」と略す)のオンス
クリーン表示による制御が注目されている。即ち、必要
に応じてグラフィカルな操作入力I/FをTV画面やV
TR等のLCD(Liquid Crystal Display)に表示させ、
その表示されたI/F上で指示入力するための必要最小
限なキー(ポインタ移動キーや実行キー等)のみを設けた
リモコンユニットで操作入力を行う方式であり、ガイダ
ンス等も併せて表示可能なことから、より優れた操作性
を実現するマンマシンI/Fといえる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に予め各家電機器を制御するためのコマンドコードを定
めておき、それらコードを各機器間で通信転送して制御
を行う方法によると、新しい機能を有した家電機器をネ
ットワークに追加接続する際に、その新しい機能のため
のコマンドコードを既接続の各家電機器に係るコマンド
コードと重複・矛盾しないように割り当てる必要があ
る。
【0006】その問題に対して、最初にコマンドコード
を定義する段階で、将来の拡張に用いるための予約コー
ドを設けておくことが多いが、予想していなかった機種
が現れた場合や機器に全く新しい機能が付加された場合
に、予約コードに不足が生じたり、コマンドセット全体
を系統立てた構成にまとめられなくなることが少なくな
い。また、予約コードに新しい機器のためのコマンドを
割り当てて機能拡張を行った場合に、既にネットワーク
に接続されている同種の旧式機器でその機能を扱うこと
ができなくなる場合も生じ得る。更に、ネットワークを
構成する各家電機器に異なる種類の制御用プロセッサを
用いるとネットワークで用いるプログラム言語等の統一
化が図れないため、個々の家電機器にとって最適な制御
用プロセッサが存在してもそれを使用できないという制
約が伴う。
【0007】そこで、本発明は、相互通信可能なネット
ワークに接続されている複数の家電機器のうち、少なく
とも1つの家電機器の表示手段に他の家電機器を操作す
るためのグラフィカルな操作入力I/Fを表示させてリ
モコンユニット等の入力手段から指示入力を与えること
によって他の家電機器を制御することができ、また、コ
マンドコードを定義する上での煩雑さやネットワーク拡
張の際の問題や個々の家電機器に用いる制御用プロセッ
サの種類に関する制約等の問題を生じることなく、ネッ
トワーク上の機器から他の機器を制御できるリモートコ
ントロール方法を提供することを目的として創作され
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下に示す家電機器のコントロール方法
及び家電機器を提供するものである。
【0009】1.操作入力される第1の家電機器を含む
複数の家電機器が通信インターフェイスを介して接続さ
れているネットワークにおける家電機器のリモートコン
トロール方法であって、前記第1の家電機器が、自機を
制御するために自機内にある第1の制御用プロセッサが
直接実行し得る言語で記述されている第1のローカルコ
ントロールプログラムを前記第1の制御用プロセッサで
実行して、制御対象となる他の家電機器のリモートコン
トロールプログラムを前記通信インターフェイスを介し
て要求するステップと、前記制御対象となる他の家電機
器が、自機を制御するために自機内にある第2の制御用
プロセッサが直接実行し得る言語で記述されている第2
のローカルコントロールプログラムを介して自機を制御
するための機能と自機を操作するための操作入力インタ
ーフェイスとが前記ネットワーク内で共通に定義されて
いる仮想言語で記述された前記リモートコントロールプ
ログラムを前記通信インターフェイスを介して前記第1
の家電機器にロードするステップと、前記第1の家電機
器が、ロードした前記制御対象となる他の家電機器の前
記リモートコントロールプログラムを自機内にある記憶
手段に記憶するステップと、前記第1の家電機器が、前
記記憶手段に記憶した前記リモートコントロールプログ
ラムを自機内にある仮想言語処理手段で前記第1の制御
用プロセッサが実行し得る言語に翻訳して前記第1の制
御用プロセッサで実行することにより、前記他の家電機
器を制御するための前記操作入力インターフェイスを表
示手段に表示するステップと、前記表示手段に表示され
た前記操作入力インターフェイスを使用して入力手段に
よる操作入力が行われると、自機内にある仮想言語処理
手段で前記第1の制御用プロセッサが実行し得る言語に
翻訳された前記リモートコントロールプログラムを前記
第1の制御用プロセッサで実行して、前記制御対象とな
る他の家電機器を制御するためのコマンドを前記通信イ
ンターフェイスを介して送信するステップと、前記制御
対象となる他の家電機器が前記通信インターフェイスを
介して前記コマンドを受信し、前記制御対象となる他の
家電機器の前記第2のローカルコントロールプログラム
を実行して前記制御対象となる他の家電機器を制御する
ステップとを有することを特徴とする家電機器のリモー
トコントロール方法。
【0010】2.請求項1に記載の家電機器のリモート
コントロール方法であって、制御対象となる前記他の家
電機器は受信した前記コマンドに基づいて動作すると共
にその動作状態を示すステータス情報を生成し、このス
テータス情報を前記通信インターフェイスを介して前記
第1の家電機器に送信し、前記第1の家電機器は供給さ
れた前記ステータス情報を前記記憶手段に記憶された前
記リモートコントロールプログラム及び前記第1のロー
カルコントロールプログラムを使用して前記表示手段に
表示することを特徴とする家電機器のリモートコントロ
ール方法。
【0011】3.他の家電機器と通信インターフェイス
を介して接続されている家電機器であって、少なくとも
制御用プロセッサと、自機を制御するために前記制御用
プロセッサが直接実行し得る言語で記述されているロー
カルコントロールプログラムと、ネットワーク内で共通
に定義されている仮想言語で記述されたプログラムを前
記制御用プロセッサが実行し得る言語に翻訳する仮想言
語処理手段と、前記他の家電機器を制御するための機能
と前記他の家電機器を操作するための操作入力インター
フェイスとが前記仮想言語で記述された前記他の家電機
器のリモートコントロールプログラムを記憶するための
記憶手段と、操作入力インターフェイスを表示する表示
手段と、前記表示手段に表示される前記操作入力インタ
ーフェイスを使用して操作入力を行なう入力手段とを有
し、前記通信インターフェイスを介して前記記憶手段に
ロードされた前記他の家電機器の前記リモートコントロ
ールプログラムを前記仮想言語処理手段で翻訳すること
により、前記他の家電機器を制御するための前記操作入
力インターフェイスを前記表示手段に表示し、前記入力
手段による前記他の家電機器の制御を可能にすることを
特徴とする家電機器。
【0012】4.請求項3に記載の家電機器であって、
前記入力手段により前記他の家電機器を制御するコマン
ドが入力されると、このコマンドが前記記憶手段に記憶
された前記リモートコントロールプログラムと前記通信
インターフェイスとを介して制御対象となる前記他の家
電機器に供給され、制御対象となる前記他の家電機器か
らその動作状態を示すステータス情報が前記通信インタ
ーフェイスを介して供給された際には、前記記憶手段に
記憶された前記リモートコントロールプログラムと前記
第1のローカルコントロールプログラムとを使用して前
記ステータス情報を前記表示手段に表示することを特徴
とする家電機器。
【0013】5.他の家電機器と通信インターフェイス
を介して接続されている家電機器であって、少なくとも
制御用プロセッサと、自機を制御するために前記制御用
プロセッサが直接実行し得る言語で記述されているロー
カルコントロールプログラムと、前記ローカルコントロ
ールプログラムを介して自機を制御するための機能と自
機を操作するための操作入力インターフェイスとがネッ
トワーク内で共通に定義されている仮想言語で記述され
たリモートコントロールプログラムとを有し、前記他の
家電機器からの要求により、前記リモートコントロール
プログラムを前記通信インターフェイスを介して前記他
の家電機器に出力することを特徴とする家電機器。
【0014】6.請求項5に記載の家電機器であって、
自機の前記リモートコントロールプログラムが記憶され
た前記他の家電機器から前記通信インターフェイスを介
してコマンドが供給されると、このコマンドを前記ロー
カルコントロールプログラムに供給して前記コマンドに
基づく動作を行なうと共にこの動作状態を示すステータ
ス情報を生成し、このステータス情報を前記通信インタ
ーフェイスを介して自機の前記リモートコントロールプ
ログラムが記憶された前記他の家電機器に送信すること
を特徴とする家電機器。
【0015】本発明において、ネットワークを構成する
各家電機器のうち少なくとも1つは操作入力I/Fを表
示手段に表示させて入力手段から操作入力I/Fが示し
ている制御アイテムを選択して制御することが可能な機
器であり、操作入力I/Fの表示を含んだ自機のハード
ウェアの制御プログラムとして、自機の制御用プロセッ
サが直接実行し得る言語で記述されたローカルコントロ
ールプログラムと、仮想言語で記述されたリモートコン
トロールプログラムと、仮想言語を自機の制御用プロセ
ッサが直接実行し得る言語に翻訳する仮想言語処理プロ
グラムを内蔵している。
【0016】そして、入力手段による自機ハードウェア
の制御に際しては、ローカルコントロールプログラムが
指示入力を受け付け、自機のリモートコントロールを仮
想言語処理プログラムで翻訳しながら制御を実行するこ
とになるが、入力手段から他の家電機器の制御要求がな
された場合には、ローカルコントロールプログラムの他
の機能であるプログラムのロード制御により、通信I/
Fを介して制御要求に係る他の家電機器のリモートコン
トロールプログラムを自機にロードさせる。
【0017】ここで、他の家電機器のリモートコントロ
ールプログラムも仮想言語で記述されており、自機のロ
ーカルコントロールプログラムがロードされたリモート
コントロールプログラムを仮想言語処理プログラムで翻
訳しながら他の家電機器の操作入力I/Fを自機の表示
手段に表示させると共に、入力手段の指示入力に応じて
ロードされたリモートコントロールプログラムと制御対
象となった他の家電機器のローカルコントロールプログ
ラムとの通信を実行させることで他の家電機器のハード
ウェアが制御される。即ち、他の家電機器に対する制御
要求があった場合に、その制御要求に係るリモートコン
トロールプログラムを手元にロードさせ、他の家電機器
に係る操作入力I/Fの表示と指示入力の受け付けは自
機で行うが、制御内容は他の家電機器のリモートコント
ロールプログラムとローカルコントロールプログラムの
間の通信によって実行させる方法を採用しており、その
方法は、各家電機器のリモートコントロールプログラム
をネットワーク内で共通した仮想言語で記述しておき、
各家電機器がそれを仮想言語処理プログラムで翻訳して
制御用プロセッサに渡すことにより実現されている。
【0018】従って、カーソル移動キーや実行キー等の
最小限必要なキーを配置したリモコンユニット等の入力
手段を用いて所定の家電機器から他の家電機器を制御す
ることができると共に、自機の制御と他の個々の家電機
器の制御についてそれぞれ独立したコード体系をもたせ
ることができ、コマンドコードの定義上の煩雑さをなく
すると共に、個々の家電機器の機能拡張やネットワーク
の拡張に対しても柔軟な対応が可能になる。また、仮想
言語処理プログラムが介在していることによって各家電
機器の制御用プロセッサに同一種のものを用いる必要が
なく、個々の家電機器の機能や性能の向上を図る際の妨
げにならない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の「家電機器のリモ
ートコントロール方法」の実施形態を図面を用いて詳細
に説明する。先ず、図1は1台のTV1と複数台のVT
R(VTRba2,VTRb3・・・)が通信ケーブル4を介して接
続されたネットワーク構成図であり、各機器1,2,3,・・・
のシステム回路図とリモコンユニット5の操作パネル面
も示してある。
【0020】ここで、TV1は、TVハードウェア部11
と、ディスプレイ(CRT,表示手段)12と、リモコンユニ
ット(入力手段)5がそのキー操作に応じて送出する変
調赤外光を受光する受光部13と、その受光信号を復調し
てA/D変換する復調・A/D変換部14と、他の機器との
通信制御を実行する通信I/F15と、制御用のマイクロ
コンピュータ回路(以下、「マイコン回路」という)で構成
されている。そして、同図に示すように、マイコン回路
は、TV-CPU(制御用プロセッサ)16と、制御プログ
ラムを格納したROM17と、アップデイトデータを格納
するRAM(記憶手段)18と、I/Oポート19とで構成
されているが、ROM17には、制御プログラムとして、
TV用のローカルコントロールプログラム(以下「TV-L
CP」という)20と、TV用のリモートコントロールプロ
グラム(以下「TV-RCP」という)21と、仮想言語処理プ
ログラム(仮想言語処理手段)22と、通信プログラム23
が格納されている。
【0021】一方、VTRa2は、VTRハードウェア部
31と、LCD32と、LCDドライバ33と、リモコンユニ
ット5の変調赤外光を受光する受光部34と、その受光信
号を復調してA/D変換する復調・A/D変換部35と、他
の機器との通信制御を実行する通信I/F36と、制御用
のマイコン回路で構成されている。また、マイコン回路
の構成は、TV1の場合と同様に、VTRa-CPU37と、制
御プログラムを格納したROM38と、アップデイトデー
タを格納するRAM39と、I/Oポート40で構成されて
おり、ROM38には、制御プログラムとして、VTRa
用のローカルコントロールプログラム(以下「VTRa-LC
P」という)41と、VTRa用のリモートコントロールプ
ログラム(以下「VTRa-RCP」という)42と、仮想言語処
理プログラム43と、通信プログラム44が格納されてい
る。尚、図1ではVTRb3以下のシステム回路が略記さ
れているが、性能や機能がVTRa2と異なっている場合
であっても、基本的なシステム構成はVTRa2と同様で
ある。
【0022】また、リモコンユニット5は、通常のTV
用やVTR用のものと異なり、メニューキー51と十字型
のカーソルキー52と実行キー53と機能選択キー54からな
る4個のキーが配設された極めて簡単な構成からなり、
TV1,VTRa2,VTRb3,・・・の何れの機器に対しても
共用できるものである。
【0023】次に、TV1のROM17及びVTRa2のR
OM38に格納されている各プログラムの内容について説
明しておく。但し、この説明においては、各プログラム
がTV側のものかVTR側のものかを区別せず、必要に
応じて「自機の」又は「他機の」という一般的表現で区別す
る。また、TVかVTRかを問わず、ローカルコントロ
ールプログラムはLCP、リモートコントロールプログ
ラムはRCPと略称する。
【0024】(1) LCP(TV-LCP20,VTRa-LCP41) 自機のハードウェア部11,31の制御を行うためのプログ
ラムである。具体的には、自機のハードウェア部に備
わっているチャンネル切換えや音量調整等の手動制御ス
イッチに対する操作入力を受け付けて自機のハードウェ
ア部を制御するプログラムと、自機のRCPと共働し
てリモコンユニット5からの指示入力を受け付け、オン
スクリーン表示による自機のハードウェア部の制御を実
行するプログラム、リモコンユニット5から他機の制
御要求がなされた場合にその要求に係る他機のRCPを
自機にロードさせ、ロードされたリモートコントロール
プログラムと他機のLCPの間で通信を実行させて、
の場合と同様にオンスクリーン表示による他機のハード
ウェア部の制御を実現するプログラムである。尚、この
プログラムは自機のCPUが直接実行し得る言語で記述
されている。
【0025】(2) RCP(TV-RCP21,VTRa-RCP42) 自機のグラフィカルな操作入力I/Fの表示データを備
え、リモコンユニット5からの指示入力があった場合に
自機のLCPと共働してオンスクリーン表示による自機
のハードウエア部の制御を実行させ、また前記の場合
で他機へロードされた状態では、他機のLCPと共働し
て他機の表示部に操作入力I/Fを表示させ、自機のL
CPとの通信によってオンスクリーン表示による自機の
ハードウエア部の制御を実行させるプログラムである。
但し、このプログラムは仮想的なCPUを対象としてネ
ットワーク内で共通に定義された仮想言語で記述されて
おり、各機器のCPUが直接実行し得ないため、後述の
仮想言語処理プログラムで翻訳して各機器のCPUで実
行される。
【0026】(3) 仮想言語処理プログラム22,43 仮想言語で記述されているRCPを自機のCPUで実行
可能な言語に翻訳するプログラムであり、仮想言語を自
機のCPUのネイティブコードへ変換するトランスレー
タ又は命令を一語ずつ逐次翻訳するインタープリタとし
ての機能を有している。
【0027】(4) 通信プログラム23,44 各機器が通信I/Fと通信ケーブル4を介して他の機器と
通信を行う際の通信制御プログラムである。但し、この
プログラムは通信時における自機のアドレスと相手先ア
ドレス及び通信シーケンスのみを管理し、その通信デー
タの内容は管理しない。
【0028】次に、以上のネットワーク及び各機器の構
成において、先ず、リモコンユニット5を用いてTV1の
動作を制御する場合とTV1側からVTRa2を制御する
場合の手順を説明する。尚、各機器1,2,3,・・・の電源は
全てONになっており、ネットワークのシステム全体が
立上げられているものとする。ここで、TV1が通常の
表示モードにある場合には、TV-CPU16がROM17のT
V-LCP20を実行する状態にあり、リモコンユニット5
をTV1の受光部13に向けてそのメニューキー51をON
にすると、その信号を受信したTV-CPU16はTV-LCP
20に基づいてTV-RCP21をアクセスし、TV-RCP21を
仮想言語処理プログラム22で翻訳することにより、図2
に示すようなTV用のグラフィカルな操作入力I/Fを
ディスプレイ(TV画面)12に表示させる。そして、リモ
コンユニット5のカーソルキー52を操作してチャンネル
数や音量の大小を示す表示領域へカーソル(ポインタ)を
移動させ、実行キー53をONにすることで所望のチャン
ネル選択や音量調整を行う。また、その制御後にはメニ
ューキー51をONにして前記の操作入力I/Fを消去す
る。尚、この場合におけるリモコンユニット5からの指
示入力はTV-LCP20に基づいてTV-CPU16が受け付
け、その度にTV-RCP21を仮想言語処理プログラム22
で翻訳しながらTVハードウェア部11の制御を実行す
る。
【0029】ところで、図2に示すように、前記のTV
用の操作入力I/Fには「ビデオ入力」の制御アイテムが
含まれている。そこで、TV1で通常の番組を視聴して
いる状態でVTRaを制御してビデオテープに収録され
ている映像を視聴したくなった場合には、リモコンユニ
ット5をTV1の受光部13に向けてそのメニューキー51を
ONにして前記と同様に操作入力I/FをTV画面に表
示させ、リモコンユニット5を操作して図3に示すよう
に「ビデオ入力」の実行を指定する。すると、TV-CPU1
6に割込みがかかってTV1はビデオ入力モードに切換わ
り、次いでリモコンユニット5の機器選択キー54をON
にすると、その信号を受信したTV-CPU16はTV-LCP
20に基づいて図4に示すようなネットワーク内の機器一
覧表に相当する機器選択I/FをTV画面に表示させ、
その一覧表に対する選択入力の待機状態となる。
【0030】ここで、リモコンユニット5のキー操作に
基づいて、TVが選択・実行されると図2に示した操作
入力I/Fの表示状態に戻るが、VTRaが選択・実行さ
れるとTV-CPU16はTV-LCP20からVTRa2の制御要
求コマンドを読出し、更に通信プログラム23を実行して
通信I/F15を制御することにより前記の制御要求コマ
ンドを通信ケーブル4を介してVTRa2へ転送する。
【0031】一方、制御要求コマンドを通信I/F36で
受信したVTRa2側では、VTRa-CPU37が直ちにRO
M38のVTRa-LCP41に基づいてVTRa-RCP42を読出す
と共に通信プログラム44を実行し、図1に点線で示すよ
うに読出したVTRa-RCP42を通信I/F36から通信ケー
ブル4を介してTV1側へ転送する。そして、TV1側で
はVTRa2から転送されたVTRa-RCP42を通信I/F15
で受信するが、TV-CPU16はTV-LCP20に基づいて直
ちに受信したVTRa-RCP42をRAM18へ転送して格納
させる。従って、TV1に対してVTRa2の制御要求を
行うことにより、VTRa2のVTRa-RCP42がTV1へロ
ードされて格納された状態となる。
【0032】次に、TV1のTV-CPU16はTV-LCP20
に基づいてRAM18に格納されたVTRa-RCP42を仮想
言語処理プログラム22で翻訳しながら実行する。即ち、
VTRa-RCP42は仮想言語で記述されているためにTV-C
PU16が直接実行することができないため、仮想言語処
理プログラム22でTV-CPU16が実行可能な言語に翻訳
してVTRa-RCP42を実行する。
【0033】そして、ロードされたVTRa-RCP42が実
行されることにより、図5に示すように、VTRa2用の
グラフィカルな操作入力I/FがTV画面に表示される
と共に、リモコンユニット5のキー操作に基づく指示入
力を受け付けることができる状態となる。ここに、VT
Ra2用の操作入力I/Fは、VTRa2の再生・停止・早送
り・巻戻し等に係る制御アイテムを一般的なアイコン形
式で表示すると共に、ステータス情報の表示領域を設け
たものであり、また後述のTV制御を行う場合の指示領
域も設けてある。
【0034】そして、前記の操作入力I/Fの表示状態
で、TV1に対するリモコンユニット5のカーソルキー52
と実行キー53の操作によって、例えば、図6に示すよう
に制御アイテムの中から「再生」を選択すると、その再生
指示コマンドがTV-LCP20を介してVTRa-RCP42で受
け付けられ、通信プログラム21,44でリンク状態が保た
れている通信I/F15,36と通信ケーブル4を介してVT
Ra2側へ転送される。
【0035】一方、その再生指示コマンドを通信I/F3
6で受信したVTRa2側では、VTRa-CPU37がVTRa-L
CP41を実行することによりVTRハードウェア部31を
制御して再生モードへ移行させ、その再生信号を通信I
/F36・通信ケーブル4を介してTV1側へ転送し、TV1
がVTRa2から得られた再生映像をTV画面に表示させ
る。また、VTRa2は再生モードにおいて自機のステー
タス情報を前記と同様に通信によってTV1側へ転送
し、TV1側ではTV-LCP20がそれを受け付けてVTRa-
RCP42を実行してそのステータス情報を操作入力I/
Fの所定欄に表示させる。そして、当然にこの再生モー
ドでもTV1とVTRa2のリンク状態が維持されてお
り、図7に示すように、必要に応じてリモコンユニット
5のメニューキー51をON操作してVTRa2用の操作入
力I/Fを逐次TV画面に表示させ、他のキー操作によ
って所望の制御を行うことができ、また操作入力I/F
を画面から消去することができる。
【0036】ここで重要な点は、TV1側にロードされ
て動作しているVTRa-RCP42は本来的に制御対象とな
るVTRa2が格納しているものであり、VTRa用の操
作入力I/Fの表示とリモコンユニット5からの指示入力
の受け付けはTV1側で行っているが、実質的な制御は
ロードされたVTRa-RCP42とVTRa2側のVTRa-LCP
41の通信回線を介した共働動作によって実行されている
ことである。従って、TV1側からVTRa2側を制御す
る場合であっても、ネットワーク内で通信を行っている
のはTV1側へロードされたVTRa-RCP42とVTRa2側
のVTRa-LCP41であり、例えば再生やステータス情報
の取得や録画等に係るVTRa2の制御を行うときに如何
なるコマンドコードを用いるかは、VTRa2内の問題と
して固有に規定するだけでよく、ネットワーク全体で各
機器1,2,3,・・・のコマンドコードを調整して規定する必
要はない。
【0037】また、ネットワークで使用される転送デー
タは図8に示すようなデータフォーマットを有してお
り、転送先アドレス及び転送元アドレスはそれぞれ各機
器1,2,3,・・・の通信I/F15,36,・・・が管理して書込み、
後のデータがどの機器からどの機器へ転送されるのかを
示すものであり、データ種は転送データが仮想言語で記
述されているRCPかそれ以外のデータかを示すフラグ
である。
【0038】そして、前記の通信による制御において
は、データを受信した各機器1,2,3,・・・の通信I/Fはデ
ータフォーマットの転送先アドレスが自機である場合に
のみそのデータを取り込み、転送元アドレスの確認によ
って通信の相手先を設定すると共に、データ種がRCP
(他機のRCP)であれば自機のRAMに格納して、自機
の仮想言語処理プログラムで翻訳しながら自機のLCP
によって初段階の表示制御等が開始されることになり、
またデータ種がRCPでなければ(個々の制御コマンド
であれば)、既に実行されているLCPに引き渡して個
々の制御が実行される。
【0039】次に、上記とは逆の場合、即ちVTRa2側
からTV1を制御する場合について説明する。この場合
には、リモコンユニット5をVTRa2に向けて機器選択
キー54をONにすると、VTRa2のLCD32には図9に
示すような機器一覧表が表示される。そして、リモコン
ユニット5のカーソルキー52を操作して機器一覧の中か
ら制御したい機器TV1を選択すると共に実行キー53を
ONにする。
【0040】すると、VTRa2においてVTRa-CPU37
に割込みがかかり、VTRa-LCP41からTV1の制御要求
コマンドを読出し、更に通信プログラム44を実行して通
信I/F36を制御することにより前記の制御要求コマン
ドを通信ケーブル4を介してTV1へ転送する。一方、制
御要求コマンドを通信I/F15で受信したTV1側では、
TV-CPU16が直ちにROM17のTV-LCP20に基づい
てTV-RCP21を読出すと共に通信プログラム15を実行
し、図11に示すように、TV-RCP21を通信I/F15か
ら通信ケーブル4を介してVTRa2側へ転送する。そし
て、VTRa2側では転送されたTV-RCP21を通信I/F
36で受信するが、それをRAM39へ転送して格納する。
従って、上記の場合と機器が逆の関係になるだけで、ほ
ぼ同等の手順が実行されてTV1のTV-RCP21がVTR
a2へロード・格納されることになる。
【0041】次に、VTRa2ではロードされたTV-RC
P21を自機の仮想言語処理プログラム43で翻訳しながら
実行し、図10に示すように、LCD32に先の機器一覧
表(図9)に代えてTV1の操作入力I/Fをグラフィカル
に表示させる。ここで表示される操作入力I/Fは図2
で示したTV画面での操作入力I/Fと実質的に同一で
あるが、VTRa2のLCD32ではその表示サイズに制限
があるために各制御アイテムの配列・配置態様を変更し
て表示させる必要がある。従って、TV-RCP21が内部
に有している数種類の表示方法の内の適切なものを自動
的に選択して表示させるようにしてある。
【0042】以降、ロードされたTV-RCP21とVTRa
2のVTRa-LCP41の共働によってリモコンユニット5の
操作に基づく指示入力が受け付けられ、通信によりTV
1が制御される手順は、上記の場合と機器が逆の関係に
なって制御アイテムがTV1に関するものになるだけで
あり、同様の手順でTV1が制御されることになる。
【0043】従って、この場合においても、ネットワー
ク内で通信を行っているのはVTRa側へロードされたT
V-RCP21とTV1側のTV-LCP20であり、例えばTV
1のチャンネル切換えや音量調整等の制御に如何なるコ
マンドコードを用いるかは、TV1内の問題として固有
に規定するだけでよく、ネットワーク全体でのコード体
系を考慮する必要はない。
【0044】尚、以上の実施形態では、図1のネットワ
ーク内のTV1から各VTR2,3,・・・を制御でき、逆に各
VTR2,3,・・・からTV1を制御できることを説明した
が、例えばTV1から2台のVTRを同時に制御するこ
とも可能である。その場合には、TV1の仮想言語処理
プログラム22がマルチタスクで動作可能なものとし、制
御対象とする2台のVTRのVTR-RCPをそれぞれ自機
のRAM18にロードさせておき、それらのVTR-RCPを
並行に実行すると共に通信データは時分割転送させる。
尤も、2台のVTRが同一機種であれば、ロードさせる
プログラムは一種だけでよい。
【0045】また、ネットワークが複数台のTVと1台
のVTRで構成される場合もあり、当然にTV側からV
TR側を制御し、逆にVTRからTVを制御することが
可能である。
【0046】但し、TV側からVTR側を制御する場合
には、VTRの制御は1系統でなければならず、特定の
TVからVTRが制御されている状態でVTRに対して
他のTVからの制御要求があったときには、VTRは制
御拒否コマンド等で応答して制御の錯綜を回避させる。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の家電機器のリ
モートコントロール方法は、第1の家電機器が制御対象
となる他の家電機器の制御用プロセッサの種類やコマン
ドコードなどを認識していなくても、他の機器が有する
多くの機能を第1の家電機器から操作することができ
る。そして、制御対象となる他の家電機器が新規の機器
であったり、新規の機能を有する機器であっても表示手
段に表示される操作入力インターフェイスを用いて、第
1の家電機器から操作することができる。
【0048】このとき、家電機器同志の通信リンク状態
での制御において如何なるコマンドコードを用いるかは
制御される機器内で固有に規定しておくことができ、ネ
ットワーク全体でのコード体系を考慮する必要はないた
め、ネットワーク内における各機器の機能の拡張や変更
及びネットワーク自体の拡張に対して柔軟に対応するこ
とができる。
【0049】また、請求項2に記載の家電機器のリモー
トコントロール方法は、他の家電機器はコマンドに基づ
いて動作すると共にその動作状態を示すステータス情報
を生成し、このステータス情報を通信インターフェイス
を介して第1の家電機器に送信し、第1の家電機器は供
給された前記ステータス情報を前記記憶手段に記憶され
たリモートコントロールプログラム及び第1のローカル
コントロールプログラムを使用して表示手段に表示する
ので、第1の家電機器から送信したコマンドに対する他
の家電機器の動作状態を第1の家電機器において確実に
把握することができるという効果がある。
【0050】そして、請求項3に記載の家電機器は、制
御対象となる他の家電機器の制御用プロセッサの種類や
コマンドの種類などを認識していなくても、他の機器が
有する多くの機能を操作することができる。そして、制
御対象となる他の家電機器が新規の機器であったり、新
規の機能を有する機器であっても表示手段に表示される
操作入力インターフェイスを用いて操作することができ
る。
【0051】さらに、請求項4に記載の家電機器は、他
の家電機器の動作状態を確実に把握することができると
いう効果がある。
【0052】そして、請求項5に記載の家電機器は、要
求に応じて自機のリモートコントロールプログラムを出
力するので、自機のリモートコントロールプログラムを
格納した機器から種々の制御が可能となる。
【0053】また、請求項6に記載の家電機器は、自機
のリモートコントロールプログラムを格納した機器に自
機の動作状態を出力して動作状態を教えることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の「家電機器のリモートコントロール方
法」の実施形態に係るネットワーク構成図であり、TV
とVTRのシステム回路図及びリモコンユニットの操作
パネル面を示すと共に、VTR側のRCP(VTRa-RC
P)がTV側へロードされた状態も示す。
【図2】TV用のグラフィカルな操作入力I/Fを表示
させてTV制御を実行している状態におけるTV画面
と、その場合の制御手順を示すフローチャートである。
【図3】TV用のグラフィカルな操作入力I/Fに対し
てビデオ入力を指示する際のTV画面と、その場合の制
御手順を示すフローチャートである。
【図4】ネットワーク内の機器一覧表に相当する機器選
択I/Fの表示状態へ移行したTV画面と、その表示状
態に至る制御手順を示すフローチャートである。
【図5】VTR用のグラフィカルな操作入力I/Fの表
示状態におけるTV画面と、その表示状態に至る制御手
順を示すフローチャートである。
【図6】グラフィカルなVTR用操作入力I/Fに対し
て再生指示を行う際のTV画面と、その場合の制御手順
を示すフローチャートである。
【図7】VTR再生映像の表示状態でVTR用のグラフ
ィカルな操作入力I/Fを表示/消去させているときの
TV画面と、その場合の制御手順を示すフローチャート
である。
【図8】ネットワークで使用される転送データのデータ
フォーマットを示す図である。
【図9】VTR用のグラフィカルな操作入力I/FをL
CDに表示させている状態でのVTRの正面図である。
【図10】TV用のグラフィカルな操作入力I/FをL
CDに表示させている状態でのVTRの正面図である。
【図11】TVとVTRのシステム回路図及びリモコン
ユニットの操作パネル面を含んだネットワーク構成図で
あり、TV側のRCP(TV-RCP)がVTR側へロード
された状態も示す。
【符号の説明】
1…TV(テレビジョン受像機;家電機器)、2…VTRa
(ビデオテープレコーダ;家電機器)、3…VTRb(ビデオ
テープレコーダ;家電機器)、4…通信ケーブル、5…リモ
コンユニット(入力手段)、11…TVハードウェア部、12
…ディスプレイ(表示手段)、13,34…受光部、14,35…復
調・A/D変換部、15,36…通信I/F、16…TV-CPU(制
御用プロセッサ)、17,38…ROM、18,39…RAM(記憶
手段)、19,40…I/Oポート、20…TV-LCP(ローカル
コントロールプログラム)、21…TV-RCP(リモートコ
ントロールプログラム)、22,43…仮想言語処理プログラ
ム(仮想言語処理手段)、23,44…通信プログラム、31
…VTRaハードウェア部、32…LCD(表示手段)、33
…LCDドライバ、37…VTRa-CPU(制御用プロセッ
サ)、41…VTRa-LCP(ローカルコントロールプログラ
ム)、42…VTRa-RCP(リモートコントロールプログラ
ム)、51…メニューキー、52…カーソルキー、53…実行
キー、54…機器選択キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/00 H04N 5/00 A

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作入力される第1の家電機器を含む複数
    の家電機器が通信インターフェイスを介して接続されて
    いるネットワークにおける家電機器のリモートコントロ
    ール方法であって、 前記第1の家電機器が、自機を制御するために自機内に
    ある第1の制御用プロセッサが直接実行し得る言語で記
    述されている第1のローカルコントロールプログラムを
    前記第1の制御用プロセッサで実行して、制御対象とな
    る他の家電機器のリモートコントロールプログラムを前
    記通信インターフェイスを介して要求するステップと、 前記制御対象となる他の家電機器が、自機を制御するた
    めに自機内にある第2の制御用プロセッサが直接実行し
    得る言語で記述されている第2のローカルコントロール
    プログラムを介して自機を制御するための機能と自機を
    操作するための操作入力インターフェイスとが前記ネッ
    トワーク内で共通に定義されている仮想言語で記述され
    た前記リモートコントロールプログラムを前記通信イン
    ターフェイスを介して前記第1の家電機器にロードする
    ステップと、 前記第1の家電機器が、ロードした前記制御対象となる
    他の家電機器の前記リモートコントロールプログラムを
    自機内にある記憶手段に記憶するステップと、 前記第1の家電機器が、前記記憶手段に記憶した前記リ
    モートコントロールプログラムを自機内にある仮想言語
    処理手段で前記第1の制御用プロセッサが実行し得る言
    語に翻訳して前記第1の制御用プロセッサで実行するこ
    とにより、前記他の家電機器を制御するための前記操作
    入力インターフェイスを表示手段に表示するステップ
    と、 前記表示手段に表示された前記操作入力インターフェイ
    スを使用して入力手段による操作入力が行われると、自
    機内にある仮想言語処理手段で前記第1の制御用プロセ
    ッサが実行し得る言語に翻訳された前記リモートコント
    ロールプログラムを前記第1の制御用プロセッサで実行
    して、前記制御対象となる他の家電機器を制御するため
    のコマンドを前記通信インターフェイスを介して送信す
    るステップと、 前記制御対象となる他の家電機器が前記通信インターフ
    ェイスを介して前記コマンドを受信し、前記制御対象と
    なる他の家電機器の前記第2のローカルコントロールプ
    ログラムを実行して前記制御対象となる他の家電機器を
    制御するステップとを有することを特徴とする家電機器
    のリモートコントロール方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の家電機器のリモートコン
    トロール方法であって、 制御対象となる前記他の家電機器は受信した前記コマン
    ドに基づいて動作すると共にその動作状態を示すステー
    タス情報を生成し、このステータス情報を前記通信イン
    ターフェイスを介して前記第1の家電機器に送信し、 前記第1の家電機器は供給された前記ステータス情報を
    前記記憶手段に記憶された前記リモートコントロールプ
    ログラム及び前記第1のローカルコントロールプログラ
    ムを使用して前記表示手段に表示することを特徴とする
    家電機器のリモートコントロール方法。
  3. 【請求項3】他の家電機器と通信インターフェイスを介
    して接続されている家電機器であって、 少なくとも制御用プロセッサと、自機を制御するために
    前記制御用プロセッサが直接実行し得る言語で記述され
    ているローカルコントロールプログラムと、ネットワー
    ク内で共通に定義されている仮想言語で記述されたプロ
    グラムを前記制御用プロセッサが実行し得る言語に翻訳
    する仮想言語処理手段と、前記他の家電機器を制御する
    ための機能と前記他の家電機器を操作するための操作入
    力インターフェイスとが前記仮想言語で記述された前記
    他の家電機器のリモートコントロールプログラムを記憶
    するための記憶手段と、操作入力インターフェイスを表
    示する表示手段と、前記表示手段に表示される前記操作
    入力インターフェイスを使用して操作入力を行なう入力
    手段とを有し、 前記通信インターフェイスを介して前記記憶手段にロー
    ドされた前記他の家電機器の前記リモートコントロール
    プログラムを前記仮想言語処理手段で翻訳することによ
    り、前記他の家電機器を制御するための前記操作入力イ
    ンターフェイスを前記表示手段に表示し、前記入力手段
    による前記他の家電機器の制御を可能にすることを特徴
    とする家電機器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の家電機器であって、前記
    入力手段により前記他の家電機器を制御するコマンドが
    入力されると、このコマンドが前記記憶手段に記憶され
    た前記リモートコントロールプログラムと前記通信イン
    ターフェイスとを介して制御対象となる前記他の家電機
    器に供給され、 制御対象となる前記他の家電機器からその動作状態を示
    すステータス情報が前記通信インターフェイスを介して
    供給された際には、前記記憶手段に記憶された前記リモ
    ートコントロールプログラムと前記第1のローカルコン
    トロールプログラムとを使用して前記ステータス情報を
    前記表示手段に表示することを特徴とする家電機器。
  5. 【請求項5】他の家電機器と通信インターフェイスを介
    して接続されている家電機器であって、 少なくとも制御用プロセッサと、自機を制御するために
    前記制御用プロセッサが直接実行し得る言語で記述され
    ているローカルコントロールプログラムと、前記ローカ
    ルコントロールプログラムを介して自機を制御するため
    の機能と自機を操作するための操作入力インターフェイ
    スとがネットワーク内で共通に定義されている仮想言語
    で記述されたリモートコントロールプログラムとを有
    し、 前記他の家電機器からの要求により、前記リモートコン
    トロールプログラムを前記通信インターフェイスを介し
    て前記他の家電機器に出力することを特徴とする家電機
    器。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の家電機器であって、自機
    の前記リモートコントロールプログラムが記憶された前
    記他の家電機器から前記通信インターフェイスを介して
    コマンドが供給されると、このコマンドを前記ローカル
    コントロールプログラムに供給して前記コマンドに基づ
    く動作を行なうと共にこの動作状態を示すステータス情
    報を生成し、このステータス情報を前記通信インターフ
    ェイスを介して自機の前記リモートコントロールプログ
    ラムが記憶された前記他の家電機器に送信することを特
    徴とする家電機器。
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