JP2544345Y2 - 半導体デバイスの冷却装置 - Google Patents
半導体デバイスの冷却装置Info
- Publication number
- JP2544345Y2 JP2544345Y2 JP5799991U JP5799991U JP2544345Y2 JP 2544345 Y2 JP2544345 Y2 JP 2544345Y2 JP 5799991 U JP5799991 U JP 5799991U JP 5799991 U JP5799991 U JP 5799991U JP 2544345 Y2 JP2544345 Y2 JP 2544345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall portion
- heat sink
- cooling
- semiconductor device
- bottom wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、ステレオアン
プやパワーアンプ等冷却の必要な半導体デバイスの冷却
装置に関するものである。
プやパワーアンプ等冷却の必要な半導体デバイスの冷却
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、斯る半導体デバイスの冷却装置に
あっては、縦壁部と該縦壁部の下端から一方側に突出さ
れた底壁部とからなる側面視略L字状のブラケットと、
前記底壁部の上面に固定された複数の半導体デバイス
と、前記縦壁部の前記底壁部とは反対側に位置した壁面
に取り付けられた矩形を呈するヒートシンクと、該ヒー
トシンクの近傍に配設された冷却ファンとを備え、この
冷却ファンの吸引力により前記ヒートシンク内に冷却風
を吸引して前記複数の半導体デバイスを冷却するように
構成されたものがある。
あっては、縦壁部と該縦壁部の下端から一方側に突出さ
れた底壁部とからなる側面視略L字状のブラケットと、
前記底壁部の上面に固定された複数の半導体デバイス
と、前記縦壁部の前記底壁部とは反対側に位置した壁面
に取り付けられた矩形を呈するヒートシンクと、該ヒー
トシンクの近傍に配設された冷却ファンとを備え、この
冷却ファンの吸引力により前記ヒートシンク内に冷却風
を吸引して前記複数の半導体デバイスを冷却するように
構成されたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された半導体デバイスの冷却装置にあっては、冷却
効率が低く、近年における本体の小型化に伴う薄型高出
力半導体デバイスの冷却に対応することができないとい
う問題が生じていた。
構成された半導体デバイスの冷却装置にあっては、冷却
効率が低く、近年における本体の小型化に伴う薄型高出
力半導体デバイスの冷却に対応することができないとい
う問題が生じていた。
【0004】
【考案の目的】本考案は、上記実状に鑑み、本体の小型
化に伴う薄型高出力半導体デバイスの冷却に対応するこ
とができ、しかもスペース効率の高い半導体デバイスの
冷却装置を提供することを目的とするものである。
化に伴う薄型高出力半導体デバイスの冷却に対応するこ
とができ、しかもスペース効率の高い半導体デバイスの
冷却装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、その目的を達
成するため、縦壁部と該縦壁部の下端から一方側に突出
された底壁部とからなる側面視略L字状のブラケット
(ヒートシンク兼ブラケット)と、前記底壁部の上面に
固定された複数の半導体デバイスと、前記縦壁部の前記
底壁部とは反対側に位置した壁面に取り付けられたヒー
トシンクと、該ヒートシンクの近傍に配設された冷却フ
ァンとを備えた半導体デバイスの冷却装置において、前
記ヒートシンクは前記冷却ファンの回転作用による空気
の流れが集中されるように配列された複数のフィンを備
えていることを要旨とするものである。
成するため、縦壁部と該縦壁部の下端から一方側に突出
された底壁部とからなる側面視略L字状のブラケット
(ヒートシンク兼ブラケット)と、前記底壁部の上面に
固定された複数の半導体デバイスと、前記縦壁部の前記
底壁部とは反対側に位置した壁面に取り付けられたヒー
トシンクと、該ヒートシンクの近傍に配設された冷却フ
ァンとを備えた半導体デバイスの冷却装置において、前
記ヒートシンクは前記冷却ファンの回転作用による空気
の流れが集中されるように配列された複数のフィンを備
えていることを要旨とするものである。
【0006】
【作用】このような構成においては、冷却ファンの回転
による冷却風の流れが集中されて半導体デバイスを効率
良く冷却することができる。
による冷却風の流れが集中されて半導体デバイスを効率
良く冷却することができる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の半導体デバイスの冷却装置の
一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0008】図1は本考案の半導体デバイスの冷却装置
の外観を示す正面側の斜視図、図2は同じく裏面側の斜
視図、図3は要部の断面図である。
の外観を示す正面側の斜視図、図2は同じく裏面側の斜
視図、図3は要部の断面図である。
【0009】図において、冷却装置Aは、縦壁部1aと
この縦壁部1aの下端から一方側に突出された底壁部1
bとからなる側面視略L字状のブラケット1と、縦壁部
1aの一方の壁面1dに取り付けられたヒートシンク2
と、ヒートシンク2の近傍に配設された冷却ファン3と
を備えている。
この縦壁部1aの下端から一方側に突出された底壁部1
bとからなる側面視略L字状のブラケット1と、縦壁部
1aの一方の壁面1dに取り付けられたヒートシンク2
と、ヒートシンク2の近傍に配設された冷却ファン3と
を備えている。
【0010】また、底壁部1bの上面1cには複数の半
導体デバイス4,4…が固定されている。
導体デバイス4,4…が固定されている。
【0011】ヒートシンク2は、図3に示すように、冷
却ファン3の回転作用による吸引空気の流れが集中(図
3矢印イ)されるように配列された複数のフィン2a,
2a…を備えている。
却ファン3の回転作用による吸引空気の流れが集中(図
3矢印イ)されるように配列された複数のフィン2a,
2a…を備えている。
【0012】上記の構成において、冷却ファン3を回転
させると、この冷却ファン3の吸引作用によりヒートシ
ンク2内を冷却風が通過する。この時、この冷却風は複
数のフィン2a,2a…に案内されて冷却ファン3側に
向けて集中するように流れるため、ヒートシンク2及び
ブラケット1の要部が集中的に冷却される。
させると、この冷却ファン3の吸引作用によりヒートシ
ンク2内を冷却風が通過する。この時、この冷却風は複
数のフィン2a,2a…に案内されて冷却ファン3側に
向けて集中するように流れるため、ヒートシンク2及び
ブラケット1の要部が集中的に冷却される。
【0013】さらに、このヒートシンク2及びブラケッ
ト1が冷却されることにより、ブラケット1に取り付け
られた半導体デバイス4,4…が効率よく冷却される。
ト1が冷却されることにより、ブラケット1に取り付け
られた半導体デバイス4,4…が効率よく冷却される。
【0014】ところで、上記実施例のヒートシンク2は
ブラケットの下端、即ち、冷却ファン3側から上方に向
けて拡開したものを開示したが、上記実施例に限定され
るものではなく、例えば、図4乃至図5に示すように、
ブラケット1の壁面1dから底壁部1bとは反対側に向
けて突出させた複数のフィン5a,5a…からなるヒー
トシンク5を設けると共に、この複数のフィン5a,5
a…を壁面側1d側よりも自由端部側の方が狭くなるよ
うに折曲してもよい。
ブラケットの下端、即ち、冷却ファン3側から上方に向
けて拡開したものを開示したが、上記実施例に限定され
るものではなく、例えば、図4乃至図5に示すように、
ブラケット1の壁面1dから底壁部1bとは反対側に向
けて突出させた複数のフィン5a,5a…からなるヒー
トシンク5を設けると共に、この複数のフィン5a,5
a…を壁面側1d側よりも自由端部側の方が狭くなるよ
うに折曲してもよい。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の半導体デ
バイスの冷却装置にあっては、ヒートシンクは冷却ファ
ンの回転作用による空気の流れが集中されるように配列
された複数のフィンを備えていることにより、本体の小
型化に伴う薄型高出力半導体デバイスの冷却に対応する
ことができる。
バイスの冷却装置にあっては、ヒートシンクは冷却ファ
ンの回転作用による空気の流れが集中されるように配列
された複数のフィンを備えていることにより、本体の小
型化に伴う薄型高出力半導体デバイスの冷却に対応する
ことができる。
【図1】本考案の半導体デバイスの冷却装置の外観を示
す正面側の斜視図である。
す正面側の斜視図である。
【図2】同じく裏面側の斜視図である。
【図3】要部の断面図である。
【図4】本考案の他の半導体デバイスの冷却装置の平面
図である。
図である。
【図5】同じく背面図である。
1 ブラケット(ヒートシンク兼ブラケット) 1a 縦壁部 1b 底壁部 1c 上面 1d 壁面 2 ヒートシンク 3 冷却ファン 3a フィン 4 半導体デバイス
Claims (1)
- 【請求項1】 縦壁部と該縦壁部の下端から一方側に突
出された底壁部とからなる側面視略L字状のブラケット
と、前記底壁部の上面に固定された複数の半導体デバイ
スと、前記縦壁部の前記底壁部とは反対側に位置した壁
面に取り付けられたヒートシンクと、該ヒートシンクの
近傍に配設された冷却ファンとを備えた半導体デバイス
の冷却装置において、 前記ヒートシンクは前記冷却ファンの回転作用による空
気の流れが集中されるように配列された複数のフィンを
備えていることを特徴とする半導体デバイスの冷却装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5799991U JP2544345Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 半導体デバイスの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5799991U JP2544345Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 半導体デバイスの冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054493U JPH054493U (ja) | 1993-01-22 |
JP2544345Y2 true JP2544345Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13071702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5799991U Expired - Lifetime JP2544345Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 半導体デバイスの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544345Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP5799991U patent/JP2544345Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH054493U (ja) | 1993-01-22 |
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