JPH0223034Y2 - - Google Patents

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JPH0223034Y2
JPH0223034Y2 JP1983182100U JP18210083U JPH0223034Y2 JP H0223034 Y2 JPH0223034 Y2 JP H0223034Y2 JP 1983182100 U JP1983182100 U JP 1983182100U JP 18210083 U JP18210083 U JP 18210083U JP H0223034 Y2 JPH0223034 Y2 JP H0223034Y2
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JP
Japan
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fins
fan
heat dissipation
fin
heat
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JP1983182100U
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JPS6090895U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子機器等の発熱部に配置される強
制空冷式のフイン付き放熱装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より電子機器等の発熱部に配置される強制
空冷式のフイン付き放熱装置は一般に第1図及び
第2図に示すように構成されていた。
図において、21は多数のフイン22を有する
放熱機本体であつて、アルミダイキヤスト等によ
り成型される。23は放熱カバーであつて、フイ
ンに一体成型されて上記放熱器本体21から突設
された取付脚部24に取り付けられており、これ
に強制冷却フアン25が配置されている。26は
上記放熱器本体21の背面側に取り付けられるべ
きプリント基板であつてこれに各電子部品等が配
置される。なお、フアイナル段トランジスタ等の
発熱部品は上記放熱器本体21の裏面側に直付け
されるのが一般である。
上記フイン22はフアン25が位置すべき部分
においてフインの高さが低くなつており、また、
フアン25による風が左右にも通るように所要箇
所においてフインに切欠部27が形成されてい
る。
しかして従来の放熱装置においては上記したフ
イン22は縦方向に平行に形成されているため仮
に上記した切欠部27が形成されているとしても
フアン25による風はフイン全体に流れず、風の
当る部分と陰になる部分とが生じて冷却効果が低
下するという欠点があつた。
またフインを放射状に設けたものも提案されて
いるが、フイン自体が直線状をなしているために
風がフインに沿つて流れるだけで冷却効果が充分
でないという難点がる。
(考案の目的) 本考案の目的は上記した従来の電子機器等にお
ける放熱装置の欠点を解消し、冷却効率の極めて
高い放熱装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案に係る電子機器等における放熱装置は、
電子機器等の発熱部に配置され、冷却フアンによ
つて強制空冷されるフイン付き放熱装置におい
て、フインが略「く」字状をなしていて冷却フア
ンの配置されるべき位置を中心として前後左右に
配置されると共に各フインの折曲部がフアンの中
心軸線上を向くようになつており、しかも一部の
フインには低い部分が形成されていてこの低い部
分全体が谷状を呈するようになつている。
従つて、フアンによる風は外側のフインにも充
分に流れて冷却効果を高めることができる。
(実施例) 本考案に係る電子機器等における放熱装置の実
施例を第3図乃至第7図に基づいて説明するに、
図中、1は従来同様アルミダイキヤスト等により
成型された放熱器本体であつて、多数のフイン2
を備えている。3は放熱カバーであつて、これに
強制冷却フアン5が取り付けられ、該放熱カバー
3は上記放熱器本体1に突設された取付脚部4に
取り付けられることに及び上記放熱器本体1の背
面側にはプリント基板6が配置されること等は従
来と同様である。
しかして本考案においては、第3図に示すよう
に、上記フイン2は略「く」字状に形成されてい
て上記フアン5が配置されるべき部分を中心とし
て前後左右に配置され、各フインの折曲部がフア
ン5の中心軸線上Pを向くようになつており、こ
れによつてフアン5による風Eが各フイン2に沿
つて放射状に流れる。第5図の構成例ではフアン
5が位置すべき円形部分6の各フインを平行に配
置してある。
上記第3図及び第5図から明らかなように、フ
アン5による風が外側のフインに充分に流れるよ
うにするために一部のフィンには低い部分2aが
形成されており、この低い部分全体が谷状を呈す
るようになつている。なお、フアイナル段トラン
ジスタ等は上記放熱器本体1の裏面側に直付けさ
れるが、その場合、フアン5に近い位置でしかも
高いフインの裏側に配置するがよい。
(考案の効果) 本考案に係る電子機器等における放熱装置によ
れば、放熱器のフインが略「く」字状に形成され
ているから冷却フアンによる風が各フインに沿つ
て放射状に拡散し、しかも一部のフインには低い
部分が形成されていてこの低い部分が谷状を呈す
るようになつているから、風は外側のフインにも
充分に到達し、風の陰になるフインは存在しない
こととなつて冷却効率を著しく高めることができ
る。また、ダイキヤスト成型等の際に特にコスト
アツプとなるものではないから容易に実施するこ
とができる。
一般にフアンによる強制冷却においては放熱器
本体にサーモスタツトが取り付けられていてフア
ンモーターの駆動、停止を制御するようになつて
いるが、フアンモーター停止時における自然空冷
においてもフインが略「く」字状をなしていてし
かもフインの一部に低い部分が谷状を呈するよう
に形成されていることによつて特に冷却効果に影
響を与えるものではなく、また、強制空冷時の冷
却効率が高いためフアンモーターの駆動時間が短
くなり、電力消費量が少なくなると共に騒音発生
時間が短くなる等、音響電子機器等の放熱装置と
して最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の電子機器における放
熱装置の例を示し、第1図Aは放熱器本体の斜視
図、第1図Bは同上正面図、第2図Aは放熱カバ
ーの背面図、第2図Bは全体の側面図である。第
3図乃至第7図は本考案に係る電子機器等におけ
る放熱装置の実施例を示し、第3図は放熱器の正
面図、第4図Aは放熱カバーの背面図、第4図B
は全体の側面図、第5図は放熱器の他の構成例を
示す正面図、第6図は同上側面図、第7図は第5
図におけるX−X線断面図である。 1……放熱器本体、2……フイン、3……放熱
カバー、5……冷却フアン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器等の発熱部に配置され、冷却フアンに
    よつて強制空冷されるフイン付き放熱装置におい
    て、 フインが略「く」字状をなしていて冷却フアン
    の配置されるべき位置を中心として前後左右に配
    置されると共に各フインの折曲部がフアンの中心
    軸線上を向くようになつており、しかも一部のフ
    インには低い部分が形成されていてこの低い部分
    全体が谷状を呈するようになつていることを特徴
    とする電子機器等における放熱装置。
JP18210083U 1983-11-28 1983-11-28 電子機器等における放熱装置 Granted JPS6090895U (ja)

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JP18210083U JPS6090895U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 電子機器等における放熱装置

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JP18210083U JPS6090895U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 電子機器等における放熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS6090895U JPS6090895U (ja) 1985-06-21
JPH0223034Y2 true JPH0223034Y2 (ja) 1990-06-21

Family

ID=30394441

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JP18210083U Granted JPS6090895U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 電子機器等における放熱装置

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611584Y2 (ja) * 1986-06-30 1994-03-23 巴防災通信株式会社 全天候形強制空冷放熱器
JP2586778Y2 (ja) * 1992-11-24 1998-12-09 株式会社ピーエフユー ヒートシンク

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JPS5535863B2 (ja) * 1977-05-26 1980-09-17
JPS57194558A (en) * 1981-05-27 1982-11-30 Mitsubishi Electric Corp Heat radiating member

Family Cites Families (2)

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JPS6090895U (ja) 1985-06-21

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