JPH0546313Y2 - - Google Patents

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JPH0546313Y2
JPH0546313Y2 JP3515788U JP3515788U JPH0546313Y2 JP H0546313 Y2 JPH0546313 Y2 JP H0546313Y2 JP 3515788 U JP3515788 U JP 3515788U JP 3515788 U JP3515788 U JP 3515788U JP H0546313 Y2 JPH0546313 Y2 JP H0546313Y2
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JP
Japan
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power
wiring board
printed wiring
heat sink
transistors
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JP3515788U
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JPH01139612U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は終段増幅部にパワートランジスタを複
数個使用する電力増幅器に関するものである。
(従来の技術) 従来、パワートランジスタを冷却しながら複数
個使用する電力増幅器においては第4図に示すよ
うな構造となつていた。即ち、複数個のパワート
ランジスタ12をプリント配線基板11の片面側
の両端縁部に配置し、該プリント配線基板11を
冷却用ヒートシンク13に平面的に配置して各パ
ワートランジスタ12をヒートシンクに取り付け
ている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の上記したような複数個のパワートランジ
スタを使用する増幅器にあつては、プリント配線
基板11自体は両面パターンであつてもパワート
ランジスタ12はプリント配線基板11の片面側
にだけ配列され、このプリント配線基板11をヒ
ートシンク13に平面的に配置することにより両
端縁の各パワートランジスタ12を冷却するよう
に構成されているため、パワートランジスタ12
の数が多くなるとプリント配線基板11やヒート
シンク13が大きくなり、次のような不都合が生
じていた。
プリント配線基板11が大きくなることによ
り各パワートランジスタ12に電力供給すべき
配線パターン14が長くなるため、パターンの
抵抗分によるロスが多くなる。
上記の抵抗分のロスが距離により変化する
ため近い部品と遠い部品の発熱量が異なる等ア
ンバランスが生じる。
プリント配線基板11内で大電流を引き回す
ことはこの部分から発生するフラツクス成分も
多くなり、空間を通して他の回路に干渉し易
い。
パワートランジスタ12を高い周波数で動作
させる際にプリント配線基板11のパターンが
そのまま分布定数回路になるため高域特性が劣
化し易く、発振など不安定動作の原因となる。
ヒートシンクが大きくなると部分的な温度差
が生じ易くなり、温度バランスをとりにくくな
る。
一般に多数のパワートランジスタを使用した強
制空冷方式などによる大出力電力増幅器において
は冷却能力よりも多くのトランジスタをバランス
をとりながら負荷をかけることの方が重要であ
り、また、困難な課題でもある。この問題を解決
するためにはパワートランジスタを可及的近づけ
て配置する必要がある。
本考案はこのような観点からなされたものであ
つて、その目的とするところは、上記した従来の
電力増幅器の欠点を解消し、プリント配線基板及
びヒートシンクを小型化できると共に各パワート
ランジスタへの電源配線パターンを可及的短くす
ることができ、多数のパワートランジスタを使用
する場合であつてもこれらを冷却しながらバラン
スよく動作させることができるようにした電力増
幅器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る電力増幅器は、同種のパワートラ
ンジスタをプリント配線基板の表裏に配置すると
共にこのプリント配線基板を冷却用ヒートシンク
に対して立体的に配置することにより、各パワー
トランジスタを冷却しながら並列動作させるよう
に構成したものである。
(作用) パワートランジスタの電極は一般に、ベース、
コレクタ、エミツタの順に並んでいるから、同種
のパワートランジスタをプリント配線基板の表裏
両面に配置すると、電源に接続すべきコレクタ同
士はプリント配線基板を挟んで裏返しに重ねられ
たような状態となり、これによつてスペースをと
らずに実装することができる。
このプリント配線基板をヒートシンクに対して
立体的に、例えば、パワートランジスタ取付面が
平面をなすヒートシンクに対して立てた状態で配
置し、各パワートランジスタをヒートシンクに取
り付ける。
(実施例) 本考案に係る電力増幅器の実施例を第1図乃至
第3図に基づいて説明する。
第1図は斜視図、第2図は同種のパワートラン
ジスタが対峙する状態を示す斜視図、第3図はオ
ーデイオ用シングルエンデツトプツシユプル回路
用のものとして実施した例を示す斜視図である。
図において、1はプリント配線基板、2はパワ
ートランジスタ、3は冷却用ヒートシンクを示し
ている。本考案においては、同種のパワートラン
ジスタ2をプリント配線基板1の表裏に配置する
と共にこのプリント配線基板1をヒートシンク3
に対して立体的に配置することにより、各パワー
トランジスタ2を冷却しながら並列動作させるよ
うに構成したものである。
第1図に示すように、同種のパワートランジス
タ2をプリント配線基板1の端縁部において表裏
に配置するが、第2図に示すように、パワートラ
ンジスタ2の電極は、ベース4、コレクタ5、エ
ミツタ6の順に並んでいるから、電源に接続され
るべきコレクタ5同士はプリント配線基板1を挟
んで裏返しに重ねられたような状態となり、これ
によつてスペースをとらずに実装することができ
る。図示例ではパワートランジスタ2は4個宛両
面に配置されている。
このプリント配線基板1をヒートシンク3に対
して立体的に、例えば、第1図の例では平面をな
すパワートランジスタ取付面3aの中央に縦に配
置し、各パワートランジスタ2をヒートシンク3
に取り付ける。なお、3bはフインである。
第3図の例ではプリント配線基板1の下端縁側
にPNP型トランジスタ群が配置されると共にプ
リント配線基板1の上端縁側にはNPN型トラン
ジスタ群(図示しない)が配置され、ヒートシン
ク3は多数の通風孔3cを有する強制空冷型のも
のであつて、矢示F方向に送風することにより強
制空冷される。
(考案の効果) 本考案に係る電力増幅器によれば、次のような
効果を有する。
プリント配線基板及びヒートシンクを小型化
することができる。
複数のパワートランジスタを可及的に近づけ
て配置することができ、パワートランジスタに
電力を供給するための配線パターンをシンプル
なものとすることができるからパターンの抵抗
分によるロスを少なくすることができる。
多数のパワートランジスタを使用する場合で
も各パワートランジスタを冷却しながらバラン
スよく動作させることができ、従来のようなパ
ワートランジスタの遠近による発熱量の差等の
アンバランスが生じない。
プリント配線基板内で大電流を引き回すもの
ではないから、パターンからフラツクス成分が
発生することはない。
パワートランジスタを高い周波数で動作させ
る場合でも高域特性が劣化したり発振などの不
安定動作をすることがない。
ヒートシンクを小型化することができるから
部分的に温度差が生じることはなく、温度バラ
ンスがとり易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る電力増幅器の
実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は同種の
パワートランジスタが対峙する状態を示す斜視
図、第3図はオーデイオ用シングルエンデツトプ
ツシユプル回路用のものとして実施した例を示す
斜視図である。第4図は従来の電力増幅器の構成
例を示す斜視図である。 1……プリント配線基板、2……パワートラン
ジスタ、3,3′……ヒートシンク、4……ベー
ス、5……コレクタ、6……エミツタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パワートランジスタを複数個使用する電力増幅
    器において、 同種のパワートランジスタをプリント配線基板
    の表裏に配置すると共にこのプリント配線基板を
    冷却用ヒートシンクに対して立体的に配置し、各
    パワートランジスタを冷却しながら並列動作させ
    るように構成したことを特徴とする電力増幅器。
JP3515788U 1988-03-18 1988-03-18 Expired - Lifetime JPH0546313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3515788U JPH0546313Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

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JP3515788U JPH0546313Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01139612U JPH01139612U (ja) 1989-09-25
JPH0546313Y2 true JPH0546313Y2 (ja) 1993-12-03

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ID=31261810

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JP3515788U Expired - Lifetime JPH0546313Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001136032A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Mechanical Research:Kk 音響用増幅器
JP6805478B2 (ja) * 2015-09-08 2020-12-23 Tdk株式会社 電源装置

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JPH01139612U (ja) 1989-09-25

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