JP2565163Y2 - 電源装置の箱体 - Google Patents

電源装置の箱体

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JP2565163Y2
JP2565163Y2 JP1992031713U JP3171392U JP2565163Y2 JP 2565163 Y2 JP2565163 Y2 JP 2565163Y2 JP 1992031713 U JP1992031713 U JP 1992031713U JP 3171392 U JP3171392 U JP 3171392U JP 2565163 Y2 JP2565163 Y2 JP 2565163Y2
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JP
Japan
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power supply
cover
box
cooling fan
air
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JPH0585092U (ja
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修二 横山
正男 加藤岡
良正 川島
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電力用半導体装置を
有する電源装置の箱体に関し、特に、その冷却構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電源装置は、インバータを使用し
た高周波化が進み、又、ケースをプラスチックにする
等、小型軽量化が進んでいる。このため、従来据置型で
あった電源装置も可搬型になってきている。又、電源装
置に搭載する部品も多く、電力用半導体を始め発熱部品
を十分冷却させる必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、冷却ファンを
大きくすることが考えられるが、そうするとケースが大
きくなり、又、冷却ファンを小さくすると十分冷却でき
ないという課題を生じていた。又、空気の取り入れ口を
大きくした場合、電源装置が屋外にも使用されるような
もの(例えば、溶接機等)では、この取り入れ口から雨
が入るなど防滴構造を十分考慮するという課題もあっ
た。そこで、防滴のために空気の取り入れ口をヨロイ状
にした場合、風切り音が大きくなり、電源装置を屋内に
も使用する場合、騒音が大きく作業がしずらいという課
題も生じていた。
【0004】本考案は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、防滴構造とし、しかも冷却ファン近傍の風切り
音を小さくし、騒音の小さい電源装置の箱体を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、電力用半導体
装置を内蔵する電源装置の箱体において、冷却ファンと
対向する壁面に、この壁面よりもさらに外方に向けてわ
ずかに突出したカバーを設け、このカバーの上記冷却フ
ァンと対向する正面部に、形成された空気出入口がヨロ
イ状で、かつ前記カバーの底面部または側面部の一部が
開口しているものである。
【0006】
【作用】本考案では、冷却ファンの作動により、この冷
却ファンと対向して位置するヨロイ状の空気出入口から
空気が出入りする。さらに、この冷却ファンとヨロイ状
の空気出入口との間に形成されている主たる空気の流れ
の側方に位置することになるカバーの底面部または側面
部の開口からも空気が出入りする。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図1乃至図4を参照して
説明する。図1は、本考案の一実施例の右側板を外した
状態を示す側面図である。図1において、電源装置1の
箱体内部には、トランジスタ、ダイオードなどの電力用
半導体装置2、変圧器3などの発熱体を有し、この発熱
体としての電力用半導体装置2を取り付ける冷却用フィ
ン4が設けられ、この冷却用フィン4を冷却する冷却用
ファン5が、発熱体と同等の高さの正面近傍に設けら
れ、この冷却用ファン5の前面には、略円形の空気取り
入れ孔が設けられた正面板8があって、この正面板8の
前面に正面カバー6が取り付けられており、その正面カ
バー6に空気取り入れ口がヨロイ状に設けられている。
又、裏面側には、排気口7がやはりヨロイ状に設けられ
ている。
【0008】図3(a)は、同実施例の正面カバー6の
平面図であり、(b)は、その正面図であり、(c)
は、その底面図である。又、図4は、同実施例の正面カ
バーの側面図である。この正面カバー6は、図3(a)
に示すように正面板8側に開口した箱状であり、このカ
バーの正面には、図3(b)に示すように空気取り入れ
口として多数の横に長い貫通孔20とそのそれぞれの上
側にひさし状のヨロイ6aが設けられている。又、この
正面カバーの底面部には、図3(c)に示すように切欠
状の開口6bが設けられている。更に、図4に示すよう
にこの正面カバー6の側面部にも切欠状の開口6eが設
けられている。図3の各図における6cは工具挿入孔、
6dは正面カバー6取り付け用のネジ挿通孔である。
【0009】図2は、同実施例の正面図である。図2に
おいて、正面板8には、出力調整器10、表示部11、
切替器12、出力端子13などの必要な部品が配置され
ている。尚、電源装置1には、制御用のプリント配線
板、抵抗、コンデンサなどの部品が内蔵されている。そ
して、正面板8には正面カバーの取り付け孔9が前記ネ
ジ挿通孔6dに対応して設けられており、正面カバー6
がネジによって取り付けられている。
【0010】電源装置1の運転時は、正面から矢印Aの
ように空気を取り入れ、正面カバー6、冷却用ファン
5、冷却用フィン4、変圧器3、裏面板に設けられた排
気口7を介して、風が排出され、冷却用フィン4、変圧
器3などの発熱体は冷却される。この時、正面カバー6
の底面部には、前述のように開口6bが設けられている
ので、この開口6bからも矢印Bのように空気が取り入
れられ、又、左右の側面部にも開口6eを設けているの
で、この開口6eからも空気が取り入れられる。従っ
て、正面カバー6を通り抜ける空気通路の断面積が非常
に大きくなり、空気の流速が低下して、風切り音は、減
少する。
【0011】尚、本実施例では、風を発熱体に吹きつけ
ていたが、冷却用ファン5を裏面側に内部空気を排気す
るように設けるようにしてもよく、その場合も正面カバ
ー6と同様なカバーを裏面側に設ける。更に、風の方向
は、本実施例では、正面から裏面に向けているが、裏面
から正面に、又、側面から側面に向かうようにしてもよ
く、いずれにしても正面カバー6と同様なカバーを設け
る。
【0012】
【考案の効果】本考案の箱体では、冷却ファンと対向す
る壁面に設けられたカバーにおける冷却ファンと対向す
る正面部に、ヨロイ状の空気出入り口が設けられている
ので、この空気出入口から空気の出入りが行われる。空
気出入口がヨロイ状であるので、防滴効果があるし、空
気の流れによって運ばれたゴミ等も、箱体の内外に出入
りすることがない。また、このカバーの底面部または側
面部、すなわち、ヨロイ状の空気取り入れ口または排気
口とファンとの間の主たる空気の流れの周囲に設けた開
口からも空気が出入りするので、空気の通過面積が増加
し、風きり音を減少させることができる上に、この開口
は、わずかに突出したカバーの側面部または底面部に形
成されているので、あまり大きな面積ではなく、ゴミ等
が、ヨロイ状でない開口から箱体に出入りすることを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る電源装置の箱体の右
側板を外した状態を示す側面図である。
【図2】同実施例の正面カバーを取り外した正面図であ
る。
【図3】(a)は、同実施例の正面カバーの平面図であ
り、(b)は、同実施例の正面カバーの正面図であり、
(c)は、同実施例の正面カバーの底面図である。
【図4】同実施例の正面カバーの側面図である。
【符号の説明】
1 電源装置 2 電力用半導体装置 3 変圧器 4 冷却用フィン 5 冷却用ファン 6 正面カバー(空気取り入れ口) 6a ヨロイ 6b 底面部開口 6e 側面部開口 7 排気口 8 正面板 9 取り付け孔 10 出力調整器 11 表示部 12 切替器 13 出力端子 20 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−193965(JP,U) 実開 平3−23992(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力用半導体装置を内蔵する電源装置の
    箱体において、冷却ファンと対向する壁面に、この壁面
    よりもさらに外方に向けてわずかに突出したカバーを設
    け、このカバーの上記冷却ファンと対向する正面部に、
    形成された空気出入り口がヨロイ状で、かつ前記カバー
    の底面部または側面部の一部が開口していることを特徴
    とする電源装置の箱体。
JP1992031713U 1992-04-14 1992-04-14 電源装置の箱体 Expired - Fee Related JP2565163Y2 (ja)

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