JPH0585092U - 電源装置の箱体 - Google Patents

電源装置の箱体

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JPH0585092U
JPH0585092U JP3171392U JP3171392U JPH0585092U JP H0585092 U JPH0585092 U JP H0585092U JP 3171392 U JP3171392 U JP 3171392U JP 3171392 U JP3171392 U JP 3171392U JP H0585092 U JPH0585092 U JP H0585092U
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JP
Japan
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power supply
cooling fan
air intake
supply device
front cover
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JP3171392U
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修二 横山
正男 加藤岡
良正 川島
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防滴構造とし、しかも冷却ファンの風切り音
を小さくし騒音の小さい電源装置の箱体を提供するこ
と。 【構成】 熱を発生する電力用半導体装置2を内蔵する
電源装置1の箱体において、その熱を冷却する冷却ファ
ン5近傍の空気取り入れ口6又は排気口7が防滴のため
ヨロイ状になっており、かつ、冷却ファンの風切り音を
小さくするため前記空気取り入れ口6又は前記排気口7
の底面の一部及び側面の一部が開口したもので構成され
ているものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電力用半導体装置を有する電源装置の箱体に関し、特に、その冷 却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電源装置は、インバータを使用した高周波化が進み、又、ケースをプラ スチックにする等、小型軽量化が進んでいる。このため、従来据置型であった電 源装置も可搬型になってきている。又、電源装置に搭載する部品も多く、電力用 半導体を始め発熱部品を十分冷却させる必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、冷却ファンを大きくすることが考えられるが、そうするとケースが大 きくなり、又、冷却ファンを小さくすると十分冷却できないという課題を生じて いた。又、空気の取り入れ口を大きくした場合、電源装置が屋外にも使用される ようなもの(例えば、溶接機等)では、この取り入れ口から雨が入るなど防滴構 造を十分考慮するという課題もあった。そこで、防滴のために空気の取り入れ口 をヨロイ状にした場合、風切り音が大きくなり、電源装置を屋内にも使用する場 合、騒音が大きく作業がしずらいという課題も生じていた。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、防滴構造とし、しかも冷却 ファン近傍の風切り音を小さくし、騒音の小さい電源装置の箱体を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電力用半導体装置を内蔵する電源装置の箱体において、少なくとも 冷却ファン近傍の空気取り入れ口又は排気口がヨロイ状で、かつ、前記空気取り 入れ口又は前記排気口の少なくとも底面部の一部又は側面部の一部が開口してい るものである。
【0006】
【作用】
本考案では、電力用半導体装置を内蔵する電源装置の箱体において、少なくと も冷却ファン近傍の空気取り入れ口又は排気口がヨロイ状であるので防滴構造に なっており、且つ、前記空気取り入れ口又は前記排気口の少なくとも底面部の一 部及び側面部の一部が開口したものであるので、そこから空気が出入りし、風切 り音が防止でき、屋内外に使用できる。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本考案の一実 施例の右側板を外した状態を示す側面図である。図1において、電源装置1の箱 体内部には、トランジスタ、ダイオードなどの電力用半導体装置2、変圧器3な どの発熱体を有し、この発熱体としての電力用半導体装置2を取り付ける冷却用 フィン4が設けられ、この冷却用フィン4を冷却する冷却用ファン5が、発熱体 と同等の高さの正面近傍に設けられ、この冷却用ファン5の前面には、略円形の 空気取り入れ孔が設けられた正面板8があって、この正面板8の前面に正面カバ ー6が取り付けられており、その正面カバー6に空気取り入れ口がヨロイ状に設 けられている。又、裏面側には、排気口7がやはりヨロイ状に設けられている。
【0008】 図3(a)は、同実施例の正面カバー6の平面図であり、(b)は、その正面 図であり、(c)は、その底面図である。又、図4は、同実施例の正面カバーの 側面図である。この正面カバー6は、図3(a)に示すように正面板8側に開口 した箱状であり、このカバーの正面には、図3(b)に示すように空気取り入れ 口として多数の横に長い貫通孔20とそのそれぞれの上側にひさし状のヨロイ6 aが設けられている。又、この正面カバーの底面部には、図3(c)に示すよう に切欠状の開口6bが設けられている。更に、図4に示すようにこの正面カバー 6の側面部にも切欠状の開口6eが設けられている。図3の各図における6cは 工具挿入孔、6dは正面カバー6取り付け用のネジ挿通孔である。
【0009】 図2は、同実施例の正面図である。図2において、正面板8には、出力調整器 10、表示部11、切替器12、出力端子13などの必要な部品が配置されてい る。尚、電源装置1には、制御用のプリント配線板、抵抗、コンデンサなどの部 品が内蔵されている。そして、正面板8には正面カバーの取り付け孔9が前記ネ ジ挿通孔6dに対応して設けられており、正面カバー6がネジによって取り付け られている。
【0010】 電源装置1の運転時は、正面から矢印Aのように空気を取り入れ、正面カバー 6、冷却用ファン5、冷却用フィン4、変圧器3、裏面板に設けられた排気口7 を介して、風が排出され、冷却用フィン4、変圧器3などの発熱体は冷却される 。この時、正面カバー6の底面部には、前述のように開口6bが設けられている ので、この開口6bからも矢印Bのように空気が取り入れられ、又、左右の側面 部にも開口6eを設けているので、この開口6eからも空気が取り入れられる。 従って、正面カバー6を通り抜ける空気通路の断面積が非常に大きくなり、空気 の流速が低下して、風切り音は、減少する。
【0011】 尚、本実施例では、風を発熱体に吹きつけていたが、冷却用ファン5を裏面側 に内部空気を排気するように設けるようにしてもよく、その場合も正面カバー6 と同様なカバーを裏面側に設ける。更に、風の方向は、本実施例では、正面から 裏面に向けているが、裏面から正面に、又、側面から側面に向かうようにしても よく、いずれにしても正面カバー6と同様なカバーを設ける。
【0012】
【考案の効果】
本考案の電源装置の箱体では、少なくとも空気取り入れ口又は排気口をヨロイ 状にしたので、防滴効果を得ることができ、又、少なくとも空気取り入れ口又は 排気口に開口を設けたので風切り音が減少し、更に、冷却用ファンを発熱体の高 さに設けたので、冷却ファンも適度の大きさですむという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る電源装置の箱体の右
側板を外した状態を示す側面図である。
【図2】同実施例の正面カバーを取り外した正面図であ
る。
【図3】(a)は、同実施例の正面カバーの平面図であ
り、(b)は、同実施例の正面カバーの正面図であり、
(c)は、同実施例の正面カバーの底面図である。
【図4】同実施例の正面カバーの側面図である。
【符号の説明】 1 電源装置 2 電力用半導体装置 3 変圧器 4 冷却用フィン 5 冷却用ファン 6 正面カバー(空気取り入れ口) 6a ヨロイ 6b 底面部開口 6e 側面部開口 7 排気口 8 正面板 9 取り付け孔 10 出力調整器 11 表示部 12 切替器 13 出力端子 20 貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力用半導体装置を内蔵する電源装置の
    箱体において、少なくとも冷却ファン近傍の空気取り入
    れ口又は排気口がヨロイ状で、かつ、前記空気取り入れ
    口又は前記排気口の少なくとも底面部の一部又は側面部
    の一部が開口していることを特徴とする電源装置の箱
    体。
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