JPH0742181U - ファンユニット - Google Patents

ファンユニット

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JPH0742181U
JPH0742181U JP7310093U JP7310093U JPH0742181U JP H0742181 U JPH0742181 U JP H0742181U JP 7310093 U JP7310093 U JP 7310093U JP 7310093 U JP7310093 U JP 7310093U JP H0742181 U JPH0742181 U JP H0742181U
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JP
Japan
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fan
assembly
scavenging
frame
mounting plate
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Withdrawn
Application number
JP7310093U
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English (en)
Inventor
野 史 典 上
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0742181U publication Critical patent/JPH0742181U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構成設計の自由度を上げ、簡単な構成で高い冷
却効率を実現するファンユニットを提供する。 【構成】枠体(1)内に強制掃気用のファン(2)に取
り付けられ、一体に成形されファンによる掃気の方向を
変更するための方向変更部材(301〜304,306
〜309)や、ファンによる気体流通のための通路への
連通部(31〜34,36,37)を設けた取付板
(3)を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はファンユニットに関し、特に効率的な電子機器等の部品の冷却を可能 とするとともに構成を簡略化したファンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
発熱部品を搭載した基板や電源装置等の部品ユニットを電子機器内に収納する 場合、発熱部品や基板の冷却構造は重要な設計要素となる。従来のパソコン、プ リンタ、画像記録再生装置、オシロスコープ等の測定機を含む電子機器内の発熱 部品の冷却は、電子機器の外装に強制掃気用ファンを取り付け、外装内に収納さ れた発熱部品等から発生する熱を強制的に外部に排出するとともに、外気を取り 込んで冷却している。その際、冷却効率を上げるために、発熱部品等にヒートシ ンクが取り付けられることも多い。
【0003】 図6には、従来の電子機器に収納される基板を冷却するファンユニットの概略 図が示されている。斜視図を示す同図(A)と、その側面図(B)に示すように 、電子機器の外装1の所定位置には強制掃気用のファンモータ2が取り付けられ 、基板4がファンモータ2の吸排気孔近傍に対向させて配設されている。また、 同図(C)の側面図に示すように、ファンモータ2に近接してヒートシンク9を 対向設置し、このヒートシンク9に電気部品が搭載された基板4を密着取り付け することにより冷却効率を改善する構造も一般的である。
【0004】 図7には、ファンモータ2の外装1への取付構造例が示されている。同図(A )に示す構造では、ファンモータ2のケースの4隅に形成した開口穴を通して4 個のビスB1〜B4と4個のナットN1〜N4を用いてファンモータ2を外装1 に取り付けている。また、同図(B)の構造では、ナットN1〜N4の代わりに 、対応位置にビスB1〜B4をねじ係合させるためのタップが形成されたタップ 穴3A〜3Dを形成した固定板3を用いて、ファンモータ2の外装1への取り付 けを容易としている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来のファンユニットでは、電子機器の外装に取り付けられた ファンユニットにより、収納された発熱部品等を強制冷却する構造が一般的に採 用されている。したがって、冷却効率を高めるには、発熱部品や基板等はファン ユニット近傍に配設しなければならなかったり、ヒートシンクを設置しなければ ならない等、構成が複雑となり、装置配設構造の設計の自由度が制限されてしま うという問題がある。
【0006】 そこで、本考案の目的は、構成設計の自由度を上げ、簡単な構成で高い冷却効 率を実現するファンユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本考案によるファンユニットは、枠体内に強制掃 気用のファンを有して成る組立体と、上記組立体をこれが適用される装置の構造 体に取り付けるため取り付け完了状態において上記枠体を直接乃至間接に上記構 造体に向けて常時押圧するようになされた取付板とを備えてなり、且つ上記取付 板は自己と一体に成形され上記ファンによる掃気の方向を変更するための方向変 更部材を有して構成される。 また、本考案の他の態様によるファンユニットは、枠体内に強制掃気用のファ ンを有して成る組立体と、上記組立体をこれが適用される装置の構造体に取り付 けるため取り付け完了状態において上記枠体を直接乃至間接に上記構造体に向け て常時押圧するようになされた取付板とを備えてなり、且つ上記取付板は上記フ ァンによる気体流通のための通路への連通部を備え構成される。
【0008】
【作用】
本考案では、枠体内に強制掃気用のファンに取り付けられ、一体に成形されフ ァンによる掃気の方向を変更するための方向変更部材や、ファンによる気体流通 のための通路への連通部を設けた取付板を備える。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 図1は、本考案によるファンユニットの一実施例を示す要部の概略斜視図であ る。 本実施例では、外装(枠体)1に取り付けられた強制掃気用のファンモータ2 に、図示の如く構成を有する固定板3を取り付ける。固定板3は、図2(A)に も示すように、4隅にタップ穴3A〜3Dが設けられ、2分割された開口穴のそ れぞれに固定板3と一体化され、図示のように適当な角度に曲げられたフィン3 01と302が形成されている。固定板3の開口穴を通してファンモータ2によ る吸排動作が行われるが、フィン301の曲げ具合は、電源ユニット等の部品ユ ニット5に外気がファンモータ2により導入され、部品ユニット5近傍の空気を ファンモータ2により外部に排気するのに有効となるように設定されている。ま た、フィン302の曲げ具合は、フィン301よりも小さく、フィン302と、 その開口穴を通して基板4とファンモータ2間の掃気を有効とするように形成さ れている。
【0010】 このように図1に示すような構成を採用すれば、ファンモータ2と、基板4や 部品ユニット5とを近接、対向関係に配設する必要がなくなり、フィン301と 302による空気のガイド機能により、離れて配設された基板や電気部品に対し ても強制的冷却を可能とする。
【0011】 上述実施例において、電子機器内に収納される基板や電気部品の配設位置によ って固定板3のフィンや開口穴の構造を適切に形成することができる。例えば、 図2(B)に示すように、固定板3にフィン303や304を形成するとともに 、開口穴305を設けることにより、同図の位置関係で、左部、右上部、右下部 に配設された発熱部品を有効に冷却することができる。また、図2(C)に示す ようなフィン306〜308を形成した後、フィン306と308を曲げ加工し て、結果的に図2(D)に示すような、図2(B)のフィン303と304に加 えて、フィン309を形成した構造とすることができる。
【0012】 図3は、固定板3の他の構造例を示し、図2に示すようなフィンの代わりに空 気の吸排を更に効率的に行う連通部としてのダクトを形成したダクト一体型固定 板の例を示す。図3(A)は、ダクト31を1個設けた例を、図3(B)は、ダ クト32とフィン303を形成した例を示す。
【0013】 図4は、図3に示すようなダクト一体型固定板を利用したファンユニット構造 例を示す斜視図である。 外装1に取り付けられたファンモータ2に固定された固定板3には、図示のよ うな直線状のダクト33と、右方向に曲がったダクト34が取り付けられている 。部品ユニット5とダクト33とは対向配設され、部品ユニット5の周辺空気を ダクト33を通してファンモータ2により外部に排気するとともに、外部からの 冷気をダクト33を介して部品ユニットに送風して冷却する。 また、右方向に曲げられているダクト34のダクト口には基板4が取り付けら れている部品ユニット6が対向配設され、同様に、ファンモータ2による掃気冷 却が行われる。
【0014】 本実施例では、電子機器の外装1内の左側と右端位置に設置された部品ユニッ トを、1個所に設けたファンモータ2により強制冷却でき、部品ユニットの配設 位置の制限が著しく軽減される。
【0015】 図5は、本考案によるファンユニットの更に他の実施例を示す要部の概略斜視 図である。 本実施例では、外装1に取り付けられたファンモータ2の固定板3の右半部に 取付板35を介してエアダクト36と37の一端側を取り付け、エアダクト36 と37の他端側は局部的に発熱する局部発熱部7と8を近接配設し、大熱量を発 生する局部発熱部7と8を強制空冷する。固定板3の左半部には、前述実施例と 同様なフィンや開口部を設けて他の部品ユニットを空冷する。
【0016】 本実施例によれば、エァダクトを用いた強制的吸排動作により局部発熱部の冷 却を高効率に行うことができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるファンユニットによれば、電子機器の外装 (枠体)内部に収納する発熱部品ユニットを任意の場所に配設しても効率的な冷 却が可能なばかりでなく、コスト面でも有利であり、構成も簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるファンユニットの一実施例を示す
要部の概略斜視図である。
【図2】本考案の実施例における固定板の構造例を示す
図である。
【図3】本考案の実施例における固定板3の他の構造例
を示す図である。
【図4】図3に示すようなダクト一体型固定板を利用し
たファンユニット構造例を示す斜視図である。
【図5】本考案によるファンユニットの更に他の実施例
を示す要部の概略斜視図である。
【図6】従来の電子機器に収納される基板を冷却するフ
ァンユニットの概略図である。
【図7】従来のファンモータ2の外装1への取付構造例
を示す図である。
【符号の説明】
1 外装 2 ファンモータ 3 固定板 4 基板 5,6 部品ユニット 7,8 局部発熱部 9 ヒートシンク 31〜34 ダクト 35 取付板 36,37 エアダクト 301〜304,306〜309 フィン 305 開口穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体内に強制掃気用のファンを有して成る
    組立体と、上記組立体をこれが適用される装置の構造体
    に取り付けるため取り付け完了状態において上記枠体を
    直接乃至間接に上記構造体に向けて常時押圧するように
    なされた取付板とを備えてなり、且つ上記取付板は自己
    と一体に成形され上記ファンによる掃気の方向を変更す
    るための方向変更部材を有してなるものであることを特
    徴とするファンユニット。
  2. 【請求項2】枠体内に強制掃気用のファンを有して成る
    組立体と、上記組立体をこれが適用される装置の構造体
    に取り付けるため取り付け完了状態において上記枠体を
    直接乃至間接に上記構造体に向けて常時押圧するように
    なされた取付板とを備えてなり、且つ上記取付板は上記
    ファンによる気体流通のための通路への連通部を備えた
    ものであることを特徴とするファンユニット。
JP7310093U 1993-12-21 1993-12-21 ファンユニット Withdrawn JPH0742181U (ja)

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JP7310093U JPH0742181U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 ファンユニット

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JP7310093U JPH0742181U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 ファンユニット

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JPH0742181U true JPH0742181U (ja) 1995-07-21

Family

ID=13508575

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JP7310093U Withdrawn JPH0742181U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 ファンユニット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120794A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Nec Corp 電子機器
EP2685799A2 (en) 2012-07-12 2014-01-15 Fujitsu Limited Electronic device and airflow adjustment member

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120794A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Nec Corp 電子機器
JP4527492B2 (ja) * 2004-10-20 2010-08-18 Necインフロンティア株式会社 電子機器
EP2685799A2 (en) 2012-07-12 2014-01-15 Fujitsu Limited Electronic device and airflow adjustment member

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