JP3477548B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP3477548B2
JP3477548B2 JP12276398A JP12276398A JP3477548B2 JP 3477548 B2 JP3477548 B2 JP 3477548B2 JP 12276398 A JP12276398 A JP 12276398A JP 12276398 A JP12276398 A JP 12276398A JP 3477548 B2 JP3477548 B2 JP 3477548B2
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JP
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chassis
baffle plate
heat
air
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博之 郡司
真治 岡田
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発熱部品の冷却構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パワートランジスタ等の発熱部品
を有する電子機器において、発熱部品の冷却構造は、フ
ィンのついている放熱領域と発熱部品が設置されている
領域と分かれていた。また、強制空冷モデルではセット
全体がケースで覆われいた。
【0003】図5は従来の発熱部品の冷却構造の一例を
示し、(A)は電子機器の断面図、(B)はフィンの断
面図、(C)は電子機器の裏面部分斜視図である。図5
において、電子機器1は、発熱部品8が載置される上部
と複数のフィン7が形成された底部とを有するシャーシ
2と、シャーシ2の底部を覆う外ケース3と、シャーシ
2の上部を覆う蓋4と、フィン7の両側に配置された吸
い込みファン5及び吸い出しファン6とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構造で
は、シャーシ1の底部の放熱領域Aと上部の発熱部品が
設置されている領域Bの両方のためのスペースが必要だ
ったため、セット全体が大きくなってしまっていた。ま
た、強制空冷モデルでは放熱領域Aも外観部の外ケース
3で覆われているため、ファン5及び6のみを取り除い
ただけで自然空冷モデルに共用しようとすると、熱がこ
もりやすく冷却効果が損なわれるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題を解決
し、強制空冷及び自然空冷モデルに共用可能で冷却効果
の優れた発熱部品の冷却構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による発熱部品の
冷却構造は、請求項1に記載のように、発熱部品を有
し、この発熱部品がシャーシに載置される電子機器にお
いて、シャーシに凹部を形成し、この凹部内に発熱部品
を載置し、このシャーシの両端側に、凹部を挟んで傾斜
部を形成し、シャーシの底部に複数のフィンを形成し、
このフィンの先端部分を挿通させる穴部が形成された導
風板が、該フィンの先端側が外部に露出した状態で取り
付け可能となっていて、該導風板の取付状態では一対の
傾斜部と導風板が対向する部分と比べて、該傾斜部を除
いたシャーシの底部と導風板が対向する部分が、空気の
通り道が狭く絞られた絞り部となり、傾斜部のうち、一
方の傾斜部には空気の通り道に空気を送り込む吸い込み
ファンが対向して取付可能となっていると共に、この傾
斜部が絞り部における空気の流速を高め、他方の傾斜部
には空気の通り道から空気を吸い出す吸い出しファンが
対向して取付可能となっていて、この吸い出しファンに
よって上記絞り部から空気を吸い出すことを特徴とす
る。
【0007】また、本発明による発熱部品の取付構造
は、請求項2に記載のように、発熱部品を有する電子機
器において、シャーシの上面に側面が傾斜部よりなる凹
部を形成すると共に底部に複数のフィンを形成し、凹
に発熱部品を載置し、複数のフィンの先端付近に導風板
及び、フィンの両側にファンを着脱自在に取り付けると
共に、導風板にはフィンの先端部分を挿通させる穴部が
形成されていて、該フィンの先端側が外部に露出した状
態で導風板が取り付けられ、導風板の取付状態では、傾
斜部と導風板が対向する部分と比べて、該傾斜部を除い
たシャーシの底部と導風板が対向する部分が、空気の通
り道が狭く絞られた絞り部となることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明による発熱部品の冷
却構造の一実施例を示し、(A)は電子機器の断面図、
(B)は(A)におけるXーX線側断面図、(C)は電
子機器の裏面部分斜視図である。なお、図1において、
図5に示す従来図と同一構成要素は同一符号を付して説
明する。
【0009】図1では、フィン7の先端部に導風板10
を取り付ける。導風板10は、各フィン7の先端部が通
り抜ける寸法の穴が開けられ、ネジなど適当な固定手段
(図示しない)で固定される。シャーシ2は、蓋4が発
熱部品8に当たらない程度の深さの凹部9が中央に形成
され、凹部9の側面は傾斜部9aよりなり、ファン5及
び6の近くの空気の通り道は広く、中間は深く絞るよう
な形状(絞り部)になっている。すなわち、一対の傾斜
部9a,9aと導風板10が対向する部分よりも、傾斜
部9a,9aを除いたシャーシ2の底部と導風板10が
対向する部分の方が、空気の通り道が狭く絞られた絞り
部となっている。電子機器1の外ケース2は、図1
(C)に示すようにフィン7の下側を覆わない形態にな
っている。
【0010】電子機器1が強制空冷モデルの場合は、フ
ィン7の両側に吸い込みファン5及び吸い出しファン6
がネジ等の適宜な固定手段(図示しない)で取り付けら
れる。図2(A)に示すように、吸い込みファン5によ
って吸い込まれた空気(風)は、シャーシ2に形成され
た凹部9の傾斜部9aによって流路を絞られて流速を高
める。流速を高めた空気は、発熱しているフィン7の間
(絞り部)を通り抜ける際熱を吸収して流れ、冷却効
果が高まる。絞りによって圧損した分の空気は吸い出し
ファン6が引っ張り出すことで補なう。
【0011】電子機器1が自然空冷モデルの場合は、
1において吸い込みファン5及び吸い出しファン6と、
導風板10を除去する。図2(B)に示すように、外気
がファン7内部まで入り易くなり、熱はフィン7から逃
げると共に、傾斜部9aに沿って上昇して外へ逃げ易く
なり、冷却効果が高まる。
【0012】以上説明したように、強制空冷モデルと自
然空冷モデルでシャーシが共用でき、導風板のありなし
で最適な冷却効果が得られる。傾斜部でできた凹部から
なるシャーシ上のスペースに発熱部品が置けるので、シ
ャーシの高さを低くでき、セット全体の大きさを小型化
できると共に、冷却効果も十分に得られる。
【0013】
【実施例】上述のように、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形が可能
である。
【0014】例えば、図3に示すように、傾斜部9aは
直線ではなく曲線にしても良い。
【0015】また、図4に示すように、強制空冷モデル
におけるファンの取り付けは、吸い込みファン5のみを
取り付け、吸い出しファン6が除去してそこまで凹部9
を形成して流路を絞りこんでも良い。さらに反対に、吸
い込みファンを除去して吸出しファンのみを取り付ける
こともできる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、強制空冷及び自然空冷
モデルに共用可能で冷却効果が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発熱部品の冷却構造の一実施例を
示し、(A)は電子機器の断面図、(B)は(A)にお
けるXーX線側断面図、(C)は電子機器の裏面部分斜
視図である。
【図2】冷却効果を説明する略図であり、(A)は強制
空冷モデルの場合、(B)は自然空冷モデルの場合を示
す。
【図3】本発明による発熱部品の冷却構造の他の実施例
を示す断面図である。
【図4】本発明による発熱部品の冷却構造のさらに他の
実施例を示す断面図である。
【図5】従来の発熱部品の冷却構造の一例を示し、
(A)は電子機器の断面図、(B)はフィンの断面図、
(C)は電子機器の裏面部分斜視図である。
【符号の説明】
1 電子機器 2 シャーシ 3 外ケース 4 蓋 5 吸い込みファン 6 吸い出しファン 7 フィン 8 発熱部品 9 凹部 9a 傾斜部 10 導風板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−237992(JP,A) 特開 平7−83582(JP,A) 特開 平4−130796(JP,A) 特開 平8−125366(JP,A) 特開 平7−168511(JP,A) 実開 昭59−31297(JP,U) 実開 平5−38985(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/20 H01L 23/34 - 23/473

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部品を有し、この発熱部品がシャー
    シに載置される電子機器において、上記シャーシに凹部を形成し、この凹部内に上記発熱部
    品を載置し、 このシャーシの両端側に、凹部を挟んで傾斜部を形成
    し、 上記シャーシの底部に複数のフィンを形成し、 このフィンの先端部分を挿通させる穴部が形成された導
    風板が、該フィンの先端側が外部に露出した状態で取り
    付け可能となっていて、 上記導風板を取り付けることで、上記傾斜部を除いた上
    記シャーシの底部と導風板が対向する部分が、該導風板
    を取り付けない場合よりも空気の通り道が狭く絞られた
    絞り部となり、 上記傾斜部のうち、一方の傾斜部には上記空気の通り道
    に空気を送り込む吸い込みファンが対向して取付可能と
    なっていると共に、この傾斜部が上記絞り部における空
    気の流速を高め、 他方の傾斜部には上記空気の通り道から空気を吸い出す
    吸い出しファンが対向して取付可能となっていて、この
    吸い出しファンによって上記絞り部から空気を吸い出す
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 発熱部品を有する電子機器において、 シャーシの上面に側面が傾斜部よりなる凹部を形成する
    と共に底部に複数のフィンを形成し、 上記凹部に発熱部品を載置し、 上記複数のフィンの先端付近に導風板及び、フィンの両
    側にファンを着脱自在に取り付けると共に、 上記導風板には上記フィンの先端部分を挿通させる穴部
    が形成されていて、該フィンの先端側が外部に露出した
    状態で上記導風板が取り付けられ、 上記導風板の取付状態では、上記傾斜部を除いた上記シ
    ャーシの底部と導風板が対向する部分が、該導風板を取
    り付けない場合よりも空気の通り道が狭く絞られた絞り
    部となることを特徴とする電子機器。
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