JP2543996Y2 - 梱包機におけるローラコンベア装置 - Google Patents

梱包機におけるローラコンベア装置

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JP2543996Y2 JP1989133868U JP13386889U JP2543996Y2 JP 2543996 Y2 JP2543996 Y2 JP 2543996Y2 JP 1989133868 U JP1989133868 U JP 1989133868U JP 13386889 U JP13386889 U JP 13386889U JP 2543996 Y2 JP2543996 Y2 JP 2543996Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は梱包機におけるローラコンベア装置に関し、
より詳しくは所謂汎用梱包機を、簡単に梱包ラインを構
成するコンベアラインの途中に配置して前記コンベアラ
イン上の被梱包物の移送方向に直交方向にバンド掛け可
能な梱包機における被梱包物を載置するテーブルに配設
したローラコンベア装置に関する。
【従来の技術】
従来、この種梱包機上のコンベア装置は、第7図、第
8図に示すように、梱包機本体10と、該梱包機本体10上
に設けられたバンド案内アーチ11と、梱包機本体10上面
の長手方向に、バンドウェイ12を介して左右に着脱自在
に取付けられた二の作業テーブル13,14を有する梱包機
に装着したものである。そして前記各作業テーブル13,1
4の長手方向裏面で梱包機本体10の幅方向端縁に駆動軸5
9をそれぞれ軸承し、且つ複数の遊動軸60〜62を前記作
業テーブル13,14の裏面幅方向にそれぞれ前記駆動軸59
と平行に軸受67,68で軸承し、さらに前記駆動軸59及び
遊動軸60〜62に適宜間隔を介して複数のローラ64,65を
各作業テーブル13,14の幅方向と直交方向にそれぞれ設
けている。さらに、前記複数のローラ64,65の外周の一
部を作業テーブル13,14の幅方向に直交方向に前記適宜
間隔を介して設けた窓孔66より表出するよう設けると共
に、前記各窓孔66に表出する駆動軸59及び遊動軸60〜62
のローラ64,65外周の作業テーブル13,14の裏面端部に配
設した駆動機構であるモータ63に連動するよう構成して
いる(実公昭62−4490号公報)。
【考案が解決しようとする課題】
従来の梱包機におけるコンベア装置にあっては、本出
願人が開発したものであり、確かにそれ以前の従来の梱
包機のコンベア装置における複雑さ、大型化、保守管理
及び部品の修理、交換に繁雑な作業を要するなどの欠点
を解消し、且つ標準仕様の梱包機を容易にライン用梱包
機に簡単に変更することのできるコンパクトな装置を提
供することができたのであるが、コンベアベルト55〜57
を作業テーブル13,14の表面より表出させるため窓孔66
を設けているので、作業テーブル13,14全体の耐荷重強
度が小さくなってしまうという問題点があった。 さらに、上記の理由で作業テーブル13,14の耐荷重強
度の問題点を考慮すると、前記各窓孔66の数や大きさに
も限界があり、そのために窓孔66に設けたコンベアベル
ト55〜57間の間隔が大きくなるとコンベアライン上を搬
送される被梱包物の大きさも限定され、前記各ベルト間
以下の小さな被梱包物を搬入又は搬出することができな
いという問題点があった。 また、確かにコンパクトな汎用梱包機に着脱自在なベ
ルトコンベア装置を提供することができたとはいえ、前
記各窓孔66の大きさに限界があるという上記理由により
窓孔66の数が多くなると複数のローラ64,65、複数の遊
動軸60〜62などの部材数が多くなるので、構成の複雑さ
を若干残すという問題点があった。 本考案は、耐荷重強度が大きく、また小さな被梱包物
を搬入、搬出でき、より一層コンパクトで安価で、かつ
標準仕様の梱包機を容易にライン用梱包機に変更するこ
とができ、また保守管理及び部品の修理交換を容易に行
うことができる梱包機におけるコンベア装置を提供する
ことを目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の梱包機における
ローラコンベア装置においては、梱包機本体10と、該梱
包機本体10上に設けたバンド案内アーチ11と、梱包機本
体10上面の長手方向に、バンドウェイ12を介して左右に
着脱自在に取り付けられた二の作業テーブル13,14を有
する梱包機において、前記各作業テーブル13,14の表面
上の長手方向略全長に及び複数の搬送ローラ15を前記作
業テーブル13,14の長手方向に平行に、適宜間隔を介し
て配設し、前記複数の搬送ローラ15を、前記各作業テー
ブル13,14の長手方向の両端側でそれぞれ軸承し、該複
数の搬送ローラ15の同一側のそれぞれの軸端にプーリ23
を固着し、該複数のプーリ23が互いに連動し、かつ少な
くとも一のプーリ23が前記各作業テーブル13,14の裏面
端部に配置した駆動機構に連動するように構成すると共
に、前記複数の搬送ローラ15の長手方向と直交方向に平
行にかつ前記各作業テーブル13,14表面に適宜間隔を介
して敷設した滑り板21上に前記搬送ローラ15の外周を当
接させ、かつ、前記滑り板21上に少なくとも外周の一部
を突出させて載置し、前記複数の搬送ローラ15を各作業
テーブル13,14の長手方向表面にそれぞれ軸承しことを
特徴とする。 また、前記滑り板21の表面に溝部22を設け、該溝部22
内に前記搬送ローラ15の外周が回転自在に内接するよう
に設けることもできる。 さらに、前記複数の搬送ローラ15a〜fの同一側の軸
端にそれぞれ二のプーリ23a,23bを並列軸承せしめ、か
つこれら二のプーリ23a,23bを互いに隣接する他の搬送
ローラ15a〜fの二のプーリ23a,23bと同列に配設すると
共に、互いに隣接する搬送ローラ15a〜fのそれぞれ前
記二のプーリ23a,23bの同列に位置する一方のローラ23
a,23a又は23b,23bに順次それぞれ一のベルト26を交互に
張設せしめ、互いに隣接する搬送ローラ15a〜fを前記
ベルト26を介して連動せしめることができる。
【作用】
上記のように構成された梱包機におけるローラコンベ
ア装置は、各作業テーブル13,14の裏面端部に配設した
駆動機構に連動する少なくとも一のプーリ23が回転する
と、該プーリ23の回転が各作業テーブル13,14の表面上
の長手方向略全長に及び、適宜間隔を介して配設した複
数の搬送ローラ15a〜fを同時に同一方向に連動し、こ
れら複数の搬送ローラ15a〜f上の被梱包物は小さな物
でも確実に移送される。また駆動機構を含む全ての搬送
機構が作業テーブルにコンパクトに搭載され作業テーブ
ルの交換のみで汎用の梱包機をライン用梱包機とするこ
とができ、保守管理及び部品の修理交換が作業テーブル
を本体より取り外して容易に行えるものである。
【実施例】
以下、実施例について図面を参照して説明する。 第7図は前述の
【従来の技術】の項で説明したとお
り、従来の梱包機におけるコンベア装置を示すものであ
るが、本実施例を説明するために、本考案の装置を第7
図と同様の梱包機に装着した場合について説明すると、
第7図において、10は梱包機本体で、該本体10上にはバ
ンド案内アーチ11が跨設され、該バンド案内アーチ11の
直下方の本体上面にはバンド引締め時開放し、バンドが
被梱包物に巻回可能なように開放自在のバンドウェイ12
が設けられ、このバンドウェイ12の両側縁上方から本体
10の同図幅方向の両端縁に至り本体上面を被蓋可能の作
業テーブル13,14が、本体に着脱自在に取付けられる。 本考案にかかる梱包機におけるローラコンベア装置は
前記二の作業テーブル13,14に、バンドウェイ12を介し
てそれぞれが略対称に配設され、作業テーブル13,14の
着脱時これらと共に本体に着脱自在に取付けられる。 従って、以下一の作業テーブル13に配設された装置に
ついて説明する。 第1図において、作業テーブル13には該作業テーブル
13の表面に被梱包物を載置してこれを移送する複数の搬
送ローラ15a〜fを前記作業テーブル13の長手方向に平
行に適宜間隔を介して配設し、これら複数の搬送ローラ
15a〜fを前記作業テーブル13の長手方向の両端側でそ
れぞれ軸承している。これら複数の搬送ローラ15a〜f
はそれぞれ直径10mm程のシャフト状を成しており、作業
テーブル13の長手方向の表面上のほぼ全長に、すなわち
前記バンド案内アーチ11内の長手方向全長以上に及んで
おり、梱包機本体10の幅方向の端縁側から前記バンドウ
ェイ12側の端縁側に至るまで等間隔に6本の搬送ローラ
15a〜15fが配設されている。そして、それぞれの搬送ロ
ーラ15a〜fの両端は第1図、第2図及び第5図に示す
ように、作業テーブル13の長手方向に直交する方向に作
業テーブル13の表面上に突設した軸受台17で軸着してい
る。 すなわち作業テーブル13の長手方向に直交する方向で
作業テーブル13の裏面に支持台16を固着し、該支持台16
の側面に添って作業テーブル13に突設した切欠き20内を
介して軸受台17の上半分を作業テーブル13の表面上に突
設せしめ、軸受台17の下部をボルト19で固着し、この軸
受台17の上部に、すなわち作業テーブル13の表面上に突
設した部分に前記搬送ローラ15a〜fの軸方向に平行に
かつ軸受台17の長手方向全長に及んで等間隔に複数個
の、実施例では6個突設した軸受孔18で、前記搬送ロー
ラ15a〜fの両端をそれぞれ軸支している。 なお、前記軸受台17は第4図に示すように前記6個の
軸受孔18の中心を通過する水平面で上・下の軸受台17a,
17bに分割されており、下軸受台17bの半円軸受孔18に前
記搬送ローラ15a〜fを載置し、該搬送ローラ15a〜fを
上軸受台17aの半円軸受孔18で上から挟み込み、上軸受
台17aの上面には軸受孔18に貫通する穴すなわち潤滑油
を注入するための注入孔27が設けられている。 なお、この軸受台17の軸受部は実施例の軸受孔18に限
らず、ボールベアリングなど他の軸受を介して前記搬送
ローラ15a〜fを軸支するように構成することもでき
る。 さらに、搬送ローラ15a〜fは搬送ローラ15a〜f上端
までの高さを低くするために該部の下端と作業テーブル
13表面間の間隙が最小限になるように配設され、該搬送
ローラ15a〜fと作業テーブル13間の間隙に複数の搬送
ローラ15a〜fの長手方向と直交方向に平行に適宜間隔
を介して樹脂などの摩擦係数の小さい材料で成る滑り板
21を敷設し、ボルトで固定している。本実施例では3列
の滑り板21を設けており、搬送ローラ15a〜fの略中央
に位置する滑り板21の表面には、第6図に示すように、
6個の前記搬送ローラ15a〜fのそれぞれが内接する溝
部22を設けている。 前記複数の搬送ローラ15a〜15fの同一側のそれぞれの
軸端は、第1図、第2図及び第5図に示すように、前記
軸受台17の軸受孔18から突出しており、これら搬送ロー
ラ15a〜fの突出した軸端に、外周に溝部24を有する同
径の2個のプーリ23a,bを並設している。2個のプーリ2
3a,bは軸受台17側から搬送ローラ15a〜fの軸端方向へ2
3a,23bのように配設され、前記複数の搬送ローラ15a〜1
5fの軸端の2個のプーリ23a,23bの溝部24a,24bはそれぞ
れ二列の同列線上に位置している。 なお、これら2個のプーリ23a,23bを1個のプーリ23
とし、該プーリ23の外周に2個の溝部24a,24bを並設し
て前記搬送ローラ15の軸端に固着することができる。 次に第2図、第3図を参照して、駆動機構について説
明すると、30はモータで作業テーブル13の裏面に取付け
られたブラケット34に減速機32を介して装着されてお
り、モータ30の回転軸は減速機32を介して減速機32の出
力軸35が設けられており、該出力軸35の先端には、前記
搬送ローラ15に設けたプーリ23の一方の溝部24と同列面
上に位置して、外周に前記プーリ23aまたはbの溝部24a
またはbと同一幅の溝部24を有するモータプーリ33を固
着し、前記モータ30の他の軸端には電磁ブレーキ31が連
結されている。 次に前記駆動機構の回転力を前記複数の搬送ローラ15
a〜f伝達するめのベルト25,26を前記各プーリ23a,b,35
に張設する状態の一列を第1図〜第3図を参照して説明
すると、先ず駆動機構の出力軸35に固着したモータプー
リ33と、少なくとも一の前記搬送ローラ15に固着した同
列面上のプーリ23aまたはbとにベルト25を調節する。 本実施例ではベルト25を搬送ローラ15dおよび搬送ロ
ーラ15eのそれぞれの軸受台17側のプーリ23a,23aの溝部
24a,24aとモータプーリ33の溝部24に張設している。 そして、前記二の搬送ローラ15dおよび15eに伝達され
た回転力を他の搬送ローラ15a〜c,fに伝達するために、
これら搬送ローラ15dおよび搬送ローラ15eのプーリ23b,
23bとそれぞれに隣接する搬送ローラ15cおよび15fの一
対のプーリ23b,23bとにベルト26をそれぞれ張設する。
そして前記搬送ローラ15cのプーリ23bに伝達された回転
力を隣接する搬送ローラ15bに伝達するために、搬送ロ
ーラ15cのプーリ23aと隣接し一対を成す、搬送ローラ15
bのプーリ23aにベルト26を張設する。さらに搬送ローラ
15bの回転力は搬送ローラ15bのプーリ23bと隣接し一対
を成す、搬送ローラ15aのプーリ23bに張設したベルト26
により搬送ローラ15aに伝達される。 以上のように駆動機構により伝達された一の搬送ロー
ラ15の回転力を該搬送ローラ15に隣接し一対を成す、搬
送ローラ15に伝達するためには、前記回転する搬送ロー
ラ15の軸に並設した二のプーリ23a,bの一方と、該プー
リに同列の前記搬送ローラ15のこのプーリ23のうち隣接
し一対を成す、同列に位置するプーリとに一のベルト26
を張設せしめることによりなされる。そして、前記隣接
する搬送ローラ15に伝達された回転力を、さらに他の隣
接する搬送ローラ15に伝達するためには、同様に前記二
のプーリ23のうち前記ベルト26が張設されていない他方
のプーリと同列に位置して隣接する一対を成すプーリ23
にベルト26を順次、交互に張設することによりなされ
る。 なお、前述の実施例において、前記駆動機構のモータ
プーリ33の溝部24と搬送ローラ15fのプーリ23aの溝部24
aとにベルト25を張設し、次いで搬送ローラ15fと15eの
プーリ23b、搬送ローラ15eと15dのプーリ23a、搬送ロー
ラ15dと15cのプーリ23b、搬送ローラ15cと15dのプーリ2
3a、搬送ローラ15dと15aのプーリ23bにそれぞれベルト2
6を張設することもできる。 次に、以上の実施例の作用について説明すると、被梱
包物が図示せざるンコンベアライン上を搬送されて、梱
包機本体10の端縁に達すると、コンベアライン上の設け
た光電管等の位置検出手段がこれを検出し、モータ30が
回転駆動する。該モータ30と減速機32を介してモータプ
ーリ33の回転に連動するベルト25により、搬送ローラ15
dと15eのプーリ23a,23aが回転し、搬送ローラ15dと15e
が回転する。と同時に、搬送ローラ15dのプーリ23aの回
転力は搬送ローラ15dのプーリ23bの溝部24bと搬送ロー
ラ15cのプーリ23bの溝部24bに張設したベルト26を介し
て搬送ローラ15cを同方向に回転させ、搬送ローラ15eの
プーリ23bの回転力は搬送ローラ15のプーリ23bと搬送ロ
ーラ15fのプーリ23bに張設したベルト26を介して搬送ロ
ーラ15fを同方向に回転させる。さらに、同様に前記搬
送ローラ15cの回転は搬送ローラ15cのプーリ23aからベ
ルト26を介して搬送ローラ15bのプーリ23aに伝達し、搬
送ローラ15bのプーリ23aの回転は搬送ローラ15bのプー
リ23bからベルト26を介して搬送ローラ15aのプーリ23b
に伝達し、前記駆動機構の回転力は作業テーブル13表面
上の全ての搬送ローラ15a〜15fを同時に同一方向に回転
させる。従って前記複数の搬送ローラ15a〜15f上の被梱
包物は梱包機本体中央のバンド案内アーチ11下方に達す
る。一方、作業テーブル上のバンド案内アーチ11との連
結部には図示せざる光電管が設けられ、被梱包物がバン
ド案内アーチ11下方に達したことを検知する。この検知
信号により、モータ30は回転を停止し、同時に電磁ブレ
ーキ31が作動するため全ての搬送ローラ15は移動を停止
する。同時に、前記検知信号により、予かじめバンド案
内アーチ内に送給されていた梱包用バンドが梱包機本体
内のバンド引戻し機構により引き戻され被梱包物に巻回
され、次いで引締め、バンド供給端側の切断及びバンド
重合部を溶着し梱包の一工程が終了し、この信号によ
り、再びモータ30が回転駆動し、作業テーブル上の被梱
包物は二の作業テーブルの幅方向に移送されコンベアラ
イン上へ搬出される。尚、二の作業テーブル13,14に設
けた装置は同時に駆動、停止される。
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成さえているので、
以下に記載されるような効果を奏する。 前記二の作業テーブルの表面上の長手方向略全長に及
び複数の搬送ローラを前記作業テーブルの長手方向に平
行に、適宜間隔を介して配設し、複数の搬送ローラを、
前記各作業テーブルの長手方向の両端側でそれぞれ軸承
し、該複数の搬送ローラの同一側のそれぞれの軸端にプ
ーリを固着し、該複数のプーリが互いに連動し、かる少
なくとも一のプーリが前記各作業テーブルの裏面端部に
配設した駆動機構に連動するように構成したので、搬送
ローラに直交方向の幅が狭い、小さな被梱包物例えば、
搬送ローラに直交方向に移送されるアルミサッシの枠体
などでも確実に移送することができ、前記搬送ローラま
での高さを低くすることができる。そして、作業テーブ
ルには切欠きがないので、耐荷重を大きくすることがで
きる。例えば
【従来の技術】の項で説明したコンベア装
置での耐荷重が30〜50kgであるものに対して、同一材料
で作成した本考案の装置では確実に50kg以上となる。 さらに、搬送ローラは作業テーブル長手方向略全長に
及ぶ長いものであるために全体の部材数を少なくでき、
また構造が簡単であるのでより一層コンパクトで安価な
コンベア装置を提供することができた。 そして、上記理由により、各装置ちは梱包機本体に着
脱自在の作業テーブルに各々独立してコンパクトに取付
けられ、通常の標準仕様の梱包機を容易にライン用梱包
機に変更でき、保守管理及び部品の修理交換が作業テー
ブルを本体より取り外して行い得、装置の点検、整備、
部品の交換も容易である。 また、前記複数の搬送ローラの長手方向と直交方向に
かつ前記各作業テーブル表面に適宜間隔を介して敷設し
た滑り板を介して前記複数の搬送ローラを各作業テーブ
ルの長手方向表面にそれぞれ軸承したので、搬送ローラ
が小径で、また長いものであっても、各搬送ローラ間の
間隔を小さくして多数設けることができ、被梱包物の搬
送重量を増大することができる。 さらに、前記滑り板の表面に溝部を設け、該溝部内に
前記搬送ローラが内接するように設けたので、搬送ロー
ラは直線状に軸支されスムーズに回転できる。 また、前記複数の搬送ローラの同一側の軸端にそれぞ
れ二のプーリを並設軸承せしめ、かつこれた二のプーリ
を互いに他の返送ローラの二のプーリと同列に配設する
と共に、互いに隣接する搬送ローラの前記二のプーリの
同列に位置する一方の対を成すプーリに一のベルトを張
設せしめ、互いに隣接する搬送ローラの前記二のプーリ
をそれぞれ交互に前記ベルトを介して連動せしめたの
で、駆動機構の回転力を低下させることなく全ての搬送
ローラに確実に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は作業テーブル面の平面図、第2図は第1図のII−II
線断面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図
は軸受台における要部拡大破断図、第5図は第4図のV
−V線断面図、第6図は第5図のVI−VI線断面図、第7
図〜第8図は従来の梱包機のベルトコンベア装置を示す
もので、第7図は一部破断した斜視図、第8図は作業テ
ーブル面の平面図である。 10……本体,11……バンド案内アーチ,12……バンドウエ
イ,13,14……作業テーブル,15a〜f……搬送ローラ,16
……支持台,17……軸受台,21……滑り板,23a,b……プー
リ,25……ベルト,30……モータ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】梱包機本体と、該梱包機本体上に設けたバ
    ンド案内アーチと、梱包機本体上面の長手方向に、バン
    ドウェイを介して左右に着脱自在に取り付けられた二の
    作業テーブルを有する梱包機において、 前記各作業テーブルの表面上の長手方向略全長にわたり
    複数の搬送ローラを前記作業テーブルの長手方向に平行
    に、適宜間隔を介して配設し、 前記複数の搬送ローラを、前記各作業テーブルの長手方
    向の両端側でそれぞれ軸承し、該複数の搬送ローラの同
    一側のそれぞれの軸端にプーリを固着し、該複数のプー
    リが互いに連動し、かつ少なくとも一のプーリが前記各
    作業テーブルの裏面端部に配置した駆動機構に連動する
    ように構成すると共に、 前記複数の搬送ローラの長手方向と直交方向に平行にか
    つ前記各作業テーブル表面に適宜間隔を介して敷設した
    滑り板上に前記搬送ローラの外周を当接させ、かつ、前
    記滑り板上に少なくとも外周の一部を突出させて載置
    し、前記複数の搬送ローラを各作業テーブルの長手方向
    表面にそれぞれ軸承したことを特徴とする梱包機におけ
    るローラコンベア装置。
  2. 【請求項2】前記滑り板の表面に溝部を設け、該溝部内
    に前記搬送ローラの外周が回転自在に内接するように設
    けた請求項1記載の梱包機におけるローラコンベア装
    置。
  3. 【請求項3】前記複数の搬送ローラの同一側の軸端にそ
    れぞれ二のプーリを並列軸承せしめ、かつこれら二のプ
    ーリを互いに隣接する他の搬送ローラの二のプーリと同
    列に配設すると共に、互いに隣接する搬送ローラの前記
    二のプーリの同列に位置する一方の一対のプーリに一の
    ベルトをそれぞれ張設せしめ、互いに隣接する搬送ロー
    ラの前記二のプーリをそれぞれ交互に前記ベルトを介し
    て連動せしめた請求項1記載の梱包機におけるローラコ
    ンベア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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