JPS644726Y2 - - Google Patents

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JPS644726Y2
JPS644726Y2 JP13921684U JP13921684U JPS644726Y2 JP S644726 Y2 JPS644726 Y2 JP S644726Y2 JP 13921684 U JP13921684 U JP 13921684U JP 13921684 U JP13921684 U JP 13921684U JP S644726 Y2 JPS644726 Y2 JP S644726Y2
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JP
Japan
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roller
sleeve
pair
small
large roller
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JP13921684U
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JPS6152613U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、生産工場や倉庫などにおいて機械
部品や商品などをある場所から目的の場所まで搬
送するためのコンベヤの構成要素として用いられ
るローラチエンに関するものである。
従来の技術 従来、この種のローラチエーンとしては、第5
図および第6図に示されるように、左右一対の小
ローラ11が各一端11aを突き合わせるように
してピン12に支承され、一対の小ローラ11の
各一端部11aに大ローラ13が被嵌されたもの
であつた。すなわち、大ローラ13がピン12に
直接には支承されないで、小ローラ11の一端部
11aを介して軸支されていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし上記のような構成のローラチエーンを用
いてコンベヤを構成すると、つぎのような問題が
ある。
すなわち、搬送品を所定位置で一時的に強制停
止させる場合、搬送品を載せた大ローラ13はこ
の位置で支障なく回転を停止する必要があるが、
そのためには小ローラ11の一端部11aでは大
ローラ13との間の摩擦抵抗を極力小さくする必
要がある。他方、小ローラ11の他端部11bは
レール14上を空転せずに転動できるようにレー
ル14との間に大きな摩擦抵抗を必要とする。し
かし、小ローラ11は一般に単一材料で構成され
ており、そのため部分的に摩擦抵抗に差異を生ぜ
しめることは困難である。また、小ローラ11を
部分ごとに異なる材料で構成するとコスト高をま
ねく。
したがつて、従来のローラチエーンでは搬送品
を所定位置で確実に一時停止させることができな
いという欠点があつた。
この考案は、上記のような実情からなされたも
ので、搬送品を所定位置で確実に一時停止させる
ことができるローラチエーンを提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 この考案によるローラチエーンは、第1図から
第4図に示すように、軸に摺り性のよい材料から
なるスリーブ9が装着され、スリーブ9の長さ中
央部に搬送品担持用の大ローラ1が回動自在に配
され、スリーブ9の両端部に左右一対のレールR
上転動用小ローラ3が固着されているものであ
る。
このスリーブ9の材料としては、ポリアセター
ル樹脂やポリアミド樹脂など強じん性および耐摩
擦性にすぐれたプラスチツクが好ましい。そし
て、材料を異にする多数のスリーブ9が予め用意
されており、搬送品の重量に応じてスリーブ9と
大ローラ1との間の摩擦抵抗が適度の大きさとな
るように、スリーブ9を適宜選んでローラチエー
ンを組み立てる。
すなわち、搬送品が重いためスリーブ9と大ロ
ーラ1との間の摩擦抵抗が大きくなりすぎて、搬
送品を強制停止させるときに搬送品またはストツ
パがいたむおそれがあるときや、反対に、搬送品
が軽いためスリーブ9と大ローラ1との間の摩擦
抵抗が小さくなりすぎて、上り坂で大ローラ1の
回転が小ローラ3の回転と逆になるとき、ないし
は下り坂で搬送品がローラチエーンより先に進み
すぎるおそれがあるときに、上記摩擦抵抗がそれ
ぞれ適度の大きさになるようにスリーブ9を適宜
選んでローラチエーンを組み立てる。
この考案の好適な実施態様においては、一対の
小ローラ3は大ローラ1側の端面縁部にそれぞれ
環状突起4を有している。同突起4は小ローラ3
と大ローラ1の接触面積を減小させて相互間の摩
擦抵抗を軽減する働きをする。
作 用 レールR上を転動する小ローラ3はレールRと
の間に大きな摩擦抵抗を有し、レールR上を支障
なく転動する。他方、搬送品を担持した大ローラ
1は、搬送品の荷重によつてスリーブ9との間に
多少の摩擦を生じるが、スリーブ9に対して回動
自在になされているので、スリーブ9の両端部に
固着された小ローラ3の回動力に影響されること
はない。
したがつて、大ローラ1は所定位置において、
ストツパによつて容易に回動停止せられ、搬送品
は支障なく一時停止される。特に、搬送品の重量
に適合した摩擦抵抗を有するスリーブ9を適宜選
択することにより、搬送品の重量の相違に影響さ
れることなく大ローラ1は所定位置ににおいて回
動停止せられ、搬送品は支障なく一時停止され
る。
実施例 以下、この考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。
第1図から第4図において、1は搬送品担持用
の大ローラであつて、その両側面には円形の凹所
2がそれぞれ設けられている。3は大ローラ1の
両側に配された左右一対の小ローラであつて、そ
れぞれの大ローラ1側の端面縁部には環状突起4
が設けられている。そして一対の小ローラ3の大
ローラ側の端部3aが一対の凹所2内にそれぞれ
配され、各環状突起4が凹所2の各底面に接触し
ている。
ローラチエンの軸はピン5とこれを通したブツ
シユ6とより構成され、ピン5は2枚のピンリン
クプレート7に、またブシユ6は2枚のローラリ
ンクプレート8にそれぞれ連結固定されている。
ブツシユ6には摺り性のよい材料からなるスリ
ーブ9が装着され、スリーブ9の長さ中央部に前
記大ローラ1が回動自在に配され、スリーブ9の
両端部に左右一対の前記小ローラ3が固着されて
いる。
なお、このような構成からなるローラチエーン
を組み込んだコンベヤを用いて物品を搬送するに
は、左右一対のレールR上に左右一対の小ローラ
3をそれぞれ載置し、2列のローラチエーン上に
わたつてパレツトPを載せ、そのパレツトPに搬
送品を置いた後、ローラチエーンを駆動させれば
よい。
考案の効果 この考案によれば、搬送品担持用の大ローラ1
がスリーブ9の長さ中央部に回動自在に配され、
小ローラ3がスリーブ9の両端部に固着されてい
るので、大ローラ1はレールR上を転動する一対
の小ローラ3の回転とは独立に回転することがで
きる。したがつて冒頭で説明した従来のローラチ
エーンの問題点を完全に解決し、搬送品を所定位
置で確実に一時的に強制停止させることができ
る。
さらに、材料を異にする種々のスリーブ9を用
意しておき、これらから搬送品の重量に応じて最
適なものを選択することにより、スリーブ9と大
ローラ1との間の摩擦抵抗を搬送品の重量に適し
た大きさに調節することができ、大ローラ1の回
転を所定位置で確実に停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図はローラチエーンの垂直断面図、
第2図は第1図中の−線に沿う断面図、第3
図はローラチエーンの使用状態を示す断面図、第
4図はローラチエーンの分解斜視図である。第5
図および第6図は従来例を示すもので、第5図は
第1図相当の垂直断面図、第6図は第3図相当の
断面図である。 1……大ローラ、3……小ローラ、9……スリ
ーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸に摺り性のよい材料からなるスリーブ9が装
    着され、スリーブ9の長さ中央部に搬送品担持用
    の大ローラ1が回動自在に配され、スリーブ9の
    両端部に左右一対のレールR上転動用小ローラ3
    が固着されている、ローラチエーン。
JP13921684U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPS644726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13921684U JPS644726Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13921684U JPS644726Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6152613U JPS6152613U (ja) 1986-04-09
JPS644726Y2 true JPS644726Y2 (ja) 1989-02-07

Family

ID=30697596

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JP13921684U Expired JPS644726Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176615A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Hitachi Metals Techno Ltd チェーン

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JPS6152613U (ja) 1986-04-09

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