JP2007176615A - チェーン - Google Patents

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JP2007176615A
JP2007176615A JP2005374303A JP2005374303A JP2007176615A JP 2007176615 A JP2007176615 A JP 2007176615A JP 2005374303 A JP2005374303 A JP 2005374303A JP 2005374303 A JP2005374303 A JP 2005374303A JP 2007176615 A JP2007176615 A JP 2007176615A
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chain
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roller
bushing
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Taisuke Kawaguchi
泰右 川口
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Senqcia Corp
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Hitachi Metals Techno Ltd
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Abstract

【課題】偏摩耗を生じにくいチェーンを提供する。
【解決手段】チェーン1は互いに対向する外プレート5a、5bを有している。
また、チェーン1は同様に互いに対向する内プレート3a、3bを有しており、内プレート3a、3bはそれぞれ端部にブシュ嵌合孔21a、21bを有している。
ブシュ嵌合孔21a、21bにはブシュ7の両端がそれぞれ嵌合され、ブシュ7の外周には円筒状のローラ9が回転可能に取り付けられている。
ブシュ7とローラ9の間には円筒状のスリーブ11が回転可能に設けられているが、スリーブ11は内プレート3a、3bに挟み込まれているため、スリーブ11の回転は内プレート3a、3bによって抑制される。
従って、スリーブ11は偏摩耗を生じにくい。
【選択図】図3

Description

本発明は、チェーンに関するものである。
コンベヤチェーンは、通常、複数の外リンクと複数の内リンクとをピンによって屈曲自在に連結し、各内リンクは対向する一対の内プレートと、その両端に設けられ、貫通孔を有するブシュと、ブシュ外周に回転自在に設けられたローラによって構成されている。
このようなコンベヤチェーンを使用して搬送物を搬送する際には、ピン、ブシュ、ローラにおいて摺動による摩耗が生じやすいため、チェーン寿命を縮める一因となっている。
特にローラの外径がブシュの外径に比して大きい場合は、ローラ−ブシュ間の摩擦によりブシュが摩耗し、破損してしまう問題がある。
そこで従来のコンベヤチェーンでは、耐摩耗性を向上させるために、ブシュの表面に耐摩耗性に優れた材料からなるスリーブを設けることにより、摩耗を防いでいるものがあり、以下のようなものが知られている(特許文献1)。
特開2005-106224号公報
しかしながら、このようなチェーンでは、ローラが回転自在であるのに対し、スリーブはブシュと一体化していて回転しないため、スリーブに偏摩耗が生じやすく、摩耗対策としては不十分であった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は偏摩耗を生じにくいチェーンを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、対向して設けられ、両端にピン挿通孔を有する一対の外プレートと、前記外プレートの内側に設けられ、両端にブシュ嵌合孔を有する一対の内プレートと、前記ブシュ嵌合孔に嵌合され、貫通孔を有するブシュと、前記ブシュの外周に回転可能に設けられたローラと、前記ピン挿通孔および前記貫通孔に挿通され、前記外プレートと、前記内プレートとを屈曲可能に連結するピンと、からなるチェーンであって、前記ブシュと前記ローラの間には円筒状のスリーブが設けられ、前記スリーブは、前記チェーンに設けられた回転抑制手段により回転を抑制されていることを特徴とするチェーンである。
前記回転抑制手段は、前記スリーブの両端を前記内プレートによって挟み込むことにより回転を抑制する手段であってもよい。
前記ブシュおよび前記ローラは、径方向の断面積が変化していてもよい。
本発明によれば、偏摩耗を生じにくいチェーンを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。図1は第1の実施形態に係るチェーン1の概略構成を示す斜視図である。
チェーン1は1対の円盤状のスプロケット31の間に設けられており、スプロケット31に歯合される。なお、図1では、1対のスプロケット31のうちの1つを図示している。
スプロケット31の歯33とチェーン1のローラ9が係合し、スプロケット31を回転駆動すると、チェーン1が移動する。
チェーン1を構成する外プレート5aおよび内プレート3aには搬送物を搬送するアタッチメント35が設けられており、チェーン1が移動するとアタッチメント35がチェーン1と一体となって移動することにより、搬送物を搬送する。なお図1において、点線部分はアタッチメント35の表記を省略している。
次にチェーン1の構成部材について説明する。
図2は、チェーン1の構成部材を示す図であって、図3は、組み立てられたチェーン1の断面図である。
チェーン1は互いに対向する板状の外プレート5a、5bを有し、外プレート5a、5bはそれぞれ端部にピン挿通孔15a、17a、15b、17bを有している。
また、チェーン1は同様に互いに対向する板状の内プレート3a、3bを有しており、内プレート3a、3bはそれぞれ端部にブシュ嵌合孔19a、21a、19b、21bを有している。
ブシュ嵌合孔21a、21bには円筒状のブシュ7の両端がそれぞれ嵌合され、ブシュ7の外周には円筒状のローラ9が回転可能に取り付けられている。
ブシュ7とローラ9の間には円筒状のスリーブ11が設けられている。
ブシュ7には内部を貫通する貫通孔23が設けられており、外プレート5a、5bのピン挿通孔15a、15bとブシュ7の貫通孔23に棒状のピン13を挿入することにより一連のチェーン1が形成されている。
なお、外プレート5a、5b、ピン13で外リンクが構成され、内プレート3a、3b、ローラ9、ブシュ7、スリーブ11で内リンクが構成される。
図3に示すように、ブシュ7は内プレート3a、3bのブシュ嵌合孔21a、21bに嵌合されており、内プレート3a、3bと一体になっている。従って、ブシュ7が単体で回転することはない。
一方、スリーブ11は内プレート3a、3bには嵌合されておらず、またブシュ7にも嵌合されていないため、回転可能である。
しかし、スリーブ11は内プレート3a、3bに挟み込まれているため、スリーブ11は両端部が内プレート3a、3bに接触しており、スリーブ11の回転が内プレート3a、3bによって抑制される構造となっている。
従って、チェーン1の移動に伴いローラ9が回転しても、スリーブ11はローラ9と比して非常にゆっくりした速度で回転するか、もしくは円周方向に少しずつずれながら移動していくことになる。
従って、スリーブ11は偏摩耗せず、スリーブ11をブシュ7もしくは内プレート3a、3bに嵌合して一体化した場合と比べて寿命が長い。
ここで、スリーブ11の回転を抑制する手段として、スリーブ11と内プレート3a、3bを接触させる手段ではなく、ブシュ7とスリーブ11の間に粘着性のあるグリースや樹脂を介在させる手段を用いてもよい。
かかる手段を用いることにより、チェーン1が移動に伴いローラ9が回転しても、スリーブ11はグリースや樹脂の抵抗を受け、ローラ9と比して非常にゆっくりした速度で回転するか、もしくは円周方向に少しずつずれながら移動していくことになる。
また、スリーブ内周面を粗くしたり、突起を設けたりする手段を用いてもよい。
かかる手段を用いることにより、チェーン1が移動に伴いローラ9が回転しても、スリーブ11は表面粗さや突起による抵抗を受け、ローラ9と比して非常にゆっくりした速度で回転するか、もしくは円周方向に少しずつずれながら移動していくことになる。
なお、外プレート5a、5b、内プレート3a、3b、ブシュ7、ピン13を構成する材料は例えば低炭素鋼、合金鋼であるが、スリーブ11を構成する材料は、これらの材料に加え、ステンレス鋼や浸炭、焼き入れ焼き戻しを行った炭素鋼であってもよい。このような材料でスリーブ11を構成することにより、チェーン1はより耐摩耗性に強くなる。
このように、第1の実施の形態によれば、チェーン1を構成するブシュ7とローラ9の間にはスリーブ11が設けられており、スリーブ11の回転は、スリーブ11が内プレート3a、3bに挟み込まれることによって抑制されている。従って、スリーブ11の偏摩耗を防ぐことができ、チェーン1の寿命を長くすることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図4は第2の実施形態に係るチェーン1aを示す断面図である。なお図4において第1の実施形態に係るチェーン1と同様の機能を果たす要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
第2の実施形態に係るチェーン1aは、第1の実施形態に係るチェーン1において、スリーブ11およびローラ9の径方向の断面を徐々に変化させたものである。
図4に示すように、チェーン1aはスリーブ11aおよびローラ9aを有しているが、スリーブ11aおよびローラ9aの径方向の断面積が徐々に変化している。
このような形状にすることにより、ローラ9aにかかる荷重分布が均一ではない場合、例えば図4に示す荷重Dよりも荷重Cの方が大きい場合に、荷重Cが加わる場所のスリーブ11aの径を大きくすることにより、チェーン1aは、より偏摩耗に強い構造となる。
このように、第2の実施形態によれば、チェーン1aがブシュ7とローラ9aの間にスリーブ11aを有し、スリーブ11aの回転は、スリーブ11aが内プレート3a、3bに挟み込まれることによって抑制されている。
従って、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
また、第2の実施形態によれば、スリーブ11aおよびローラ9aの径方向の断面が徐々に変化している。
従って、ローラ9aの荷重分布が均一でない場合であってもチェーン1aは、偏摩耗に強い。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば本実施形態では外プレートと内プレートが別々の部品となっているが、両者が一体となったいわゆるオフセット型プレートでもよい。
チェーン1の概略構成を示す斜視図 チェーン1の構成部材を示す図 組み立てられたチェーン1の断面図 チェーン1aを示す断面図
符号の説明
1…………チェーン
3a………内プレート
5a………外プレート
7…………ブシュ
9…………ローラ
11………スリーブ
13………ピン
21a……ブシュ嵌合孔
23………貫通孔
31………スプロケット
33………歯

Claims (3)

  1. 対向して設けられ、両端にピン挿通孔を有する一対の外プレートと、
    前記外プレートの内側に設けられ、両端にブシュ嵌合孔を有する一対の内プレートと、
    前記ブシュ嵌合孔に嵌合され、貫通孔を有するブシュと、
    前記ブシュの外周に回転可能に設けられたローラと、
    前記ピン挿通孔および前記貫通孔に挿通され、前記外プレートと、前記内プレートとを屈曲可能に連結するピンと、
    からなるチェーンであって、
    前記ブシュと前記ローラの間には円筒状のスリーブが設けられ、
    前記スリーブは、前記チェーンに設けられた回転抑制手段により回転を抑制されていることを特徴とするチェーン。
  2. 前記回転抑制手段は、前記スリーブの両端を前記内プレートによって挟み込むことにより回転を抑制する手段であることを特徴とする請求項1記載のチェーン。
  3. 前記ブシュおよび前記ローラは、径方向の断面積が変化していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチェーン。
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