JP2023112807A - チェーン - Google Patents

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亮一 斉藤
Ryoichi Saito
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Abstract

Figure 2023112807000001
【課題】 耐摩耗性に優れたチェーンを提供する。
【解決手段】 ブシュ7は、孔19を有し、軸方向に垂直な断面において、略矩形の断面形状を有する筒状の部材である。ブシュ7の外周には、スリーブ13が設けられる。スリーブ13は、孔21が設けられる略筒状の部材であり、孔21の内面形状は、ブシュ7の外面形状に対応した略矩形形状である。スリーブ13の外面形状は略円形であり、スリーブ13の外周には、ローラ15が配置される。ローラ13は略筒状であり、スリーブ13に対して回転可能である。ここで、スリーブ13の硬度(例えばロックウェル硬度HRC)は、ブシュ7の硬度よりも高いことが望ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、耐摩耗性に優れたローラ付きチェーンに関するものである。
従来、チェーンは、複数の外プレートおよび内プレートが、ピンおよびブシュを介して屈曲自在に連結されて構成される。また、ブシュの外周には、ローラが用いられる場合がある。この際、ブシュの両端は内プレートに圧入されて固定され、ローラは、ブシュに対して相対的に回転する。
このようなローラを用いる場合には、ローラとブシュとの間の摩耗が問題となる。このため、耐摩耗性の高い高硬度の材質を選択する必要がある。一方、ブシュ等には、使用時に力や衝撃が付与されるため、全体を硬度の高い材質で構成すると、割れ等のおそれがある。
このように、機械的性質と耐摩耗性を両立するため、例えば、ブシュやローラ等の表面に、耐摩耗層を形成する方法が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2017-43837公報
しかし、チェーンを構成する部材の表面に耐摩耗層を形成するためには、部材表層から窒素等を拡散させるか、PVDやめっき等によって、表層に耐摩耗層を積層するなど、特殊な工程が必要となる。また、部材の表面に耐摩耗層を形成する方法では、形成する耐摩耗層の厚みには限界があり、十分な厚みを確保することは困難である。このため、使用開始からある程度の期間は高い耐摩耗性を得ることができても、耐摩耗層が摩耗すると、一気に母材の摩耗が進行するおそれがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、耐摩耗性に優れたチェーンを提供することを目的とする。
前述した目的を達するために本発明は、複数のプレートが連結するチェーンであって、前記プレート同士の連結部において、前記プレートに両端が嵌合するブシュと、前記ブシュの外周部に設けられ、前記ブシュに対して回転規制構造を有するスリーブと、前記スリーブの外周部に設けられ、前記スリーブに対して回転可能に配置されるローラと、を具備することを特徴とするチェーンである。
前記ブシュの外面形状が略多角形であり、前記スリーブの内面形状が、前記ブシュの外面形状に対応した形状であってもよい。
前記ブシュの外周面のサイズは、前記スリーブの内周面のサイズ以下であることが望ましい。
前記ローラは、ローラ外周部と、前記ローラ外周部の内面側に配置されるローラ内周部とを有し、前記ローラ外周部と前記ローラ内周部とは相対的に回転せず、前記スリーブに対して、前記ローラ内周部が回転可能であってもよい。
前記ローラ及び前記スリーブは、周方向に複数に分割可能であってもよい。
本発明によれば、ブシュの外周にスリーブが設けられるため、通常の表面処理と比較して、ブシュの外周部に十分な厚みを有する耐摩耗層を形成することができる。このため、十分に長い期間、摩耗を抑制することができる。
また、ブシュの外面形状を略多角形とし、スリーブの内面形状をブシュの外面形状に対応した形状とすることで、確実にブシュとスリーブの回転を抑制することができる。
また、ブシュの外周面のサイズをスリーブの内周面のサイズ以下とすることで、ブシュをスリーブに圧入する必要がない。例えば、ブシュの外周面とスリーブの内周面との間にはわずかなクリアランスを有し、多少の遊びがあることが望ましい。なお、ブシュの外周面のサイズをスリーブの内周面のサイズ以下とするとは、ブシュをスリーブに圧入しなければ挿入できないものを排除することを意味し、必ずしもがたつきが必要ということではない。
また、ローラを2層構造とすることで、スリーブと回転摺動するローラ内周面の摩耗を抑制することができる。
また、ローラ及びスリーブを周方向に複数に分割可能とすることで、チェーンのプレートを分解することなく、ローラ及びスリーブを脱着することができる。このため、スリーブ等を容易に交換することができる。
本発明によれば、耐摩耗性に優れたチェーンを提供することができる。
チェーン1を示す斜視図。 (a)は、チェーン1の断面図であって、図1のA-A線断面図、(b)は(a)のB-B線断面図。 (a)はブシュ7の斜視図、(b)はスリーブ13の斜視図。 (a)は、チェーン他の実施形態を示す断面図、(b)は(a)のC-C線断面図。 (a)は、ローラ内周部15aを示す斜視図、(b)は、ローラ外周部15bを示す斜視図。 (a)は、分割されたスリーブ13を示す斜視図、(b)は、分割されたローラ15を示す斜視図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は本実施の形態に係るチェーン1の斜視図であり、図2(a)は、図1のA-A線断面図、図2(b)は、図2(a)のB-B線断面図である。チェーン1は、主にプレート3、ピン5、ブシュ7、スリーブ13、ローラ15等から構成される。
プレート3は、板状部材であり、外プレート4と内プレート6からなる。一対の外プレート4と一対の内プレート6とは交互に配置される。外プレート4の両端付近には、ピン嵌合孔9が設けられる。また、内プレート6の両端付近には、ブシュ嵌合孔11が設けられる。
図3(a)は、ブシュ7を示す斜視図である。ブシュ7は、孔19を有し、軸方向に垂直な断面において、略矩形の断面形状を有する筒状の部材である。なお、ブシュ7の外面形状は、略矩形に限られず、略多角形であれば他の形状であってもよい。なお、略多角形とは、角部がR面取りされたような形状を含むものである。また、ブシュ7の両端部には圧入部17が設けられる。
外プレート4と内プレート6の連結部においては、一対の内プレート6が対向して配置され、ブシュ嵌合孔11には、ブシュ7の両端部の圧入部17が嵌合する。また、一対の外プレート4は、内プレート6の外側にそれぞれ配置され、ブシュ嵌合孔11に対応する位置のピン嵌合孔9には、ブシュ7を貫通するピン5が固定される。すなわち、ピン5により、一対の外プレート4と一対の内プレート6は、それぞれの両端部近傍で互いに連結される。このように、チェーン1は、ピン5を中心に、複数の外プレート4と内プレート6が回転可能に連結される。
ブシュ7の外周には、スリーブ13が設けられる。ブシュ7とスリーブ13とは、多少の遊びを有していてもよい。スリーブ13は、孔21が設けられる略筒状の部材であり、孔21の内面形状は、ブシュ7の外面形状に対応した略矩形形状である。すなわち、スリーブ13とブシュ7は、相対的な回転を規制する、回転規制構造を有する。
なお、回転規制構造としては、ブシュ7の外面形状を略多角形として、スリーブ13の内面形状をブシュ7の外面形状に対応した形状とすることで、ブシュ7に対してスリーブ13の回転を規制したが、これには限られない。例えば、ブシュ7の外面とスリーブ13の内面が完全な円形でなく、回転を規制可能な周方向の凹凸形状(偏平形状含む)を有すれば、回転規制構造とすることができる。
スリーブ13の外面形状は略円形であり、スリーブ13の外周には、ローラ15が配置される。ローラ15は略筒状であり、スリーブ13に対して回転可能である。ローラ15の外径は、例えばプレート3の高さよりも大きく、プレート3からローラ15の外周面がはみ出すように形成される。
ここで、スリーブ13の硬度は、ブシュ7の硬度よりも高いことが望ましい。例えば、スリーブ13のロックウェル硬度HRCは56~63であり、ブシュ7のロックウェル硬度HRCは35~45とすることができる。このようにすることで、ブシュ7単体の場合よりも耐摩耗性を高めることができる。このような材質としては、例えば、ブシュ7及びローラ15はSUS403製であり、スリーブ13はSUS440C製とすることができる。この際、ブシュ7の外周面には、浸炭などの表面処理は不要である。
以上、本実施の形態によれば、ブシュ7の外周に、スリーブ13を配置するため、ブシュ7の外周部に表面処理のみによって耐摩耗層を形成する場合と比較して、より確実に耐摩耗性を向上させることができる。また、内部のブシュ7は、必要以上に硬度を高める必要がないため、ブシュ7の割れ等の発生を抑制することができる。
また、スリーブ13は、ブシュ7に対して回転規制構造によって回転が規制される。このため、ブシュ7とスリーブ13との回転摺動が生じない。例えば、ブシュ7とスリーブ13とが回転規制構造(形状)を有さずに、圧入等することなく単に挿入されたのみでは、互いが摺動して摩耗が進行する。このように、回転規制構造によって、ブシュ7とスリーブ13との間の摺動が生じることがなく、ブシュ7の摩耗を抑制することができる。
なお、ブシュ7の外周面のサイズ(外径)を、スリーブ13の内周面のサイズ(内径)以下とすることで、ブシュをスリーブに圧入する必要がない。このように、スリーブ13に対して、ブシュ7は多少の遊びを有すれば、ブシュ7を容易にスリーブ13に手で挿入することができる。このため、組立作業性が良好である。また、ブシュ7は、スリーブ13に圧入されていないため、ブシュ7は、外周からスリーブ13によって圧入による応力を常に受けることがない。例えば、ブシュ7とスリーブ13とが回転規制構造(形状)を有さずに、圧入によって一体化されると、ブシュ7及びスリーブ13には常に応力負荷がかかった状態となるため、破損のおそれがある。このように、使用時において、外力によってスリーブ13からブシュ7が力を受けた際にも、圧入による応力がない分、より高い耐久性を発揮することができる。
また、回転規制構造として、ブシュ7の外面形状及びスリーブ13の内面形状を略多角形とすることで、スリーブ13とブシュ7とが相対的な回転方向の力を受けた際に、ブシュ7及びスリーブ13の周方向に回転方向の力を分散させることができる。このため、ブシュ7等の破損を抑制することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図4(a)は、第2の実施形態にかかるチェーンの断面図であり、図4(b)は、図4(a)のC-C線断面図である。なお、以下の説明において、チェーン1と同様の構成については、図1~図3と同一符号を付し、重複する説明を省略する。
第2の実施形態にかかるチェーンは、第1の実施形態にかかるチェーン1とほぼ同様の構成であるが、ローラ15の形態が異なる。本実施形態では、ローラ15がローラ内周部15aとローラ外周部15bとが別体で構成される。ローラ内周部15aは、ローラ外周部15bの内面側に配置される。すなわち、ローラ15は、2層構造である。
図5(a)は、ローラ内周部15aを示す斜視図であり、図5(b)は、ローラ外周部15bを示す斜視図である。ローラ内周部15aは、孔23を有する略筒形状であり、内面形状は略円形であり、外面形状が略矩形である。前述したように、ローラ内周部15aの孔23にはスリーブ13が挿通されて、互いに回転可能である。
ローラ外周部15bは、孔24を有する略筒形状であり、内面形状が略矩形であり、外面形状はローラ15の外面形状を形成する。すなわち、孔24は、ローラ内周部15aの外面形状に対応する形状である。このようにすることで、ローラ内周部15aとローラ外周部15bとの相対的な回転を規制することができる。なお、ブシュ7とスリーブ13の回転規制構造と同様に、ローラ内周部15aとローラ外周部15bの回転規制構造も、内外面形状が略矩形である例には限られず、その他の略多角形であってもよく、その他の凹凸形状であってもよい。
ローラ内周部15aの硬度は、ローラ外周部15bの硬度よりも高いことが望ましい。すなわち、ブシュ7に対するスリーブ13と同様に、ローラ内周部15aによって、ローラ外周部15b単体の場合よりも耐摩耗性を高めることができる。例えば、ローラ外周部15bはSUS403製であり、ローラ内周部15aはSUS440C製とすることができる。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、ローラ15の内面側に、相対的に硬度の高いローラ内周部15aを配置することで、スリーブ13との回転摺動による摩耗を抑制することができる。この際、ローラ外周部15bは、必要以上に硬度を高める必要がないため、ローラ外周部15bの割れ等の発生を抑制することができる。
また、ローラ内周部15aとローラ外周部15bとの回転摺動が生じないため、ローラ内周部15aとローラ外周部15bとの間の摩耗を抑制することができる。また、また、ローラ内周部15aの外周面のサイズ(外径)をローラ外周部15bの内周面のサイズ(内径)以下とすることで、ローラ内周部15aをローラ外周部15bに圧入する必要がない。このように、ローラ外周部15bに対して、ローラ内周部15aが多少の遊びを有すれば、ローラ15の組立作業性が良好である。また、ローラ内周部15aは、ローラ外周部15bに圧入されていないため、ローラ内周部15aは、圧入による応力を常に受けることがない。このため、使用時において、外力によってローラ外周部15bからローラ内周部15aが力を受けた際にも、圧入による応力がない分、より高い耐久性を発揮することができる。
また、回転規制構造として、ローラ内周部15aの外面形状及びローラ外周部15bの内面形状を略多角形とすることで、ローラ外周部15bとローラ内周部15aとが互いに回転方向の力を受けた際に、ローラ内周部15a及びローラ外周部15bの周方向に回転方向の力を分散させることができる。このため、ローラ内周部15a等の破損を抑制することができる。
次に、第3の実施形態について説明する。図6(a)は、第3の実施形態にかかるスリーブ13を示す斜視図であり、図6(b)は、第3の実施形態にかかるローラ15の斜視図である。第3の実施形態では、ローラ15及びスリーブ13は、周方向に複数に分割可能である。
図6(a)に示すように、スリーブ13は、周方向に分割体14aと分割体14bに二分割される。分割体14aと分割体14bとを対向させて突き合せることで、略筒状のスリーブ13の形状となる。なお、分割体14a、14bの対向面に凹凸を形成して位置合わせを容易にしてもよい。また、分割体14a、14bは互いにボルト等で接合可能であってもよいが、接合構造は必ずしも必要ではない。
図6(b)に示すように、ローラ15は、周方向に分割体16a、分割体16b、分割体16cに三分割される。ここで、本実施形態では、ローラ15の一方の端面側には、相対的に外径の大きな鍔部25が配置され、鍔部25の背面側に、鍔部25よりも外径の小さな筒部27が配置される。分割体16aは、一方の周方向端部側において、鍔部25が周方向に突出し、分割体16bは、分割体16aの突出した鍔部25と対向する側の周方向端部側において、筒部27が周方向に突出する。すなわち、分割体16a、16bの一方の対向部側では、鍔部25と筒部27との凹凸構造が互いに噛み合うように構成される。
一方、分割体16a、16bの他方の対向部側では、筒部27同士が周方向に突出して突き合せられる。対向部に互いに突出する筒部27の端面には、鍔部25の一部を構成する分割体16cが重ねられる。すなわち、筒部27は、分割体16a、16bによって構成され、鍔部25は、分割体16a、16b、16cによって構成される。
分割体16cには、複数の固定孔31が形成され、分割体16a、16bの筒部27の端面の対応する位置には固定孔29がそれぞれ設けられる。分割体16a、16bにまたがるように分割体16cを配置し、それぞれの固定孔31と固定孔29にボルト等を挿通することで、分割体16cが分割体16a、16bにそれぞれ固定される。すなわち、分割体16a、16b、16cが互いに接合されて、略筒状のローラ15が形成される。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、スリーブ13とローラ15とを周方向に分割可能とすることで、チェーンのプレート3を分解することなく、スリーブ13及びローラ15を交換することができる。このため、例えばスリーブ13の外面やローラ15の内外面の摩耗が進行した際には、容易にスリーブ13及びローラ15を交換することができる。
この際、スリーブ13はローラ15の内部に配置され、外周部から保持されるため、分割体14a、14bは接合する必要がない。このため、ボルト等が不要であり、脱着作業も容易である。
また、分割体14a、14bは、同一形状の部材とすることができる。ここで、スリーブ13自体は回転しないため、スリーブ13は、周方向の略一定の位置が常にローラ15に対して強く接触する位置となる。このため、例えば、一方の分割体14aの摩耗が進行した場合には、分割体14aと分割体14bの配置を交換するのみで、摩耗のほとんど生じていない部位をローラ15と接触させることができる。
なお、スリーブ13とローラ15の分割数は、図示した例には限られない。また、ローラ15の分割方法は図示した方法に限られず、鍔部25と筒部27とを周方向にずらして噛み合わせなくてもよい。また、ローラ15を周方向に分割するとと共に、ローラ内周部15aとローラ外周部15bにさらに分割してもよい。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明のチェーンは、図示した例には限られず、いわゆるオフセット型のチェーンにも適用可能である。オフセット型のチェーンは、プレートの一方の端部が外プレート部となり、他方の端部が内プレート部となる。外プレート部と内プレート部との間には、段差が設けられる。すなわち、オフセット型のチェーンは、チェーン1における1つの外プレート4と1つの内プレート6とが一体で構成されたものと同様の構成である。この場合でも本発明の構造は適用可能である。
1………チェーン
3………プレート
4………外プレート
5………ピン
6………内プレート
7………ブシュ
9………ピン嵌合孔
11………ブシュ嵌合孔
13………スリーブ
14a、14b、16a、16b、16c………分割体
15………ローラ
15a………ローラ内周部
15b………ローラ外周部
17………圧入部
19、21、23、24………孔
25………鍔部
27………筒部
29、31………固定孔

Claims (5)

  1. 複数のプレートが連結するチェーンであって、
    前記プレート同士の連結部において、
    前記プレートに両端が嵌合するブシュと、
    前記ブシュの外周部に設けられ、前記ブシュに対して回転規制構造を有するスリーブと、
    前記スリーブの外周部に設けられ、前記スリーブに対して回転可能に配置されるローラと、
    を具備することを特徴とするチェーン。
  2. 前記ブシュの外面形状が略多角形であり、前記スリーブの内面形状が、前記ブシュの外面形状に対応した形状であることを特徴とする請求項1記載のチェーン。
  3. 前記ブシュの外周面のサイズは、前記スリーブの内周面のサイズ以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチェーン。
  4. 前記ローラは、ローラ外周部と、前記ローラ外周部の内面側に配置されるローラ内周部とを有し、
    前記ローラ外周部と前記ローラ内周部とは相対的に回転せず、前記スリーブに対して、前記ローラ内周部が回転可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のチェーン。
  5. 前記ローラ及び前記スリーブは、周方向に複数に分割可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のチェーン。
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