JP2543921Y2 - 電気洗濯機の蓋支持装置 - Google Patents

電気洗濯機の蓋支持装置

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JP2543921Y2
JP2543921Y2 JP1991063208U JP6320891U JP2543921Y2 JP 2543921 Y2 JP2543921 Y2 JP 2543921Y2 JP 1991063208 U JP1991063208 U JP 1991063208U JP 6320891 U JP6320891 U JP 6320891U JP 2543921 Y2 JP2543921 Y2 JP 2543921Y2
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JP
Japan
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lid
top plate
rotating shaft
sleeve
support device
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JP1991063208U
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JPH0518488U (ja
Inventor
正章 井上
幸美 鶴田
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は電気洗濯機の蓋支持装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、電気洗濯機の蓋の外れ防止に対す
る要望が強まってきている。
【０００３】以下に従来の電気洗濯機の蓋支持装置につ
いて説明する。図３および図４は従来の蓋支持装置の構
成を示すものである。図に示すように、本体１の上方に
配設した天板２には衣類を出し入れする開閉自在な蓋３
を設けている。天板２と蓋３の回転軸隙間部４にスリー
ブ５を配設し、蓋３の天板２からの外れを防止してい
る。スリーブ５は熱可塑性樹脂で成形した略リング状の
もので、一部に切欠を設け挿入部５ａを形成し、挿入部
５ａを広げながら天板２の回転軸２ａに回転自在に挿入
している。スリーブ５の挿入部５ａに相対する側は延長
して挿入の際の取っ手部５ｂとしている。また、蓋３に
は回転軸２ａと同芯的に係合するボス穴３ａを設け、回
転軸２ａを回転中心として蓋３が開閉自在となるよう構
成している。
【０００４】以上のように構成された蓋支持装置の動作
について説明する。まず回転軸２ａに横から蓋３のボス
穴３ａを挿入したのち、回転軸隙間部４よりスリーブ５
の挿入部５ａを回転軸２ａに当て取っ手部５ｂを強く押
すと、切欠によりスリーブ５は広がり回転軸２ａに挿入
される。挿入されたスリーブ５は回転軸隙間部４のスペ
ーサーとなり蓋３の横ずれによる外れを防止する。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、天板２と蓋３の回転軸隙間部４が狭いの
で、蓋３の開閉に追随してスリーブ５も同時に回転し、
挿入部５ａが磨耗して切欠が広がりスリーブ５が脱落
し、蓋３が天板２より外れるという問題点を有してい
る。
【０００６】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、蓋が外れることのない蓋支持装置を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案の蓋支持装置は、本体上方に配設した天板と、
前記天板の回転軸により回転自在とした蓋と、前記天板
と前記蓋の回転軸隙間部より回転軸に回転自在に挿入
し、前記蓋の前記天板からの外れを防止するスリーブを
備え、前記スリーブは回転軸に挿入するために略リング
状の一部に切欠を設けるとともに、この切欠と相対する
側を延長して取っ手部を形成し、前記スリーブの外周で
前記取っ手部の近傍には、前記天板の前記回転軸下方に
形成したリブと係合する複数の係止部を突出させた構成
を有している。
【０００８】
【作用】この構成において、回転軸に挿入したスリーブ
が蓋に追随して回転，磨耗して脱落することがないの
で、前記スリーブの脱落による前記蓋の横ずれで天板よ
り外れるのを防止することができる。
【０００９】
【実施例】以下本考案の一実施例について図１および図
２を参照しながら説明する。なお、従来例と同一構成部
品には同じ符号で示し説明は省略する。
【００１０】図に示すように、回転軸２ａに挿入するス
リーブ５は熱可塑性樹脂で形成した略リング状のもの
で、一部に切欠を設け挿入部５ａを形成し、挿入部５ａ
に相対する側に延長して形成した取っ手部５ｂの近傍に
は、天板２に形成したリブ２ｂと係合する略段階状の係
止部５ｃを形成している。
【００１１】以上のように構成された蓋支持装置の動作
を説明する。スリーブ５の挿入部５ａを回転軸２ａに当
て取っ手部５ｂを押すと切欠によりスリーブ５は広がり
回転軸２ａに挿入される。さらに挿入後取っ手部５ｂを
リブ２ｂ側に回転させて係止部５ｃをリブ２ｂに係止さ
せる。
【００１２】以上のように本実施例によれば、スリーブ
５は係止部５ｃがリブ２ｂに係止されているので、回転
軸隙間部４が狭くても蓋３の開閉に追随して回転するこ
とはなく、挿入部５ａが磨耗して切欠が広がり回転軸２
ａから脱落するのを防止することができる。
【００１３】
【考案の効果】以上のように本考案は、天板に形成した
リブにスリーブの係止部を係止させているので、回転軸
隙間部が狭くても蓋の開閉に追随して前記スリーブは回
転することがなく、前記スリーブの挿入部が磨耗して切
欠が広がり回転軸より前記スリーブが脱落して、前記蓋
が天板より外れることがない装着確実な電気洗濯機の蓋
支持装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例における蓋支持装置の要部断
面図
【図２】同図１のＢ−Ｂ矢視図
【図３】（ａ）は従来の蓋支持装置の要部断面図 （ｂ）は図３（ａ）のＡ−Ａ矢視図
【図４】同蓋の蓋支持装置部断面図
【符号の説明】
２ 天板 ２ａ 回転軸 ２ｂ リブ ３ 蓋 ４ 回転軸隙間部 ５ スリーブ ５ｃ 係止部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 本体上方に配設した天板と、前記天板の
    回転軸により回転自在とした蓋と、前記天板と前記蓋の
    回転軸隙間部より回転軸に回転自在に挿入し、前記蓋の
    前記天板からの外れを防止するスリーブを備え、前記ス
    リーブは回転軸に挿入するために略リング状の一部に切
    欠を設けるとともに、この切欠と相対する側を延長して
    取っ手部を形成し、前記スリーブの外周で前記取っ手部
    の近傍には、前記天板の前記回転軸下方に形成したリブ
    と係合する複数の係止部を突出させた電気洗濯機の蓋支
    持装置。
JP1991063208U 1991-08-09 1991-08-09 電気洗濯機の蓋支持装置 Expired - Lifetime JP2543921Y2 (ja)

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JPH0518488U JPH0518488U (ja) 1993-03-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3058291U (ja) * 1998-10-07 1999-06-18 東海工業株式会社 合併処理用の分離膜式角形浄化槽

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JPH0518488U (ja) 1993-03-09

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