JP2543127Y2 - 巻付け型光ファイバケーブルの端末部 - Google Patents
巻付け型光ファイバケーブルの端末部Info
- Publication number
- JP2543127Y2 JP2543127Y2 JP1989016192U JP1619289U JP2543127Y2 JP 2543127 Y2 JP2543127 Y2 JP 2543127Y2 JP 1989016192 U JP1989016192 U JP 1989016192U JP 1619289 U JP1619289 U JP 1619289U JP 2543127 Y2 JP2543127 Y2 JP 2543127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective tube
- optical fiber
- fiber cable
- overhead wire
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、架空線(架空送電線、架空地線等)の外周
に巻付けた光ファイバケーブルの端末部の改良に関する
ものである。
に巻付けた光ファイバケーブルの端末部の改良に関する
ものである。
(従来技術) 従来の架空線の外周に巻付けた光ファイバケーブルの
端末部は、第3図に示すように、架空線1に巻付けた光
ファイバケーブル2の端末部に保護チューブ4を被せ、
該保護チューブ4を防振装置5のクランプ部6の内部を
通過させる構造であった。
端末部は、第3図に示すように、架空線1に巻付けた光
ファイバケーブル2の端末部に保護チューブ4を被せ、
該保護チューブ4を防振装置5のクランプ部6の内部を
通過させる構造であった。
防振装置5のクランプ部6には第4図に示すように、
保護チューブ4を通過させることができるように保護チ
ューブ挿入溝8が設けられている。
保護チューブ4を通過させることができるように保護チ
ューブ挿入溝8が設けられている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のように防振装置5のクランプ部
6に保護チューブ4を通過させる構造であると、保護チ
ューブ挿入溝8を設けた防振装置5を使用しなければな
らないという問題がある。すなわち、一般に光ファイバ
ケーブル2の巻付け工事は既設の架空線に対して行うこ
とが多く、この場合既設の防振装置を取外し、工事終了
後再取り付けを行うが、既設の防振装置には保護チュー
ブ挿入溝が形成されていないので、既設の防振装置が再
使用出来ず、保護チューブ挿入溝8を設けた新しい防振
装置5を使用しなければならず、不経済であるという問
題があった。
6に保護チューブ4を通過させる構造であると、保護チ
ューブ挿入溝8を設けた防振装置5を使用しなければな
らないという問題がある。すなわち、一般に光ファイバ
ケーブル2の巻付け工事は既設の架空線に対して行うこ
とが多く、この場合既設の防振装置を取外し、工事終了
後再取り付けを行うが、既設の防振装置には保護チュー
ブ挿入溝が形成されていないので、既設の防振装置が再
使用出来ず、保護チューブ挿入溝8を設けた新しい防振
装置5を使用しなければならず、不経済であるという問
題があった。
(課題の解決手段) 本考案は、上記のような従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その構成は、架空線の外周に巻
付けた光ファイバケーブルの端末部に保護チューブを被
せ、該保護チューブを防振装置のクランプ部を通過させ
てなる巻付け型光ファイバケーブルの端末部において、
前記保護チューブは、前記クランプ部の両側に取り付け
られた、架空線把持部と保護チューブ把持部とを有する
保護チューブ把持金具でクランプ部の外側に支持されて
いることを特徴とするものである。
ためになされたもので、その構成は、架空線の外周に巻
付けた光ファイバケーブルの端末部に保護チューブを被
せ、該保護チューブを防振装置のクランプ部を通過させ
てなる巻付け型光ファイバケーブルの端末部において、
前記保護チューブは、前記クランプ部の両側に取り付け
られた、架空線把持部と保護チューブ把持部とを有する
保護チューブ把持金具でクランプ部の外側に支持されて
いることを特徴とするものである。
(作用) このように、保護チューブを、クランプ部の両側に取
り付けられた、架空線把持部と保護チューブ把持部とを
有する保護チューブ把持金具でクランプ部の外側に支持
すると、保護チューブ挿入溝のない既設の防振装置を使
用することができる。
り付けられた、架空線把持部と保護チューブ把持部とを
有する保護チューブ把持金具でクランプ部の外側に支持
すると、保護チューブ挿入溝のない既設の防振装置を使
用することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
架空線1の外周に巻付けられた光ファイバケーブル2
の端末部には保護チューブ4が取り付けられており、こ
の保護チューブ4の先端部には端末支持用把持金具9が
取り付けられている。
の端末部には保護チューブ4が取り付けられており、こ
の保護チューブ4の先端部には端末支持用把持金具9が
取り付けられている。
防振装置5のクランプ部6の両側には保護チューブ把
持金具10が取り付けられている。保護チューブ把持金具
10は第2図に示すように、一端側に架空線把持部11が他
端側に保護チューブ把持部12が設けられた二つ割りのも
ので、ボルト13とナット14とで締め付ける構造となって
いる。この保護チューブ把持金具10は、架空線把持部11
で架空線1を把持し、保護チューブ把持部12で保護チュ
ーブ4を把持している。したがって、保護チューブ4は
防振装置5のクランプ部6の外側を通過する。
持金具10が取り付けられている。保護チューブ把持金具
10は第2図に示すように、一端側に架空線把持部11が他
端側に保護チューブ把持部12が設けられた二つ割りのも
ので、ボルト13とナット14とで締め付ける構造となって
いる。この保護チューブ把持金具10は、架空線把持部11
で架空線1を把持し、保護チューブ把持部12で保護チュ
ーブ4を把持している。したがって、保護チューブ4は
防振装置5のクランプ部6の外側を通過する。
このため、防振装置5はクランプ部6に保護チューブ
挿入溝を必要とせず、既設の防振装置5を使用できる。
挿入溝を必要とせず、既設の防振装置5を使用できる。
(考案の効果) 以上のように、本考案に係る巻付け型光ファイバケー
ブルの端末部は、保護チューブを、クランプ部の両側に
取り付けられた、架空線把持部と保護チューブ把持部と
を有する保護チューブ把持金具でクランプ部の外側に支
持したので、保護チューブ挿入溝のない既設の防振装置
を使用することができる。したがって、非常に経済的で
あるという利点がある。
ブルの端末部は、保護チューブを、クランプ部の両側に
取り付けられた、架空線把持部と保護チューブ把持部と
を有する保護チューブ把持金具でクランプ部の外側に支
持したので、保護チューブ挿入溝のない既設の防振装置
を使用することができる。したがって、非常に経済的で
あるという利点がある。
第1図は本考案に係る巻付け型光ファイバケーブルの端
末部の一実施例を示す正面図、第2図は本考案で使用す
る保護チューブ把持金具の側面図、第3図は従来の巻付
け型光ファイバケーブルの端末部の正面図、第4図は従
来の防振装置のクランプ部の要部側面図でる。 1は架空線、2は光ファイバケーブル、4は保護チュー
ブ、5は防振装置、6はクランプ部、10は保護チューブ
把持金具
末部の一実施例を示す正面図、第2図は本考案で使用す
る保護チューブ把持金具の側面図、第3図は従来の巻付
け型光ファイバケーブルの端末部の正面図、第4図は従
来の防振装置のクランプ部の要部側面図でる。 1は架空線、2は光ファイバケーブル、4は保護チュー
ブ、5は防振装置、6はクランプ部、10は保護チューブ
把持金具
Claims (1)
- 【請求項1】架空線の外周に巻付けた光ファイバケーブ
ルの端末部に保護チューブを被せ、該保護チューブを防
振装置のクランプ部を通過させてなる巻付け型光ファイ
バケーブルの端末部において、前記保護チューブは、前
記クランプ部の両側に取り付けられた、架空線把持部と
保護チューブ把持部とを有する保護チューブ把持金具で
クランプ部の外側に支持されていることを特徴とする巻
付け型光ファイバケーブルの端末部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989016192U JP2543127Y2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 巻付け型光ファイバケーブルの端末部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989016192U JP2543127Y2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 巻付け型光ファイバケーブルの端末部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02107103U JPH02107103U (ja) | 1990-08-27 |
JP2543127Y2 true JP2543127Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=31228904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989016192U Expired - Lifetime JP2543127Y2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 巻付け型光ファイバケーブルの端末部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543127Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5689633B2 (ja) * | 2010-09-14 | 2015-03-25 | 株式会社ミライト | 保護器具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4121481Y1 (ja) * | 1964-08-28 | 1966-10-21 | ||
JPS5234386A (en) * | 1975-09-05 | 1977-03-16 | Aluminum Co Of America | Boltless spacer clamp |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1989016192U patent/JP2543127Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4121481Y1 (ja) * | 1964-08-28 | 1966-10-21 | ||
JPS5234386A (en) * | 1975-09-05 | 1977-03-16 | Aluminum Co Of America | Boltless spacer clamp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02107103U (ja) | 1990-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2543127Y2 (ja) | 巻付け型光ファイバケーブルの端末部 | |
JPH05292635A (ja) | 電線の鉄塔への取付装置 | |
JPH0447534B2 (ja) | ||
JPH047634Y2 (ja) | ||
JPH034119Y2 (ja) | ||
JPS6125291Y2 (ja) | ||
JPH089107Y2 (ja) | ケーブルドラム用のケーブル固定具 | |
JPS6213043Y2 (ja) | ||
JPS6146488Y2 (ja) | ||
JPS5843390Y2 (ja) | Bdケ−ブル吊下装置 | |
JPH0343782Y2 (ja) | ||
JPS6015383Y2 (ja) | 架空電線の添線式防振装置 | |
JPS586370B2 (ja) | 架空電線の架線方法 | |
JP2728788B2 (ja) | 延線兼緊線用連結具本体 | |
JP2571375Y2 (ja) | 柱上作業台システム | |
JPH0998527A (ja) | 地線用ジャンパクランプ | |
JPH0333157Y2 (ja) | ||
JPS62239109A (ja) | コネクタ付き光ケ−ブルの引張り端末 | |
JP2580337Y2 (ja) | ダブルフック型懸垂クランプ | |
JPH0241413Y2 (ja) | ||
JP2514424Y2 (ja) | 光ファイバ複合海底ケ―ブルの端末構造 | |
JP2583237B2 (ja) | 複合ケ−ブルの布設方法 | |
JPH0455285Y2 (ja) | ||
JPS5840739Y2 (ja) | 架空送電線のプレハブジヤンパ線 | |
JPH02156207A (ja) | 巻付け型光ケーブルの鉄塔通過部処理構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |