JPS6146488Y2 - - Google Patents

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JPS6146488Y2
JPS6146488Y2 JP18789180U JP18789180U JPS6146488Y2 JP S6146488 Y2 JPS6146488 Y2 JP S6146488Y2 JP 18789180 U JP18789180 U JP 18789180U JP 18789180 U JP18789180 U JP 18789180U JP S6146488 Y2 JPS6146488 Y2 JP S6146488Y2
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wire
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、情報伝達用の光フアイバーを封入し
た架空地線等の光フアイバー入り電線の端末部を
圧縮形直線スリーブ、圧縮形引留クランプ、圧縮
形ジヤンパースリーブ又は圧縮形延線クランプ等
(以下、圧縮形クランプと称す)に圧縮接続する
に際し、上記電線の端末部に、光フアイバーケー
ブルの保護のための楔形心金を押込むのに用いる
楔形心金押込装置に関するものである。
[従来技術と問題点] 近年、通信用として光フアイバーケーブル(以
下、光ケーブルと称す)が開発され、使用される
ようになつた。
この光ケーブルは、情報伝送容量が大きく、電
磁誘導障害を受けないので、例えば架空地線に封
入することが可能であり、別個に通信ケーブルの
布設を必要としない。
第1図はこの光フアイバー入り架空地線(以
下、単に架空地線と記す)の一例を示す横断面図
で、21は、複数本のアルミニウム若しくはアル
ミ合金線、アルミ被覆鋼線又は亜鉛鍍鋼線等の金
属線又は複合線22より成る撚線で、その中心に
素線の代りに光フアイバーケーブル20が封入さ
れて、架空地線23が構成されている。
本説明において、光フアイバーケーブルとは、
1本若しくは複数本の光通信用フアイバー(ガラ
スフアイバー)を線心として、これに合成樹脂等
の被覆を施した線、又はさらに必要により、この
線の外側に金属パイプ若しくは緩衝材をかぶせた
ケーブル(第1図参照)を意味する。
このような架空地線同志を接続するには、例え
ば第2図に一例を示すような圧縮形直線スリーブ
を用いる。
図において、24は鋼スリーブで、中央の光フ
アイバーケーブルの接続保護スリーブを保護する
充填カラー15を隔てて両側に2個あり、各々架
空地線23の端末部を挿入して圧縮接続するもの
である。25はこれらの鋼スリーブ24,24を
圧縮接続する中央鋼スリーブである。この両側に
はアルミカラー26,26が配置され、中央鋼ス
リーブ25、アルミカラー26,26の上にはア
ルミスリーブ27がかぶせられ、外周を圧縮され
て接続される。
なお架空地線23の端末部よりつき出された光
フアイバーケーブル20は中央の空孔28内に導
かれ、接続スリーブ29により接続されている。
このような圧縮形直線スリーブにおいて、上述
の鋼スリーブ24に架空地線23の端末部を挿入
して圧縮すると、中の光フアイバーケーブル20
が弱く、つぶされて損傷する恐れがあるため、図
に示すように、撚線21と光フアイバーケーブル
20の間に楔形心金30を挿入する必要がある。
この楔形心金30は第4図に示す形状のもの
で、中に光ケーブルを通す孔31を有する。
第4図ロは圧縮接続される架空地線の端末部を
示す側面図で、光フアイバーケーブル20を撚線
21より所定長さつき出して段剥ぎされたもので
ある。このような端末部に楔形心金30を押込む
には、架空地線は可撓性があるため、真直状態で
強固に把持する必要があり、又楔形心金挿入に伴
なう、その部分の直径増大に対応する把持装置が
必要である。
第3図は架空地線を鉄塔に引留める圧縮形引留
クランプの一例を示す側面図である。図において
第2図と同一の符号は同一の部分を示す。図にお
いて、32は、架空地線23の端末部を挿入して
圧縮する鋼スリーブ部33を有する鋼クランプ
で、他端にクレビス部34を具備している。35
は、鋼クランプ32の一部、架空地線23の上に
かぶせて圧縮接続するアルミクランプで、その分
岐部36にジヤンパーソケツト37が接続され
る。
この場合も、架空地線23の端末部には第2
図、第4図イに示したと同様な楔形心金30が挿
入され、この挿入に当つては前述と同様な問題が
ある。なお、架空地線23の端末部よりつき出さ
れた光フアイバーケーブル20は貫通孔38を通
つてクレピス部34の空孔に導かれ、さらに引留
クランプ外に引き出される。39は光ケーブル2
0を保護するパイプ40を鋼クランプ32に固定
するためのパイプ付口金である。
又圧縮形延線クランプ、圧縮形ジヤンパースリ
ーブ等も同様な楔形心金が用いられる。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上述のように光フアイバー入り電線
の端末部に楔形心金を押込む装置における上述の
問題点を解決するため成されたもので、電線を把
持する装置を特殊な構造とすることにより、可撓
性のある電線の端末部を真直状態で強固に把持す
ると共に、楔形心金の挿入に伴ないその部分の直
径が増大しても、強固な把持状態を保持し得る光
フアイバーケーブル入り電線への楔形心金押込装
置を提供することが目的である。
以下、本考案を光フアイバー入り架空地線を例
にとつて説明する。本考案は、第5図、第6図に
実施例を示すように、圧縮接続する光フアイバー
ケーブル入り架空地線(電線)の端末部に光フア
イバーケーブル20を保護する楔形心金30を押
込む装置であつて、該装置は該電線の端末部を直
線状に把持する電線把持装置4と、該楔形心金3
0の後端を軸方向に押して該電線の端末部に該心
金を挿入する心金押し装置(例えば1,2および
3)とより成り、上記架空地線を把持する装置4
は、該架空地線をかこむ枠体6内の軸方向に各々
間隔を開けて3個以上の把持具取付板7を配置し
て成り、上記取付板7の各間隔は上記架空地線の
先端側に向つて狭くされると共に、架空地線の把
持具8−1,8−2,8−3,……は、上記架空
地線の先端側の2個以上の把持具8−1,8−
2,……が弾性体チユーブより成り、残りの少な
くとも1個の把持具8−4,……が電線の非心金
挿入部を強固に把持するものより成ることを特徴
とする楔形心金押込装置である。
本考案における架空地線(電線)の端末部は、
圧縮形直線スリーブ(例、第2図)、圧縮形引留
クランプ(例、第3図)、圧縮形ジヤンパースリ
ーブ又は圧縮形延線クランプ等に圧縮接続するた
めのものである。
第5図は本考案の実施例を説明する構成図で、
第6図は第5図に示す電線把持装置の一例を示す
図で、イはその側面図、ロ,ハ,ニ図はそれぞれ
イ図に示す把持具の正面図、一部切断側面図、側
面図である。
第5図において、23は、第4図ロに示すよう
に、端末部を光フアイバーケーブル20をつき出
して段剥ぎされた架空地線(電線)で、この端末
部の撚線21と光フアイバーケーブル20の間に
楔形心金30が押込まれる。
油圧ジヤツキ1、ポンプ2および押込み治具3
は心金押し装置を構成し、ポンプ2の操作によ
り、油圧ジヤツキ1で押込み治具3を介して楔形
心金30の後端を軸方向に押して楔形心金30を
架空地線の端末部に押込むものである。
なお押込み治具3には、長さ方向に図に示すよ
うな溝5が設けられており、つき出された光フア
イバーケーブルを通すようになつている。又楔形
心金30の押込み長さがジヤツキ1のストローク
より長い場合には、必要により押込み治具3を継
ぎ足す装置が設けられる。
4は、電線把持装置で、例えば第6図に一例を
示すように構成されている。第6図において、6
は架空地線23をかこむ枠体で、例えば四隅に支
柱11を配置し、これらを連結する把持具取付板
7に固着して枠体を構成している。しかし本考案
における枠体は、図に示す構造に限られるもので
はなく、断面は多角形、円形、その他の異形の何
れでも良く、又棒、板、型材等の何れでも構成し
ても良い。
次に7,7……は把持具8−1,8−2,……
8−5をそれぞれ取付ける把持具取付板(ホルダ
ー)で、枠体6内の軸方向に各々間隔を開けて3
個以上(図では5個)配置されている。そしてこ
れらの間隔は架空地線23の先端側に向つて漸次
狭くなつている。これは架空地線の先端程楔形心
金押込みによる力が大きく、曲がりや撚線の笑い
が生じやすいので、架空地線を強固に把持するた
めである。
5個の把持具のうち、8−1,8−2,8−3
は、架空地線23の端末部へ楔形心金30を押込
んだ場合、直径が増大する部分を把持するよう
に、ゴム、軟質プラスチツク等の弾性体チユーブ
より成つている。
この把持具8−1等はハ図に示すように架空地
線23にかぶせられ、楔形心金30を撚線21と
光ケーブル20の間に挿入すると、撚線21の直
径増大に伴ない、直径が大きくなり、ニ図に示す
ように楔形心金30の太い部分まで挿入される
と、把持具取付板7に強固に把持される。この弾
性体チユーブより成る把持具8−1,8−2,8
−3により、架空地線23は楔形心金30挿入
中、常に締め付けられているので、曲がり、笑い
等を生じない効果がある。このような弾性体チユ
ーブより成る把持具の個数は楔形心金30の長
さ、取付板7の間隔により適当に選ばれるが、架
空地線を強固に把持するため少なくとも2個以上
必要である。
このような弾性体チユーブに対し、把持具にバ
インドを用いた場合は、楔形心金を挿入しながら
ゆるめて行く必要があるので、手間がかかる欠点
がある。
又把持具8−4,8−5は、架空地線23の非
心金挿入部を強固に把持するもので、ロ図に示す
ように必要により取付板7への挿入、電線の締め
付けが容易なように、2つ割り把持具となし、又
取付板7に把持具挿入孔9が設けられる。このよ
うな把持具の個数は、電線を強固に把持するため
少なくとも1個は必要であり、電線を強固に把持
する機能を有するものであれば、図に示す構造に
限られるものではない。
上述のように構成された本考案による楔形心金
押込装置により、架空地線23の端末部に楔形心
金30を押込むには、先ず端末部を電線把持装置
4(第6図)の把持具8−1,8−2,……8−
5により把持し、つき出された光ケーブル20を
楔形心金30、押込み治具3(第5図)の溝5内
に通し、心金30、押込み治具3、ジヤツキ1等
を第5図に示すようにセツトした後、ポンプ2を
操作して心金30を漸次押込んで行く。この心金
押込みにより、架空地線23の直径が部分的に増
大するが、弾性体チユーブより成る把持具8−
1,8−2,8−3がそれにつれて直径が増大
し、常に架空地線23を強固に把持するので、電
線の曲がり、笑い等が生じない。このようにし
て、架空地線23は真直に強固に把持された状態
で楔形心金30を容易に押込むことができる。な
お本考案は架空地線に限定するものではなく、光
フアイバー入りの送電線などの電線にも適用でき
ることは云うまでもない。
[効果] 以上述べたように、本考案の楔形心金押込装置
は、電線を把持する装置が前述のように、枠体内
に3個以上の把持具取付板を配置して成り、上記
取付板の各間隔を前述のようにすると共に、上記
把持具は、上記架空地線の先端側2個以上の把持
具が弾性体チユーブより成るため、楔形心金押込
みに伴ない電線の直径が増大しても、弾性体チユ
ーブがそれにつれて直径が増大し、電線を常に真
直に強固に把持した状態で楔形心金を容易に押込
み得ると共に、上記把持具の残りの少なくとも1
個の把持具が電線の非心金挿入部を強固に把持す
るので、楔形心金押込み中、電線の曲がり、笑い
等を生ずることなく、極めて容易に行ない得る利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は光フアイバー入り架空地線の一例を示
す横断面図である。第2図は圧縮形直線スリーブ
の一例を示す縦断面図、第3図は圧縮形引留クラ
ンプの一例を示す側面図である。第4図イは第2
図、第3図に示す楔形心金を、第4図ロは同じく
光フアイバー入り架空地線の端末部を示す側面図
である。第5図は本考案の実施例を説明する構成
図で、第6図は第5図に示す電線把持装置の一例
を示す図で、イ図はその側面図、ロ〜ハ図はイ図
に示す把持具を示す図で、ロ図はひろがることな
く電線を強固に把持する把持具を示す正面図で、
ハ,ニ図はそれぞれ弾性体チユーブの場合の楔形
心金挿入状態を示す一部切断側面図、側面図であ
る。 1……油圧ジヤツキ、2……ポンプ、3……押
込み治具、4……電線把持装置、5……溝、6…
…枠体、7……把持具取付板、8−1,8−2,
……8−5……把持具、9……把持具挿入孔、1
1……支柱、20……光フアイバーケーブル、2
1……撚線、22……金属線又は複合線、23…
…光フアイバーケーブル入り架空地線(電線)、
24……鋼スリーブ、25……中央鋼スリーブ、
27……アルミスリーブ、30……楔形心金、3
2……鋼クランプ、35……アルミクランプ、3
9……パイプ付口金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧縮接続する光フアイバーケーブル入り電線
    の端末部に光フアイバーケーブルを保護する楔
    形心金を押込む装置であつて、該装置は該電線
    の端末部を直線状に把持する装置と、該楔形心
    金の後端を軸方向に押して該電線の端末部に該
    心金を挿入する心金押し装置とより成り、上記
    電線を把持する装置は、該電線をかこむ枠体内
    の軸方向に各々間隔を開けて3個以上の把持具
    取付板に把持具を配置して成り、上記取付板の
    各間隔は上記電線の先端側に向つて狭くされる
    と共に、上記電線の把持具は、上記電線の先端
    側の2個以上の把持具が弾性体チユーブより成
    り、残りの少なくとも1個の把持具が前記電線
    の非心金挿入部を強固に把持するものより成る
    ことを特徴とする楔形心金押込装置。 (2) 把持具取付板の数が5個であり、5個の把持
    具のうち、3個が弾性体チユーブより成り、2
    個が光フアイバーケーブル入り電線の非心金挿
    入部を強固に把持するものより成る実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の楔形心金押込装置。 (3) 弾性体チユーブがゴム又は軟質プラスチツク
    より成るチユーブである実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載の楔形心金押込装置。
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JPS57110521U JPS57110521U (ja) 1982-07-08
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