JP2007525796A - コレット型接続部材及び終端部材取付具 - Google Patents

コレット型接続部材及び終端部材取付具 Download PDF

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Abstract

本発明は、コレット型接続部材及びコレット型終端部材で使用するためのコレット型取付具(201)と、2本のアルミニウム導体複合コア強化ケーブル(ACCC)を接続するための、又は1本のACCCケーブルを終端処理するための方法とに関する。コレット型取付具(201)は、複合コアを保持するために、コレットハウジング(204)と形状が合致するコレット(202)を備える。複合コアは、コレット(202)と複合コアとを連結するために、アルミニウム導体を除去することができる。複合コアをコレット(202)に挿入した後、圧縮要素(206)がコレット(202)を圧縮する。コレット(202)は複合コアを摩擦力により保持し、複合コアがコレット(202)をコレットハウジング(204)内へさらに引き込む場合、コレット(202)は複合コア上の保持部をさらに圧縮し、強化する。

Description

本発明は、電気ケーブルの接続及び終端処理を行うための装置及び方法に関する。より詳細には、本発明は、耐荷重性複合コアによって2本の複合コアケーブルを接続することができる取付具、及び複合コアケーブルを終端処理する又は終端させることができる取付具に関する。
米国、英国、フランスに影響を及ぼした2003年の大停電は、世界の送電網を改修することが緊急に必要であることを明らかにした。的確かつ速やかな解決策としては、既存の電線を複合コア強化ケーブルと交換することが挙げられる。複合コア強化ケーブル、すなわちACCCケーブルの例は、国際出願第PCT/US03/12520号明細書に開示されている。なお、同国際出願明細書は、本明細書においてその内容が開示されたものとする。以下、ACCCケーブルについて説明するが、これはすべての複合コアケーブルを表すために使用されるものである。これらのACCCケーブルは著しく増大した電流容量を提供する。状況によっては、ACCCケーブルが電流容量を100%増大できる場合がある。旧式のケーブルをACCCケーブルと交換することは、世界の送電及び配電システムの機能を高めるための疑いなく効果的な方法である。旧式のケーブルを交換するためには、架線作業員が既存の構造物上にACCCケーブル又は他の複合コアケーブルを設置することが必要になる。
残念ながら、これらのケーブルを設置するための方法や装置は現時点では存在しない。ACCCケーブルを設置するためには、架線作業員はケーブル同士を接続すること、及び終端部材を用いてケーブルを電柱又は構造物に取り付けることができなければならない。既存の装置及び方法は、残念ながら有効であるとはいえない。
ACCCケーブルのストランド1本あたりのケーブル長は数千フィート(例えば5000フィートの場合約1.5km)にわたることができるが、送電網は数百マイル(例えば500マイルの場合約804.5km)或いは数千マイル(例えば5000マイルの場合約8045km)のケーブルを必要とする。これらの距離に架けるために、架線作業員はこれよりも短い2本のケーブルを接続又は連結しなければならない。接続部材は、ケーブルの2つの端部を一緒に保持する機械的な連結と、接続部材上を、又は接続部材を通って電流が流れることを可能にする電気的な接続との両方の機能を果たす。
従来のアルミニウム導体鋼鉄強化ケーブル(ACSR)の場合、ケーブルは、鋼線のコアの周囲に巻回された1組の撚合せアルミニウム導体から形成される。アルミニウム導体は主として電気導体として機能し、鋼鉄コアは強度を付与する部材となる。アルミニウム導体は負荷を幾分負担し、鋼鉄コアは電流を幾分伝導するように補助する。2本のACSRケーブル長を継ぎ合わせるために、架線作業員は完全引張圧縮接続部材(full tension compression splice) 等の装置を使用する。米国ニューヨーク州ポキプシー市(Poughkeepsie)に所在するハッベル/ファーゴマニファクチャリング社(Hubbel/Fargo Manufacturing)はこれらのタイプの接続部材を販売している。この装置の場合、架線作業員はアルミニウムを鋼鉄コアから除去する。露出されたコアの端部上にはスリーブ又はダイが配置される。架線作業員は、スリーブの端部を越えて露出された鋼鉄コアの僅かな部分はそのまま残す。圧縮バイスを使用してスリーブを鋼鉄コアに固定する。次いで、両方のケーブルのスリーブ及び鋼鉄コアが第2の管状体に挿入される。この管状体は、スリーブ及び除去されなかったアルミニウム導体の一部を覆うことのできる十分な長さを有する。この管状体も、圧縮バイスで圧着される。これらの要素は、アルミニウム導体及び鋼鉄コアの両方を保持する圧縮取付具を形成する。
この方法はACSRケーブルでは良好に機能するが、ACCCケーブルでは有効ではない。まず、アルミニウム導体はACCCケーブルにおける耐荷重部材ではない。したがって、管状体をアルミニウム導体に圧着しても、2本のケーブルの複合コア耐荷重部材は一緒に保持されない。さらに、約60トンpsi(約827.4MPa)という非常に大きな圧着力が使用されることにより、複合コアが破壊される虞がある。したがって、ACSRケーブルで使用される方法ではACCCケーブルの耐荷重部材間で良好な機械的連結が得られないという不具合が生じる。
複合材料業界においては、複合部材は接着されることが多い。特殊な糊、エポキシ、又は接着剤が、複合材と複合材に貼り付けられる部材とに塗布される。残念ながら、これら接着剤による結合にはいくつかの問題が生じる。まず、接着剤は、結合部に加えられた力を結合部の全面にわたって分散させない。むしろ、力は結合部の1〜2インチ(2.54〜5.08cm)に沿って局所的に集中する傾向がある。ケーブルには極端に大きな張力(最大60000ポンド(約27215kg又はそれ以上))がかかるため、接着部は連続する1インチ(2.54cm)の領域で結合が解除され、ついには結合部全体が損なわれやすい。また、複合部材の結合によって複合材の外側の繊維に力が加わる傾向がある。したがって、力が増加するにつれて複合材の外側にある繊維が機能しなくなり、次いで結合も機能しなくなる。これを補償するために、複合材製造業者によっては複合材を長手方向の軸線に対して鋭角をなすように薄切りする。次いで、2枚の薄切りされた複合材がその切断面に沿って結合される。この結合によって、力は複合材の外側の繊維だけでなくすべての繊維に沿って分散される。残念ながら、ACCCケーブルの場合、複合コアが小さいため、これらのコアを薄切りすることは極めて困難である。さらに、複合材を結合するためには特殊な工具、材料、及び架線作業員が現在受けている以上の訓練が必要になる。また、接着剤の適切な混合や準備に影響を与えうる水分、塵埃、及び空気中の他の物質等の環境汚染物質によっても、当技術分野での接着剤の使用は困難である。
ケーブルの終端処理を行うために、架線作業員は通常、終端部材を設置する。終端部材の設置には、接続部材と同様の装置や方法が当業界で使用される。したがって、上に述べた問題と同様の問題が終端部材についても生じる。
したがって、ACCC強化ケーブル及び他の複合コアケーブル用のケーブル接続部材や、これら複合コアケーブル用のケーブル終端部材が必要とされている。
ACCC強化ケーブルは公益事業者又は電力供給業者に優れた特性を提供する。ACCCケーブルを使用することによって増大した電流容量を得ることができる。ACCCケーブルが利点を有するため、公益事業者は古くなった送電ケーブル及び配電ケーブルを新しくし、改善するためにACCC強化ケーブルに目を向けている。残念ながら、これらのケーブルを設置する方法及びシステムは未だ創出されていない。本発明は、2本のACCCケーブルを接続するための、及びACCCケーブルを終端処理するためのコレット型取付具を提供する。また、本発明はACCCケーブルを接続及び終端処理する方法を提供する。
一実施形態では、本発明は、導体により包囲される複合コアを有するアルミニウム導体複合コア強化ケーブル用のコレット型取付具を開示する。コレット型取付具は、ケーブルの複合コアを受承するための少なくとも1本の管腔を有するコレットと、前記コレットに対してほぼ完全に一致する形状を備えて、コレットを圧縮することが可能であり、該コレットがケーブルの複合コアを受承することができるように前記少なくとも1本の管腔を露出させるための開口部を有する、前記コレットと合致するコレットハウジングと、前記コレットハウジングに連結され、該コレットハウジング内の前記コレットを圧縮し、この圧縮によって前記ケーブルの複合コアに圧縮力及び摩擦力を付与する圧縮要素とを備える。
本発明によれば、コレット型取付具は、複合コアを保持するために、コレットハウジング内のコレット又は集合させたコレットアセンブリを使用する。複合コアケーブルは、コレットとケーブルの耐荷重部材である複合コアとの間の最も良好な連結を得るためにアルミニウム導体を除去することができる。複合コアをコレットアセンブリに挿入した後、圧縮要素を使用してコレットを複合コアに対して押圧することができる。このようにコレットをコアに「予め取付ける」ことにより、コレットアセンブリは初期把持力を有することができる。好ましい実施形態では、アイボルト又は他の終端構成要素のねじ切り部をコレットハウジング内に深く挿入することができ、これによりコレット自体の上面に接触させることができる。アイボルト又は他の器具のねじ切り部がまず接触をするため、ねじ切りされた構成要素の連続的なトルク力により十分な初期把持力を確立することができる。必要なトルク値の範囲は50〜250フィート・ポンド(約6.913〜34.564kg・m)であるが、より好ましくは、75〜100フィート・ポンド(約10.369〜13.825kg・m)である。コレットがコレットハウジング内をさらに移動すると、コレットハウジングの形状によってコレットの圧縮力が増大させられる。これらの圧縮力がコレットと複合コアとの間に非常に大きな摩擦による連結を形成する。摩擦連結は複合コアをコレットに対して保持する。圧縮取付具は、接続部材上に電流を通すためにアルミニウムハウジングで覆うことができる。この圧縮取付具により良好な機械的連結及び電気的接続が可能になる。
本発明は、それぞれ導体により包囲される複合コアを有する第1のアルミニウム導体複合コア強化ケーブル及び第2のアルミニウム導体複合コア強化ケーブルを接続する方法をさらに開示する。この方法は、第1ケーブルの複合コアを露出させる工程と、第2ケーブルの複合コアを露出させる工程と、両ケーブルの複合コアを別々のコレット型取付具に挿入する工程であって、該挿入工程が複合コアをコレットに挿入する工程をさらに含むことと、複合コアを摩擦により保持するようにコレットを圧縮する工程と、コレット型取付具を一緒に保持するように各コレット型取付具に連結具を連結する工程とを含む。
別の実施形態では、本発明は、導体により包囲される複合コアを有するアルミニウム導体複合コア強化ケーブルを終端処理する方法をさらに開示する。本発明によれば、該終端処理方法は、ケーブルの複合コアを露出させる工程と、ケーブルの複合コアをコレット型終端取付具に挿入する工程であって、該挿入工程が複合コアをコレットに挿入する工程をさらに含むことと、複合コアを摩擦により保持するようにコレットを圧縮する工程と、コネクタをコレット型終端取付具に連結する工程と、終端部材を物理的に終端させるようにコネクタを構造物に取り付ける工程とを含む。
終端部材は同タイプの装置及び方法を利用する。本発明の終端部材及び接続部材並びに他の特徴は、添付図面に照らして本発明の詳細な説明を参照することによって最もよく理解される。
明確にするために、各図は符号を含み、これらの符号は一般的な命名法に従う。符号は3桁又は4桁であり、最初の1桁又は2桁は、当該符号が最初に使用された図面番号を表す。例えば、図1において最初に使用された符号は1XXのような数であり、図5において最初に使用された符号は5XXのような数である。2番目の2つの数は図中の特定の要素を表す。図1のある要素は101、別の要素は102で表される。他の図で使用される同様の符合は同一の要素を表す。例えば、図3の符号102は図1に示された要素と同一である。
(最良の形態)
本発明はACCC強化ケーブル100を接続及び終端処理するために使用されるコレット型取付具に関する。コレット型取付具は、ACCCケーブル100の複合コア101同士を接合することができる。複合コア101同士を接合することに加え、接続部材は2本以上のACCC強化ケーブル100間を電気的に接続しなければならない。或いは、コレット型取付具はACCCケーブルを終端させることが可能である。コレット型取付具は、コレット202と、コレットハウジング204と、少なくとも1個の圧縮具206とを備えることができる。別の実施形態では、コレット型取付具201は、アルミニウムフィラースリーブ208をさらに備えることができ、コレット型接続部材200は、2つのコレット型取付具201及び連結具214を覆うことができるアルミニウムハウジング210を備えることができる。一実施形態では、圧縮要素206及び連結具214は単一部材から形成される。しかしながら当業者であれば、これらの要素が別個の部品から形成される別の実施形態が存在することは理解されるであろう。コレット型取付具201の各要素は、ACCCケーブル100の複合コア101と対合するとともに、摩擦によって複合コア101を保持するようにコレット202を圧縮するように機能する。各要素については、以下にさらに説明される。或いは、コレット型取付具201の各要素は、ACCCケーブルの端部を終端させるように機能する。
本発明によれば、コレット型取付具201は、コレットハウジング204内のコレット202、又は集合させたコレットアセンブリを使用して単数又は複数の複合コアを保持する。複合コアケーブル100は、コレット202と、ケーブル100の耐荷重部材である複合コア101とを最も良好に連結するためにアルミニウム導体を除去することができる。複合コア101をコレットアセンブリに挿入した後、コレット202を複合コア101に対して圧縮するように圧縮要素206を使用することができる。このようにコレット202をコア101に「予め取付ける」ことにより、コレット202アセンブリは初期把持力を得ることができる。好ましい実施形態では、アイボルト又は他の終端構成要素のねじ切り部をコレットハウジング204内に深く挿入して、コレット202自体の上面と接触させることができる。アイボルト又は他の器具のねじ切り部が最初に接触するため、ねじ切りされた構成要素の連続的なトルク力により十分な初期把持力を確立することができる。必要なトルク値の範囲は50〜250フィート・ポンド(約6.913〜34.564kg・m)であり、より好ましくは、75〜100フィート・ポンド(約10.369〜13.825kg・m)である。コレット202がコレットハウジング204内でさらに移動すると、コレットハウジング204の形状によってコレット202の圧縮力が増大する。これらの圧縮力がコレット202と複合コア101との間に非常に大きな摩擦による連結を形成する。摩擦連結により複合コア101がコレット202に対して保持される。圧縮取付具201は、接続部材上に電流が流れるようにアルミニウムハウジング210で覆うことができる。この圧縮取付具により良好な機械的連結及び電気的接続が可能になる。
(発明の形態)
以下、本発明の例示される実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明をより詳細に説明する。しかしながら、本発明は多くの異なる形態にて実施することができるものであり、本明細書に記載された実施形態に限定して解釈されるべきでものではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示によって本発明の範囲を当業者に十分に伝えるために提示されるものである。図面は、必ずしも寸法比率が等しいものではなく、本発明を明確に例示するように作成されたものである。本明細書全体にわたって、「連結(couple, couples) 」、又は「連結された(coupled) 」という語は、2つの部品を物理的に連結又は結合することを意味する。
本発明は2本の複合コア101強化ケーブルを接続する方法及び装置に関する。図1はACCC強化ケーブル100の一実施形態を示す。図1はACCC強化ケーブル100を示しており、該ACCC強化ケーブル100は、強化カーボンファイバー/エポキシ樹脂複合内側コア104及び強化ガラスファイバー/エポキシ樹脂複合外側コア102を有しており、これらは、複数の台形状アルミニウムストランドが複合コア101の周囲に巻回されたアルミニウム導体の第1の層106Aに包囲され、第1のアルミニウム層106Aの周囲に複数の台形状アルミニウムストランドが巻回されたアルミニウム導体の第2の層106Bによって包囲される。本説明において、接続部材取付具及び終端部材取付具は、複合コア101ケーブル100の本実施形態を例に説明される。しかしながら、接続部材取付具及び終端部材取付具は、複合コア強化ケーブル100のいずれの実施形態においても使用することができる。
接続又は終端処理をどのように行うかを判断するためには、ケーブル100に及ぼされる力について理解することが必要である。以下のすべての説明は、ドレイク(Drake)型ACSRケーブルと同等のACCCケーブルに適用される。このタイプのケーブル100について、接続部材が維持しなければならない張力はケーブルの定格強度の最低でも95%である。40000ポンド(約18144kg)の定格強度を有するドレイク・サイズのACCCケーブルの場合、最低値である95%は38950ポンド(約17667kg)である。したがって、接続部材は約40000ポンド(約18144kg)の張力を維持することができなければならない。以下で説明される摩擦取付具では、接続部材又は終端部材は、取付具と複合コア101とを摩擦により連結することによって張力に対抗する。複合コア101が接続部材又は終端部材から滑り抜けないようにするために、摩擦力は張力と同じか又はそれよりも大きくなければならない。40000ポンド(約18144kg)の張力を維持するためには、接続部材又は終端部材は40000ポンド(約18144kg)又はそれ以上の摩擦力を使用しなければならない。摩擦力は、接触している面積、接触部の圧縮力、及び摩擦係数の関数である。摩擦力は次式により計算される。
摩擦力=(摩擦係数)×(圧縮力)×(面積)
上述したように、摩擦力はケーブル100の張力負荷に等しいか、又はそれよりも大きくなければならない。したがって、摩擦力は40000ポンド(約18144kg)以上である必要がある。本実施形態においては、摩擦係数は1であると仮定する。ACCCケーブル100の複合コア101は10000ポンド(約4536kg)までの圧縮力に耐えることができる場合があるが、安全のために、より少ない4000ポンド(約1814kg)の圧縮力を使用することができる。接触している面積は、接続部材又は終端部材に挿入された複合コア101の長さに複合コア101の外周を掛け合わせた積である。0.371インチ(約0.942cm)の外径を有する複合コア101の円周は1.17インチ(約2.972cm)である。摩擦力の大きさは、圧縮されている複合コア101の長さを増減させることによって調節することができる。この例では、圧縮されている部分の長さは12インチ(約30.48cm)である。例として、1.17インチ(約2.972cm)の円周を有する12インチ(30.48cm)の複合コア101は、40000ポンド(約18144kg)の摩擦力を得るために2850ポンド(約1293kg)で圧縮される必要があることになる。当業者であれば、本発明による終端部材及び接続部材を改変する方法を決定するためにこれらの式をどのように使用するかについては理解されるであろう。予備試験では、同様の寸法を有する本発明の接続部材は42000ポンド(約19051kg)を超える張力に耐えることができた。
(コレット型接続部材)
本発明はACCC強化ケーブル100を接続するために使用されるいくつかの取付具に関する。ACCCケーブル100の主要な耐荷重要素は複合コア101である。したがって、ACCCケーブル100の複合コア101を一緒に保持できる接続装置を有することは有益である。複合コア101を一緒に保持することに加え、接続部材は2本以上のACCC強化ケーブル100間で電気的接続を可能にしなければならない。
(コレット型取付具)
コレット型接続部材の一実施形態が図2A及び図2Bに示される。図2Aを参照すると、コレット型接続部材200の実施形態は、連結具218によって連結された2個のコレット型取付具201を備える。本実施形態では、コレット型取付具201はコレット202と、コレットハウジング204と、少なくとも1個の圧縮具206とを含むことができるが、これに限定されるものではない。さらなる実施形態では、コレット型取付具201はアルミニウムフィラースリーブ208も備えることができ、コレット型接続部材200は、2個のコレット型取付具201及び連結具218を覆うことができるアルミニウムハウジング210を備えることができる。図示される実施形態では、圧縮要素206及び連結具218は単一部材から形成される。しかしながら、当業者であれば、別の実施形態においてはこれらの要素が別個の部品から形成されることが認識されるであろう。コレット型取付具201の要素は、ACCCケーブル100の複合コア101と対合し、摩擦によって複合コア101を保持するためにコレット202を圧縮するように機能する。各要素については以下にさらに説明される。
図2Bは、コレット202と、コレットハウジング204と、コア101を受承するための管腔214と、圧縮要素206とを備えるコレット型取付具201の一部の一実施形態を示す図2Aの拡大図である。図2Bでは、コア101は管腔214に挿入されている。
本明細書において記載されるように、コレット202は大きな圧力で圧縮することができる構造体である。一実施形態では、コレット202は、コレット202の長さに沿って同心状に配向された管腔214を有する円錐形部材とすることができる。管腔214は複合コア101を受け入れる。コレット202の外径は、コレット202の第1の端部220から第2の端部222に向かって大きくなるが、管腔214の内側半径は一定のままである。コレット202は2つ以上の部分から形成されることが好ましいが、コレット202は1つ又は複数の部分から形成することができる。コレット202の第1の端部220から第2の端部222への外側の勾配、即ち直径の変化は、浅すぎても急すぎてもならない。勾配が浅すぎる場合には、コレット202はコレットハウジング204の端部から強制的に引き抜かれてしまうことがある。同様に、勾配が急すぎる場合には、コレット202はコレットハウジング204内で摺動せず、増加する圧縮力を複合コア101に加えない。例示される実施形態では、コレット202は、第1の端部220で0.326インチ(0.83cm)の外側半径、及び第2の端部222で0.525インチ(1.33cm)の外側半径を有する。
コレット202は、適切な形状に賦形でき、且つ複合コア101に圧縮力を加えるために使用可能な任意の材料から形成することができる。そのような材料の例には、圧縮可能な半展性の金属(semi-malleable metal)又はポリマーを含むことができるが、これらに限定されるものではない。コレット202の一実施形態はアルミニウムで形成される。アルミニウムは、圧縮中に複合コア101の周囲において賦形可能であるがコレットハウジング204とともに全体的な形状を維持することができるだけの展性を備える。
コレット202は、複合コア101を受承してこれを連結するための管腔214を提供する。管腔214は複合コア101の形状と合致する雌型端部を提供する。一実施形態では、管腔214と複合コア101は完全に嵌合する。基本的に、管腔214の内側形状及び寸法は、露出された複合コア101の外側形状及び寸法とほぼ同一である。図2は、コレット202、これに対応する管腔214、及びほぼ円形断面を有する複合コア101を示す。しかしながら、複合コア101、コレット202、及び管腔214は他の断面形状を有していてもよい。
図2Aから図2Bに示された例示される実施形態では、管腔214は、コレット202の長さに沿って同心状にコレット202の内部を延びる。図示される実施形態では、2個の別個のコレット214が示されており、連結具218が2個のコレット202を連結/分離する。
コレット型取付具201のもう一つの要素は、コレット形状と合致するコレットハウジング204である。コレットハウジング204は、コレット202をコレットハウジング204に嵌入してコレット202を圧縮できるように、コレット202の形状と鏡像的に合致する形状を備えることができる。一般的に、鏡像的な形状にすると、コレットハウジング204の全体的な内部形状はコレット202の外側形状とほぼ一致する。例示される実施形態では、図2Bに示されるように、コレットハウジング204は漏斗形内面を有する管状体である。しかしながら、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、コレット202を封入することができる任意の形状についても想定するものである。以下により詳細に説明されるように、コレット202がコレットハウジング204内に摺動してさらに入り込むにつれて、コレットハウジング204は、複合コア101の周囲且つ複合コア101上においてコレット202をさらに圧縮する。したがって、コレット202がコレットハウジング204の内壁に押し付けられて圧縮されているときに、コレットハウジング204はその形状を維持しなければならない。
コレットハウジング204は様々な剛性材料で形成することができる。材料には、複合材、グラファイト、硬化金属、又は他の十分な剛性及び強度を有する材料が含まれるが、これらに限定されるものではない。例示される実施形態では、コレットハウジング204は鋼鉄から形成される。コレット202及びコレットハウジング204は、コレット202が引っ掛かることなくコレットハウジング204内で摺動することができる材料で形成されなければならない。
コレットハウジング204は、コレット202が複合コア101を受承してこれを連結できるように、開口部を備える。図示される実施形態では第1の開口端部226及び第2の開口端部224を有する。さらに、コレットハウジング204は圧縮要素206とも連結可能である。圧縮要素206との連結によって、コレット202をコレットハウジング204に押し込むことによって、複合コア101に対するコレット202の最初の圧縮が可能になる。
圧縮要素206はコレット202を圧縮する器具又は手段である。したがって、圧縮要素206は、コレット202を圧縮可能な任意の機械的器具、電気的器具、空気圧を用いた器具、又はその他の器具である。例示される実施形態では、圧縮要素206は圧縮ねじ206である。この実施形態では、コレットハウジング204はねじ切りされた圧縮ねじ206を受承するための一連の溝203を備える。しかしながら、別の実施形態では、圧縮要素206は、コレット202を圧縮するための他の器具や開口を用いることができる。以下に、圧縮要素206は圧縮ねじ206として説明されるが、本発明はその実施形態に限定されるものではない。
図2Aを参照すると、圧縮ねじ206は、コレットハウジング204の溝203と係合可能なねじ要素である。ねじ206が図示されているが、圧縮要素206は、連結具218とは別の要素であるナットであってもよい。圧縮ねじ206又は圧縮ナット206は、中空中心部又は中空空洞を有することができる。この中空中心部又は中空空洞により、複合コア101が圧縮ナット206の内部を通過すること、又は圧縮ねじ206に入り込むことが可能になる。圧縮ねじ206は、ねじ206の外面に沿って一連のねじ山を有することができる。これらのねじ山によって、対応する溝203を内面に沿って有するコレットハウジング204に対してねじ206を取り付けることが可能になる。当業者であれば自明なことであるが、連結具218の一方の側のねじ山は、連結具218の他方の側のねじ山とは反対方向(反時計方向)に回転することができる。ねじ山のこの構成により、連結具218を両方のコレット型取付具201に同時に螺入することができる。圧縮ねじ206を締め付けることによって、圧縮力がコレット202に加えられる。この圧縮力により、コレット202と複合コア101とが接触する圧縮摩擦領域が生じる。摩擦接触領域は、管腔214及び該管腔214内に配置された複合コア101の長さに沿って延びる。圧縮力及び摩擦力によって複合コア101はコレット202に保持される。第1の端部220における管腔縁部は、コレット202の端部に何らかの力が集中することを防ぐために面取りされるか、斜面を有していてもよい。
図3に示すように、ケーブル100の張力によって複合コア101が矢印302方向に引っ張られる。摩擦領域は、複合コア101とコレット202との間において管腔214に沿って形成される。張力によって複合コア101が矢印302方向に引っ張られるため、接触摩擦領域によってコレット202に連結された複合コア101が、矢印304にて示されるようにコレット202をコレットハウジング204内へさらに引き込む。コレット202の円錐形状及びコレットハウジング204の漏斗形状により、コレットハウジング204内の体積が矢印304方向に向かって減少するため、複合コア101上において増大した圧縮力が生成される。したがって、張力の増加に比例して圧縮力が増加し、圧縮力の増加に比例して摩擦力が増加する。増加した摩擦力によって、張力が増加したときに確実に複合コア101がコレット202から滑り抜けない。
コレット型取付具201の構成要素となりうる別の要素はアルミニウムフィラースリーブ208である。アルミニウムフィラースリーブ208は、アルミニウムハウジングとACCCケーブル100のアルミニウム導体106との間に挿入することができる。コレットハウジング204及びコレット202がACCCケーブル100の外径よりも大きな外径を必要とする場合には、このアルミニウムフィラースリーブ208が必要である。コレットハウジング204がより大きな外径を有することにより、コレット202は勾配がより急になり、コレットハウジング204の端部内に引き込まれたときにコレットハウジング204から押し出される可能性を低くすることができる。アルミニウムフィラースリーブ208は、アルミニウムハウジング210とACCCケーブル100とを連結する任意の形状とすることができる。例示される実施形態では、アルミニウムフィラースリーブ208は管状体である。このアルミニウムフィラースリーブ208は任意の導電材料で形成することができる。例示される実施形態では、アルミニウムフィラースリーブ208は、ACCCケーブル100を包囲する導体ストランド106及びアルミニウムハウジング210に合わせてアルミニウムで形成される。アルミニウムフィラースリーブ208により、電流はアルミニウムフィラースリーブ208を通り抜け、アルミニウムハウジング210に流れ、さらに次のケーブル100に流れ込むことができる。アルミニウムフィラースリーブ208は、標準的な圧着技術を用いて、複合コア101を損傷しない力にてケーブル100に圧着することができる。
コレット型取付具300もアルミニウムハウジング210を備えていてもよい。アルミニウムハウジング210とは、第1のケーブル100aと第2のケーブル100bとの間の電気ジャンパとして機能する任意の構造体を指す。アルミニウムハウジング210は、あるケーブル100から別のケーブルに電流を伝導して通す。一実施形態では、アルミニウムハウジング210は、第1のケーブル100aの導体106及び第2のケーブル100bの導体106に圧着されたケーブル100であってもよい。例示される実施形態では、アルミニウムハウジング210は接続部材全体の上を摺動可能であり、且つ第1のケーブル100a及び第2のケーブル100bの両方の導体106に接触可能な、中空状をなす別の円筒体又は管状体である。アルミニウムハウジング210は、電流を第1のケーブル100aから接続部材200上を通って第2のケーブル100bに通すことができる任意の導電材料とすることができる。例示される実施形態では、アルミニウムハウジング210は、ACCCケーブル100の導体ストランド106のアルミニウムハウジングと同様にアルミニウムで形成される。アルミニウムハウジング210は、標準的な圧着技術を用いて、複合コア101を損傷しない力にて第1のケーブル100a及び第2のケーブル100bの両方に圧着することができる。アルミニウムハウジング210のこの実施形態は図2に示されているが、これは単に例として示すにすぎない。
アルミニウムハウジング210は、様々な断面積を有することができる。一実施形態では、アルミニウムハウジング210の断面積は、アルミニウムハウジング210の長さに沿ったある点においては、ケーブル100の導体106の断面積を上回る。例えば、アルミニウムハウジング210の断面積は、ケーブル導体106の断面積の2倍とすることができる。アルミニウムハウジング210の断面積を増加させることによって、アルミニウムハウジング210の作動温度をケーブル導体106よりも低く保つことができる。このより低い温度により、コレット202及びコレット型取付具201の他の部品は、高い作動温度による損傷から保護される。
(2本のACCCケーブルを接続する方法)
2本のACCCケーブル100を接続する方法の一実施形態が以下に説明される。まず、複合コア101を覆っている導体106を除去することによって、第1のケーブル100a及び第2のケーブル100bの複合コア101を露出させることができる。導体106は除去具によって除去することができる。電線を裸にするこれらの器具及び方法は当業者にはよく知られているため、これ以上の説明を省略する。
コレット202はコレットハウジング204に挿入することができ、アルミニウムフィラースリーブは各ケーブル100の導体上を摺動することができる。アルミニウムハウジング210もケーブル100のうちの一つの上を摺動させることができる。この工程は、コレット型取付具201同士を連結する前に完了する必要がある。取付具201同士が連結されると、アルミニウムハウジング210を装着する唯一の方法は、接続部材に到達するまでケーブル100のうちの一つの全長にわたってアルミニウムハウジング210を摺動させることである。しかしながら、別の実施形態においては、アルミニウムハウジング210は工程の後の方で接続部材上に配置することができる。
次いで、複合コア101をコレット202の管腔214に挿入することができる。複合コア101を挿入するためには、コア100をそれぞれの管腔214に滑り込ませることが必要である。コア100は、コレット202の端部に達しない状態であってもよく、或いはコレット202の端部を越えて延びていてもよい。
複合コア101上において圧縮による嵌合及び摩擦による保持ができるように、コレット202は圧縮される。圧縮要素206を使用してコレット202をコレットハウジング204に圧入する。例示される実施形態では、圧縮ねじ206をコレットハウジング204の受承ねじ山203と螺合して締め付け(512)、コレット202をコレットハウジング204にさらに押し込む。コレット202は、コレット202に挿入された複合コア101の長さに沿って複合コア101の周囲に締め付けられる。ねじ206は、複合コア101をコレット202と連結する前にコレットハウジング204に螺入してもよい。次いで、コレット202が各ケーブル100の複合コア101に圧縮力を加える。
一実施形態では、アルミニウムフィラースリーブ208をアルミニウムハウジング210とケーブル導体106との間に配置することができる。アルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210をケーブル100の一方又は両方の上に圧着することができる。アルミニウムハウジング210を圧着することによって、アルミニウムハウジング210は接続部材200上の所定位置から移動しない。別の実施形態では、アルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210を2本のケーブル100の一方又は両方の導体106に溶接することができる。さらに別の実施形態では、アルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210をケーブル100に接着することができる。取り付け後、アルミニウムハウジング210は、アルミニウムフィラースリーブ208の助けを借りて接続部材200上で電流を通すことができる。
0.371インチ(約9.423mm)の直径を有する、例示される複合コア101は、約10000psi(約68.95MPa)の圧縮力に耐えることができる。コレット202が圧縮ねじ206によって圧縮されたとき、圧縮力は複合コア101の圧縮限界を下回らなければならない。したがって、コレット202は約10000psi(約68.95MPa)よりも低い値で圧縮される必要がある。例示される実施形態では、コレット202は、ドレイク型ACSR導体に代わるACCCケーブル100上の接続部材200に対して4000psi(約27.58MPa)で圧縮される。これらの計算は単に例として示すものであるが、通常は上述の計算に従う。
電気ケーブル100は適切な張力を維持できなければならない。電線の張力は垂れを防止する。標準的には、ほとんどのドレイク型ACSRケーブルの張力は約31000ポンド(約14061kg)である。しかしながら、本発明では接続部材200に沿ってより高い張力負荷を用いることができる。接続部材200は約43000ポンド(約19504kg)の張力に対処することができる。結果として生じるより高い数値により安全率が効果的に高まる。さらに、複合コア101が接続部材200から摺動し始め、コレット202がコレットハウジング204内にさらに引き込まれる場合、コレット型接続部材200の張力は増加する。
本発明は、上述した要素の他の構成についても企図するものであり、これらの構成は本発明に含まれる。さらに、本発明には、接続部材200に他の要素を付加することができ、これも本発明に含むことができる。
(終端部材取付具)
本発明は、本明細書で説明されたACCC強化ケーブル100を終端処理するために使用される、図4に示されるような終端部材400にも関する。説明したように、ACCCケーブル100の主要な耐荷重要素は複合コア101である。したがって、ACCCケーブル100の複合コア101を保持することができる終端部材400を有することは有益である。終端部材400は接続部材取付具200に類似しており、これと同様に機能する。当業者であれば、その類似性、及び終端部材400で機能するようにコレット型取付具201を改変する方法について認識されるであろう。したがって、コレット型取付具201は終端部材400に関連はするが、再度の説明を省略し、接続部材200と終端部材400と差異について以下に説明する。
コレット型終端部材400の一実施形態が図4に示される。この実施形態では、コレット型終端部材400はコレット202と、コレットハウジング204と、コネクタ404と、少なくとも1個の圧縮要素206とを備えることができるが、これに限定されるものではない。図示される実施形態では、圧縮要素206及びコネクタ404は単一部材として形成される。別の実施形態では、コレット型終端部材400はアルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210をさらに備えることもできる。コレット型終端部材400のこれらの要素は、ACCCケーブル100の複合コア101と対合し、摩擦が複合コア101上で持続するようにコレット202を圧縮し、終端部材400を構造物に固定するように機能する。
コレット型終端部材400の構成要素は、コネクタ404であってもよい。コネクタ404は、終端部材400及びケーブル100を構造物に固定する任意の機械的な器具とすることができる。図示される実施形態では、コネクタ404はアイボルト又はクレビスである。別の実施形態では、コネクタ404は、孔に嵌め込むことができるフック、1組のボルトと螺合可能なプレート、雌型連結部と螺合可能なボルトを含むことができるが、これらに限定されるものではない。当業者であれば、使用可能な様々なタイプのコネクタ404について認識されるであろう。本発明においては、すべてのコネクタ404を組み込むことができる。以下、コネクタ404をアイボルト402として説明するが、この説明は本発明をその実施形態に限定するものではない。
アイボルト402は圧縮ねじ206とともに形成し、コレットハウジング204に螺入することができる。コレットハウジング204のねじ山と螺合させることによって、アイボルト402をケーブル100との機械的連結部に組み込むことができる。したがって、アイボルト402が構造物に固定されたとき、ケーブル100を保持する構成要素もまた固定される。アイボルト402は任意のタイプの構造物に固定することができる。構造物としては、電柱、建造物、塔、又は変電所を含むことができるが、これらに限定されるものではない。
ケーブル100及びコレット型終端部材400は、完全に連結されると、ケーブル端子400を形成する。ケーブル端子400を形成した後、電気ジャンパ406を設置することができ、ジャンパ406を用いて電気回路をエンドユーザに接続する。
(ACCCケーブルを終端処理する方法)
ACCCケーブル100を終端処理する方法の一実施形態が以下に説明される。まず、ケーブル100の複合コア101は、複合コア101を覆っている導体106を除去することによって露出させることができる。導体106は、除去具によって除去することができる。電線を裸にするこれらの器具及び方法については当業者によく知られているため、これ以上の説明を省略する。
コレット202はコレットハウジング204に挿入することができる。アルミニウムハウジング210もケーブル100上を摺動させることができる。一実施形態では、アルミニウムフィラースリーブをケーブル100上に配置してもよい。コネクタ404は、コレットハウジング204の第2の端部222に取り付けることができる。連結は、コネクタ404をコレットハウジング204の端部222に螺入することにより行うことができる。この時点で、コレット204の複合コア101を受承する準備がなされる。複合コア101をコレット202の管腔214に挿入することができる。複合コア101を挿入するためには、場合によってはコア100がコレット202の端部に達するまで、コア100を管腔214に滑り込ませる必要がある。
複合コア101上において圧縮による嵌合及び摩擦による保持ができるように、コレット202は圧縮される。圧縮要素206を使用してコレット202を圧入する。一実施形態では、圧縮ねじ206をコレットハウジング204に螺入した後に、締め付けて(914)、コレット202を押圧する。次いで、コレット202が圧縮力をケーブル100の複合コア101に加える。
一実施形態では、アルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210を終端部材400上で摺動させることができる。アルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210は、ケーブル100上に圧着することができる。アルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210を圧着することにより、終端部材400上の所定位置から移動しない。別の実施形態では、アルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210を導体106に溶接することができる。さらに別の実施形態では、アルミニウムフィラースリーブ208及びアルミニウムハウジング210をケーブル100に接着することができる。取り付け後、アルミニウムハウジング210は終端部材400上で電流を通すことができる。
例示される実施形態では、ジャンパ端子406をアルミニウムハウジング210に取り付けることができる。一実施形態では、ジャンパ端子406をアルミニウムハウジング210にボルト固定することができる。ジャンパ端子406はアルミニウムハウジング210に溶接又は接着することもできる。さらに別の実施形態では、ジャンパ端子406及びアルミニウムハウジング210が単一部品として形成される。当業者であればアルミニウムハウジング210をジャンパ端子406に取り付ける他の方法についても認識されるであろう。ジャンパ端子406は、アルミニウムハウジング210とエンドユーザとの間の接続手段となる。
コネクタ404及びコア100が取り付けられた後に、終端部材400を構造物に固定することができる。終端部材400の固定には、アイボルト404のアイ又はクレビスにフック上を摺動させる工程を含むことができる。構造物は電柱又は建造物とすることができる。一実施形態では、アイはフック上に摺動させられ、ジャンパ端子406は付近の建造物に給電する電線に接続される。当業者であれば、固定されるべき他の構造物及びそのような取付けを行う他の方法についても認識されるであろう。
既存の送電ケーブルを交換するために、架線作業員は、ケーブル同士を接続することや、終端部材を使用してケーブルを電柱又は構造物に取り付けることができなければならない。本発明の実施形態によればケーブルの接続及び終端処理を行うことができる。
一実施形態における複合コア強化ケーブルの斜視図。 本発明の一実施形態におけるコレット型接続部材及びこれに対応する要素の断面図。 図2Aに示されたコレット型取付具及びこれに対応する要素の部分拡大断面図。 本発明によるコレット及びコレットハウジングの斜視図。 本発明の一実施形態におけるコレット型終端部材及びこれに対応する要素のいくつかを示す断面図。

Claims (27)

  1. 導体により包囲される複合コアを有するアルミニウム導体複合コア強化ケーブル用のコレット型取付具であって、
    a.前記ケーブルの複合コアを受承するための少なくとも1本の管腔を有するコレットと、
    b.前記コレットに対してほぼ完全に一致する形状を備えて、コレットを圧縮することが可能であり、該コレットがケーブルの複合コアを受承することができるように前記少なくとも1本の管腔を露出させるための開口部を有する、前記コレットと合致するコレットハウジングと、
    c.前記コレットハウジングに連結され、該コレットハウジング内の前記コレットを圧縮し、この圧縮によって前記ケーブルの複合コアに圧縮力及び摩擦力を付与する圧縮要素と
    からなるコレット型取付具。
  2. コレット型接続部材を形成するように、2個以上のコレット型取付具を連結する連結要素を備える請求項1に記載のコレット型取付具。
  3. コレット型終端部材を形成するように、前記圧縮要素が前記コレット型取付具を構造物に連結するコネクタを備える請求項1に記載のコレット型取付具。
  4. コレット型終端部材を形成するように、前記コレット型取付具を構造物に連結するコネクタをさらに備える請求項1に記載のコレット型取付具。
  5. 前記コレットが第1の端部及び第2の端部を有する長尺状の円錐形本体であり、前記コレットの外半径が前記第1の端部においてより大きい、請求項1に記載のコレット型取付具。
  6. 前記コレットの長さに沿って前記第1の端部から前記第2の端部まで管腔が同心状に延びる請求項1に記載のコレット型取付具。
  7. 前記管腔が前記ケーブルの複合コアを受承する請求項6に記載のコレット型取付具。
  8. 前記コレットが2つ以上の部分から構成される請求項1に記載のコレット型取付具。
  9. 前記コレットハウジングが、前記コレットを受け入れる漏斗形内部形状を有する管状体である、請求項1に記載のコレット型取付具。
  10. 前記圧縮要素は、前記コレットを前記コレットハウジングに押し込むことによって前記コレットを圧縮する、請求項1に記載のコレット型取付具。
  11. 前記コレットハウジングが鋼鉄で形成される請求項1に記載のコレット型取付具。
  12. 前記圧縮要素が前記コレットハウジングに螺入される圧縮ねじであり、該圧縮ねじを締め付けることにより前記コレットを圧縮する、請求項1に記載のコレット型取付具。
  13. 1個又は複数のコレット型取付具に連結されて第1のケーブルの導体を第2のケーブルの導体に電気的に接続するアルミニウムハウジングを備える請求項1に記載のコレット型取付具。
  14. 電流が確実に前記アルミニウムハウジングを通過するように、前記ケーブル上の前記導体と連結され、前記アルミニウムハウジングと形状が合致するアルミニウムフィラースリーブを備える、請求項13に記載のコレット型取付具。
  15. 各ケーブルが導体により包囲される複合コアを有する、第1のアルミニウム導体複合コア強化ケーブル及び第2のアルミニウム導体複合コア強化ケーブルを接続する方法であって、
    a.第1のケーブルの複合コアを露出させる工程と、
    b.第2のケーブルの複合コアを露出させる工程と、
    c.両ケーブルの複合コアを別々のコレット型取付具に挿入する工程であって、
    i.前記複合コアをコレットに挿入する工程と、
    ii.前記複合コアを摩擦により保持するように前記コレットを圧縮する工程と
    を含むことと、
    d.前記コレット型取付具を一緒に保持するように前記別々のコレット型取付具の各々に連結具を連結する工程と
    を含む接続方法。
  16. 前記コレットをコレットハウジングに連結する工程をさらに含む請求項15に記載の接続方法。
  17. 前記コレットを圧縮する工程が、
    a.圧縮ねじを前記コレットハウジングに螺入する工程と、
    b.前記コレットを前記コレットハウジング内に圧縮するように前記圧縮ねじを締め付ける工程と
    を含む、請求項15に記載の接続方法。
  18. 前記第1のケーブルの導体から前記第2のケーブルの導体に電気を伝導するように接続部材上でアルミニウムハウジングを摺動させる工程をさらに含む、請求項15に記載の接続方法。
  19. 前記アルミニウムハウジングを前記接続部材上の所定の位置に保持するように、前記アルミニウムハウジングが前記第1のケーブル及び前記第2のケーブルの一方又は両方に圧着される、請求項18に記載の接続方法。
  20. 前記第1のケーブル又は前記第2のケーブルのいずれかの導体と、前記アルミニウムハウジングとの間にアルミニウムフィラースリーブを挿入する工程をさらに含む、請求項18に記載の接続方法。
  21. 導体により包囲される複合コアを有するアルミニウム導体複合コア強化ケーブルを終端処理する方法であって、
    a.前記ケーブルの複合コアを露出させる工程と、
    b.前記ケーブルの複合コアをコレット型終端取付具に挿入する工程であって、
    i.前記複合コアをコレットに挿入する工程と、
    ii.該複合コアを摩擦により保持するように前記コレットを圧縮する工程と
    を含むことと、
    c.コネクタを前記コレット型終端取付具に連結する工程と、
    d.終端を物理的に終端させるように前記コネクタを構造物に取り付ける工程と
    を含む終端処理方法。
  22. 前記コレットをコレットハウジングに連結する工程をさらに含む、請求項21に記載の終端処理方法。
  23. 前記コレットを圧縮する工程が、
    a.圧縮ねじを前記コレットハウジングに螺入する工程と、
    b.前記コレットを前記コレットハウジング内に圧縮するように前記圧縮ねじを締め付ける工程と
    を含む、請求項21に記載の終端処理方法。
  24. 前記導体から前記コレット型終端取付具にわたって電気を伝導するために前記終端上をアルミニウムハウジングに摺動させる工程をさらに含む、請求項21に記載の終端処理方法。
  25. 前記アルミニウムハウジングからエンドユーザに電気を伝導するように、ジャンパ端子が前記アルミニウムハウジングに取り付けられる、請求項24に記載の終端処理方法。
  26. 前記アルミニウムハウジングを接続部材上の所定の位置に保持するように、前記アルミニウムハウジングが前記ケーブル又は前記コネクタに圧着される、請求項24に記載の終端処理方法。
  27. 前記ケーブルの導体と前記アルミニウムハウジングとの間にアルミニウムフィラースリーブを挿入する工程をさらに含む、請求項24に記載の終端処理方法。
JP2006536861A 2003-10-22 2004-10-22 アルミニウム導体複合コア強化ケーブルと共に使用するためのコレット型接続部材 Active JP4824570B2 (ja)

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