JPS5843390Y2 - Bdケ−ブル吊下装置 - Google Patents

Bdケ−ブル吊下装置

Info

Publication number
JPS5843390Y2
JPS5843390Y2 JP1978106667U JP10666778U JPS5843390Y2 JP S5843390 Y2 JPS5843390 Y2 JP S5843390Y2 JP 1978106667 U JP1978106667 U JP 1978106667U JP 10666778 U JP10666778 U JP 10666778U JP S5843390 Y2 JPS5843390 Y2 JP S5843390Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
clamps
self
protruding strip
wrapping band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978106667U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5524034U (ja
Inventor
光治 市川
Original Assignee
永楽産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 永楽産業株式会社 filed Critical 永楽産業株式会社
Priority to JP1978106667U priority Critical patent/JPS5843390Y2/ja
Publication of JPS5524034U publication Critical patent/JPS5524034U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5843390Y2 publication Critical patent/JPS5843390Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、BDタケ−ル吊下装置に関し、特にBDケー
ブルの外周に巻付帯体を巻き付けた後、この巻付帯体が
重複して巻かれたBDケーブルの自己支持鋼撚線部を下
端に半円形状の咬持湾曲部を有する7組のクランプによ
って咬持させ、この7組のクランプを複数のボルト及び
ナツトで締結するようにした吊下装置を開示する。
BDケーブルは、多数の通信用等の線材を束ねた大径の
心線部とこの心線部よりも小径の自己支持鋼撚線とを並
置してこれらを樹脂被膜によって一体化して成るもので
、その断簡形状は大略ひようたん形となっている。
このようなりDケーフルを架渉するための技術として実
公昭45−14609号公報に開示された挾持金物があ
るが、このような挾持金物は、BDケーブルの心線部と
自己支持鋼撚線部との間のくびれ部分を金物の先端で直
接的に締め付けるので、該当部分の樹脂被膜が破損され
易く、このため通信障害等の事故を招来する。
渣た、一組の金物を単にボルト及びナツトで留め合わせ
る構造にすぎないため、この7組の金具同志が互いに食
い違い易く、このため締付不良等の事故が発生し易く、
結局長期間にわたる風圧等の影響下では十分に架渉装置
としての役割を果たすことができないものにすぎなかっ
た。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされ、新規なりDケ
ーフル吊下装置を提供するもので、その目的は、樹脂被
膜を損傷させることがなく、また、支持状態が極めて安
定しており、長期にわたってBDケーブルを確実に架渉
することのできる吊下装置を得ることにある。
そしてこのために、BDタケ−ルの外周に巻付帯体を巻
付け、この巻付帯体の上から一組のクランプを相対向さ
せつつその下端の咬持湾曲部によってBDケーブルの自
己支持鋼撚線部を咬持させ、かつこの7組のクランプの
上端近傍に一直線に設けた突起条及び受溝を互いに合致
させてクランプ相互の位置ずれを防止し、この一組のク
ランプを両外側から複数のボルト及びナツトで締め付け
るようにしたものである。
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案に係るBDタケ−ル吊下装置の一実施
例を示す正面図、第2図は、第1図の側面図であり、1
はBDケーブル、2は巻付帯体、3は一組のクランプ、
4及び5は締結手段としてのボルト及びナツトを示す。
1ず、BDケーブル1のひようたん形の外周形状に即応
して巻き付けられる巻付帯体2について説明すると、第
3図は、この巻付帯体2の平面図、第4図は、第3図の
矢印■方向からの側面図であり、巻付帯体2はステンレ
ス板等の長尺の金属板6と、との長尺の金属板60両端
近傍以外の中間部分に係設された大略C字状の断面を有
する軟質合成樹脂製の保護カバー7とから成り立ってい
る。
そして、この巻付帯体2は、第2図に示すように一個所
邑たり複数本がBDケーブル1の外周に巻き付けられる
が、特にBDケーブル1の心線@8の外周には、前記保
護カバー7が係設された中間部分の個所が当たるように
なされ、捷た両端の金属板6がむき指しになった部分は
、自己支持鋼撚線部9の外周に互い違いに重複して巻き
付けられる。
このような巻付帯体2の役割は、一組の金属製のクラン
プ3が直接的にBDケーブル1の外周の樹脂被膜部分に
当たることのないようにして、損傷の発生を防止すると
ともに、心線部8に関する電気的絶縁性を高めることに
ある。
な>、、BDケグ−ル1が放射漏洩ケーブルのように電
磁波を発生するものである場合には、金属板60代わり
に、長尺の綿や硝子繊維製のものを用いる。
次に一組のクランプ3について説明すると、第5図は、
クランプ3をその合わせ面から見た平面図、第6図は、
第5図の矢印■方向からの側面図、第7図は、第5図の
矢印■方向からの側面図であり、クランプ3ば、方略長
方形の可鍛鋳鉄等の素材から成り、その内側面の下端に
は長手方向の全長にわたり半円形状に凹んで溝となった
咬持湾曲g川0が形成されている。
この咬持湾曲部10は、一組となって第1図に示したよ
うに、巻付帯体2が重複して巻き付けられたBDケーブ
ル1の自己支持鋼撚線部9を挾み付け、BDケーブル1
が落下しないようにする。
なお、この咬持湾曲sioの咬持機能を高めるために、
半円形状の溝となった内面に複数条の凹み11が長手方
向に対して傾斜して多数刻設されている。
クランプ3の上端近傍には、該クランプ3相互の位置合
わせを適確にするため、長手方向に一直線に、しかもこ
の直線をほぼ2分割して突起条12と受溝13とが並設
されている。
すなわち、第5図の右半分を占める突起条12は、第7
図に示されたように三角形状に突出しておシ、また、第
5図の左半分を占める受溝13は、この突起条12を受
は入れるように凹んでいる。
このように、長手方向を略2分して突起条12と受溝1
3とを並設したことによシ、一組のクランプ3を第1図
に示したように互いに向い合わせると、各々の突起条1
2が相方の受溝13に合致して垂直方向及び水平方向の
食い違いや位置すれかなくなり、かつこの合致された突
起条12及び受溝13を支点として一組のクランプ3の
下端の咬持湾曲部10が開閉され、強固な締結が実現さ
れる。
締結手段となるボルト4を挿通させるため、クラン3の
ほぼ中央にはボルト穴14が貫設され、普た両側には、
長穴状の他のボルト穴15が貫設されている。
そして、第8図の正面図に示すように、一組のクランプ
3を相対向させて、それらの突起条12及び受溝13同
士を合致させ、締結手段であるボルト4が前記ボルト穴
14.15に挿通され、座金16を付けた後、ナツト5
が螺合される。
次に、上記実施例の作用を説明すると、第8図に示すよ
うに、BDケーブル1の心線部8の外周に巻付帯体2の
保護カバー7が当たるようにして巻き付ける。
この時、巻付帯体20両端の金属板6の部分は、自己支
持鋼撚線部9に互い違いに重複して巻き付けられてネ・
す、かつBDケグ−ル1のくびれ部分には未だ直接には
巻かれていない。
一組のクランプ3は、これにボルト4を差し通すと上端
の突起条12及び受溝13が互いに合致するようになっ
てネ・す、座金16を嵌めた後、ナツト5を仮締めする
そして、第1図に示したように一組のクランプ3の下端
の咬持湾曲@10に金属板6が巻き付けられた自己支持
鋼撚線部9を咬えさせる。
そうしてネ・いて、締結手段であるナツト5を締めると
、合致された突起条12及び受溝13を支点とじつマ文
持湾曲剖10同士が強固に締め付けられ、BDケーブル
1が咬持されることとなるのである。
第9図は、本考案に係る吊下装置を電柱に装置した例を
示す正筒図であり、電柱17に係設された止具18にブ
ラケット19を取り付け、このブラケット19にボルト
4を締め付けたものである。
捷た、第10図及び第11図は、特に中央のボJレト4
にへの字形をした引張用ストラップ20を取り付け、と
の引張用ストラップ20の他端の穴21に引留線22の
一端を連結して、電柱17に本考案の吊下装置を装着し
た例を示す。
以上述べたように、本考案に係るBDケグ−ル吊下装置
によれば、BDケーブルの外周に保護カバーを有する巻
付帯体を巻付け、この巻付帯体の上から一組のクランプ
を相対向させつつその下端の溝状の咬持湾曲部によって
BDケーブルの自己支持鋼撚線部を咬持させ、かつこの
一組のクランプの上端近傍の内側面に一直線に並設した
突起条及び受溝を合致させ、これらの突起条及び受溝を
支点としつつクランプを局外側からボルト及びナツトで
締め付けるようにしたことにより、BDタケ−ルの樹脂
被膜を十分に保護しつつ、また、咬持状態が極めて安定
した上で、BDケーブルを長期にわたって架渉すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るBDケーブル吊下装置の一実施
例を示す正面図、第2図は、第1図の側面図、第3図は
、巻付帯体の平面図、第4図は、第3図の矢印■方向か
らの側面図、第5図は、クランプの平面図、第6図は、
第5図の矢印■方向からの側面図、第7図は、第5図の
矢印■方向からの側面図、第8図は、締付前の状態を示
す正面図、第9図は、第1図の吊下装置を電柱に装着し
た状態を示す正面図、第10図は、引張用ストラップを
付加した場合の側面図、第11図は、第10図の吊下装
置を電柱に装置した状態を示す概略図である。 1・・・BDタケ−ル、2・・・巻付帯体、3・・・ク
ランプ、4・・・ボルト、5・・・ナツト、6・・・金
属板、7・・・保護カバー、8・・・心線部、9・・・
自己支持鋼撚線部、10・・・咬持湾曲部、12・・・
突起条、13・・・受溝、14.15・・・ボルト穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大径の心線部とこの心線部よりも小径の自己支持鋼撚線
    とを並置して樹脂被膜によって一体化して成るBDケー
    ブルの吊下装置であって、前記BDケーブルの外周形状
    に即応して巻き付けられる巻付帯体と、大略長方形であ
    ってその下端に半円形状の咬持湾曲部を有し、また上端
    近傍には長手方向にほぼ同幅の突起条と突起条とは逆に
    凹んだ受溝とを一直線に有し、更に前記咬持湾曲部と突
    起条及び受溝との中間部分に複数のボルト穴を有する7
    組のクランプと、この一組のクランプを相対向させて咬
    持湾曲部によってBDケーブルの自己支持鋼撚線部を咬
    持させ、かつ一組のクランプの突起条及び受溝を互いに
    合致させ一組のクランプを両外側から締め付ける締結手
    段とを有することを特徴とするBDケーブル吊下装置。
JP1978106667U 1978-08-04 1978-08-04 Bdケ−ブル吊下装置 Expired JPS5843390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978106667U JPS5843390Y2 (ja) 1978-08-04 1978-08-04 Bdケ−ブル吊下装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978106667U JPS5843390Y2 (ja) 1978-08-04 1978-08-04 Bdケ−ブル吊下装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5524034U JPS5524034U (ja) 1980-02-16
JPS5843390Y2 true JPS5843390Y2 (ja) 1983-10-01

Family

ID=29050053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978106667U Expired JPS5843390Y2 (ja) 1978-08-04 1978-08-04 Bdケ−ブル吊下装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5843390Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5856852B2 (ja) * 2012-01-11 2016-02-10 古河電気工業株式会社 ケーブルの固定具、ケーブルの固定構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4514609Y1 (ja) * 1966-07-21 1970-06-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4514609Y1 (ja) * 1966-07-21 1970-06-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5524034U (ja) 1980-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1481252A (en) Clamp for a cable
JPS5843390Y2 (ja) Bdケ−ブル吊下装置
US2887524A (en) Midspan connection
US2897256A (en) Line wire support
CN209358206U (zh) 一种导线悬垂用预绞式安全备份线夹安装结构
JPS6036994Y2 (ja) ジヤンパ線補強装置
CN107528277A (zh) 一种导线固定装置
CN208209434U (zh) 一种高压电缆固定夹
RU2383979C1 (ru) Анкерный зажим для оптического кабеля типа восьмерки
JPS6013230Y2 (ja) ケ−ブルハンガ−
JPH075223U (ja) 電線捕縛用のバインド帯装置
US2952729A (en) Electrical connector
JPS5821504Y2 (ja) 複合コネクタ
CN219281402U (zh) 一种防止线缆松脱的拉线金具
CN214255674U (zh) 一种带有热缩连接头的高压电缆
JPH0436201Y2 (ja)
JPS6316278Y2 (ja)
JPH0312013Y2 (ja)
JPS642489Y2 (ja)
JPS6015381Y2 (ja) ケ−ブルハンガ−
JPS58347Y2 (ja) スペ−サ用クランプ把持部
JPS6013229Y2 (ja) Bdケ−ブル支持装置
JPS587796Y2 (ja) 金車通過形引留クランプ
KR20010038565A (ko) 저압케이블 배전용 바인더
JP2000207957A (ja) 間隙型送電線の製造方法