JP2542249Y2 - スピーカの取付構造 - Google Patents

スピーカの取付構造

Info

Publication number
JP2542249Y2
JP2542249Y2 JP4830291U JP4830291U JP2542249Y2 JP 2542249 Y2 JP2542249 Y2 JP 2542249Y2 JP 4830291 U JP4830291 U JP 4830291U JP 4830291 U JP4830291 U JP 4830291U JP 2542249 Y2 JP2542249 Y2 JP 2542249Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
mounting hole
mounting
housing
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4830291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04132789U (ja
Inventor
伸之 佐藤
辰次 金田
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
Priority to JP4830291U priority Critical patent/JP2542249Y2/ja
Publication of JPH04132789U publication Critical patent/JPH04132789U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2542249Y2 publication Critical patent/JP2542249Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電話機等に適用して好
適なスピーカの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スピーカの取付構造としては実開
昭62−17284号公報に開示されたものが知られて
いる。このスピーカの取付構造は、スピーカ等の電子部
品の外周縁に半径方向に臨む切欠きと突部を設けるとと
もに、これらの位置決め部を形成し、前記電子部品が固
定される取付体には前記突部の一端部が当接する取付座
と、取付座の半径方向外方位置で立上がり前記切欠きに
嵌合し前記突部の他端面に当接して挟持する挟持面を有
する複数個の挟持片と、前記位置決め部に相互に嵌合さ
せて電子部品の角度変位を阻止する角度変位阻止片とを
設けたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスピーカの取付構造にあっては、スピーカに突
部、切欠きおよびこれらの位置決め部を形成する必要が
あるため、その加工形成が面倒であるばかりか、取付に
際してはスピーカを取付座の上に切欠きと挟持片とを互
いに嵌合一致させて設置し、しかる後スピーカを所要角
度回転させて切欠きと挟持片とをずらし、角変位阻止片
を位置決め部に嵌合させさせる必要があるため、組付け
作業が2工程となり、自動組立化に不利であるという欠
点がある。本考案は上記した従来の欠点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、比較的簡単な
構造で、かつ組立が容易なスピーカの取付構造を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案は、スピーカ収納用凹部の底面に穿設した取
付穴にスピーカの底面筒部を挿入しスピーカのフランジ
部を前記スピーカ収納用凹部の上端面に載置してスピー
カを取付ける構造であって、前記取付穴の断面形状を正
方形とし該取付穴の側壁に保持壁を設けるとともに、こ
の保持壁の周囲にスリットを穿設し、前記スピーカの底
面筒部を前記保持壁の弾性で保持したものである。
【0005】
【作用】本考案において、取付穴に挿入されたスピーカ
の底面筒部により、各保持壁はスリット側に平均的に弾
性変形する。
【0006】
【実施例】以下本考案の一実施例を図にもとづいて説明
する。図1は本考案の分解斜視図、図2は同要部側断面
図、図3はスピーカと取付部との関係を示す側面図であ
る。これらの図において、符号2で示すものはスピーカ
で、大径のフランジ部3、小径の底面筒部4およびリー
ド線5とからなる。10はブラケットで、電話機の部品
が搭載される基台11、スピーカ2を収納するスピーカ
収納部12およびマイクロホンを収納するマイクロホン
収納部20とからなり、全体が合成樹脂で一体成形され
ており、後述するロアーハウジング35に取付けられ
る。スピーカ収納部12はリング状の側壁13と底面1
4とからなる凹陥状の収納部を形成している。側壁13
の上端面の一部を切り欠いた切欠き溝15はスピーカ2
のリード線5を導出するためのものである。底面14の
中央には正方形の取付穴16が穿設され、この取付穴1
6の各側壁17は上方から下方に向かって漸次狭まるテ
ーパ状の保持壁が形成されている。この保持壁17の対
向する内壁面の間隔は上端において、スピーカ2の底面
筒部4の外径Dよりもやや大なるD1で、また下端にお
いて、Dよりやや小なるD2でそれぞれ形成されてい
る。また、各保持壁17の周囲にはそれぞれスリット1
8が穿設されている。
【0007】30は電子部品が搭載され、印刷配線され
たパターンが形成され、後述するロアーハウジング35
に取付けられるメイン基板であり、このメイン基板30
には、スピーカ2の底面筒部4よりも大径で、スピーカ
収納部12の取付穴16に取付けられたスピーカ2の底
面筒部4が貫通する位置に貫通穴31が穿設されてい
る。電話機筐体の一方を構成するロアーハンジング35
には、スピーカ収納部12の取付穴16に取付けられた
スピーカ2の底面筒部4の下端周縁4aの一部が当接す
るのを逃げるための凹陥部36が設けられている。
【0008】このような構成において、スピーカ2の取
付に際しては、底面筒部4をスピーカ収納部12の取付
穴16に挿入し、保持壁17の内壁テーパ面に沿って下
方に圧入すると、保持壁17は底面筒部4によりスリッ
ト18方向に弾性変形し、この保持壁17の弾性により
底面筒部4が保持される。底面筒部4が断面円形である
のに対して取付穴16は正方形をなしているので、底面
筒部4の取付穴16への挿入に際しては、その円周方向
の厳密な位置決めは不要となり、わずかにスピーカ2の
リード線5が切り溝15から導出できる程度の考慮があ
ればよい。取付けられたスピーカ2のフランジ部3はス
ピーカ収納部12の側壁13の上端面に載置固定されて
下方への移動が規制され、一方底面筒部4は貫通穴31
を貫通して、下端周縁4aの一部がロアーハウジング3
5の凹陥部36に嵌入している。なお、本実施例におい
ては、スピーカ収納部をブラケットに一体的に設けた
が、これに限定されることなく、ロアーハウジングに設
けてもよく、装置筐体の構造により種々設計変更が可能
である。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ス
ピーカ収納用凹部の底面に取付穴とこの取付穴の周囲に
スリットを穿設するというきわめて簡単な構造によりス
ピーカを取付けるようにしたので、加工形成が容易であ
り、複雑な金型を必要とせず安価に製造することができ
る。また、取付穴の断面形状を正方形とし、取付穴の周
囲にスリットを設けて、取付穴の側壁に形成した保持壁
の弾性でスピーカの底面筒部を保持するようにしたの
で、取付穴に対する位置決めが不要となり、取付時間の
大幅な短縮を図ることができるとともに、取付方向が上
方から下方への一方向であるため、自動組立が可能であ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の要部側断面図である。
【図3】本考案に係るスピーカと取付部との関係を示す
側面図である。
【符号の説明】
2 スピーカ 4 底面筒部 12 スピーカ収納部 17 保持壁 18 スリット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ収納用凹部の底面に穿設した取
    付穴にスピーカの底面筒部を挿入しスピーカのフランジ
    部を前記スピーカ収納用凹部の上端面に載置してスピー
    カを取付ける構造であって、前記取付穴の断面形状を正
    方形とし該取付穴の側壁に保持壁を設けるとともに、こ
    の保持壁の周囲にスリットを穿設し、前記スピーカの底
    面筒部を前記保持壁の弾性で保持したことを特徴とする
    スピーカの取付構造。
JP4830291U 1991-05-30 1991-05-30 スピーカの取付構造 Expired - Fee Related JP2542249Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4830291U JP2542249Y2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 スピーカの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4830291U JP2542249Y2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 スピーカの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04132789U JPH04132789U (ja) 1992-12-09
JP2542249Y2 true JP2542249Y2 (ja) 1997-07-23

Family

ID=31926861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4830291U Expired - Fee Related JP2542249Y2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 スピーカの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2542249Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04132789U (ja) 1992-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2542249Y2 (ja) スピーカの取付構造
JP2569316Y2 (ja) 電子機器筐体底部の支持脚取付け構造
JP3030838U (ja) 電子部品用ケース
JP2644636B2 (ja) 電球ソケット
JPS6144459Y2 (ja)
JP4191475B2 (ja) プリント基板の取り付け構造
JPH0127124Y2 (ja)
US6293165B1 (en) Structure for supporting a rotating member on a shaft
JP2000249128A (ja) 部品取付用クリップ
JP2555793Y2 (ja) コネクタ周りの目隠し構造
JPS6123759Y2 (ja)
JP4177542B2 (ja) 基板実装部品
JPS6344880Y2 (ja)
JPS5940721Y2 (ja) 可変抵抗器
KR900002590Y1 (ko) 튜너의 안테나 단자판 장치
JP3452858B2 (ja) 接続用端子の取付構造
JPS6245370Y2 (ja)
JP3000250U (ja) 軸の固定構造
JP2006107878A (ja) 端子台構造
JP4257014B2 (ja) ステアリングセンサ
JPH05335102A (ja) 可変抵抗器
JPS6137129Y2 (ja)
JPH11233311A (ja) ツマミ取付構造
JPH09303336A (ja) 取付ボス
JPH0295974U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees