JP3452858B2 - 接続用端子の取付構造 - Google Patents

接続用端子の取付構造

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JP3452858B2 JP2000033821A JP2000033821A JP3452858B2 JP 3452858 B2 JP3452858 B2 JP 3452858B2 JP 2000033821 A JP2000033821 A JP 2000033821A JP 2000033821 A JP2000033821 A JP 2000033821A JP 3452858 B2 JP3452858 B2 JP 3452858B2
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続用端子の取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、チューナーなどのシャーシに取
り付けられる接続用端子10は、図10に示すように、
雄ねじ11aが形成された端子部11と、該端子部11
の外径よりも大きな外径のストッパ12とを一体に形成
してなり、その中心には、芯線13が配設されている。
【0003】このような接続用端子10をシャーシ14
に取り付ける場合、図11に示すように、シャーシ14
の一側壁141に形成された取付穴141aに端子部1
1を挿通させた後、シャーシ14の一側壁141から突
出した端子部11の雄ねじ11aにナット15をねじ込
むことにより、固定していた。
【0004】また、端子部11をシャーシ14に半田付
けで固定することも試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな接続用端子10の取付要領では、シャーシ14の取
付穴141aの穴径を接続用端子10の端子部11(雄
ねじ11a)の外径よりも大きくしすぎると、ナット1
5が緩むことによってガタが発生することになる。ま
た、シャーシ14の取付穴141aに接続用端子10の
端子部11を挿通させるためには、接続用端子10を水
平方向に移動させる必要があり、作業が煩雑になるとい
う欠点がある。加えて、ナット15や半田などの取付部
品が必要になり、コストがかさむという問題がある。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、シャーシに接続用端子を簡単かつ安価に取
り付けることのできる接続用端子の取付構造を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャーシの一
側壁に形成された切欠部に取り付けられる接続用端子に
おいて、接続用端子は、雄ねじが形成されるとともに、
一端面側に雄ねじの外径よりも大きな外径の端子鍔部が
一体に形成された端子部と、該端子部の雄ねじの外径よ
りも大きな外径の鍔部とを有し、端子部の端子鍔部と鍔
部との間に連結軸部を残してシャーシの厚みに対応する
幅の溝が形成され、一方、シャーシの切欠部に鍔部もし
くは端子鍔部の外周面に対応する位置に臨んで切り起こ
し片用切り込みが形成されてなり、シャーシの切欠部に
連結軸部を嵌め込むとともに、切り込みに沿って切り起
こし片を起こして鍔部もしくは端子鍔部の外周面に係合
させることを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、連結軸部をシャーシの切
欠部に嵌め込むことによって接続用端子を取り付けるこ
とができることから、簡単に接続用端子の取付作業を行
うことができるとともに、ナットや半田などの取付部品
が不要となり、コストの上昇を抑えることができる。
【0009】また、端子鍔部の外径および鍔部の外径が
端子部の雄ねじの外径よりも大径であることから、端子
部の端子鍔部と鍔部によってシャーシの一側壁の内外面
を挾持することができ、接続用端子に横方向からの力が
作用したとしても、大きな外径の端子鍔部と鍔部によっ
て支持することができ、安定度を向上させることができ
る。
【0010】さらに、切欠部に形成された切り込みに沿
って切り起こし片を起こすことにより、切り起こし片を
鍔部または端子鍔部の外周面に係合させることができ、
接続用端子を設定位置に確実に位置決めすることができ
る。
【0011】本発明において、連結軸部の断面が矩形で
あると、シャーシの切欠部に取り付けた接続用端子の意
図しない回転を防止することができる。
【0012】本発明において、連結軸部の断面が略卵形
であると、取り付けた接続用端子の意図しない回転を防
止することができるとともに、シャーシの切欠部に対す
る接続用端子の嵌め込みを容易に行うことができる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】図1には、本発明の接続用端子の取付構造
に採用された接続用端子1の一例が示されている。
【0018】この接続用端子1は、雄ねじ2aが形成さ
れた端子部2と、該端子部2の一端面に一体に連結さ
れ、端子部2の外径よりも小径の連結軸部3と、連結軸
部3の他端面に一体に連結され、端子部2の外形と略同
径の鍔部4と、から構成され、その中心には、芯線5が
配設されている。そして、端子部2と鍔部4との間に
は、連結軸部3の長さに相当する溝6が形成されてお
り、連結軸部3の長さ、すなわち、溝6の幅は、後述す
るシャーシ8の板厚に若干の遊びを加えた長さに設定さ
れている。
【0019】一方、接続用端子1が取り付けられるシャ
ーシ8は、金属板、例えば、アルミ板で形成され、その
一側壁81には、上端縁から略中央部にかけてU字状の
切欠部81aが形成されている(図2参照)。この切欠
部81aの幅は、接続用端子1の連結軸部3の直径に略
一致しているとともに、その下端部形状は、連結軸部3
の曲率半径に略一致している。
【0020】したがって、シャーシ8に接続用端子1を
取り付けるには、図2に示すように、端子部2がシャー
シ8の外方に位置するように、接続用端子1を把持した
後、端子部2の一端面と鍔部4の一端面とがシャーシ8
の一側壁81の内外面にそれぞれ接するように、連結軸
部3をシャーシ8の切欠部81aに対向させて落とし込
み、次いで、鍔部4をかしめることにより、シャーシ8
に固定することができる。
【0021】この結果、接続用端子1の連結軸部3をシ
ャーシ8の切欠部81aに嵌め込み、鍔部4をかしめる
ことによって取り付けることができることから、簡単に
接続用端子1の取付作業を行うことができるとともに、
ナットや半田などの取付部品が不要となり、コストの上
昇を抑えることができる。
【0022】図3には、前述した接続用端子1の変形例
が示されている。
【0023】この接続用端子1は、図1の接続用端子1
において、鍔部4の外径を端子部2の外径よりも大きく
形成したものである。
【0024】この接続用端子1によれば、接続用端子1
に横方向からの力が作用したとしても、大きな外径の鍔
部4によって支持することができ、安定度が向上するこ
とになる。
【0025】図4には、接続用端子1の他例が示されて
いる。
【0026】この接続用端子1は、雄ねじ2aが形成さ
れるとともに、一端面側に雄ねじ21の外径よりも大径
の端子鍔部21が一体に形成された端子部2と、該端子
部2の端子鍔部21に一体に連結され、端子部2の外径
よりも小径の連結軸部3と、連結軸部3の他端面に一体
に連結され、端子部2の外形と略同径の鍔部4と、から
構成され、その中心には、芯線5が配設されている。そ
して、端子部2の端子鍔部21と鍔部4との間には、連
結軸部3の長さに相当する溝6が形成されており、この
溝6の幅は、シャーシ8の板厚に若干の遊びを加えた長
さに設定されている。
【0027】この接続用端子1においても、接続用端子
1を把持し、連結軸部3をシャーシ8の切欠部81aに
落とし込んで鍔部4をかしめることにより、シャーシ8
に固定することができ、簡単かつ安価に接続用端子1を
取り付けることができる。また、端子部2の雄ねじ2a
の外径よりも大きな外径の端子鍔部21と鍔部4によっ
てシャーシ7の内外面を挾持することから、より安定度
が向上する。この場合、端子鍔部21を合わせてシャー
シ8にかしめることができ、このように端子鍔部21お
よび鍔部4をかしめることにより、固定強度がさらに向
上するものとなる。
【0028】ところで、前述した実施形態においては、
シャーシ8の切欠部81aを一側壁81の上端縁から略
中央部にかけて形成した場合を例示したが、図5に示す
ように、一側壁の下端縁から略中央部にかけて形成され
た切欠部81aであってもよい。また、連結軸部3の形
状も、断面円形に限らず、断面矩形や断面略卵形などの
任意の形状を採用することができる。この際、切欠部8
1aは、連結軸部3の形状に対応する形状に形成すれば
よい(図5および図6参照)。このような接続用端子1
を用いると、接続用端子1の意図しない回転を阻止でき
る利点がある。また、断面略卵形の連結軸部3の場合、
先端が先細となることから、切欠部81aの嵌め込み作
業を容易に行うことができる。
【0029】なお、連結軸部3を断面略卵形に形成する
とともに、シャーシ8の切欠部81aを連結軸部3に対
応する略卵形に形成した場合、連結軸部3は、略卵形の
切欠部81aの幅狭部分に支持されることになり、下端
縁に開口する切欠部81aであっても、切欠部81aか
らの脱落を防止することができる。この場合、接続用端
子1を切欠部81aに取り付けるには、シャーシ8の弾
性に抗して切欠部81aの開口端縁部を、端子部2と鍔
部4との間で、または、端子部2の端子鍔部21と鍔部
4との間で挟み込みながら若干変形させることで、嵌め
込むことができる。
【0030】ここで、断面略卵形の連結軸部3および略
卵形の切欠部81aについて説明したが、シャーシ8の
切欠部81aの開口端縁部の開口幅を連結軸部3の外径
または幅よりも狭小に形成することにより、連結軸部3
の断面形状に関係なく、切欠部81aからの接続用端子
1の抜け出しを防止できる。
【0031】また、切欠部81aの開口側端縁部を切り
落として面取部81bを形成することにより、接続用端
子1の連結軸部3の嵌め込みを案内することができ、接
続用端子1の嵌め込み作業を円滑に行うことができる
(図7参照)。
【0032】さらに、シャーシ8の切欠部81aにおい
て、図8に示すように、切欠部81aに嵌め込まれる接
続用端子1の鍔部4の外周面に対応する位置に臨んで、
切り起こし片用切り込み81xを形成することもでき
る。このような切り起こし片用切り込み81xを形成す
ることにより、シャーシ8の切欠部81aに接続用端子
1を嵌め込んだ後、切り込み81xに沿って切り起こし
片811を起こすことにより、切り起こし片811を鍔
部4の外周面に係合させることができる。この結果、接
続用端子1が切欠部81aから離脱することがなく、設
定位置に確実に位置決めすることができる(図9参
照)。この場合、切り起こし片用切り込み81xによっ
て端子鍔部21の外周面を支持するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シャーシ
の一側壁に形成された切欠部に接続用端子を簡単かつ安
価に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続用端子の取付構造に用いられた接
続用端子の一例を示す側面図である。
【図2】本発明の接続用端子の取付構造の一実施形態を
説明する斜視図である。
【図3】図1の接続用端子の変形例を示す側面図であ
る。
【図4】接続用端子の他例を示す側面図である。
【図5】本発明の接続用端子の取付構造の他の実施形態
を説明する斜視図である。
【図6】本発明の接続用端子の取付構造のもう一つの実
施形態を示す正面である。
【図7】本発明の接続用端子の取付構造に用いられるシ
ャーシに形成された切欠部の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の接続用端子の取付構造に用いられるシ
ャーシに形成された切欠部の他例を示す斜視図である。
【図9】図8に示したシャーシに接続用端子を取り付け
た場合を示す斜視図および側面図である。
【図10】従来の接続用端子を示す側面図である。
【図11】従来の接続用端子の取付構造を説明する分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 接続用端子 2 端子部 2a 雄ねじ 21 端子鍔部 3 連結軸部 4 鍔部 6 溝 8 シャーシ 81 一側壁 81a 切欠部 81b 面取部 81x 切り起こし片用切り込み

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシの一側壁に形成された切欠部に
    取り付けられる接続用端子において、接続用端子は、雄
    ねじが形成されるとともに、一端面側に雄ねじの外径よ
    りも大きな外径の端子鍔部が一体に形成された端子部
    、該端子部の雄ねじの外径よりも大きな外径の鍔部と
    を有し、端子部の端子鍔部と鍔部との間に連結軸部を残
    してシャーシの厚みに対応する幅の溝が形成され、
    方、シャーシの切欠部に鍔部もしくは端子鍔部の外周面
    に対応する位置に臨んで切り起こし片用切り込みが形成
    されてなり、シャーシの切欠部に連結軸部を嵌め込むと
    ともに、切り込みに沿って切り起こし片を起こして鍔部
    もしくは端子鍔部の外周面に係合させることを特徴とす
    る接続用端子の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記連結軸部の断面が矩形または略卵形
    であることを特徴とする請求項1記載の接続用端子の取
    付構造。
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