JP2002216917A - 同軸ケーブル接栓の取付構造 - Google Patents
同軸ケーブル接栓の取付構造Info
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Abstract
ル接栓の回転止め強度を向上させる。 【解決手段】 同軸ケーブル接栓10には、端子パネル
2に接合する円形のフランジ部11の座面に一対の円弧
状のかしめ片15を突設し、フランジ部11の外周縁に
は、かしめ片15と90°異なる位置に一対のU形状の
係合凹部16を設ける。端子パネル2には、かしめ片1
5に合わせて形成した取付孔3を設け、その取付孔3の
周囲には、フランジ部11の係合凹部16に嵌合する一
対の係止凸部4を形成する。取付孔3にかしめ片15を
挿入し、端子パネル2にフランジ部11を接合し、かし
め片15を外側に折り曲げてかしめると共に、係合凹部
16に係止凸部4を嵌合し、凹凸嵌合により端子パネル
2に対して同軸ケーブル接栓10をその軸線周りで回転
止めする。
Description
の取付構造に関する。
ブル接栓をBS・CSブースタ等の端子パネルに取付け
る構造として、図9に示すように、端子パネル200に
設けた略長方形状の取付孔300に同軸ケーブル接栓1
00に設けたかしめ片150を挿入してかしめて圧着接
続する技術が知られている。又、図10に示すように、
端子パネル201に設けた略長方形状の取付孔301に
同軸ケーブル接栓101のネジ部171を挿入して、ナ
ット161によりネジ部171を締め付け接続する技術
も知られている。前者のかしめによる取付構造は、ナッ
トによるネジ締めの手間を省くと共に部品点数を減らす
ことができるため、ネジ締めによる取付構造と比較し製
造コストを低く抑えることができるという利点がある。
取付構造は、かしめ片150の圧着力のみで、同軸ケー
ブル接栓100を回転止め及び抜け止めしているため、
ネジ締めによる取付構造に比べて、回転止め強度が約半
分程度に低下し、又抜け止め強度についても同様に低下
する欠点があった。このため、BS・CSブースタ等に
おいて、レンチ等の工具を使って同軸ケーブルコネクタ
を同軸ケーブル接栓100に強く締め付けた場合に、か
しめ片150が変形又は破損して同軸ケーブル接栓自体
が回転し始めたり、取付孔300から抜けてしまう可能
性があった。従って、かしめによる取付構造は、前述の
利点を備えてはいるものの、手締め程度の締付け力で同
軸ケーブルコネクタを同軸ケーブル接栓に締め付ける場
合の使用に範囲が限定されてしまうという問題があっ
た。
よる取付構造において、同軸ケーブル接栓の回転止め強
度及び抜け止め強度を向上させることを課題とする。
め、請求項1の発明による同軸ケーブル接栓の取付構造
は、端子パネルに取付孔を形成し、同軸ケーブル接栓に
端子パネルに接合するフランジ部を設け、フランジ部に
取付孔に挿入されるかしめ片を突設し、かしめ片を端子
パネルにかしめて同軸ケーブル接栓を軸線方向に締着
し、取付孔の周囲の端子パネルに係止部を形成し、フラ
ンジ部に係止部と係合する係合部を設け、係合部と係止
部との係合により端子パネルに対し同軸ケーブル接栓を
軸線周りで回転止めして構成される。
取付構造は、前記係合部又は係止部の一方が凸部を含
み、他方が凸部に嵌合する凹部を含むように構成され
る。
取付構造は、前記係合部又は係止部の一方が孔を含み、
他方が孔を貫通する突起を含み、突起の先端にかしめ部
を設けて構成される。
取付構造は、前記フランジ部を多角形に形成し、フラン
ジ部の外周面に係合部を設け、端子パネルに係合部に当
接する係止部を突設して構成される。
面に基づいて説明する。尚、各図中の同一又は類似する
構成要素には同一の符号を付す。図1は、本発明に係る
同軸ケーブル接栓の取付構造の第一実施形態を示し、
(a)は同軸ケーブル接栓10と端子パネル2との分解
斜視図、(b)は両者を取付けた状態における端子パネ
ル2のA1−A1’線断面図、(c)はA2−A2’線
断面図である。
は、外部導体である同軸ケーブル接続部12と中心導体
22の間に絶縁体21を配置した同軸構造を有し、端子
パネル2に接合する円形のフランジ部11の座面に一対
の円弧状のかしめ片15を突設して構成されている。同
軸ケーブル接続部12の筒回りには、同軸ケーブルコネ
クタ(図示略)が接続されるネジ山が刻設されている。
そして、フランジ部11の外周縁には、かしめ片15と
90°異なる位置に一対のU形状の係合凹部16が設け
られている。端子パネル2には、かしめ片15の曲率に
合わせて短辺を円弧状に形成した略長方形状の取付孔3
が設けられ、その取付孔3の周囲には、フランジ部11
の係合凹部16に嵌合する一対の係止凸部4が形成され
ている。
おいては、端子パネル2の取付孔3にかしめ片15及び
中心導体22を挿入し、端子パネル2にフランジ部11
を接合し、かしめ片15を外側に折り曲げてかしめ、端
子パネル2に対して同軸ケーブル接栓10を軸線方向に
締着する。同時に係合凹部16に係止凸部4を嵌合し、
凹凸嵌合により端子パネル2に対して同軸ケーブル接栓
10をその軸線周りで回転止めする。
15を取付穴3にかしめることに加えて、係合凹部16
を係止凸部4に嵌合させて取付けたので、同軸ケーブル
接栓10の軸線周りの回転止め強度を向上させることが
でき、同軸ケーブルコネクタをレンチ等の工具で締付け
た場合でも、かしめ片15が変形するおそれがない。
(a)は平面図、(b)は正面図である。ここでは、同
軸ケーブル接栓10のフランジ部11に係合凹部16
を、座面から陥没するように設けて、端子パネル2の係
止凸部4をフランジ部11の表面に露出しないように隠
したので、同軸ケーブル接栓10の見栄えをよくするこ
とができる。
栓の取付構造の第二実施形態を示し、(a)は正面図、
(b)は底面図、(c)は(a)のB−B’線断面図で
ある。ここでは、フランジ部11の外周縁に一対の係合
孔17が切欠形成されている。端子パネル2には、係合
孔17を貫通する一対の係止突起41が曲げ起こして形
成され係止突起41の先端にかしめ部42が設けられて
いる。
おいては、かしめ片15を外側に折り曲げ、かしめ部4
2を内側に折り曲げて、端子パネル2に同軸ケーブル接
栓10を締着すると共に、係止突起41を係合孔17に
貫通させて、端子パネル2に対して同軸ケーブル接栓1
0を回転止めする。こうすれば、係合孔17と係止突起
41との係合により、第一実施形態と同様の回転止め強
度を得られ、さらにかしめ片15とかしめ部42との両
方のかしめにより、第一実施形態よりも強力な抜け止め
力が得られる。
(a)は同軸ケーブル接栓10と端子パネル2との分解
斜視図、(b)は両者を取付けた状態における端子パネ
ル2のC−C’線断面図である。ここでは、フランジ部
11に一対のピン状の係合突起43が突設され、その先
端にはかしめ部44が設けられ、端子パネル2に係合突
起43が貫通する係止孔45が形成されている。この構
成によっても、図3の取付構造と同程度の回転止め強度
及び抜け止め強度を得られる。
(a)は同軸ケーブル接栓10と端子パネル2との分解
斜視図、(b)は両者を取付けた状態における端子パネ
ル2のD−D’線断面図である。ここでは、フランジ部
11の係合突起43が板状に形成され、端子パネル2の
係止孔45が長方形に形成されている。この構成によっ
ても、図3の取付構造と同程度の回転止め強度及び抜け
止め強度を得られる。
同軸ケーブル接栓の取付構造の第三実施形態を示す。図
6及び図7のフランジ部11は、正6角形に形成されて
いる。図6に示すフランジ部11の対向する2辺の外周
面には係合部51が設けられ、端子パネル2には係合部
51に当接する一対の係止部52が切り起こし形成され
ている。図7に示す端子パネル2には係止部52が階段
状に折り曲げ形成され、ここにフランジ部11の一つの
係合部51が当接している。図8においては、円形のフ
ランジ部11の外周面に一対の係合部51が直線状に形
成され、端子パネル2に係合部51が当接する一対の係
止部52が突設されている。
52と係合部51との当接により、同軸ケーブル接栓1
0の軸線周りの回転止め強度を向上させることができ
る。
ル接栓の取付構造と、従来の同軸ケーブル接栓の取付構
造の回転止め強度を比較する実験結果を示す。実験方法
は、図1及び図9の取付構造を利用して端子パネルに同
軸ケーブル接栓を取付けた試料をNo.1〜5の各5組
計10組用意し、同軸ケーブルコネクタを同軸ケーブル
接栓に締め付け、トルクメータで各試料の回転止め強度
を測定した。
取付構造の場合の平均回転止め強度は116.8kgf
・cm、一方、従来の同軸ケーブル接栓の取付構造の場
合の平均回転止め強度は97.2kgf・cmとなり、
発明に係る同軸ケーブル接栓の取付構造の方が、従来の
それに比べて、回転止め強度が向上していることが分
る。この回転止め強度は、スパナ等の工具によって同軸
ケーブルコネクタを締め付ける可能性が高いBSディジ
タル対応ブースタの接栓取付構造としても充分な強度で
ある。
のではなく、例えば、係合部及び係止部の数や形状や位
置を変更するなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各
部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも可
能である。
4の発明によれば、係合部と係止部との係合により端子
パネルに対し同軸ケーブル接栓を軸線周りで回転止めし
たので、かしめによる取付構造において、同軸ケーブル
接栓の回転止め強度を向上させることができる。
起先端のかしめ部を係合孔にかしめたので、同軸ケーブ
ル接栓の抜け止め強度を向上させることができる。
の取付構造図である。
る。
の取付構造図である。
る。
ある。
の取付構造図である。
る。
ある。
0・・同軸ケーブル接栓、11・・フランジ部、12・
・同軸ケーブル接続部、15・・かしめ片、16・・係
合凹部、17・・係合孔、21・・絶縁体、22・・中
心導体、41・・係止突起、42・・かしめ部、43・
・係合突起、44・・かしめ部、45・・係止孔、51
・・係合部、52・・係止部。
Claims (4)
- 【請求項1】 端子パネルに取付孔を形成し、同軸ケー
ブル接栓に端子パネルに接合するフランジ部を設け、フ
ランジ部に取付孔に挿入されるかしめ片を突設し、かし
め片を端子パネルにかしめて同軸ケーブル接栓を軸線方
向に締着し、端子パネルの取付孔の周囲に係止部を形成
し、フランジ部に係止部と係合する係合部を設け、係合
部と係止部との係合により端子パネルに対し同軸ケーブ
ル接栓を軸線周りで回転止めしたことを特徴とする同軸
ケーブル接栓の取付構造。 - 【請求項2】 前記係合部又は係止部の一方が凸部を含
み、他方が凸部に嵌合する凹部を含む請求項1記載の同
軸ケーブル接栓の取付構造。 - 【請求項3】 前記係合部又は係止部の一方が孔を含
み、他方が孔を貫通する突起を含み、突起の先端にかし
め部を設けた請求項1記載の同軸ケーブル接栓の取付構
造。 - 【請求項4】 前記フランジ部を多角形に形成し、フラ
ンジ部の外周面に係合部を設け、端子パネルに係合部に
当接する係止部を突設した請求項1記載の同軸ケーブル
接栓の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001014975A JP2002216917A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 同軸ケーブル接栓の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001014975A JP2002216917A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 同軸ケーブル接栓の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002216917A true JP2002216917A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18881597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001014975A Pending JP2002216917A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 同軸ケーブル接栓の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002216917A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005317925A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-11-10 | Ricoh Co Ltd | 光源装置、記録装置、製版装置及び画像形成装置 |
JP2009129653A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Sharp Corp | アンテナ端子構造、および、それを備えたチューナー装置 |
JP2010003447A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Dx Antenna Co Ltd | 接栓の固定構造 |
CN114550990A (zh) * | 2022-02-22 | 2022-05-27 | 深圳市恩联线缆有限公司 | 一种机械设备用信号线 |
Citations (2)
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JPH11283706A (ja) * | 1998-03-27 | 1999-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | コネクタの取付け構造 |
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-
2001
- 2001-01-23 JP JP2001014975A patent/JP2002216917A/ja active Pending
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