JP2009129653A - アンテナ端子構造、および、それを備えたチューナー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】端子に加わる応力による基板の損傷を防ぎ、かつ、基板設計の自由度を向上させることが可能なアンテナ端子構造を提供する。
【解決手段】アンテナ端子構造1は、側壁4aおよび4bを備えたシャーシ4と、端子部21およびベース部22を備えたアンテナ端子2と、シャーシ4の内部に設けられ、アンテナ端子2が載置されて実装されている回路基板3とによって構成され、ベース部22は、側壁4aまたは4bの少なくともいずれかに固定されている。また、アンテナ端子構造1は、側壁4a、4bの内側に隔壁13a〜dを備えたシャーシ4と、端子部21およびベース部22を備えたアンテナ端子2と、シャーシ4の内部に設けられ、アンテナ端子2が載置されて実装されている回路基板3とによって構成され、ベース部22は、隔壁13a〜dの少なくともいずれかに固定されている
【選択図】図1
【解決手段】アンテナ端子構造1は、側壁4aおよび4bを備えたシャーシ4と、端子部21およびベース部22を備えたアンテナ端子2と、シャーシ4の内部に設けられ、アンテナ端子2が載置されて実装されている回路基板3とによって構成され、ベース部22は、側壁4aまたは4bの少なくともいずれかに固定されている。また、アンテナ端子構造1は、側壁4a、4bの内側に隔壁13a〜dを備えたシャーシ4と、端子部21およびベース部22を備えたアンテナ端子2と、シャーシ4の内部に設けられ、アンテナ端子2が載置されて実装されている回路基板3とによって構成され、ベース部22は、隔壁13a〜dの少なくともいずれかに固定されている
【選択図】図1
Description
本発明は、アンテナ端子構造、および、それを備えたチューナー装置に関し、特に、電子チューナーにおいて、放送信号などの高周波信号を受信するアンテナと該アンテナによって受信された高周波信号を処理する回路基板とを接続するためのアンテナ端子構造およびチューナー装置に関する。
従来、テレビの電子チューナーにおいて、アンテナ端子は、シャーシ側面に設けられていた。この場合、アンテナ端子のセンターピンは、基板の回路形成面に対して水平方向に延びる。例えば、特許文献1に記載の高周波装置では、同軸コネクタが金属製の筺体の側面に設けられている。そして、特許文献1に記載の高周波装置では、独立した回路機能を有する複数の基板が筺体内において平行に設けられており、上記同軸コネクタの芯線部は筺体内部の基板部におけるプリントパターン部の形成面に対して水平方向に延びている。
しかしながら、昨今、薄型テレビにおいて、アンテナ端子は、シャーシ側面ではなく、シャーシ上面に設けられることが多くなっている。これは、チューナシャーシを横に寝かせることによって、チューナー高さを低減し、薄型テレビセットの更なる薄型化・小型化を進めると共に、さらにアンテナ端子を垂直方向とすることによって、アンテナ線の取り回しを容易にするためである。この場合、アンテナ端子のセンターピンは、基板の回路形成面に対して、垂直方向に延びることになる。
シャーシ上面にアンテナ端子を設ける場合、シャーシの上面部に一定の面積を有する平板部を設け、その平板部にアンテナ端子を取り付けるための開口部を形成し、該開口部にアンテナ端子を挿入して、カシメ等によって機構的に取り付けている。
図24は、外部からの信号を受信するアンテナを接続するためのアンテナ端子がシャーシ上面に設けられたチューナー30の断面図である。また、図25は、図24に示すチューナー30の斜視図である。図24および25に示すとおり、電子チューナー30は、パターン形成された回路基板33と、電気的な遮蔽を目的とした金属シャーシ34とを含んで構成される。図24に示すチューナー30では、アンテナ端子32は、金属シャーシ34の上面34aに設けられている。また、回路基板33には、部品36が回路形成面33aにマウントされ、部品37が上面33bから挿入されて設置されている。そして、アンテナ端子32のセンターピン323は、半田付けにより、回路基板33の回路形成面33aにおけるパターンに電気的に接続される。
また、コネクタ端子の接続ピンが基板に対して垂直に設けられている他の構成として、特許文献2において、プリント回路基板に高周波信号を伝播する同軸ケーブルを接続するための表面実装同軸コネクタが開示されている。特許文献2に記載の同軸コネクタは、ネジやボルトなどの締結具によって、該同軸コネクタが実装されている面とは反対側の基板面に配置されている放熱板と結合するようにして固定されている。これにより、同軸コネクタに加えられる機械的負荷は、締結具を介して放熱板にまで移動し、広範な領域にわたって広がるため、コネクタに加えられる機械的負荷によってプリント回路基板が損傷するリスクを低減できる。
特開平9−97993号公報(1997年4月8日公開)
特開2006−344595号公報(2006年12月21日公開)
しかしながら、図24および25に示すシャーシ上面にアンテナ端子が設けられた構造のチューナーにおいては、シャーシ下面(アンテナ端子が設けられたシャーシ上面の反対側の面)からアンテナ端子の先端までを含めたチューナー全体としての薄型化を進める場合、アンテナ端子の長さは一定であるため、シャーシを薄型化する必要がある。しかしながら、シャーシの内部には基板が設けられており、基板の表面には各種の部品がマウント、あるいは、挿入されるため、シャーシ上面と下面との幅を、基板上に実装される部品の高さよりも小さくすることはできない。したがって、シャーシ上面34aにアンテナ端子32が設けられた構造のチューナー30においては、チューナー全体としての更なる薄型化に大きな制限がかかるという問題が生ずる。
また、シャーシ上面34aにアンテナ端子32が設けられた構造においては、アンテナ端子32の下の領域39は、半田コテやピンセットの先端が入り難い作業難区域となるため、部品を配置した場合、調整や改造が困難になる。そのため、アンテナ端子32の下方の領域39には、挿入部品の配置を避ける必要があり、アンテナ端子32がシャーシ上面34aに設けられることによって形成されるスペースを有効に利用することができない。
また、通常、チューナー30の下面側、すなわち、シールド部材35の下面側には、チューナー30に接続される機器(以下では、セット機器と称する)のマザーボードと電気的な接続を形成するためのコネクタ端子が延びる。このコネクタ端子は、シャーシ34の内部の基板(すなわち、チューナーの回路基板)に形成されたパターンに接続されている。そして、このコネクタ端子がセット機器のマザーボードに接続される場合、チューナー30の回路基板33において、上記コネクタ端子と上記パターンとの接続部に応力が発生する。
そのため、特に、チューナー30の回路基板33が片面パターン基板であって、その半田面33a(すなわち、パターン形成面33a)が下になる場合、上記応力によるパターン剥がれを防止するため、図22に示すコの字形状のコネクタ端子38が用いられる。しかしながら、コの字形状のコネクタ端子38を用いる場合、チューナーの回路基板33におけるコネクタ端子38の占有面積が大きくなってしまうため、小型化・省スペース化の妨げとなる。
一方、特許文献2に記載の表面実装同軸コネクタをチューナーに適用する場合、アンテナ端子は、シャーシ内部にあるチューナーの回路基板の表面に実装されるため、部分的にシャーシの内部に配置されることになり、シャーシ下面からアンテナ端子の先端までを含めたチューナー全体としての薄型化を進めることは可能となる。また、図23に示す作業難区域は形成されないため、省スペース化も可能となる。さらに、特許文献2に記載の同軸コネクタ端子は、実装される面の反対側の基板面に放熱板などの平面部材を配置し、ネジやボルトなどの締結具によって、平面部材と結合させることによって、同軸コネクタ端子を基板に固定する構成であり、同軸コネクタに加えられる機械的負荷によるプリント回路基板の損傷を防ぐことができる。
しかしながら、同軸コネクタ端子が実装される面の反対側の基板面において、上記平面部材が設けられている領域には、回路パターンを形成したり、他の部品を実装したりすることができない。また、同軸コネクタ端子には、ネジやボルトなどの締結具を通すためのフランジが設けられており、コネクタ端子が実装される基板面においても、フランジによって占有される領域には、回路パターンを形成したり、他の部品を実装したりすることができない。したがって、特許文献2に記載の同軸コネクタ端子をチューナーに適用した場合、基板における上記平板部材やコネクタ端子のフランジの占有面積が大きいため、部品配置やパターン形成などの基板設計の自由度を低下させ、チューナーの更なる小型化を妨げるという問題が生ずる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、端子に加わる応力による基板の損傷を防ぐことができ、かつ、基板における占有面積が小さく、基板設計の自由度を向上させることが可能なアンテナ端子構造およびそれを備えたチューナー装置を提供することにある。
本発明に係るアンテナ端子構造は、側壁を備えたフレームと、端子部およびベース部を備えたアンテナ端子と、上記フレームの内部に設けられ、上記アンテナ端子が載置されて実装されている回路基板とによって構成されるアンテナ端子構造であって、上記ベース部は、上記側壁に固定されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るアンテナ端子構造では、回路基板に載置されて実装されているアンテナ端子のベース部が、フレームを構成する側壁に固定されている。なお、フレームは、シールド機能を一体的に備えたシャーシであってもよいし、シャーシとシールドカバーとが着脱可能に設けられた構成であってもよく、特に限定はされない。また、内部に回路基板を配置できるような側壁を少なくとも有していればよく、例えば上壁を有していないような構成であってもよい。
アンテナ端子のベース部は、例えば、半田によって、フレームの側壁に面接触した状態で固定される。あるいは、アンテナ端子のベース部は、ネジなどによってフレームの側壁に固定される構成であってもよいし、金属充填された導電性を有する接着剤などによってフレームの側壁に固定される構成であってもよく、アンテナ端子のベース部がフレームの側壁に固定される構成であれば、特に限定はされない。
従来、面実装型のアンテナ端子は、ネジやボルトによって、平面部材など共に回路基板に締結されて固定されていたが、ネジやボルトを通すためのフランジや平面部材などによって、回路基板におけるアンテナ端子の占有面積が大きく、他の部品配置やパターン形成などの基板設計の自由度が小さくなってしまう問題があった。
これに対し、本発明に係るアンテナ端子構造によれば、上述のとおり、アンテナ端子のベース部が、フレームの側壁に固定されるため、アンテナ端子を回路基板に面実装する場合において、上述のフランジや平面部材が不要となり、回路基板におけるアンテナ端子の占有面積を低減することが可能となる。
これにより、アンテナ端子が面実装された回路基板における部品配置や回路パターンなどの設計の自由度を向上させることができる。また、部品を配置する場合やメンテナンス時の作業性も改善される。しかも、アンテナ端子は、フレームの側壁に固定されているため、アンテナを挿抜する場合にアンテナの挿抜方向に発生する応力によって面実装されたアンテナ端子が回路基板から脱離したり、回路パターンが剥離したりすることを防止できる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の隣り合う2つの側面が、上記フレームの隣り合う2つの上記側壁に固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子のベース部は、カシメ等によって補強されているフレームの四隅に固定されるため、アンテナを挿抜する場合に発生する応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記フレームは、上記側壁の内側に隔壁を有しており、上記ベース部が、さらに上記隔壁と固定されていることが好ましい。
上記の構成によれば、フレームには隔壁が設けられており、アンテナ端子のベース部は、フレームの側壁と隔壁とに固定される。側壁はフレームの形状に沿って設けられるが、隔壁はフレームの内側において任意の配置が可能である。
これにより、アンテナ端子を固定する位置の自由度、すなわち、アンテナ端子の配置の自由度を向上させることができる。また、アンテナ端子のベース部は、フレームの側壁だけでなく、隔壁にも固定されることになるため、アンテナ端子に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの上記側壁に固定され、上記第1の側面に対向する上記ベース部の第2の側面が、上記隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子のベース部における対向する2つの面が、フレームの側壁および隔壁によって固定されるため、回転方向に発生する応力に対する耐久性を向上させることができる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の隣り合う2つの側面が、上記フレームの隣り合う2つの上記側壁に固定され、上記ベース部の他の1つの側面が、上記隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナの挿抜方向、および回転方向の両方の応力に対する耐久性を向上させることができる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の隣り合う2つの側面が、上記フレームの隣り合う2つの上記側壁に固定され、上記ベース部の他の隣り合う2つの側面が、上記隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子のベース部は、4つの側面において固定されることになるため、アンテナ端子に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの上記側壁に固定され、上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面が、上記隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、フレームの側壁とアンテナ端子のベース部における1つの側面とが固定され、フレームの構造上、ベース部の固定されている側面とは反対側の側面に接するようにフレームの隔壁を設けることができない場合であっても、ベース部の固定されている側面と隣り合う1つの側面をフレームの隔壁に固定することができるため、アンテナ端子に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、に上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの上記側壁に固定され、上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面および第3の側面が、上記隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、フレームの側壁とアンテナ端子のベース部における1つの側面とが固定され、フレームの構造上、ベース部の固定されている側面とは反対側の側面に接するようにフレームの隔壁を設けることができない場合であっても、ベース部の固定されている側面と隣り合う2つの側面をフレームの隔壁に固定することができるため、アンテナ端子に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの上記側壁に固定され、上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面が、上記フレームの第1の隔壁に固定され、上記第1の側面に対向する上記ベース部の第3の側面が、上記第1の隔壁とは異なる第2の隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子のベース部における対向する2つの面に加え、さらにもう1つの側面もフレームの側壁および隔壁によって固定されるため、回転方向に発生する応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
本発明のアンテナ端子構造は、側壁と該側壁の内側に設けられた隔壁とを備えたフレームと、端子部およびベース部を備えたアンテナ端子と、上記フレームの内部に設けられ、上記アンテナ端子が載置されて実装されている回路基板とによって構成されるアンテナ端子構造であって、上記ベース部は、上記隔壁に固定されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るアンテナ端子構造では、回路基板に載置されて実装されているアンテナ端子のベース部が、フレームの側壁の内側に設けられた隔壁に固定されている。
アンテナ端子のベース部は、例えば、半田によって、フレームの側壁に固定される。あるいは、アンテナ端子のベース部は、ネジなどによってフレームの側壁に固定される構成であってもよいし、金属充填された導電性を有する接着剤などによってフレームの側壁に固定される構成であってもよく、アンテナ端子のベース部がフレームの側壁に固定される構成であれば、特に限定はされない。
従来、面実装型のアンテナ端子は、ネジやボルトによって、平面部材など共に回路基板に締結されて固定されていたが、ネジやボルトを通すためのフランジや平面部材などによって、回路基板におけるアンテナ端子の占有面積が大きく、他の部品配置やパターン形成などの基板設計の自由度が小さくなってしまう問題があった。
これに対し、本発明に係るアンテナ端子構造によれば、上述のとおり、アンテナ端子のベース部が、フレームの隔壁に固定されるため、アンテナ端子を回路基板に面実装する場合において、上述のフランジや平面部材が不要となり、回路基板におけるアンテナ端子の占有面積を低減することが可能となる。さらに、側壁はフレームの形状に沿って設けられるが、隔壁はフレームの内側において任意の配置が可能である。
これにより、アンテナ端子が面実装された回路基板における部品配置や回路パターンなどの設計の自由度を向上させることができる。また、部品を配置する場合やメンテナンス時の作業性も改善される。さらに、アンテナ端子の配置自由度を向上させることもできる。しかも、アンテナ端子は、フレームの隔壁に固定されているため、アンテナを挿抜する場合に、アンテナ端子に加わる応力によって面実装されたアンテナ端子が回路基板から脱離したり、回路パターンが剥離したりすることを防止できる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の1つの側面が、上記隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子をフレームの側壁に固定せずに、側壁の内側に設けられた1つの隔壁に固定することができるため、アンテナ端子の配置自由度を向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの第1の隔壁に固定され、上記第1の側面に対向する上記ベース部の第2の側面が、上記第1の隔壁とは異なる第2の隔壁と固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子をフレームの側壁に固定せずに、側壁の内側に設けられた2つの隔壁に固定することができるため、アンテナ端子の配置自由度を向上させることが可能となる。また、ベース部における対向する2つの側面が固定されているため、回転方向の応力に対する耐久性を向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの第1の隔壁に固定され、上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面が、上記第1の隔壁とは異なる第2の隔壁と固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子をフレームの側壁に固定せずに、側壁の内側に設けられた2つの隔壁に固定することができるため、アンテナ端子の配置自由度を向上させることが可能となる。また、ベース部における対向する2つの側面を固定することができない場合においても、アンテナ端子に加わる応力に対する耐久性を向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの第1の隔壁に固定され、上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面および第3の側面が、上記第1の隔壁とは異なる他の隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子をフレームの側壁に固定せずに、側壁の内側に設けられた3つの隔壁に固定することができるため、アンテナ端子の配置自由度を向上させることが可能となる。また、ベース部における対向する2つの面に加え、さらにもう1つの側面も隔壁によって固定されるため、回転方向に発生する応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部の全ての側面が、上記フレームの隔壁に固定されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子をフレームの側壁に固定せずに、ベース部の全ての側面を、フレームの側壁の内側に設けられた隔壁に固定することができるため、アンテナ端子の配置自由度を向上させることが可能となる。また、ベース部における全ての側面が隔壁によって固定されるため、回転方向に発生する応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記フレームは、導電性シャーシであることが好ましい。
これにより、フレームは、安定したグランド接続が可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記フレームは、導電性シャーシとシールドカバーとを含んで構成されることが好ましい。
これにより、フレームは、シールドカバーによって、外部のノイズを遮蔽できる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部は、上記側壁または隔壁と電気的に導通可能に固定されていることが好ましい。
上記の構成によれば、ベース部は、フレームの側壁あるいは隔壁と電気的に導通状態にある。
これにより、フレームとアンテナ端子のベース部とは、電気的に接続される。通常、フレームは、グランドに接続される。そして、グランドの接続が不安定な場合、すなわち、アンテナ端子、回路基板、フレーム、およびアンテナからの入力ケーブルのグランド電位にずれが生じると、遮蔽の効果が薄れてしまうために不要な信号を輻射し、外部からの輻射の影響を受けやすくなってしまう。これに対して、本発明に係るアンテナ端子構造では、アンテナ端子のベース部とフレームと導通状態であり、良好にグランド接続されるため、グランドループの影響によるノイズの発生を抑制することが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記端子部は、上記回路基板に対して垂直方向に立設されていることが好ましい。
これにより、アンテナ端子がフレームの上面に垂直方向に立設されている場合に比べて、アンテナ端子構造の全体としての高さ、すなわち、フレームの下面からアンテナ端子の端子部の先端までの高さを低減できる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部は、上記回路基板と接する面に溝を有しており、上記アンテナ端子の中心導体が、上記溝を通って、上記回路基板に形成された回路に接続されていることが好ましい。
これにより、回路基板に面実装されるアンテナ端子の中心導体と回路パターンとの良好な電気的接続を形成することが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部は、上記回路基板と接する面に突設されたベース固定部を有し、上記ベース固定部が、上記回路基板に設けられた挿入孔に嵌挿されていることが好ましい。
これにより、アンテナを挿抜する場合に、アンテナ端子の挿抜方向に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記上記フレームの上記側壁は、上記ベース部の上記回路基板と接する面に対向する面に当接するように凸設された側壁凸部を備えていることが好ましい。
これにより、アンテナを挿抜する場合に、アンテナ端子の挿抜方向に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部は、上記フレームの上記側壁と接する面に凸設されたベース凸部を有し、上記ベース凸部が、上記側壁に設けられた開口部または凹部と嵌合していることが好ましい。
これにより、アンテナを挿抜する場合に、アンテナ端子の挿抜方向に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部は、多角形であることが好ましい。
これにより、ベース部は角が除去された形状となり、回路基板におけるベース部の占有面積を低減できるため、他の部品配置の設計自由度や実装密度が向上する。また、ベース部におけるエッジ部分の引っ掛かりがなくなるため、組立やメンテナンス時の作業性が改善される。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記アンテナ端子の中心導体は、上記ベース部の対角方向に引き出されていることが好ましい。
これにより、中心導体の引き出し角度にバリエーションがあることで、他の部品配置の設計自由度および実装密度をさらに向上させることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部は、円形の一部が面取りされた形状であることが好ましい。
これにより、ベース部は円形の一部が面取りされた形状となり、回路基板におけるベース部の占有面積を低減できるため、他の部品配置の設計自由度や実装密度が向上する。また、ベース部の形状に曲線が含まれることによってエッジ部分が減少し、組立やメンテナンス時の作業性が改善される。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記アンテナ端子は、F接栓であることが好ましい。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記アンテナ端子は、DIN端子であることが好ましい。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記アンテナ端子は、ソケット端子であることが好ましい。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部は、切削によって成形され、端子部と一体的に上記アンテナ端子を形成していることが好ましい。
これにより、ベース部の側面に曲率をもたせることができるため、標準的なベース部に比べて、ベース部の形状(最大幅)を大きくすることなく、表面積を増大させることが可能となる。したがって、半田付け面積が増加するため、フレームに対してアンテナ端子をより強固に半田付けすることが可能となる。
また、本発明のアンテナ端子構造では、上記ベース部は、ダイキャストによって成形され、端子部に接合されて上記アンテナ端子を形成していることが好ましい。
これにより、ベース部の側面に曲率をもたせることができるため、標準的なベース部に比べて、ベース部の形状(最大幅)を大きくすることなく、表面積を増大させることが可能となる。したがって、半田付け面積が増加するため、フレームに対してアンテナ端子をより強固に半田付けすることが可能となる。
また、本発明のチューナー装置は、上記のアンテナ端子構造を備えていることが好ましい。
これにより、本発明のチューナー装置は、上記のアンテナ端子構造を備えているため、アンテナ端子が面実装された回路基板における部品配置や回路パターンなどの設計の自由度が向上し、チューナー装置のさらなる小型化を実現することが可能となる。
本発明に係るアンテナ端子構造は、側壁を備えたフレームと、端子部およびベース部を備えたアンテナ端子と、上記フレームの内部に設けられ、上記アンテナ端子が載置されて実装されている回路基板とによって構成されるアンテナ端子構造であって、上記ベース部は、上記側壁に固定されていることを特徴としている。
また、本発明のアンテナ端子構造は、側壁と該側壁の内側に設けられた隔壁とを備えたフレームと、端子部およびベース部を備えたアンテナ端子と、上記フレームの内部に設けられ、上記アンテナ端子が載置されて実装されている回路基板とによって構成されるアンテナ端子構造であって、上記ベース部は、上記隔壁に固定されていることを特徴としている。
それゆえ、アンテナ端子が面実装された回路基板における部品配置や回路パターンなどの設計の自由度を向上させることができる。また、部品を配置する場合やメンテナンス時の作業性も改善される。しかも、アンテナ端子は、フレームの側壁または隔壁に固定されているため、アンテナを挿抜する場合に、アンテナ端子に加わる応力によって面実装されたアンテナ端子が回路基板から脱離したり、回路パターンが剥離したりすることを防止できる。
また、本発明のチューナー装置は、上記のアンテナ端子構造を備えている。
それゆえ、アンテナ端子が面実装された回路基板における部品配置や回路パターンなどの設計の自由度が向上し、チューナー装置のさらなる小型化を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置について、図1〜図22を参照しながら説明する。
(アンテナ端子構造1)
本発明に係るアンテナ端子構造1の構成について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明に係るアンテナ端子構造1を備えたチューナー(チューナー装置)10の断面を示す図である。
本発明に係るアンテナ端子構造1の構成について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明に係るアンテナ端子構造1を備えたチューナー(チューナー装置)10の断面を示す図である。
図1に示すとおり、アンテナ端子構造1は、面実装型のアンテナ端子2と回路基板3と導電性のシャーシ(フレーム)4とを含んで構成される。また、シャーシ4は、シールドカバー(フレーム)5によって覆われている。シールドカバー5は、不要な信号を遮蔽して、アンテナ端子2を介して受信するRF信号と外部からの信号との干渉によるノイズの発生を防止する。なお、チューナー10の上面において、シャーシ4およびシールドカバー5には、アンテナ端子2が配置されている位置において開口部が設けられている。これにより、チューナー10にシールドカバー5が装着された状態においても、アンテナ端子2をアンテナ線のコネクタと接続することが可能となる。
回路基板3は、回路パターン形成面3aと基板裏面3bとを備えており、シャーシ4の内部に設置されている。回路基板3には、回路パターン形成面3aに部品6がマウントされており、基板裏面3bから部品7が挿入されて実装されている。また、回路基板3には、コネクタ端子8が基板裏面3bから挿入され、回路パターン形成面3aにおいて、回路パターンに接続されている。コネクタ端子8は、チューナー10に接続される機器(以下では、セット機器と称する)のマザーボードと電気的な接続を形成するためのコネクタ端子である。なお、本実施の形態では、回路基板3は、片面パターン基板であるが、両面パターン基板であってもよく、特に限定はされない。
図2は、本発明に係るアンテナ端子2の斜視図である。アンテナ端子2は、端子部21とベース部22とセンターピン(中心導体)23とを含んで構成される。本実施の形態では、ベース部22は、正方形の上面および下面と長方形の側面22a、22b、22c、および22dとによって構成される直方体であり、アンテナ端子2は、直方体のベース部22と円筒形の端子部21とが一体化した形状である。また、端子部21は、回路基板3に対して垂直に立設されている。
なお、ベース部の形状は、直方体や立方体などの六面体に限定されることはなく、ベース部の上面および下面が多角形の形状をした多面体であってもよい。また、あるいは、ベース部の上面および下面が円形の一部が面取りされた形状であってもよい。
図3は、本発明に係るアンテナ端子構造の一実施形態を示す図であり、アンテナ端子2のベース部22がシャーシ4の側壁4aに固定されている様子を示す平面図である。また、図4は、図3に示すアンテナ端子構造1の断面図である。
従来、面実装型のアンテナ端子は、ネジやボルトによって、平面部材など共に回路基板に締結されて固定されていたが、ネジやボルトを通すためのフランジや平面部材などによって、回路基板におけるアンテナ端子の占有面積が大きく、他の部品配置やパターン形成などの基板設計の自由度が小さくなってしまう問題があった。
これに対し、本発明に係るアンテナ端子構造1では、図3および図4に示すとおり、シャーシ4は、側壁4aを備えており、アンテナ端子2のベース部22は、シャーシ4の側壁4aに固定されている。
これにより、アンテナ端子2が面実装された回路基板3における部品配置や回路パターンなどの設計の自由度を向上させることができる。また、部品を配置する場合やメンテナンス時の作業性も改善される。しかも、アンテナ端子2は、シャーシ4の側壁に固定されているため、アンテナを挿抜する場合にアンテナの挿抜方向に発生する応力によって面実装されたアンテナ端子2が回路基板3から脱離したり、回路パターン11が剥離したりすることを防止できる。
本発明に係るアンテナ端子構造1について、以下に、より詳細に説明すれる。アンテナ端子2は、図1に示すとおり、回路基板3の回路パターン形成面3aに載置され、端子部21は回路基板3に対して垂直に立設しており、ベース部22の下面と回路パターン形成面3aとが接触している。そして、センターピン23は、端子部21の内部において垂直方向に延びているが、図3および図4に示すとおり、基板面の高さにおいて折れ曲がり、ベース部22の回路基板3と接触する面に設けられた溝14を通って、ベース部の1つの側面22cから外部に突出している。
そして、アンテナ端子2のセンターピン23は、パターン11と半田12によって接続され、アンテナ端子2は、回路基板3に形成された回路パターンと電気的に接続されることになる。つまり、アンテナ端子2は、回路基板3に面実装されている。これにより、回路基板3には、アンテナ端子2に接続されたアンテナを介して、受信した高周波信号が供給され得る。
アンテナ端子2は、端子部22が回路基板3に対して垂直に立設されてり、また、ベース部22を介して回路基板3に面実装されているため、シャーシ4およびシールドカバー5の上面に設置された場合に比べ、アンテナ端子構造の全体としての高さ、すなわち、シャーシ4の下面からアンテナ端子2の端子部21の先端までの高さを低減できる。
図3に示すアンテナ端子構造1では、ベース部22の側面22aがシャーシ4の側壁4aに接触(すなわち、面接触)して、半田9によって半田付けされて固定されている。図3に示すアンテナ端子構造1では、ベース部22の他の側面(すなわち、側面22b、22c、および、22d)はシャーシ4の側壁に固定されておらず、ベース部22の1つの側面において固定されている。
また、シャーシ4は、グランドに接続されており、ベース部22は、側壁4aおよび半田9を介して導電性のシャーシ4と電気的に導通可能に接続されている。これにより、ベース部22もグランドに接続される。さらに、ベース部22は、回路基板3に形成されたグランド(GND)パターンとも接続されている。
ここで、グランドの接続が不安定な場合、すなわち、アンテナ端子2、回路基板3、シャーシ4、およびアンテナからの入力ケーブルのグランド電位にずれが生じると、遮蔽の効果が薄れてしまうために不要な信号を輻射し、外部からの輻射の影響を受けやすくなってしまう。
本実施の形態では、上述のとおり、アンテナ端子2、回路基板3、およびシャーシ4が良好にグランド接続されるため、グランドループの影響によるノイズの発生を抑制することが可能となる。
なお、ベース部22とシャーシ4の側壁4aとは、半田付け以外にも、電気的な接続が維持された状態でネジなどによって締結されてもよいし、あるいは、金属充填された接着剤などを用いて固定される構成であってもよく、特に限定はされない。
(アンテナ端子構造1の変形例)
図5は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図5に示すアンテナ端子構造では、ベース部22の隣り合う2つの側面22aおよび22bとが、それぞれ、シャーシ4の隣り合う2つの側壁4aおよび4bに接触して、半田9によって固定されている。
図5は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図5に示すアンテナ端子構造では、ベース部22の隣り合う2つの側面22aおよび22bとが、それぞれ、シャーシ4の隣り合う2つの側壁4aおよび4bに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナを挿抜する場合に発生する応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
図6は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図6に示すアンテナ端子構造では、図3に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の側面22aがシャーシ4の側壁4aと接触して、半田9によって固定されている。さらに、図6に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13cを有しており、ベース部22は、側壁4a以外に、隔壁13cにも固定されている。側壁4a、4bはフレームの形状に沿って設けられるが、隔壁13cはフレームの内側において任意の配置が可能である。
これにより、アンテナ端子2を固定する位置の自由度、すなわち、アンテナ端子2の配置の自由度を向上させることができる。また、アンテナ端子に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
図6に示すアンテナ端子構造では、ベース部22の側面22a(第1の側面)が、シャーシ4の側壁4aに接触して、半田9によって固定されている。さらに、図6に示すアンテナ端子構造では、ベース部22における側面22aに対向する側面22c(第2の側面)が、シャーシ4の隔壁13cに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、回転方向に発生する応力に対する耐久性を向上させることができる。
図7は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図7に示すアンテナ端子構造では、図5に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の隣り合う2つの側面22aおよび22bが、それぞれ、シャーシ4の隣り合う2つの側壁4aおよび4bに接触して、半田9によって固定されている。さらに、図7に示す端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13cを有しており、ベース部22は、ベース部22の他の1つの側面22cが、側隔壁13cに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナの挿抜方向、および回転方向の両方の応力に対する耐久性を向上させることができる。
図8は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図8に示すアンテナ構造では、図5に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の隣り合う2つの側面22aおよび22bが、それぞれ、シャーシ4の隣り合う2つの側壁4aおよび4bに接触して、半田9によって固定されている。さらに、図7に示す端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13cおよび13dを有しており、ベース部22は、ベース部22の他の隣り合う側面22cおよび22dが、それぞれ、隔壁13cおよび13dに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナ端子2に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
図9は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図9に示すアンテナ構造では、図3に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の側面22a(第1の側面)がシャーシ4の側壁4aと接触して、半田9によって固定されている。さらに、図9に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13bを有しており、ベース部22は、側面22aに隣り合う側面22b(第2の側面)が隔壁13bに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナ端子2に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
図10は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図10に示すアンテナ端子構造では、図3に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の側面22a(第1の側面)がシャーシ4の側壁4aと接触して、半田9によって固定されている。さらに、図10に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13bおよび13dを有しており、ベース部22は、側面22aに隣り合う側面22b(第2の側面)および22d(第3の側面)が、それぞれ、隔壁13bおよび13dに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナ端子2に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
図11は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図11に示すアンテナ端子構造では、図3に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の側面22a(第1の側面)がシャーシ4の側壁4aと接触して、半田9によって固定されている。さらに、図11に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13bおよび13cを有しており、ベース部22は、側面22aに隣り合う側面22b(第2の側面)が隔壁13b(第1の隔壁)と接触し、半田9によって固定され、側面22aに対向する側面22c(第2の側面)が隔壁13c(第2の隔壁)に接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナ端子2の回転方向に発生する応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
図12は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図12に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13bを有しており、ベース部22がシャーシ4の隔壁13bに固定されている。なお、ベース部22は、シャーシ4の側壁4aおよび4bに固定されていない。
これにより、アンテナ端子2が面実装された回路基板3における部品配置や回路パターンなどの設計の自由度を向上させることができる。また、部品を配置する場合やメンテナンス時の作業性も改善される。さらに、アンテナ端子2の配置自由度を向上させることができる。しかも、アンテナ端子2は、フレームの隔壁13bに固定されているため、アンテナを挿抜する場合に、アンテナ端子2に加わる応力によって面実装されたアンテナ端子2が回路基板3から脱離したり、回路パターンが剥離したりすることを防止できる。
図12に示すアンテナ構造では、ベース部22の側面22bが、シャーシ4の隔壁13bと接触して、半田9によって固定されている。図12に示すアンテナ構造では、ベース部22の他の側面(すなわち、側面22b、22c、および、22d)は、シャーシ4の隔壁に固定されておらず、ベース部22の1つの側面において固定されている。
これにより、アンテナ端子2をシャーシ4の側壁4a、4bに固定せずに、側壁4a、4bの内側に設けられた1つの隔壁13bに固定することができるため、アンテナ端子2の配置自由度を向上させることが可能となる。
図13は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図13に示すアンテナ端子構造では、図12に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の側面22b(第1の側面)がシャーシ4の隔壁13b(第1の隔壁)と接触して、半田9によって固定されている。さらに、図13に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13d(第2の隔壁)を有しており、ベース部22は、ベース部22における側面22bに対向する側面22d(第2の側面)が、シャーシ4の隔壁13dに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナ端子2の配置自由度を向上させることが可能となる。また、アンテナ端子2の回転方向の応力に対する耐久性を向上させることが可能となる。
図14は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図14に示すアンテナ端子構造では、図12に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の側面22b(第1の側面)がシャーシ4の隔壁13b(第1の隔壁)と接触して、半田9によって固定されている。さらに、図14に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13c(第2の隔壁)を有しており、ベース部22は、ベース部22における側面22bと隣り合う側面22c(第2の側面)が、シャーシ4の隔壁13cに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナ端子2の配置自由度を向上させることが可能となる。また、アンテナ端子2に加わる応力に対する耐久性を向上させることが可能となる。
図15は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図15に示すアンテナ端子構造では、図12に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の側面22b(第1の側面)がシャーシ4の隔壁13b(第1の隔壁)と接触して、半田9によって固定されている。さらに、図15に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13a(第2の隔壁)および13c(第3の隔壁)を有しており、ベース部22は、ベース部22における側面22bと隣り合う側面22a(第2の側面)および22c(第3の側面)が、それぞれ、シャーシ4の隔壁13aおよび13cに接触して、半田9によって固定されている。
これにより、アンテナ端子2の配置自由度を向上させることが可能となる。また、アンテナ端子2の回転方向に発生する応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
図16は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図16に示すアンテナ端子構造では、図12に示すアンテナ端子構造と同様、ベース部22の側面22bがシャーシ4の隔壁13bと接触して、半田9によって固定されている。さらに、図16に示すアンテナ端子構造では、シャーシ4は、側壁4aおよび4bの内側に隔壁13a、13c、および、13dを有しており、ベース部22は、ベース部22における側面22bと隣り合う側面22aおよび22cが、それぞれ、シャーシ4の隔壁13aおよび13cに接触して、半田9によって固定されている。さらに、ベース部22における側面22bに対向する側面22dが、シャーシ4の隔壁13dに接触して、半田9によって固定されている。つまり、ベース部22の全ての側面が、シャーシ4の隔壁に固定されている。
これにより、アンテナ端子2の配置自由度を向上させることが可能となる。また、ベース部22における全ての側面22a〜dが隔壁13a〜dによって固定されるため、アンテナ端子2に加わる応力に対する耐久性をさらに向上させることができる。
図17は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す断面図であり、図4に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図17に示すアンテナ端子構造では、図4に示すアンテナ端子構造において、アンテナ端子2のベース部22には、回路基板3と接する面に複数の端子24(ベース固定部)が垂直方向に成形されている。そして、この端子24は、回路基板3に設けられたホール(挿入孔)を通って、基板裏面3bに到達している。さらに、端子24は、基板裏面3bから突出した部分が折り曲げられている。これにより、ベース22と回路基板3との電気的な接触を良好にすることができる。また、アンテナを挿抜する場合、アンテナ端子2に対してアンテナ挿抜方向に応力が加わることになるが、図17の構成によって、より大きなアンテナ挿抜方向への応力に耐え得るアンテナ端子構造を実現できる。
図18は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す断面図であり、図4に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図17に示すアンテナ端子構造では、図4に示すアンテナ端子構造において、シャーシ4の側壁4aには、アンテナ端子2のベース部22の高さに凸部(側壁凸部)25が設けられている。つまり、凸部25は、ベース部22における回路基板3と接する面に対向する面、すなわち、ベース部22の上面に当接するように設けられている。図18に示す構成によれば、凸部25がアンテナ端子2のベース部22を押さえる構造となる。これにより、アンテナを挿抜する場合、より大きなアンテナ挿抜方向への応力に耐え得るアンテナ端子構造を実現できる。
図19は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す断面図であり、図4に示すアンテナ端子構造の変形例を示す図である。図17に示すアンテナ端子構造では、図4に示すアンテナ端子構造において、アンテナ端子2のベース部22には、シャーシ4の側壁4aと接する面に凸部(ベース凸部)26が設けられている。また、シャーシ4には、凸部26に対応する位置に窓(開口部)27が設けられており、凸部26が窓27に嵌合している。これにより、アンテナを挿抜する場合、より大きなアンテナ挿抜方向への応力に耐え得るアンテナ端子構造を実現できる。
なお、シャーシ4には、凹部が設けられ、凸部26が該凹部に嵌合する構成であってもよく、特に限定はされない。
図20は、本発明に係るアンテナ端子構造を示す平面図であり、図3に示すアンテナ端子構造の変形例である。図20に示すアンテナ端子構造では、図3に示すアンテナ端子構造において、アンテナ端子2のセンターピン23は、正方形であるベース部22の上面(下面)の一辺と45度の角度をなす方向、すなわち、対角方向に、引き出されている。このように、センターピン23の引き出し角度にバリエーションがあることで、他の部品配置の設計自由度が向上し、実装密度を改善することができる。これにより、チューナーをより小型化することが可能となる。なお、本実施の形態では、ベース部22の下面、すなわち、回路基板3と接触している面において、センターピン23が引き出される方向には、溝が形成されている。
図21は、本発明に係るアンテナ端子構造におけるベース部22の変形例を示す図である。図21に示すアンテナ端子2のベース部22は、多角形の形状をしている。これにより、ベース部22は、角の部分が除去された形状となるため、回路基板3におけるベース部22の占有面積を低減できる。したがって、他の部品配置の設計自由度が向上し、実装密度が改善され、チューナーの更なる小型化が実現可能となる。また、ベース部22のエッジ部分の引っかかりがなくなるため、チューナー組立時の作業性が改善される。
図22は、本発明に係るアンテナ端子構造におけるベース部22の変形例を示す図である。図22に示すアンテナ端子2のベース部22は、円形の一部が面取りされた形状をしている。これにより、回路基板3におけるベース部22の占有面積を低減できる。したがって、他の部品配置の設計自由度が向上し、実装密度が改善され、チューナーの更なる小型化が実現可能となる。また、ベース部22の形状に曲線が含まれていることによって、エッジ部分が減少し、引っかかりがなくなるため、チューナー組立時の作業性が改善される。
図23は、本発明に係るアンテナ端子構造におけるアンテナ端子2の変形例を示す図であり、切削またはダイキャストによって成形されたアンテナ端子2の断面図である。図23に示すアンテナ端子2は、ベース部22が端子部21と同じ原材料から切削によって一体的に形成されてもよい。また、図23に示すアンテナ端子2は、ベース部22がダイキャストによって成形され、端子部21と接合されて形成されてもよい。アンテナ端子2のベース部を切削、あるいは、ダイキャストによって成形することによって、図23に示すように、ベース部22の側面に曲率をもたせることができるため、図4に示す標準的なベース部22と比較して、形状(ベース部の最大幅)を大きくすることなく、表面積を増加させることができる。これにより、半田付け面積が増加するため、フレームに対してアンテナ端子をより強固に半田付けすることが可能となる。
また、アンテナ端子2は、F接栓、DIN端子、あるいは、ソケット端子であってもよく、端子部の形状については特に限定されない。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、基板の表面に実装されるアンテナ端子に適用可能であり、特に、チューナー装置のアンテナ端子に好適である。
1 アンテナ端子構造
2 アンテナ端子
3 回路基板
3a 回路パターン形成面
3b 基板裏面
4 シャーシ(フレーム)
4a、b 側壁
5 シールドカバー(フレーム)
9 半田
10 チューナー(チューナー装置)
11 パターン
12 半田
13a〜d 隔壁
14 溝
21 端子部
22 ベース部
22a〜d 側面
23 センターピン(中心導体)
24 端子(ベース固定部)
25 凸部(側壁凸部)
26 凸部(ベース凸部)
27 窓(開口部)
2 アンテナ端子
3 回路基板
3a 回路パターン形成面
3b 基板裏面
4 シャーシ(フレーム)
4a、b 側壁
5 シールドカバー(フレーム)
9 半田
10 チューナー(チューナー装置)
11 パターン
12 半田
13a〜d 隔壁
14 溝
21 端子部
22 ベース部
22a〜d 側面
23 センターピン(中心導体)
24 端子(ベース固定部)
25 凸部(側壁凸部)
26 凸部(ベース凸部)
27 窓(開口部)
Claims (32)
- 側壁を備えたフレームと、端子部およびベース部を備えたアンテナ端子と、上記フレームの内部に設けられ、上記アンテナ端子が載置されて実装されている回路基板とによって構成されるアンテナ端子構造であって、
上記ベース部は、上記側壁に固定されていることを特徴とするアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の隣り合う2つの側面が、上記フレームの隣り合う2つの上記側壁にそれぞれ固定されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ端子構造。
- 上記フレームは、上記側壁の内側に隔壁を有しており、
上記ベース部が、さらに上記隔壁に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの上記側壁と固定され、
上記第1の側面に対向する上記ベース部の第2の側面が、上記隔壁に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の隣り合う2つの側面が、上記フレームの隣り合う2つの上記側壁に固定され、
上記ベース部の他の1つの側面が、上記隔壁に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の隣り合う2つの側面が、上記フレームの隣り合う2つの上記側壁に固定され、
上記ベース部の他の隣り合う2つの側面が、上記隔壁に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの上記側壁に固定され、
上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面が、上記隔壁に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの上記側壁に固定され、
上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面および第3の側面が、上記隔壁に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの上記側壁に固定され、
上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面が、上記フレームの第1の隔壁に固定され、
上記第1の側面に対向する上記ベース部の第3の側面が、上記第1の隔壁とは異なる第2の隔壁に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ端子構造。 - 側壁と該側壁の内側に設けられた隔壁とを備えたフレームと、端子部およびベース部を備えたアンテナ端子と、上記フレームの内部に設けられ、上記アンテナ端子が載置されて実装されている回路基板とによって構成されるアンテナ端子構造であって、
上記ベース部は、上記隔壁に固定されていることを特徴とするアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の1つの側面が、上記隔壁に固定されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ端子構造。
- 上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの第1の隔壁に固定され、
上記第1の側面に対向する上記ベース部の第2の側面が、上記第1の隔壁とは異なる第2の隔壁と固定されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの第1の隔壁に固定され、
上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面が、上記第1の隔壁とは異なる第2の隔壁と固定されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の第1の側面が、上記フレームの第1の隔壁に固定され、
上記第1の側面と隣り合う上記ベース部の第2の側面および第3の側面が、上記第1の隔壁とは異なる他の隔壁に固定されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部の全ての側面が、上記フレームの隔壁に固定されていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ端子構造。
- 上記フレームは、導電性シャーシであることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のアンテナ構造。
- 上記フレームは、導電性シャーシとシールドカバーとを含んで構成されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のアンテナ構造。
- 上記ベース部は、上記側壁または隔壁と電気的に導通可能に固定されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。
- 上記端子部は、上記回路基板に対して垂直方向に立設されていることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。
- 上記ベース部は、上記回路基板と接する面に溝を有しており、
上記アンテナ端子の中心導体が、上記溝を通って、上記回路基板に形成された回路に接続されていることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部は、上記回路基板と接する面に突設されたベース固定部を有し、
上記ベース固定部が、上記回路基板に設けられた挿入孔に嵌挿されていることを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。 - 上記フレームの上記側壁は、上記ベース部の上記回路基板と接する面に対向する面に当接するように凸設された側壁凸部を備えていることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。
- 上記ベース部は、上記フレームの上記側壁と接する面に凸設されたベース凸部を有し、
上記ベース凸部が、上記側壁に設けられた開口部または凹部と嵌合していることを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。 - 上記ベース部は、多角形であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ端子構造。
- 上記アンテナ端子の中心導体は、上記ベース部の対角方向に引き出されていることを特徴とする請求項24に記載のアンテナ端子構造。
- 上記ベース部は、円形の一部が面取りされた形状であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ端子構造。
- 上記アンテナ端子は、F接栓であることを特徴とする請求項1〜26のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。
- 上記アンテナ端子は、DIN端子であることを特徴とする請求項1〜26のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。
- 上記アンテナ端子は、ソケット端子であることを特徴とする請求項1〜26のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。
- 上記ベース部は、切削によって成形され、上記端子部と一体的に上記アンテナ端子を形成していることを特徴とする請求項1〜29のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。
- 上記ベース部は、ダイキャストによって成形され、上記端子部に接合されて上記アンテナ端子を形成していることを特徴とする請求項1〜29のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造。
- 請求項1〜31のいずれか1項に記載のアンテナ端子構造を備えていることを特徴とするチューナー装置。
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- 2007-11-21 JP JP2007302288A patent/JP2009129653A/ja active Pending
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