JP3030838U - 電子部品用ケース - Google Patents

電子部品用ケース

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Publication number
JP3030838U
JP3030838U JP1996004730U JP473096U JP3030838U JP 3030838 U JP3030838 U JP 3030838U JP 1996004730 U JP1996004730 U JP 1996004730U JP 473096 U JP473096 U JP 473096U JP 3030838 U JP3030838 U JP 3030838U
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JP
Japan
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case
circuit board
mounting
mounting leg
leg
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Application number
JP1996004730U
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English (en)
Inventor
日下部政明
Original Assignee
スミダ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子部品用ケースの取付脚の構造を改良するこ
とにより、該取付脚の回路基板に対する係合力を増強
し、振動等によってケースが取付位置から移動したり回
路基板の取付孔から脱落したりするのを予防する。 【解決手段】樹脂製の電子部品用ケース1の基底部に一
体に形成した取付脚2の直立部3の断面形状を楕円形と
し、その先端に形成した突起部4を円錐形を倒立させた
形状とするとともに、前記突起部4の径大部に段部5を
形成し、前記取付脚2を回路基板6の取付孔7に圧入し
たとき、突起部4が回路基板6の裏面に係合するように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコイル,コンデンサ,その他の電子部品を収容するケースあるいはボビ ンに関し、特にこれらのケースやボビンを回路基板に取り付けるための取付構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コイル,コンデンサ,その他の電子部品を収容するケースあるいはボビン を回路基板に装着する構造としては、例えば、図2に示すように、角柱状の直立 部13と該直立部の先端に形成された三角形状の突起部14および段部15とで 形成した取付脚12を電子部品を収容した樹脂製ケース11の基底部の適当箇所 に複数個、一体に形成し、各取付脚12を回路基板16に開けた取付孔17に挿 入し、突起部14を回路基板16の下面に係合させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、回路基板16に開けた取付孔17は四角形のものが多く、前記取付脚1 2を回路基板16の取付孔17に挿入すると該取付脚の周囲には図2(c)のよ うに大きな隙間18が形成される。 そのため、取付脚の回路基板に対する係合力が弱く、ガタが生じやすく、振動等 によってケース11の取付位置が移動したり取付孔から抜けたりしやすく、また 、突起部14が角ばっているため回路基板16への取付作業がしにくい欠点があ った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の欠点を除去するため、上記取付脚の直立部の断面形状を楕円 形とし、また、突起部を円錐形を倒立させた形状とすることにより、回路基板の 取付孔との接触面積を大きくしてケースの回路基板に対する係合力を増強し、ま た、該ケースの取付作業を容易にしたものである。
【0005】
【実施例】
図1(a)は本考案の電子部品の一例を示す側面図、同(b)は要部の拡大斜視 図、同(c)は回路基板に装着したときの状態を説明するための断面側面図、同 (d)は図1(c)の部分上面図である。 各図において、1は電子部品を収容した樹脂製のケース、2は前記ケースの基底 部の適当箇所にケースと一体に形成した取付脚で、断面を楕円形にした直立部3 と前記直立部の先端に形成され、円錐形を倒立させ、その径大部が上面となるよ うにした突起部4と、前記突起部の径大部に形成された段部5とで構成されてい る。 7は回路基板6に開けた複数の取付孔である。 なお、取付脚2の突起部4の径大部の直径は前記取付孔7の直径よりやや小さく してあり、また、各取付脚の段部5はそれぞれケース1の外側に向くようにして ある。 この構成でケース1を回路基板6に取り付ける場合、各取付脚2は回路基板6の 取付孔7に圧入される。 すると、各取付脚は弾性によってそれぞれ外側方向に押圧され、突起部4の径大 部に設けた段部5は回路基板6の裏面に係合し、また、直立部3は断面形状を楕 円形としてあるから回路基板6の各取付孔7の内周縁に沿って当接する。
【0006】
【考案の効果】
本考案は以上のように、電子部品を収容する樹脂製ケースの取付脚を該ケースと 一体に形成し、取付脚の直立部の断面形状を楕円形としたから、回路基板の取付 孔の内周縁との接触面積が大きくなり、取付脚の回路基板に対する係合力が大き くなるため、振動等によってケースの取付位置が移動することはない。 また、回路基板の裏面に係合する突起部は円錐形を倒立させ、その径大部が上面 となるようにしたから、回路基板の取付孔への挿入が容易であり、ケースの取付 作業が効率的となり、更に、前記突起部が回路基板の取付孔から抜けて ケースが回路基板から脱落するのを予防することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図1(a)は本考案の電子部品用ケースの一例を示す側
面図、同(b)は要部の拡大斜視図、同(c)は回路基
板に装着したときの状態を説明するための断面側面図、
同(d)は図1(c)の部分上面図である。図2(a)
は従来の電子部品用ケースの取付状態を説明するための
説明図、同(b)は同要部の拡大斜視図、同(c)は回
路基板に装着したときの状態を説明するための部分上面
図である。
【符号の説明】
1・・・ケース、2・・・取付脚、3・・・直立部 4・・・突起部、5・・・段部 6・・・回路基板、7・・・取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H05K 1/18 9174−5E H01G 1/035 Z

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を収容する樹脂製ケースの基底部
    に複数の取付脚を該ケースと一体に形成し、該ケースの
    取付脚を回路基板の取付孔に圧入させるようにした電子
    部品用ケースにおいて、前記取付脚は断面が楕円状の直
    立部と、円錐を倒立させた形状の突起部と、前記突起部
    の径大部に形成した段部とで構成され、また、各取付脚
    の段部をケースの外側に向けて配置することにより、前
    記突起部が回路基板の裏面に係合するようにしたことを
    特徴とする電子部品用ケース。
JP1996004730U 1996-05-02 1996-05-02 電子部品用ケース Expired - Lifetime JP3030838U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061610A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Yazaki Corp ハーネスのノイズフィルタ構造
JP2015008837A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 三菱電機株式会社 基板ユニット及び炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011061610A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Yazaki Corp ハーネスのノイズフィルタ構造
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