JP4257014B2 - ステアリングセンサ - Google Patents

ステアリングセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP4257014B2
JP4257014B2 JP2000098203A JP2000098203A JP4257014B2 JP 4257014 B2 JP4257014 B2 JP 4257014B2 JP 2000098203 A JP2000098203 A JP 2000098203A JP 2000098203 A JP2000098203 A JP 2000098203A JP 4257014 B2 JP4257014 B2 JP 4257014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
base
substrate
sensor
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000098203A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001280937A (ja
Inventor
昌弘 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Co Ltd
Original Assignee
Niles Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niles Co Ltd filed Critical Niles Co Ltd
Priority to JP2000098203A priority Critical patent/JP4257014B2/ja
Publication of JP2001280937A publication Critical patent/JP2001280937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4257014B2 publication Critical patent/JP4257014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Transform (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のステアリングハンドルの回転角度を検出するステアリングセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のステアリングセンサとしては、例えば実開昭60−161674号公報に開示された考案がある。従来のステアリングセンサは、回転するステアリングハンドル側と車体側を電気的に接続するスリップリングやケーブルリールなどの回転コネクタ装置やコンビネーションスイッチのボディ内に取り付けられている。ステアリングセンサは、ステアリングハンドルと一緒に回転するセンサボードのスリットに向けて光を発する発光素子と、スリットを通過した前記発光素子からの光を検出する受光素子と、前記発光素子と受光素子との間に介在され多数の前記スリットを有するセンサボードと、回路基板を内設したケース本体と、で成る。
【0003】
ステアリングセンサは、該ステアリングセンサと共に回転するセンサボードの上下面に前記発光素子と受光素子とで成る透過型フォトインタプラタを設置してマイクロコンピュータで、前記スリットの回転数を数えてステアリングハンドルの位置を検出するセンサである。
【0004】
ステアリングセンサは、前述した公報に開示されているように、回転コネクタ装置の下面にセンサボードを回転自在に設置し、かつセンサケースは上部の両側面に突出形成した挿入部を、回転コネクタ装置の下面に形成した係合部に係合し、かつセンサケースの上端に形成した抑止突片を回転コネクタ装置のケースに係止することで取り付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来技術のステアリングセンサのセンサケースは、内設したプリント基板を1枚で構成しているため大きく、特に上下方向に長いので、該センサケースも上下方向に長い形状に成っており、センサ全体が大きくなっている。この上下方向に長いセンサケースは、回転コネクタ装置に固定している個所が該センサケースの上端部のみであるため、該センサケースに外力が加えられたら傾倒して倒れ易いという問題点がある。
【0006】
センサケースは、傾くことで、該センサケースに内設した受発光素子が所定位置からずれる。発光素子は、該発光素子のレンズが所定の設置位置からずれることで、発散される光の方向が傾き、センサボードのスリットを通過して受光素子に届く光が弱くなり、ステアリングセンサの精度が低下するという問題点がある。また、受光素子も、該受光素子のレンズの位置がずれたり傾いたりすることで、受光する光が弱くなり、ステアリングセンサの精度を低下させるという問題点がある。
【0007】
前述したセンサケースの倒れの問題点を解消して前記センサケースを回転コネクタ装置に堅固する手段としては、樹脂製のセンサケースや回転コネクタ装置のハウジングが外力で変形することを阻止するリブを形成したり、肉厚を厚くして防止する手段が取られていた。しかしながら、このようなリブや肉厚を厚くする手段では、センサケース全体が大型化するという問題点がある。
【0008】
本発明は、前述した従来技術の問題点を解消すべく発明されたものであり、ステアリングセンサの装置全体が簡単で組み付け易く、かつ発光素子と受光素子をセンサボードに正確に設置することができるステアリングセンサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した従来の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項1の発明は、発光素子と受光素子とでステアリングハンドルと共に回転するセンサボードの回転を検出するステアリングセンサにおいて、前記センサボードは、前記発光素子及び受光素子を取り付けたホルダを設置するための切欠部を形成したカバー及びケースに覆われ、該カバー及びケースは、前記切欠部の奥に、ホルダの先端部に形成した挟持片が係合する保持面を形成して、前記ホルダを保持して成る。
【0010】
請求項2の発明は、前記請求項1記載の発明において、前記センサボードは、スリットを穿設したボードの基端部に軸部を形成すると共に、該軸部は、前記カバー及びケースの前記保持面の裏面側に形成した支持部に摺接する鍔部を形成し、前記ケースは、該ケースの前記支持部と前記カバーの支持部とで、前記鍔部を回動自在に挟持したことで成る。
【0011】
請求項3の発明は、前記請求項2記載の発明において、前記センサボードは、鍔部に摺接凸部を形成したことで成る。
【0012】
請求項4の発明は、前記請求項1、2又は3記載の発明において、前記ホルダは、上下面に、前記発光素子及び受光素子を嵌合する素子設置溝を形成すると共に、該素子設置溝内に、前記発光素子及び受光素子のリード端子を保持する保持凸部と、前記発光素子及び受光素子のレンズが嵌合する貫通穴と、を形成したことで成る。
【0013】
請求項5の発明は、前記請求項4記載の発明において、前記ホルダは、第1基板にフラットケーブルで電気的に接続した第2基板に固定すると共に、下面をベースの底板で保持し、前記第1基板は、前記ベースの内壁に形成した第1スライド溝に挿入して保持し、前記第2基板は、前記ベースの第1スライド溝を同じ方向に向けて形成した第2スライド溝に挿入して保持されて成る。
【0014】
請求項6の発明は、前記請求項5記載の発明において、前記第1基板は、端子をインサート成形したターミナルホルダを有すると共に、前記ベースは、前記第1基板を前記第1スライド溝に挿入したときに、前記端子が挿通してコネクタ部に配置するための端子穴を穿設したことで成る。
【0015】
請求項7の発明は、前記請求項5、又は6記載の発明において、前記ケースは、前記ベースが合致するハウジング部を一体形成すると共に、前記ハウジング部は、前記ベースに形成した爪が係合する穴を有する側板部と、前記ベースの上面に合致する上板部と、で成る。
【0016】
請求項8の発明は、前記請求項7記載の発明において、前記ケースは、前記ハウジング部に、前記ベースの両側面に形成したガタ防止凸部が係合する段差溝を形成して成る。
【0017】
請求項9の発明は、前記請求項6、又は7記載の発明において、前記ケースのハウジング部は、前記側板部に前記第2基板の上端を支持する段差部を形成すると共に、前記上板部に前記第1基板を支持するガタ防止凸部を形成して成る。
【0018】
請求項10の発明は、前記請求項1、2、又は3記載の発明において、前記センサボードは、スリットを穿設したボードの基端部に軸部を形成すると共に、該軸部にコンビネーションスイッチのキャンセルロータに形成した縦溝に挿入される突起を一体形成し、前記ケースは、外周部に前記コンビネーションスイッチのボディに固定するための貫通穴を有する耳部を一体形成して成る。
【0019】
請求項11の発明は、前記請求項10記載の発明において、前記ケースに固定したベースは、前記コンビネーションスイッチのボディの下面に一体形成した嵌合片が嵌合する係合部を外壁に一体形成して成る。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施の形態を添付図面に基づき詳述する。
図1において、1は、ケース2に合致してリング状の箱体を形成するカバーである。該カバー1は、外周部に複数形成した爪1dを、ケース2の外周部に形成した弾性係止片21に係合することで互いを固定している。
【0021】
該カバー1とケース2で成る箱体内には、ステアリングハンドルの回転を検出するためのセンサボード3を回動自在に設置している。該カバー1、ケース2及びセンサボード3の軸部3aは、例えば、滑動性が良好な含油樹脂で形成している。該カバー1及びケース2は、図6に示すようにセンサボード3の軸部3aを該カバー1とケース2で挟持するように軸支し、かつボード3bを覆っている。
【0022】
ケース2の外周部には、図4に示すように該ケース2をコンビネーションスイッチ4のボディ4aの下面にネジ止めするための複数の板状の耳部2a,2bと、位置決め片2c,2hを一体に突出形成している。ステアリングセンサSは、図4に示すようにケース2の外周部を前記耳部2a,2b及び位置決め片2hでねじ止めし、かつ図11に示すように該ケース2に固定したベース8の外壁に係合部8kを形成して、該係合部8kをボディ4aの支柱4eに連設した嵌合片4fに嵌合することで固定している。
【0023】
前記係合部8kは、図11に示すように、耳部2a,2b及び位置決め片2c,2hより高い位置に形成する。これにより、ステアリングセンサSは、ボディ4aに取り付けるとき、先ず前記係合部8kを嵌合片4fに嵌合するので、該嵌合片4fに案内されてステアリングセンサSが移動して、組付け易い。また該ステアリングセンサSは、係合部8kを嵌合片4fに嵌合することで、上下左右方向にガタ付きなくボディ4aに設置される。
【0024】
前記耳部2aには、ねじ5を挿入する貫通穴2dと、前記ボディ4aの下面に一体に突出形成した位置決め凸部4bが挿入される貫通穴2eと、を穿設して、ケース2をボディ4aに位置決めしながらネジ止めできる。他方の耳部2bには、ねじ6を挿通する貫通穴2fを穿設している。前記位置決め片2cは、ボディ4aの下面に一体に突出形成した位置決め凸部4cが係合する切欠溝2gを形成している。前記位置決め片2hは、ボディ4aの下面に螺着するねじ7が係合する切欠溝2iを形成している。
【0025】
また、ケース2に固定されるベース8の外壁には、図4及び図11に示すようにコンビネーションスイッチ4のボディ4aの下側に一体に突出形成した支柱4eの嵌合片4fが嵌合する係合部8kを形成している。該係合部8kは、図8及び図11に示すように傾斜面8lを有する2つの弾性片8m,8mを対向して形成して成る。前記嵌合片4fは、該係合部8kに嵌合する側の先端部を略三角形状に形成し、支柱4eに横に一体に連設したことで、外力で折曲することを防止している。
【0026】
前記ケース2は、図5及び図6に示すように外周部の所定位置にベース8が合致するハウジング部2jを一体形成している。該ケース2及びカバー1は、前記ハウジング2jを形成した位置から軸心P側に、発光素子9,10と受光素子11,12を保持するホルダ13を配設するための切欠部1a,2kを形成している。(図1、図3参照)
【0027】
該切欠部1a,2kの奥端部には、図5及び図6に示すようにホルダ13を水平な矢印A方向に移動させてケース2に組付けた時に、挟持片13a,13bが係合する保持面1b,2lを形成している。該切欠部2kの左右内壁部には、図3及び図6に示すように前記ベース8の底板8aの両端部に形成した断面がL字型の縁8bが挿入されて、該ベース8を保持するガイド片2m,2o,2pを形成している。
【0028】
前記センサボード3は、図6に示すようにスリット3c,3dを穿設したボード3bの軸心P側の基端部に軸部3aを形成している。該軸部3aは、前記カバー1及びケース2の前記保持面1b,2lの裏面側に形成した支持部1c,2zに摺接する鍔部3gと、筒部3jと、を一体形成して成る。前記ケース2は、該ケース2の前記支持部2zと前記カバー1の支持部1cとで、前記鍔部3gを回動自在に挟持している。前記センサボード3は、前記鍔部3gに2つのレール状に配置した輪形の摺接凸部3h,3iを上下面に形成して、前記支持部1c,2zとの摺動抵抗を低くしている。
【0029】
前記鍔部3gは、センサボード3の樹脂で形成した軸部3aの一番外側にあり、センサボード3にインサート成形したボード3bは前記鍔部3gの外周から突出している。該鍔部3gは、軸部3aの外側に形成して、スリット3c,3dに近い位置で、支持部1c,2zに軸支されるので、センサボード3の揺れを防止することができる。該鍔部3g及び摺接凸部3h,3iには、摺動性を向上させるグリスを塗布している。摺動凸部3h,3iは、図5及び図6に示すように各々2つの平行な凸部をリング状に並べてなり、先端が摩擦抵抗を低くするために曲面状になっている。
【0030】
前記筒部3jの外側には、図3、図4、図5、及び図6に示すようにケース2との摩擦抵抗を低くするための摺接突部3kを多数形成している。該摺接突部3kは、筒部3jの上端から下端まで形成した細長い連山状の突部で、先端が曲面状になっている。センサボード3は、ケース2の軸心P側の内壁に摺接する前記摺接突起3kを有する筒部3jを形成して前記ケース2に回動自在に軸合したことで、該センサボード3を半径方向に揺れることを拘束して、センサボード3の回転を安定化させることができる。
【0031】
前記ガイド片2mは、図6に示すように切欠部2kの両側内壁に形成した突出片である。該ガイド片2mは、ガイド片2oとガイド片2pの中間位置から底板8aの縁8bの略厚み分だけ高い位置に形成している。該ガイド片2mは、該ガイド片2mとガイド片2o,2pとの間に挿入した前記底板8aの縁8bの上面を支持する。前記ガイド片2oは、切欠部2kの奥壁の近傍の両側内壁の形成して、前記底板8aの先端側の縁8bの下面を支持する。前記ガイド片2pは、切欠部2kの開口端側の両側内壁の形成して、底板8aの基端部側の縁8bの下面を支持する。
【0032】
前記ハウジング部2jは、図6に示すようにベース8に合致するL字状の板部材で、ケース2に一体形成される。該ハウジング部2jは、側板部2qに上板部2rをL字状に連続形成している。該側板部2qには、図6及び図7に示すようにベース8の下方部位に形成した爪8cが係合する穴2sと、T字状のガタ防止突部8dが係合する段差溝2tと、ベース8の上方部位に形成した爪8eが係合する穴2uを有する弾性片2vと、を形成している。
【0033】
前記ハウジング部2jの上板部2rには、1本のねじ22で、図11に示すボディ4aのブラケット4hの貫通穴4iを挿通してベース8にねじ止めするため該ねじ22を挿通する貫通穴2wと、ベース8に挿入される第1基板14の端面が圧接するガタ防止凸部2xと、を形成している。
【0034】
前記カバー1とケース2との間には、図6に示すようにセンサボード3が回動自在に配設され、前記切欠部2k内にはボード3bに穿設したハンドル回転角度検出用のスリット3cと、ハンドル回転数検出用のスリット3dと、が現れるように組み付けてある。前記スリット3cは、金属製のボード3bの外周部の近傍に多数打ち抜いて形成した孔で成る。前記スリット3dは、前記スリット3cの軸心側に打ち抜き形成した1つの円弧状の孔で成る。
【0035】
前記センサボード3は、図6に示すように前記ボード3bと、該ボード3bをインサート成形した樹脂製の軸部3aと、で成る。該軸部3aには、コンビネーションスイッチ4のボディ4aに回転自在に軸合した図11に示すキャンセルロータ4d(図4参照)の軸筒部の縦溝4g,4gに嵌合する突起3e,3fを一体に形成している。(図1参照)該突起3e,3fは、前記溝に嵌合し易くするためのに先細形状になっている。前記キャンセルロータ4dは、ステアリングハンドルの下面に係合しており、前記センサボード3の突起3e,3fをキャンセルロータ4dの縦溝4g,4gに係合することで、該センサボード3がステアリングハンドルと共に回転する。
【0036】
前記カバー1とケース2の切欠部1a,2kには、センサボード3のスリット3c,3dを形成した部位が遊挿されるホルダ13のボード挿入溝13eを配設している。前記センサボード3のスリット3cの上側に位置するボード挿入溝13eの天井面には、発光素子9が配置され、該ボード挿入溝13eの底面には、前記発光素子9の対向して受光素子11が配置される。ステアリングセンサSは、前記発光素子9から発せられ、前記スリット3cを通過した光を受光素子11で検出することでステアリングハンドルの回転角度を検知する。
【0037】
前記センサボード3のスリット3dの回転軌跡上に位置するホルダ13のボード挿入溝13eの天井面には、発光素子10が配置され、該スリット3dの回転軌跡の下側に位置するボード挿入溝13eの底面には、図4及び図6に示すように前記発光素子10に対向して受光素子12が配置される。ステアリングセンサSは、前記発光素子10から発せられ、前記スリット3dを通過した光を受光素子12で検出することでステアリングハンドルの回転数を検知する。
【0038】
前記発光素子9,10と受光素子11,12は、レンズ9b,10b,11b,12bをそれぞれの対向位置に穿設したホルダ13の貫通穴13c,13dに嵌合している。該発光素子9,10及び受光素子11,12は、図6及び図9に示すように挟持片13a,13bにそれぞれ2つ形成した素子設置溝13f,13g,13hに嵌入してホルダ13に保持している。
【0039】
また、該発光素子9,10及び受光素子11,12は、2〜3本のリード端子9a,10a,11a,12aを有する。該リード端子9a,10a,11a,12aは、一方の発光素子9,10及び受光素子11,12側を前記各素子設置溝13f,13g,13hの両側内壁に形成した保持凸部13i,13j,13kで保持し、他方側を第2基板15のスルーホールに半田付けしている。
【0040】
ホルダ13は、図6及び図9に示すように第2基板15側に、前記リード端子9a,10a,11a,12aと、該ホルダ13に一体形成した弾性係止突起13l,13mを突出して、それらを第2基板15に嵌着している。該ホルダ13は、該ホルダ13に固定した第2基板15をベース8の両側内壁に形成した第2スライド溝8gに挿入し、かつ挟持片13bに穿設した支持穴13nをベース8の底板8aに一体に形成した凸部8hに嵌合することで、ベース8に固定される。
【0041】
前記発光素子9,10及び受光素子11,12は、リード端子9a,10a,11a,12aを第2基板15のスルーホール(図示せず)に半田付けするとき、ベース8の前記弾性係止突起13l,13mを前記第2基板15に穿設した貫通孔(図示せず)に嵌着して該ベース8を仮止めしてからリード端子9a,10a,11a,12aを半田付けするので半田付け作業がし易い。
【0042】
前記第2基板15は、両側を前記スライド溝8gに挿入し、下面を底板8aで支持し、上面をケース2のハウジング部2jに形成した段差部2yで支持することで、保持されている。該第2基板15は、盤面に前記発光素子9,10と受光素子11,12と、電子素子16と、フラットケーブル18と、を半田付けしている。該第2基板15は、前記フラットケーブル18により隣設した第1基板14に接続している。
【0043】
該第2基板15上下方向の長さL2は、図10に示すように第1基板14の長さL1より短く形成し、かつハウジング部2j側に配置する。これにより、第1及び第2基板14,15をベース8に組み付けるときは、まず長い方の第1基板14をベース8の第1スライド溝8fに挿入する。これにより、第1基板14は、第1スライド溝8fに支持され、次の組み付け作業がし易い。
【0044】
次に該第1基板14に設置したターミナルホルダ20の端子19をコネクタ部8iの端子穴8jに挿入する。次に第2基板15を第2スライド溝8gに挿入する。第1及び第2基板14,15は、前記第1及び第2スライド溝8f,8gに挿入し、かつベース8の底板8aと、ケース2のガタ防止凸部2x及び段差部2yとで挟持される。
【0045】
前記第1基板14、第2基板15、及び端子19は、図10に示すように同じ矢印B,C,D方向に移動させてベース8に挿入されるので、組付け易く、機械による自動組み付けができる。ベース8に組付けた第1基板14、第2基板15、及び端子19は、図8に示すように第1基板14を第1スライド溝8fで保持し、第2基板15を第2スライド軸8gで保持し、端子19を端子穴8jで保持して、ベース8の内部全体を固定している。
【0046】
第1、及び第2基板14,15は、ステアリングセンサSの電気回路を構成する電子素子16,18を有する。前記端子19は、ターミナルホルダ20にインサート成形し、一方をコネクタ部8iに内設し、他方を第1基板14のスルーホールに半田付けしている。
【0047】
本発明の実施の形態は、以上のような構成で成る。次に組付け手順と共にその作用を詳述する。
まず、センサボード3をケース2に挿入し、かつ該ケース2の切欠部2kに切欠部1aを合わせるようにして押し込み、カバー1で閉塞する。すると、カバー1は、爪1dが弾性係止片21に嵌合して、ケース2に合致する。
【0048】
次に発光素子9,10及び受光素子11,12を、ホルダ13の素子設置溝13f,13g,13hに挿入して、各レンズ9b,10b,11b,12bを各貫通穴13c,13dに嵌合し、かつ各リード端子9a,10a,11a,12aを保持凸部13i,13j,13kに固定する。これにより、発光素子9,10及び受光素子11,12は、ホルダ13の所定位置に固定することができる。
【0049】
第2基板15に電子素子16及びフラットケーブル18を半田付けする。前記ホルダ13は、図6に示すように弾性係止突起13l,13mを第2基板15に穿設した貫通孔に係合し、かつ各リード端子9a,10a,11a,12aを第2基板15のスルーホールに挿入して半田付けすることで、第2基板15に固定する。
【0050】
第1基板14に電子素子17、ターミナルホルダ20の端子19、及びフラットケーブル18を半田付けする。するとフラットケーブル18で第1基板14と第2基板15が繋がる。
【0051】
第1基板14を図10に示すようにベース8の第1スライド溝8fに矢印B方向に挿入し、次に端子19を端子溝8jに前記矢印B方向と同じ矢印C方向に挿入し、次に第2基板15を第2スライド溝8gに前記矢印A方向と同じ矢印D方向に挿入して、ホルダ13の支持穴13nを底板8aの凸部8hに嵌合させる。
【0052】
該第1及び第2基板14,15は、図10に示すように第1基板14の長さL1を第2基板15の長さL2より長くして、かつ図6に示すようにそれらを段差状に2枚にして配置したので、それらをベース8に組み付け易く、ベース8全体を小型化することができる。
【0053】
次に図6に示すように底板8aの両縁8bを、ガイド片2mとガイド片2o,2pとの間に挿入し、かつホルダ13の挟持片13a,13bを矢印A方向に移動させて、カバー1及びケース2の保持面1b,2lに嵌合する。するとベース8は、前記底板8aが切欠部2kに、爪8cが穴2sに、ガタ防止突部8dが段差溝2tに、爪8eが穴2uにそれぞれ係合して、上板部2rがベース8上面開口部を閉塞して、ケース2のハウジング部2jにベース8が合致する。
【0054】
そして、第1基板14は、側面を第1スライド溝8fに保持されると共に、上下面をベース8の底板8aとケース2の上板部2rとで挟持される。これにより、該第1基板14に設けたターミナルホルダ20やコネクタ部8i内に配置された端子19が移動することを防止することができる。
【0055】
また、第2基板15は、側面を第2スライド溝8gに保持されると共に、上下面をベース8の底板8aとハウジング部8jの段差部2yで挟持される。これにより、該第2基板15に設けたホルダ13、発光素子9,10及び受光素子11,12が移動するすることを防止することができる。
【0056】
このようにして、ステアリングセンサSは、組付けられ、次に図4に示すようにコンビネーションスイッチ4のボディ4aにねじ止めされる。ステアリングセンサSをボディ4aに組付けるときは、先ず、ベース8の係合部8kを嵌合片4fに挿入して、次にセンサボード3の突起3e,3fをキャンセルロータ4dの縦溝4g,4gに順次挿入する。
【0057】
するとステアリングセンサSは、前記嵌合片4f及び縦溝4g,4gに案内されて軸心線方向に移動する。そして、位置決め片2cの切欠溝2gに位置決め突部4cがスムーズに嵌合し、位置決め突部4bに耳部2aの貫通穴2fがスムーズに嵌合し、ステアリングセンサSをボディ4aに係止する。次に各ねじ5,6,7でステアリングセンサSをボディ4aの底面に固定する。
【0058】
そして、図11に示すように1本のねじ22を、ボディ4aのブラケット4hの貫通穴4i、ケース2の上板部2rの貫通穴2w、を挿通してベース8に螺着する。これにより1本のねじ22で、ベース8と、ケース2の上板部2rと、ボディ4aのブラケット4hと、を堅固できる。ベース8は、前記ねじ22で、コネクタ部8iの上方部位を固定したので、相手側コネクタを該コネクタ部8iに着脱しても歪むことがない。
【0059】
【発明の効果】
本発明は、以上のような構成・作用で成るので次のような効果を奏する。
請求項1の発明は、発光素子と受光素子とでステアリングハンドルと共に回転するセンサボードの回転を検出するステアリングセンサSにおいて、前記センサボードは、前記発光素子及び受光素子を取り付けたホルダを設置するための切欠部を形成したカバー及びケースに覆われ、該カバー及びケースは、前記切欠部の奥に、ホルダの先端部に形成した挟持片が係合する保持面を形成して、前記ホルダを保持したことで、ホルダの先端部をガタ付きなくカバー及びケースの所定位置に固定して、ステアリングセンサの耐振動性及び耐衝撃性を向上させることができると共に、受発光素子が振動で移動してステアリングハンドルの回転角度を検出する精度を低下させることを阻止させることができる。
【0060】
請求項2の発明は、前記請求項1記載の発明において、前記センサボードは、スリットを穿設したボードの基端部に軸部を形成すると共に、該軸部は、前記カバー及びケースの前記保持面の裏面側に形成した支持部に摺接する鍔部を形成し、前記ケースは、該ケースの前記支持部と前記カバーの支持部とで、前記鍔部を回動自在に挟持したので、前記保持面で受発光素子を有するホルダを位置決めし、該保持面の裏面側の前記支持部でセンサボードのボードを位置決めでき、他の部材を介在せずに位置決めできるので、ステアリングセンサの精度を向上させることができる。また、センサボードは、軸部の外周となる鍔部の上下面を、ケースの支持部とカバーの支持部とで保持されるので、センサボードのスリットの近くで保持され、車体が振動したときでもセンサボードを振れることなく回動自在に軸支することができ、該センサボードの回転を安定化させステアリングセンサの精度を向上させることができる。
【0061】
請求項3の発明は、前記請求項2記載の発明において、前記センサボードは、鍔部に摺接凸部を形成したことで、センサボードとケース及びカバーとの摺動抵抗を低減して、センサボードの回転を滑らかにして摺動音が発生することを防止することができる。
【0062】
請求項4の発明は、前記請求項1、2又は3記載の発明において、前記ホルダは、上下面に、前記発光素子及び受光素子を嵌合する素子設置溝を形成すると共に、該素子設置溝内に、前記発光素子及び受光素子のリード端子を保持する保持凸部と、前記発光素子及び受光素子のレンズが嵌合する貫通穴と、を形成したので、受発光素子をホルダの所定位置に保持して、車体の振動で受発光素子がホルダから離脱することを防止でき、ステアリングセンサの精度を向上させることができる。
【0063】
請求項5の発明は、前記請求項4記載の発明において、前記ホルダは、第1基板にフラットケーブルで電気的に接続した第2基板に固定すると共に、下面をベースの底板で保持し、前記第1基板は、前記ベースの内壁に形成した第1スライド溝に挿入して保持し、前記第2基板は、前記ベースの第1スライド溝を同じ方向(矢印B,D方向)に向けて形成した第2スライド溝に挿入して保持したことで、第1及び第2基板をベースに組み付けるときに、始めに第1基板をベースに挿入し、次に第2基板をベースに挿入すれば前記第1基板を握持することなく該第1基板が第1スライド溝に案内されてベースの取り付け位置に移動するので、第1及び第2基板の組み付け作業性が良好で、機械による自動組み付けができ、量産性に適した構造である。また、ステアリングセンサは、第1及び第2基板とに分離して2つの基板を並設することができ、ベース全体を小型化することができる。
【0064】
請求項6の発明は、前記請求項5記載の発明において、前記第1基板は、端子をインサート成形したターミナルホルダを有すると共に、前記ベースは、前記第1基板を前記第1スライド溝に挿入したときに、前記端子が挿通してコネクタ部に配置するための端子穴を穿設したので、端子をコネクタ部に挿入するときに該端子を有するターミナルホルダを固定した第1基板と前記端子とが第1スライド溝に案内されて同じ方向(矢印B,C,D方向)に移動し、該端子をスムーズに端子穴に挿入できる。これにより、コネクタ部の構造が簡素なステアリングセンサを提供することができる。
【0065】
請求項7の発明は、前記請求項5、又は6記載の発明において、前記ケースは、前記ベースが合致するハウジング部を一体形成すると共に、前記ハウジング部は、前記ベースに形成した爪が係合する穴を有する側板部と、前記ベースの上面に合致する上板部と、で成るので、ベースをケースにワンタッチで組み付けることができ、組み付け作業の作業性を向上させることができる。またケースは、ハウジング部を一体形成したことで、部品点数及び組付工数を削減してコストの低減を図ると共に、ベースをケースに堅固することができる。
【0066】
請求項8の発明は、前記請求項7記載の発明において、前記ケースは、前記ハウジング部に、前記ベースの両側面に形成したガタ防止凸部が係合する段差溝を形成したので、ベースをケースの所定の基準位置にガタ付きなく設置することができる。これにより、該ベースに内設した受発光素子等を固定した第2基板が、ベースと共に動いてガタ付きことも阻止して、ステアリングセンサの精度向上と耐震性の向上に寄与させることができる。
【0067】
請求項9の発明は、前記請求項6、又は7記載の発明において、前記ケースのハウジング部は、前記側板部に前記第2基板の上端を支持する段差部を形成すると共に、前記上板部に前記第1基板を支持するガタ防止凸部を形成したので、特別な部品を増設することなく、第1基板をガタ付き防止凸部で、第2基板を段差部で保持することができる。
【0068】
請求項10の発明は、前記請求項1、2、又は3記載の発明において、前記センサボードは、スリットを穿設したボードの基端部に軸部を形成すると共に、該軸部にコンビネーションスイッチのキャンセルロータに形成した縦溝に挿入される突起を一体形成し、前記ケースは、外周部に前記コンビネーションスイッチのボディに固定するための貫通穴を有する耳部を一体形成したので、ステアリングセンサをコンビネーションスイッチのボディの所定位置に容易に位置決めしてねじ止めできる。また、ステアリングセンサは、ケースの外周部を前記ボディに固定し、軸部に軸心線方向にある程度自由度を与えてキャンセルロータと連結することができるので、センサボードが回転するときに軸部に係る負荷を低減させることができ、軸部の摺動音を低減させることができる。
【0069】
請求項11の発明は、前記請求項10記載の発明において、前記ケースに固定したベースは、前記コンビネーションスイッチのボディの下面に一体形成した嵌合片が嵌合する係合部を外壁に一体形成したことで、ベースやステアリングセンサ全体をコンビネーションスイッチのボディに水平方向にガタ付くことを防止し、ステアリングセンサの耐震性及び耐衝撃性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリングセンサの平面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリングセンサの側面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリングセンサの底面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリングセンサをコンビネーションスイッチに設置したときの底面図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリングセンサの要部拡大断面図である。
【図6】本発明の実施の形態を示す図面で、ケースとホルダを有するベースとの組付け関係を示す説明断面図である。
【図7】本発明の実施の形態を示す図面で、ベース8の側面図である。
【図8】本発明の実施の形態を示す図面で、ベースの底面図である。
【図9】本発明の実施の形態を示す図面で、発光素子及び受光素子を備えたホルダの平面図である。
【図10】本発明の実施の形態を示す図面で、ベースと第1基板及び第2基板との組付け関係を示す説明断面図である。
【図11】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリングセンサとコンビネーションスイッチのボディとの組付け関係を示す要部分解拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 カバー
1a,2k 切欠部
1b,2l 保持面
1c,2z 支持部
2 ケース
2a,2b 耳部
2c,2h 位置決め片
2d,2e,2f 貫通穴
2j ハウジング部
2q 側板部
2r 上板部
2s,2u 穴
2t 段差溝
2x ガタ防止凸部
2y 段差部
3 センサボード
3a 軸部
3c,3d スリット
3b ボード
3e,3f 突起
3g 鍔部
3h,3i 摺接凸部
4 コンビネーションスイッチ
4a ボディ
8 ベース
8a 底板
8c,8e 爪
8f 第1スライド軸
8d ガタ防止凸部
8g 第2スライド軸
8i コネクタ部
8j 端子穴
9,10 発光素子
9a,10a,11a,12a リード端子
9b,10b,11b,12b レンズ
11,12 受光素子
13 ホルダ
13a,13b 挟持片
13c,13d,13d 貫通穴
13f,13g,13h 素子設置溝
13i,13j,13k 保持凸部
14 第1基板
15 第2基板
18 フラットケーブル
19 端子
20 ターミナルホルダ
L1 第1基板の長さ
L2 第2基板の長さ
S ステアリングセンサ

Claims (11)

  1. 発光素子(9,10)と受光素子(11,12)とでステアリングハンドルと共に回転するセンサボード(3)の回転を検出するステアリングセンサSにおいて、
    前記センサボード(3)は、前記発光素子(9,10)及び受光素子(11,12)を取り付けたホルダ(13)を設置するための切欠部(1a,2k)を形成したカバー(1)及びケース(2)に覆われ、
    該カバー(1)及びケース(2)は、前記切欠部(1a,2k)の奥に、ホルダ(13)の先端部に形成した挟持片(13a,13b)が係合する保持面(1b,2l)を形成して、前記ホルダ(13)を保持したことを特徴とするステアリングセンサ。
  2. 前記請求項1記載の発明において、
    前記センサボード(3)は、スリット(3c,3d)を穿設したボード(3b)の基端部に軸部(3a)を形成すると共に、
    該軸部(3a)は、前記カバー(1)及びケース(2)の前記保持面(1b,2l)の裏面側に形成した支持部(1c,2z)に摺接する鍔部(3g)を形成し、
    前記ケース(2)は、該ケース(2)の前記支持部(2z)と前記カバー(1)の支持部(1c)とで、前記鍔部(3g)を回動自在に挟持したことを特徴とするステアリングセンサ。
  3. 前記請求項2記載の発明において、
    前記センサボード(3)は、前記鍔部(3g)に摺接凸部(3h,3i)を形成したことを特徴とするステアリングセンサ。
  4. 前記請求項1、2又は3記載の発明において、
    前記ホルダ(13)は、上下面に、前記発光素子(9,10)及び受光素子(11,12)を嵌合する素子設置溝(13f,13g,13h)を形成すると共に、
    該素子設置溝(13f,13g,13h)内に、前記発光素子(9,10)及び受光素子(11,12)のリード端子(9a,10a,11a,12a)を保持する保持凸部(13i,13j,13k)と、前記発光素子(9,10)及び受光素子(11,12)のレンズ(9b,10b,11b,12b)が嵌合する貫通穴(13c,13d,13d)と、
    を形成したことを特徴とするステアリングセンサ。
  5. 前記請求項4記載の発明において、
    前記ホルダ(13)は、第1基板(14)にフラットケーブル(18)で電気的に接続した第2基板(15)に固定すると共に、下面をベース(8)の底板(8a)で保持し、
    前記第1基板(14)は、前記ベース(8)の内壁に形成した第1スライド溝(8f)に挿入して保持し、
    前記第2基板(15)は、前記ベース(8)の第1スライド溝(8f)を同じ方向に向けて形成した第2スライド溝(8g)に挿入して保持されることを特徴とするステアリングセンサ。
  6. 前記請求項5記載の発明において、
    前記第1基板(14)は、端子(19)をインサート成形したターミナルホルダ(20)を有すると共に、
    前記ベース(8)は、前記第1基板(14)を前記第1スライド溝(8f)に挿入したときに、前記端子(19)が挿通してコネクタ部(8i)に配置するための端子穴(8j)を穿設したことを特徴とするステアリングセンサ。
  7. 前記請求項5、又は6記載の発明において、
    前記ケース(2)は、前記ベース(8)が合致するハウジング部(2j)を一体形成すると共に、
    前記ハウジング部(2j)は、前記ベース(8)に形成した爪(8c,8e)が係合する穴(2s,2u)を有する側板部(2q)と、前記ベース(8)の上面に合致する上板部(2r)と、で成ることを特徴とするステアリングセンサ。
  8. 前記請求項7記載の発明において、
    前記ケース(2)は、前記ハウジング部(2j)に、前記ベース(8)の両側面に形成したガタ防止凸部(8d)が係合する段差溝(2t)を形成したことを特徴とするステアリングセンサ。
  9. 前記請求項6、又は7記載の発明において、
    前記ケース(2)のハウジング部(2j)は、前記側板部(2q)に前記第2基板(15)の上端を支持する段差部(2y)を形成すると共に、
    前記上板部(2r)に前記第1基板(15)を支持するガタ防止凸部(2x)を形成したことを特徴とするステアリングセンサ。
  10. 前記請求項1、2、又は3記載の発明において、
    前記センサボード(3)は、スリット(3c,3d)を穿設したボード(3b)の基端部に軸部(3a)を形成すると共に、該軸部(3a)にコンビネーションスイッチ(4)のキャンセルロータ(4d)に形成した縦溝(4g,4g)に挿入される突起(3e,3f)を一体形成し、
    前記ケース(2)は、外周部に前記コンビネーションスイッチ(4)のボディ(4a)に固定するための貫通穴(2d,2e,2f)を有する耳部(2a,2b)を一体形成したことを特徴とするステアリングセンサ。
  11. 前記請求項10記載の発明において、
    前記ケース(2)に固定したベース(8)は、前記コンビネーションスイッチ(4)のボディ(4a)の下面に一体形成した嵌合片(4f)が嵌合する係合部(8k)を外壁に一体形成したことを特徴とするステアリングセンサ。
JP2000098203A 2000-03-31 2000-03-31 ステアリングセンサ Expired - Fee Related JP4257014B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000098203A JP4257014B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 ステアリングセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000098203A JP4257014B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 ステアリングセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001280937A JP2001280937A (ja) 2001-10-10
JP4257014B2 true JP4257014B2 (ja) 2009-04-22

Family

ID=18612713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000098203A Expired - Fee Related JP4257014B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 ステアリングセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4257014B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5050500B2 (ja) * 2006-11-24 2012-10-17 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001280937A (ja) 2001-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100786282B1 (ko) 회전 커넥터와 조타각 센서의 연결구조
KR101621599B1 (ko) 기어드 모터
KR20040075713A (ko) 신호 표시등용 유닛 및 신호 표시등
JP4540527B2 (ja) 回転型電気部品
JP4891654B2 (ja) プッシュスイッチ付き回転型電気部品
JP4257014B2 (ja) ステアリングセンサ
JP4976050B2 (ja) 計器用ムーブメント構造
JP5636909B2 (ja) 電気接続箱
EP1850094A2 (en) Rotation sensor
JP2008141917A (ja) モータ装置
JP4631965B2 (ja) アンテナアンプ
US11377048B2 (en) Body side unit and wire harness wiring structure
JP2003088053A (ja) ブラシ装置及び該ブラシ装置を用いたモータ
JP5113033B2 (ja) 回転型電気部品
JP5089332B2 (ja) 火災警報器
JP2001135443A (ja) 回転コネクタ装置
JP2001167858A (ja) 回転コネクタ装置
JP4360219B2 (ja) Ledレンズの取付構造
JP4358342B2 (ja) 回転コネクタ付きコラムスイッチ
JP2022080760A (ja) ハンドルスイッチ装置及びその組立方法
JPH09188161A (ja) 自動車用チェンジレバーのインジケータ取り付け構造
JPH0515406U (ja) スライド操作型電気部品
JP2001206143A (ja) ステアリング用信号伝達装置
JP4141965B2 (ja) 箱状筐体構造
JPH08162779A (ja) 電子制御ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20081020

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees