JP4976050B2 - 計器用ムーブメント構造 - Google Patents

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Description

本発明は、主に、車両に用いられる計器用ムーブメント構造に関するものである。
従来、図22乃至図25に示すような計器用ムーブメント構造が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
まず、構成から説明すると、この従来の計器用ムーブメント構造では、車両に搭載される計器内に設けられた計器用回路基板4の裏面側に、装着されるケーシング部材1が、ロアケース2及びアッパケース3とを係合させて、主に構成されている。
このケーシング部材1内には、電力の供給により、コア部材5との間で回転駆動力を発生させる電動機6と、この電動機6の回転駆動力を減速する減速ギヤ群7とが設けられている。
また、このケーシング部材1には、回動軸部材8が設けられている。
この回動軸部材8は、前記ロアケース2に設けられた軸孔2aから、計器表面側に向けて、先端部8aを挿通させて、指針9を軸支すると共に、前記減速ギヤ群7に、噛み合うファイナルギヤ部材10を一体に固着させて、このケーシング部材1に回動可能に支持されていて、前記電動機6の回転駆動力が、これらの減速ギヤ群7及びファイナルギヤ部材10を介して、この回動軸部材8に伝達されて、前記指針9を回動させるように構成されている。
また、この回動軸部材8に一体に設けられた前記ファイナルギヤ部材10の前端面10aと、前記軸孔2a周縁との間には、軸延設方向へ、この回動軸部材8を弾性支持する板バネ部材11が設けられている。
この板バネ部材11は、この板バネ部材11が当接される前記軸孔2aの周囲に、略方形環状に突設形成される環状壁部2bの内側に収納されて、長手方向に湾曲された形状を呈することにより、前記前端面10aを回動軸部材8の後端部8b方向へ向けて、付勢するように構成されている。
次に、この従来の計器用ムーブメント構造の作用について説明する。
この従来の計器用ムーブメント構造では、前記ケーシング部材1内に設けられた電動機6に、駆動信号が入力されると、前記コア部材5との間で、発生した回転駆動力が、この電動機6を回転させて、前記減速ギヤ群7及びファイナルギヤ部材10を介して、前記回動軸部材8に伝達されて、前記指針9を、所望の角度まで回動させる。
また、この計器が搭載された車両の振動が、前記指針9や或いは、ケーシング部材1に伝達されても、前記板バネ部材11によって、前記回動軸部材8に固着されたファイナルギヤ部材10の前端面10aが、回動軸部材8の後端部8b方向へ向けて、付勢されているので、ガタ付きが抑制されて、前記指針9の指示安定性を向上させることができる。
特開2002−340631号公報(0024段落乃至0055段落、図1、図2)
このように構成された従来の計器用ムーブメント構造では、図22中、部分拡大図で示すように、略方形環状に突設形成される環状壁部2bの内側に、前記板バネ部材11が収納されているので、組み立て時に侵入したゴミ、布、繊維等のコンタミや、この板バネ部材11が、ロアケース2又は、前記ファイナルギヤ部材10の前端面10aに接触して摺接される際に発生する合成樹脂材料の摩耗粉等の塵芥が、溜まってしまう。
このような塵芥等は、前記環状壁部2bの内側面と、前記板バネ部材11の側縁部11a,11aとの間に介在して、円滑な板バネ部材11の弾性変形を阻害してしまう虞があった。
このため、板バネ部材11の設定荷重が目標とする荷重よりも大きくなる等、安定せずに、指針9の指示不良や、作動不良を起こす虞もあった。
また、図23に示すように、前記回動軸部材8の回動角度を規制するストッパ部材13を一体に形成するものが知られている。
このようなものでは、射出成型時に、図中矢印で示すように、環状壁部2b全体が、このストッパ部材13の方向にヒケ14を発生させてしまい、正確な略方形環状に形成することは、困難であった。
このため、前記板バネ部材11の変形に伴う摺動抵抗が目標とする値とならずに、安定せず、前記指針9の指示不良や、作動不良を起こす虞があった。
更に、図24に示すように、前記環状壁部2bが形成されるロアハウジング2の表面2cに、ヒケ2d,2dが発生してしまうといった問題も有り、この環状壁部2bが、前記軸孔2aに近接配置されると、軸孔2aから延設される回動軸ガイド筒部2eの成型精度を低下させてしまい寸法安定性が損なわれるといった問題があった。
また、図24及び図25に示すように、環状壁部2bの上端縁2fが、前記ロアハウジング2の合わせ面の上端面部2gよりも低い位置に形成されている。
このため、前記板バネ部材11を、この環状壁部2bの内側の所定の位置まで、エアバキューム装置15若しくは、組み付け作業者の手作業で、挿入して装着しなければならず、作業性が良好とは言い難いと共に、図24若しくは図25中二点鎖線で示されるように、板バネ部材11が転んだり、或いは、前記環状壁部2b外に、はみ出した状態で組み付けられてしまう虞もあり、この点においても、指針9の指示不良や、作動不良を起こす虞があった。
そこで、この発明は、指針の指示精度を向上させて、組み付け性を良好なものとすることができる計器用ムーブメント構造を提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、ケーシング部材に設けられ
た軸孔から、指針を軸支する回動軸部材の一部を、回動自在に挿通させると共に、該回動
軸部材と、前記軸孔周縁との間に、軸延設方向へ該回動軸部材を弾性支持する板バネ部材
が設けられてなる計器用ムーブメント構造であって、前記板バネ部材が当接される前記軸
孔の周囲には、該板バネ部材の外側縁に沿って、独立したガイド突起部が、複数設けられ
おり、前記ガイド突起部の間には、塵芥を挿通可能な間隙量を有する塵芥排出溝部が設けられていて、該塵芥排出溝部の塵芥挿通方向を、前記板バネ部材の側縁部が、弾性変形により、前記ケーシング部材に対して、摺動する方向と一致させている計器用ムーブメント構造を特徴としている。
更に、請求項に記載されたものは、前記少なくとも一つのガイド突起部に、前記回動
軸部材の回動角度を規制するストッパ部材を一体に形成すると共に、他の少なくとも一つ
のガイド突起部の高さを、前記ケーシング部材の周壁部の高さ位置近傍まで、延設した請
求項1記載の計器用ムーブメント構造を特徴としている。
また、請求項に記載されたものは、前記軸孔の周囲には、ガタ付き防止突起部が一体
に形成されると共に、該ガタ付き防止突起部の頭頂部を、前記板バネ部材と近接させるよ
うに突設している請求項1又は2記載の計器用ムーブメント構造を特徴としている。
更に、請求項に記載されたものは、前記板バネ部材の側縁部側に形成される前記ガイ
ド突起部が、円柱状を呈する円柱ガイド突起部であると共に、該円柱ガイド突起部を係合
する半円状切欠部を、該板バネ部材の側縁部に形成した請求項1乃至のうち、何れか一
項記載の計器用ムーブメント構造を特徴としている。
そして、請求項に記載されたものは、前記ガイド突起部の一部には、前記板バネ部材
の挿入をガイドするガイド傾斜面部が形成されている請求項1乃至のうち、何れか一項
記載の計器用ムーブメント構造を特徴としている。
また、請求項に記載されたものは、前記板バネ部材の長手方向略中央部に、前記回動
軸部材を挿通させる軸挿通孔が開口形成されると共に、該軸挿通孔の周囲に、該板バネ部
材の幅方向に膨出する膨出部が、一体に突設形成されて、前記ガイド突起部の一部に、該
膨出部を係合して、該板バネ部材の面内,外方向への移動を許容すると共に、面延設方向
への移動を規制する凹部が形成されている請求項1乃至のうち、何れか一項記載の計器
用ムーブメント構造を特徴としている。
更に、請求項に記載されたものは、前記板バネ部材の長手方向略中央部に、前記回動
軸部材を挿通させる軸挿通孔が開口形成されると共に、該軸挿通孔の周囲に、該板バネ部
材の幅方向に膨出する膨出部が、一体に突設形成されて、前記ガイド突起部間に形成され
る間隙に、該膨出部を係合して、該板バネ部材の面内,外方向への移動を許容すると共に
、面延設方向への移動を規制する請求項1乃至のうち、何れか一項記載の計器用ムーブ
メント構造を特徴としている。
このように構成された請求項1記載のものは、前記板バネ部材が当接される前記軸孔の周囲に設けられた独立したガイド突起部が、該板バネ部材の外側縁に沿って、該板バネ部材をガイドする。
更に、請求項に記載されたものは、前記ガイド突起部の間に設けられた塵芥排出溝部
が、塵芥を挿通可能な間隙量を有していて、前記板バネ部材の側縁部が、弾性変形により
、前記ケーシング部材に対して、摺動する方向と一致する方向に該塵芥排出溝部の塵芥挿
通方向を、有している。
このため、板バネ部材の側縁部が弾性変形により、塵芥が、該塵芥排出溝部から押し出
されて、溜まる虞が無い。そして、塵芥等が溜まりにくいため、指針の指示不良や、作動不良を起こす可能性を低下させて、指針の指示精度を向上させることが出来る。
更に、請求項に記載されたものは、板バネ部材を組み付ける際に、前記ケーシング部
材の周壁部の高さ位置近傍まで、延設されたガイド突起部に沿わせて、前記板バネ部材が
、挿入されて、前記回動軸部材の回動角度を規制するストッパ部材に一体に形成されたガ
イド突起部に、突き当てて位置決めが行われる。
このため、所望の位置まで、前記板バネ部材を挿入しなくても、突き当てた状態で、位置決めされて、装着されるので、組み付け性を良好なものとすることが出来る。
また、請求項に記載されたものは、前記軸孔の周囲に、ガタ付き防止突起部が、該ガ
タ付き防止突起部の頭頂部を、前記板バネ部材と近接させて一体に形成されている。
このため、板バネ部材の弾性変形量を、該頭頂部の高さ位置を変更することにより調整出来、所望の付勢力を容易に得られる。
また、頭頂部を前記板バネ形状に合わせて形成することにより、突き当て状態での安定性を良好なものとすることが出来、更に、指針の指示精度を向上させることができる。
更に、請求項に記載されたものは、前記板バネ部材の側縁部に、形成された半円状切
欠部に、前記円柱状のガイド突起部が、係合されるので、容易に、前記板バネ部材を所望
の装着位置に導いて、装着させることが出来る。
また、請求項に記載されたものは、前記ガイド突起部の一部に形成されたガイド傾斜
面部に沿って、前記板バネ部材の挿入がガイドされる。
このため、更に、組み付け性を良好なものとすることが出来る。
更に、請求項に記載されたものは、前記膨出部が、前記ガイド突起部の一部に形成さ
れた凹部に係合されて、板バネ部材を装着する際には、所望の装着位置まで、該凹部が、
該板バネ部材を導き、容易に装着させることが出来る。
また、装着状態では、前記板バネ部材の面内,外方向への移動が、許容されるので、円滑な弾性変形により、所望の付勢力を発揮させることが出来る。
更に、該板バネ部材の面延設方向への移動が規制されて、指針の指示精度を向上させることが出来る。
そして、前記軸挿通孔の周囲に、一体に突設形成されている前記膨出部によって、該軸挿通孔の周囲の応力が分散されて集中しない。このため、該板バネ部材が薄く形成されていても、所望の弾性反力を容易に得ることが出来る。
更に、請求項に記載されたものは、前記膨出部が、前記ガイド突起部間に形成される
間隙に、係合されて、板バネ部材を装着する際には、所望の装着位置まで、両側に位置す
るガイド突起部によって、該板バネ部材が導かれる。
このため、前記板バネ部材を容易に、前記ケーシング部材に装着させることが出来る。
また、装着状態では、前記間隙によって、板バネ部材の面内,外方向への移動が、許容されるので、円滑な弾性変形により、所望の付勢力を発揮させることが出来る。
更に、該板バネ部材の面延設方向への移動が、該間隙の両側に位置する前記ガイド突起部によって規制されて、指針の指示精度を向上させることが出来る。
そして、前記軸挿通孔の周囲に、一体に突設形成されている前記膨出部によって、該軸挿通孔の周囲の応力が分散されて集中しない。このため、該板バネ部材が薄く形成されていても、所望の弾性反力を容易に得ることが出来る。
次に、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の計器用ムーブメント構造について説明する。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
図1乃至図9は、この発明の最良の実施の形態の計器用ムーブメント構造を示すものである。
まず、全体の構成について、図2乃至図4を用いて説明すると、この実施の形態の計器用ムーブメント16は、車両に搭載される計器としてのコンビネーションメータ17内に設けられた計器用回路基板4の裏面側に、装着されるものである。
このコンビネーションメータ17は、主に、ロアハウジング18及びアッパハウジング19によって構成される筐体20内に、各種指針9等の表示部が設けられた文字盤21が配設されて構成されている。
この筐体20の前面側には、図4に示すように、透明合成樹脂製のフロントカバー部材22が、前記文字盤21を覆うように、装着されると共に、裏面側には、前記計器用ムーブメント16が固着される計器用回路基板4が装着されている。
この計器用ムーブメント16は、拝合により略密閉されるロアケース24及びアッパケース25とからなるケーシング部材23を有している。
このケーシング部材23内には、図2に示すように、電力の供給により、コア部材5との間で回転駆動力を発生させる電動機6と、この電動機6の回転駆動力を減速する減速ギヤ7…群とが設けられている。
そして、このケーシング部材23には、指針9を軸支する回動軸部材8が、回動自在となるように設けられていて、前記減速ギヤ7と噛み合うファイナルギヤ部材10が、一体に固着されている。
この回動軸部材8は、前記ロアケース24に設けられた軸孔2aから、計器表面側に向けて、先端部8aを挿通させて、前記指針9を軸支すると共に、このケーシング部材23に回動可能に支持されていて、前記電動機6の回転駆動力が、これらの減速ギヤ群7及びファイナルギヤ部材10を介して、この回動軸部材8に伝達されて、前記指針9を回動させるように構成されている。
また、この回動軸部材8に一体に設けられた前記ファイナルギヤ部材10の前端面10aと、前記軸孔2a周縁との間には、この回動軸部材8が延設される方向へ沿って、回動軸部材8の前端面10aをアッパケース25方向へ付勢して、この回動軸部材8を、弾性支持する板バネ部材11が設けられている。
そして、この板バネ部材11が、当接される前記軸孔2aの周囲には、この板バネ部材11の外側縁に沿って、独立したガイド突起部27,27及び28,28が、複数設けられている。
次に、この実施の形態の計器用ムーブメント構造の作用効果について説明する。
このように構成された実施の形態の計器用ムーブメント構造では、前記ケーシング部材23内に設けられた電動機6に、前記計器用回路基板4から駆動信号が入力されると、前記コア部材5との間で、発生した回転駆動力が、この電動機6を回転させて、前記減速ギヤ群7及びファイナルギヤ部材10を介して、前記回動軸部材8に伝達されて、前記指針9を、所望の角度まで回動させる。
前記コア部材5との間で、発生した回転駆動力が、前記減速ギヤ群7及びファイナルギヤ部材10を介して、前記回動軸部材8に伝達されて、前記指針9を所望の角度まで回動させる。
また、このコンビネーションメータ17が搭載された車両の振動が、前記指針9や或いは、ケーシング部材23に伝達されても、前記板バネ部材11によって、前記回動軸部材8に固着されたファイナルギヤ部材10の前端面10aが、回動軸部材8の後端部8b方向へ向けて、付勢されているので、ガタ付きが抑制されて、前記指針9の指示安定性を向上させることができる。
そして、前記板バネ部材11が当接される前記軸孔2aの周囲に設けられた独立したガイド突起部27,27及び28,28が、この板バネ部材11の外側縁に沿って突設されているので、この板バネ部材11を前記ロアケース24に装着する際のガイドとして機能すると共に、装着後は、この板バネ部材11が、車両の振動等によって弾性変形する際に、摺接してガイドが行われる。
また、前記各ガイド突起部27,27及び28,28は、独立して形成されているので、塵芥等が溜まりにくい。
このため、前記板バネ部材11に、円滑に、所望の変形を行わせることが出来、有効な付勢力を前記ファイナルギヤ部材10の前端面10aに与えて、指針9の指示不良や、作動不良を起こす可能性を低下させて、指針9の指示精度を向上させることが出来る。
図1乃至図10は、この発明の最良の実施の形態の実施例1の計器用ムーブメント構造を示すものである。
なお、前記実施の形態と同一乃至均等な部分については、前記実施の形態と同一符号を付して説明する。
まず、この実施例1の構成を説明すると、この実施例1の計器用ムーブメント構造では、図1に示すように、前記板バネ部材11が、長手方向に向かって略弓状を呈する様に湾曲されている。
また、この板バネ部材11の長手方向略中央部には、前記回動軸部材8を挿通させる軸挿通孔11bが開口形成されている。
この板バネ部材11の長手方向に沿うガイド突起部28,28は、この板バネ部材11の長手方向寸法と略同一若しくは、やや長い寸法を有して、図7に示すように、底面部24aから一定の高さh1を有して突設されている。
また、この実施例1の前記ガイド突起部28,28には、前記板バネ部材11の挿入をガイドする傾斜面からなるガイド傾斜面部28a,28aが、対向する内側面側に下方に向けて形成されている。
更に、このガイド突起部28,28のうち、周壁部24b側に位置する一方のガイド突起部28には、前記回動軸部材8の回動角度を規制する平面視略三角形形状のストッパ部材29が一体に形成されている。
このストッパ部材29は、前記ガイド突起部28の高さh1よりも高く、周壁部24bの高さh3よりもやや低く、若しくは同程度の底面部24aから一定の高さh2を有して突設されていて、前記周壁部24bと、前記ガイド突起部28の長手方向略中央位置とを連結するように一体に形成されている。
また、前記ガイド突起部27,27は、前記板バネ部材11の長手方向の両側縁部11a,11aから、この板バネ部材11の弾性変形による側縁部11a,11aの摺動移動を許容する様に、一定距離離間されて、一対、設けられていて、前記ガイド突起部28の高さh1よりも高く、周壁部24bの高さh3よりもやや低く、若しくは同程度の底面部24aから一定の高さh2を有して、前記周壁部24bの高さ位置近傍まで、延設されて突設されている。
そして、これらのガイド突起部27,27とガイド突起部28,28との間には、塵芥を挿通可能な間隙量を有する塵芥排出溝部30,30が設けられている。
この塵芥排出溝部30の塵芥挿通方向は、前記板バネ部材11の側縁部11a,11aが、図5中二点鎖線で示すように、弾性変形により、前記ケーシング部材23のロアケース24の底面部24aに対して、摺動する方向(図中矢印で示す方向)と一致するように設定されている。
また、この実施例1では、図10に示すように、前記ストッパ部材29の前記板バネ部材11が配置される方向の側面には、突き当て面部29aが、前記ガイド突起部28よりも高い位置に形成されている。
次に、この実施例1の計器用ムーブメント構造の作用効果について説明する。
この実施例1の計器用ムーブメント構造では、前記実施の形態の作用効果に加えて、更に、前記板バネ部材11の側縁部11a,11aが、図5又は図6中二点鎖線で示すように、弾性変形により、前記ケーシング部材23のロアケース24の底面部24aに対して、図中矢印で示す摺動する方向と一致する方向に、前記ガイド突起部27,27とガイド突起部28,28との間に設けられた前記塵芥排出溝部30,30の塵芥排出方向が設けられている。
また、これらのガイド突起部27,27とガイド突起部28,28との間に設けられた前記塵芥排出溝部30,30は、塵芥12…が挿通可能な間隙量を有している。
このため、車両の振動等により、前記回動軸部材8が、前記指針9と共に、軸延設方向(図6中白抜き矢印で示す方向)に振動すると、前記板バネ部材11の弾性変形により、この板バネ部材11の側縁部11a,11aが、前記底面部24aに対して、前記ガイド突起部28,28にガイドされながら、摺動する。
従って、この板バネ部材11の側縁部11a,11aによって、前記塵芥排出溝部30,30から、塵芥12が外側に向けて押し出されて、板バネ部材11の側縁部11a,11aが、底面部24aに摺接される部分に溜まる虞が無い。
また、この実施例1では、図10に示すように、板バネ部材11を、エアバキューム装置15を用いて、吸着しながら、前記ロアケース24の底面部24aに組み付ける際に、手前側のガイド突起部28は、底面部24aに近い一定の高さh1を有して突設されているので、水平方向でも容易に挿入出来る。
次に、このロアケース24の周壁部24bの高さh3位置近傍の高さh2位置まで、延設されたガイド突起部27,27に沿わせて、前記板バネ部材11が、挿入されて、左,右の位置決めが行われつつ、奥行き方向では、前記回動軸部材8の回動角度を規制するストッパ部材29のうち、前記ガイド突起部28よりも高い位置に形成されている突き当て面部29aに、吸着された板バネ部材11が、突き当てられて、前後左右方向に位置決めされる。
このため、図10中実線で示すような有る程度、前記底面部24aから離間された状態で、前記エアバキューム装置15による吸着が、解除されて、板バネ部材11を、底面部24a上面に落下させても、従来の図24若しくは図25中二点鎖線で示されるように、板バネ部材11が転んだり、或いは、前記環状壁部2b外に、はみ出した状態で組み付けられてしまう虞が減少し、所望の装着位置に納めることが出来る。
この実施例1では、一定高さから落下された前記板バネ部材11が、前記ストッパ部材29の突き当て面部29a、両側のガイド突起部27,27及びガイド傾斜面部28a,28aによって、ガイドされながら落下して、底面部24aに到達して、所望の装着位置に納まる。
このため、前記エアバキューム装置15を用いた機械組付けだけでなく、組み付け作業者が、手作業によって組み付けることも可能で、組み付け性を良好なものとすることができる。
他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
図11及び図12は、この発明の実施の形態の実施例2の計器用ムーブメント構造を説明するものである。
なお、前記実施の形態及び実施例1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成について、前記実施例1のケーシング部材23との相違点を中心に説明すると、この実施例2のケーシング部材123を構成するロアケース124では、前記軸孔2aの底面部24a側の周囲には、前記板バネ部材11と頭頂部41を近接させる略半球形状のガタ付き防止突起部40が、一体に形成されている。
次に、この実施例2の作用効果について説明する。
この実施例2の計器用ムーブメント構造では、前記実施の形態及び実施例1の作用効果に加えて、更に、前記軸孔2aの周囲に、ガタ付き防止突起部40が、このガタ付き防止突起部40の半球形状の頭頂部41を、前記板バネ部材と近接させて一体に形成されている。
このため、板バネ部材11の弾性変形量を、この頭頂部41の高さ位置を変更することにより調整出来、所望の付勢力を容易に得られる。
また、前記頭頂部41が、前記板バネ部材11の湾曲形状に合わせて、半球形状に形成されることにより、突き当て状態での安定性を良好なものとすることが出来、更に、指針の指示精度を向上させることができる。
他の構成及び作用効果については、前記実施の形態及び実施例1と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
図13及び図14は、この発明の実施の形態の実施例3の計器用ムーブメント構造を説明するものである。
なお、前記実施の形態及び実施例1,2と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成について、前記実施例1,2のケーシング部材23,123との相違点を中心に説明すると、この実施例3のケーシング部材223を構成するロアケース224では、装着される板バネ部材111の両側縁部111a,111a側には、前記ガイド突起部としての円柱状を呈する円柱ガイド突起部127,127が、突設形成されている。
また、これらの円柱ガイド突起部127,127と各々係合する半円状切欠部111b,111bが、前記板バネ部材111の両側縁部111a,111aに各々形成されている。
次に、この実施例3の作用効果について説明する。
この実施例3の計器用ムーブメント構造では、前記実施の形態及び実施例1,2の作用効果に加えて、更に、前記板バネ部材111の側縁部111a,111aに各々形成された半円状切欠部111b,111bに、前記円柱状のガイド突起部127,127が、係合される。
この実施例3の前記ガイド突起部127,127は、図14に示すように、ロアケース224の周壁部24bの高さ位置近傍まで、上方に向けて底面部24aから突設されている。
このため、容易に、前記板バネ部材11を、これらのガイド突起部127,127に沿わせて降下させて、底面部24aの所望の装着位置に導いて、装着させることが出来る。
また、この板バネ部材111がロアケース224に装着された状態では、この板バネ部材111の両側縁部111a,111aの半円状切欠部111b,111bが、長手方向に離間した2カ所で、前記円柱ガイド突起部127,127に係合されて、前記回転軸部材8を中心とした回転が阻止されている。
このため、更に、指針の指示精度を向上させることが出来る。
他の構成及び作用効果については、前記実施の形態及び実施例1,2と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
図15及び図16は、この発明の実施の形態の実施例4の計器用ムーブメント構造を説明するものである。
なお、前記実施の形態及び実施例1乃至3と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成について、前記実施例1乃至3のケーシング部材23,123,223との相違点を中心に説明すると、この実施例4のケーシング部材323を構成するロアケース324では、前記ストッパ部材29側に設けられたガイド突起部128の長手方向両端部近傍に、前記板バネ部材11の挿入をガイドする傾斜面からなるガイド傾斜面部128a,128aが、前記ストッパ部材29の突き当て面部29aと略同じ高さ位置に形成されている。
また、板バネ部材111の両側縁部111a,111a側に設けられる前記ガイド突起部227,227には、前記板バネ部材11の挿入をガイドする傾斜面からなるガイド傾斜面部227a,227aが、前記ストッパ部材29の突き当て面部29aと略同じ高さ位置で、しかも、図15中、白抜き矢印で示すように、板バネ部材11が、挿入されて来る方向に向けて、拡開する傾斜を有して、形成されている。
次に、この実施例4の作用効果について説明する。
この実施例4の計器用ムーブメント構造では、前記実施の形態及び実施例1乃至3の作用効果に加えて、更に、前記板バネ部材11を、エアバキューム装置15等を用いて、吸着しながら、前記ロアケース324の底面部24aに組み付ける際に、手前側のガイド突起部28は、底面部24aに近い一定の高さh1を、前記実施例1と同様に有して突設されているので、図15中白抜き矢印で示すように、略水平方向からでも容易に挿入出来る。
そして、左右方向では、前記ガイド突起部227,227の一部に形成されたガイド傾斜面部227a,227aに沿って、前記板バネ部材11の挿入がガイドされる。
これらのガイド傾斜面部227a,227aは、板バネ部材11が、挿入されて来る方向に向けて、拡開する傾斜を有して、形成されている。
このため、前記ガイド突起部128よりも高い位置に形成されている突き当て面部29aに、板バネ部材11が、突き当てられると、左,右のガイド傾斜面部128a,128aに、前記板バネ部材11の挿入方向前端面両側の両角部11k,11kが、これらのガイド傾斜面部227a,227aにガイドされながら、確実に当設して、前後左右方向に位置決めされながら、所望の装着位置まで、容易に降下させて納めることが出来る。
従って、図16に示すように、前記左,右のガイド傾斜面部128a,128aが、離間されて、前記ストッパ部材29と、これらの左,右のガイド傾斜面部128a,128aとの間に、図示省略の前記回動軸部材と共に回転する当接部材が干渉することの無いように形成された間隙を設けても、前記板バネ部材11の両角部11k,11kの一方が、この間隙内に落ち込んで斜めに装着される等、所望の装着位置にならない虞が無く、確実に、左,右のガイド傾斜面部128a,128aへ、前記板バネ部材11の両角部11k,11kを当接させることが出来、組み付け時の位置安定性を向上させることが出来、更に、組み付け性を良好なものとすることが出来る。
他の構成及び作用効果については、前記実施の形態及び実施例1乃至3と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
図17及び図18は、この発明の実施の形態の実施例5の計器用ムーブメント構造を説明するものである。
なお、前記実施の形態及び実施例1乃至4と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成について、前記実施例1のケーシング部材23との相違点を中心に説明すると、この実施例5のケーシング部材423を構成するロアケース424では、前記ストッパ部材29側及び反対側に一対設けられるガイド突起部128,128の対向面側には、長手方向両端部近傍に、板バネ部材211の面内,外方向への移動を許容すると共に、面延設方向への移動を規制する凹部228a,228aが、各々凹設形成されている。
また、板バネ部材211の軸挿通孔11bの周囲には、長手方向側縁部211a,211aから、この板バネ部材211の幅方向に膨出する膨出部211b,211bが、一体に突設形成されている。
そして、前記ガイド突起部128,128に形成された凹部228a,228aに、これらの膨出部211b,211bが、板バネ部材211が装着された状態で係合されて、この板バネ部材211の面内,外方向への移動が許容されると共に、面延設方向への移動が規制されるように構成されている。
次に、この実施例5の作用効果について説明する。
この実施例5の計器用ムーブメント構造では、前記実施の形態及び実施例1乃至4の作用効果に加えて、更に、前記板バネ部材211に形成された膨出部211b,211bが、前記ガイド突起部228,228の一部に形成された凹部228a,228aに係合される。
このため、前記板バネ部材211を、前記ロアケース424に装着する際には、所望の装着位置まで、この一対の凹部228a,228aが、前記膨出部211b,211bをガイドしながら、板バネ部材211を所望の装着位置まで導き、容易に装着させることが出来る。
また、装着状態では、前記凹部228a,228aに対して、前記膨出部211b,211bが干渉すること無く、前記板バネ部材211の面内,外方向への移動が、許容されるので、円滑な弾性変形により、所望の付勢力を発揮させることが出来る。
更に、この板バネ部材211の面延設方向への移動が規制されて、指針9の指示精度を向上させることが出来る。
そして、前記軸挿通孔11bの周囲に、一体に突設形成されている前記膨出部211b,211bによって、この軸挿通孔11bの周囲の面積が増大して、応力が分散されることにより集中しない。このため、板バネ部材211が薄く形成されていても、所望の弾性反力を容易に得ることが出来る。
他の構成及び作用効果については、前記実施の形態及び実施例1乃至4と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
図19及び図21は、この発明の実施の形態の実施例6の計器用ムーブメント構造を説明するものである。
なお、前記実施の形態及び実施例1乃至5と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成について、前記実施例5のケーシング部材423との相違点を中心に説明すると、この実施例6のケーシング部材523を構成するロアケース524では、前記ストッパ部材29側及び反対側に一対づつ、独立形成されたガイド突起部328,328が、一定間隔を置いて、突設形成されている。
これらのガイド突起部328,328間に形成される間隙330に、前記板バネ部材211の膨出部211b,211bが、係合されて、板バネ部材211の面内,外方向への移動が許容されると共に、面延設方向への移動が規制されるように構成されている。
また、この実施例6では、図21に示すように、前記各ストッパ部材328…の前記板バネ部材211が配置される方向の側面には、傾斜ガイド面部328a…が、各々形成されている。
次に、この実施例6の作用効果について説明する。
この実施例6の計器用ムーブメント構造では、前記実施の形態及び実施例1乃至5の作用効果に加えて、更に、前記板バネ部材211に形成された膨出部211b,221bが、前記ガイド突起部328,328間に形成される間隙330,330に、各々係合される。
このため、前記板バネ部材211を、前記ロアケース524に装着する際には、所望の装着位置まで、これらの二組のガイド突起部328,328及び328,328によって、前記膨出部211b,211bがガイドされながら、この板バネ部材211が、所望の装着位置まで導かれて、容易に装着される。
また、装着状態では、前記ガイド突起部328,328間に形成される間隙330,330を大きく設定することにより、更に、塵芥12を溜めにくくすることができる。従って、更に、前記板バネ部材211の弾性変形を円滑に行わせて、所望の付勢力を発揮させることが出来る。
更に、この板バネ部材211の面延設方向への移動が、両側に位置する二組の前記ガイド突起部328,328に規制されて、指針9の指示精度を向上させることが出来る。
そして、前記軸挿通孔11bの周囲に、一体に突設形成されている前記膨出部211b,211bによって、この軸挿通孔11bの周囲の面積が増大して、応力が分散されることにより集中しない。このため、板バネ部材211が薄く形成されていても、所望の弾性反力を容易に得ることが出来る。
更に、板バネ部材を薄くでき、部品材料費、部品加工費を削減できる。
他の構成及び作用効果については、前記実施の形態及び実施例1乃至5と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
即ち、前記実施例1では、ガイド突起部27,27をガイド突起部28,28から独立させて一対づつ設けているが、例えば、二組以上や奇数個としても良く、前記板バネ部材11の外側縁に沿って、独立していれば、ガイド突起部27,28等の形状、数量、及び材質が特に限定されるものではない。
また、前記実施例1では、周壁部24b側に位置する一方のガイド突起部28には、前記回動軸部材8の回動角度を規制する平面視略三角形形状のストッパ部材29が一体に形成されているが、特にこれに限らず、例えば、ストッパ部材29が、ロアケース24に設けられていない構成等、ロアケース24の形状が特に限定されるものではない。
この発明の最良の実施の形態の計器用ムーブメント構造で、ロアケースに、板バネ部材を装着する様子を説明する分解斜視図である。 実施の形態の計器用ムーブメント構造で、ケーシング内部の構成を説明する模式的な断面図である。 実施の形態の計器用ムーブメント構造が用いられるコンビネーションメータの正面図である。 実施の形態の計器用ムーブメント構造が用いられるコンビネーションメータで、内部の構成を説明する図3中A−A線に沿った位置での断面図である。 実施の形態の実施例1の計器用ムーブメント構造で、板バネ部材が装着されたロアケースの要部の構成を説明する一部平面図である。 実施の形態の実施例1の計器用ムーブメント構造で、回動軸部材に振動が加わった様子を説明する模式的な側面図である。 実施の形態の実施例1の計器用ムーブメント構造で、図5中B−B線に沿った位置での断面図である。 実施の形態の実施例1の計器用ムーブメント構造で、ロアケースの要部の構成を説明する一部平面図である。 実施の形態の実施例1の計器用ムーブメント構造で、図8中C−C線に沿った位置に相当する位置での板バネ部材が装着されていない状態での断面図である。 実施の形態の実施例1の計器用ムーブメント構造で、板バネ部材を装着する様子を説明する図8中E−E線に沿った位置での要部の縦断面図である。 実施の形態の実施例2の計器用ムーブメント構造で、ロアケースの要部の構成を説明する一部平面図である。 実施の形態の実施例2の計器用ムーブメント構造で、図11中F−F線に沿った位置での要部の縦断面図である。 実施の形態の実施例3の計器用ムーブメント構造で、ロアケースの要部の構成を説明する一部平面図である。 実施の形態の実施例3の計器用ムーブメント構造で、図13中G−G線に沿った位置での要部の縦断面図である。 実施の形態の実施例4の計器用ムーブメント構造で、ロアケースの要部の構成を説明する一部平面図である。 実施の形態の実施例4の計器用ムーブメント構造で、図15中H−H線に沿った位置での要部の縦断面図である。 実施の形態の実施例5の計器用ムーブメント構造で、ロアケースの要部の構成を説明する一部平面図である。 実施の形態の実施例5の計器用ムーブメント構造で、図17中I−I線に沿った位置での要部の縦断面図である。 実施の形態の実施例6の計器用ムーブメント構造で、ロアケースの要部の構成を説明する一部平面図である。 実施の形態の実施例6の計器用ムーブメント構造で、図19中J−J線に沿った位置での要部の縦断面図である。 実施の形態の実施例6の計器用ムーブメント構造で、図19中K−K線に沿った位置での要部の縦断面図である。 一従来例の計器用ムーブメント構造を説明し、全体構成を説明するムーブメントの縦断面図及び拡大断面図である。 他の従来例の計器用ムーブメント構造で、ロアケースの要部の構成を説明する一部平面図である。 他の従来例の計器用ムーブメント構造で、図23中L−L線に沿った位置での要部の縦断面図である。 他の従来例の計器用ムーブメント構造で、図23中M−M線に沿った位置での要部の縦断面図である。
符号の説明
2a 軸孔
8 回動軸部材
11,111,211 板バネ部材
11a,111a 側縁部
11b 軸挿通孔
12 塵芥
23,123,223,323,423,523
ケーシング部材
24,124,224,324,424,524
ロアケース
27,127,227,28,128,228,328
ガイド突起部
29a 突き当て面部
30 塵芥排出溝部
40 ガタ付き防止突起部
41 頭頂部
111b,111b 半円状切欠部
128a,227a ガイド傾斜面部
211b,211b 膨出部
228a,228a 凹部

Claims (7)

  1. ケーシング部材に設けられた軸孔から、指針を軸支する回動軸部材の一部を、回動自在
    に挿通させると共に、該回動軸部材と、前記軸孔周縁との間に、軸延設方向へ該回動軸部
    材を弾性支持する板バネ部材が設けられてなる計器用ムーブメント構造であって、
    前記板バネ部材が当接される前記軸孔の周囲には、該板バネ部材の外側縁に沿って、独
    立したガイド突起部が、複数設けられており、前記ガイド突起部の間には、塵芥を挿通可能な間隙量を有する塵芥排出溝部が設けられていて、該塵芥排出溝部の塵芥挿通方向を、前記板バネ部材の側縁部が、弾性変形により、前記ケーシング部材に対して、摺動する方向と一致させていることを特徴とする計器用ムーブメント構造。
  2. 前記少なくとも一つのガイド突起部に、前記回動軸部材の回動角度を規制するストッパ
    部材を一体に形成すると共に、他の少なくとも一つのガイド突起部の高さを、前記ケーシ
    ング部材の周壁部の高さ位置近傍まで、延設したことを特徴とする請求項1記載の計器用ムーブメント構造。
  3. 前記軸孔の周囲には、ガタ付き防止突起部が一体に形成されると共に、該ガタ付き防止
    突起部の頭頂部を、前記板バネ部材と近接させるように突設していることを特徴とする請
    求項1又は2記載の計器用ムーブメント構造。
  4. 前記板バネ部材の側縁部側に形成される前記ガイド突起部が、円柱状を呈する円柱ガイ
    ド突起部であると共に、該円柱ガイド突起部を係合する半円状切欠部を、該板バネ部材の
    側縁部に形成したことを特徴とする請求項1乃至のうち、何れか一項記載の計器用ムー
    ブメント構造。
  5. 前記ガイド突起部の一部には、前記板バネ部材の挿入をガイドするガイド傾斜面部が形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至のうち、何れか一項記載の計器用ムーブメ
    ント構造。
  6. 前記板バネ部材の長手方向略中央部に、前記回動軸部材を挿通させる軸挿通孔が開口形
    成されると共に、該軸挿通孔の周囲に、該板バネ部材の幅方向に膨出する膨出部が、一体
    に突設形成されて、前記ガイド突起部の一部に、該膨出部を係合して、該板バネ部材の面
    内,外方向への移動を許容すると共に、面延設方向への移動を規制する凹部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至のうち、何れか一項記載の計器用ムーブメント構造
  7. 前記板バネ部材の長手方向略中央部に、前記回動軸部材を挿通させる軸挿通孔が開口形
    成されると共に、該軸挿通孔の周囲に、該板バネ部材の幅方向に膨出する膨出部が、一体
    に突設形成されて、前記ガイド突起部間に形成される間隙に、該膨出部を係合して、該板
    バネ部材の面内,外方向への移動を許容すると共に、面延設方向への移動を規制すること
    を特徴とする請求項1乃至のうち、何れか一項記載の計器用ムーブメント構造。
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