JPH05335102A - 可変抵抗器 - Google Patents
可変抵抗器Info
- Publication number
- JPH05335102A JPH05335102A JP16541092A JP16541092A JPH05335102A JP H05335102 A JPH05335102 A JP H05335102A JP 16541092 A JP16541092 A JP 16541092A JP 16541092 A JP16541092 A JP 16541092A JP H05335102 A JPH05335102 A JP H05335102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- housing
- variable resistor
- outer circumference
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバ部材、ロータ、ハウジングの3部品より
なる可変抵抗器のカバ部材を外し、ロータとハウジング
の2部品よりなる部品点数の少ない可変抵抗器をうるこ
とを目的とする。 【構成】 合成樹脂よりなるロータ(12)の外周に係
合爪(14)を形成し、この係合爪(14)の端部係止
部(15)を合成樹脂よりなるハウジング(1)外周に
形成した円形溝(6)へ係着可能となした構成。
なる可変抵抗器のカバ部材を外し、ロータとハウジング
の2部品よりなる部品点数の少ない可変抵抗器をうるこ
とを目的とする。 【構成】 合成樹脂よりなるロータ(12)の外周に係
合爪(14)を形成し、この係合爪(14)の端部係止
部(15)を合成樹脂よりなるハウジング(1)外周に
形成した円形溝(6)へ係着可能となした構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変抵抗器に関する。特
に可変抵抗器のロータの構成に関する。
に可変抵抗器のロータの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているこの種の可変抵
抗器について、図6、図7を参照して説明する。底面内
側にベースdを配設したハウジングcの内側孔28内へ
ロータbを収納し、更にロータbの頭部26をカバ部材
aの孔22へ嵌合させ、カバ部材aの側面に形成した折
曲片23に設けた孔24をハウジングcの側壁に形成し
た突起30へ嵌合するように、カバ部材aをハウジング
cの上方より押圧することによりカバ部材a、ロータ
b、ハウジングcを組み立てる。カバ部材aは通常金属
板等よりなり、他のハウジングc、ロータbは合成樹脂
等よりなるものである。符号32はロータbの底面に取
付けたワイパーで、ハウジングcのベースd上に形成し
た抵抗体上に接触可能に配設する。符号34はOリング
で、カバ部材aとロータbとの間に介在し、外部より異
物の侵入を防止するのに役立つ。符号31はハウジング
cに組み込んだ端子である。以上のように組み立てた可
変抵抗器のロータbの頭部26に形成したスリット36
へスクリュードライバ等を侵入して、ロータbを所定方
向へ回動すると、ロータbの底面に設けたワイパー32
がハウジングcのベースd上に形成した抵抗体に接触し
つつ移動する。前記両部材の接触により生じる接触抵抗
の変化を、端子31より取り出すことにより、接触抵抗
値の変化を知ることができる。
抗器について、図6、図7を参照して説明する。底面内
側にベースdを配設したハウジングcの内側孔28内へ
ロータbを収納し、更にロータbの頭部26をカバ部材
aの孔22へ嵌合させ、カバ部材aの側面に形成した折
曲片23に設けた孔24をハウジングcの側壁に形成し
た突起30へ嵌合するように、カバ部材aをハウジング
cの上方より押圧することによりカバ部材a、ロータ
b、ハウジングcを組み立てる。カバ部材aは通常金属
板等よりなり、他のハウジングc、ロータbは合成樹脂
等よりなるものである。符号32はロータbの底面に取
付けたワイパーで、ハウジングcのベースd上に形成し
た抵抗体上に接触可能に配設する。符号34はOリング
で、カバ部材aとロータbとの間に介在し、外部より異
物の侵入を防止するのに役立つ。符号31はハウジング
cに組み込んだ端子である。以上のように組み立てた可
変抵抗器のロータbの頭部26に形成したスリット36
へスクリュードライバ等を侵入して、ロータbを所定方
向へ回動すると、ロータbの底面に設けたワイパー32
がハウジングcのベースd上に形成した抵抗体に接触し
つつ移動する。前記両部材の接触により生じる接触抵抗
の変化を、端子31より取り出すことにより、接触抵抗
値の変化を知ることができる。
【0003】
【発明の解決すべき課題】従来例の可変抵抗器は、ハウ
ジング、ロータ、カバ部材の3部品よりなるため各関係
部品を予め製造しておき、これらの3つの部分を組立て
ねばならないので、製造コストが高くなると共に、組立
てに手数を要する等の問題点があった。又ロータ頭部を
カバ部材の孔に挿入してカバ部材でロータをおおう構成
であるから、ロータを回動するための頭部のスリットを
カバ部材の孔内径より内側に設けねばならず、これがた
めスリットの長さを大きく取ることは不可能であり、ド
ライバ等を前記スリットに挿入してロータを回動する際
に不便であった。又組立て後、輸送中の外力によるショ
ックに起因して金属板カバ部材とハウジングとの係合が
ゆるんだり又は外れたりして可変抵抗器に不具合が発生
する恐れがあった。そこでこの出願の発明は、前述の問
題点を解消することを目的とするため、以下説明する改
良された可変抵抗器を提供する。
ジング、ロータ、カバ部材の3部品よりなるため各関係
部品を予め製造しておき、これらの3つの部分を組立て
ねばならないので、製造コストが高くなると共に、組立
てに手数を要する等の問題点があった。又ロータ頭部を
カバ部材の孔に挿入してカバ部材でロータをおおう構成
であるから、ロータを回動するための頭部のスリットを
カバ部材の孔内径より内側に設けねばならず、これがた
めスリットの長さを大きく取ることは不可能であり、ド
ライバ等を前記スリットに挿入してロータを回動する際
に不便であった。又組立て後、輸送中の外力によるショ
ックに起因して金属板カバ部材とハウジングとの係合が
ゆるんだり又は外れたりして可変抵抗器に不具合が発生
する恐れがあった。そこでこの出願の発明は、前述の問
題点を解消することを目的とするため、以下説明する改
良された可変抵抗器を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下問題を解決するため
の手段を提供する。ハウジング(1)の底部(2)と一
体に筒状体(4)を形成し、前記筒状体(4)外周に形
成した円形溝(6)へロータ(12)の外周に設けた係
合爪(14)が係合自在となした可変抵抗器でハウジン
グ(1)とロータ(12)とは合成樹脂よりなるもので
ある。
の手段を提供する。ハウジング(1)の底部(2)と一
体に筒状体(4)を形成し、前記筒状体(4)外周に形
成した円形溝(6)へロータ(12)の外周に設けた係
合爪(14)が係合自在となした可変抵抗器でハウジン
グ(1)とロータ(12)とは合成樹脂よりなるもので
ある。
【0005】
【作用】ロータの外周に複数の係合爪を形成し、これら
の係合爪がハウジングをかかえるようにハウジング筒状
体外周に形成した円形溝へ係合した状態で、ロータを回
動自在となしたものであるから、ロータの抜け止め及び
円滑な回動が可能となる。
の係合爪がハウジングをかかえるようにハウジング筒状
体外周に形成した円形溝へ係合した状態で、ロータを回
動自在となしたものであるから、ロータの抜け止め及び
円滑な回動が可能となる。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して、本発明に係る実施
例を説明する。図1、図3においてハウジング1は底部
2と一体に形成した筒状体4を有し、前記筒状体4の外
周面5に円形溝6を形成する。符号8はハウジング底部
2に設けた端子、10は筒状体4に穿設した中央孔であ
る。次に図2は、本発明に係るロータ12の斜視図であ
る。ロータ12の外周に複数の断面ほぼコ字状の係合爪
14を形成する。各係合爪14は縦溝16をへだてて配
設され、係合爪14の下端には筒状体4方向へ突設した
係合爪係止部15を設ける。又ロータ上面13には中央
方向へ傾斜した面を有し、傾斜面中央に十字形溝18を
穿設する。筒状体4の内側に形成した環状くぼみ7とロ
ータ12の係合爪14との間にはOリング11が設けら
れている。尚本発明に係るベース2、ロータ12等は合
成樹脂よりなることを最適とする。次にロータ12をハ
ウジング1へ組み付ける方法について説明する。ロータ
12をハウジング1の筒状体4上方よりかぶせて、下方
へ押圧すれば、ロータ12の係合爪14の係止部15は
ハウジング1の筒状体4の外周面5に接触しつつ筒状体
4の外周面5上をすべりつつ、下方へ移動して、筒状体
4の外周面5に形成した円形溝6へ係合する。以上のよ
うにロータ12とハウジング1とを組み立てた状態を斜
視図4に示す。ロータ12の十字形スリット18にドラ
イバー等を挿入して、ロータ12を所定方向へ所定角度
回動すれば、ロータ12はこれに応じて回動し、ロータ
12の底面に設けたワイパー3がハウジング1の底部2
内側に形成したベース9上面に形成した抵抗体上を摺動
することにより生じる可変抵抗値の変化を端子8より取
り出すことができる。上述のロータ12の回動の際、ロ
ータ12の係合爪14の係止部15はハウジング1の筒
状体4に形成した円形溝6に係合しつつロータ12はハ
ウジング1より抜け落ちないように円滑に回動する。
例を説明する。図1、図3においてハウジング1は底部
2と一体に形成した筒状体4を有し、前記筒状体4の外
周面5に円形溝6を形成する。符号8はハウジング底部
2に設けた端子、10は筒状体4に穿設した中央孔であ
る。次に図2は、本発明に係るロータ12の斜視図であ
る。ロータ12の外周に複数の断面ほぼコ字状の係合爪
14を形成する。各係合爪14は縦溝16をへだてて配
設され、係合爪14の下端には筒状体4方向へ突設した
係合爪係止部15を設ける。又ロータ上面13には中央
方向へ傾斜した面を有し、傾斜面中央に十字形溝18を
穿設する。筒状体4の内側に形成した環状くぼみ7とロ
ータ12の係合爪14との間にはOリング11が設けら
れている。尚本発明に係るベース2、ロータ12等は合
成樹脂よりなることを最適とする。次にロータ12をハ
ウジング1へ組み付ける方法について説明する。ロータ
12をハウジング1の筒状体4上方よりかぶせて、下方
へ押圧すれば、ロータ12の係合爪14の係止部15は
ハウジング1の筒状体4の外周面5に接触しつつ筒状体
4の外周面5上をすべりつつ、下方へ移動して、筒状体
4の外周面5に形成した円形溝6へ係合する。以上のよ
うにロータ12とハウジング1とを組み立てた状態を斜
視図4に示す。ロータ12の十字形スリット18にドラ
イバー等を挿入して、ロータ12を所定方向へ所定角度
回動すれば、ロータ12はこれに応じて回動し、ロータ
12の底面に設けたワイパー3がハウジング1の底部2
内側に形成したベース9上面に形成した抵抗体上を摺動
することにより生じる可変抵抗値の変化を端子8より取
り出すことができる。上述のロータ12の回動の際、ロ
ータ12の係合爪14の係止部15はハウジング1の筒
状体4に形成した円形溝6に係合しつつロータ12はハ
ウジング1より抜け落ちないように円滑に回動する。
【0007】
【効果】本発明の可変抵抗器においては、ハウジングと
ロータとの2部品よりなり、従来例の3部品すなわちカ
バ部材、ロータ、ハウジングよりなるものに比較して部
品点数が少なく、それだけ製造のコストの低下、組立て
作業の簡易化を計ることができる。又可変抵抗器の小型
化を計りその性能向上に役立つ。
ロータとの2部品よりなり、従来例の3部品すなわちカ
バ部材、ロータ、ハウジングよりなるものに比較して部
品点数が少なく、それだけ製造のコストの低下、組立て
作業の簡易化を計ることができる。又可変抵抗器の小型
化を計りその性能向上に役立つ。
【図1】本発明に係る可変抵抗器のハウジングの斜視
図。
図。
【図2】図2は本発明に係る可変抵抗器のロータの斜視
図。
図。
【図3】図1の側面図。
【図4】ハウジングへロータを組み付けた本発明に係る
可変抵抗器の斜視図。
可変抵抗器の斜視図。
【図5】本発明に係る可変抵抗器の断面図。
【図6】従来例の可変抵抗器の分解斜視図。
【図7】従来例の可変抵抗器の断面図。
1 ハウジング 2 底部 4 筒状体 5 筒状体外周面 6 円形溝 12 ロータ 14 係合爪 15 係合爪係止部 16 縦溝 18 スリット(十字)
Claims (5)
- 【請求項1】 ハウジングの底部と一体に筒状体を形成
し、前記筒状体外周に形成した円形溝にロータの外周に
設けた係止爪が係合自在となした可変抵抗器。 - 【請求項2】 ロータ外周に形成した係止爪の突出端部
がハウジングの筒状体に設けた円形溝に係合自在となし
た可変抵抗器。 - 【請求項3】 ロータの外周に縦溝をへだてて複数の係
合爪を形成した請求項2記載の可変抵抗器。 - 【請求項4】 ハウジングとロータは合成樹脂よりなる
請求項1、2又は3記載の可変抵抗器。 - 【請求項5】 ハウジングの筒状体内側面に形成したく
ぼみとロータ内側面との間に介装したOリングを有する
請求項1,2,3又は4記載の可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16541092A JPH05335102A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16541092A JPH05335102A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 可変抵抗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05335102A true JPH05335102A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15811886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16541092A Withdrawn JPH05335102A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05335102A (ja) |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP16541092A patent/JPH05335102A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |