JP2542187B2 - 感熱転写記録用受像シ−ト - Google Patents

感熱転写記録用受像シ−ト

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は感熱転写記録用受像シートに関するものであ
り、特に昇華型若しくは気化型の感熱転写記録(以下、
昇華型気化型感熱転写記録と言う)における優れた階調
表現性と解像度とを有する感熱転写記録用受像シートの
製造法に関するものである。
【従来の技術】
感熱記録方式はノンインパクトタイプの1次発色で装
置が比較的安価であり低騒音である為、フアクシミリ,
電算機,端末プリンター,測定機器用プリンター,電卓
用プリンターなどの多方面に利用されている。 之等の感熱記録方式に使用されている記録材料には熱
により物理的,化学的変化を起こして発色する感熱記録
層を設けた発色型感熱記録シートが一般的に用いられて
いるが、かかる記録材料は記録の保存安定性という面で
は劣つており更にカラー記録と云う点では充分な記録画
像が得られていないのが現状である。 この様な発色型感熱記録シートに代わる感熱記録材料
として感熱転写記録シートの開発が進められ、実用化さ
れている。 感熱転写記録方法は発色型感熱記録紙と比較して上述
した記録の保存性の改善の効果に加えて(1)記録の鮮
明度,(2)写真画像形成に必要な階調性,(3)多色
若しくはフルカラー画像記録への適応性,がある点で注
目されている記録技術である。 感熱転写記録には大別して溶融型感熱転写記録と昇華
型感熱転写記録とがある。 溶融型感熱転写記録はポリエステルフイルムまたは薄
葉紙に塗布された溶融性インク層を感熱ヘッドの発熱を
利用して選択的に記録紙に転写するものである。一般に
白黒2値信号の記録では転写するか,しないかの温度が
極めて狭い境界を持ち1,0の記録を行なう。ワードプロ
セツサなどに使われるリボン方式のシリアル型感熱記録
は、この代表的なものである。最近は白黒から多色化、
更に新型ヘツドの登場によりフルカラー記録へと展開さ
れている。 マルチカラー記録にはデイザ法,濃度パターン法など
でライン型感熱転写複写機などが発表されている。最近
では転写面積を感熱記録ヘツドに加える印加エネルギー
で制御できる所謂集中加熱転写法(TCIP)があり、Y.M.
C.3色面順次記録で480×640ドツトのテレビ画像の階調
6ピツト(64階調)の記録を面積変調で行ない良好な画
像を得たという報告がある。 昇華型感熱転写記録は階調主体の記録方式でフアクシ
ミリのG III機対応で記録時間1〜3ms,C.M.Y.色順序方
式にて、ポジシヨンマーク制御により位置合わせを行な
い感熱ヘツドにより感熱転写用インクシートを加熱し被
記録紙に転写し高階調の高品質な記録画像を得ている。
【発明が解決しようとする問題点】
本発明の感熱転写記録用受像シートは昇華型感熱転写
記録方式などに於いて発熱体の印加エネルギーの調整に
より良好な階調表現が得られる感熱転写記録用受像シー
トの製造法を提供することを目的としている。 昇華型感熱転写記録方式では基材上のカラーインク層
を熱によつて溶融気化、或いは昇華せしめ記録紙に転移
させて粘着,吸着,染着によつて記録像を得るものであ
り、記録紙として普通紙が利用可能である。 しかしながら記録紙として普通紙を用いた場合には、
特に染着性に劣り、記録後に色濃度が低いばかりでなく
経時によつて著しい褪色現象を起こして了う。 かかる着色性を向上させる為に受像シートにポリエス
テル樹脂を塗工する方法(特開昭60−122192号)或いは
受像シート中にビニル系ポリマー微粒子を含有させる方
法(特開昭60−38192号)などが提唱されている。 フルカラー記録用に更に高解像度,高濃度記録を得る
為に改良が望まれている。 本発明者等は昇華型感熱記録方式に用いる感熱転写記
録用受像シートの改良に就いて鋭意検討した結果、極め
て高解像度で色濃度の高い記録画像が得られ、しかも記
録画像の保存性が良好な受像シートを完成するに至つ
た。
【問題点を解決するための手段】
即ち本発明は感熱転写インクリボンシートから転写像
を受理する感熱転写記録用受像シートに於いて該受像シ
ートの受像層がキヤスト法により設けられ、受像層に昇
華若しくは気化染料の易可染性樹脂と顔料とを含むこと
を特徴とする感熱転写記録用受像シートの製造法であ
る。 本発明の感熱転写記録用受像シートと従来のものとの
大きな差は高平滑度の表面を有する受像シートを得る表
面加工をキヤスト法により施す点にある。 図は本発明シートの感熱転写記録方法の原理を示す説
明用側断面図である。 図中、1はサーマルヘツド,2はインクシート,2aは感
熱転写インク層,2bは転写されたインク層,3は受像シー
ト,3aは感熱転写受像層,4は押圧兼紙送りローラを夫々
示している。 図に示す様に感熱転写記録方法はサーマルヘツド1と
押圧兼紙送りローラ4との間にて転写記録シートと受像
シート3とを挟持し、ローラー4によりこの2種類のシ
ートを矢印の方法に送りながら適当なタイミングでサー
マルヘツドの発熱体を加熱することにより受像シート上
に選択的に転写ドツトを形成させ文字画像を形成させる
のである。 感熱転写記録方法は目的とする場所のインク層を溶融
気化或いは昇華せしめて受像シートニに転移させインク
層を受像シートに定着させることが重要なポイントであ
る。 本発明の受像シートは上記の点を考慮して表面に昇華
性若しくは気化性染料に対して可染性を示す樹脂と顔料
とを必須成分とする塗工層をキヤストコーテイング法に
より鏡面加工を施して設け、該塗工層の表面のベツク平
滑度を1000秒以上としたことを特徴とするものである。 本発明の塗工液成分に使用される顔料としては、例え
ば、クレー,カリオン,シリカ,水酸化アルミニウム,
ケイ酸マグネシウム,炭酸カルシウム,酸化チタン,亜
鉛華,硫酸バリウムなどの無機系顔料に加えて、尿素/
ホルマリン樹脂,メラミン樹脂,フエノール樹脂,イソ
ブチレン/無水マレイン酸共重合体,ジイソブチレン/
無水マレイン酸共重合体,スチレン/無水マレイン酸共
重合体,ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニル,塩化ビニル
/酢酸ビニル共重合体,ポリエステル,ポリアクリル酸
エステル,ポリメタクリル酸エステル,スチレン/ブタ
ジエン/アクリル酸エステル,ベンゾグアナミン樹脂,
メチルセルロース,エチルセルロース,カルボキシルメ
チルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,ポリス
チレン,ポリウレタンなどの有機系顔料が挙げられる。 本発明の塗工液成分に使用される易可染性樹脂として
は昇華性若しくは気化性染料によつて容易に染色される
もので、例えばポイ塩化ビニル,ポリ酢酸ビニル,ポリ
エステル,ポリビニルアルコール,ポリ塩化ビニリデ
ン,ポリビニルアセタール,ポリスチレン,ポリカーボ
ネート,ポリアミド,アミノアルキツド樹脂,エポキシ
樹脂,メラミン樹脂などが挙げられ、之等の水溶型、或
いはエマルジヨン型樹脂を用いる。更に接着剤として、
例えばカゼイン,大豆蛋白などの蛋白質系接着剤とスチ
レン−ブタジエンラテツクスを始めとする共役ジエン系
重合体ラテツクス,アクリル系若しくはメタリル系重合
体,エチレン−酢酸ビニル共重合体などのビニル系エマ
ルジヨン或いは之等の各種重合体のカルボキシル変性体
などが使用される。 之等の接着剤は顔料100重量部当り2〜100重量部、一
般には5〜30重量部の配合量範囲内で使用することが好
ましい。また離型剤,流動調整剤,消泡剤,着色剤,防
腐剤などの公知の助剤を必要に応じて配合することが出
来る。 本発明の受像シートは前記した可染性の樹脂と顔料と
を含む塗工液を、基材紙としての紙,合成紙,プラスチ
ツクフイルムやアルミなどの金属箔などの表面に塗布
し、キヤストコーテイング法によつて加工処理すること
により製造される。 特にキヤストコーテイング法によつて加工処理すると
により受像面が高平滑になり、転写された染料画像のド
ツト再現性が良好となる。 本発明の受像シートにおいて塗工層への顔料の配合は
加工時にキヤストドラムから剥離される時に、その剥離
を容易にさせ、転写感熱法による印字の際は転写終了後
に受像シートをインクシートから剥離させる場合にもそ
の剥離を容易にさせるという効果を示す。 本発明の場合、受像層の可染性樹脂は軟化点が低い樹
脂程優れた着色画像を与えるが一方、軟化点の低い樹脂
転写層は受容層と強く接着し、受像シートの記録用イン
クシートからの剥離を著しく困難にする。 また顔料の使用によつて受像シートに伝達された熱が
拡散するのを防ぎ受像シート上の忠実なドツト再現性を
得ることが出来る。 受像シートの表面は一般に平滑性が高い程、インク転
写シートからのインクの転写効率が高い。本発明では表
面の平滑度が1000秒以上であることが必須条件であり10
00秒未満では充分なドツトの再現性が得られず、受像シ
ートの表面層に受像シートに易可染性の樹脂があっても
平滑性が低い為に感熱転写時にドツドの再現性に劣る。
平滑度が1000秒以上あつてもキヤストコーテイング方法
以外の後処理、例えばスーパーカレンダー処理では充分
なドツト再現性が得られない。
【実施例】
以下、実施例により本発明を説明する。 実施例において作製したサンプルについて記録テスト
を行なつた。 実施例中の各試験方法は次の通りである。 平滑度 王研式平滑度計を用いて測定。 光沢度 白紙光沢度JIS Z8741によりグロスメータGM26D(村上
色彩研究所製)を用い75゜/75゜の光沢度を測定した。 転写濃度 昇華シートの塗工面と受像シートの塗工面とを密着さ
せて70℃,圧力20g/cm2の条件で24H後の転写濃度をマク
ベス反射濃度計(RD−514)で測定した。 ドツト再現性 サーマル印字装置(松下電子部品(株)製)を用いて
図に示した方式で印字し、ドツドの再現性を5段階で評
価した。 サーマルヘツド線密度 4dot/mm 印加電圧 16V (ランク) 5:ドツトの再現性極めて良い 4:ドツトの再現性良好 3:ドツトが一部不鮮明 2:ドツトが一部欠けている 1:ドツトが殆んど再現されていない 中心線平均粗さ(Ra) 触針式表面粗さ試験器(小板研究所製 SE−3C型)を
用い受像シートの表面の中心線平均粗さRaを測定した。 最大高さ(RMAX) 触針式表面粗さ試験器(小板研究所製 SE−3C型)を
用い受像シートの表面の最大高さを測定した。 実施例1〜3 (A)インクシートの作製 分散染料 Kayaset Blue 136(日本化薬社製)4重量
部 エチルセルロース 4 〃 イソプロピルアルコール 100 〃 から成る染料混合液をボールミルにて3時間粉砕分散
し、染料塗工液を調整し厚さ12μのコンデンサー紙に塗
布後、低温(50℃)で乾燥し塗布量4g/cm2のBlueのイン
クシートを作成した。同様な方法で分散染料Kayaset Re
d BとKayaset Yellow 937を使用し、夫々RedとYellowの
インクシートを作製した。 (B)受像シートの作製 カリオン(商品名UW−90,EMC社製) 100重量部 水溶性ポリエステル樹脂25%水溶液 40 〃 (互応化学社製) ガゼイン10%水溶液(フアンリーフ社製) 100 〃 ステアリン酸カルシウム 2 〃 水 63 〃 Total 305 〃 から成る塗工液組成物(全固形分40%)をキヤストコー
ターにより塗工用原紙(坪量110g/m2)に塗工し、更に
カゼインのゲル化剤として塩化カルシウム10%を塗布し
てゲル化しせめた後にキヤストドラムに押圧,乾燥(キ
ヤストドラム設定温度100℃)して塗工量15g/m2の昇華
型感熱転写受像シートを作製した。 記録テストの結果は良好で転写濃度も高く、ドツトの
再現性も良好であつた。 実施例4 (A)インクシートの作製 インクシートは実施例2の赤インク転写シートを使用
した。 (B)受像シートの作製 カリオン(UW−90,EMC社製) 100重量部 水溶性ポリエステル樹脂25%水溶液 80 〃 (互応化学社製) カゼイン10%水溶液 100 〃 ステアリン酸カルシウム 4 〃 水 46 〃 Total 330 〃 から成る塗工液組成物(全固型分40%)を実施例1と同
様に塗工用原紙(坪量110g/m2)に塗工後、該塗工面に
塩化カルシウム10%溶液を塗布してゲル化せしめた後に
キヤストドラムに押圧,乾燥(キヤストドラム設定温度
100℃)して塗工量15g/m2の昇華型感熱転写用受像シー
トを作製した。 記録テストの結果は良好で転写濃度も高く、ドツト再
現性も良好であつた。 実施例5 (A)インクシートの作製 インクシートは実施例2の赤のインク転写シートを使
用した。 (B)受像シートの作製 実施例1で受像シートの塗工量を25g/m2とした以外は
全て同様に受像シートを作製した。 記録テストの結果は良好で転写濃度も高く、ドツトの
再現性も良好であつた。 実施例6 (A)インクシートの作製 インク転写シートは実施例2に作用した赤のインク転
写シートを使用した。 (B)受像シートの作製 実施例1の塗工用原紙に代えてコート紙(商品名SKコ
ート,坪量108g/m2,平滑度3100秒)を使用した以外は全
て実施例1の受像シートと同様に作製した。 記録テストの結果は良好で転写濃度も高く、ドツト再
現性も良好であつた。 比較例1〜3 (A)インクシートの作製 インクシートは実施例1〜3のBlue,Red,Yellowの染
料シートを使用した。 (B)受像シートの作製 カリオン(UW−90,EMC社製) 100重量部 水溶性ポリエステル樹脂25%水溶液 40 〃 (互応化学社製) カゼイン10%水溶液 100 〃 ステアリン酸カルシウム 2 〃 水 63 〃 Total 305 〃 から成る塗工液組成物(全固型分40%,実施例1のA液
に同じ)をコーターに塗工用原紙(坪量110g/m2)に塗
工し、乾燥(設定温度100℃)して塗工量15g/m2の塗工
紙を作製し、更にスーパーキヤレンダーにより、カレン
ダー掛けを行ない強光沢感熱転写用受像シートを作製し
た。 記録テストの結果は、転写濃度は良好なるも、ドツト
再現性が悪かつた。 比較例4 (A)インクシートの作製 インクシートは実施例2に用いた赤のインク転写シー
トを使用した。 (B)受像シートの作製 カリオン(UW−90,EMC社製) 100重量部 SBRラテツクス(SN304,住友ノーガタツク48%) 10
〃 カゼイン10%水溶液(フアンリーフ社製) 100 〃 ステアリン酸カルシウム 2 〃 水 80 〃 Total 292 〃 から成る塗工液組成物(全固型分40%)をコーターによ
り塗工用原紙(坪量110g/m2)に塗工し、乾燥(設定温
度100℃)して塗工量15g/m2の塗工紙を作製し、更にス
ーパーキヤレンダーによりカレンダー掛けを行ない、強
光沢感熱転写用受像シートを作製した。 記録テストの結果は転写濃度が低く、ドツト再現性も
悪かつた。 比較例5 (A)インクシートの作製 インクシートは実施例2の赤のインク転写シートを使
用した。 (B)受像シートの作製 比較例4と同じ塗工液組成物をキヤストコーターによ
り塗工用原紙(坪量110g/m2)に塗工し、ゲル化剤塩化
カルシウム10%水溶液を塗布した後にキヤストドラムに
押圧,乾燥(キヤストドラム設定温度100℃)して塗工
量15g/m2の強光沢感熱転写用受像シートを作製した。 記録テストの結果はドツト再現性は良好なるも転写濃
度が低かった。 比較例6 (A)インクシートの作製 インク転写シートは実施例2の赤のインク転写シート
を用いて記録試験を行なつた。 (B)受像シート 比較例4に於いて受像シートの塗工量を25g/m2に代え
た他は全く同一条件で受像シートを作製した。 記録テストの結果は転写濃度が低く、ドツトの再現性
が劣つた。 比較例7 比較例1に於いて塗工用原紙の代わりにコート紙(商
品名SKコート,坪量108g/m2,平滑度3100秒)を使用し、
他は同一条件で受像シートを作製し、実施例2に用いた
赤のインク転写シートを使用して発色試験を行なつた。 記録テストの結果は転写濃度は良好なるもドツト再現
性が劣つた。 本発明の感熱転写記録シートを用いて行なつた記録テ
ストの結果を表に示す。 本発明実施例1〜6の感熱転写記録用受像シートは充
分な記録濃度とドツト再現性の良好な染料画像を与える
ものであつた。
【図面の簡単な説明】
図は本発明シートの感熱転写記録方法の原理を示す説明
用側断面図である。 図中、 1……サーマルヘツド 2……インクシート 2a……感熱転写インク層 2b……転写されたインク層 3……受像シート 3a……感熱転写受像層 4……押圧兼紙送りローラ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−148794(JP,A) 特開 昭58−209596(JP,A) 特開 昭59−133098(JP,A) 特開 昭59−214696(JP,A) 特開 昭60−64899(JP,A) 特開 昭56−98178(JP,A) 特開 昭59−187892(JP,A) 特開 昭59−85792(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇華性若しくは気化性染料を含有するイン
    クを転写層とするインク転写シートとの組合わせで使用
    される際に、該インク転写シートの各熱により昇華若し
    くは気化した染料を受容する受像シートの該受像層が前
    記昇華性若しくは気化性染料に対し易可染性を有する樹
    脂と顔料とを必須成分とする混合物をキヤストコーテイ
    ング法で塗工した層であり且つ該受像層の表面がベツク
    平滑度1000秒以上としたことを特徴とする感熱転写記録
    用受像シートの製造法。
JP61052624A 1986-03-12 1986-03-12 感熱転写記録用受像シ−ト Expired - Lifetime JP2542187B2 (ja)

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