JP2540848B2 - 装飾モ−ル - Google Patents
装飾モ−ルInfo
- Publication number
- JP2540848B2 JP2540848B2 JP6742187A JP6742187A JP2540848B2 JP 2540848 B2 JP2540848 B2 JP 2540848B2 JP 6742187 A JP6742187 A JP 6742187A JP 6742187 A JP6742187 A JP 6742187A JP 2540848 B2 JP2540848 B2 JP 2540848B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent resin
- substrate
- decorative
- base
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用サイドプロテクテイブモールの関す
るものである。
るものである。
(従来の技術) 従来のこの種の装飾モールは特開昭60−176730号公報
に示されるものが知られている。これは押出し成形等に
より形成された樹脂製の基体上に熱硬化性液状プラスチ
ツクスを流延し、硬化させて一体に成形したものであつ
た。
に示されるものが知られている。これは押出し成形等に
より形成された樹脂製の基体上に熱硬化性液状プラスチ
ツクスを流延し、硬化させて一体に成形したものであつ
た。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、近年、単に美しさだけではなく、変化のある
装飾性がユーザーより求められて来ているので、上記し
た装飾モールであると基体表面の微細な凹凸が熱硬化性
液状プラスチツクスの流延により平滑化されるため深み
のある美しさが得られるが、変化のある装飾性を得るこ
とが出来ない。
装飾性がユーザーより求められて来ているので、上記し
た装飾モールであると基体表面の微細な凹凸が熱硬化性
液状プラスチツクスの流延により平滑化されるため深み
のある美しさが得られるが、変化のある装飾性を得るこ
とが出来ない。
故に、本発明は、深みのある美しさを持ち且つ、変化
のある装飾性を持つ装飾モールを提供することを、その
技術的課題とする。
のある装飾性を持つ装飾モールを提供することを、その
技術的課題とする。
(問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本発明において講じ
た技術的手段は、表面に凹部を一体的に形成した基体上
に前記凹部に流れ込まない粘度の液状透明樹脂を流延
し、該液状透明樹脂を硬化させて装飾モールを構成し
た、ことである。
た技術的手段は、表面に凹部を一体的に形成した基体上
に前記凹部に流れ込まない粘度の液状透明樹脂を流延
し、該液状透明樹脂を硬化させて装飾モールを構成し
た、ことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。透明樹脂によ
り基体表面の微細な凹凸が平滑化されるため深みのある
美しさを得ることができ、凹部により光の屈折率がかわ
るため基体の凹部付近と平面部において光りの変化を得
ることができる。
り基体表面の微細な凹凸が平滑化されるため深みのある
美しさを得ることができ、凹部により光の屈折率がかわ
るため基体の凹部付近と平面部において光りの変化を得
ることができる。
(実施例) 本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図に示されるように自動車10のサイドボデー11に
接着材5により取付けられる装飾モール1は第2図に示
されるように押出し成形またはインジエクシヨン成形等
のより形成された長尺の基体2と、基体2の表面に形成
された透明樹脂3とから構成されている。
接着材5により取付けられる装飾モール1は第2図に示
されるように押出し成形またはインジエクシヨン成形等
のより形成された長尺の基体2と、基体2の表面に形成
された透明樹脂3とから構成されている。
基体2は塩化ビニル,アクリル,ABS樹脂等の材料から
なり、この基体2の表面には第2図に示されるように幅
略1ミリの凹部4が第2図の上部及び下部の二ヵ所に基
体2の長手方向に向かつて一体的に形成されている。
又、この凹部4により基体2の表面に文字や模様を形成
してもよい。
なり、この基体2の表面には第2図に示されるように幅
略1ミリの凹部4が第2図の上部及び下部の二ヵ所に基
体2の長手方向に向かつて一体的に形成されている。
又、この凹部4により基体2の表面に文字や模様を形成
してもよい。
この基体2の表面上に液状のウレタン変性アクリル,
エポキシ変性アクリル,ウレタン樹脂,塩化ビニル等の
材料からなる透明樹脂3を連続的に流下し、透明樹脂3
の表面張力による自然流延により流延して、更に、流延
後、熱,紫外線等により硬化させる。これにより基体2
と透明樹脂は一体となる。この透明樹脂3は流延時、基
体2の凹部4内に流れ込まない粘度つまり500cps〜1000
0cpsの粘度となつているため、第2図に示されるように
凹部4内は空間となり基体2と透明樹脂3により密閉さ
れ空気層を形成する。
エポキシ変性アクリル,ウレタン樹脂,塩化ビニル等の
材料からなる透明樹脂3を連続的に流下し、透明樹脂3
の表面張力による自然流延により流延して、更に、流延
後、熱,紫外線等により硬化させる。これにより基体2
と透明樹脂は一体となる。この透明樹脂3は流延時、基
体2の凹部4内に流れ込まない粘度つまり500cps〜1000
0cpsの粘度となつているため、第2図に示されるように
凹部4内は空間となり基体2と透明樹脂3により密閉さ
れ空気層を形成する。
上記したように基体2と一体化した透明樹脂3の表面
はレンズの効果を有する艶のある滑らかな表面となり、
又、基体の側縁部がシャープエツジとなつているため、
流延により透明樹脂の側縁部は表面張力によつてR状に
形成される。
はレンズの効果を有する艶のある滑らかな表面となり、
又、基体の側縁部がシャープエツジとなつているため、
流延により透明樹脂の側縁部は表面張力によつてR状に
形成される。
上記した構成の装飾モールであると、透明樹脂3によ
り基体2の表面の微細な凹凸が平滑化されるため、透明
樹脂3の表面ととも相まつてレンズのような美麗な表面
となり、視覚上の美しさを得ることができる。更に、凹
部4内の空気層により光の屈折率が換わるため、凹部4
上に位置する透明樹脂3と平面6上に位置する透明樹脂
3との間に光の反射が起こり、装飾性を向上させる効果
を得ることができる。又、凹部4により文字や模様を形
成した場合、光の反射により文字や模様が他の部分より
輝き、綺麗に見えるという装飾性を向上させる効果を得
ることができる。
り基体2の表面の微細な凹凸が平滑化されるため、透明
樹脂3の表面ととも相まつてレンズのような美麗な表面
となり、視覚上の美しさを得ることができる。更に、凹
部4内の空気層により光の屈折率が換わるため、凹部4
上に位置する透明樹脂3と平面6上に位置する透明樹脂
3との間に光の反射が起こり、装飾性を向上させる効果
を得ることができる。又、凹部4により文字や模様を形
成した場合、光の反射により文字や模様が他の部分より
輝き、綺麗に見えるという装飾性を向上させる効果を得
ることができる。
第3図及び第4図は本発明の変形例を示す。これは基
体2を表面の形状が異なる基体2a,2b,2cを組合わせて形
成し、表面の形状に変化をもたせ、更に、基体2bに凹部
4を一体的に形成し、この基体2bのみに透明樹脂3を流
延して装飾モール1を構成したものである。この装飾モ
ール1は基体2aと基体2cと基体2bの凹部4と平面部6に
おいて夫々、光の屈折率が違うため、夫々、部分間で変
化を持たせることが出来る。
体2を表面の形状が異なる基体2a,2b,2cを組合わせて形
成し、表面の形状に変化をもたせ、更に、基体2bに凹部
4を一体的に形成し、この基体2bのみに透明樹脂3を流
延して装飾モール1を構成したものである。この装飾モ
ール1は基体2aと基体2cと基体2bの凹部4と平面部6に
おいて夫々、光の屈折率が違うため、夫々、部分間で変
化を持たせることが出来る。
本発明と同じ目的を達成するために、基体の表面に文
字や模様を印刷したり、基体の上に他の部材を置き、透
明樹脂を流延して硬化させることにより他の部材を基体
と透明樹脂の間に挟んで装飾モールを構成する技術的手
段も考えられる。しかし、この方法では、光の反射によ
る特殊効果は得られない。更に、部品点数がふえるた
め、コストアツプしたり、又、組付け作業に時間がかか
るという欠点がある。これに対し、本発明は、表面に凹
部を一体的に形成した基体上に前記凹部に流れ込まない
粘度の液状透明樹脂を流延し、該液状透明樹脂を硬化さ
せて装飾モールを構成したので上記した欠点もなく、簡
単な構成で、装飾モールの装飾性に美しさと光りの反射
による変化の両方を持たせることができる。
字や模様を印刷したり、基体の上に他の部材を置き、透
明樹脂を流延して硬化させることにより他の部材を基体
と透明樹脂の間に挟んで装飾モールを構成する技術的手
段も考えられる。しかし、この方法では、光の反射によ
る特殊効果は得られない。更に、部品点数がふえるた
め、コストアツプしたり、又、組付け作業に時間がかか
るという欠点がある。これに対し、本発明は、表面に凹
部を一体的に形成した基体上に前記凹部に流れ込まない
粘度の液状透明樹脂を流延し、該液状透明樹脂を硬化さ
せて装飾モールを構成したので上記した欠点もなく、簡
単な構成で、装飾モールの装飾性に美しさと光りの反射
による変化の両方を持たせることができる。
第1図は本発明の装飾モールの取付け状態を表す斜視
図、第2図は本発明に係る装飾モールの断面図、第3図
は変形例である装飾モールの断面図、第4図は第3図A
部の拡大図である。 1……装飾モール,2……基体, 3……透明樹脂,4……凹部, 5……接着材,6……平面, 10……自動車,11……サイドボデー
図、第2図は本発明に係る装飾モールの断面図、第3図
は変形例である装飾モールの断面図、第4図は第3図A
部の拡大図である。 1……装飾モール,2……基体, 3……透明樹脂,4……凹部, 5……接着材,6……平面, 10……自動車,11……サイドボデー
Claims (1)
- 【請求項1】表面に凹部を一体的に形成した基体上に前
記凹部に流れ込まない粘度の液状透明樹脂を流延し、該
液状透明樹脂を硬化させた装飾モール
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6742187A JP2540848B2 (ja) | 1987-03-21 | 1987-03-21 | 装飾モ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6742187A JP2540848B2 (ja) | 1987-03-21 | 1987-03-21 | 装飾モ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63235142A JPS63235142A (ja) | 1988-09-30 |
JP2540848B2 true JP2540848B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=13344425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6742187A Expired - Fee Related JP2540848B2 (ja) | 1987-03-21 | 1987-03-21 | 装飾モ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540848B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010215133A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Central Glass Co Ltd | 装飾モールおよび枠体付き車両用窓ガラス |
-
1987
- 1987-03-21 JP JP6742187A patent/JP2540848B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63235142A (ja) | 1988-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |