JPS63154447A - 装飾体の製造方法 - Google Patents
装飾体の製造方法Info
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- JPS63154447A JPS63154447A JP19985886A JP19985886A JPS63154447A JP S63154447 A JPS63154447 A JP S63154447A JP 19985886 A JP19985886 A JP 19985886A JP 19985886 A JP19985886 A JP 19985886A JP S63154447 A JPS63154447 A JP S63154447A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車、電化製品、家具等の表面に装着使
用される装飾体とその製造方法に関する。
用される装飾体とその製造方法に関する。
(従来の技術)
例えば自動車には、車両側面の保護及び装飾を目的とし
て装飾モールディングが、あるいは装飾を主目的とする
エンブレムが装着されている。かかる装飾モールディン
グ、エンブレム等に代表される装飾体としては種々のも
のが存在するが、中でも、その装飾機能増大の観点から
模様が立体的に見えるものが好まれている。
て装飾モールディングが、あるいは装飾を主目的とする
エンブレムが装着されている。かかる装飾モールディン
グ、エンブレム等に代表される装飾体としては種々のも
のが存在するが、中でも、その装飾機能増大の観点から
模様が立体的に見えるものが好まれている。
従来にあっては、そのような立体的模様を呈する装飾体
として、凹凸形状からなる立体模様を釘形した金属板又
は金属蒸着プラスチックス薄板に、透明プラスチックス
を被せた構造のものが提案されている。
として、凹凸形状からなる立体模様を釘形した金属板又
は金属蒸着プラスチックス薄板に、透明プラスチックス
を被せた構造のものが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、その装飾体の装飾性は、透明プラスチッ
クスを通して見える金属板等の凹凸模様によるものだけ
であるため、単調さを免れ得ないきらいがある。
クスを通して見える金属板等の凹凸模様によるものだけ
であるため、単調さを免れ得ないきらいがある。
また、前記構造の装飾体は、金属板の凹凸模様の釘形を
プレスにより行わねばならないので、そのプレス時に金
属板に歪みを生じることがある。
プレスにより行わねばならないので、そのプレス時に金
属板に歪みを生じることがある。
そして、歪みのある金属板を用いて製造された装飾体は
、自動車等への装着後における温度変化等によって歪み
が解放され、今度は装飾体全体に歪み、そりを生じるこ
ととなり、装飾機能の低下、更には装着部からの剥離、
脱落を生じ易い問題がある。
、自動車等への装着後における温度変化等によって歪み
が解放され、今度は装飾体全体に歪み、そりを生じるこ
ととなり、装飾機能の低下、更には装着部からの剥離、
脱落を生じ易い問題がある。
この発明は、従来の装飾体が有している装飾性の単調さ
、及び装着後の歪、そりの問題を解決するものである。
、及び装着後の歪、そりの問題を解決するものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明による装飾体は、透明プラスチックスの上面と
下面との間に装飾層を埋設し、該透明プラスチックスの
下面に装飾基材を設けた構造としたもので、かかる構造
とすることにより前記問題点の解決を図ったのである。
下面との間に装飾層を埋設し、該透明プラスチックスの
下面に装飾基材を設けた構造としたもので、かかる構造
とすることにより前記問題点の解決を図ったのである。
また、その装飾体の第一の製造方法は、(イ)表面に模
様を有するプラスチックスからなる装飾基材の表面に、
部分的に硬化性液状透明プラスチックスを流下して上面
が平な液状透明プラスチックス層を形成し、 (ロ)該液状透明プラスチックス層を硬化させて透明プ
ラスチックス層を形成し、 (ハ)該透明プラスチックス層の平面上に装飾層を模様
状に積層し、 (ニ)該装飾層上に硬化性液状透明プラスチックスを流
下して装飾層及び前記透明プラスチックス層を覆い、 (ホ)該透明プラスチックスを硬化させる、ことを特徴
とするものである。
様を有するプラスチックスからなる装飾基材の表面に、
部分的に硬化性液状透明プラスチックスを流下して上面
が平な液状透明プラスチックス層を形成し、 (ロ)該液状透明プラスチックス層を硬化させて透明プ
ラスチックス層を形成し、 (ハ)該透明プラスチックス層の平面上に装飾層を模様
状に積層し、 (ニ)該装飾層上に硬化性液状透明プラスチックスを流
下して装飾層及び前記透明プラスチックス層を覆い、 (ホ)該透明プラスチックスを硬化させる、ことを特徴
とするものである。
そして、第2の製造方法は、
(a)非粘着体上に硬化性液状透明プラスチックスを部
分的に流下して、上面が平な液状透明プラスチックス層
を形成し、 (b)該液状透明プラスチックス層を硬化させて透明プ
ラスチックス層を形成し、 (C)該透明プラスチックス層の平面上に装飾層を模様
状に積層し、 (d)該装飾層上に硬化性、液状透明プラスチックスを
流下して装飾層及び前記透明プラスチックス層を覆い、 (e)該液状透明プラスチックスを硬化させて、前記装
飾層を上面と下面との間に埋設した透明プラスチックス
を形成し、 (f)該透明プラスチックスを非粘着体から剥離させて
、透明プラスチックス下面に装飾基材を積層させる ことを特徴とするものである。
分的に流下して、上面が平な液状透明プラスチックス層
を形成し、 (b)該液状透明プラスチックス層を硬化させて透明プ
ラスチックス層を形成し、 (C)該透明プラスチックス層の平面上に装飾層を模様
状に積層し、 (d)該装飾層上に硬化性、液状透明プラスチックスを
流下して装飾層及び前記透明プラスチックス層を覆い、 (e)該液状透明プラスチックスを硬化させて、前記装
飾層を上面と下面との間に埋設した透明プラスチックス
を形成し、 (f)該透明プラスチックスを非粘着体から剥離させて
、透明プラスチックス下面に装飾基材を積層させる ことを特徴とするものである。
(作用)
この発明による装飾体は、透明プラスチックス下面の装
飾基材の模様と、透明プラスチックス中の装飾層による
模様が、透明プラスチックスを通して同時に看者の目に
映るために、高い装飾効果を発揮する。しかも、装飾基
材と装飾層の位置が同一平面にないために、それらの模
様は看者の目には遠近感を持って映ることになる。その
結実装飾性は立体感のある極めて斬新性の高いものとな
る。
飾基材の模様と、透明プラスチックス中の装飾層による
模様が、透明プラスチックスを通して同時に看者の目に
映るために、高い装飾効果を発揮する。しかも、装飾基
材と装飾層の位置が同一平面にないために、それらの模
様は看者の目には遠近感を持って映ることになる。その
結実装飾性は立体感のある極めて斬新性の高いものとな
る。
また、この装飾体の製造方法は、プラスチックスの押出
成形品又は射出成形品等からなる装飾基材、あるいは非
粘着体上に、硬化性液状透明プラスチックスを流下して
行うものであり、歪みを生じるプレスを行わないために
、製造後の装飾体に歪み、そりを生じる虞れがない。し
かも、硬化性液状透明プラスチックスの流下により形成
される透明プラスチックスは、液状時の表面張力により
角が丸く形成されるために、一種の凸レンズの作用をし
、透明プラスチックスを通して看者の目に映る装飾基材
及び装飾層の模様を強調する効果がある。そのため、装
飾体の装飾性は、一層斬新なものとなる。
成形品又は射出成形品等からなる装飾基材、あるいは非
粘着体上に、硬化性液状透明プラスチックスを流下して
行うものであり、歪みを生じるプレスを行わないために
、製造後の装飾体に歪み、そりを生じる虞れがない。し
かも、硬化性液状透明プラスチックスの流下により形成
される透明プラスチックスは、液状時の表面張力により
角が丸く形成されるために、一種の凸レンズの作用をし
、透明プラスチックスを通して看者の目に映る装飾基材
及び装飾層の模様を強調する効果がある。そのため、装
飾体の装飾性は、一層斬新なものとなる。
(実施例)
以下実施例に基づいてこの発明を説明する。
第1図は、この発明による装飾体の一実施例10の一部
を示す斜視図である。この装飾体10は、透明プラスチ
ックス12の上面11と下面13との間に装飾層14を
埋設し、該透明プラスチックス12の下面13に装飾基
材16を設けたものである。
を示す斜視図である。この装飾体10は、透明プラスチ
ックス12の上面11と下面13との間に装飾層14を
埋設し、該透明プラスチックス12の下面13に装飾基
材16を設けたものである。
透明プラスチックス12は、硬化性液状透明プラスチッ
クスから形成されたものである。その硬化性液状透明プ
ラスチックスとして、例えばポリオールとジイソシアネ
ートからなる液状ポリウレタン組成物は好ましい材料で
ある。この組成物は熱又は紫外線によって硬化しうる。
クスから形成されたものである。その硬化性液状透明プ
ラスチックスとして、例えばポリオールとジイソシアネ
ートからなる液状ポリウレタン組成物は好ましい材料で
ある。この組成物は熱又は紫外線によって硬化しうる。
装飾層14は、金属箔又は装飾フィルムとするのが装飾
性の点で好ましいが、その他シルクスクリーン印刷、ホ
ットスタンプ等による装飾模様であってもよい。この装
飾層は、文字等からなる模様を形成するようにして透明
プラスチックス12中に埋設されている。
性の点で好ましいが、その他シルクスクリーン印刷、ホ
ットスタンプ等による装飾模様であってもよい。この装
飾層は、文字等からなる模様を形成するようにして透明
プラスチックス12中に埋設されている。
装飾基材16は、プラスチックスの押出成形品または射
出成形品等からなり、その材質としては、塩化ビニル樹
脂、A’BS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート
樹脂等適宜のプラスチックス材料が、適宜着色されて使
用される。装飾基材16の表面16aには、凹凸模様が
付形されるか、あるいは模様が印刷される。また装飾基
材の下面16 bには、装飾体10を自動車の車体等へ
装飾するための装着手段、例えばクリップ、粘着テープ
等が適宜設けられる。
出成形品等からなり、その材質としては、塩化ビニル樹
脂、A’BS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート
樹脂等適宜のプラスチックス材料が、適宜着色されて使
用される。装飾基材16の表面16aには、凹凸模様が
付形されるか、あるいは模様が印刷される。また装飾基
材の下面16 bには、装飾体10を自動車の車体等へ
装飾するための装着手段、例えばクリップ、粘着テープ
等が適宜設けられる。
次に、その装飾体10の製造方法について、その工程に
従い説明する。第2図乃至第4図はその製造途中を示す
断面図である。
従い説明する。第2図乃至第4図はその製造途中を示す
断面図である。
(イ)硬化性液状透明プラスチックスの流下まず、第2
図の如く表面16aに模様を有するプラスチックスから
なる装飾基材16の表面16 aに、部分的に硬化性液
状透明プラスチックス15を流下して、上面が平な液状
透明プラスチックス層を形成する。装飾基材16は、プ
ラスチックスの押出成形品または射出成形品等からなり
、また表面16aの模様は、押出成形時等に付形された
凹凸模様、あるいは印刷された模様からなる。硬化性液
状透明プラスチックス15は、後の工程において装飾層
14を積層するに足りる部分に流下する。
図の如く表面16aに模様を有するプラスチックスから
なる装飾基材16の表面16 aに、部分的に硬化性液
状透明プラスチックス15を流下して、上面が平な液状
透明プラスチックス層を形成する。装飾基材16は、プ
ラスチックスの押出成形品または射出成形品等からなり
、また表面16aの模様は、押出成形時等に付形された
凹凸模様、あるいは印刷された模様からなる。硬化性液
状透明プラスチックス15は、後の工程において装飾層
14を積層するに足りる部分に流下する。
(ロ)硬化性液状透明プラスチックスの硬化装飾基材表
面16 aに流下させた硬化性液状透明プラスチックス
を赤外線ランプ等の硬化装置により加熱し又は紫外線を
照射し、硬化させる。これにより、第3図に示すような
、上面を平面17とする透明プラスチックス層12aが
装飾基材表面16aに形成される。
面16 aに流下させた硬化性液状透明プラスチックス
を赤外線ランプ等の硬化装置により加熱し又は紫外線を
照射し、硬化させる。これにより、第3図に示すような
、上面を平面17とする透明プラスチックス層12aが
装飾基材表面16aに形成される。
(ハ)装飾層の積層
透明プラスチックス層12aの平面17上に装飾層14
を模様状に積層する(第3図)。その装飾層の積層は、
例えば接着剤をシルクスクリーン印刷により平面17上
に文字等の模様を描いて印刷しく付着させ)、その接着
剤上にホットスタンプ用シートを加熱圧着させれば、ホ
ットスタンプ用シート上の金属蒸着層が接着剤部分のみ
平面17に接着することになり容易に行うことができる
。
を模様状に積層する(第3図)。その装飾層の積層は、
例えば接着剤をシルクスクリーン印刷により平面17上
に文字等の模様を描いて印刷しく付着させ)、その接着
剤上にホットスタンプ用シートを加熱圧着させれば、ホ
ットスタンプ用シート上の金属蒸着層が接着剤部分のみ
平面17に接着することになり容易に行うことができる
。
(ニ)装飾層上への硬化性液状透明プラスチックスの流
下 装飾層14上に(イ)と同じ硬化性液状透明プラスチッ
クスを流下し、装飾層14及び透明プラスチックス層1
2aを覆う。この流下させた硬化性液状透明プラスチッ
クスは、表面張力により角が丸くなる。
下 装飾層14上に(イ)と同じ硬化性液状透明プラスチッ
クスを流下し、装飾層14及び透明プラスチックス層1
2aを覆う。この流下させた硬化性液状透明プラスチッ
クスは、表面張力により角が丸くなる。
(ホ)硬化性液状透明プラスチックスの硬化装飾層14
及び透明プラスチックス層12aを覆う硬化性液状透明
プラスチックスを前述の如く硬化させる。これによって
第4図のように、装飾層14及び透明プラスチックス層
12aを覆う別の透明プラスチックス層12bが形成さ
れる。しかしながら、透明プラスチックス層の12 b
と12aは、同一材質からなるために屈曲率等の光学的
性質が同じであるため、その境界面は消失して一体とな
って透明プラスチックス12を形成する。その結果、装
飾層14が、透明プラスチックス12の上面11と下面
13間に埋設され、下面から浮き上がった状態で保持さ
れた装飾体10が得られる。
及び透明プラスチックス層12aを覆う硬化性液状透明
プラスチックスを前述の如く硬化させる。これによって
第4図のように、装飾層14及び透明プラスチックス層
12aを覆う別の透明プラスチックス層12bが形成さ
れる。しかしながら、透明プラスチックス層の12 b
と12aは、同一材質からなるために屈曲率等の光学的
性質が同じであるため、その境界面は消失して一体とな
って透明プラスチックス12を形成する。その結果、装
飾層14が、透明プラスチックス12の上面11と下面
13間に埋設され、下面から浮き上がった状態で保持さ
れた装飾体10が得られる。
第5図は、この発明による装飾体の他実施例20の一部
を示す斜視図である。この装飾体20は、装飾基材26
を装飾薄膜とする点を除き先の装飾体10と同じ構造か
らなる。装飾薄膜は、金属箔あるいは印刷膜等からなり
、透明プラスチックス12の下面13全面に、あるいは
部分的に設けられる。
を示す斜視図である。この装飾体20は、装飾基材26
を装飾薄膜とする点を除き先の装飾体10と同じ構造か
らなる。装飾薄膜は、金属箔あるいは印刷膜等からなり
、透明プラスチックス12の下面13全面に、あるいは
部分的に設けられる。
この装飾体20の製造方法について、その工程に従い説
明する。第6図乃至第8図は装飾体20の製造途中を示
す断面図である。
明する。第6図乃至第8図は装飾体20の製造途中を示
す断面図である。
(a)硬化性液状透明プラスチックスの流下まず第6図
の如く非粘着体31上に硬化性液状透明プラスチックス
15を部分的に流下して、上面が平な液状透明プラスチ
ックス層を形成する。非粘着体31は、硬化性液状透明
プラスチックス15と接着性を有しないもので、例えば
シリコンゴムシートを所定の大きさに打抜いたもの、あ
るいはゴム等の可撓性シートにフッソ系塗料又はインク
を塗布したもの等を用いる。硬化性液状透明プラスチッ
クス15は、後の工程において装飾層14を積層するに
足りる部分に流下する。
の如く非粘着体31上に硬化性液状透明プラスチックス
15を部分的に流下して、上面が平な液状透明プラスチ
ックス層を形成する。非粘着体31は、硬化性液状透明
プラスチックス15と接着性を有しないもので、例えば
シリコンゴムシートを所定の大きさに打抜いたもの、あ
るいはゴム等の可撓性シートにフッソ系塗料又はインク
を塗布したもの等を用いる。硬化性液状透明プラスチッ
クス15は、後の工程において装飾層14を積層するに
足りる部分に流下する。
(b)硬化性液状透明プラスチックス層の硬化前記装飾
体10の製造工程(ロ)と同様にして硬化性液状透明プ
ラスチックス層を硬化させる。これにより、第7図に示
すような、上面を平面とする透明プラスチックス層12
aが非粘着体31上に形成される。
体10の製造工程(ロ)と同様にして硬化性液状透明プ
ラスチックス層を硬化させる。これにより、第7図に示
すような、上面を平面とする透明プラスチックス層12
aが非粘着体31上に形成される。
(C)装飾層の積層
前記製造工程(ハ)と同様にして装飾層14の積層を行
う。
う。
(d)装飾層上への硬化性液状透明プラスチックスの流
下 装飾層14上に、前記製造工程(ニ)と同様にして硬化
性液状透明プラスチックスの流下を行う。
下 装飾層14上に、前記製造工程(ニ)と同様にして硬化
性液状透明プラスチックスの流下を行う。
流下された硬化性液状透明プラスチックスは、表面張力
により角が丸くなる。
により角が丸くなる。
(e)硬化性液状透明プラスチックスの硬化前記製造工
程(ホ)と同様にして、硬化性液状透明プラスチックス
を硬化させる。これによって透明プラスチックス層12
bが形成される。そして12aと12bとは一体とな
って第8図の如く透明プラスチックス12となる。装飾
層14は、透明プラスチックス12の上面11と下面1
3間に埋設され、下面13から浮き上がった状態で透明
プラスチックス12中に保持される。
程(ホ)と同様にして、硬化性液状透明プラスチックス
を硬化させる。これによって透明プラスチックス層12
bが形成される。そして12aと12bとは一体とな
って第8図の如く透明プラスチックス12となる。装飾
層14は、透明プラスチックス12の上面11と下面1
3間に埋設され、下面13から浮き上がった状態で透明
プラスチックス12中に保持される。
(f)装飾基材の積層
透明プラスチックス12を非粘着体31から剥離させて
、透明プラスチックスの下面13に装飾基材を積層させ
、所望の装飾体20を得る。装飾基材は、下面13に装
飾模様を印刷等することによって形成される。
、透明プラスチックスの下面13に装飾基材を積層させ
、所望の装飾体20を得る。装飾基材は、下面13に装
飾模様を印刷等することによって形成される。
(発明の効果)
この発明による装飾体は、透明プラスチックス下面の装
飾基材の模様と、透明プラスチックス中の装飾層による
模様とが、透明プラスチックスを通して同時に看者の目
に映るために、その二つの装飾作用からなる高い装飾効
果を発揮するのである。しかも、装飾基材と装飾層の位
置が同一平面になく、装飾層が透明プラスチックスの下
面がら浮き上がった状態であるために、それらの模様は
看者の目に遠近感を持って映ることになる。更に、この
装飾体に光が当たった場合には、装飾層による影が発生
する。それらの結果、装飾性は立体感のある極めて斬新
性の高いものとなる。
飾基材の模様と、透明プラスチックス中の装飾層による
模様とが、透明プラスチックスを通して同時に看者の目
に映るために、その二つの装飾作用からなる高い装飾効
果を発揮するのである。しかも、装飾基材と装飾層の位
置が同一平面になく、装飾層が透明プラスチックスの下
面がら浮き上がった状態であるために、それらの模様は
看者の目に遠近感を持って映ることになる。更に、この
装飾体に光が当たった場合には、装飾層による影が発生
する。それらの結果、装飾性は立体感のある極めて斬新
性の高いものとなる。
また、この発明による製造方法によれば、製造後に装飾
体に歪み、そりを生じる虞れがない。しかも、得られる
装飾体は前記装飾性に加えて、透明プラスチックスが発
揮する一種の凸レンズ効果により、装飾体の装飾基材及
び装飾層が強調されて看者の目に映るために、一層斬新
性の高いものとなる。
体に歪み、そりを生じる虞れがない。しかも、得られる
装飾体は前記装飾性に加えて、透明プラスチックスが発
揮する一種の凸レンズ効果により、装飾体の装飾基材及
び装飾層が強調されて看者の目に映るために、一層斬新
性の高いものとなる。
図面はこの発明に関するもので、第1図は装飾体一実施
例の一部を示す斜視図、第2図乃至第4図はその装飾体
の製造方法を説明する断面図、第5図は装飾体性実施例
の一部を示す斜視図、第6図乃至第8図はその装飾体の
製造方法を説明する断面図である。 10.20 装飾体、12 透明プラスチックス1
.11 上面、13 下面、14 装飾層、15
・硬化性液状透明プラスチックス、16 装飾基材特
許出願人 井上エムチーピー株式会社第1図
例の一部を示す斜視図、第2図乃至第4図はその装飾体
の製造方法を説明する断面図、第5図は装飾体性実施例
の一部を示す斜視図、第6図乃至第8図はその装飾体の
製造方法を説明する断面図である。 10.20 装飾体、12 透明プラスチックス1
.11 上面、13 下面、14 装飾層、15
・硬化性液状透明プラスチックス、16 装飾基材特
許出願人 井上エムチーピー株式会社第1図
Claims (6)
- (1)透明プラスチックスの上面と下面との間に装飾層
を埋設し、該透明プラスチックスの下面に装飾基材を設
けてなる装飾体。 - (2)装飾基材が、表面に模様を有するプラスチックス
からなる特許請求の範囲第1項記載の装飾体。 - (3)装飾基材が、装飾薄膜からなる特許請求の範囲第
1項記載の装飾体。 - (4)イ、表面に模様を有するプラスチックスからなる
装飾基材の表面に、部分的に硬化性液状透明プラスチッ
クスを流下して、上面が平な液状透明プラスチックス層
を形成し、 ロ、該液状透明プラスチックス層を硬化させて透明プラ
スチックス層を形成し、 ハ、該透明プラスチックス層の平面上に装飾層を模様状
に積層し、 ニ、該装飾層上に、硬化性液状透明プラスチックスを流
下して装飾層及び前記透明プラスチックス層を覆い、 ホ、該液状透明プラスチックスを硬化させることを特徴
とする装飾体の製造方法。 - (5)a、非粘着体上に、硬化性液状透明プラスチック
スを部分的に流下して、上面が平な液状透明プラスチッ
クス層を形成し、 b、該液状透明プラスチックス層を硬化させて透明プラ
スチックス層を形成し、 c、該透明プラスチックス層の平面上に装飾層を模様状
に積層し、 d、該装飾膜上に硬化性液状透明プラスチックスを流下
して装飾層及び前記透明プラスチックス層を覆い、 e、該硬化性液状透明プラスチックスを硬化させて、前
記装飾層を上面と下面との間に埋設した透明プラスチッ
クスを形成し、 f、該透明プラスチックスを非粘着体から剥離させて、
透明プラスチックス下面に装飾基材を積層させる ことを特徴とする装飾体の製造方法。 - (6)非粘着体がシリコンゴムからなる特許請求の範囲
第5項に記載された装飾体の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61-179385 | 1986-07-30 | ||
JP17938586 | 1986-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154447A true JPS63154447A (ja) | 1988-06-27 |
JPH08517B2 JPH08517B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=16064934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61199858A Expired - Lifetime JPH08517B2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-08-26 | 装飾体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08517B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5911317A (en) * | 1997-08-26 | 1999-06-15 | Silitek Corporation | Light permeable metal plated rubber key |
JP2008286391A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-27 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 装飾体及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166597U (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-05 | 井上エムテ−ピ−株式会社 | 装飾用モ−ルデイング |
JPS6197055U (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-21 |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP61199858A patent/JPH08517B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166597U (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-05 | 井上エムテ−ピ−株式会社 | 装飾用モ−ルデイング |
JPS6197055U (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-21 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5911317A (en) * | 1997-08-26 | 1999-06-15 | Silitek Corporation | Light permeable metal plated rubber key |
JP2008286391A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-27 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 装飾体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08517B2 (ja) | 1996-01-10 |
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