JPH0249161Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249161Y2 JPH0249161Y2 JP14636084U JP14636084U JPH0249161Y2 JP H0249161 Y2 JPH0249161 Y2 JP H0249161Y2 JP 14636084 U JP14636084 U JP 14636084U JP 14636084 U JP14636084 U JP 14636084U JP H0249161 Y2 JPH0249161 Y2 JP H0249161Y2
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- JP
- Japan
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- design
- reflective mirror
- effect
- transparent substrate
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- Expired
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Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車や二輪車等の車両に装着される
銘板,オーナメント,ガーニツシユ,その他の装
飾板に適用される。
銘板,オーナメント,ガーニツシユ,その他の装
飾板に適用される。
(従来の技術)
従来、この種の装飾用意匠部品は、金属,プラ
スチツクを問わず、各種の成形,塗装,印刷,そ
の他諸々の技法を駆使して多種多様のものが考案
実用されているが、最近では特に、アクリル,ポ
リカーボネート等の透明プラスチツクを基材とし
てその光学的特性を活かした製品が多用されるよ
うになつた。従来品の一例を図面によつて説明す
る。第3図は透明基板1に意匠文字2及び輪郭3
を凸形に射出成形し、これにメツキを施したの
ち、凹面部4を適当な背景色調に塗装したもので
あり、第4図は透明基板5を用いた例の断面図
で、裏面に文字等意匠部6及び輪郭枠7を凹形に
成形し、裏面全体に真空蒸着又はスパツタリング
工法による反射鏡面層8を形成したのち、意匠部
6及び輪郭枠7の凹部の反射鏡面層8を残して背
部の平坦面の反射鏡面層を研摩除去し、背景色調
の保護層9を塗装したものである。これらは何れ
も現行品種の代表例であつて、特に第4図の方式
は透明基板5の表面から見るとき、裏面に形成さ
れた文字図形等意匠が光学的に浮き上つて立体感
のある特異な意匠効果が得られるため、近来、特
に賞用される傾向にある。しかしながら現段階で
はその形状や塗色の組合わせはもちろん、透明性
と光学的屈折、反射等の特性利用による意匠的効
果もほぼその限界に達した感がある。
スチツクを問わず、各種の成形,塗装,印刷,そ
の他諸々の技法を駆使して多種多様のものが考案
実用されているが、最近では特に、アクリル,ポ
リカーボネート等の透明プラスチツクを基材とし
てその光学的特性を活かした製品が多用されるよ
うになつた。従来品の一例を図面によつて説明す
る。第3図は透明基板1に意匠文字2及び輪郭3
を凸形に射出成形し、これにメツキを施したの
ち、凹面部4を適当な背景色調に塗装したもので
あり、第4図は透明基板5を用いた例の断面図
で、裏面に文字等意匠部6及び輪郭枠7を凹形に
成形し、裏面全体に真空蒸着又はスパツタリング
工法による反射鏡面層8を形成したのち、意匠部
6及び輪郭枠7の凹部の反射鏡面層8を残して背
部の平坦面の反射鏡面層を研摩除去し、背景色調
の保護層9を塗装したものである。これらは何れ
も現行品種の代表例であつて、特に第4図の方式
は透明基板5の表面から見るとき、裏面に形成さ
れた文字図形等意匠が光学的に浮き上つて立体感
のある特異な意匠効果が得られるため、近来、特
に賞用される傾向にある。しかしながら現段階で
はその形状や塗色の組合わせはもちろん、透明性
と光学的屈折、反射等の特性利用による意匠的効
果もほぼその限界に達した感がある。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は上記のような点を考え、さらに回折に
よる虹彩効果をも加味してその意匠効果を格段に
向上させることを目的とするものである。
よる虹彩効果をも加味してその意匠効果を格段に
向上させることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記従来例の第4図の透明基板による
装飾板を基本形とし、さらに意匠効果を高めたも
のであつて、第1実施例を示す第1図について説
明する。透明なプラスチツク基板5の背景素地と
なる平坦面に光学的回折格子10を形成しうるよ
う、例えば500〜1,000本/mm程度のピツチの刻
線ないし交差するパターンを刻出するごとく成形
し、意匠部6ないし輪郭枠7は要すれば適当な色
調の塗膜層11を施したのち、第4図の例と同様
に真空蒸着ないしスパツタリング工法で反射鏡面
層8を形成させ、さらに保護層9を塗装したもの
である。
装飾板を基本形とし、さらに意匠効果を高めたも
のであつて、第1実施例を示す第1図について説
明する。透明なプラスチツク基板5の背景素地と
なる平坦面に光学的回折格子10を形成しうるよ
う、例えば500〜1,000本/mm程度のピツチの刻
線ないし交差するパターンを刻出するごとく成形
し、意匠部6ないし輪郭枠7は要すれば適当な色
調の塗膜層11を施したのち、第4図の例と同様
に真空蒸着ないしスパツタリング工法で反射鏡面
層8を形成させ、さらに保護層9を塗装したもの
である。
(作用)
上記のように構成された本考案の装飾板は、第
1図において、透明基板5の表面から入射して裏
面の回折格子パターン10に達した白色光は、こ
れを通過して反射鏡面層8より反射される際に公
知のように光の回折現象によつて分光されるた
め、視覚的に極めて美麗な虹色ないし玉虫色に輝
いて見え、従来にない特異な光学的意匠効果をも
たらすものである。この回折反射分光の作用は回
折格子面に直接反射鏡面層を密接して形成した場
合に最大に発揮される。
1図において、透明基板5の表面から入射して裏
面の回折格子パターン10に達した白色光は、こ
れを通過して反射鏡面層8より反射される際に公
知のように光の回折現象によつて分光されるた
め、視覚的に極めて美麗な虹色ないし玉虫色に輝
いて見え、従来にない特異な光学的意匠効果をも
たらすものである。この回折反射分光の作用は回
折格子面に直接反射鏡面層を密接して形成した場
合に最大に発揮される。
(実施例)
以上第1図に示す第1実施例について説明した
が、次に第2図に示す第2実施例について説明す
る。第2実施例は透明な基板5の裏面に、上記第
1実施例と同様に光学的回折格子を形成するごと
きパターン10を刻出成形したのち、透明ないし
意匠パターンの塗膜層12を印刷形成したのち、
第1実施例と同様に反射鏡面層8を形成し保護層
9を塗装したものである。
が、次に第2図に示す第2実施例について説明す
る。第2実施例は透明な基板5の裏面に、上記第
1実施例と同様に光学的回折格子を形成するごと
きパターン10を刻出成形したのち、透明ないし
意匠パターンの塗膜層12を印刷形成したのち、
第1実施例と同様に反射鏡面層8を形成し保護層
9を塗装したものである。
前記のように、回折反射分光の作用は回折格子
面に直接反射鏡面を密接して形成した場合に最大
に発揮され、回折格子面に透明な塗料等を塗装す
ると、そのレベリング効果と屈折率の近似のため
にはほとんど消失するものであつて、第2図のよ
うに、裏面全体に回折格子模様を形成してあつて
も、これに印刷,造成された塗膜の部分12は虹
色を現出することなく、透明塗膜を形成した場合
は、反射鏡面層8による通常の光輝面となり、反
つて対照的に優れた意匠効果が得られるが、さら
に上述した虹彩模様はこれを見る角度の変化に応
じて視覚的に移動するような印象を与えるので、
従来の光学的立体感に加えて動きを伴なつた特異
な意匠効果をもたらすものである。
面に直接反射鏡面を密接して形成した場合に最大
に発揮され、回折格子面に透明な塗料等を塗装す
ると、そのレベリング効果と屈折率の近似のため
にはほとんど消失するものであつて、第2図のよ
うに、裏面全体に回折格子模様を形成してあつて
も、これに印刷,造成された塗膜の部分12は虹
色を現出することなく、透明塗膜を形成した場合
は、反射鏡面層8による通常の光輝面となり、反
つて対照的に優れた意匠効果が得られるが、さら
に上述した虹彩模様はこれを見る角度の変化に応
じて視覚的に移動するような印象を与えるので、
従来の光学的立体感に加えて動きを伴なつた特異
な意匠効果をもたらすものである。
(考案の効果)
本考案の車両用装飾板は光の回折反射分光作用
による美麗な虹彩色の背景をもち、かつ動感のあ
る斬新な意匠を容易に創出することができ、従来
例にない極めて優れた意匠的効果を奏するもので
ある。
による美麗な虹彩色の背景をもち、かつ動感のあ
る斬新な意匠を容易に創出することができ、従来
例にない極めて優れた意匠的効果を奏するもので
ある。
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図、第
2図は本考案の第2実施例を示す断面図、第3図
は従来の装飾板の一例を示す斜視図、第4図は従
来の装飾板の他の一例の断面図である。 5……透明基板、8……反射鏡面層、9……保
護層、10……光学的回折模様。
2図は本考案の第2実施例を示す断面図、第3図
は従来の装飾板の一例を示す斜視図、第4図は従
来の装飾板の他の一例の断面図である。 5……透明基板、8……反射鏡面層、9……保
護層、10……光学的回折模様。
Claims (1)
- 透明基板5に文字図形等意匠を形成した装飾板
において、該意匠の背景となる裏側平面部に虹彩
色を現出する微細な光学的回折模様10を形成
し、さらにこれに密接する反射鏡面層8と保護層
9とを形成して成る車両用装飾板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14636084U JPH0249161Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14636084U JPH0249161Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6159461U JPS6159461U (ja) | 1986-04-22 |
JPH0249161Y2 true JPH0249161Y2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=30704599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14636084U Expired JPH0249161Y2 (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249161Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0542932Y2 (ja) * | 1987-08-28 | 1993-10-28 | ||
JPH0542933Y2 (ja) * | 1987-08-28 | 1993-10-28 | ||
JP5201391B2 (ja) * | 2007-11-16 | 2013-06-05 | 豊田合成株式会社 | 装飾部材 |
JP2010100099A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Tsuda Industries Co Ltd | 象徴構造体 |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP14636084U patent/JPH0249161Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6159461U (ja) | 1986-04-22 |
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