JPS63114638A - 同時成形によるプラスチツク製品の光輝加飾体およびその製法 - Google Patents

同時成形によるプラスチツク製品の光輝加飾体およびその製法

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JPS63114638A
JPS63114638A JP26028786A JP26028786A JPS63114638A JP S63114638 A JPS63114638 A JP S63114638A JP 26028786 A JP26028786 A JP 26028786A JP 26028786 A JP26028786 A JP 26028786A JP S63114638 A JPS63114638 A JP S63114638A
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JP
Japan
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layer
metal vapor
sensitive adhesive
heat
chromium metal
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JP26028786A
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English (en)
Inventor
達明 橋本
松岡 賢悟
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Sakae Riken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sakae Riken Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は自動車用などのプラスチック製装飾体とその
製法に関するものである。
「従来の技術」 従来において、自動車用のエンブレムなどの装飾体とし
て、透明プラスチック板の裏面に文字、図形を表した凹
面を成形したのち、マスキングを施し真空基若をなすか
、またはこのマスキングなしに全面に真空蒸着をなし、
前述の文字、図柄を表示した凹部以外に付着した蒸着膜
を除去し、それらの上に異色のホットスタンプまたは塗
装を施す方法によって製作され、文字1図柄が透明プラ
スチック板を透視して見えるようにした製品がある。 
一方、クロム金属蒸着層を有する金属転写箔を金型内に
配置してプラスチック製品を成形する同時に、上記クロ
ム金属蒸着層を製品に付着させて重厚な感じの光輝加飾
体を得る技術としては、先に本件出願人が出願した特願
昭61−66538号の“同時成形によるプラスチック
製品の光輝加Mi Kおよびその製法”があるが、この
発明はそれを改良し前述した文字、図柄などが透視でき
る装飾体に適用したものである。
「発明が解決しようとする問題点」 この発明はクロム金属蒸着層の表面に文字、図柄などを
印刷などの手段によって施し、その面に透明樹脂材を射
出成形することによって、新しい感触とデザインの、と
くに自動車用のエンブレム、パネルガーニッシュ、イン
ストルメントパネルなどの装飾体と、その能率的な製法
を得るものである。
「問題を解決するための手段」 クロム金属材を採用し、光沢にすぐれ、成形時にクラッ
クの発生しない金属転写箔を使用し、自動車用などのプ
ラスチック製装飾体として文字、図柄が透視できるとこ
ろの光輝加飾体を得るもので、それは基材であるポリエ
チレンテレフタレートフィルムに、熱可塑製合成樹脂漏
型層、熱硬化性合成樹脂保護層、クロム金属蒸着層、感
熱性接着剤層の順に形成した金属転写箔において、前記
クロム金属蒸着層、または感熱性接着剤層上に文字、図
柄などを印刷した金属転写箔を用い、それを金型内に配
置し、前記クロム金属蒸着層側に透明合成131脂材を
射出成形し、この成形と同時にクロム金属光輝面を透視
できるところの光輝加飾体を得る。
「作用」 印刷を施したクロム金属転写箔が、プラスチック成形と
同時に圧着、熱は着され、クロム金属による光輝面の文
字、模様を透視、現出させた装飾用の光輝加飾体を得る
ことができる。
「実施例」 第1図に示すのは、この発明に用いる金属転写箔(A 
)の拡大断面を示すもので、(1)がポリエチレンテレ
フタレートフィルム、(2)が熱可塑性合成樹脂離型層
、(3)が熱硬化性合成樹脂保護層、(4)がクロム金
属蒸着層、(5)が感熱性接着材層であり、一体の薄フ
ィルム状に形成されている。
ここで、ポリエチレンテレフタレートフィルム(1)は
ベースフィルムとして使用され、肉厚35〜50ミクロ
ンが適当である。つぎに熱可塑性合成樹脂離型層(2)
はポリエチレンテレフタレートフィルム(1)と熱硬化
性樹脂保護層(3)とが4IMするために使用され、た
とえばアクリルIM脂系の合成樹脂材などが使用される
。それは膜170.5 ミクロン程度で通常のホットス
タンプ箔よりも雛型の軽いタイプが適当である。熱硬化
性合成樹脂Vj、謹層(3)は、後述の素材または素材
および真空蒸着、またはスパッタリングなどによって形
成されたりロム金属蒸着層(4)を保護するために存在
する。
そしてこの熱硬化性合成樹脂保i1層(3)はフッ素1
M脂系のものを使用することにより、耐久性が向上し、
さらに膜厚を最大lOミクロン程度にしても作業性の点
でとくに問題が発生しないことから、オーバーコーI・
クリヤーが無くても外装として十分耐久性があり、いわ
ゆる箔やけなどが発生し、芒いものとなる。
7 クロム金属蒸着層(4)は重厚な金属感を付与する
ために純クロム金属を使用しており、好ましくは真空蒸
着またはスパッタリングによって形成される。膜厚は2
00〜400λが適当であり、これより薄いと良好な金
属光沢が得られなくなり、これより厚い場合にはクラッ
クが発生しやずくなる。
感熱性接着剤層(5)はクロム金属蒸着層〈4)を成形
素材に接着させるために使用され、たとえばアクリル樹
脂系などの合成樹脂材が使用される。
膜厚は2〜3ミクロンで、通常のホットスタンプ用金属
箔の接着RIM脂よりも低温接着タイプ(150〜17
0度C位)の材質のものが適当である。
このクロム金属蒸着層(4)上に予め、後述の金型の凹
凸形状部に見合った位置に、シルク印刷などにによって
、文字、図柄を表わす金属光沢部分(e)を残して、そ
の周囲に印刷塗装部分(f)[印刷インキ付着部分〕を
設けろ。これは反対に文字、図柄を印刷インク付着部分
として印刷表示し、他を金属光沢部分としてもよい。
なお、このような印刷表示を設けるには、第1図中、二
点鎖線で示すように感熱性接着剤Jim(5)の上から
でも差支えない。
そして第2121に示すように金型の雌型(C)ill
llにおいて、製品(F)に文字、図柄などが形成され
た凹部(コ)が現れるように、雄型(8)にそれに相応
する凸部cb>を設ける。またこれは製品(F)に凸部
(b′)が形成されるように、雄型(B)に凹部(a゛
)を形成してもよい。
この金属転写箔〈^)を第2図示の雄型(B> 、 雌
型(C)間に配面し、雌型(C)に接するノズルCD)
より、透明な合成樹脂材(E)をクロム金属蒸着層(4
)側に射出成形する。
この際、金属転写箔(A)は、クロム金属蒸着層(4)
を製品(F1面に感熱性接着剤層(5)によって接着転
写する。
すなわち雄型(B) 、雌型(C)内のキャビティ内に
製品(F)が成形され、同時にこの製品(F)の−面に
クロム金属蒸@層(4)が加熱融着される。
そして、これを雛型することによって、文字、1]tM
の凹(凸)状部分に、立体的に金属光輝処理がなされた
製品(F)が得られることとなる。
なお、このクロム金属蒸着層(4)は、金型に形成した
文字、図柄などの立体面の凹凸、側壁などに密着性がよ
く、それらに重厚な感触の光輝面を付与することができ
る。
第3図はこの発明による製品(F)の−例を示すもので
、透明板(c)を透視して、図示、手前側方向に凹状に
形成された文字(d)および図柄(d′)がクロム金属
光沢部分(e)として、表示されており、(「〉で示す
部分が異色の印刷塗装部分である。
「発明の効果」 この発明の光輝加飾体は、自動車用などのエンブレム、
パネルガーニッシュ、インストルメントパネルなどの装
飾体として、全面より透視して文字、図柄などを表示し
、それはクロム金属による重厚な光輝面を有する斬新、
有用な製品となり、ホットスタンプ法の製品にみられる
ような変形、反りなどが無く、したがって形状、寸法ら
安定した製品となり、またそれを能率的に量産できるし
のである。
【図面の簡単な説明】
第112]はこの発明に用いる金属転写箔の部分拡大断
面図、 第2171はこの発明において、製品を作るために射出
成形をなした状態を示f断面図、 第3I12Iはこの発明の製品の正面図である。 く^)・・・金属転写箔 (1)゛ ・ ボリエナレンテレフタレートフイルム(
2)・・・熱可塑性合成樹脂高1型層(3)・ ・熱硬
化性合成l!l脂保護層(4)  ・・・クロム金属蒸
着層 (5) ・・・感熱性接着剤層 (B)  ・・・雄型      (C)  ・・・雌
型(a)、(a’)・・・凹部    (b)、(b’
)・・・凸部(F)  ・・・製品 (c)・・・透明板 (d)  ・・・文字 (d′)・・・図柄 (e)  ・・・クロム金属光沢部分 (f)  ・・・印刷塗装部分 特許出願人     サカエ理研工業株式会社第1図 第 2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材であるポリエチレンテレフタレートフィルムに
    、熱可塑性合成樹脂離型層、熱硬化性合成樹脂保護層、
    クロム金属蒸着層、感熱性接着剤層の順に形成した金属
    転写箔において、前記クロム金属蒸着層または感熱性接
    着剤層に文字、図柄などを印刷表示した転写箔を金型内
    に配置し、透明なプラスチック樹脂材を前記クロム金属
    蒸着層側に射出成形したことを特徴とするプラスチック
    製品の光輝加飾体。 2 クロム金属蒸着層または感熱性接着剤層において、
    文字、図柄などを表す部分を残して金属光沢部分とし、
    他を印刷塗装部分として印刷表示した金属転写箔を用い
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラス
    チック製品の光輝加飾体。 3 クロム金属蒸着層または感熱性接着剤層において、
    文字、図柄などを表す部分を印刷塗装部分として印刷表
    示した金属転写箔を用いたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のプラスチック製品の光輝加飾体。 4 基材であるポリエチレンテレフタレートフィルムに
    、熱加塑性合成樹脂離型層、熱硬化性合成樹脂保護層、
    クロム金属蒸着層、感熱性接着剤層の順に形成した金属
    転写箔において、前記クロム金属蒸着層または感熱性接
    着剤層に文字、図柄などを印刷、表示した転写箔を金型
    内に配置し、前記クロム金属蒸着層側に透明なプラスチ
    ック樹脂材を射出成形したことを特徴とするプラスチッ
    ク製品の光輝加飾体の製法。 5 文字、図柄などを表す部分を残して金属光沢部分と
    し、他を印刷塗装部分として印刷表示したクロム金属蒸
    着層または感熱性接着剤層を有する金属転写箔を金型内
    に配置し、前記クロム金属蒸着層側に透明なプラスチッ
    ク樹脂材を射出成形したことを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載のプラスチック製品の光輝加飾体の製法。 6 文字、図柄などを表す部分を印刷塗装部分として印
    刷表示したクロム金属蒸着層または感熱性接着剤層を有
    する金属転写箔を用いたことを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載のプラスチック製品の光輝加飾体の製法。 7 クロム金属蒸着層または感熱性接着剤層上の金属光
    沢部分または印刷塗装部分が合致する、凹または凸面を
    金型に刻設したことを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載のプラスチック製品の光輝加飾体の製法。
JP26028786A 1986-10-31 1986-10-31 同時成形によるプラスチツク製品の光輝加飾体およびその製法 Pending JPS63114638A (ja)

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