JPH058249A - 絵付け成形品の製造方法 - Google Patents
絵付け成形品の製造方法Info
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- JPH058249A JPH058249A JP3160420A JP16042091A JPH058249A JP H058249 A JPH058249 A JP H058249A JP 3160420 A JP3160420 A JP 3160420A JP 16042091 A JP16042091 A JP 16042091A JP H058249 A JPH058249 A JP H058249A
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/1418—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the inserts being deformed or preformed, e.g. by the injection pressure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面に凹凸模様を有しかつ内層としてアルミ
蒸着層等の光反射層を有する光輝性絵付けシートを表面
に接着した樹脂成形品を極めて能率的に製造する。 【構成】 光輝性絵付けシート(３)を成形型のキャビテ
ィ(１a)内にインサートした状態で成形型のキャビティ
(１a)内に溶融樹脂を充填することにより、樹脂成形品
(４)の表面に光輝性絵付けシート(３)を装着する方法で
ある。光輝性絵付けシート(３)は、溶融樹脂の温度で溶
融するヒートシール層(３d)と、光反射層(３c)と、絵柄
の印刷層(３b)と、熱可塑性表面層(３a)とを順次積層し
てなる。成形型のキャビティ(１a)の光輝性絵付けシー
ト(３)が接触する内面には一定の規則性を有する凹凸模
様が形成されてる。成形型内に溶融樹脂を充填する際
に、光輝性絵付けシート(３)のヒートシール層(３d)が
溶融して溶融樹脂と一体化する一方、熱可塑性表面層
(３a)が軟化して成形型の内面の凹凸模様が転写され
る。
蒸着層等の光反射層を有する光輝性絵付けシートを表面
に接着した樹脂成形品を極めて能率的に製造する。 【構成】 光輝性絵付けシート(３)を成形型のキャビテ
ィ(１a)内にインサートした状態で成形型のキャビティ
(１a)内に溶融樹脂を充填することにより、樹脂成形品
(４)の表面に光輝性絵付けシート(３)を装着する方法で
ある。光輝性絵付けシート(３)は、溶融樹脂の温度で溶
融するヒートシール層(３d)と、光反射層(３c)と、絵柄
の印刷層(３b)と、熱可塑性表面層(３a)とを順次積層し
てなる。成形型のキャビティ(１a)の光輝性絵付けシー
ト(３)が接触する内面には一定の規則性を有する凹凸模
様が形成されてる。成形型内に溶融樹脂を充填する際
に、光輝性絵付けシート(３)のヒートシール層(３d)が
溶融して溶融樹脂と一体化する一方、熱可塑性表面層
(３a)が軟化して成形型の内面の凹凸模様が転写され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に光輝性絵付けシ
ートが装着されてなるいわゆる絵付け成形品の製造方法
に関する。
ートが装着されてなるいわゆる絵付け成形品の製造方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明者等は、表面反射光により意匠的
効果を発揮させる光輝性装飾シートまたは光輝性絵付け
シートをすでに提案している(例えば、特願平２−１７
３８３２号)。この光輝性絵付けシートの一つの基本構
造は、アルミ蒸着層や反射性顔料含有樹脂層の上に、表
面に凹凸模様を有する表面層を積層した構成となってい
る。
効果を発揮させる光輝性装飾シートまたは光輝性絵付け
シートをすでに提案している(例えば、特願平２−１７
３８３２号)。この光輝性絵付けシートの一つの基本構
造は、アルミ蒸着層や反射性顔料含有樹脂層の上に、表
面に凹凸模様を有する表面層を積層した構成となってい
る。
【０００３】この構成の光輝性絵付けシートにおいて
は、表面層に入射した外光は反射層の上面で反射すると
共に、その反射光が表面層の凹凸上面で、凹凸模様に対
応した乱反射(反射光模様)を生じ、これにより非常に優
れた意匠的効果が得られるのである。
は、表面層に入射した外光は反射層の上面で反射すると
共に、その反射光が表面層の凹凸上面で、凹凸模様に対
応した乱反射(反射光模様)を生じ、これにより非常に優
れた意匠的効果が得られるのである。
【０００４】ところで、上記基本構造を有する光輝性絵
付けシートを樹脂成形品の表面に接着したいわゆる絵付
け成形品を製造したいという要請がある。
付けシートを樹脂成形品の表面に接着したいわゆる絵付
け成形品を製造したいという要請がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決すべき技術的課題は、上記絵付け成形品をきわめて
能率的に製造し得る方法を提供することにある。
解決すべき技術的課題は、上記絵付け成形品をきわめて
能率的に製造し得る方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記技術的
課題を解決するために、本発明によれば以下の製造方法
が提供される。すなわち、この製造方法は、従来公知の
インサート成形法を利用したものであって、光輝性絵付
けシートを成形型のキャビティ内にインサートした状態
で成形型のキャビティ内に溶融樹脂を充填するか、ある
いは発泡性ビーズを充填し、かつ加熱発泡させることに
より、樹脂成形品の表面に光輝性絵付けシートを接着す
るものである。
課題を解決するために、本発明によれば以下の製造方法
が提供される。すなわち、この製造方法は、従来公知の
インサート成形法を利用したものであって、光輝性絵付
けシートを成形型のキャビティ内にインサートした状態
で成形型のキャビティ内に溶融樹脂を充填するか、ある
いは発泡性ビーズを充填し、かつ加熱発泡させることに
より、樹脂成形品の表面に光輝性絵付けシートを接着す
るものである。
【０００７】この方法で使用される光輝性絵付けシート
は、溶融樹脂の温度あるいは発泡性ビーズの発泡温度で
溶融するヒートシール層と、アルミ蒸着層や反射性顔料
含有樹脂層よりなる光反射層と、絵柄の印刷層と、上記
成形温度で軟化し得る熱可塑性表面層とを順次積層した
積層構造を有している。
は、溶融樹脂の温度あるいは発泡性ビーズの発泡温度で
溶融するヒートシール層と、アルミ蒸着層や反射性顔料
含有樹脂層よりなる光反射層と、絵柄の印刷層と、上記
成形温度で軟化し得る熱可塑性表面層とを順次積層した
積層構造を有している。
【０００８】そして、本発明方法においては、さらに、
成形型のキャビティの光輝性絵付けシートが接触する内
面に、一定の規則性を有する凹凸模様が形成されてい
る。したがって、成形型内に溶融樹脂を充填する際、あ
るいは発泡ビーズを充填・加熱発泡させる際に、光輝性
絵付けシートのヒートシール層が溶融して溶融樹脂や発
泡体と接着一体化する一方、熱可塑性表面層が軟化して
成形型の内面の凹凸模様が転写されるのである。上記製
造方法においては、樹脂成形品の成形時に光輝性絵付け
シートが接着一体化される。また、この凹凸模様は、樹
脂成形時に成形型のキャビティ内面に形成された凹凸模
様が転写するという方式により形成されるため、光輝性
絵付けシートの表面層には樹脂成形に先立って予め凹凸
模様を形成しておく必要がなく、非常に効率的に絵付け
成形品が得られるのである。
成形型のキャビティの光輝性絵付けシートが接触する内
面に、一定の規則性を有する凹凸模様が形成されてい
る。したがって、成形型内に溶融樹脂を充填する際、あ
るいは発泡ビーズを充填・加熱発泡させる際に、光輝性
絵付けシートのヒートシール層が溶融して溶融樹脂や発
泡体と接着一体化する一方、熱可塑性表面層が軟化して
成形型の内面の凹凸模様が転写されるのである。上記製
造方法においては、樹脂成形品の成形時に光輝性絵付け
シートが接着一体化される。また、この凹凸模様は、樹
脂成形時に成形型のキャビティ内面に形成された凹凸模
様が転写するという方式により形成されるため、光輝性
絵付けシートの表面層には樹脂成形に先立って予め凹凸
模様を形成しておく必要がなく、非常に効率的に絵付け
成形品が得られるのである。
【０００９】
【実施例】以下に、添付図面に従って本発明の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【００１０】図１は成形型および成形型内に光輝性絵付
けシート３を挿入した状態を示している。図において、
１は雌型、２は雄型である。雌型１に形成されたキャビ
ティ１aの内面には一定の規則性を有する凹凸模様１bが
形成されている。また、この雌型１には、吸引装置に接
続される吸引通路１cが形成されている。一方、雄型２
には溶融樹脂を射出するための樹脂射出通路２aが形成
されている。
けシート３を挿入した状態を示している。図において、
１は雌型、２は雄型である。雌型１に形成されたキャビ
ティ１aの内面には一定の規則性を有する凹凸模様１bが
形成されている。また、この雌型１には、吸引装置に接
続される吸引通路１cが形成されている。一方、雄型２
には溶融樹脂を射出するための樹脂射出通路２aが形成
されている。
【００１１】図２に、この方法に使用される光輝性絵付
けシート３の積層断面を示している。図において３a
は、成形型内に充填される溶融樹脂の温度で軟化し得る
熱可塑性表面層である。３bは絵柄の印刷層である。３c
はアルミ等の金属蒸着層あるいは金インキや銀インキ等
の光反射性顔料を含有する樹脂層で構成される光反射層
である。３dは、上記溶融樹脂の温度で溶融するヒート
シール層である。そして、これらの各層３a,３b,３c,３
dは図示のごとく順次積層されてシート状に形成されて
いる。図２に示されるように、このシート３の表面層３
aの表面自体には凹凸模様は形成されていない。
けシート３の積層断面を示している。図において３a
は、成形型内に充填される溶融樹脂の温度で軟化し得る
熱可塑性表面層である。３bは絵柄の印刷層である。３c
はアルミ等の金属蒸着層あるいは金インキや銀インキ等
の光反射性顔料を含有する樹脂層で構成される光反射層
である。３dは、上記溶融樹脂の温度で溶融するヒート
シール層である。そして、これらの各層３a,３b,３c,３
dは図示のごとく順次積層されてシート状に形成されて
いる。図２に示されるように、このシート３の表面層３
aの表面自体には凹凸模様は形成されていない。
【００１２】熱可塑性表面層３aとしては、変性ポリエ
ステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート等の樹脂が好適に使用される。ま
たヒートシール層としては、例えば、溶融樹脂がポリプ
ロピレンである場合に未延伸のポリプロピレンが使用さ
れるというように、上記溶融樹脂に対して接着性のある
樹脂が使用される。
ステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート等の樹脂が好適に使用される。ま
たヒートシール層としては、例えば、溶融樹脂がポリプ
ロピレンである場合に未延伸のポリプロピレンが使用さ
れるというように、上記溶融樹脂に対して接着性のある
樹脂が使用される。
【００１３】キャビティ１aの内面に形成される凹凸模
様は規則的な模様であればよく、種々の模様が目的に応
じて形成される。図４はその凹凸模様の一例を示してい
る。この例においては、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅで示される
４つの平行なストリップで構成されている。各ストリッ
プＡ〜Ｅはそれぞれ規則的な凹凸模様で形成されてい
る。ストリップＡは平行な多数の縦線により形成されて
いる。ストリップＢは多数の平行な右上がり斜線で形成
された部分Ｂ1と多数の右下がり平行斜線で形成された
部分Ｂ2とで構成されている。ストリップＣは多数の平
行横線で構成された部分Ｃ1と多数の平行縦線で構成さ
れた部分Ｃ2とで構成されている。ストリップＤは多数
の右上がり平行斜線で構成されている。ストリップＥは
多数の平行横線で構成された部分Ｅ1と多数の右上がり
平行斜線で構成された部分Ｅ2とで構成されている。そ
して、図４中の拡大図に示すように、図１に示された凹
凸模様の凹溝１dおよび突条１eはこの拡大図中符号１d,
１eで示される凹凸模様に態様している。これらの凹溝
１dの巾寸法は、例えば０．１mm以下が好ましい。
様は規則的な模様であればよく、種々の模様が目的に応
じて形成される。図４はその凹凸模様の一例を示してい
る。この例においては、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅで示される
４つの平行なストリップで構成されている。各ストリッ
プＡ〜Ｅはそれぞれ規則的な凹凸模様で形成されてい
る。ストリップＡは平行な多数の縦線により形成されて
いる。ストリップＢは多数の平行な右上がり斜線で形成
された部分Ｂ1と多数の右下がり平行斜線で形成された
部分Ｂ2とで構成されている。ストリップＣは多数の平
行横線で構成された部分Ｃ1と多数の平行縦線で構成さ
れた部分Ｃ2とで構成されている。ストリップＤは多数
の右上がり平行斜線で構成されている。ストリップＥは
多数の平行横線で構成された部分Ｅ1と多数の右上がり
平行斜線で構成された部分Ｅ2とで構成されている。そ
して、図４中の拡大図に示すように、図１に示された凹
凸模様の凹溝１dおよび突条１eはこの拡大図中符号１d,
１eで示される凹凸模様に態様している。これらの凹溝
１dの巾寸法は、例えば０．１mm以下が好ましい。
【００１４】さて、上に説明した成形型および光輝性絵
付けシート３を用いて絵付け成形品を製造する方法を以
下に説明する。
付けシート３を用いて絵付け成形品を製造する方法を以
下に説明する。
【００１５】図１に示されるように、まず、開枠された
雌型１と雄型２の間に光輝性絵付けシート３が挿入され
る。次いで、吸引通路１cよりキャビティ１a内の空気が
吸引される。そうすれば、光輝性絵付けシート３はキャ
ビティ１aの凹凸模様内面にぴったりと接することにな
る。次いで、雌型１と雄型２とが閉枠され、雄型２の樹
脂射出通路２aよりキャビティ１a内に溶融樹脂が充填さ
れる。そうすれば、光輝性絵付けシート３は樹脂の充填
圧によりさらにぴったりとキャビティ１aの凹凸模様内
面に圧接せしめられる。そうすれば、図３に示すよう
に、溶融樹脂の温度で軟化した熱可塑性表面層３aの表
面に、キャビティ１aの内面の凹凸模様１bが凹凸模様３
eとして転写されるのである。そして、この射出成形時
に、光輝性絵付けシート３のヒートシール層３dが溶融
して、充填された樹脂４と接着一体化することになる。
雌型１と雄型２の間に光輝性絵付けシート３が挿入され
る。次いで、吸引通路１cよりキャビティ１a内の空気が
吸引される。そうすれば、光輝性絵付けシート３はキャ
ビティ１aの凹凸模様内面にぴったりと接することにな
る。次いで、雌型１と雄型２とが閉枠され、雄型２の樹
脂射出通路２aよりキャビティ１a内に溶融樹脂が充填さ
れる。そうすれば、光輝性絵付けシート３は樹脂の充填
圧によりさらにぴったりとキャビティ１aの凹凸模様内
面に圧接せしめられる。そうすれば、図３に示すよう
に、溶融樹脂の温度で軟化した熱可塑性表面層３aの表
面に、キャビティ１aの内面の凹凸模様１bが凹凸模様３
eとして転写されるのである。そして、この射出成形時
に、光輝性絵付けシート３のヒートシール層３dが溶融
して、充填された樹脂４と接着一体化することになる。
【００１６】このようにして成形された絵付け成形品に
おいては、外光Ｌは反射層３bにより反射すると共に熱
可塑性表面層３aの凹凸模様に応じた光模様を呈し、印
刷層３bの絵柄と相俟って優れた意匠効果を発揮するこ
とになる。
おいては、外光Ｌは反射層３bにより反射すると共に熱
可塑性表面層３aの凹凸模様に応じた光模様を呈し、印
刷層３bの絵柄と相俟って優れた意匠効果を発揮するこ
とになる。
【００１７】以上の如く、本実施例によれば、表面に凹
凸模様を有する絵付け成形品を極めて容易に製造するこ
とができるのである。
凸模様を有する絵付け成形品を極めて容易に製造するこ
とができるのである。
【００１８】上記実施例の説明においては、キャビティ
１a内に溶融樹脂が充填される場合について述べたが、
その他の成形方法、つまり例えば発泡性ビーズをキャビ
ティ１a内に充填してこれを加熱発泡させることもでき
る。
１a内に溶融樹脂が充填される場合について述べたが、
その他の成形方法、つまり例えば発泡性ビーズをキャビ
ティ１a内に充填してこれを加熱発泡させることもでき
る。
【図１】 本発明の一実施例に係る製造方法に使用され
る成形型の断面図である。
る成形型の断面図である。
【図２】 上記実施例に使用される光輝性絵付けシート
３の積層構造を示す拡大断面図である。
３の積層構造を示す拡大断面図である。
【図３】 上記実施例に係る方法により製造された樹脂
成形品の要部拡大断面図である。
成形品の要部拡大断面図である。
【図４】 図１における雌型のキャビティ内面に形成さ
れる凹凸模様の一例を示す平面図および拡大図である。
れる凹凸模様の一例を示す平面図および拡大図である。
１ 雌型 １a キャビティ
１b 凹凸模様 １c 吸引通路
１d 凹溝 １e 突条
２ 雄型 ２a 樹脂射出通路
３ 光輝性絵付けシート ３a 熱可塑性表面
層 ３b 印刷層 ３c 光反射層 ３d ヒートシール層 ３e 凹凸模様 ４ 樹脂
層 ３b 印刷層 ３c 光反射層 ３d ヒートシール層 ３e 凹凸模様 ４ 樹脂
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所
Ｂ３２Ｂ 15/08 Ｈ 7148−4Ｆ
Ｂ４４Ｃ 1/165 Ｆ 9134−3Ｋ
// Ｂ２９Ｋ 105:30
Claims (2)
- 【請求項１】 光輝性絵付けシート(３)を成形型のキャ
ビティ(１a)内にインサートした状態で成形型のキャビ
ティ(１a)内に溶融樹脂を充填することにより、樹脂成
形品(４)の表面に光輝性絵付けシート(３)を接着する方
法にして、 光輝性絵付けシート(３)は、溶融樹脂の温度で溶融する
ヒートシール層(３d)と、光反射層(３c)と、絵柄の印刷
層(３b)と、熱可塑性表面層(３a)とを順次積層してな
り、 成形型のキャビティ(１a)の光輝性絵付けシート(３)が
接触する内面には一定の規則性を有する凹凸模様が形成
されており、 成形型内に溶融樹脂を充填する際に、光輝性絵付けシー
ト(３)のヒートシール層(３d)が溶融して溶融樹脂と接
着一体化する一方、熱可塑性表面層(３a)が軟化して成
形型の内面の凹凸模様が転写されることを特徴とする絵
付け成形品の製造方法。 - 【請求項２】光輝性絵付けシート(３)を成形型のキャビ
ティ(１a)内にインサートした状態で成形型のキャビテ
ィ(１a)内に発泡性樹脂ビーズを充填し、かつ加熱発泡
させることにより、樹脂成形品(４)の表面に光輝性絵付
けシート(３)を装着する方法にして、 光輝性絵付けシート(３)は、発泡性樹脂ビーズの発泡温
度で溶融するヒートシール層(３d)と、光反射層(３c)
と、絵柄の印刷層(３b)と、熱可塑性表面層(３a)とを順
次積層してなり、 成形型のキャビティ(１a)の光輝性絵付けシート(３)が
接触する内面には一定の規則性を有する凹凸模様が形成
されており、 成形型内で発泡性樹脂ビーズを加熱発泡させる際に、光
輝性絵付けシート(３)のヒートシール層(３d)が溶融し
て発泡性樹脂ビーズの発泡体と一体化する一方、熱可塑
性表面層(３a)が軟化して成形型の内面の凹凸模様が転
写されることを特徴とする絵付け成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03160420A JP3076624B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 絵付け成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03160420A JP3076624B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 絵付け成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058249A true JPH058249A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3076624B2 JP3076624B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=15714544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03160420A Expired - Fee Related JP3076624B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 絵付け成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3076624B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19851117A1 (de) * | 1998-11-06 | 2000-05-18 | Brocke Kg I B S | Werkzeug und Verfahren zu seiner Herstellung |
| JP2002356565A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-12-13 | Sumitomo Chem Co Ltd | 熱成形用シート類、熱成形体および積層成形体 |
| DE102004012937A1 (de) * | 2004-03-17 | 2005-10-06 | Volkswagen Ag | Verfahren zur Herstellung eines Verbundmaterials |
| WO2007060025A3 (de) * | 2005-11-28 | 2008-04-24 | Faurecia Innenraum Sys Gmbh | Verkleidungsteil mit reflektierender oberfläche |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP03160420A patent/JP3076624B2/ja not_active Expired - Fee Related
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