JP2954651B2 - 射出成形法 - Google Patents
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- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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- B29K2995/0018—Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は射出成形法に係り、特に芯材の表面に表層を
形成する方法に関する。
形成する方法に関する。
「従来の技術」 一般に、化粧品用容器は合成樹脂によって成形される
が、単に単色の合成樹脂で成形しただけでは外観が貧弱
に見えるため種々の方法により高級感のある仕上げをす
るのが一般的である。
が、単に単色の合成樹脂で成形しただけでは外観が貧弱
に見えるため種々の方法により高級感のある仕上げをす
るのが一般的である。
その手法としては、合成樹脂原料内に予めパール粉や
反射性微粉を混入させて成形する方法、所謂ラメ塗装に
よる表面処理、クリア塗料によるもの、さらに印刷によ
るもの等がある。
反射性微粉を混入させて成形する方法、所謂ラメ塗装に
よる表面処理、クリア塗料によるもの、さらに印刷によ
るもの等がある。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、前記した従来の手法では、表現力に限界があ
り、特に高いレベルの意匠的効果が要求される化粧品用
容器にあっては対応できない場合がある。
り、特に高いレベルの意匠的効果が要求される化粧品用
容器にあっては対応できない場合がある。
また、成形品によっては表層の美的外観だけでなく、
表層の感触を良くする必要から、表層材と芯材とを代え
てやる必要などもある。
表層の感触を良くする必要から、表層材と芯材とを代え
てやる必要などもある。
本発明は前記事項に鑑みてなされたもので、幅広い表
現力が得られ、また、多層構造の成形品を容易に得られ
る射出成形法を提供することを技術的課題とする。
現力が得られ、また、多層構造の成形品を容易に得られ
る射出成形法を提供することを技術的課題とする。
「課題を解決するための手段」 第１の手段としてスプル３を有する雄型１と雌型２と
の間に、肉薄予備成形品４を装着した後、前記スプル３
から溶融合成樹脂を射出して前記肉薄予備成形品４を雌
型内壁まで拡張し、射出した合成樹脂による芯材5b表面
の表層4bとした成形品を成形する方法であって、上記肉
薄予備成形品を、透明樹脂層20の表面に接着性変形ポリ
オレフィン層21を介して葉の形をした印刷層22を形成
し、更に該印刷層表面に透明フィルム23を積層して形成
した。
の間に、肉薄予備成形品４を装着した後、前記スプル３
から溶融合成樹脂を射出して前記肉薄予備成形品４を雌
型内壁まで拡張し、射出した合成樹脂による芯材5b表面
の表層4bとした成形品を成形する方法であって、上記肉
薄予備成形品を、透明樹脂層20の表面に接着性変形ポリ
オレフィン層21を介して葉の形をした印刷層22を形成
し、更に該印刷層表面に透明フィルム23を積層して形成
した。
第２の手段として透明な樹脂で成形した肉薄予備成形
品４を、スプル３を有する雄型１外面へ装着させると共
に、該予備成形品を装着させた雄型と雌型２との間に、
転写層34表面へベースフィルム33を剥離可能に積層した
転写フィルムを介挿させ、雌型２を閉じ、スプルから溶
融樹脂５を射出して、前記予備成形品４および転写層34
を雌型内壁まで拡開させ、金型開放後、上記ベースフィ
ルム33を剥離して予備成形品４と転写層34とを上記スプ
ルから射出した樹脂５が形成する成形品芯材表面の表層
4bとする方法であって、上記転写層34を、透明樹脂シー
ト30表面に接着性変形ポリオレフィン層31を介して葉の
形をした印刷層32を層着させて形成した。
品４を、スプル３を有する雄型１外面へ装着させると共
に、該予備成形品を装着させた雄型と雌型２との間に、
転写層34表面へベースフィルム33を剥離可能に積層した
転写フィルムを介挿させ、雌型２を閉じ、スプルから溶
融樹脂５を射出して、前記予備成形品４および転写層34
を雌型内壁まで拡開させ、金型開放後、上記ベースフィ
ルム33を剥離して予備成形品４と転写層34とを上記スプ
ルから射出した樹脂５が形成する成形品芯材表面の表層
4bとする方法であって、上記転写層34を、透明樹脂シー
ト30表面に接着性変形ポリオレフィン層31を介して葉の
形をした印刷層32を層着させて形成した。
「作用」 本発明では予め肉薄予備成形品を成形しておく。
この肉薄予備成形品は多層成形体、例えば、光透過性
の合成樹脂層に印刷層、他の合成樹脂層などを重ねた多
層成形体とする。
の合成樹脂層に印刷層、他の合成樹脂層などを重ねた多
層成形体とする。
その例として、透明あるいは半透明の樹脂層の表面に
印刷層を積層し、印刷層の表面にさらに透明樹脂層を重
ねた場合を例示できる。
印刷層を積層し、印刷層の表面にさらに透明樹脂層を重
ねた場合を例示できる。
このような多層成形体で得られた成形品は、印刷層と
芯材との間に透明樹脂層が存在するため、この透明樹脂
層が芯材表面から浮き上がったような風合いの感を奏
し、クリア塗装では得られない美観を呈し、例えば、化
粧品容器などとしての商品価値を高めることができる。
芯材との間に透明樹脂層が存在するため、この透明樹脂
層が芯材表面から浮き上がったような風合いの感を奏
し、クリア塗装では得られない美観を呈し、例えば、化
粧品容器などとしての商品価値を高めることができる。
そして、予め用意された、雄型と雌型との間に肉薄予
備成形品を装着するが、これは、金型の形状により、雄
型に肉薄予備成形品を装着してもよい。
備成形品を装着するが、これは、金型の形状により、雄
型に肉薄予備成形品を装着してもよい。
雄型と雌型との間に肉薄予備成形品を装着した後、金
型を閉じ、スプルから溶融合成樹脂を射出すると前記肉
薄予備成形品は射出熱により軟化し、射出圧力に押され
て雌型内壁まで拡張する。これは、あたかもブロー成型
で肉薄成形品が膨らむような形態である。
型を閉じ、スプルから溶融合成樹脂を射出すると前記肉
薄予備成形品は射出熱により軟化し、射出圧力に押され
て雌型内壁まで拡張する。これは、あたかもブロー成型
で肉薄成形品が膨らむような形態である。
射出充填すべき合成樹脂は、従来より射出成形に使用
されている合成樹脂を使用できる。その素材選択は、成
形すべき成形品の種類、使用目的などに負う。例えば、
柔軟な感触を要する場合、芯材として発泡性合成樹脂を
使用してもよい。
されている合成樹脂を使用できる。その素材選択は、成
形すべき成形品の種類、使用目的などに負う。例えば、
柔軟な感触を要する場合、芯材として発泡性合成樹脂を
使用してもよい。
最終的に金型のキャビティ内は溶融合成樹脂５で満た
される。冷却後は、射出した合成樹脂による芯材の表面
に表層を有する成形品が成形される。
される。冷却後は、射出した合成樹脂による芯材の表面
に表層を有する成形品が成形される。
このように塗装のように多重塗りや乾燥等の手間のか
かる工程がないため生産性に優れている。また、多重の
肉薄予備成形品を適宜交換するだけで、外観の異なる成
形品とすることができるので多品種少量生産にも適す
る。
かる工程がないため生産性に優れている。また、多重の
肉薄予備成形品を適宜交換するだけで、外観の異なる成
形品とすることができるので多品種少量生産にも適す
る。
「実施例」 本発明の実施例を第１図ないし第７図に基づいて説明
する。
する。
＜第１実施例＞ この実施例は化粧料容器のキャップを製造するもので
ある。
ある。
まず、スプル３を有する雄型１と、雌型２との間に肉
薄予備成形品４を装着する。この雌型２は縦断面略球形
の蟻溝状になっており、離型のため割り型となってい
る。雄型１は略円柱状に形成されており、その中心には
溶融合成樹脂５が圧送されるスプル３が形成されてい
る。そして雄型１の周囲には螺条1aが形成されている。
前記肉薄予備成形品４は予め印刷された印刷層を有する
もので、透明樹脂層20の表面に接着性変性ポリオレフィ
ン（商品名：アドマー）層21を介して第６図のように葉
の形をした印刷層22を形成し、さらにこの印刷層22の表
面に透明フィルム23を積層して予備成形品が形成されて
いる。
薄予備成形品４を装着する。この雌型２は縦断面略球形
の蟻溝状になっており、離型のため割り型となってい
る。雄型１は略円柱状に形成されており、その中心には
溶融合成樹脂５が圧送されるスプル３が形成されてい
る。そして雄型１の周囲には螺条1aが形成されている。
前記肉薄予備成形品４は予め印刷された印刷層を有する
もので、透明樹脂層20の表面に接着性変性ポリオレフィ
ン（商品名：アドマー）層21を介して第６図のように葉
の形をした印刷層22を形成し、さらにこの印刷層22の表
面に透明フィルム23を積層して予備成形品が形成されて
いる。
そして、第１図のように、予備成形品４を雄型１に冠
着し、この状態で雄型１と雌型２を合わせる。その際、
前記フランジ部4aは雄型１と雌型２との間で押さえられ
固定される。
着し、この状態で雄型１と雌型２を合わせる。その際、
前記フランジ部4aは雄型１と雌型２との間で押さえられ
固定される。
続いて、前記スプル３から溶融合成樹脂５を射出す
る。すると第２図に示すように、前記肉薄予備成形品４
が溶融合成樹脂５に押されてブロー成形のように膨ら
み、雌型内壁まで拡張する。
る。すると第２図に示すように、前記肉薄予備成形品４
が溶融合成樹脂５に押されてブロー成形のように膨ら
み、雌型内壁まで拡張する。
これにより、合成樹脂芯材5bの表面に表層4bが形成さ
れ、第４図に示すようなキャップが形成される。このキ
ャップの内側には前記螺条1aで付けられた係合螺条5aが
形成され、容器の口筒部10に螺合できるようになってい
る。
れ、第４図に示すようなキャップが形成される。このキ
ャップの内側には前記螺条1aで付けられた係合螺条5aが
形成され、容器の口筒部10に螺合できるようになってい
る。
なお、フランジ部4aを固定するのは溶融合成樹脂５射
出の際、その圧力で肉薄予備成形品４が金型内に引き込
まれないようにするためである。
出の際、その圧力で肉薄予備成形品４が金型内に引き込
まれないようにするためである。
＜第２実施例＞ 第１実施例では肉薄予備成形品４のフランジ部4aを雄
型で押さえるようにしたがこの実施例では第３図に示す
ように、専用の押さえ型11を設け、この押さえ型11と雌
型２との間でフランジ部4aを固定するようにしたもので
ある。この実施例では金型の締着とフランジ部4aとの固
定解除を別々に設定することができて生産性が良好とな
る。
型で押さえるようにしたがこの実施例では第３図に示す
ように、専用の押さえ型11を設け、この押さえ型11と雌
型２との間でフランジ部4aを固定するようにしたもので
ある。この実施例では金型の締着とフランジ部4aとの固
定解除を別々に設定することができて生産性が良好とな
る。
その他の部分については前記実施例と同様のため省略
する。
する。
＜第３実施例＞ この実施例は第５図〜第７図のようにコンパクト容器
へ適用したものである。
へ適用したものである。
既述のように設けた予備成形品４を雄型１にセット
し、押さえ型11でその周縁部を固定し、雌型２を閉じ
て、スプルから樹脂を射出充填して、芯材5bの表面に予
備成形品４による表層4bを有するコンパクト容器用蓋体
を成形した。
し、押さえ型11でその周縁部を固定し、雌型２を閉じ
て、スプルから樹脂を射出充填して、芯材5bの表面に予
備成形品４による表層4bを有するコンパクト容器用蓋体
を成形した。
この実施例では印刷層22の下に透明樹脂層20が存在
し、印刷層22がこの透明樹脂層20の厚さ分だけ芯材5bよ
り浮いているため、印刷模様が芯材5bの表面から浮き出
て見え、独特の風合を醸し出すことができる。
し、印刷層22がこの透明樹脂層20の厚さ分だけ芯材5bよ
り浮いているため、印刷模様が芯材5bの表面から浮き出
て見え、独特の風合を醸し出すことができる。
＜第４実施例＞ この実施例では、第６図に示したコンパクト容器の蓋
体を第３実施例とは別の手法で製造した例である。
体を第３実施例とは別の手法で製造した例である。
この実施例では予備成形品４に蓋体の成形と同時に印
刷層を転写した。
刷層を転写した。
予備成形品４は、芯材5b用の着色した樹脂とは異なる
透明な樹脂で成形される。
透明な樹脂で成形される。
印刷層転写用の転写フィルムは、第９図に示したよう
に、厚さ0.5mmの接着用透明樹脂シート30の表面に接着
性変性ポリオレフィン（商品名：アドマー）層31を介し
て葉の形をした印刷層32を形成し、さらにこの印刷層32
の表面に剥離可能なベースフィルム33を積層したもので
ある。
に、厚さ0.5mmの接着用透明樹脂シート30の表面に接着
性変性ポリオレフィン（商品名：アドマー）層31を介し
て葉の形をした印刷層32を形成し、さらにこの印刷層32
の表面に剥離可能なベースフィルム33を積層したもので
ある。
そして、接着用透明樹脂シート30、ポリオレフィン層
31、印刷層32が一体となって転写層34を形成し、この転
写層34が連続した帯状の前記ベースフィルム33に所定間
隔毎に剥離自在に積層されている。
31、印刷層32が一体となって転写層34を形成し、この転
写層34が連続した帯状の前記ベースフィルム33に所定間
隔毎に剥離自在に積層されている。
そして、第８図に示したように、予備成形品４を雄型
１にセットし、押さえ型11でその周緑部を固定し、転写
フィルムを雄型１と雌型２の間に介挿し、雌型２を閉じ
て、スプルから樹脂５を射出充填して、芯材5bの表面に
予備成形品４による表層4bを有するコンパクト容器用蓋
体を成形した。離型時に、転写層34はベースフィルム33
から剥がれる。
１にセットし、押さえ型11でその周緑部を固定し、転写
フィルムを雄型１と雌型２の間に介挿し、雌型２を閉じ
て、スプルから樹脂５を射出充填して、芯材5bの表面に
予備成形品４による表層4bを有するコンパクト容器用蓋
体を成形した。離型時に、転写層34はベースフィルム33
から剥がれる。
この結果、印刷層32の下に透明樹脂シート30と透明な
予備成形品４による表層4bが存在し、印刷層32だけがこ
の透明樹脂シート30と表層4bの厚さ分だけ芯材5bより浮
いているため、印刷模様が芯材5bの表面から浮き出て見
え、独特の風合を醸し出すことができる。
予備成形品４による表層4bが存在し、印刷層32だけがこ
の透明樹脂シート30と表層4bの厚さ分だけ芯材5bより浮
いているため、印刷模様が芯材5bの表面から浮き出て見
え、独特の風合を醸し出すことができる。
「発明の効果」 本発明は既述構成とするもので、請求項１の場合は成
形品の表層を形成する肉薄備成形品４を積層とし、透明
樹脂層20の表面に接着性変形ポリオレフィン層21を介し
て印刷層22を形成したから、該印刷層が有する模様は芯
材5b表面から浮き出して見えることとなり、成形品の装
飾性を高めることが出来る。又上記印刷層22表面へ更に
透明フィルム23を積層するから、印刷層上に印刷された
模様等のインクが他物との摩擦等で薄れ、或いは消える
ようなことがない。
形品の表層を形成する肉薄備成形品４を積層とし、透明
樹脂層20の表面に接着性変形ポリオレフィン層21を介し
て印刷層22を形成したから、該印刷層が有する模様は芯
材5b表面から浮き出して見えることとなり、成形品の装
飾性を高めることが出来る。又上記印刷層22表面へ更に
透明フィルム23を積層するから、印刷層上に印刷された
模様等のインクが他物との摩擦等で薄れ、或いは消える
ようなことがない。
請求項２の場合は、上記肉薄予備成形品とほぼ同様の
積層構造を有する転写層34を、透明に設けた肉薄予備成
形品の表面へ層着させて、成形品成形と同時に成形品表
面へ表層4bとして層着させるから、請求項１記載の場合
のように印刷模様が浮き上ってみえる成形品を容易に形
成することが出来る。
積層構造を有する転写層34を、透明に設けた肉薄予備成
形品の表面へ層着させて、成形品成形と同時に成形品表
面へ表層4bとして層着させるから、請求項１記載の場合
のように印刷模様が浮き上ってみえる成形品を容易に形
成することが出来る。
第１図ないし第９図は本発明の実施例を示し、第１図及
び第２図は第１実施例の断面図、第３図は第２実施例の
断面図、第４図は本方法で製造した製品の断面図、第５
図は第３実施例の断面図、第６図はその平面図、第７図
は拡大断面図、第８図は第４実施例を示した断面図、第
９図は転写フィルムの断面図である。 １……雄型、２……雌型 ３……スプル、４……肉薄予備成形品 ５……溶融合成樹脂、5b……芯材 4b……表層
び第２図は第１実施例の断面図、第３図は第２実施例の
断面図、第４図は本方法で製造した製品の断面図、第５
図は第３実施例の断面図、第６図はその平面図、第７図
は拡大断面図、第８図は第４実施例を示した断面図、第
９図は転写フィルムの断面図である。 １……雄型、２……雌型 ３……スプル、４……肉薄予備成形品 ５……溶融合成樹脂、5b……芯材 4b……表層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−154315（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−77465（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−30923（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−67317（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−176118（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−25815（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 45/00 - 45/24
Claims (2)
- 【請求項１】スプル３を有する雄型１と雌型２との間
に、肉薄予備成形品４を装着した後、前記スプル３から
の溶融合成樹脂を射出して前記肉薄予備成形品４を雌型
内壁まで拡張し、射出した合成樹脂による芯材5b表面の
表層4bとした成形品を成形する方法であって、上記肉薄
予備成形品を、透明樹脂層20の表面に接着性変形ポリオ
レフィン層21を介して葉の形をした印刷層22を形成し、
更に該印刷層表面に透明フィルム23を積層して形成した ことを特徴とする射出成形方法。 - 【請求項２】透明な樹脂で成形した肉薄予備成形品４
を、スプル３を有する雄型１外面へ装着させると共に、
該予備成形品を装着させた雄型と雌型２との間に、転写
層34表面へベースフィルム33を剥離可能に積層した転写
フィルムを介挿させ、雌型２を閉じ、スプルから溶融樹
脂５を射出して、前記予備成形品４および転写層34を雌
型内壁まで拡開させ、金型開放後、上記ベースフィルム
33を剥離して予備成形品４と転写層34とを上記スプルか
ら射出した樹脂５が形成する成形品芯材表面の表層4bと
する方法であって、上記転写層34を、透明樹脂シート30
表面に接着性変形ポリオレフィン層31を介して葉の形を
した印刷層32を層着させて形成した ことを特徴とする射出成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10979090A JP2954651B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 射出成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10979090A JP2954651B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 射出成形法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH047113A JPH047113A (ja) | 1992-01-10 |
| JP2954651B2 true JP2954651B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=14519288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10979090A Expired - Fee Related JP2954651B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 射出成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2954651B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4960477A (en) * | 1983-12-01 | 1990-10-02 | Mcneil-Ppc, Inc. | Disposable diaper with folded absorbent batt |
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| NL9401029A (nl) * | 1994-06-22 | 1996-02-01 | Kanga Toys B V | Werkwijze en inrichting voor het decoreren van thermoplastische producten. |
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