JP2540434B2 - 板ガラスの付き合わせ構造物 - Google Patents

板ガラスの付き合わせ構造物

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JP2540434B2
JP2540434B2 JP5112008A JP11200893A JP2540434B2 JP 2540434 B2 JP2540434 B2 JP 2540434B2 JP 5112008 A JP5112008 A JP 5112008A JP 11200893 A JP11200893 A JP 11200893A JP 2540434 B2 JP2540434 B2 JP 2540434B2
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JP
Japan
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plate glass
auxiliary ribs
auxiliary
ribs
attached
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JP5112008A
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JPH06288153A (ja
Inventor
修一 武内
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TAKEUCHI SHOTEN JUGEN
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TAKEUCHI SHOTEN JUGEN
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2枚の板ガラスを付き
合わせて構築される構造物に関するものであり、詳しく
は、板ガラスを角度をもって付き合わせて構築された構
造物の角部表側に補助リブを張り合わせて角部が保護さ
れている構造物に関する。
【0002】
【背景技術】従来、板ガラスを角度をもって付き合わせ
て構築される構造物、特にデパート、ホテル、病院など
の建造物に多く用いられるショーウインドーや入り口な
どに多く見られる角部における板ガラスの付き合わせに
よる構造物の多くは、たとえば、通常、厚さが5〜19
mm程度の2枚の板ガラスを90°の角度をもって付き
合わせて構造物を構築する場合(図3参照)、一方の板
ガラスの端面と他方の板ガラスが付き合わせられる端面
との間の約5〜10mm程度の空間部分にはシリコーン
系の樹脂接合材を充填(密封)することにより接合する
という手法が採られている。
【0003】ところで、板ガラスによる外装は、陳列棚
の窓用などとしての美的効果により多用されているもの
であるが、板ガラスが角度をもって付き合わせられた場
合の、その角部(エッジ部)は、多くは構造物の外部に
露出して構築されているために、角部を損傷することが
多く、その度に板ガラスの全面交換を余儀なくされ、経
済的損失は大きい。
【0004】
【発明の開示】本発明者は、上記の如き問題を解決する
ために鋭意考究したところ、板ガラスの付き合わせ部の
美的効果を損なうことなく、かつ、付き合わせ部を保護
する構造物を提供することに成功した。本発明は、2枚
の板ガラスを角度をもって付き合わせて構築された構造
物において、各板ガラスを付き合わせた部位の表側にお
いて補助リブ(2)および(2’)を剥離可能に接着し
た板ガラス構造物を提供するものであり、さらに、接着
した補助リブ(2)、(2’)の表側に第2の補助リブ
(3)、(3’)を剥離可能に接着した板ガラス構造物
を提供するものである。
【0005】以下に、本発明を詳細に説明する。本発明
に係る板ガラスの付き合わせ部位が保護された構造物
は、その付き合わせ部位の角部の表側において板ガラス
に適当な幅を有する補助リブの一ないし複数枚を接着し
たこどを特徴とするものである。このような保護構造と
することにより2校の板ガラスの付き合わせ部位の角部
における損傷に対して、補助リブのみを剥離して、交換
するという作業のみでその修理を行うことができるので
経済的に修復費用の節減が可能となり、有用性は極めて
大きい。
【0006】次に、本発明に係る構造物の一実施例を図
面を参照して詳しく説明する。図1は、本発明に係る板
ガラスの付き合わせ部位における1例を外観で示した図
である。図2は、本発明に係る構造物の1例における一
部断面図である。
【0007】図1および図2には、補肋リブ(2、
2’、3、3’)を用いてを二重に張り合わせた場合が
例示されているが、補助リブの張り合わせ枚数は特定さ
れない。図1は、本発明に係る板ガラスの付き合わせ構
造物の外観を示した図である(窓枠サッシは図示せ
ず)。同図において、(1)及び(1’)は板ガラスで
あり、(2)及び(2’)は、付き合わせ部位表面に張
り合わせられた補助リブであり、(3)及び(3’)
は、その補助リブ(2)、(2’)のさらに外側に張り
合わされた第2の補助リブである。
【0008】図1においては、補助リブ(2)、
(2’)、(3)、(3’)は、構造物の上端から下端
に至るまで張り合せたものが例示されているが、所望に
より部分的に張り合せたものでもよくその部位は特定さ
れない。また、図1においては、構造物の周辺全体にわ
たって補助リブ(E)が張り合わせられたものが例示さ
れているが、この補助リブ(E)は、板ガラス枠周辺部
を補強するのに便利であり、さらに装飾効果をもたらす
場合もある。周辺補助リブ(E)を用いることは任意で
ある。
【0009】図2は、2校の板ガラスを90°の角度を
もって付き合わされた場合の断面図を例示したものであ
る。同図には、補助リブ(2)、(2’)及び同
(3)、(3’)を張り合わせた場合を示している。板
ガラスは、板ガラス(1)及び板ガラス(1’)を付き
合わせ、通常それらの間の約5〜10mm程度の空隙部
(A)にはシリコン系の樹脂接合材を充填して両者を接
合(密封)する。補助リブ(2)および(2’)につい
てもその付き合わせの部位の空隙部(B)に、シリコン
系の樹脂接合剤を用いてその空間を充填(密封)する場
合が例示されている。またこの図では、補助リブ(3)
および(3’)の付き合わせについては、その付き合わ
せ部位(C)をほぼ45°の角度にカットし、両補助リ
ブ(3)及び(3’)を密着させた場合が示されてい
る。なお、これら板ガラス及び各補助リブ同士の付き合
わせには、この説明及び図面の例示に限られることな
く、任意の形状及び接合方式を採ることができる。
【0010】各補助リブの端部カット面(図ではDで示
されている)は、レーザー光やジェット水流などを利用
した加工手段により任意の形状にすることができる。各
図には、波形にカットした場合が例示されているが、他
の任意の模様にカットして装飾効果を高めるこどができ
る。また、補助リブの表面に各種の模様を付けることも
可能である。各補助リブと板ガラスあるいは補助リブ同
士の接着には、剥離可能な接合剤が用いられるが、高透
明性の接合剤、たとえば、アクリル系樹脂接合剤が好適
に使用される。色彩による美的効果を所望する場合に
は、色付きの接着剤を使用したり、蛍光料を塗布して接
着してもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る構造物は、板ガラスの付き
合わせ部位角部を補強しその破損を防止するとともに、
破損が生じた場合の修復費用を節減することができ、そ
の有用性は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板ガラス構造物の1例を示す外観
図である。
【図2】本発明に係る板ガラス構造物の1例の一部断面
図である。
【図3】板ガラスの付き合わせ部位の付き合わせ構造の
1例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1、1’・・・板ガラス 2、2’・・・補助リブ 3、3’・・・第2の補助リブ A、B ・・・付き合わせ部位の空隙部 C・・・第2の補助リブ付き合わせ部 D・・・補助リブ端部カット面 E・・・周辺補助リブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の板ガラスを角度をもって付き合わ
    せて構築された構造物において、各板ガラスを付き合わ
    せた部位の表側において補助リブ(2)および(2’)
    を剥離可能に接着したことを特徴とする板ガラス構造
    物。
  2. 【請求項2】 2校の板ガラスを角度をもって付き合わ
    せて構築された構造物において、各板ガラスを付き合わ
    せた部位の表側において補助リブ(2)、(2’)を剥
    離可能に接着し、さらに接着させた補助リブの表側に第
    2の補助リブ(3)、(3’)を剥離可能に接着したこ
    とを特徴とする板ガラス構造物。
JP5112008A 1993-04-05 1993-04-05 板ガラスの付き合わせ構造物 Expired - Lifetime JP2540434B2 (ja)

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JPH06288153A JPH06288153A (ja) 1994-10-11
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