JP2539342Y2 - 大型電子ミシンにおけるテーブルの支持構造 - Google Patents

大型電子ミシンにおけるテーブルの支持構造

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JP2539342Y2
JP2539342Y2 JP1990048910U JP4891090U JP2539342Y2 JP 2539342 Y2 JP2539342 Y2 JP 2539342Y2 JP 1990048910 U JP1990048910 U JP 1990048910U JP 4891090 U JP4891090 U JP 4891090U JP 2539342 Y2 JP2539342 Y2 JP 2539342Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は大型電子ミシンにおけるテーブルの支持構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば大型電子模様縫ミシンにおいては、機台
フレームの上面にテーブル固定支持枠を装着するととも
に、該固定支持枠の前面にテーブルを拡張して広い縫製
エリヤを確保するため複数本のテーブル支持枠が全て固
定状態で片持ち支持されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
一般に、ミシンは輸送上、小型化が要求されており、
そのため、従来の大型模様縫ミシンの固定式支持枠によ
りテーブルを支持する構造では、テーブルがミシンの機
台フレームからはみ出し、ミシンの輸送に大きな占有ス
ペースを必要とする問題があった。
この考案の目的は、テーブルの支持部材を輸送時に機
台側に格納してミシンの小型化を図ることができ、輸送
を容易に行いそのコストダウンを図ることができる大型
電子ミシンにおけるテーブルの支持構造を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するため、ミシンの機台上
に配設された単一のテーブルと、加工布に縫目を形成す
る縫目形成手段と、加工布を保持した状態で前記テーブ
ル上を移動する加工布保持手段と、前記縫目形成手段及
び加工布保持手段を駆動制御して前記加工布保持手段に
保持された加工布に所定の縫目を形成させる制御手段と
を備えた大型電子ミシンにおいて、前記機台の上部に固
定テーブル支持部材を装着するとともに、該固定テーブ
ル支持部材の側方に可動テーブル支持部材を使用位置と
不使用位置の切替え可能に装着し、その可動テーブル支
持部材を間隔をおいて複数設け、前記固定テーブル支持
部材及び使用位置に保持した可動テーブル支持部材の上
部に、前記単一のテーブルを取り外し可能に装設すると
いう手段をとっている。
〔作用〕
加工布保持機能を有する大型電子ミシンでは、加工布
保持手段が単一のテーブル上を移動して縫製を行う広い
縫製エリアの確保が必要であり、必然的にテーブル自体
も大きくなる。ここで、この考案によれば、テーブルを
固定テーブル支持部材及び複数の可動テーブル支持部材
から取り外した状態で、可動テーブル支持部材を使用位
置から不使用位置まで切り換え配置することにより、大
型電子ミシンであるにもかかわらずミシン本体の占有ス
ペースを小さくして、梱包及び輸送を容易に行うことが
できる。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した一実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図に示すように機台フレーム1の上面にはテーブ
ル2を支持するための固定テーブル支持部材としての固
定支持枠3がボルト4により固定されている。又、前記
固定支持枠3は第3図の平面に示すようにテーブル2の
長手(左右)方向に所定間隔をおいて4箇所に配置され
ている。前記固定支持枠3の先端部に設けた上下一対の
軸受部3aには上下方向に連結軸5が貫通固定され、該連
結軸5には可動テーブル支持部材としての可動支持枠6
が水平方向の回動可能に連結されており、該可動支持枠
6の基端部に設けた突部6aと、前記固定支持枠3は位置
決め用のボルト7により可動支持枠6が前方へ突出した
使用位置に保持されている。
さらに、前記可動支持枠6,6の先端部間には、第3図
に示すように間隔保持枠8,8が左右二箇所に載置され、
ボルト9により互いに連結され、両可動支持枠6,6の間
隔を一定に保持している。
第3図に示すように機台フレーム1の中央部には前記
テーブル2の上面中央に延びるようにミシンヘッド10が
装着されている。前記テーブル2の後側部には可動支持
体11が図示しない駆動機構により前後方向(X矢印)及
び左右方向(Y矢印)の移動可能に装着され、該可動支
持体11には左右一対の支持アーム機構12,13を介して上
部布保持枠14が上下動可能に装着されている。又、該上
部布保持枠14の下部には下部布保持枠15が配置され、該
下部布保持枠15は前記可動支持体11に取り付けた左右一
対のクランプ機構16,17により把持されている。前記上
部布保持枠14及び下部布保持枠15により加工布保持手段
が構成されている。そして、前記支持アーム機構12,13
により上部布保持枠14を下部布保持枠15に押圧して両布
保持枠14,15間に被加工布Wを挟着把持するようにして
いる。さらに、前記可動支持体11の中央部には前記上部
布保持枠15を下方へ押圧する補助クランプ機構18が装着
されている。
次に、前記のように構成した大型電子模様縫ミシンに
ついて、その動作を説明する。
今、前記上部及び下部の布保持枠14,15間に被加工布
Wを挟着把持した状態で、可動支持体11を図示しない駆
動装置及び制御装置(制御手段)により、X方向及びY
方向に移動制御するとともに、前記ミシンヘッド10の針
棒(縫目形成手段)を上下方向に動作することにより、
被加工布Wの所望する位置に縫製動作による模様が形成
される。
前記ミシンを運搬する場合には、前記テーブル2を固
定支持枠3及び可動支持枠6の上面から取り外した状態
で、第1,3図に示すボルト7を取り外し、さらにボルト
9を外して間隔保持枠8,8を取り外し、この状態で可動
支持枠6を連結軸5を中心に第3図の矢印方向に回動す
ることにより、テーブル2の可動支持枠6を同図二点鎖
線で示すように機台フレーム1に沿わせて小型化するこ
とができ、従って、ミシンの梱包及び運搬を容易に行う
ことが可能となる。
なお、この考案は次のように具体化することもでき
る。
前記実施例では可動支持枠6を回動可能に連結した
が、これに代えて、固定支持枠3に沿ってX方向に位置
切り換え可能に支持してもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案によれば、加工布保持
機能を有し広い縫製エリアを確保するための単一のテー
ブルを備えた大型電子ミシンにおいて、運搬時に、テー
ブルを取り外すとともに、可動支持枠を使用位置から不
使用位置に切り換えてミシン本体を小型化することがで
き、梱包及び運搬を容易に行い、そのコストを低減する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は固定支持枠に対する可動支持枠の取付構造を示
す使用状態の断面図、第2図は同じく使用状態の平面
図、第3図は電子模様縫ミシン全体を示す平面図であ
る。 1……機台フレーム、2……テーブル、3……固定テー
ブル支持部材としての固定支持枠、5……連結軸、6…
…可動テーブル支持部材としての可動支持枠、7……位
置決め用ボルト、10……ミシンヘッド。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンの機台上に配設された単一のテーブ
    ルと、 加工布に縫目を形成する縫目形成手段と、 加工布を保持した状態で前記テーブル上を移動する加工
    布保持手段と、 前記縫目形成手段及び加工布保持手段を駆動制御して前
    記加工布保持手段に保持された加工布に所定の縫目を形
    成させる制御手段と を備えた大型電子ミシンにおいて、 前記機台の上部に固定テーブル支持部材を装着するとと
    もに、該固定テーブル支持部材の側方に可動テーブル支
    持部材を使用位置と不使用位置の切替え可能に装着し、
    その可動テーブル支持部材を間隔をおいて複数設け、前
    記固定テーブル支持部材及び使用位置に保持した可動テ
    ーブル支持部材の上部に、前記単一のテーブルを取り外
    し可能に装設したことを特徴とする大型電子ミシンにお
    けるテーブルの支持構造。
JP1990048910U 1990-05-09 1990-05-09 大型電子ミシンにおけるテーブルの支持構造 Expired - Fee Related JP2539342Y2 (ja)

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