JP2538180Y2 - エアゾ−ル噴射装置 - Google Patents

エアゾ−ル噴射装置

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JP2538180Y2
JP2538180Y2 JP1991004376U JP437691U JP2538180Y2 JP 2538180 Y2 JP2538180 Y2 JP 2538180Y2 JP 1991004376 U JP1991004376 U JP 1991004376U JP 437691 U JP437691 U JP 437691U JP 2538180 Y2 JP2538180 Y2 JP 2538180Y2
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康之 中西
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株式会社ビ−アイ
株式会社大阪造船所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はエアゾール噴射装置に関
し、さらに詳しくはエアゾールを噴射させる状態で保持
できる構造を具えたエアゾールの噴射装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、エアゾールの容器には噴射押釦が
設けられており、この噴射押釦を指で押すと、噴射ノズ
ルからエアゾールが噴射される様に構成されていた。こ
れにたいして、実開昭62−185397号公報の考案
の様に、このエアゾールの容器にたいして、別個に形成
された装置を取付け、その本体に設けた引金を操作する
と、その引金の一端により噴射押釦が押圧されて、噴射
ノズルからエアゾールが噴射されるエアゾールの噴射玩
具がある。
【0003】しかしながら、上記従来型のエアゾール噴
射玩具の構造によると、本体に設けた引金を操作する
と、噴射ノズルからエアゾールを噴射させることができ
るが、引金を指で直接的に操作しているので、その引金
を押圧する指を離さない限りエアゾールを噴射させるこ
とができるが、連続的に噴射させようとしても、引金操
作の指が疲れて離すと、直ちにエアゾールの噴射が止ま
ってしまう等の欠点を有していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記従来型の
欠点に鑑み考案されたものであって、エアゾールを噴射
させる噴射押釦を操作する押圧部材を設けるとともに、
この押圧部材を所定の位置で保持できる様にして、操作
の手を離しても連続的に噴射できるエアゾールの噴射装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るエアゾール
噴射装置は、上記課題を達成するため、下記の構成を有
する。 (イ)エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる
取付け部を有する本体と、同本体内でエアゾール容器の
噴射釦を押圧する押圧部材と、押圧部材の所定の押圧位
置でこれを保持する保持手段を備えていること。 (ロ)本体の側壁には、押圧部材を上下移動自在にガイ
ドする案内溝が形成されていること。 (ハ)押圧部材には、本体の案内溝に係合させる係合片
が形成されていること。 (ニ)保持手段は、押圧部材の押圧位置において、係合
片を引っ掛ける、案内溝の上部に形成された係止縁であ
ること。
【0006】また、本考案に係るエアゾール噴射装置
は、下記の構成にすることもできる。 (イ)エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる
取付け部を有する本体と、同本体内でエアゾール容器の
噴射釦を押圧する押圧部材と、押圧部材の所定の押圧位
置でこれを保持する保持手段を備えていること。 (ロ)本体の側壁上部には、付勢手段を備え、横方向に
移動可能な係止部材が設けられていること。 (ハ)係止部材の内側には押圧部材を移動自在に受け入
れる開口が形成されるとともに、突起が形成されている
こと。 (ニ)押圧部材には係止部材の突起を係合させる上下方
向の案内溝が形成され、同押圧部材の所定の押圧位置に
対応する案内溝の上端には、保持手段として係止部材の
横移動を可能とする係止溝が形成されていること。
【0007】さらに、本考案に係るエアゾール噴射装置
は、下記の構成にしてもよい。 (イ)エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる
取付け部を有する本体と、同本体内でエアゾール容器の
噴射釦を押圧する押圧部材と、押圧部材の所定の押圧位
置でこれを保持する保持手段を備えていること。 (ロ)本体の両側壁上部には、押圧部材を回動自在に軸
受けする軸受部が形成されていること。 (ハ)押圧部材には、噴射釦の上面に当接可能な底面
と、底面の後部に形成された後面を有する押圧片が設け
られ、底面と後面の頂点によって押圧突起が形成される
ようになっていること。 (ニ)本体に一側には、押圧部材の保持手段として、押
圧片の押圧突起が噴射釦を押圧しながら押圧部材の回動
中心を越えて回動した位置において、押圧部材を保持す
る保持縁が形成されていること。
【0008】さらに又、本考案に係るエアゾール噴射装
置は、下記の構成にすることもできる。 (イ)エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる
取付け部を有する本体と、同本体内でエアゾール容器の
噴射釦を押圧する押圧部材と、押圧部材の所定の押圧位
置でこれを保持する保持手段を備えていること。 (ロ)本体には複数の押圧爪を有する押圧部材と、この
押圧部材で押圧される押圧筒を上下移動自在に保持する
保持筒が形成されていること。 (ハ)押圧筒には押圧部材の押圧爪で押圧される位置
に、これに対向する一つ置きに所定の傾斜部を有する支
持突起が形成されていること。 (ニ)本体の保持筒内には上記押圧部材の押圧爪を上下
移動可能とする溝部が形成され、かつ上記押圧筒を所定
の位置で保持する保持手段として、支持突起に接触する
位置に夫々所定の傾斜部を有する複数の保持突起が形成
され、その保持突起の間には一つ置きに上部に復帰させ
るための深溝が形成されていること。
【0009】
【0010】
【作用】上記の構成において、本体は取付け爪等により
エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる。この
本体内には噴射釦を押圧するための押圧部材が設けられ
ており、この直下には噴射釦が位置しており、これを押
圧操作すると噴射ノズルを通してエアゾールを噴射させ
ることができる。また本体にはこの押圧部材を所定の押
圧位置でこれを保持するための保持手段を構成している
ので、上記エアゾールを噴射させる位置で押圧部材を保
持することができ、操作の手を離しても連続的にエアゾ
ールを噴射させることができる。この保持手段による押
圧部材の保持状態を解除すれば、直ちに押圧部材は元の
位置に復帰して、エアゾールの噴射を止めることができ
る。
【0011】なお、上記押圧部材の保持手段としては、
本体の側壁に押圧部材を上下移動自在に保持する案内溝
を形成し、押圧部材には本体の案内溝に係合させるた
め、外側に広がりをもった断面略M形の係合片を形成す
るとともに、案内溝の上縁には係合片の上端が引っ掛け
られる係止縁を形成することにより、押圧部材を押圧操
作すると噴射ノズルを通してエアゾールを噴射させるこ
とができ、この状態は係合片の上端が係止縁に引掛るこ
とにより保持され、操作の手を離しても連続的にエアゾ
ールを噴射させることができる。また、この位置でさら
に押圧部材を押圧すると、断面略M形の係合片が縮ま
り、係止縁にたいする引掛かりが外れ、元の位置に復帰
させるとともに、エアゾールの噴射を止めることができ
る。
【0012】また、他の押圧部材の保持手段としては、
上下方向に移動自在な押圧部材にたいして、横方向に附
勢された移動可能な係止部材を設けることによって、押
圧部材を押圧操作すると噴射ノズルを通してエアゾール
を噴射させることができ、この位置で係止部材が横方向
に移動して、その突起が係止溝側に入り込み、同押圧部
材が保持され、操作の手を離しても連続的にエアゾール
を噴射させることができる。また、この状態で係止部材
を横方向に動かすと、突起が係止溝から外され、押圧部
材は元の位置に復帰し、エアゾールの噴射を止めること
ができる。
【0013】また、他の押圧部材の保持手段としては、
本体の上部に回動自在な押圧部材を設け、同押圧部材に
噴射釦の上面に当接可能な底面と、底面の後部に形成さ
れた後面を有する押圧片を設けることによって、押圧部
材は、押圧片の底面が噴射釦の上面に当接して自由に回
転することなく規制される。又押圧部材を回動操作する
と、押圧片の押圧突起により噴射釦が押圧され、噴射ノ
ズルを通してエアゾールを噴射させることができる。押
圧片の押圧突起が押圧部材の回動中心を越えた位置で押
圧部材の回動操作を止めると、噴射釦の復元力により押
圧突起が押し戻され、さらに押圧部材を回動させようと
するが、押圧部材が本体の一側に形成された保持縁によ
り保持され回動不能となるため、連続的にエアゾールを
噴射させることができる。この押圧部材は、上記押圧突
起を押圧部材の回動中心を越えて押し戻す方向に回転さ
せることにより、押圧片の底面が噴射釦の上面に当接し
て、元の位置に復帰させることができ、エアゾールの噴
射を止めることができる。
【0014】また、他の押圧部材の保持手段としては、
本体に保持筒を形成し、その内側に押圧部材と、この押
圧部材で押圧される押圧筒を上下移動自在に設けること
により、押圧部材を押下げると、押圧筒を介して噴射釦
が押圧され、噴射ノズルを通してエアゾールを噴射させ
ることができる。この位置で、押圧筒の支持突起が保持
筒内の保持突起に当接して保持され、操作の手を離して
も連続的にエアゾールを噴射させることができる。つぎ
に、この状態で押圧部材を押下げると、押圧爪に接触す
る支持突起がその傾斜部に沿って回転して、次の保持突
起の段差部を乗り越え、一つ置きに形成された溝部に入
り込み、押圧筒とともに押圧部材が上昇し、エアゾール
の噴射を止めることができる。
【0015】
【実施例】以下本考案を図に示す一実施例に基づいて説
明すると、図1において、1はエアゾール容器Aの首部
A1にたいして着脱自在に取付けられる本体であって、同
本体1の上部には噴射押釦A2の両側に位置する側壁2が
形成されている。また、この側壁2の内側には噴射ノズ
ルA3に対向する開口6を具えた筒状の押圧部材3が設け
られ、同押圧部材3を上下移動自在に保持するための案
内溝4が形成されている。この押圧部材3には本体1の
案内溝4に係合させるため、切り溝51により外側に広が
りをもった断面略M形の係合片5が形成され、その中心
部には押圧片52が一体形成されている。また、上記案内
溝4の上縁には押圧部材3の所定の押圧位置において、
これを保持する手段として、係合片5の上端53が引っ掛
けられる係止縁7が形成されている。
【0016】上記の図1の構成により、常時は図2の様
に本体1はエアゾール容器Aの首部A1に取付けられ、そ
の側壁2内の押圧部材3は噴射釦A2に取付けられ上方に
位置している。この押圧部材3を押圧すると、図3の様
に係合片5が係合する側壁2の案内溝4に沿って押圧部
材3が降下し、その直下の噴射押釦A2が押圧され噴射ノ
ズルA3を通してエアゾールを噴射させることができる。
この状態は係合片5の上端53が係止縁7に引掛ることに
より保持され、操作の手を離しても連続的にエアゾール
を噴射させることができる。また、この位置でさらに押
圧片52を押圧すると、断面略M形の係合片5が内側に
縮まり、係止縁7にたいする引掛かりが外れ元の位置に
復帰させるとともに、エアゾールの噴射を止めることが
できる。
【0017】図4は本考案のエアゾール噴射装置の他の
実施例を示すものであって、同図の11はエアゾール容器
Aの首部A1にたいして着脱自在に取付けられる本体であ
る。この本体11の上部には噴射押釦A2の両側に位置する
側壁12が形成され、同側壁12の上部には素材の弾性を利
用した付勢手段として切欠き121 による押圧片122 が形
成されている。また、側壁12の上部には、押圧片122 に
係合する係止部材13が横方向に移動可能に設けられてい
る。この係止部材13の内側には角形の開口14と突起15が
形成され、同開口14内には、エアゾール容器Aの噴射ノ
ズルA3に対向する開口16を具えた筒状の押圧部材17が上
下移動自在に設けられている。この押圧部材17には上記
係止部材13の突起15に係合させるための上下方向の案内
溝18が形成され、同押圧部材17の保持手段として、所定
の押圧位置に対応する案内溝18の上端には、係止部材13
の横移動を可能とする係止溝19が形成されている。
【0018】上記の図4の構成により、常時は図5の様
に本体11はエアゾール容器Aの首部A1に取付けられ、そ
の側壁12内の押圧部材17は噴射釦A2に取付けられ上方に
位置している。この押圧部材17を押圧すると、図6の様
に突起15が係合する案内溝18に沿って降下し、同押圧部
材17の直下の噴射押釦A2が押圧され噴射ノズルA3を通し
てエアゾールを噴射させることができる。この状態は係
止溝19に係止部材13の突起15が入り込みむことによって
保持され、操作の手を離しても連続的にエアゾールを噴
射させることができる。また、この位置で係止部材13を
押圧片122 に抗して押圧すると、突起15が係止溝19から
外れて案内溝18側に戻され、同案内溝18に沿って押圧部
材17が上昇して元の位置に復帰させるとともに、エアゾ
ールの噴射を止めることができる。
【0019】図7は本考案のエアゾール噴射装置の他の
実施例を示すものであって、同図の21はエアゾール容器
Aの首部A1にたいして着脱自在に取付けられる本体であ
って、同本体21の上部には噴射押釦A2の両側に位置する
側壁22が形成され、同側壁22の上部には軸受部23が形成
され、同軸受部23には略V形の押圧部材24が回動自在に
軸受けされている。この押圧部材24の軸受27の下部には
角形の突起25をもった押圧片26が形成されている。ま
た、同押圧部材24の押圧片26の突起25を軸受部23の下部
に位置させる保持手段として、本体21の一側には保持縁
28が一体形成されている。
【0020】上記の図7の構成により、常時は図8の様
に本体21はエアゾール容器Aの首部A1に取付けられ、そ
の側壁22内の押圧部材24は右上がりに傾いて操作端29は
上方に位置しており、押圧片26の突起25は軸受27の直下
から外れた位置にあり、同押圧片26に接する噴射釦A2は
下方に位置している。この押圧部材24の操作端29を押圧
すると、図9の様に同押圧片26の突起25は軸受27の直下
を若干越えた位置で止められ、この直下の噴射押釦A2が
押圧され噴射ノズルA3を通してエアゾールを噴射させる
ことができる。この状態は押圧部材24の操作端29が保持
縁28に当接して保持されることにより、操作の手を離し
ても連続的にエアゾールを噴射させることができる。ま
た、この状態で押圧部材24の操作端29を上方向に押し上
げると、押圧部材24が元の位置に復帰させるとともに、
エアゾールの噴射を止めることができる。
【0021】図10は本考案のエアゾール噴射装置の他の
実施例を示すものであって、同図の31はエアゾール容器
Aの首部A1にたいして着脱自在に取付けられる本体であ
って、同本体31の上部にはエアゾール容器Aの噴射ノズ
ルA3に対向する開口32を具えた保持筒33が形成され、こ
の保持筒33内には押圧部材34と、押圧筒36が夫々上下移
動自在に装設されている。この押圧部材34下部には放射
状に複数の押圧爪35が形成され、同じく押圧筒36にはそ
の押圧爪35で押圧される位置に、これ対向する一つ置き
に、所定の傾斜部38を有する支持突起37が形成されてい
る。また、上記本体31の保持筒33内の上部には上記押圧
部材34の押圧爪35を上下移動可能とする溝部41を有する
とともに、上記押圧筒36を所定の位置で保持する保持手
段として、支持突起37の傾斜部38に接触する位置に夫
々所定の傾斜部42を有する複数の保持突起43が形成さ
れ、その保持突起43の間には一つ置きに上記押圧片36の
支持突起37を上部に復帰させるための深溝44が形成され
ている。
【0022】上記の図10の構成により、常時は同図の様
に本体31はエアゾール容器Aの首部A1に取付けられ、
その保持筒33内の押圧筒36の支持突起37は図13(a)の様
に深溝44内に位置しており、押圧爪35を介してこれと一
体に押圧部材34は上方に押し上げられており、同押圧筒
36に接する噴射釦A2は上方に位置している。この押圧部
材34を押圧すると、図13(b) の様に押圧爪35が溝部41に
沿って降下し、これに接触する押圧筒36の支持突起37が
その傾斜部38によって回転して、次の保持突起43の段差
部P1を乗り越えると、ガス圧で噴射釦A2の押上がる力に
より、図13(c)の様に保持突起43の傾斜部42に沿って回
転し、次の保持突起43の段差部P2に当たった位置で保持
される。この押圧筒36の下がった位置で、噴射押釦A2が
押圧され噴射ノズルA3を通してエアゾールを噴射させる
ことができ、この操作の手を離しても連続的にエアゾー
ルを噴射させることができる。つぎに、この状態で再び
上記押圧部材34を押圧すると、上記と同様に押圧爪35が
溝部41に沿って降下し、これに接触する押圧筒36の支持
突起37がその傾斜部38によって回転して、次の保持突起
43の段差部P2を乗り越え同保持突起43の傾斜部42に沿っ
て回転し、同支持突起37は一つ置きに形成された深溝44
内に入り込み、押圧筒36とともに押圧部材34が上昇し
て、エアゾールの噴射を止めることができる。
【0023】
【考案の効果】以上の様に、本考案のエアゾール噴射装
置によれば、エアゾール容器の首部に本体を着脱自在に
取付けられ、この本体内には噴射釦を押圧するための押
圧部材が設けられているので、これを押圧操作すると噴
射釦が押し下げられ、噴射ノズルを通してエアゾールを
噴射させることができる。しかも、本体にはこの押圧部
材を所定の押圧位置でこれを保持するための保持手段を
構成しているので、上記エアゾールを噴射させる位置で
押圧部材を保持することができ、操作の手を離しても連
続的にエアゾールを噴射させることができる。またこの
保持手段による押圧部材の保持状態を解除すれば、直ち
に押圧部材は元の位置に復帰して、エアゾールの噴射を
止めることができる。これによって、エアゾールを連続
的に噴射する際に、引き金等の操作部材を連続して操作
する必要がなく、エアゾールの噴射の開始と停止時に、
押圧部材を押圧操作するだけで良いので、操作する手の
疲れをなくすことができる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すエアゾール噴射装置の
要部分解斜視図である。
【図2】同じく図1のエアゾール噴射装置の不使用時の
要部切欠側面図である。
【図3】同じく図1のエアゾール噴射装置の噴射時の要
部切欠側面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示すエアゾール噴射装置
の要部分解斜視図である。
【図5】同じく図4のエアゾール噴射装置の不使用時の
要部切欠側面図である。
【図6】同じく図4のエアゾール噴射装置の噴射時の要
部切欠側面図である。
【図7】本考案の他の実施例を示すエアゾール噴射装置
の要部分解斜視図である。
【図8】同じく図7のエアゾール噴射装置の不使用時の
要部切欠側面図である。
【図9】同じく図7のエアゾール噴射装置の噴射時の要
部切欠側面図である。
【図10】本考案の他の実施例を示すエアゾール噴射装置
の要部切欠正面図である。
【図11】同じく図10のエアゾール噴射装置を分解した要
部切欠側面図である。
【図12】同じく図10のエアゾール噴射装置の分解底面図
である。
【図13】同じく図10のエアゾール噴射装置の動作説明用
の要部展開図である。
【符号の説明】
1 本体 2 側壁 3 押圧部材 4 案内溝 5 係合片 6 開口 7 係止片 11 本体 12 側壁 13 係止部材 14 開口 15 突起 16 開口 17 押圧部材 18 案内溝 19 係止溝 122 押圧片 21 本体 22 側壁 23 軸受部 24 押圧部材 25 突起 26 押圧片 28 保持縁 31 本体 32 開口 33 保持筒 34 押圧部材 35 押圧爪 36 押圧筒 37 支持突起 A エアゾ−ル容器 A1 首部 A2 噴射押釦 A3 噴射ノズル

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とするエ
    アゾール噴射装置。 (イ)エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる
    取付け部を有する本体と、同本体内でエアゾール容器の
    噴射釦を押圧する押圧部材と、押圧部材の所定の押圧位
    置でこれを保持する保持手段を備えていること。 (ロ)本体の側壁には、押圧部材を上下移動自在にガイ
    ドする案内溝が形成されていること。 (ハ)押圧部材には、本体の案内溝に係合させる係合片
    が形成されていること。 (ニ)保持手段は、押圧部材の押圧位置において、係合
    片を引っ掛ける、案内溝の上部に形成された係止縁であ
    ること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とするエ
    アゾール噴射装置。 (イ)エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる
    取付け部を有する本体と、同本体内でエアゾール容器の
    噴射釦を押圧する押圧部材と、押圧部材の所定の押圧位
    置でこれを保持する保持手段を備えていること。 (ロ)本体の側壁上部には、付勢手段を備え、横方向に
    移動可能な係止部材が設けられていること。 (ハ)係止部材の内側には押圧部材を移動自在に受け入
    れる開口が形成されるとともに、突起が形成されている
    こと。 (ニ)押圧部材には係止部材の突起を係合させる上下方
    向の案内溝が形成され、同押圧部材の所定の押圧位置に
    対応する案内溝の上端には、保持手段として係止部材の
    横移動を可能とする係止溝が形成されていること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とするエ
    アゾール噴射装置。 (イ)エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる
    取付け部を有する本体と、同本体内でエアゾール容器の
    噴射釦を押圧する押圧部材と、押圧部材の所定の押圧位
    置でこれを保持する保持手段を備えていること。 (ロ)本体の両側壁上部には、押圧部材を回動自在に軸
    受けする軸受部が形成されていること。 (ハ)押圧部材には、噴射釦の上面に当接可能な底面
    と、底面の後部に形成された後面を有する押圧片が設け
    られ、底面と後面の頂点によって押圧突起が形成される
    ようになっていること。 (ニ)本体に一側には、押圧部材の保持手段として、押
    圧片の押圧突起が噴射釦を押圧しながら押圧部材の回動
    中心を越えて回動した位置において、押圧部材を保持す
    る保持縁が形成されていること。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とするエ
    アゾール噴射装置。 (イ)エアゾール容器の首部に着脱自在に取付けられる
    取付け部を有する本体と、同本体内でエアゾール容器の
    噴射釦を押圧する押圧部材と、押圧部材の所定の押圧位
    置でこれを保持する保持手段を備えていること。 (ロ)本体には複数の押圧爪を有する押圧部材と、この
    押圧部材で押圧される押圧筒を上下移動自在に保持する
    保持筒が形成されていること。 (ハ)押圧筒には押圧部材の押圧爪で押圧される位置
    に、これに対向する一つ置きに所定の傾斜部を有する支
    持突起が形成されていること。 (ニ)本体の保持筒内には上記押圧部材の押圧爪を上下
    移動可能とする溝部が形成され、かつ上記押圧筒を所定
    の位置で保持する保持手段として、支持突起に接触する
    位置に夫々所定の傾斜部を有する複数の保持突起が形成
    され、その保持突起の間には一つ置きに上部に復帰させ
    るための深溝が形成されていること。
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